tori kudo

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2013.9

9月1日 

山が 横たわっています

乱暴な絵筆が空に×印を付け

日の暮れは向こうに投げ出され転がってゆく絨毯に追い付かぬ昼の歯を浮かせます

http://photozou.jp/photo/show/ 302671/186301154...

太陽の冷製、月のポワレ

ビルは人が落下するために建てられる

 

山が 横たわっています

乱暴な絵筆が空に×印を付け

 

日の暮れは向こうに投げ出され転がってゆく絨毯に追い付かぬ昼の歯を浮かせます

 

太陽の冷製、月のポワレ

ビルは人が落下するために建てられる

 

 

反原発運動は放射能を竜巻のように隠喩に変えることができないから正しかっただけだ。

しかし最終物質としての放射能が隠喩になった時、人々を結び合わせていた唯一のコモンが消えることになり、運動は他の左翼的抵抗運動と同じ次元に着地することになる。 倉地の大沢君の歌は、しばき隊の男の子と在特の女の子が恋に落ちた話だと思う。

倉地の歌は全部そうだ。要約すれば、「すべての二項対立をロミオとジュリエット化せよ」ということになる。 そこに暗喩化だけに生きる者たちの弱さを看て取ることができる。 吉本は暗喩化できないものに反対側から近付いて触れることが出来た思想家だった。

だから貶されながら死んだのは彼の栄光だった。


9月3日 

きみはひとりではない 放射能から愛されている 放射能のように愛されている ルーだって放射能 is my wife, is my fe と唄っているではないか 外食チェーンに 通う暮らしの中できみはそれを実感している筈だ

9日のテーマは「現在地に於けるサイケとは何か」というものです。夢と現実を縫いながら音楽は見世物としての外衣を身に着けていきます。

ハバナにいた頃平岡正明がよく石川セリを 連れてきてはボサノバとか聴かせて教育していた。さっきラジオで武満谷川の「死んだ男の・・・・」をセリが唄っていたので思い出した。平岡さん良かったな、と思った。車で高知に向かっている。 どしゃぶりの中ごめん駅の周りをぐるぐる廻ったらタベルナ何とかというイタリア料理屋の看板が急に可笑しく思えてきた。林で囲んだでかい洋館に入ったら雨を避けた人々が大勢ものを食べていた。砂糖のスティックには目盛が印刷されて物差しになっていて、ここでもボサノバが流れている。


9月4日 

「あれ喫茶店かしら」「美容院だよ」 「小降りになったわね」「目だ!台風の目 だ!」

 

秋雨や昭和は遠くなりにけり

秋風や昭和は遠くナラメヤモ

ホロヴィッツが何を弾いても星条旗よ永遠なれに聞こえる。オバマは傀儡の口パクに 見える。アサギリ成長したなあ 樋口さんみたいだぜ 音楽を聴くとはホロヴィッツの裏側を聴くていうこと。引退期間中にのみかれの音楽 はある。ということはうたわぬ詩人こそが詩の場所を鋭利に意識しているという点で真の詩人であるということになる。 詩よりも詩の場所が重要であるという言い方は、健康は命より大事というジョークに似ている。それはゾーエーはアニマより大事という考え方に起源を持つ。 そしてそれは相対的な権威を持つ者に利用されやすい。 体を殺せても魂を殺せぬ者を恐れるなという言い方の強さもそこにある。

人の幸福はその命の剰余部分の自足にある。

むなしさもまた。

 

高知からの帰り雨で通行止め http://photozou.jp/photo/show/ 302671/186528409…

ようやく海に出た。こんな曇りの日に海が 青く見えたら気持ち悪いだろうなあ


9月5日
寒い 寒かったら服を着ればいい。まだ寒かった らもう一枚。それでも寒かったらもう一 枚。おれは服を着ないからいけないんだ。 ところで味方って必要なのか? 家の前に亀が来たので池に連れていってやった。 ムシさんにみかん五枚と芋を送ったところだった。

飴屋さんの家族が来るので草を刈った

 

秋雨や昭和は遠くなりにけり

秋風や昭和は遠くナラメヤモ

 


菅野さん、また若返って走れるようになるんやで

 

9月5日

家の前に亀が来たので池に連れていってやった。

飴屋さんの家族が来るので草を刈った

 

 

 

9月6日

藤倉大凄いな

輪の時間と矢の時間がある

 

淫行

 

水が干上がるという

散文のどしゃ降り

背骨のないものにも整体を施す

旋律

聞き間違えて進んでゆく黄色や

刈り取られるツルムラサキ

路面電車の行く先はどこも同じ

淘汰された限界点

打ち殺される者はここまで及び、地の肥やしのようになる

人間は肥料になるのだ諸君

不活発な発泡が言葉を盗み取っている

 


9.9

showboat

現在地に於けるサイケとは何か

mshb 水晶の舟

 

2013.9.9 showboat 現在地に於けるサイケとは何か

 

 

 

 

やば豚

 

 

 

9月11日 

rock n role

私の体は日本みたいだ


under controlのループ映像に打ち込みのバ スドラとスネアが入って 
abeno-mixやな 
it rains on our cut tail やがて動かなくなる 
南国市役所 http://photozou.jp/photo/ show/302671/187092967... 
高円寺の大将のメニューが楽譜を入れた手 提げ袋に紛れ込んでいてそれを19:15南国市 のホテルで見ている。 

9月12日 
一連の冬瓜づくしが終わって今日から自然 薯 東では茸が食べられないのは辛いだろ うな
 
9月13日 

前は舐めても味しなかった秋が鬱屈した溝胡瓜に澱んでいる秋味秋晴秋風秋場所秋葉 原秋雨秋田県

http://photozou.jp/photo/show/ 302671/187196924... 
http://photozou.jp/photo/show/ 302671/187197824...

トリカブトを嘗めてみたんだけど

血痰が出るばかりで

 

9月14日

茶の湯とは、ただ湯をわかし10Bq以下の茶をたてて、飲むばかりなることと知るべし

 

代官山ルピシアのおしゃれな緑茶貰ったけど産地が分からないから飲まない。現在茶を飲むには知性が必要で、茶を選ぶことが今の茶道である。茶の木は自分で植える。茶の湯とは、ただ湯をわかし10Bq以下の茶をたてて、飲むばかりなることと知るべし 利休を遵守すれば家元と国の間に図書館戦争ならぬ茶道戦争が勃発 楽家や三輪良彦、中里隆を始めとする窯屋も、国が放射能を漏らしていいなら焼き物が漏れてどこが悪い、とだだ漏れして飲めない茶碗を作って対抗 裏千家は地下活動へ走り抹茶粉末を山手線内に噴霧 テロの劇化に伴い、茶の湯関係は法輪功的な弾圧を受ける。窮地に追い込まれた茶道家はフクイチ建屋を茶室に見立て最後の茶会を開き自ら汚染水で茶を立て集団自決しようとする。 とその時沖合からゴジラが現れ、自分も茶の湯を学びたいと言う。実は石黒宗麿と小山富士夫はそれを見越してゴジラ用の茶碗を制作していたのだった。

ゴジラの茶会なので急遽皇室関係や要人も呼ばれたが、ゴジラの茶碗は漏れるので、 皆ずぶ濡れになった。侘び寂びの事とて文句を言う勇気ある者は居なかった。 結構な御点前で、と習い覚えた修辞をゴジラが発すると、日本国民は多幸感に包まれた。 中国茶が嫉妬して東方美人を連れてきたが高い線量に敢えなく病死した。

列席者もコクーンの舞台のように次々と倒れていった。恍惚の裡に死んでゆけ!と武智鉄二が叫んだ。秋津島に一陣の風が光った。了

 

9.15

welpia

 

 

9月18日

夜半酔わね「世は余話ね」余は弱音哉

月明かり薙ぎ倒された田面を過ぎ

彼岸花は夏の蕁麻疹か

 

9月19日 

キモーい マジむり

まんまるだあ

 

9月20日 

パウロになって愛が多用されるようになるのは愛がないから、というより愛の流通経路が問題になってきたから 愛の労苦が搾取されるのではない。剰余を解体するのが愛の問屋だ。

 

9月21日 

月は煌々と夜を航る

 
http://photozou.jp/photo/show/ 293171/187770172... http://photozou.jp/photo/show/ 293171/187770190... 

9.22

七針

9.23

ガラ携

ブルートゥース

9月25日

もういい時間じゃんねー

祈ると折ると字は似ているね一斤二斤と数えるのかな 体

線量計五文字と気付き歌になり易きと思う我ならなくに

生きねばとか言ってるけど本能だからあたりまえじゃんねー

思い出し

風しけた夜

の窓に当

たる思い出し風しけた夜

 

夫婦滝 

9月27日

秋味や空を味わう余裕なく

 

岩はレゴリスの部分で混ざり合う

私たちの 社交のように

 

憎しみによって確認するものは愛と言うより煙草に似ている

「思い出し 風」しけた夜 の窓に当たる 「思い出し 風」しけた夜

9.29

音凪

ソロ、摂、池田

 

9.30

天神アーケードを中崎まで歩く

ムジカ

ノイズそばに行く

 

或る役者

 

役を貰った

冷静なふりをして殺される役

シナリオを貰った

「似合う人」の役だ

 

「似合う人」は「似合わない人」によって構成された空間に填まり

ぶちまける中身もなく

挿絵のように登場する

「似合わない人」の顔は

 

永遠に埋め合わせられ続ける

欠損の裏返しとしての幸い

 

みな同じなのに

どうしてこうも違うのか

 

こんなに近いのに

入れない

回転する剣に

不意に口の辺りが歪んだ

涙の出ない顔が歪んだ

 

調節出来ない体温のブレザーの中でわたしは

凝っとしている

さむあつくあつさむい

面と向かった体温

単純な黒い線に割り振って

響かない水底の鐘

ペーパーナイフ或はクリオネ型の足の下の 水

目を向けたら沈み始める

いい野菜が少なくなった

 

 

当日まで一緒に成長させておきなさい

灰色の絵の 黒い本

季節の中で歯ぎしりする

皿のデザインは大きさに関する話

顔が大きくて撫で肩

えっ結果ではなくて動機なの?

 

空気を征服する

撫で肩の小人

集団虐殺と 嘘

 

 

硬い黄金町

青い熱

組んだ足の逃走線

が湾岸に下る

許すべき理由はあるか

不当につけ入れられるままにすることと

許すことを勘違いしていないか