2014.8
8.1 sapporo@taiwanryorigoto
8.2 sapporo@galleryinukai
8.3 otaru@otarubungakukan
8月6日
串カツ食べるか×2
歌詞は必ず二度繰り返される。
「きみたちのうち誰が,思い煩ったからといって自分の寿命に一キュビト(約44.5㌢)を加えることができるだろうか」、とイエスは言った。
時間に距離を加えるには、ちがう次元が必要だから、それは無理だ。
けれども、ひとつ、言えることがある。
二回目を歌う豊田が、そこにいるとき ほかの どんなものも 豊田に かさなって そこに いることは できない。
一回目に一㍉でも加えることが出来たら!
歌詞をかさねあわせることによって生じる、二回目のそのずれに豊田は寿命を賭けているのだ。
8.8 +aya aoyama@lastwaltz
8月10日
おはよう、嵐の夜。おやすみ、あら探しの朝。
岡山で暇だからゴジラ観る。札幌で伊福部さんの手書きのスコア見たらタイトルがロシア語だった。彼のギリヤークの歌曲集にオロッコの女の子に振られた、というような歌があり、(アイヌのアの字もない。)そのタイトルはアイアイゴジラ、みたいな語だった。
8月11日
一日 の 悪い こと は その 日 だけ で 十分 です
8.12 mshb kasugai@cawa
8.13 osaka@loft+1west 能勢伊勢雄
8.14 kochi@kochi museum
8月17日
君のため夏は終わりと叫びをる拡声装置としての野のゆり
入道てふ訳でもなくて天暑き
8月19日
似た節でかなかなを待つ虫の有り
似た節でかなかなを待つ草の虫
ひぐらしの哭く間だけ黙祷す
ひぐらしの哭く間だけ項垂れて
札幌の regreg のDVD を通して観たが、北海道はもう、何をやろうと、何から逃げようと、いかに耽美に走ろうと、アイヌを通してしか語れないと思う。僕の愛する札幌の友人たちは先住民の地層の上で揺れているだけなのだ。
8月21日
普通選挙がファシズムの温床であるのであれば、もはや政治そのものを矮小化するしかない。かといって無駄な哲学は避けたい。そのために余生を人類史の矮小化に賭ける。人生とは脳との駆け引きに過ぎない。脳は無意識を引き連れ、知に繋がっているが、ネガティブで、口応えしないから、僕が必要なのだ。
@iimiyajii 脳≒無意識の反応は内臓≒感情に表れます。それを私たちは自分自身だと勘違いしている訳です。消極的な感情を学習したのが「うつ」=「彼女のむかしのうた」です。認知行動学的に見れば成熟したうたが、「自分」=「自分」層に評判が悪いのはそういう事情によります。