3度目の終わりのclicheに 過去は相も変わらず 見開かれているというのに 短い希望が(短い希望で終わらぬように)
あと3本 になるといつも 思い出す我田ブルース 未来は誇らしげに開いていた
最後の贅沢のようにして食べ ここに立ち寄った何人の人が死んだのかと あゝ私は何を終わらせようと
残りのない 今に 迫り来る未来 あとは淋しい梅雨の外に 漕ぎ出して行くだけ
3度目の終わりのclicheに 規定されてゆく生活があるなら ひと足 お先に