下鴨yugueにて
角が生えて
二階に座る
余生を送る
ぎざぎざの頭
どこからなにを
だせばいいのか
分からなくなった
二分咲きの
棒に通した
輪型のパンを
担いで来るのは
春の祭司たち
葬式には
水餃子
言い遺して
飛び降りた