tori kudo

Back to the list

2012.2

寒気

 

スフィンクスの座り方で 一匙の魚油を受けてからというもの 一切の語呂合わせを受け付けなくなり 舗装されていない小径を 悪人のような顔をして 幾日も連れ廻した

次から次へと都市を通り過ぎ hollow skyから 雪がちらつくまで カラオケのように廻り込む冷たさに時間を寄り添わせた

 

I wouldn’t like to do anything on you

on the wheel

 

縦縞の上下のきみの眠気を襲う寒気のように ひとしきり水に溶けた緑の 安全な主人公という錯覚 のような眠気から覚めるよう人々を助ける夢遊病者の ソーシャル・ネットワークの樹々の梢に積もった雪が ひとしきり 人工の光に照らされ その緑の眠気の中に 無理矢理血が浮上してくる

 

無理に搾り出すように返事しようとすると するすると自分の体が声を横切っていく

 

それをしないことが最高であるような人為的ミスとしての作詞の不適合による死は半数に及ぶ

難しいから分かりませんと言えない分野が緑のティンクトゥーラの中を昇ってくる

 

 

 

2月4日

(腹の時からの違反者が)

 

腹の時からの違反者が 苦悩の溶鉱炉で ディペンデントな責任転嫁 

猿投阿寺断層・・

サザンの「夏をあきらめて」みたいな地震 その断層上で上下左右にスライド

 

 

 

立春に水漬いて蝉が前のめり

 

 

 

突然死

 

起きられない事を主題にしていた頃

立春のアルトーは 水に浮く繊維質の糞のように それでもあいまいだった

突然死が増えて風呂場からビワの笑いが消え

我々は屍の上に蠢くバンド名のような青春を終わらせた

全ての神に祈ると一五〇年はかかるので

我々はチリ紙で鼻をかむ

タンタンtintinのような寝癖で 立ち昇る香のような形をしたティッシュを抜き取ると シリカとアルミナで出来た我々の胸のサンドイッチからも水の層が抜けていく

長い髪の支流を追い オレンジが労働のように日焼けしている

 

起きられない朝にペンを持ったおれが先に歩いていく

おれは勝手なセンサスcensusをしている

しもべをぼくと読み違え

ソロモンの前で子供を切り分けることに同意した女が

死にたい と言っている

 

2月 11日

ひさしぶり腹に巻き付く困ったな忘れることを忘れろなんて

先を越されて嬉しくて

でもぼくはきみに入れる非望のことを想った

希望なんてなくてもいい

腸をしめつける角度の疼きから

何色のバトンを渡す

一番辛いのは希望がないことではなく希望のあるふりが出来なくなることだ。絶望はむしろ楽しい。

希望などなくてもいいさ一度だけ誰にもばれない嘘をつけたら

髪の毛を抜きはじめて困るのはただ存在していることの言い訳

 

歌っても語りと言うね弾き語り語り物から来てるのかも

五+シング ライク ストーキング

アンナプルナみたいね春の雪の峰

園子温はロック史も映画史もないと言ってる。三歳年下だとやっぱり引っ掛からないんだな。

打ちながら握ったままで寝落ちする巷じゃよくある話みたいね

DVと三・一一PTSDから見れば同じうちそと

物を視る喜び少し春めいて止血のウェットに自閉の儀式

春めいてアルツの風味の茶漬 かな

 

背後に真露の並ぶカウンターに怯えた招き猫が立ち居り

2.16

yokohama shichoshitsu2

on the wheel(a theatre piece colaborated with jacob wren)

2012年国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2012 TRAM

 

on the wheel – a theatre piece colaborated with jacob wren

そういう訳でぼくらはブラブラ病とリアル病に罹るしかなくなってゆく

地層のない、アミダのような平面を

野獣の像に命を吹き込むように、カラオケの駄曲に命を吹き込もうとして

きみは泣く

突然死にはエリック・ドルフィー、癌にはビリー・ホリデイ

きみはうたのたてよこを知らない

アミダを梯子のように空間に掛けてみせたら

金タワシの中を進むナメクジのようにぼくらは

 

 

 

 

 

too many wives

 

too many wives 

in short lives

imperfect reasoning  

to get around

the forbearance goes on

for some time

 

so with impunity 

with no immediate negative consequence

no sad outcome

eventually

consequence

down the line

 

too many wives

in short lives

king Solomon

was not immune

went astray

lost the favor

 

 

 

寒風

 

かつては自分が切り出された岩、自分が掘り出された坑の窪みを思い見る

手のひらに子供の名まえを刻む

子どもたちは気絶する

返済の目どがつかない身体を軋ませて

かつて自分が居た負の空間に耳を見ひらく

 

 

 

 

choices

 

選ぶ

巽にしんにょう

道の左

その町は小ローマのようであの町は小京都のようで

仲間は十人に充たなかった

小さなローマのようにしてあちこちに泉があった

ちいさな京都のようにしてあちこちに中心があり

退いた塹壕も散見された

乾いた土の瓶の口

いっそ間違いなのなら

別の軽い家のように

振る舞おうか暴行を受けても

感情 小京都

気落ち 小ローマ

立ち 単純 立ち返る 

字ばかり書いて

篩にかける

みじめ

きみを 迎えに行くべきだろうか

絶滅を迎えて

何でこんな

艱難

数日間のうちに

決定を下さなければならなかった

いよいよその時は来た

同じでいいというわけではない

ルワンダ

終わり

生ぬるい

生ぬるい

生ぬるい

 

己己

  共 

  巽

 

にしんにょう道の左

どの町も東京のようで

会堂を建てるには規定数に充たなかった

小さなローマのようにしてあちこちに銭の泉があった

ちいさな京都のようにしてあちこちに中心があり

わたしがかつて退いた塹壕も散見された

乾いた土の瓶の口

いっそ間違いなら

別の塔のように

振る舞おうか

字ばかり書いて

サタンが篩にかける

絶滅を迎えて

選ばなければならなかった

いよいよその時は来た

今までと同じでいいというわけではなかった

 

空間の歪みに落とし込まれ物差しと一緒に膨張するぼくらは本当はテレタビーズ並みに巨人かも知れない

 

 

 

 

(先を越されて嬉しくて)

 

 

 

 

風邪

 

不義の時間は尽きようとしていて 青空は輪転機に巻き取られ

素人の描いた風呂屋のような松の絵がカラオケスナックのステージ背面いっぱいに貼られている

夢現のまま青天井に叩きつけられて出来た十字を誤解してきたお蔭で私達が背負わされているガンのような不死

今日も遅れた明るさの包囲網の中で 未発見の生物が瞼を閉じている

ペンキ絵のような青天井の裏側にある高い考えは 許したい ということ

不義の時間は尽きようとしていて 青空は輪転機に巻き取られ

風邪の宇宙はティッシュのように 変形させられる

 

 

競輪場の串カツよりまだ細いで

風花や蕎麦湯で溶かす胸の中

環状線めっちゃ暑いやんか

 

 

2月23日

ほんとなら「あ」を押すだけで出る筈の 「愛してるよ」の予測文字列

愛 あい あ 愛してるよ あもいけよう あとで あるほうが あっても あなたは 表す あなたの ァ ぁ あとは 会えます あとね アート あります あるのではなく 相手 表される 或いは ありながら 朝 雨 頭 あまりに 味 ああ あれ 新しい ありがとう 足 あたし 後 アドレス 秋  アルバイト アジア あらゆる 改めて あんまり アップ アメリカ あちこち あっ 安心 アルバム アンケート 遊び 新しく 相変わらず 明らか アクセス あっさり あくまでも 脚 甘口 あんな あくまで 穴 アホ 赤ちゃん 怪しい アーティスト アウト 青 赤

 

 

2月27日

 

徳永都の結婚式に

 

飛ばす農道

ローカルな受動

自動じゃないぜ二輪

臨終後にはゆるす不倫

それまでは封印

タンスに隠す過去

ダンスとしての音

落として割る皿

家庭のプロセス

今日までの都は焼き払え

シャッター街押しやって空けるソラの上で ウェディング

親から離れて始まる地上のファミリー

とうとうmarried 使うのはダンスのメソッド

コンタクトインプロヴィゼーション/ループ する双方向コミュニケーション

がんばれは最深の地層で  感謝はすべて の、愛してるは表層のループとして。

 

 

@home水の毛布で眠るなら

 

 

2.23-4.1

exhibition

osaka tearoomAVON

“磁器の剥きだしporcelain exposure”

events

2.23 

・opening live performance and interactive talk session -the history of Rock- w/jojo hiroshige(unplugged)

・screening of related films

  stone in the river

  the selfish giant

  etc

2.25
・recapitulationnal reenactment of a theatre project with jacb wren:
“i wouldn’t like to do anything on you thrown on the wheel”
including interactive talk session by satoshi nakazawa(onpasha), atsuko hirose and kaoruko munetomo(avon), etc
participants are welcomed
・on screen
piano exposer2011
sombre dimanche 2011
sound track for miyokoasagayakibun 2010
other recorded performances 2008-2010, etc

recapitulationnal reenactment of a theatre project with jacb wren: “i wouldn’t like to do anything on you thrown on the wheel”

2.26

nakazakicho commoncafe

マリが泣くならみんなで泣くパフォーマンスに切り換えます

恥ずかしながら帰って参りました
ループはだんだん増えていって集合写真に似てくる筈だった。@HIROSE_atsuko
新潮二月号の日記特集に辟易。彼らは与えられた「プロジェクト」の外に出なければならない。

園子温はロック史も映画史もないと言ってる。三歳年下だとやっぱり引っ掛からないんだな。

 

2月29日

 

静電気

 

二枚の衣服を剥がす時

彼女が持ち歩いていた毀れた助詞の一画か らひかりが走った

夜は霊的 昼はワールドリィ 

昼は霊的 夜はワールドリィ

辻褄袷のような火花だった

 

 

菅原文太は今更映画で人を癒すことなど出来ないと言って引退した 高橋健太郎は再稼働したらもう音楽に出来ることは何もないと断言した

 

全ての音楽の終わりは近づいた その後柔らかい草のように骨が芽生えるだろう

 

#ABOUT なんで休むんだよ 来週までどうやって生きたらいいんだ