2017.12
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12.22-23
12.24
w/aya,
12.25
w/umi ishihara

国道一号 久世橋
通りの真ん中を歩いているので道が羽で塞がっている
ただひとり困った顔して十三夜
写真だけ送り届ける十三夜言葉を出せない理由があって
恐くて見られぬ気持ちは分かるメール開くと月が死ぬ
りちょうのりの字も変換できず思わずガラ携ぶん投げる
空が広くて片身が狭い
十六夜を浴びすぎている余命かな
いつてらつしやい
いやしてつらい
いしやのいつてつ
いやいやらしい
ぼくはクジラ
鳥の群れをひと呑みに
バッテリー切れに語呂打ち込んで朝
終わりとは
旅の途中で給油して
家に戻った翌日の
ガソリン切れの点灯の音
彼らは、”ラジオのように”の受容に失敗した世代である。
ひょっとしてびよは夜一人でスキップしてるのか?
家には骨がいっぱいある
磁器をプレゼントされるたびに
部屋はさらに賑やかな墓場になる
ホラホラ骨は踊る
鬼太郎みたいにたのしい死なないなんにもない
誕生日に死にたい
死ぬ日は生まれた日に勝るから
せめてイーブンに持っていきたい
生まれた日に死ねば良かった
死ぬことに感謝して生まれることができる
生きていても迷惑をかけるだけだ
誕生日に死にたい
それが一番のプレゼントだ
大空に池ありて飛び込む寒気
畳に座り薬指に青白磁の玉を填めたタコの出来た指たちが
てんでばらばらの角度で
白地にダリアの野暮ったい寝間着に載せられて
爪は短く切りつめられているが三日月は見えない
7年分の湯の温度の唇と風雪が積もり積もって
日に晒された手の甲の下
行きつ戻りつ
血は赤く青く
骨から垂れて落ちた青白の玉を
脇見して逆走して捕まる
溜池の対岸の鴨らの寄り付かず
死ぬぞ
死ぬぞ
青空
行雲
枯草
滅びの前の優しさは
11月の風のように
苦しくない時はほぼ偽りの万能感に浸っているだけだ
もう寝る(少し怒った声)
起きた(少し怒った声)
自衛隊の射撃訓練とオスプレイうるさい
人類皆殺しにしたい
バカ
カボチャ
憂鬱な雨
事故大目
レッカー停め
パトカーと
白いカッパ
ワイパー
絶望的な見通し
借家住まいの地金無し
体力落ちてやる気なし
今日も無視された
明日も無視されるだろう
もう居なかったことにしよう
死にたい
ぼくの人生は失敗だった
ライブなんかしなければよかった
自分が客なら聞きたくない
もう寝る(怒った声)
人生もバッテリー切れ
起きた
夢の中では楽だった
口内炎ポエ太は火を噴く夢を見る
目覚めると死にたい
日馬富士ポエ太は起きてラインしてるやつを全員殴り殺す
スマホないので自分の毒を自分で飲む
スマホってアホなひびき
語尾砂漠で逢引
バンドではないのにイベントに呼ばれた
死ぬほど普通のふりをしなければ
自分の毒を飲めばメタルになり吐けばコアになる
それらは細菌の働きによる
シアトルで見たソニックユースはつまらなかった
種を吐けば細菌は拡散する
マルタさんはじゃあ細菌が神なんですねと喜んだが
違う
悪魔だ
突っ立っていることで免れようとする金管の中に毒の唾液を流し込む
細菌は映像を曇らせる
そうやっておまえは
(気をつけろ)
やくざに乗っ取られた温泉のようだ
老人たちに自宅から持参した睡眠薬を飲ませ夜勤を快適に過ごしている介護士は、施設の脱税を知っており施設は彼を首にできない
それを知った別の介護士が辞めたいと申し出ると、辞めるなら介護資格を剥奪すると脅された
a 一切を暴露して辞める
b 睡眠薬をやめさせる
c 脱税をやめさせる
d そのままでいく
e 老人を殺す
f 施設を破壊する
おわかれかワオ
A
↑GF#DGF#DGF#DGF#DGF#Dシスターレイのドラムチューニング
タヌキチツテトトテチテタ
博多にて
モーツァルト「モツ あると?」
アルバイト店員「あるばい」
おなか空かない
銀杏の黄色のみ明るい
苦しく、死にたい
おなか空がない
三角旗痛い
ヤンキーの黒い軽のワゴンが割とスピードを出して通り過ぎたので散歩中道に立っているだけの僕とのスピードの差は歴然としており スーパームーンを過ぎた月は明らかに歪で 朝は冷えるだろうとの予報 ただ突っ立ってるだけなのに 猛スピードで突っ込んで来る 月は 歪な歴然 歴然の歪に 寒気団は いちばん長い日の 蒲団の下に 猛スピードで潜り込もうとして 突っ立ってるだけなのに 猛スピードで突っ込んで来る 歪な歴然 歴然な歪に 寒気団は いちばん長い日に 潜り込もうとして 猛スピードで 突っ込んで来る
めがあいておきたしぼんだゆめの痕
めがあいてめしいただくのうすさむくて
めがあいてぎがくるうのうはたまの葱
めがあいてはながあいてだはたし愛
めがあいてゆがいてといてみそすする
めがあいてめいがいておいがいなくて
めがあいてぱっちりあいておにんぎょう
めがあいておれがあいてだこのやろう
めがあいてめがあきすぎていけんじゃろう
めがあいてあきすがはいるくちのなか
ぬばたまの夜中のなか卯に店員は鴨そば小を調理してをり
光焦げ枯草色の夕暮れにうちそとの気温近づきつあり
世のものではないので
世の中ではよくある話とたかをくくって
世をひとくくりにする、
世のものではないものたちの中の落伍者
富士そばで道連れ川という世の歌謡が流れている
人類を道連れにしようとするのは悪魔
ひとくくりという道連れ
ひとくくり海に飛び込む豚の群れ
辛い腕をふるう
ひとりでは死にたくないと豚の群れひとくくりにして道連れの海
ひとりでは
死にたくないと
海に道連れ
ひとっくくりに
豚の群れ
わざと古い板を使って建てたと覚しき廃校じみた施設の、自分との関係なさ故に吐瀉する、見えないビンロウジの、点々と。
どんな下からでも始められる。
上にあるものは下にあり、下にあるものは上にある、というのはよく知られた言葉で、実効性のあるものだったが、最近は、上が上をなぞり、下も上をなぞっているのが実情だ。
こだわるからセクトに分かれる。
暗い北海道で
雪掻きをする母子
原本を発見して
旗を振ったのだ
目は四つある
上と下と自分と他者に
核で旗は振られているが
子音のない表れ
作文は読まれ
(ムシェットは読まされ)
固有名は閉ざされているのに
九つの尾には九つの呼び名があった
父なし子を苦しめてはならない
森に入っちゃいけないったら!
ラングドシャの真ん中の月明かりを
憶測して
蛍がまた孵る
焼燔の捧げ物として娘を捧げる
暗い北海道で
雪掻きをする母子
原本を発見して
旗を振ったのだ
目は四つある
上と下と自分と他者に