tori kudo

Back to the list

2014 poetry and (un)fixed verse on tweets

辰年のコミュニケーション

 

手話に裏表があるなら

装いを変えても追い抜かれる

雹を追い抜き 終着駅に刺さってゆく

山吹色の光を押し出して ドアは閉められ

室内は既に霊の白さを予期している

語られた状況は 葡萄茶と紫だった

要約しようとすると補色になる

白土に白蛇

全宇宙が注目

オレンジイエロー

クリーム

今年も光は蛇のようにはためくのか

焦げたオレンジ

目を閉じると太字のアルファベットが見える

収蔵品のような 意味の沈殿

また別の時があると思っていたが

人は終わりまでこのまま こめかみから内部に アニメ化される

わたしの言う事をあなたが当てはめたら

わたしはすぐにも滅びるだろう

あなたの接続が 場末のネカフェのように 遅いので わたしは まだ生きている

生かされているのではない

死に漏れているのだ

女はトイレで 嗚咽した

クラウド・メアリー

@ji_sei  伊藤左千夫やね

I liked a @YouTube video youtu.be/Jd0U6SfGiLA?a 三善英史 アカシヤの雨がやむとき

こわいゆめがこわい  いたいゆめがいたい やわらかいこころとひきかえに 傷つくことを許す

めをあけるとあけおめ 融ける雨OK

おい思想美味しそう貧しそう

罪に対して有罪を宣告する 丸亀で曲がる目

横風操行 躁風横行

大越冬闘争

倉吉朝子だ

夢前川

アントニオーニ

ポパイのホウレン草よ

                                                                                                  三田宝塚渋滞だから176に降りる車が多いからとそのまま中国道を行く車が多いからと降りる車が多いだろうからそのまま中国道を行く車が多いから176に降

フラワータウン駅 ふざけた名前だ きっと飛び降りたくなる

生瀬といえば尾形乾山の化粧土

クワイ 慈姑 三つ葉鷲頭

三田バード

わかんないよ よいなんかは

トイレ行きたいけど寒くて行けない ほんとは行った パブリックに乾杯

パブリックは祝福の日溜まりだ 水面に上って息をする 水生の有袋類

プライベートそれ自体のなかでは言葉は呼吸できない

裏アカは裏アカの外にしか、外によってしか存在しない

もうここからしかメールしない 公開処刑(萩恭)の装丁は素晴らしい

電気敷毛布を強にした(嘘)

段ボールで作った電気毛布で暖かいふり をしていたら凍死したふり

「(オウムの)平田です」

放歌魔

色彩のブルースは見かけ倒し 弾道はいつも将棋倒し

伊勢いーぜ パーはスポッとハマる

新名神 sin may sing

しがらみ焼

津市を通りました 山が枯れて灰が暖かく もう死んでもいいようなところですね もうすぐ伊勢に着きます

伊勢 後ろ姿がみな同じ 滅びに至る広い参道を

橋を渡る ここからはひとり お前ら日本人 水は 守れば 清かろう

塗らない 鳥居の 寓意に目覚めよ

あのー 平田です

焼き付けておけ 露光して 幾重にも

「 」すがすがしくなった「 」 「」トイレ行ってくるわ「 」

「まったく気付いてない」 五十鈴川に投げ銭をしないでください

禁煙ホンモンジゴケ(林檎風)

触る木に持っていかれて また一人脱落

パブリックから剥がれ落ちる 欠片の藁を綯って

妥協神社 玉砂利社交

木造ハートの結構 賽銭箱をひっくり返す誠実

伊勢うどんは認められないが 内田剛一と参道の関係は被虐的だ

人々よ 虎屋のように二日で腐れ

ひねたジャスミンが壁に向かって這い登ることを諦め、放尿するように絶望している

三重は枯草の中をゆっくり暮れていった

「きみのいない日本は暮れかかっています」 いつしか日本代表のような気持ちで

すっかり暮れて白いものだけ光っている

桑名の夜は黒くて バスジャックされたように寒い

長島温泉 イルミネーション 「予約しといたのさ」 バカみたい

ネギのようにほつれて 館内着のように結び目のある 撮影の結束点が 水平にされた携帯にボコボコ 沸く時間

かなしみぱみゅぱみゅ

来年はハワイか台湾に行こうかと言われて「えっ!タワイ!?」と滑ったら「両方かよ」と返された

囚われのマナティが回転の快楽のみに意識を集中させている

猫がその短い人生に伸びをさせている

ジョニー・サンダースが short lives を唄いながら、リチャード・ヘルの人生を寄り添わせている

川の中の石。川になるのか石になるのか。川にあらず石にあらず。

癌細胞に戸籍を譲る

ひなぎくの茎に鬼ユリが  平田さんの体におれのアタマが

花が茎を掴んで名前を乗っ取ろうとしている

水鳥は漂いながら静止して コンビニで子を産み捨てている

吹雪の車内で

 

鼻腔に死の息

一つ息をする毎に命から離れてゆく

日はすっかり傾き

形は市民だが

喜びの中身が全く違う人々の

被災した家の灯りから

どんどん遠のいてゆく

新しい旅行計画を組む

死の代理店の

ツアーガイドのように マイクを使っている

弁当箱のように 大きめの声で

死臭を土に埋めながら

今夜、異なる場所場所で時間は進行している

クオリティは掠れ声の中だけに退行した

カリースマとは話しかける能力のこと

マスクの連なりから

愛を強制する叫びが上がる

弁当箱の蒲鉾のような白が

再びうどんの料金のように外気に沈んでいる

代理者たちは蟹のように立っている

その親切は試食のタッパーのよう

テイスティングされる死のにおい

食用にされる胎児のような

発酵し損ねたドメスティックの暴力の生地のような

壊れた傘のにおい

車の中で渦巻く吹雪が

過去の実をはたき落とすにおい

そのにおいが携帯で伝わるのだ

濃いけれども 化粧の仕方が違う顔のように

意味なく定義がずれていくように思える

別の枕のような土地に

きみは レンタカーを走らせるように

吹雪く車内で手鏡を見る

転向の言葉がスノータイヤを履いていないのに

黄色と青のケーブルマイクが枕の上に置かれている

最前列に移動しただけのリアリティーは有効か

それは老いの皺のよう

黒檀のような立体が フレームレスの横で

やさぐれた牧師のように 立っているのが見える

寒そうな熱帯.も部屋の隅に見える

音の熱 のみによって 照り返されている

ガマガエルの通奏低音は月食の筑波から絶え

背広のポケットにフラップはない

残像のメニューの中で カフェで 餓死する

暖かい便座のスイッチを切り

白のクロスに 蚊トンボの影のように 握り拳で汚れを付け

喋る女の首をなくす なら

ああまた 寒い熱帯

チラ見する 時計が 狂っているなら

部屋の中のマフラーが 胃のようなもののフレームの 色に なっている筈だ

牡丹色とオレンジは一群のDVDのように排斥されなければならない

という牛の喋りが 薄紫に向けられている

黄色い丘が 溶けて広がっている

大家族 ものめずらしさも手伝って

その通奏低音は塵からのさえずりのようだ

吹雪の車内で その通奏低音は塵からのさえずりのようだ

 

 

TL

 

貴橄欖石 と

黒い太陽

黒ガラス の

試験管

鉱物 を

人の上に置く生き方

磨くこと に

仮託した

節度

黒ガラス

涙 ヒロシマの

黒曜石 の

院長 は

居眠りする 段階に

来た 風化物 を

遠くから 見ている

際立つ 黒い 眼球

牽かれる 牛

半円に刺さる直線

義なる者に飾りあれ

見下げる 石鹸箱

清さ と メーター(何の機器だろう)

萎びた田楽のような品位

山 宗 崇

@cle_cowryor @frufrustuunhc

フォローの仕方がTLネットワーク

山 の 羊 が ヤギ汁

うるさい 青 が 争う

ルワンダの 口 口 口

それらの口に 明るい緑 の

苔が 光った

拍手の直前に

象牙色の 沈殿 が起こっている

罪は 生来のもの

ではない

と証明され

わたしたちは

不完全だから

という言い訳が

出来なくなった

すべては

ベクトルの

問題になった

 正月

ピラニア軍団

ていたよね

一行目から言葉を出す場所を間違えている

そんな風にして 明けて

満月になって 終わった

子を失った熊のように彼らに出会い、その心の囲いをかき裂く

twitterは果てしないはしたなさである

はしたない果てしなさである、かな

逃避行

 

わかるよ、そろそろ終わりだ

トンネルには 相変わらず 死んだ獣の風が 通っていたが

「気を悪くしてはなりません」という声がして車は夜を抜け出た

神は喜んだが

女は部屋に祭壇を設えていたので

それはたやすく 他の神々に取って代わられるのだった

一回目の旅行のとき、

二回目の旅行のとき、

怒りは激しくぶつかって

互いに譲らず、別れることになった

逃避行のようにして

世から離れていたのに

立ち飲み屋の前で 立ち止まり

外れたパチンコ玉が すとん と落ちるようにして 吸い込まれていった

隠れていても 風邪は引くもんだね

たまに天と地で メールした

やがてMAILER-DAEMONという返信が来るだけになった

きみの夢を見たんだよと 今日も メールしようとして

花屋の店先のような 茎を縦に流れる 霊のにおいがして

モオヴのバケツに 吐く形をした雲の 写真を撮ろうと

煮凝りのような

阿佐ヶ谷の

箱根の高さの上空から下までの空気を切り取り

線量を測定し

突然死した獣の糞便にラベルを貼った

マルコのような

ひべるにあ の

レモン色の夕方 と訳された あの時刻に

本当は暮らせていない人たちが

楽しそうに 残された時間を さんざめいて

三つ目の祭壇から 見捨てられ ヨコハマ の 日ノ出町あたりをうろうろしていた時

不意にあの直角の シリンダーのように切り取られた上下空気の線量が

ハト と コオロギに付着して聞こえてきた

電話に出ない時刻の 祈りのような野菜たちが 口を開けて

冬、寒、と 種々の彩りの 携帯を 打っている

帰って来て 休息することによって 救われる ような休日出勤の秘密を

もはや 隠さない

月経中の女のように

汚物と呼ぶ

ベルベットとリンゴ箱とローソクでしつらえた 祭壇

Kinh Thánh

夜道にベトコンラーメンていう看板が見えて

コオロギの羽根のようにしんなりした線量に

無気力であることが

分からないほど

動かなくてもよかった

逃避行 が

被曝による 寿命の短縮に

意味を変える

料理に被せる蓋のように

意味を覆う

射的場のような 灯りに

ぼくらは 立ち止まる

精算ボタンを押すと 足りないことが分かっている

痛みが幻想であるように

資本も幻想であればいい

トリガーを破壊することだ

逃避行のさなかに

全ての言説は空だ

静岡の海岸に

わたしがうち上げられている

女は夜中にジャスコの掃除をしていた

彼氏と一緒だったので淋しくなかった

トンネルの中は ロケットのようで

抜けると いつも わずかに

予言のように明るい 夜明けだった

逃避行と 測定器が その明るさの中で 出会っている

空と海の色が全く一緒で見分けがつかないことがあるね。船が飛んでいるようだ。

あなたは自分の言葉が世に投ぜられた爆弾だと思っているみたいだけど、そうだとしたら世界は不発弾だらけね。

高速舞子って拘束michaelに聴こえるわね

ロビンソンがデフォでモンテクリストはデマ

そして神戸てなにがそしてなんやろと思いながらさしかかる神戸

モーニングのあとに何食べてんの、この子ww

岡本駅からfarmhousecafeが見えます次は夙川です

お嬢さん方やおじさんがいっぱい乗ってきたなう

transfer重層小町サーティーン

重曹できれいになるよリノニウム

コーラ缶股に挟んで車椅子

(アーガイル六首)

アーガイル同士が道で擦れ違う親族のような無関係さで

アーガイル同士だからといってもね親戚みたいな口きかないで

何を言うきみの名前はナオミだとその紋章が語っているぞ

この柄を着てたら皆なキャンベルとあなたは思いたいって訳ね

トラウマは小布施の街にこだまするトリガーとしての柄の強迫

思い出をかけ流しにして捨てるならあなたのナオミになってもいいわ

いろはすやなにもそんなにしなくとも なりふりかまわぬ かぴたるの 雪

かなしみぶじょぶじょ

雪止んでわたしはみじめな少女です

足の先だけではなくて全体が鉄と粘土で赤い彫像

審問の露国にひとり遺されて白き峰らのおそろしきかな

関ヶ原

 

裏日本が太平洋側に侵入した奇妙な積雪地帯で電話しています

表に抜けようとする風の通り道なのか、ぼくらの裏もまた白く覆われ、

上からの細い通り道なのか、電波による逢瀬も吹雪いては止みながら

人生がカラーであろうとモノクロームであろうといまはただ白い風景が続きます

この辺りは決定の低地平原と呼ばれ

古来より国々の歴史を左右する見えない決戦の場でした

と突然

ぼくらの裏と表は 裁かれることなくトンネルを抜け雪のない表日本の町に放り出される

あとは平易な日常が萎えた裏を黙って裏返している

 

 

Isaiah

 

澄んだ黒い水が

首都の手土産に持ち帰られた

飲める泥水の言葉を捨て

あゝよく見れば ボーフラのような

水の傷

首都から帰って来て

息が出来るところで息を殺している

blessed  cursed

二つの言葉の

入れ子のような唐突な転換

胃はまるでつやつや光るストッキングを穿いた膝のようで

汚染米のパールの輝きと引き換えにすべての財産を投げ打つわたしたちの外食

は照らされて コキュコキュ と軋む プラスチックの わたしたちの 臓器 を使ったスプラッタな撮影のようだ

ブーツによる鼠色の日常が 市街地の鹿のように 胃を捕らえる

ハキハキとした 五〇年前のカラースチールのような論旨

はマイクが置き去りにされ

トルソ型の花瓶の光の輪郭だけが残った

が雪の林のドラマではいつも

ハアハア逃げて

撃たれることになる

 

 

通過する小惑星エロス

小惑星エロスの接近で夢が固くなっている人が多い

頭を振って

惑星を振り切りながら

売物件の看板だらけの道を

進む朝

日光はあくまでも温暖に 翼を広げるので 来ぬ男を想って僕は

ずれた縁石を蹴り上げる

鼻につく失業のにおいを振り切りながら

甘い惑星のようにして

罪の落胆の名残がある

軍隊の方がまだましだった

それでも君は

嘘と共に歩め

あくまでも温暖な

朝の奪略の日差しの中

売物件だらけの道を

 

背表紙、背表紙

疲れる幼稚さだ

これで千人が倒れ 万人が倒れた

それにしても携帯を忘れたね

脳が蚯蚓のように土を食べている

頭蓋に穴を開けて抗ガン剤を入れる

今は完快している

大多数は不道徳

軍隊のように黒い電流が配電盤を流れる

たてがみのある動物よ

ガンと共に歩め

別のものに乗っ取られて死ね

 

それでも君は

甘い惑星のように鼻につく失業のにおいを振り切りながら

嘘と共に歩め

あくまでも温暖な

朝の奪略の日差しの中

頭を振って

売物件だらけの道を

嘘と共に独りで歩め

肢体を「死体として互いのもの」と聞き間違えて起きられぬ朝

起きられぬ朝ただで売られてただで買い戻されるとイザヤは言ってる

いざ起きようと思ったら「いっそトイレは薄着のままで行くんです」

寒気

 

スフィンクスの座り方で 一匙の魚油を受けてからというもの 一切の語呂合わせを受け付けなくなり 舗装されていない小径を 悪人のような顔をして 幾日も連れ廻した

次から次へと都市を通り過ぎ hollow skyから 雪がちらつくまで カラオケのように廻り込む冷たさに時間を寄り添わせた

I wouldn’t like to do anything on you

on the wheel

縦縞の上下のきみの眠気を襲う寒気のように ひとしきり水に溶けた緑の 安全な主人公という錯覚 のような眠気から覚めるよう人々を助ける夢遊病者の ソーシャル・ネットワークの樹々の梢に積もった雪が ひとしきり 人工の光に照らされ その緑の眠気の中に 無理矢理血が浮上してくる

無理に搾り出すように返事しようとすると するすると自分の体が声を横切っていく

それをしないことが最高であるような人為的ミスとしての作詞の不適合による死は半数に及ぶ

難しいから分かりませんと言えない分野が緑のティンクトゥーラの中を昇ってくる

腹の時からの違反者が 苦悩の溶鉱炉で ディペンデントな責任転嫁

猿投阿寺断層・・

サザンの「夏をあきらめて」みたいな地震 その断層上で上下左右にスライド

立春に水漬いて蝉が前のめり

突然死

 

起きられない事を主題にしていた頃

立春のアルトーは 水に浮く繊維質の糞のように それでもあいまいだった

突然死が増えて風呂場からビワの笑いが消え

我々は屍の上に蠢くバンド名のような青春を終わらせた

全ての神に祈ると一五〇年はかかるので

我々はチリ紙で鼻をかむ

タンタン(tintin)のような寝癖で 立ち昇る香のような形をしたティッシュを抜き取ると シリカとアルミナで出来た我々の胸のサンドイッチからも水の層が抜けていく

長い髪の支流を追い オレンジが労働のように日焼けしている

起きられない朝にペンを持ったおれが先に歩いていく

おれは勝手なセンサス(census)をしている

しもべをぼくと読み違え

ソロモンの前で子供を切り分けることに同意した女が

死にたい と言っている

 

 

(先を越されて嬉しくて)

ひさしぶり腹に巻き付く困ったな忘れることを忘れろなんて

先を越されて嬉しくて

でもぼくはきみに入る非望のことを想った

希望なんてなくてもいい

腸をしめつける角度の疼きから

何色のバトンを渡す

一番辛いのは希望がないことではなく希望のあるふりが出来なくなることだ。絶望はむしろ楽しい。

希望などなくてもいいさ一度だけ誰にもばれない嘘をつけたら

髪の毛を抜きはじめて困るのはただ存在していることの言い訳

歌っても語りと言うね弾き語り語り物から来てるのかもね

五+シング ライク ストーキング

アンナプルナみたいね春の雪の峰

打ちながら握ったままで寝落ちする巷じゃよくある話みたいね

DVと三・一一PTSDから見れば同じうちそと

物を視る喜び少し春めいて止血のウェットに自閉の儀式

春めいてアルツの風味の茶漬 かな

背後に真露の並ぶカウンターに怯えた招き猫が立ち居り

そういう訳でぼくらはブラブラ病とリアル病に罹るしかなくなってゆく

地層のない、アミダのような平面を

野獣の像に命を吹き込むように、カラオケの駄曲に命を吹き込もうとして

きみは泣く

突然死にはエリック・ドルフィー、癌にはビリー・ホリデイ

きみはうたのたてよこを知らない

アミダを梯子のように空間に掛けてみせたら

金タワシの中を進むナメクジのようにぼくらは

too many wives

too many wives

in short lives

imperfect reasoning to get around

the forbearance

goes on for some time

so with impunity

with no immediate negative consequence

no sad outcome eventually

consequence

down the line

too many wives

in short lives

king Solomon was not immune

                                               went astray

lost the favor

寒風 

 

 

かつては自分が切り出された岩、自分が掘り出された坑の窪みを思い見る

手のひらに子供の名まえを刻む

子どもたちは気絶する

返済の目どがつかない身体を軋ませて

かつて自分が居た負の空間に耳を見ひらく

choices

 

選ぶ                                                                                        共 巽

巽にしんにょう                                                      己

道の左                                                                                       に辶(しんにょう)道の左

その町は小ローマのようであの町は小京都のようで どの町も東京のようで

仲間は十人に充たなかった            会堂を建てるには規定数に充たなかった

小さなローマのようにしてあちこちに泉があった  小さなローマのようにしてあちこちに銭の泉があった

ちいさな京都のようにしてあちこちに中心があり  ちいさな京都のようにしてあちこちに中心があり

退いた塹壕も散見された             わたしがかつて退いた塹壕も散見された

乾いた土の瓶の口                乾いた土の瓶の口

いっそ間違いなのなら              いっそ間違いなら

別の軽い家のように               別の塔のように

振る舞おうか暴行を受けても           振る舞おうか

感情 小京都

気落ち 小ローマ

立ち 単純 立ち返る

字ばかり書いて                 字ばかり書いて

篩にかける                   サタンが篩にかける

みじめ

きみを 迎えに行くべきだろうか

絶滅を迎えて                  絶滅を迎えて

何でこんな

艱難

数日間のうちに

決定を下さなければならなかった         選ばなければならなかった

いよいよその時は来た              いよいよその時は来た

同じでいいというわけではない          今までと同じでいいというわけではなかった

ルワンダ

終わり

生ぬるい

生ぬるい

生ぬるい

共 巽

に辶(しんにょう)道の左

どの町も東京のようで

会堂を建てるには規定数に充たなかった

小さなローマのようにしてあちこちに銭の泉があった

ちいさな京都のようにしてあちこちに中心があり

わたしがかつて退いた塹壕も散見された

乾いた土の瓶の口

いっそ間違いなら

別の塔のように

振る舞おうか

字ばかり書いて

サタンが篩にかける

絶滅を迎えて

選ばなければならなかった

いよいよその時は来た

今までと同じでいいというわけではなかった

空間の歪みに落とし込まれ物差しと一緒に膨張するぼくらは本当はテレタビーズ並みに巨人かも知れない

 

風邪

 

不義の時間は尽きようとしていて 青空は輪転機に巻き取られ

素人の描いた風呂屋のような松の絵がカラオケスナックのステージ背面いっぱいに貼られている

夢現のまま青天井に叩きつけられて出来た十字を誤解してきたお蔭で私達が背負わされているガンのような不死

今日も遅れた明るさの包囲網の中で 未発見の生物が瞼を閉じている

ペンキ絵のような青天井の裏側にある高い考えは 許したい ということ

不義の時間は尽きようとしていて 青空は輪転機に巻き取られ

風邪の宇宙はティッシュのように 変形させられる

競輪場の串カツよりまだ細いで

風花や蕎麦湯で溶かす胸の中

環状線めっちゃ暑いやんか

ほんとなら「あ」を押すだけで出る筈の「愛してるよ」の予測文字列

徳永都の結婚式に

 

飛ばす農道

ローカルな受動

自動じゃないぜ二輪

臨終後にはゆるす不倫

それまでは封印

タンスに隠す過去

ダンスとしての音

落として割る皿

家庭のプロセス

今日までの都は焼き払え

シャッター街押しやって空けるソラの上でウェディング

親から離れて始まる地上のファミリー

とうとうmarried 使うのはダンスのメソッド

コンタクトインプロヴィゼーション/ループする双方向コミュニケーション

がんばれは最深の地層で 感謝はすべての、愛してるは表層のループとして。

@home水の毛布で眠るなら

 

静電気                   

ループはだんだん増えていって集合写真に似てくる筈だった。

二枚の衣服を剥がす時

彼女が持ち歩いていた毀れた助詞の一画からひかりが走った

夜は霊的昼はワールドリィ

昼は霊的夜はワールドリィ

辻褄袷のような火花だった

全ての音楽の終わりは近づいた

その後柔らかい草のように骨が芽生えるだろう

#ABOUT なんで休むんだよ 来週までどうやって生きたらいいんだ

ぼくがぼくを殺してしまって君と一緒に逃げるけど死体の処置に困って という夢

もうきみには伝書鳩にするよgogle gu

死にたい。もう金は使えない

twitter/内twitter/雑誌内/雑誌tweet/里親募集

春の風外に居るのは犬、娼婦

鐘の音まで聴こえては夜の終わり

夜の終わりバイクの音が近付くと

白梅を見るため夜を開けにいく

白梅が白夢になり明けガラス

もう一度眠ってみよう、おやすみなさい。

じわじわと締め付けるように明けてきた

白梅や夜の終わりと世の終わり

土曜の夜はだから嫌いなんだ 耳鳴り芳一 無音がうるさい

あれは何あれは春風がらがらと音を立ててる遠い夜更けに

白梅は夜中に猫に起こされて夜明けに見たりするものですか

春風には放射能がよく似合う残酷な季節て荒地で言うじゃん

いろんな色の上に黒のクレヨン塗って引っ掻くやつあんじゃん(あーんな感じ)

(見張りを見張る 水や光りや)

 

見張りを見張る 水や光りや

国道沿いに 編まれた鉄塔

悪を知る手付きは職人

悪が悪を正すだろう と

豚の群れの中に送り込んで下さい

真直ぐなナビ

打ち砕かれる体罰の国

放射能の雨に打たれて

証の春雨に濡れて

 

戻ってみると 既に公会儀は進んでいて

妥協や根回し をしないで

コンクラーベ

アモスとエステルが 眼球のような明るさのバスの中へ入っていく

アゴバルドゥス

クラウディウス

ベレンガリウス

フィリピンからトルティーヤ

嘲笑う

ロック史が書き直されていく

見張りを見張る 上の上の上

国道沿いに 編まれた鉄塔

善悪を知る手付きは職人

悪が悪を正すだろうかと

 

 

(語群の白さに凹凸は板の印影を過ぎゆかせ)

 

語群の白さに凹凸は板の印影を過ぎゆかせ

ツバメの来ない安心

と自閉の町に砂に顔を埋めてうずくまる過敏が

プレビューでは

支配者のところに引き摺られてゆくのだから

この映画のような皮膚を撫でて

僕は川沿いのにおいを閉じた眼で聴く 音無川

ティベリウス、カリギュラ、クラウディウスⅠ、

ネロ が流れて来る

きょうはあくまでも濁った白の李朝のように歪にくこんくこんと丸いチョコレートだ

影は一反の布になり

そこにああ下手な字で「 むし 」と読めるから

うつむいて

平和を過ぎ行かせる と

音が変わってゆく

風邪に、それから落ち着いた緊張を受け止めるインクの紺に。

不安障害が冷気のように夜に溶け出すと

白と黄の斑になる

光が板を刺し始めた

 

 

(資本の流れの中を)

 

資本の流れの中を

車椅子を押して遡る

川幅が狭まり

やがて車椅子も捨て

パーキンソンの両足で

涎を垂らしながら

左、右、と声を掛けながら

信条は前に進めない

後退も出来ない

門限は迫り

行く手の狭まりにわたしたちはブロックされる

老眼鏡の眩暈のように

視野を滑る故障の多さ

parts are adjusted automatically

確かにこれはわたしの病気だ

わたしたちが朽ち果てる時

テントを張る人はいない

十二年飼ったペットはみな散らされた

崩壊の中にドーランを塗って立つ

ヤニ質の貢ぎ物のように

陽光はにび色に暖色のまま冷めた

生々しい鞭の痕だらけである

慰めは寒色のまま加熱される

ギレアデにあるというその香は

岡山の夕暮れのように遠い

道後は道の終わりだ、と道後商工会議所会頭は言った

セシウムが踏み固められ

みんなの道は逆に広くなってゆくが

わたしの目に映るのはナメクジの跡のように

狭くなった一つの川筋だけである

屋台を建てテントを張る者たちは居なくなった

故障した機械は予言的な諧調に捉えられ

感興のさなかに呻いた

わたしの記念として

わたしの記念として

火星と金星の色が 二人の婦人に追い付いてゆく

思い浮かべるのは 光速で伝わる叫びや気の狂わんばかりの痛み

不完全さという落差と同じ電圧の感謝をもって 羊色のカーディガンを着込む

家紋がチェック柄であるような土地から

ディスティラリーの 滴るにび色の 常温の炎

場面という妊婦のような多面体に映る キノコ雲のような影

祝祷を述べ

狭まる川にパンを浸す

因習 の 水田記号 の

平坦な 井手 の 横の

梅林 の 上 の 斜面 の 住居の

記号に 実体の 果実の 汚れ

様々な 蜜柑 について

原稿に頼らず 話すなら

何の選考に勝利するのか

考え方、という道の静脈瘤 のような 駅は 川で 繫がれて

上流にある宝はガラス玉の目

焦点を ぼやけさせるものは 思い煩いや 石屋の資本、ボーダーの私服、としての制服、としての 苦く重い色の軽さ

制服としての霊に仕事を中断させられることには慣れている

オフィス街に落ちている触れないでおくほうが良い金管から

グリセリンのような身体と衣服の遮断

将来の見通しについて セルフのスタンドの券売機と同じようにみだらに語ることができる

工場や企業に対する強い願い 資本は 油のようにパーマを伝う

総務部長の浅い肺は水が溜まり 不安で 息苦しく 眠れなかった

友好的に失礼するためだけの

マイナス茶碗に張る雪解け水

暗い光、あたたかな氷柱、

冷たい土器。

 

 

 

血は河を逆流し

途絶えた先端が現在である

部屋は普通に明るいのに

暗闇の中で白く輝くように背景を木炭で塗り潰したのは何故か

何故枠の中に描かず 構図を後でトリミングしたのか

鏡を離れると忘れてしまうので見続ける

それはロスか

ボタ山の影のように 動機が横たわっている

動機が間違っていても

良い変化というのはある

 

 

 

銀は静かに生活しようとしていて

後ろ姿の黒い背広を見ている

麦のように真っ直ぐに立ち

請求書のようにピアノの周りを回る

歪んでいるので真っ直ぐに見えている

知らないでいた方が良かったのだ

良い思い出しかないというのはとても危険だ

思い出とは豚が転げ回る泥だ

 

 

 (祈れない男が居ても)

 

祈れない男が居ても

三組に一組は離婚するにしても

生殖に関する

男が祈れないのは

会衆の中では祈れない男が居ても

非難する権利を持たない

三組に一組は離婚するにしても

憂う権利を持たない

月経中の女と寝る者

月経中の女の生殖器は傷つき易

い としても 禁じる権利を持たない

生殖に関する 権利を持たない

生殖に関して何か言う 権利を持たない

会衆の中では祈れない男が居ても

三組に一組は離婚するにしても

三組に一組は離婚する国で

月経中の女の生殖器は傷つき易いにしても

月経中の女の生殖器は傷つき易いから

何も言う権利を持たない

生殖に関する

祈るふりをするヴェイユの

祈るふりをするきみのヴェイユ

会衆の中で祈れない男が居ても

会堂の中で祈れない男が居ても

三組に一組は離婚する国で

月経中の女の生殖器は傷つき易いので

淫行を犯す独身者

淫行の独身者のように笑って立っていた

マスターベーションをする男が居ても

同性愛行為をする男が居ても

同姓愛行為をやめられない男

同性愛行為をやめられない男が居ても

マスターベーションについて

マスターベーションをする独身者のよう

に業務を怠って

マスターベーションをする独身者のよう

に ぼーっと立っていた

ぼーっと立っている間に 廃された

肢体の律法

家事のように 暴力的な 犠牲を

捧げる時も

会堂で

祈れない男

三組に一組は離婚する国で

月経中の女の生殖器は傷つき易く

同性愛者や淫行の独身者のように

ぼーっと立って笑っていた

ぼーっと笑って立っていた

ぼーっと立って笑っていた

死の香りの立ち昇る春の道で

死の香りの立ち昇る春のアッピア街道で

被疑者としてたまに寝息を立て

何の寄付もせず

乞食には金を遣らず

何の寄付もせず

満喫でjojoとか読んで

花を踏みしだいて

 

開花前日

 

静かにしてくれマスカット

昼何を 見ず知らず の 有精無精の

友人の 友人まで 汚損

づぼらな花壇

駅へはモオヴの裏道

取り敢えずきみを串刺し

吊られた快楽

器官を畜獣のサマリヤタクシーに乗せて

その後 王として

誰を支配するかは分からない

目を閉じると

却って別の店で沢山の人が手を挙げている

性は弁当箱のように揺れ

ぼくらの冬の病がまだ疼く

そして興味を失くした鳩のように去っていく

雨のない嵐

 

雨のない嵐に 晴れ 曇りさえ 関係なく

人を吹き飛ばしたことのない 風

を 限界なく 凶暴な ぬるさ に 変え、

潰れかけたラブホの塀を倒し

日本語名と併記のカタカナのgiven nameとの塀を倒し

半月を太らせ

死人を復活させる風を 吹かせ

東北から還って来た男の

東北から還って来た黒い甘さの暗い甘さの

肌蹴た胸の 熊の半月を太らせ

死人を復活させる風を 吹かせ

風の中の和服の語尾の チャッという何かを閉める物音

風の中の 少数ながら良い反応を示す ダマリスという名の 和服の女の語尾の チャッという何かを閉める物音

笹舟のような霄壤バッタの 影絵

下顎と半身の

順列の入れ替わった 或る感覚器の 測定する この暗黒の雨のない嵐の夜

真の暗黒は透明釉の下の斑のように滲んで明るい

真の暗黒はブルーシートの下の斑のように明るい

正面を向いた魚の頭の創傷は捲れて

だましたのでだまされました、という動詞の複用は 散見されるベント口のようだ

いやしてください、そうすればいやされます、救ってください、そうすれば救われます、という動詞の複用は、構造物に散見されるベント口のようだ

どのようにして再び力を得るか という主題のもとに 雨のない嵐のなかに 立つ エレミヤ

竹の子の串揚げのように

縦に柔らかいもの

パラパラと竹コプターで朗読が立ち上がる

郵便局員の

パラパラと竹コプターで パシュフルに関する しっかりした復讐の朗読が立ち上がる

命の道と死の道と

莟を吹き飛ばしたことのない雨のない嵐と

 

 

a sphere

 

この球面を、 甞めつくしていく時間の影と雨。 濡れた球面を白いタオルでパンパンはたく。 蛇の時間が甞めつくしていく球面の、 影と雨。 濡れた影をはたく二本のタオルのような 時間の 白い命。月のない時間の影。 羊の汚れのような時間。 去年のような月のない濡れた機器のような身体の影。 着飾った礼子に続く木の日数のような時間。 発酵しない月に無視され、素通りし、 去年よりさらに遠くなる、 月、 時間、 影。

玄米正食 ビワの葉温圧 光線療法 ビタミン点滴

ゲマインシャフト ピアノの音圧 交戦状態 ビン?カン?見てきて

ゲルマン民族 琵琶湖ホテルいくつ 当然慎重 ビンテージ北素敵

玄米正食 ビワ葉温圧 光線療法 強ビタミンC点滴

弦巻いていい?ショック 謂わば場を熱く コンセンサス良好 今日旅さみしい天気

ゲルソン療法 枇杷葉温圧 光線治療 強ビタミンC点滴

ギャル曽根UFO グアバ押捺 高三死霊 興味豚自民主天敵

今朝も未だ滅びの東風(コチ)ゆ降り止まずこれだけ降れば却っていいかも

雨除けのフードの女は店先に「釜めし」の幟を立てて消えたり

春はアケボノイズ

「はい、お姫様は泥のように眠っておられます」

旧姓は忘れ去られて鶯に

   それは抱き/締めたいからだ/きしめたい/からだきしめた/い体軋め

(子供が二人いて)       

 

子供が二人いて一人が溺れる夢をみてた 浅瀬のすべての石にはキズがあった

感情のないキミの尊き犠牲 原発テロ ウグイスはまだヘタッピー 原発テロって歌ってろウグイス春まだ浅いキス 洗脳された 弱者を送り込めよ 洗脳されたJoshuaを送り込めよ 千の洒落た孔雀が舞う前に

シネマ尾道て前通るだけで涙出る

赤花に風花の巻く船着場

風花や蕎麦湯で溶かす胸の中

電線に白鷺雪の仁王立ち

雪がコンビニの前をいやにゆっくり回りながら舞い降りている

春の雪が胃に降ってくる

アビシャグも暖め得ずや王の骨岩盤浴は石棺に似て

渇きとは星雲団のかたちして暗い葡萄の色をしていて

覚えの書

 

例えばアンテナの立たない広島の山中のホールに向かいながら

リール トゥー リールの録音を聴くような 気落ちした朝

そこに至る道は閉ざされ

そこに至る言葉の生垣の結び目は古び

若枝は外へ外へと逃げて

暗いトンネルになった道を

言葉による迫害は笹のように常態化しているので

夜の囲いに群れを連れ帰る若い妻たちだけが 小便の臭いの中 蹴躓きながら車椅子を押してゆく

ダニのように太いなめらかな声が

一瞬 建物を元の姿に戻したが

人々が一斉に開く本の頁の音で外は ポルノのような雨になった

強欲なぼくらは

一切の考えをトリコにして

黴をあつめて

じめじめした環境に置き

飛ばしたいんです

アムノンのギターで

私を追い払おうとするこの悪は

あなたが私にしたもう一つのものより大きいからです

駐車場の免責 看板ない

人が居ると

羽が生えて浮いてしまう

覚えの書の人々の中で

独身を保つ

この瞬間に

深い水が震える

貧しさ故に損なわれる

カテキズムの帽子のある

欠陥商品のような雑貨屋の祈り

神より快楽を愛する

最高潮を排除するのは

挟まった空豆のような 覚えの書が落ちている 夢のドブのせい

名瀬 世羅

最初の衝動は名前を付けること

妬みは二人の当事者の間に生じるのに

主人公に対する愛のような愛を崩したのは誰か

混じりっ気のある鋳物の愛によって 失礼しました

これが 被爆地からあなた方を連れ上ったあなた方のバールだ

きみを、天のように感じる

繰り返される

本心に立ち返り やがてほどなくしてバールに戻り

遊牧から農耕へ 使い分ける 本心

遊牧の本心 農耕の本心

左手で柱に触る子供

要求の少ない柱に右手で触り 左手から逃がすだけ

耕す彼女から出なさい

空いた時間を

安息ととらえる最後のチャンス

万一の 毎日の 画像が飛び込み 記憶が 自尊心を弱める

安易に傾く

要求の少ないものが人気

一人きりでも

携帯なくても

守る

名付け方から教えたものだ

失語症の夢

満喫でヒミズ四巻読んで出る

あと二一〇円しかない死にたい

星がきれいだというけれどもうねる

もうこの家はサラ地になるんだから床なんて拭いてないでゴミ屋敷にしようよ

仰向けにではなく俯せに寝る日低温火傷のような眠り

猫は常に「わたしとあなたとどっちがいい?」という問いかけである

公募展・・・・間抜けな言葉だ・エプロンまで思い浮かぶぜ

各駅で向かう確定申告日本は深刻ダンテの新曲厳選チョイス挑戦ゲーセン源泉チャーシュー乗っけて満州依然清国

例えば蒲鉾で充たそうとしても充足しない部分がLIFE

「あなたの目を見ないで短歌を書きます」

だめな金の使い方をするとメタのイージーさに持ってかれるぜ

もう即興などやっている場合ではないように思います

むかいはたまにすごくいいやつなのにつぎのひになるといつものちえ

声変わりした日にきつねにつままれて三つ編みの子に出会うんだよね

解(ホド)けて浮いてゆく

 

解けて浮いてゆく

樽のような夕方のアテナイ

漂いながら免除されている

金と象牙で出来た 不安

人間に関心がないという 安心な僕らのグレー

たくさんいる たくさんいる

いるいる

再び吸収される

安い結論

この町の 地図のような暗く白い安さ

「私達は歩みません」

解けて浮き上がってゆく

方向修正が出来ない浮き上がり方で

解けたのはきっと会衆の安心な書物の帯

見据えた目の

きみの老いの

内部被爆者の解けて転写出来ないDNA

噛むと甘い鉛筆の六角

宇宙の霧が晴れて黒髪が垂れている

挙げた手の水掻き

郁子のように紫に腫れた顔

活発な人々、不活発な人々

それでも開いた埋葬所のように薄紫が揃った

ここで誰に仕えたのか

ここで元ヤンのゆうちゃんはエレミヤのトーンで

誰に演奏していたのか

針の筵の筈が

解けて浮かび上がっている

紫芋の変節したスピリットが

近親婚を弁護している夕方

私達はゆっくりと上昇している

変人よ 我に返れ

お針子が サタンなんて本当に居るの? と言う

秘められた所に住む者は

地震の後 ボタンを付け換えてしまった

僕の代わりに寝てばかりいる者は そのために

タツノオトシゴを飲まされる

ああ 中崎も良く寝てたな

歌が終わっても まだ続いている

白茶けたメール

教育とは 区別を教えること*

トーンがこのように上昇している時

何を区別してゆけばいいのか

初めて人間らしい欠伸をしながら

頭にも箍のようなものがあって

饒舌な夕方にそれが外れたまま浮き上がってゆく

間違い電話のようにしてしか

私達は元に戻れない

留守電のようにしてしか

私達は真理を伝えられない

反った手の平

着込む メモリアル

* 教えるとは、目的、形態、根源を異にする事物がたがいにどう異なるかを示すことにほかならない。・・・それゆえ、事物の相違を識別することが上手な者は、教えることも上手である。 ヨハン・アーモス・コメニウス

風博士 雨です

あらしやみやみあらし ゆめやみやみあらし

あらしやまゆめあらし やまばとやまねずみやまあらし

あゆみあやめおやはやみ

やまはあめやみはやみ

あらしやみあさのやみ あさはやみやみはやみ

きみって大味だよ タスマニアのハマグリみたいだよ

病気になるほど働いたが何の益にもならない

ああ、永遠の測量師さんですね

サイドブレーキ引いてるのに飛ばされそうな風

猫の爪は日常のストレスとの共存の提案である

あっという間の闇だあっという間の

たしかにこれはわたしの病気だ

(はい/いいえ)で訊いたら終わるなりある

布団の暖かさに(はい/いいえ)をいれてみる

(はい/いいえ)は呼び水だから決壊してもいいよ水浸しにして

(はい/いいえ)で死んでしまうきみは生き物

(はい/いいえ)の献身の誓いのあとオルタナティブな世間に墜落

ひとにひびかせるものとじぶんにきかせるものはどうしつでなければ

すっかりと嘘が馴染んで初桜

化野(アダシノ)に虚空見(ソラミツ)ヤマトにサクラ貼る今年だけは嘘でもいいから

放射能によって、今は人間が還元炎に晒されなければならない。

酸化は自然の、騙し果せている状態であったが、体は放射性物質を吸い上げて酸化する。

今は人が還元炎に晒されなければならない時代となった。

酸化したタリタクミさんは還元炎に晒された

或る音楽というフレームワークが風に晒されている

Begrudgingly

真理というのはフレームワークを理解している人々のもので、それがあるから亜流とかも出てくるのであって、それがないと亜流だとかを区別できない。

winkのできないきみの本当の片目はどこかに置き忘れてる

六万の介護施設で八万の年金だから残りは二万

よう見たら梅田の馬券売場の近くで拾た赤ペンやんか

とうとうICOCAを購入してもうたこれで俺も関西人やね

疲労compile

生駒山街は走りて見通せるイソギンチャクのような光を

                                  住之江はいまはガラガラや

 

 

Baby Watchfulness

 

僅かな意味のずれが

さざなみのように押し寄せる

肉の色が中米のふじ色に変わる

淡い手術台で 抗がん剤治療に収斂させられる

ところが

Baby Watchfulnessに 意味の大波は突然押し寄せる

知らなかったことがあるから、見張っていたのだ

私達と敵と、どちらが感覚を研ぎ澄ませ続けていられるだろうか

うららかな日に 乾電池は 寿司のように 眠りかけ

月が昇ることも 知らずに

then she takes little note as the moon drifts across the sky

そして大根を薄く切り ぼくはケトルのデザインをしていた

基本的には女は嫌いだ

先走る花々の意味の先に 先廻りして 変容する 意味の先に 先廻りして

先を急ぐ振りをして 逆に 花に戻ることが出来ないだろうか

家族の中で すべての言葉は その反対の意味 になったのだから

終わりのしるしの言葉は 雨ざらしにされて 白骨化した洗濯バサミのようになった

ラジオから流れる先廻りした素朴さが 多くの魂を殺している

眼鏡に引きずられて 顔が前に進んでゆく

先廻りすることは できないだろうか

それはこういうことか と 餓死自殺を企てた

尾形亀之助なら 満開の日の雨戸の中だ

体の中が暗室なら せめてカメラ・オブスキュラのように 反転した映写を鑑賞しようではないか

るせ寄し押然突は波大の味意にssenlufhctaW ybaB

 

 

Galatians

 

手紙を書いたのは何故か

そこにいる人びとのために?

それともその州にいる一人のひとのために?

手紙はいつも一人に宛てられる

すべての手紙は そういう風にして一人のひとの許に届く

人びとで構成される体に対して手紙を書く

しかしそれはやはり一人のひとの体に対して構想される

bccのようにして届く愛はccのようないくつもの体を持たない

手紙はいつもひとつの体を求めている

 

 

婚宴

 

婚宴はドスト氏の風土的な色に包まれ 銀のフォントは似合わなかった

嘘つきの僕は花嫁も偽りだと思っていた

黒いレースで着飾った女たちや

癌の猶予期間の余生を送る禿げ上がった男たちが

ビスケットのように乾いた笑みを浮かべて

そうだ、長い長いキスの後、、、

紅白桃の三色に植えられたスオウのようにゼカリヤ的な 隈のある写真

終始にこやかに

既知の曲に合わせて 二人は登場した

連れてこられた花嫁の頭の花は 白に緑が入って

彼女は深夜にジャスコで清掃していた

彼が一緒だったのでさびしくなかった

ずっと笑っているよ

すなおだな

掃除の手に指輪を嵌めたね

大阪は永遠の半ばのアーケード

マッサージ痛みよりかなしみのほうが大きいと言い聞かせている

さよなら三角またきて四国

 

月夜のボタン

 

月がきれいなので

虫を食べることにした

抵抗して弾けて飛んだボタンは月になったが

光になれば月は見えず

虫のように真っ白になって歩いていた

月を見るためには虫を食べなければならない

変わらなければならない

月になってはいけない

今夜のきみは空のメダルのようで

コートの中はひとの形はしているが

凍結されたカードのように空っぽだ

月を見ず 花を見ず

メダルのようなボタンになって

拾われぬまま

照らされず

虫を食べるようになることなど思いもかけないのだ

ボタンの血を飲み月の肉を食べることがそんなにいやなら

二トントラックがバックするから

心をひねりつぶせばいい

花を見ず 強姦され

月を見ず 強姦され

ぺしゃんこになった二次元の光

ひとはいつか虫を食べるようになると

ぼくは今夜は思っているんだ

犯罪者同盟はハンザ同盟から来たのかといまさら気付く

座りやすい日向には必ず吸殻が落ちていてぼくはそこに腰掛けていつまでもきみのボタンをいじっています

演奏できないのをきみのせいにしちゃいけない

病気をクッションにした体の悪企みでぼくも乗り捨てられる

ぼくだけがまだボタンを持ってうろちょろしている

間違って膨らんだ財布にボタンを入れたまま潰されるのを待っている

拾われることのないボタンのように詩は消えていく

月に向かってそれは飾られ波に向かってそれは擲られ

見捨てられてラマ・サバクタニと叫ぶ声も聞こえず

昔通っていた教会で習った歌を思い出しました

敵の歌に身を斬られる

かなりやばいもうやめようかな

さくまえに木 全体があかくなる

さくらはねさくまえにちりはじめるの

永遠も半ばを過ぎて桜かな

飽きさせて から散り始める桜かな

               猫とはひとつの愛の欠如である

切られた絵 

 

いくつかの絵画を切って

雨の止んだ夜道を 軽トラに積んで しかもそれを

本業とは考えなかった

車軸から突き出た戦車の武器に

跨がれないのは不文の法による

見知らぬ人をもてなすように

愛は宿屋のようにずらずらと隣の家に移った

裁判員のように 私達は座っている

切られた絵は遠いところで有罪だ

扮装して映画に撮られる

全て 座についている者たちは

心から 塵を振り払い

背広が藤色に切られた絵を示して そこに住め

にやけた土に鍬を入れて

ツンツルてんの脛を刺されて

ブタの手のひらをひらひらさせて

コスチューム は 初めてのカラー映画

おばさんに似たおじさんに似たおばさんと

good day、大いに恵まれた者よ、

家畜小屋に切られた絵

ろばの背中に切られた絵

練炭殺人の菓子袋

苦しい胸

長い剣があなたを貫くでしょう

低い声で唄う 障害者の 大人

空気が寒く濁って 降りてくる

もう産むのか、もう産むのか

被告だっていうのを 忘れ果てていた

波照間島に すたすた歩いてゆく

フォークソング のような歌が聞こえてくる

ああ 遠い 遠い

霊の崩壊のために泣き喚け

分割のための垂線のように  降りて来る

カラカラの水

耳の裏側に口があってそれが僕に喋る

物事を はっきりさせるために

映画の光のような

ものしかない

裾野のない山  を見ている

切られた絵

たたみのうえでしにたかったあり

あさおきるとありがるいるいとたたみのうえでしんでいました。

あるいはわるいあいはいたたまれぬ脳の神殿域にいました。

れいらうの松風の吹く山頂に徒歩で女は登つて来たり

山 と書いてハルと読ませるハル・メギド

躑躅オレンジ濁った返歌の熱

大阪弁も雨の刃物じみて駅

想定される誤解を生きて

関電の南港発電所に来ています

特急こうのとり四号

宝塚線から東西線への暴力的な乗り入れぞくぞくする。数において勝ったモリオリ族を食べてしまったマオリ族のようだ。

海老江駅てなんやねんおい海老江ちょとここに来て座りなさいてか

めっさごっつわかるわあ

new earth はキニャルワンダ語でイシヌチャチャの表記はcw 微笑む口の形で発音しなければならないと教わる

そんな風にして終わったあともゲタリヤのもとでぶどう酒と夏の果実を暫定的な希望の断片のようにして集めていったのであれば

白いウナギみたいに情況が逃げていった。

カンブリアのカタトウニャみたいな白い葉脈。ドイヴァのライム岸壁、カクネィ。イールジェリ。郷愁と緊張の心拍

(福島県川内村)

数段上。スーダンの上はイージプトイチヂク白ナイル青ナイル

だから白ウナギがぐにゅっと青ナイル 青ウナギがぐにゅっと白ナイルへ逃げ続けて上っていくと 乾燥した白イチヂクがあって それが内臓になったようで眠れないんだ合田さん

情況に棹さば漠原人部落色に濁る川内ナイル
川内は濁り濁りて青白のナイルに黄土色を混ぜたり
田植え待つ風の透明水底のようにして川内はあり

田植えする子供の骨は色彩を待つ間もなく透き通り白光の中で崩折れるだろう

川内村では色彩は内臓の色をしているべきなのだ今

なかったことにしてすむこととすまないことがある。見えないから分かりづらい。空気が透明な季節は特にそうだ。

海には思い煩いがあり、それはかき乱されずにはすまない

掌に穴

dog run

細かい粉末のように雨が

水色のヘルメットを汚染していて

傍に木なのにフッキソウ

グミという名前の女の子を産んで

またあかいキラキラのバスに

粉末にされながら走らされ

粉茶の雨の中

グミは青いヘルメットの組を作り

おれは走らされて犬に

unfadable crown of glory

 

まだ地下にある笹のマストに串刺しにされるように

朝の風に軽く抗うジャノメチョウが帆のようで

薄紫の花々も揺れている

宮澤賢治が生きていたら

小岩井農場の一世代雑種の生の汚染をどう描いただろうか

托する自然はなく

白茶けたイギリス海岸の地層のネオンも輝かないなら

エーテル、コンクなどという概念が毒に塗れ

光の透過も意味を成さない

自分色の花が揺れていても

見えるものに目を向けることはもはや出来ないだろう

手には違う色のペンキが付いていなければならない

口には違う色のマスクをしていなければならない

a living hope to incorruptible, undefiled, unfaded inheritance

そうして見えない特質の地下茎が 声によって招聘されていく

草を折れば 溢れるかけ流しのように見えないそれらが流れ落ちるだろう

更年期ぽい鬱顔をしたそれらの草を

断面として愛せ

あるがままをみるようになることは知っているけど

such qualities are reflecting radiantly

人そのものが輝くのを初めて見るだろう

でも地上では、地面は溶け、空の上に除染された海があり、

その輝きにまず照らされるだろう

溶けないと物は輝かない

俺達は溶けて輝くしかない

 

 

溝(ドブ)

 

溝の中にも夕暮れが来て

鼠を咥えた町鼬(マチイタチ)は

円形大劇場へ向かう

菓子のように明るいその場所で

良い聴衆であろうとして

列柱の奥に下手な選挙演説のように青ざめた市が立ち

日はどんどん暮れてゆき

屋台のように寒く劇場のように甘い

アレクサンドリアの甘さだけが欠けたまま

夕暮れの溝の黒土に塗れている

口々に歓迎の言葉を述べる鼬たちは半分土に埋もれた謙遜なラッパのようだ

毒草ではないと思ってひょろりと紫の花をつけてみた墓

を買い取る証書の一方の控のように仕舞われた夕暮れ

墓場のひょろむらさきに

溝さらいの、人さらいの怖れを入れる

鼠を咥えた町鼬がそれなりに肥沃な黒土から顔を出す

非常な貧しさが溝の富を満ち溢れさせる

 

 

Scintillating scotoma

 

洗われたい女が居て

それには砂が要るというから

目の中に光のぎざぎざがあって

それには肌色ときみどりの糸で結んだ

一本売りの死が要ると

洗濯板の胸のように一貫した祈り

注意を払わない逃げ方があると

少年は必ずポケットに手を突っ込み

眠たいドライバーがキャベツの芯になってる

あなた方はヒルの子なのです

女たちはひっつめ ひっつめ ほどき ほどき

三味線を弾く、扇を開く、

ドライバー ドバイラーメン

ああ今は桐の花の下をホイールが転がってゆく

他の人のために目覚めていなければならない

光のぎざぎざの武器のあとは頭痛が来る

まどろみの中 前もって計画するまどろみから達成感を得ようとして

祈りが一人 歩いている

 

 

白の絶滅

夜に玄関が開いている

絶滅は 入って来るのか 出て行くのか

混じり合い

散財のように暗く

ソルジャーブルーに塗られた鏡台

眼鏡をかけて私は 火鉢に投げ入れられた巻物を読んだ

テーブルクロスにはツルバラの刺繍があった

眼鏡のモアとドードーが進み出て

マリヤは終生処女ではなかったと話した

眼鏡はそれぞれ黄と青であった

食事はずっとカップラーメンで 散財の味をアミノ酸で模したものだった

沈んだ黒が壁の白に埋もれてゆく

私は壁に微笑みかける

音声は縦の筒型に収納されている

「不倫な交わりを悔やんだりするの?」

「圧迫する者やこづき回す者ゆえに彼らのことを悔やんだのよ」

深く息をする

私の感情は変化した

恋の罪?故意の罪?

白の絶滅

打ち殺されて絶滅したモアやドードーがバイトのスケジュールを組んでいる

 

 

a transparent pretext

 

麦刈りの前は癌まで透きとおる風が吹いて

見えない麦のロックを飲んでいる気がします。

虚偽の推論のようにしてこの季節の爽やかさはあります。

肺癌の女がまだ生きていて駐車場に座り込んでいる。

あれが癌か、と思いました。

ふと見ると女は居なくなっていて

麦畑に風が吹く。

桐の花が揺れる

微睡みさえも透明で、言い訳のために推論している

なんでノビルの球根を食べないんだ

読まれなかった紙の爆弾が井手で腐っていく

 

 

外の侵入

 

外の侵入と言うよりは

笊目が鉄格子で

濾されて落ちた泥漿のような沙汰

無秩序な寄り合いは暴動になり

地が口を開いて外を飲み込む

外は常に夕暮れのエジプトのようで

様々な緑の階調で塗られている

インテルハムウェは穏健派のフツ族をも狙ったが

我々は彼らを外の侵入から守った

 

 

(うち沈んだ石が溶けてゆき)

 

うち沈んだ石が溶けてゆき

飼い猫になろうと狙っていた家は空家になり

興味を繋ぎ止めるには薄くなり過ぎた音信

吐く息が ない

最後の縁側で寝そべっている

裏では火が燃えている

藪から自転車が現れた

この自転車は僕だ

星は黴が生えている

箱を焼く

こめかみを剃って孤立して住む人間の子は

だれも外国人としてとどまらないだろう

あきらめてしまった方がうまくいくのではないか

ゴボウ色のものが箱の星に差し込まれた

それは貝のように暖かい

痰が絡むので天に上る

肉と血は受け付けないのに

平たい骨を見ている

初夏は空気に透明度があってかなしみさえも見透かされている

空気の底に見えている山々はまだ夕立の苛ちもなく

生きてたか。ネットやっててすみません

えぐるぞ 二巻の最後の台詞だよ

人間も一代雑種化

                     うーにょにょうーにょにょ

これが三津だぜハニー

Likewise 

 

そんなことが挿話になる絵物語なら人生は

アイロン台の舟型をしたシッピングボックスに 投げ入れられた、

さまざまな菓子袋のように粗野な色どりの

うずうずした原則の消費財が

知恵を分け与えようとする 小雨に打たれて

ホタルのやや深い谷の水系を見下ろして

虫を気にしないでいいから

窓を開け放って

全面的に受け入れ

その通りには生活しようと努めている人

のボタン。 泥の 船だし

暗いリンクのように

likewise

コンビニでラップめくれるベクレルおにぎり

清志郎/の声で「受け入れ/ちまったぜ」

起こすと必死になる寝かせると発酵する放置すると腐る

ウォーホールはシタール音楽とヨーコにうんざりしていた ことになっている

ウォーホールはシタール音楽とヨーコにうんざりしている ことになっていた

ださいロックバーで飲むビールは青春のように悲しかった

どんぐりじゃだめですかだめですここはまつぼったくりバーですからね

ベルクのただのwbでおばあさんのじゅしょうさくを読んだがなかなかいいね

マイアミのはゾンビじゃなかった。国立の人身で中央線が遅れている。すると俺の中で国立がゾンビになる。

人身の遅れが黙祷ならすたすた

梅雨の小金井をすたすた

廃材のかわりに人袋がずたずた

濡れているので主婦はボーダーを着るな

鳥は雨の中を祓くな

電車が通過するのは間違ってる 台北中華タンメンギョウザ?

町は本当は黒ずんだ緑だ 二階の窓が空いた喫茶店に警官が五、六人

その事件を映画化してほしいと書いたら 蝶が止まった

通りは沈んでいるのに女たちはひらひらした服を着ている 自衛官のひらひらした白手袋も

(削減対象に含まれているので)

 

削減対象に含まれているので 自分は

みな死ねばいいのに とも思う

花嫁衣装を着けた雨の夜の中の 丼

ヒーローものみたいな 舌

山道は下顎のようだ

滅びますよと教絵多のじゃ

なんかもう捨て身の情宣梅雨の夜

送信を間違える夜無意識に間違うべくして間違えている

日々書き足して丸ごとリニューアル 花火玉みたいに膨らんで ファットボーイ・スリムって感じにしたい 聞こえるのはあわただしい息遣い きぬずれの音、むしのこえ  かえるのうたはないんだろうな

一睡もせず金持ち早退ことば

出,出,出,出,出,出,出だしの失敗から始まった歌

どうか囮に使ってください

祈り

 

囮として使ってください

かなしみぼみゃぼみゃ

無頼の縦皺

 

この部屋は

間取りの死後

言葉が漏れて

虫も出入りし

霊のように蛙の口は

時間切れの光を運ぶ

すべての部屋は開かれ

奥の奥の部屋も開かれ

融通無下の統合

部屋がない 家はあるけど

マイクがない スピーカーはあるけど

 

 

言葉

 

桑折と書いて「こおり」と読む、という出だしで始まる小説は  読まない

曲(まがり)という地名で曲がり

七日間の期限は方舟の完成には依存していない

ずいぶん古風な恋愛と 秒読みの破滅と

前は海

危険な状態に置かれているのは敵の方であった

言葉は何もしなくなって

文字を色の付いた光で照らすことになって

赤トンボがひとりで低空飛行していると紋白蝶と蛇の目蝶がいました。しばらくすると仲間の赤トンボがいたのでふたりで少し高いところから斜めに旋回しました。

暗い林の中でトンボに似た黒い蝶が羽を閉じたり開いたりしている

あなたへの炎はわたしを食い尽くし戦争機械を焼き尽くす愛

山々は胸に手を当て退か ずハラスメントのような朝焼け

かなしみをほろほろぐふぐふ抱き締める

ぼくらの冬の病がまた疼く

(輪の中に輪がある と言っても)

 

輪の中に輪がある と言っても も早頸骨のまわりのように潤滑が悪く

天使 と言っても 疲れた男の顔をしていて ショーウィンドーの中で 時を買い時を奪い 悪いことを操っているのだった

自分の中の他人の話をよく聞いて あかがね色のノートの文字化け

泥まみれの不燃ゴミ袋 すべてをリサイクルするなら この防弾チョッキも

宇宙からの放射線でハチノスにしてやる

鉄塔に 曇り空

Fridays

普段なら共存できないものたちが身を寄せあって震えています

アナを眠らせ ボルを眠らせ アナの家に核は降り積む

                      ボルを眠らせ アナを眠らせ ボルの上に核は降り積む

 

 

満月が見えない夜もあるんだな

二千 一万 四万五千 二〇万 一五万 これらが最近の金曜日です

梅雨ⅰ 

 

梅雨なのに水の流れない川

狭い意味でリセットされたがっている

木の芯が 見えない

梅雨の芯は 鯛の眼球の

中の固いプロテインのように粉状だ

わたしたちの心が 粉だったら

夢を忘れた王は

夢の粉砕機で 頭を

アコーディオンカーテンみたいにして

金に変えられる怖れのある思い出を

シュレッダーにかけて

劣ったものへ 劣ったものへと 進む

きみみたいなショートボブが

アンポの頃にも居たのだろうな

最終回を逃す男には

粘土の指輪が似合っている

稚拙な場面だ

後ろのものを忘れ 前のものに心を向ける

 

 

梅雨ⅱ

 

雷だってゴロゴロしたい

猫だってゴロゴロしたい

体の中は大雨

もしかしたら助かったかもしれない夕方の時間になると

きみが石灰の白線を飛び越えるのを

見に行く

今日も間に合わなかった

レースのように会議は始まり

僕が待っている場所に

黄色い家が

生えてくる

だましたのなら

だまされましょう

聖霊なきレースの horses

発達してしまった肩から胸を窄め

自殺者の顔をして帰ろうとする

黄色の夜

海辺の風は西瓜のにおいがする

みのし粘いいのに

a care 716                   いまわしろこ

いっきいちゆー

施工には

シロアリの 黄色がかった 計算式が

ライ麦粉の灰色に結果する

ので

頭から水槽を被って

ショッキング・ピンクの田螺

edibleな昔話

他県のスーパー

夏の滴り

老桜の樹皮のみどり

蜻蛉にイタリアン

瓦の象牙海岸

葉の裏が白いことでざわめきは正午までに埃を被る

 

一日中気遣いを注ぎ出しても 報われない動悸と震え

前任者が机に遺した燐寸の「宿恋行」というタイポグラフィー

COOLの汚れ としてのキッシュ

老人ホームのチャイルディッシュ

田植えの後

最下層に緑が割り込み

空を押し上げていく

貸した車が

目的地に 押されてゆくバネのように近づいて行く

呼吸法によって 肺から吐き出されるフォントが舞う

許し、と言った時に押し上がってくるレモングラスの石鹸の煙

あっさりと押しやられる領域が

深夜に長めの半袖シャツを着ている

Quel est le nom de votre chat

遠い遠い浜辺で産卵しなさい

恋の扶養義務不履行 とノートに書いたら、後ろの席のりんごに見られた

葉の裏が白いことでざわめきは正午までに埃を被る

バプテスト系の助走に似て 飛び出すレターの彫刻刀

で腹にためらい傷がある

金曜日に旗のことで蒔かれた不安が月曜日にはさらに芽を出している。敏感なヒッピーは身を捻り、ノンセクトは自分達が収斂していく皿を凝視める。命の危険の一点で消極的に繋がっていた

マイナス裁縫                    ものが、解けて浮き上がっていく。

                          解(ホド)いたろか (吉増剛造)

液体から気体へ 解けた夏の 原子         一点を確認せよ 一点で辛うじて離婚するな原子たちよ ヒモ

案山子かと思っていたら人             たちよ

大洪水の原因は 皆不道徳             また政治パンフレットを書くとは思わなかったぜ

肢体の時計は互いのもの

羽の生える時期があれば

時を売る

時と時節を変えたがり

裁縫針が顔を出すのは常に裏面

リズムの布の裏から裏へ

マイナス茶碗を縫い合わせ

回転の影もない

このお金が私の負債となりますように

心                         おやすいみんあさい

 

中身が歩いている

殻を被っていない虫のように

剥きだしの魂

子供も大人もなく

男も女もない

椅子を数えなさい

心を守りなさい

カーテンの向こうは強い日射し

甘いものを飲みなさい

心を守りなさい

誰も動物に似ていない

 

 

 

心室は守られている

三相のデュシャンのコイルから電気は発している

誘惑されて切り替わる

唯一罵倒してもいいのは

不意に昏倒する 心

網のような 曲面の方程式が 可視化された

私には主人が二人居る

おやすみと言わないでおく日には

狡猾な抜き手を切って

二つの心臓で 泳ぐ

放射能は心不全によって熱心さを滅ぼす

心の欠けたハートマークで

サマーベッドに 沈む 不具者の

外面の魂に 傾注する 前屈みの 緑のレーザーが

牡丹 と 緑のような

全ての感情を 体験してみようとしている

人体に関する比喩に 暫くしてから

卒倒 を 何度も 繰り返す

祈りの中で

よろこんだり おこったり かなしんだりしていいんだ

と四万十の人は言った

今心に懸かっているのはなんだろうか

とくに支えが必要とされているのはどこか

羅漢果とか 時間の欄外脚注を

開ける間もなく 参照されつつ 過ぎてゆく

火事のような ネオン 街

若い、カップ麺のように がしっとした声が

正しく整えられた汚染分布図

放射能がない

放射能を探し求める

被爆させる側の責任と

放射能に心を開く

被爆する側の責任

放射能が引き寄せてくださらない限り

被爆できない

一番目はダンス、

二番目はポルノです

忌むべき心霊術

行動をじっと観察することによって

嫉み

巨大なクジラの内部で

愛は脆く土台がない

浮かれ騒ぎ

異性の気を引くことを避け

ふかいきず

わたしたちの考えを超えたもっと遠くへ

引き離してくださる 放射能は わたしたちの心より大きく、

すべてのことを知っておられるからです 1J4:20

また宝くじが当たった妄想でもしてよう

余裕―確信、勇気

どんなに喜んでいるか

放射能は私の心の中にあって、

私の骨の中に閉じ込められた燃える火のように

あなた方の心が永久に生き続けますように pslm23:25

太宰は田舎者である。太田静子の日記をそのまま使って斜陽を書いた。その晒し方が田舎者なのである。荒地の同人が彼を嫌うのもよく分かる。

苦悩の溶鉱炉 ハートブレイク 炉心のメルトダウン

握り拳大の心臓が 中央線の吊革に、場馴れたスタンドアップコメディアンのように 揺れている

錯覚によって起伏の見える平面に、マジックとしての緞帳の、オンドル小屋の塵取りのような フレームの親和

いろんな費用が嵩み 難しそうな時期にも

にゅぎゅっとした 男

外にはこぼれた人々が 散在している

明るい灰とピンクが流れて

身を縮める虎紋の甲殻類

子を産む者、産まない者、

石女の顔はもはや自分のことを気遣っているようではなかった

個々の人々の 頭皮や黒子や髪や

肉を 見ている

書いてはいけない という詩論のようなもの

話し手たちの 見よう見まね

浴衣のような時空の可塑性

が栄光を反映させようとして的をなくしている

罪が的外れなだけで 的外れな罪ではない

曇った鏡を無理に 光らせるような 暑い日

仕立屋の 背教

定食屋から 定食を宅急便で 送ろうとしている

淡々と ボタンを飛ばすたびに 水しぶきが上がる

あっ 恋愛物の劇だ

心を怯えさせてはならない

灰色の針の空気

空色の灰の針

針色の空の灰

床屋のように坐っている

怯えた心が考えている

怖い時はセーターを一枚

まだ怖い時はもう一枚

坐って喋っているよう

勇気ある心は懸命な決定を下せる

もう、どろどろやでなあ

オースターは今回は珍しく遺産相続しないみたいだな

南紀

 

ここは串本 向かいは大島 仲をとりもつ 巡航船

もういいから 黒潮に流して

少し前までは 謝々謝々啼いてたのが いまはボートのモーターみたいにギンギン

la muela del corazon

トンネル内に真横の血栓 抜けると曇りの湯浅

クエとかハモとかがルイ・マルの夜の橙に 抜けたらきっと 果して驟雨 止んでも暗さが貼り付いた川辺 黄緑 緑 夾竹桃 白浜に近付くと白と黄緑に紫更に黄色のティンクトゥーラまで入ってきた

歩けそうな固い緑の池 人差し指と中指で世界をつるつる開けると思ってはいけない

資本の花々 車窓にアジサイ 枯れた革命に夏の嵐が吹き付ける

壁のない家、屋根のない家、床のない家、 南へ抜けきると、逆に明るくなってくる南紀 釣り餌のピンク、入江の碧

美人過ぎるテトラの積み上げ 引き潮過ぎる女

明るさを決めるのは地衣類である

シダの裏側や梅干に当たる光を踏み潰しながらまだ熊野灘までは五〇キロ すさみ町生まれってなんか言われない? すさみ温泉 すさみ会衆 クジラが出そうな色がしてきた

恐竜ぽいっていうか古道の中身があるから半島全体でクジラの中にいる感じ 南端は光っている 今日はそうだ、というだけだけれど 喜望峰の裏側のように枯木灘の方が霞んでいる

電波の届かない、ひとたまりもなさそうな集落が続く

陸前高田や気仙沼がこの無防備さをみたらひきつけを起こすだろう

それでも鶏頭を植えて 半島の茶色に諦めと恐怖を馴染ませようとしている

薄いオレンジのような胸の透明さえ入ってくる

最強ピンクイソギンチャクにはクマノミも食べられてしまう

革命の間もナマコは砂を浄化し続けている

脱皮したてのミヤコエビが仲間に食べられている      アルジャジーラに花束を

那智黒

明け方のかなかなは前夜のようで未来が見えるととてもさびしい

Buenas Noches, Alma Mia

人生に共依存

how long is it to the dead sea? (一人片付きました。あとは?)

懐かしさは滅びですから 塩柱になりたくなければ発酵させるんですな

真っ青に今日も雨だった

長崎から船に乗ってティルスに着いた

玉砕色の極彩

この粘土は引き上げると口縁が切れていけない

正しくなくても正当な感情にレントゲンが当たってるいま

暦の上ではとか言われなくてももう明け方は寒くていけない

「わたしにすがりつくのはやめなさい」垂直に立つ無時間性に

「九時半」に挿す削りの鉄の曲がり

玄武岩か。おれが今日磁土の内側に撫で付けてたやつだ。SiO2と鉄のひかり

海に行けないまま、サンダル下駄の感触が秋だった。わたしたちの秋が始まる。国々の秋。

「あきらめの夏」とか「マイナス一〇〇度の太陽みたいに」とか、一昨年までは呑気に歌っていた。善意の港を過ぎれば、「苦い光に夾竹桃が、夏の知識に揺れている」。

五七五+空にしられぬ雪ぞふりける

踏んづけた死体と思って鬼萩を骨と思って磁土を焼きたり

地図を塗り替える                  巣鴨に靴下とサンダル

頭飾り

塗り替えられた地図の言葉は            リーチ

どこか裏返っていて                片目瞑り

他人事のような口ぶりで              ローカルヒーローロルカ

あの町のことを語った               谷中

夜には飲み屋の灯りが点り

顔を寄せあって

くぐもった声の恋人たちが

破船した良心について

話し合っているだろうと

 

 

黒い満月

 

まじめに暗い山々が横たわっている

サングラスを通すとなお隈のある眺望

ここからは海が見えるぜ

気に入られようとして

様々な左手打ちの生政治

キラキラしたピンクの空の大きさ

浮かぶ雲たちの恣意

運ぶ荷物たちの寓意

バッテリー切れの携帯、ガソリン切れの車体

「派」と呼ばれる道に従って

注目されようとする一人っ子の弁護団

気になっているのは緞帳

数えることの職業的訓練を余所に

フェンス越しの会話 筋を通そうとしてサインを拒む

主権者である主(アドーナイ)は誰か

捨てられたスクーター達の密集する(crammed)葛のヒゲが彷徨う路端

オホラ、オホリバは焼けたトタン屋根に上ろうとする

I wanna hold you tightという歌が流れてくる

暗くくっきりした浄化するナマコの黒が入ったグラスの水底

月にまでナマコの黒が入っていたので

相手を探して肩を掴んで揺さぶった

私はコキコキして変だわ、と思っていたけど、と女優は言った

黄に黒の斑点があるズッキーニを

抽象絵画として鑑賞したら

ぼくらの月はいよいよ虎のバターのように

黒くなり

ウツボは心臓の歯(la muela del corazon)で

それを食べていった

指のシリンダーには甘い白も立ち昇った

汚水を浄化したボウフラは

今や愛のように刺す

聾者を探すワーク

切り傷が膿むような

羽根が生えて早く死にたい

台湾人のアクセントで歩く

オーロラの青かと思ったら

毛語録のように引き出しに入っていた

コップは縞によって光を溜めるが

その黒が

 

 

at once

 

二つの場所に

一つの人格

一つの場所で

二つの人格

二つの場所に 精通する

ぴったりと ついてゆく

世の中の見方ではなくて

世の中をどうみているか

明日の今ごろは 同じ場所

奇跡 が 案外       伝票を口に啣へて荷を卸し

ピンポンしてた興福寺阿修羅像ピンポンしてたピンポンしてた

言葉のベッド

 

言葉のベッド

言葉のベッドに ぼくらはよこたわる

マットレスは送受信の地層

シーツは例えば石狩シーツ

枕は例えば国立気分

履歴を覆う地名性の渦

言葉のベッド 言葉のベッドに

とうとうぼくらはよこたわる

台風も来て一層の渦中かな

揺れ覚めて震えてけさのちじょうかな

七〇人の者たちは喜びながら帰ってきて、

 

顔を上げると

柿の種の焔が 白ネギになって

張り合っていた障害者との闘いを留保し

逆差別の逆差別の

すごく上の層に居て

国家のあれこれ

隣の国をあれこれ

お決まりのドックが見える橋を渡る錆びたドルドラムの海の景色

足を組み直し

煙が晴れるのを待つ

早くこの虫のように 羽が生えればいいのに

殺したい者たちの群れの中で

七〇人の者たちは喜びながら帰ってきて、

八月最後の日は人類最後の日に似ていますね

lure

 

monopolized illegitimate, steal my heart

本当は別の所にある溶融炉

敵よりも賢い

干からびてゆく脳たち

仲間を信頼してはならない

どうしようもない者、有害な者は

曲った話し方をして

歩いている

All day long the lure is my concern

 

 

帆走

 

不穏な向かい風

決して伝わらない空の下

来たるべき食堂の寸法を測れ

故意に目を悪用する

焦点を空に合わせる

考えてもみなかった意味を帯びるようになる

 

Anti

 

Anti が 鉄と粘土そのものではなくなったから 穏やかに吹いてきた南風にだまされて出帆し

南に流されれば そこには アフリカ沖の砂州があった

違う、アメリカ大使館の砂州で埋まったんだ

ユーラクロン と呼ばれる 北東の大暴風

島影に避難するAnti

船体にツイートを縛り付ける

船酔いで本来なら楽しい修学旅行が

だからいったじゃないの

言葉の難船

どこかの島に打ち上げられることになるでしょう

普段から観ているアメリカのTV

諄諄と説く希望の音信

船首を投げ捨てて浮力を得る

希望が絶たれて言葉が沁みた

囚人であることを久しぶりに思い出した

子供は二人共大事

ナンパの恐れがある今

温暖化はもうないっしょ 流石に

人を 物のように見ない練習だけで一生を終わりそうなのに

わたしは都を滅びに陥れるために来た

場所でいうと、つや消しの銀のようなイワシのロケットが自転車のように盗まれやすく置かれているような

きみが組んだ割り当て

正当なものとして始まる

旗のように 躰を離れて

クモの巣にドライアイスを置くような

スケートの切り裂いてゆく 轍

水玉の水兵服から水玉がこぼれ落ちる

ダクトの音がスケート場のようだ

消防団おれにはむえんのせかい

おんなじシオカラが挨拶に来た

夏を置き去りにして、活断層の上で、九月を始めてしまった

(雷の後はバラバラと手足のように降ってきて)       九月は見切り発車したニューオーダーのようだ

 

雷の後はバラバラと手足のように降ってきて 車の天井に頭をぶつけながら ソースを塗るように小銭を確かめ 日銀券のないまま 灰を発送したら 午後は終値

水渇きなければないで凝っとして

ニッポンに #ACTA いをつくひとにのみ国家は恐るべきものとなり

「少年よ、寓意に目覚めよ」

アンニュイ ハシムニカ

さびしさは満ちては欠けてよるべなくみもふたもなく夏も終値

さびしさは満ちては欠けてよるべなくみもふたもなく夏の終値 どっちがいいかわかんない

無邪気だなあ海の底

だから地面に降りるともう飛び立てずに死ぬんだよね

名指されるまでは聴こえず虫の声

ゴロンするとアンソロジー化され、ごろごろするとアーカイブ化される

あと一二〇円しかない死にたい

我が愛の労苦よ通信機器を打つ親指だけが距離を決めゆく

my labour of love 人差し指はただつるつるなぞる時の表面

サングリア日和には蒔いたものを刈り取り縫ったものはほどかれる

褥(シトネ)ですねしとねたのですねネットしてたですね熱しといてしねと仰有るシネマですかね

もう真っ直ぐに立つことを諦めて骨を鎧えば軟体となり

TLに時間を流しつゝ殻の世界ごと過ぎ行かせているね

彼岸過ぎまで過日過日の赤き

秋赤き信号機まで赤き 哉

(もはや居なかった場所で)

 

もはや居なかった場所で

そこに居たら出せたはずの言葉を。

きっとこれは

船から投げてられた 積み荷

しかも

あるはずの質量のない

愛という無駄

失われた場所について 歌う場所がない

流されるべき 地層もない

だから 「がんばれ」もない

 

 

 

かけ離れた 傷口のような あでやかさで

自ずと 生成される 現場ではなく 劇とは

焦点に向かい、それを通った後は現実となるような 光であり

定期的な 清掃のような 予型.

脊椎 によって立っているのではない

認識によって立っているのだ

ウニのような頭が

土地の配分を語る

安定した光の都市へ

流れ込む 塩水

外人には 閉じられた門の前で

身を削る

その気になって境界に接する

ナフタリ

FeO2を入れた米袋

選択―

スターになりたいなら

サタンは何か見返りを欲しがるわよ

本当の演劇とは Cageの言うような自ずと生成される現場のようなものではなく、

ひとつのリアルに焦点を当てる 光のようなものである

真のレースなら 走ることは続けるが

くだらないことへの関わり方は

くだらなさを煮ることだ

そしてまむしに咬まれてみせるのだ

炎症を起こして膨れ上がらなければ

逃亡兵は

浜辺の焚火のように

人間味のある親切を 一方ならず示してもらえるだろう

煮ても焼いても食えない くだらなさを

警告でもあり 教えでもあるような劇が 照らす

なぜ どのように生き残ったのか

どうすれば生き延びることができるのか

なにによって 滅ぼされたのか

今 生きている人は 過去に死んだ人より多いから

戦争 と 飢饉 と 疫病 を 生き延びるのは 光の孤児院の逃亡兵むーちゃん

大いなることを求め続けてはならない

三〇人

女だけに なっても 行える

くだらないものたちと

敵対関係になり闘う

もっと 激しい変化

最初は 大まかな カット

そこから 微細な 頬のふくらみ

過去の劇から学んだ人たちと

生きるね

 

 

希望

 

研究などしたことはない

また会えたら嬉しいですよね

大きな白いリボンの結び方が

鯨の刺身に当てられた 包丁のように秋だ

訪問介護のプロのような人気は

オコゼのように砂を巻き上げよ

まじないで縛る 肺活量のない胸の呼気

シンクロするスポットに 黒い液体があったら

命はここにも関係している

昆布のような 植木鉢の植物

楽器のように 学校に興味はない

夢は一年経って 臨んだ

宴会の大広間の文字に貨幣のように揺れ

妻も子もライオンの坑に投げ込まれるなら

身の危険を感じた群衆の叫びよりも

魚群のような思考で命に触れる

老婆はそうした糸を手繰り寄せました

論題は金と赤の理解に焦点を合わせることだったので

稲穂と彼岸花からだけでもそれは分かりました

勝れた希望があることは知っています

なんで焼そばが初号機、覚醒なんだよ

往く金を近江の人と惜しみけり

松山城の裏でガソリンが切れる

俳句と舞踏だけだ、いま出来るのは

せめて氷が欲しいぬるい雨には

仕舞シテぜんブスられてステラれてテラスすてらばい すたーlieと

九・二三

 

祈れない自覚の方が 祈りより大事だということだってあるのだ

生まれたらすぐ墓に向かって歩き始める

みんなの道と呼ばれるものの上を

生じていることは知っていても

なぜ生じているかは誰も知らない

時間をそばに引き寄せるのは間違い

brazen conduct

ページをめくると青白い光

FAMILYの中心に乱反射と放射がある

薄い下敷きだ

ゴミ屋敷のまま神殿になる椅子

自問点として

説教

不和は関心の現れ

ぼたん色のソースをぬぐいさる

物理的にはいるんだけれども

羊を置いて走っていった

筆箱がぽんと音がした ような 気がした

evoke a laugh

いつか捕まる

上ばかり見る

下ばかり見る

ハスの葉からこぼれ落ちる

魚はぶつからない

乗せただけでは止まらない

脳に留める ホプリサステ

意味を悟るとは王国でなくなる物を置かないこと

 

 

ワナビー

 

プロフィールは役に立たない

人は豹変するからだ

背広の上に乗った顔がにこやかに話している

行動するとは 市民として行動するという意味

再婚

気付いて背骨を伸ばすと

暴れるから射殺しろと言う

脳は陽の当たらない枝のナスのようだ

多く配布された

振り付けは ワナビー

 

 

脱走

 

金木犀が死を際立たせるこんな夕方は

線路脇のちまちました植木を頼りに進んで行けたが

空きアパートの安心感だけがやがて沈んでいく

病院から逃げ出した俺が 正門のところで白衣に囲まれている

目覚めると朝陽を浴びる岩盤に脳がペースト状に塗られて

サタンのデザインを知らないわけではない

月桃が畑を囲むwallなら私たちを囲むのは何

白い曼珠沙華は開花のプロセスが違うから、あれはきっと別の宇宙人だ。

なまものと打って生物せいぶつと打っていたみをわケアって言葉を痛めてオウwhen

正岡子規 @shikikoji 陵や何と思ふて曼珠沙花 明治二七年

@shikikoji 陵(みささぎ)は彼岸花より曼珠沙華

良心 an unsound conscience

 

瀬戸内海は蟻がたかるくらいに熔けていて

押しやって破船

その言葉を避けるために行動する

動物は本能に

人間は原則に

原則とは提供される基本的な事実

不健全な良心に

決まりではなく事実が示されていく

二本足で立っているのが不思議だ

眠りは原則を手放す

主権のゆえに

墓には良心と書いてある

お蔭で聖霊も疲れる

どんなひとになるべきかではなく

ワルイ ヨクボウ ネブカイ ヘンケン ウズヲマク

汚れていると感じ いちじくの

機能してないあきの月

どこにいるのか とくりかえし

誰があなたが裸であると告げたのか

写真集「明日と今日」

呵責を覆い隠して成功しなかった

わたしの墓ではない

わたしが墓だったのだ

と気付いて

機能してないあきの暮

病棟でセリーヌの乱暴な冒頭にまるごと導入されるが如き

悲しみぽっ かり と言うなら ポカリでも 飲みな」と返す 殴る ワキツレ

月を数えること           「金子のは 仕舞歩きよ」の「仕舞」を 思い出せずに ミックに電話

 

月を数えることを 混ぜ合わせた夜は

映写のように 静かに揺れる

三日月がゼノビアを 半月がティベリウスを照らす

すべての速度は異なっていて

会話は軌道上の接触事故のように

幻想の痛みを 知らせる

家から出ない ウグイスと金魚は

今日は合体して俯いている

ばらばらに存在するものについて

糸を巡らす

その糸の角度が 月を数え

場を照らしている

哺乳類的な祭りも月を数えようとして

侵入の演技を繰り返す

映写のように スケジュールを脅かす

興味がないのは月を数えていたから?

別の種類の団子に変わる前に

三日月の切先で 目を引っ掻く

興味がないのは月を数えているから?

満月はパンフレットを配り

ヒットラーの髭のような 味の 団子の輪郭が

道に落ちている真理のように

石につぶされた声を発している

月は刈り込まれた首筋を見ている

インターホンの画面に数えられた月が立っている

再び巡る月の像を覚えて

飛んでゆくボタン

パーマの陰から月が覗く

太字で書かれた予定日を見下ろし

街路という街路を結びつける

やんちゃな三人の老人が栗を拾っている

節のようにイネ科は進み、

月はリエゾンとアンシェヌマンとエリジオンによって進み

言葉はコロケーションとコノテーションにより進み、

昆虫はパラグラフのように進む

無患子や乗るのは特急こうのとり

未亡人死にそうもなし晴れる 哉

きっとそっちも「いつにもまして」

こっちは鶴橋桃谷寺田町

すでにいか焼剣吉を過ぎ

空飛ぶベッドがここにも

登山列車が出来たので

 

御殿山で 元気そうだねと云われ

自分に属していない道を てんでに トーマス顔の 登山列車

瓶の中のニカニカしたライオンの顔の

あぶくが潰れてはじける原則の打ち込み によって歩む

濁った清さ の朝

仮名手本

「本当ね、どうなるんでしょうね」とは決して云わない ということ

固いキャラメルの顔で

spearheaded illicit power of riches make it clear by demeanor that you are simply not available

毛皮から服を作り

鉄を打ち

糸を縒り                                          ヒトはもうこりゴリラ

富士そばの紅生姜天しか食べていない

杭に囲まれた青々とした地所を覗き込むと胸焼けのような朝焼け

行こう、行こう、火の山へ

「世間様」という艶歌がかかっている

現在地確認                                         お前らにゃあわかるめえ

 

現在地確認

香水屋街

匂いのないものが追いかけてくる

どこに逃げても同じなら

位置情報をオフにしたってしょうがない

岩の裂け目に隠れても

衝撃は来る

阿吽にでも行こうかな

現在地確認

地続きの被災地

最初の嘘がクリアーだったから 言葉は 自分を濁すことができない

最後まで悪は透明で

安全宣言を繰り返す

 

徘徊老人

 

どこから始まるのか、道は言葉のように続いていて、川沿いのどこに この散文化の契機があったのかはわからない。ただ川のこちら側は部落であり、家を建て 子供の自転車が倒され 会釈して犬と共に避ける この道路上の全てに森がせり出して来ていて、その緩衝地帯を町がプロジェクトとして 子供の為の植林を行ったまま 草の中に放置され、錆びた重機と川床の石が すぐ暮れる山蔭に色を失っていく。皆 若くして結婚する。逃れられないから逃れている。逃れられるなら逃れないであろう。子供の自転車が倒されている家で。

網膜は軌道を計算する。ドリップする手は試行する。軽トラも拡張された器官として 川沿いの風景に表情を伝達していくが、やがて橋を渡る。道と言葉は結婚生活のように終わりを告げる。中天からパブリックなアナウンスが流される。失われた老人の特徴、服の色。老人にとって 道は言葉と同時に失われている。見えない大会に集合し言葉を聞きに行くようにして 徘徊する。震えないラッパの音が聞こえると衣を整え、震えるラッパの音が聞こえると歩き出す。三内村の忠霊塔は四七人の戦死者を祀るとされるモニュメントであり、ニュルンベルグの閲兵場で見下ろした角度で部落の森を見下ろしている。村の姓から幾人かづつが失われたが、老人はもう姓を捨てて、発見された時は ラッパの音が震えていたので、モザンビークに行こうとしていた。彼の網膜が、弾道を計算し 足が 思考し、鼓膜が 忠誠を示したのだ。

おい、風呂を入れておいてくれないか。寒くて、さむくて、死にそうなんだ。

二日酔いをごまかして生きてきたけど、そろそろ限界みたいだ。

かあちゃん、そろそろ帰ろうか。

体に酒入れて朝の血はやまりぬ暖まりたし殻の割れても

Who are you

 

冬 Who are you

浮遊するface

you saw 富裕層

冬 Who are you

ユーフラテス油送管

湯布院に輸送

冬 Who are you

不安な指

風葬ユビュ王

be with you

デモ暗し暮らし苦らしでも食うらし

灯台デモクラシ

「祝いの島」

 

ロボットの富士額やこめかみは

千年の間に私達の顔がどうなるかを示している

そこへ抜ける海底トンネルは信じられないと

手を挙げている夢

人間に対するおそれやおののきを

ある程度取り除かないと

乗船前のソーセージ一袋の値段のような気忙しさで

国を返す

誰に対してもすべてのものとなるために

その金属に地の輝きはあるのか

熱ではなく薬品による表面の苦しみの溶解

われわれもまた腐蝕しているのか磨かれているのか

判然としない処置を受けながら

兎に角一〇〇〇年の秋を進行させているのだ

小宮山上等兵は死んでもラッパを放しませんでした

曲がった時空におけるクラインゴルノン方程式

甲板にて

 

その島には船着き場はなかった。ライオンが寝ているように見えた。陸は所有される。そのような島は沢山あった。ライオンは所有される。陸は吠えている。

所有されることに関して、昔の本にこうある。島々はわたしのものである、と。日が射す。国旗は激しくはためく。赤は見え隠れする。航跡の白を撮る者はいない。

 

(水すましになりすました玉砕色のカリスマが)

 

水すましになりすました玉砕色のカリスマが

住まわせたルビーを欲しい人にあげている

空を干すのはその様な時だ

叫ばなくても酒はあるいた

夜の空空いっぱいの黒い花

どこをどうして上野の柳、鯉に吸わせるあぶく銭

池は不忍土壺に填まるダッシュダッシュと門の鬼

わしはふたまたみつまたこうぞ、手習い終えて筆を拭き

くちなし爆弾落とされて沢蟹姉妹仁王立ち

三件回ってハムカツ比べ噛まれてむかつく御徒町

霊柩車さえ白く塗り日比谷が転がす石つぶて

なにをペラペラ三丁目じんじんするのは世界堂

酒のためなら娘も売るとヨエルて人が書いている

青空に剃刀入れて

活用は雄鶏オンドルおんどりゃあ

花々はあたしはこうだあたしはこうだ

ああそうですかああそうですか

傾いた電柱空に数学者

コスモスが冬にそっぽを向いている

ミカン畑の緑の陰にルソーが描いた葉が見える

都々逸を田舎で唸る避難組

崎陽軒本店ビルに毎週はとても無理だと浜デート

入れ墨を外で待たせて󾭅温泉

立冬や乳癌検診さわやか号

様様半月誰何型の西瓜はカウンターから昇りたつのや

あれと思って後ろを向いてなんだ そこに いるのか なんだ

生らぬ無花果 オリーブ わたし なんだ 真夜中なんだ 起きたら

怪物撃って星座になってかかる費用は自分持ち

星座を撃って怪物になっておやすみなさい憎むべきおれ

よりよいせいふにおさめられたい? けんりょく と 発音できるかちゃんとおれたちに

酒のためには子供も捨てて一日ずらす決行日 欠航便に託つけて 空いた時間に 試食腹 今日も枯野の すすきはら

縞馬がひとり離れて森のなか

絶壁はマンガのように海に落つ

母ちゃんがね、父ちゃんは「はいまわるつばさのないイナゴ」だって

朝、ボーナストラックというバンド名がおもいつかれ暗澹となる。

それでも今日が続くならわたしゃ今日など要らないわ

物言わぬ駝獣が物を言い、バラムの歩みを妨げた。

希望の場所を持てないのだからすべての表現はバラム化する。

祝福せよ希望の国を。

話があると言われて向かう川を下れば出合橋

この辺りは防空壕が散見される

「来ちゃいなよ」てふ男の声に邪気ありて

タラップ踏んでグラサンかけて「ここが松山?何もないわね」

羽をむしらないで生のまま食べだした。

ファミマでコーエンのハレルヤがかかっている。

生で憎い雲の夜空

夜の畦道光りもなくて溶けて解(ホド)けてジンビーム

なんだかんだで途方に暮れて飲まなきゃいいのに缶ビール

(数珠つなぎの時間が玉を押し出し)

 

数珠つなぎの時間が玉を押し出し

トロッコを飛ばす

朝毎に新しくされるのに、

今日は終わりに至らなかった

生まれる前から知られていたら

わたしは生まれたくなかったかもしれない

顔は鉄板のように磨いた

着ぐるみを脱ぎ捨て

動物としての言葉がバラム化する

おいはぎに着ぐるみ剥がされ剰余消え

リトルネロ

 

思いに留めるとは 時間を早めること

時間を早めるとは 辛抱すること

辛抱するとは 見倣うこと

わたしがいない

暴風に揺れる桐の枝葉

そして突然 限りが満ちて

子が妊娠して母を産む

早い雨と遅い雨

収穫の反復と差異

待つことは 次の種を蒔くこと

(そのzuccaのジャケットには)

そのzuccaのジャケットにはポケットがなく、ものを紛失する一切の責任を他の衣服に押し付けていた。

トイレを開けると女が化粧していた。建物の裏手に回り壁に凭れると室外機が壁全体を震動させているのが分かった。

きょうは「あなたの顔見て目が濡れた」という藤圭子のフレーズ

がリフレインしている

いや、facebotter かな tumbletter かな facevernotebook かな さらけ出す場所を間違えて 高円寺のロータリーではらわた出しちゃってさ 八百屋帰りのおばさんの買い物かごの横で

ああ、戦争前夜のように気持ちがいい。黒いドブ川の澄んだ上澄みのようだ。

(声を 聞かない)

 

声を 聞かない 

切石で建てはしたが

ライオンから逃げ熊から逃げ、壁に手を置き安堵した途端に蛇に咬まれる

 

考案した楽器の音に合わせて即吟するのを 聞かない

顔が大きいのか体が小さいのか

飲んで飲み干し、まるでいなかったかのようになる

種の複製はなされない

飛蝗が眼に跳んで来て困る

今年のボジョレーは中絶の味

ビオはその前の味

岡山

 

忘れられたアーケードのように暗く続くので 引き返す代わりの裏道の灯りに さらに狭められた命を引き摺り 何の駅に戻れると 誰の家に戻れると 半月を孕ませ 天蓋を滲ませ 女等はさんざめき 閉店し始め暮れる途方の

やっとまた夜景が見え始めた

見えている間に、急いで事を済ませなければ

パスワード

 

地震は大したことではなかった

誰が侵入したのかが問題なのであった

離れているように命令されていた

何の命のためのパスワードか

誓いをもって踏み込む不幸

論争を終わらせるあらゆる論争の終わり

爪切らなきゃ

本気で死のうと思う

 

 

D.O.A.

 

今日ととなえられる限り

到着時既に屍の犬を追うが

かたくなになることのないようになさいと

今日もし言われたら

山の上でしゃこを追う

一つとは限らない

剣は魂と霊を

外側から見るこの屍体と内側から見るこの屍体を分けるまでに刺し通し

しかも罪がない

と言われ

ひまわり畑に貢献する一輪

うなだれたうなじのかたさ

第一の地位を占めたがって

到着時既に死亡

山の上でしゃこを追う

一つとは限らない

 

 

(未だに神聖な独身は長女のように声から老いて)

 

未だに神聖な独身は長女のように声から老いて世が世ならば というような声から老いて 古風なストールが飲酒運転 海に落とされ 流れ着く橋梁工事 黒血川と読めてビビる 関ヶ原のオバデヤ 山岳は 海からの苦い風を運び 老人は艦隊と瓢箪の思い出を自慢気に語る

あなたが怒りに燃えたのは正しいことか 暗い顔で愛を語る実演 一〇年経って女の子たちはすっかりおばさんになった これだけ近くに居るのにジェルソミーナは泣く あなたが怒りに燃えたのは正しいことか これだけ近くに居るのにジェルソミーナが泣く

未だに神聖な独身は長女のように声から老いて 世が世ならば というような声から老いて

今井、死んだなあ

次郎さん、青空だ

きみがいま駅から家に向かうには月ぐらいしかみるものがない

×きみがいま駅から家に向かうなら月ぐらいしかみるものがない

コンビニのゴミの容器はせりだして歩道に口を開けているから

満月に身重な海月コンビニのゴミ箱の中に捨てられている

sin gets 新月 man gets 満月

罪が取得新月 の男が得る満月

反影月蝕 というのか

冬ざれや毎朝便利な欠茶碗

大野開発                                          彼らは蛇のように塵をなめる。mic7:17

 

二時過ぎから立花な銭湯の前に人が集まっている。二時半に皆雪崩れ込む。刺青の背中が並び、イーッヒッヒッと笑い合う声が響く。

枝松の交差点に、同じ色の車が続く。「すれっからし」の空爆色だ。

道路の脇を線路が走る。遮断機の音のみで、電車は見えない。風景に柿の皮のような空気感が混入してくる。久米だ。

ラブホを過ぎると辺りは白くなる。永遠に続くかに見えた商業区は眼球の露光にもう少しの間耐えるだろう。

不相応なマンションなどあるにはあるが、あとは被爆街道を睡魔が上って行く。オオノ開発とはその一瞬の隙間に撃ち込まれたひとつの楔なのだ。

十六夜                                             地下道いっぱいに羽が生えて死にたい

 

霊が虫のように心を食い尽くしていく夜

満月は視点を変換出来ずに

せろせろとくぐもった一本調子の朗読を行おうとしていたので

日和雨師走風神雷神図

遅蒔きながら小さいコスモスを田に咲かせて

人の気も知らないで、てシャンソンあるね

頸椎の整体でナミがもう一週間薬のんでない。ナミには希望があるから体内物質が手打ちうどんみたいに出てくるんだろ

舞子が言葉を押し固めて作った菓子は葬式のような寒菊型で 京都の冬はそれを溶かして飲んでいるのであった

チョコの脂身みたいね

十三的非決定へ

蝶墜ちて大音響の更年期

ビリケンも届かぬ彼方のアーケード

幸せになれよと境界性人格障害偲べど詮無き

霜降りトースと言うはまれにして今じゃ普通のサ店ばかりで

ねむり姫という飲み屋

野良犬にお握りやれば風強き

どこまで遡って書くことが出来るか

 

わたしはどこまで遡れるか

七日目の始まりまで?

頭の中で何人殺した?

背広よ

ファラオのネコはカルケミシュで負け

極悪な王エホヤキムは死んだろばのように城壁の外に投げ捨てられた

衣を引き裂かずに 外部の書物を燃やした

直ちに影響は及ぼさない書物を

未来とは今余地を残すこと

中身の詰まった声たち

ロジェストヴェンスキーとなごやかに会談した東郷

乃木大将は殉死した

確信に満ちた声たち

王族としてスオウの桃色のように反発し

百十五日目に四つ、スオウの白色のように立った

飲んでも酔わない

着ても暖まらない

農婦の口から

変化とはある言語への変化である

「そして、働け」

東からリンゴは送られてくる

哲学は限界を反映委する

いくらおいしくても毒の入った水なんか

毒は母の上にあるのか

太っている ワンピース

書の形は完璧だ 反った後ろ髪

レザーからペイズリーのにおい

つま先のような豚

短大の顎のしたたり

すごおい関係

ヒントはここにあるの

おいてけぼりの目にかかる髪

だれかなあ?

バス停のように

結婚しないな

母の上に枇杷のような毒の首が乗る

シャイニイブーツオブレザーが

カレンダーの桝目を埋めるように

自民党

念を押す語尾のような山の形

ミカ 寒い

戦闘態勢に入った二つの個体

ADHD と言われた死にたい

 

 

突き当たらせている

 

突き当たらせていたのだ

難しすぎることのように見えるが

人を携えてくる今日このごろ

聞いている者たちよ

家畜への報酬もなかった

種によって受け継がせることによってのみ

呪いとなった分 祝福となる

寒さという拷問を予測する

好奇心の罰だった

シベリアに伸びてゆく鍋のような活気

それはわたしのものではなかった

千切れた風のように

何か悪いものを入れたのではなく

すべてのものを互いに突き当たらせていただけなのだ

広場はそこで遊ぶ男の子や女の子で満ちるだろう

最後の王は前髪を伸ばした

広場にわるいものを入れたのではなく

すべてのものを互いに突き当たらせていたのだ

いつか広場はそこで遊ぶ男の子や女の子で満ちることになるだろう

同盟して反抗するか、服従するか迫られている

服従か反抗か

うす黄緑の開いた空におきざりにされた春

裏返すと機械のように蠢いていた

いくつかのまとまった明かりがiPhoneを使って再び消されてゆく

褒めることによって据えられた人々が夕方家に居る

そのことに気付かなかった

うどんのように日は暮れて

この話題について日ごろよく考えておられるのですね

 

 

壁に掛かった三号のフレームには

 

銅色の遅刻は

白い夜道を麺棒で引き伸ばした

炎の絵が見えた

轢かれた猫を跨ぐように

両岸に道は走った

ホワイトイエローとスノーホワイトの見えない看板が

山林に点在する

今迄の 全ての色が

ホテルの壁の絵には入っていて

大きな字で書かれた筋書きを拡げ

編まれた体の形を読む

たばこ うそ ぬすみ

やっとできた相続分は わたし

白身が青いゆで卵

足を組んだ先にピンクの下敷きが捲れ上げる玄関口

歌うために書く

絵のために書く

字のために書く

書くと書けばメタ

書かないと書けばアート

書くなと書けば詩ではなくなる

終わりが来たのだ

黄緑の光

額が光る

・・

 

 

漢詩

 

今迄も眠い時はあっただろうに

招いておいて

という字を途中まで書いた

使金復使金 看花還看花

女が鼾かいて寝ちゃだめだよ

無造作に床に落とされているコードの

ジャンクションのような意味

という線を描こうとした                           「太陽の光で全てが見えぬ」

大阪は倫理の消えた沼にして川へ入るも入らぬもなし

砥部焼の乳の色なす骨壺に飢えと被爆と共に活けたり

どうしようもなくふるえているだけのコート忘れた 体の死に票

残波岬で残飯見ればヤギの中身に人の殻

圏外の山奥に居ても

のぞみに過ぎ去られながら米原のこだまのホームで薇糖飲んでる

人を愛する歌は多けれど愛さぬ歌をつとめて作る

人を愛する歌は多けれど愛さぬ歌は歌と言えるか

人を愛する歌は多けれど愛さぬ歌も歌としてあり

人を愛する歌は多けれど愛さぬ歌を歌として書く

昔みたいに希望の歌を歌ってよ 美空ひばり「裏窓」

酒を買い酒を買いまた酒を買いこだまはひかりに先を越されて

あと一年遊ぶと決めて冬の青空ヘヴィーに突き合わせてる

ベローチェのBGMは

 

新宿は鮫のようにかなしい

上映されない映画のように

欠損の中に暫し雨がふるえて

飲食のように世界は寒い

錠剤のカプセルに閉じ込められたストリングス

しろがねの衾の岡辺

真綿のように脳幹を締め付ける

送電線のように髪の毛は編まれて

晴れても雨です

触毛は被爆の暗号を探し

歌唱は偽りの内臓を曝す

矢筒を背負った後ろ姿を見失い

抗うシナプスは脇道でどん詰まり

貼られた宣伝の裏など捲ってみるが

フォントは傷付いたDNAの領土化には至らず

却って鼻輪の三つ編み男を殖やした

年末ジャンボの呼び込みに自分も年末ジャンボを買ったか訊いてみた

ビリケンは間違っていると思う

しんじゅくえんまぎょえ

やーさんちょうつよめ

よっつや やっつよ

あ みっけ かさか

かみがきすせー

こいかつどじうまぎえー うう きょと

しんじゅくえんまぎょえ。 やーさんちょうつよめ。 よっつや やっつよ。 あ みっけ かさか。 かみがきすせー。 こいかつどじうまぎえー。 うう きょと。

太陽に心はくもり、死にたいように女は晴れて

ゆりかごみたいな半月

ひとりひとりに野の草木を与える者に

雨の不渡り

路地

駅前には店がなかった。年の瀬だというのにどの家も片付けが済んで、もう正月のようだった。墓川は、一人で町を汚しているような気になって、図式的な考え方の中で自分が消耗していくのがわかった。

駅前に戻って周辺図を見た。北は下を指していた。

街道沿いの店は早々と閉店して民家に変わったからシャッター街の寒さはなかった。その代わりに犇めき合うキュービックな暗さがあった。

その暗さの奥に自分の部屋があるのだと仮定してみる。そこでは固定されたなだらかな山脈が胸郭を上下させている。

いつの間にかトンネルが出来ていて、風穴から吹き出すような向こう側の町の冷気が、あり得たかもしれないその部屋を襲う。

この町に来た理由さえ忘れさせるような冷気だった。

たおやかとは言い難い間近な峰からも吹き下ろして来る寒風があった。

山の向こうにも町がある、という事実は恐ろしい。町単位で人々が暮らすようになったら俺は消滅する、と墓川は思う。

山の向こうに町がある、山の向こうに町がある、と口ずさみながら墓川は一本の路地に入った。

「ここにわたしが住んでいる」

という啓示に似た声がして、振りさけみれば、貧乏が鉢植えのように並んでいる一棟の上階の廂から睥睨するカラスが墓川の頭頂を狙っているのだった。

この町でこのカラスに狙われている、という意識が墓川を不快にした時、名を呼ばれた。二階の廂から実在が降って来て、たおやかな峰が上下するのが分かった。

「靴を脱いで。」

分けられた場所だから、炭もないのに焔が上がっていた。

「家族の味ですね。」

「焼けば焼くほど冷たくなるわよ。」

「この町は、平気でそれを道に投げ捨てるから好きです。」

「海なのに陸(おか)。」

青線コロニアルとでも呼ぶしかない朽ちた手摺に、出口のないトンネルから邪風が吹き付けるのを、

「懐手、」

と撥弦の切れが、飲ませる、飲ませないの話になった。

そうやって白い墓にの相手をして飲む、飲まないの供え物を盗んでは、無、と穿たれていると、宮子はまた誰にも言えない話を聞かされるのか、と思う。

巨きな鳥が尾いてきた夜の話をすれば、この白い墓はきっと娘のことを歌う、と算段する宮子を、墓川が、

「きみはこの町で生まれた。」

と覆い被せると、致命性の渦が立ち昇った。

F#ABbAD EbD

F#ABbAD EbD

地名的なターミナル・ラブがαβυσσος(アビュッソス)から立ち昇ったのだ。

宮子の目の前の祈れない白い墓が、子供ののように毒の釉薬を作り、鼻腔の奥の終わりのにおいを悲しんでいる。

「障害のある人は居らず、山頂まで稲が実っているというのに、何の力が足りなかったというのか。」

「二種類の種を蒔いたからよ」

「毒薬を通してしか永遠が見えないのか」

「脱法釉薬でしょ」

トラウマに向き合う旅はすべて無駄なのだ。

「悪魔が入れた記憶の種を、きみは食べたのか。」

「あなたに力があるとしたら、それは私に対する影響力だけです。」

炭もないのに燃えているのが水だったら。

墓川は正しい川を遡って行く自殺者への憧憬に向かう脳をだまして、宮子の末広がりの裾の唐桟のチャンネルに眼を合わせた。

ああ速い、高速道路。

宮子は夢を見ている。フロントガラスに叩き付けられるのは水の燃える音だ。

この町の色は、と墓川は考える。

夕暮れの雲が鮫であリ続けることを許さない。

エリカが見えますほのぼのと

不意の擦弦に心臓を雑巾で拭く夜行の、北欧のブギーがマジックアワーの田面を渡る。鷺のように。

切符は持っていた。このまま駅に歩いて行く自分を墓川は見た。存在の途中下車、存在の見切り発車。馴染み抜いた情趣の隙間から野蛮なデュエットが漏れ出る小径を、影が追い付く。

雲の道行き。と宮子が言う。宵の軍歌の雲の道行き。私はちゃんと花びらを降らせた。いつまでも夜になれないあなたの体に。いつまでも朝になれないあなたの思想に。

それは色ではない、臭いなのだ、と墓川は思う。ティンクトゥーラを横断してもそれは一つの平面に過ぎない。

匂いをにおい、と書く詩人のことを墓川は思った。過ぎ去った喜びはまだ来ないかなしみ、まだ来ない喜びは過ぎ去ったかなしみ、などという遊び言葉を工夫し続け、妻子を捨てて死んだ。

山の端が花札のように黒い。

蜘蛛の巣を払うように野道を進んだ。

道を挟んだ糸電話を夢見た。

異星人に会ったら学者がまず訊きたいのは「神は居るか」らしいが、恥ずかしくないのだろうか。

駅まで尾けて来ると思っていた巨きな白い鳥が消えた。代わりにトリさん、どこに行ったんでしょうねえ、と烏が胸元で反り返った。

力はカリフラワーの形をしているけれども、と宮子が言った。

雪山の麓では不発弾ね。

白も黒も舌の力に過ぎない。

あの太陽光パネルの影は紫に見える、と墓川は反論した。われわれはまだ見かけの色に投げ出されている。

道行きはひらがなのように川の両岸にわかれた。いつか、左岸で泣き崩れたことがあった。

盆栽の野道の糸電話は、切り立った護岸では何故か思い点かなかった。犬を連れた奥さんのモチーフが、この町で生まれた高校生の宮子の姓を襲った。

「墓川さん、」右岸から鳥がその旧姓の声で呼びかけた。白か黒かはわからなかった。「墓川さん、」鳥がもう一度今の姓で呼びかけた。白か黒かはわからなかった。

そのまま駅まで、四十年間彷徨った。

 

宮子が墓川と年越し蕎麦の蕎麦湯を色紙に書いていると、醤油の寒さが脳を溶かした。

この時期、ひとりぼっちの胸の人たちは北ホテルにいる。背中の人たちは?とテレビが教える。

かなかなは旧姓に属するか。それがすべてであるなら宮子の銚子は白鷺のディスパッチとなる。そうでないなら

かなかなに姓はないのだ。白い夜明けに、忠節な娘が幽霊のように立っている泰山木の庭先で、亡くした者の思い出のためにいつか泣く。

墓川は死のうと思っていた。無意識は口答えしなかった。代わりに大量のノルアドレナリンを放出するだけだった。墓川の思考は、墓川ではなかった。

宮子の全ての白血球は身構えた。そのために町は泡立った。

白濁したキノコ雲が毒に溶けて、思考に命令する墓川に、体は騙された振りをする。

宮子がこの町のDIVA であるなら、その言葉は球体のスナックの内側に貼り付く。

それを外側から見て唄うのか、認知カラオケが手招きしている。

いつもの夢の町で解けて浮いていると、目が覚めた。鳩を祀れば八幡なり、と宮子が詠いながら踞って集めているのは山々の印章である。

頭蓋が前にずれて涎だけが垂直であるような蹲り方で、正月なのに蝿が出た、と謡う稽古の一団に、縁側の墓川が瑠璃鶲を逃がした。

それはベエルゼブブの線に違いない。道を隔てた糸電話に巣食っているのは。 ラリーもしたし、と次の宿場に手向ける印章のように蝿と瑠璃が際立つ。

街に食い込んで運河があった。安寧は、宮子にとっての川の場所なので、その上を墓川の屋形船が行くことはない。

時間に距離を加えることが出来るか、

寿命に一キュビト、寿命に一キュビト、と宮子がアドバルーンに書かれた文字を読み上げている傍らで、墓川がATMのデポジットを目減りさせている。とうとう駅前に戻って来たのだ。

墓川は娘の歌を歌わなかった。代わりに歌ったのは個室の歌だった。二十四時間営業のミステリーはハードボイルドなカエルの合唱だけだった、と眼を開けた墓川が言った。

その声はあなたではないから安心しなさい。と蛾のように窘める宮子に、青い電流が走った。

轢かれて死んだ宮子は青い毛皮を着て、まだ生きているD.O.A. のヒロインのようだった。

まだ夜は明けていなかった。もう正月だというのに。蜜蜂の代わりに蛆が涌いていた。

墓川の弾丸列車は、集団就職の詰襟を乗せて丸刈りの脳の外側を進んだ。

宮子が点になった時、をとこの詠める、
あしひきの山の煙りを下りて舞うながながしよの肉の書板

あなたの固いケーキね、発酵せずに腐ったみたいよ。それを真名と言うのなら、不発弾どころか核のゴミね。と点が言った。

きみは星になどならない、とはどならない墓川は、越冬闘争の正しい蜜に覆われる。

自分より大きい者にとって汚れとは、と墓川は想像する。自分より大きい者になり過ぎて、自分が偶像になっている。墓川はそのことで自分を中傷する。

墓川が、貧しさを強く意識しながら、心を煮ている。巷の上手で。新言語と共に新言語の鍋も導入されたからだ。

鍋の理由を問われて、二つの手、二つの足、二つの目をつけてゲヘナに行くよりは、不具の身で命に入るほうが良いからです、と答えている。

「ああ、五臓六腑に沁みわたるわ」「あんたの五臓六腑は、鍋の中やないかい」「楽園になったら海のそばに家を建てて」「海のそばに家を建てて」「毎日夕陽を見る」

北ホテルから”New World”に至る分けられた道、それは道を行く者のための道であり、いずれはソースに溶かされる愚か者がそこをうろつくことはない。路肩にはライオンが、参道の真中には神のふりをする者が、天に通ずる楼閣と題された鍋の乱れに向かって、冷やし飴の言語を辿る。

墓川が塔の上から演説する。
この震災で、人々は「背骨の人」と「胸の人」とに分かれました。「背骨の人」は”日本ガンバレ”或いは”頑張るな”という方向に行きますが、「胸の人」はひとりぼっちです。

外人居留者として被災し、外人居留者として外人居留者のコミュニティーからも疎外され、外人居留者としても勿論、日本からも疎外され乍ら何を表現できるか。そのことのために読むべき本は果たしてこの町の本屋にあるでしょうか。

わたしは本屋で立ち尽くすひとりぼっちの思想です。身体性の(アルトー)、ハプニングの(ダダカン)、やさしさの(マルクス)、餓死自殺の(尾形)、やってしまったことから始まる不可能な領域への、同労者のいない、残された僅かな時のための。

「復活について考えるのは良いことです。」といつの間にか復活した点子か言った。

それで墓川の爪は点子の二の腕の肉に食い込んだ。シャンプーはDOVE かな。八幡神社さん、

それには答えず、八幡点子は向日葵の中に立つ砂糖黍のように反り返って囁いた。この町の王も烏です。

アースダイバー的には、この川の泥の中でぼくらはかつて結婚していたね。

生野の道の遠ければいて駒したれ近く変動、と点子が返すと、神聖さの道にサフランが咲いた。

泥の中で食らわんか豌が結婚し蛭子が生まれた。それが烏になった。あなたの額の×印。わたしの本当の名前はアミ、

と言いかけて点子は口を噤んだ。

何故わたしの名を訊くのか。それは恐るべきものであるのに!と墓川が気を利かして謙遜を投げると忍耐が光った。あ、花火。

ドヤの南京虫から聞いた話だけど、昔、スマミとホヌミという男女アイドルDUO が居た。別れてからホヌミは女性力士大会で優勝したが、スマミは会おうとしなかった。

ホヌミの声が高く澄んでつるつるしていたから、浮気していることが分かった。

それで花火を観に行ったのね。

そうだ、それで売り上げを誤魔化した。墓川の財布はぱんぱんに膨らんだ。小便だらけの湖に、ポケットを裏返し、チェリーの葉を振り撒くと、鳥が啼いた。

砂州に楼閣を建て、橋を継いで料亭にしているのを、与えられた町の義務であるかのように、供与の豚に与(アヅカ)らせ、人の脂肪を灯している。

だからそれは長岡でもガイ・フォークスでもデュッセルのヤパンナハトでもなく、ガザの火花だったのだ。

閃光は串カツ「松葉」の油の中に走っていた。

北京の露地の側溝の油を掬い集め、子らは松葉形の三本足を歯で削いだ。肉を削ぐことは巨人に対してではなく、セム同朋への中傷として空に上った。

社交

雨瀟瀟

暗い冒頭

痴情の楽園

枯れた山水

人が疎ら

ナチツドイス

明日をだます

(赤金色の遅刻は)                                   赤金色の布張り

横にすごい強い人がいる

赤金色の遅刻は                                    だますことさえ貶められて

白い夜道を麺棒で引き伸ばした                      その業は貴重になった

炎の絵が見え                                      水門から

轢かれた猫を跨ぐように                            注ぎ出されるのは

両岸に道は走った                                  洪水か祝福か

ホワイトイエローと白の見えない看板が              家康の墓にゲーテの玉砂利を見た

山林に点在する

 

 

つつぬけ

 

末端は冷えて

真中は熱く

タイツのように行き止まり

固い雪山のギザギザ

じりじり越える停止線

末端よ                                            かなしみべろべろ

暖まることで                                      単音の信号をキープしたまま弾く

つつぬけになれ                                    死にたいと思いながら鴨を切り裂いている

端末よ                                            女 男 女 氷 阿佐ヶ谷駅

寸胴のようにつつぬけになれ                        よなかにしなやかあさにはれやかひるにおだやかゆうがたにゆ

may pouring rain fall inside of this pipe.        るやか

あけがたにあざやか

アル出っ腹ン 尻臼

ああああよがふけるがヨガにふける

おやすみなさむい

寂しい果実は剥かれないまま布団のなかで皮を着替えて

寂しい果実はナイフを差し出す溶け出す代わりに凍ってる

南蛮紫                                             赤ん坊の方が見兼ねて母親の乳房に命じ、 奇跡により母乳が出

るようにさせている、 という夢。

みぞれ状の受け身の着地に 徐々に

形作られてゆく

眼鏡を外して

子供を抱き抱えても

夜の雪は写らない

夜明け前には凍る歌

荷台の車椅子がカラカラ回る

高速では約束の事故が起きるだろう

自慢せよ

absentを穴とする心の欺き

彼は本当にこれらのことを話したのか

右の目をみなえぐり取るという条件で

楽して儲ける

きみのその紫は南蛮を受容したころの寺院のそれのようだ

ぼくは靴を履き直す

きみのブーツは茶色い

光が目の裏を横切る

写らない雪のように

石をパンに変える

ボーダーを試し
心臓を与え

なんでも出来るという夢想に耽る

もう無理なのに

 

かけ離れた 傷口のような あでやかさで

 

Manasseh 、 מְנַשֶּׁה (men-ash-sheh’)

わたしの舌がわたしの頭の中にある

秘められた自分におけるわたし

布に光が当たっている

緋に吸収される

その日は気温を象捨する

 

 

 

最後の日々に定型は

頸椎の矯正のように捩れを伝え

搔き上げる髪も骨だと知って

大半は改善できると教わるが

検分は時を変え場を変え

骨格モデルに触る手付きで

「もういいよう もういいよう」

と哀願するのであった

光は照らして調べる訳だが

回転する轆轤の上でそれは

粘土に対する権限を示す

形作られることに対してどう反応するか

手は泥漿で濡れ

口縁は引き上げられた泥漿の柔らかい波に覆われる

土の背骨よ

可塑であることの真髄を知れ

口縁の波を歩いて渡る信仰

土は労働力調査の後、 サンドイッチのために徴兵された国民である

つっと立ち上がる口のような身体

声のトーンはアルカリ土類金を示し続ける

王の専制と搾取のやわらかさ

ロバのように埋められ捨てられる

それが服装だったのか

首を通す衣服の物としての正しさのように

王はやわらかさのうちに連れ去られた

甘える声は羊の白さ

社交やダンスはその白さに覆われる

ターンテーブルの羊毛

チュビチュビというしんみりした和装の口先

逆戻りする轆轤上の解放

表面的に埋め合わせ、危険が去ると以前の土に戻ったのだ

発芽を待つ種粒が

言葉のように宿っている

野菜なのに木のように成長し

鳥たちが宿り場を見付ける筈だった

疑いに負けた土は

遅れて来た女のように一瞬にして理解する

アヒルのように

ラッパを吹くように

遅い時間に

夜明けの湖で

土の舟は沈む

以前には悟ることが出来なかった

気になることは放っておきなさい

息子が齢をとってゆくように

夜明けの水浪が立つ

いたちが横切る塀を見ながら

星で首を吊る

赤ペンで手を入れられた人生の本(book of life)

ページを開くと抑揚という部分

音の響きを変えてゆく

書くためではなく朗読するための人生

青ざめたタコと蛾のような毛糸の対話

演技はその背後に山の暗さを背負う

孵化する敵意が山の端がら昇る

もうすぐまた感情の満月

山の地図を見ながら眠る土

薄荷の葉が混じっているかもしれない

腐葉土を成型するような死のゲネプロ

呼吸法では治らぬ人格

二つのネックレスの列なりのようなブルネットが

同緯度同縮尺を突き合わせている

口が開き 歯が見える

口を閉じると別の口紅の唇が開く

ひろやかな場所へ 装身具は直列しようとする

移動して井戸を掘るのは平和のためであった

割れた石の中に結晶が見出される

服飾を通してそれを見ようとしている

肩はぶつかり合うものだと

移動する箱型のトロッコの年数

膝や首を楽にすることは夜の青に消えた

地図の三角地帯は迫り出すものによって黒ずんで

ぼんやりした明かりが移動する肩の後ろの壁に

胸の痛みが抜けてゆく

それは循環の話であるのに

箱の中の毛玉のように動いてはいない

困った顔の犬が

薄紫の主人に向かっている

抽象的な質問に

箱の中の赤紫の毛玉はごろごろ動く

マスクをした人は針山になる

転がる毛玉が切れて

黄色い部屋に入ってゆく

トラックに椅子を並べたりして

平日は振り落とされるのではないか

漁師は

休日に陸に網を拡げる

欲望のバイキングとしての

土色の背広を着た人は

自分の土の場所をひとりで回る話

蚯蚓には冷たい個人の土

益という字を凝視める

凍結はしないだろう今夜は

近所の土に会ってこようか

旗の影のような三角地帯の

鯖の缶詰のような小さな光

やわらかさという土の中へは

誰よりも音を延ばそうとして

まだ知らないバイキングの白い旗の中の赤

 

 

彼女に戻って来た平和

 

投げた平和はブーメランのように戻ってくるとき

バリアーを通り抜ける

ドレッシングを選び

声が笊に落ちると

癌以外の命は削ぎ落とされていったのだ

 

 

食卓の暗号

 

モンモリナイト

雲母の多い繊維質の土の

崩折れる鴨のような声が

芯を掃除する

砂あらしの中移動していて

長期間いなかった

川まで旅費はどうしたのだろう

帰りは帯をしないで

足を組み直して

食卓を暗号にする

食卓の中身は少女言葉の暗号

紅梅が先に膨らんできた

紅梅色に事務的に春は膨らんできた

少女言葉の昔

中身は

食卓の中身は少女言葉の暗号

ぼやけた影と光が

理解できなくても 従うとは

中身は

食卓の中身は紅梅色の事務服の少女言葉の

暗号

 

 

the whole obligation of man

 

思い通りにならない

ことではなく

虐殺でもなく

空色が入ってきた

全員一致の知恵

復活はない

ことではなく

自分を裁く能力を人に使うでもなく

エラーから美喜と名付けて

忍耐で覆ってもらっていた

軍資金はその真珠ひとつ

 

成功の尺が明らかになってくる

成功した人などいない

“refuse to bear arms against their fellow man

それが人のつとめの全て(the whole obligation of man)”

裂けた紙に字が書かれていたが

声と文字が書き写されていただけで

父の詩句の垂直の突出ではなかった

ごみ(the refuse) くず(the offscouring)

顔の描き方が違うだけで

対応の仕方はコントロールできる

ぼーふら汚い                   零下四〇度Cの室内でデッサンしていた。凍傷で手足の溶けた猫

切っ先                      が哭いたので外に出したが別の猫に食べられてしまった。目が覚

めると舌の奥を噛んでいた。

València

 

グラフィティの紫に国は醋えたコンキスタの面影を遺し

線路沿いの薄の群生の狭まりの向こうに一瞬サグラダ・ファミリア

日本製の青空の下にあり得ないオレンジと紫

ちちゅうかい

鯖の背のようにくろく錆びて明るい

帰化の果てにこの土は何をするつもりなのか

光る葉肉は恐竜のようで

樹々はブドウの低木に至まで全員バンザイをしている

スペインとは紫のリゾーム

コロニアルに再領土化された気候が宇和島駅のように寒い

ここは寒いアフリカなのだ

プラットホームが大地と等高

抉られるものがないまま鉄路が銃撃の地平にある

春は薔薇科の木々のブロッサムに散在するのみで

秋に向かうのか春に向かうのか季節は分からない

アフリカはいま、数艘の舟が近くに寄ってきて見守る中、腰履きのジーンズの下着を見せて寝ている

toragona少し大きな街だと石とコンクリの不安が募る

ほらやっぱりサーカスのように河原者の集落

油送管たちは何故思い出したように上り下りするのか

尺取虫のように塗られて

侵入のグラフィティと分け入り方が同じで

あるようなオリーブたち

このままアラムブラの寂寥に或いは流れてゆくのか

統一国家のいわれのように

いまのところ南へ下る車窓の右の山はすべて兀山であり左の海沿いは別荘なのにコロニアルがない

この国のすれっからしの部分はすべてポンドで出来ている

超特急もあるにはあるのだが

海のマッテラという町にはみ使いのように飛び去ってゆくばかり

西部劇には黒すぎる海と山と空のみどりの

仏領にはオレンジが苦い瓦の

漁村がないことからくる木陰の刃物

岩山を分け入って内陸をゆくとみかんとぶどうの

窯もありそうな丘陵の

トルッサという駅で

スウィッチ・バックしてイスラムが入って来る

逆走の不安の中を

みかんの中を

牛のような汽笛の中を

説明のないまま

リヴァースするしろい西部劇

ぶどうがなくなり一面アーモンドかオリーブ、JASCOやSATYのない地方都市という柿の木に似た舞踏

水は無さそうだ

みかんの土にグラフィティ

赤い山

 

 

the artist

 

横たわる青のfuturo

落ち目の俳優も糸杉のように突っ立つ

破産した後の青から始めよ

青に横たわれ

女房に先立たれよ

大暴落の中

青に先立たれよ

これでもかというくらいに先立たれよ

青の遺品を整理せよ

すべてのフィルムを燃やして走り出せ!

ところが終わりにフィルムは巻き戻される

補色のようにして結末はミカンの中を走る

いくつの愛に支えられて

タップを踏むのか

 

 

house carpenter*

 

死の山というのは本当にあるのだ

あの平たい低い丘を見ていると

水のあるところに町は出来る

いわれのない町

*trad

“Well met, well met, my own true love,

well met, well met,” cried he.

“I’ve just returned from the salt, salt sea

all for the love of thee.”

 

“What hills, what hills are those, my love,

that rise so fair and high?”

“Those are the hills of heaven, my love,

but not for you and I.”

“And what hills, what hills are those, my love,

those hills so dark and low?”

“Those are the hills of hell, my love,

where you and I must go.”

 

 

France

 

語尾の地域性が散乱から整合に至り

国境はないまでも

緑の量としての牧農に噎せる遠景

ミルクの鬱

グラフィティだけが駅を繋いでゆく

荒れた植生の

尖端の冷えの中を

見たこともない醜い川を超えると

フランスだ

 

 

Juniperus phoenicia*

 

荒れ野に一本だけ立っている裸の、はぎ取られた木

自分の

かつての拡がりを垣間見る重唱のなかで

ひとりでいることがひとりでいないこと

ひとりでいないことがひとりの木であること

良いものが訪れてもそれを見ない、はぎ取られた木であること

ただひとりで坐ることがひとりでいないこと

むしろ犀のようにひとりで歩むことがみんなの道であること

周囲と異なる者として目立つことを厭わないなら

水のほとりに植えられた木のようになる

外から見たら枯れている木

自分は 荒野のねずの木(カアローエール)

良いものが訪れてもそれを見ない、裸の木であること

この女のした事も彼女の記念として語られるだろう

彼は群衆と見分けがつかなかった

朗読者のオルガンが見えた

一発で分かった

扉に書かれた字が消去できなかった

* [ヘ語,アローエール,またはアルアール] アラビア語のアルアルは,この木が恐らくフェニキアビャクシン(Juniperus phoenicia)であろうと同定するのに助けとなる。

 

 

Russians русские russkiye

 

突き当たり折れ曲がる朝の川の連続

金を捨てる 間違った箱

ロシア語に チョコが混じる

間違いに パプリカをまぶして

転がる 肉団子の紙の

悪意のような 気管

Rue de 紙吹雪の鐘

とともに 直角に突き当たり 折れ曲がる

言葉の川

押し出される神経

鐘より長く続く祈り

眼窩のロシア

空耳だけの 川は下って

less than zero に ちょこっと坐る

体がコートを着ている 鐘の街路を離れて 煮られるべきため息の中に

やすやすと攻撃されるプロバガンダ

そうして、地球を鷲掴みにされているのだ

ADAM

 

風景は変わらないように思えた。

陽は温暖に降り注ぎ、風に花々散っていた。 ー「ゆきてかへらぬ」中原中也

風景は変わらないように思えた。

(反文化闘争)

一種の清々しささえあった

死は 始まったのだな、と思った

味は変哲なかった

女を叱ったのはつい先刻だったが、随分前のことのように感じた

どんな子が生まれるだろうか

途切れ途切れの線が見える

暗い

灰と黒だ

大切な事を暫くじっくり考える

ラスベガス

全能の知恵

脳にピンで留める

何度やり直しても全能はうまくいかない

パチンコ屋の光の洞窟

夢の場所でアイドリング

思考のガソリンはなくなる

線の拡大 線は穴

覗く目が見えはじめる

思い続ける思考を自分がかなしむ

繭が光る

つながっているから海

つながっていないから島

胸襟を開き

求め続けてはならない

線は流れる

邪悪な者が平安でいる

危うく滑る淵まで

大いなるところに

居ながらにして

つながっていないのが 島

地下駐車場 の外車

卵型に内向きに張り付く 髪

白いかおと黒い髪の数秒

空(カラ)の頭の中

を思い起こすことはできない

どうせ原因はなくならないんだから

くよくよ思わないほうが勝ちでしょう

黄金の鉢に種を入れない

扉は感覚機能 外からは開けられない

朝のバイキングは

正しい食卓ではなかった

東北に 歩いて行った

(一二歳の質問は尋問反論だった)

風景は変わらないように

見えた

虐待されている人を思いに留める まだ肉体だから

もう滅びるらしいよ

思いに留めるとは早めること

思いの腰に帯を締め

並んだ撫肩

自分の文化

思いの安定

沈没する船の特等席か救命ボートか

自分の文化

時節

達することができないほど高いものではない

頭を削られた

「神秘性を剥奪せよ」などと書くのはブログのツイッター化か

終わりにもスパムを受信するままに雪崩れて今朝は二〇一三

フォローゼロフォロワーゼロでしかも鍵サーバー神が秘かに見ている

フォローゼロフォロワーゼロでしかも鍵霊者達しか見てはいなくて

死神が手紙の線量測定し実験台にされているだけ

フォローゼロフォロワーゼロでしかも鍵壜はながれるインダス川に

「第二頚椎カイロアジャスト一句四首」

未遂までして扉の春立たせる

首吊りは最高の矯正かもね頭と体が真っ直ぐつながる

胎児の背骨は最初S字型で生まれてからは∫型になる

生きているとはS字型であること引き伸ばされて伸びきれば死

直線の希望が死であるような朝背骨を抱いて丸まっている

新宿駅で家を落とし、取りに行こうとするが辿り着けない、という夢

松屋で。

 

拡散する断念が腹に収まり最悪の肉をのたりのたりと盛るバイト一日目の茶席のスピード

夢で通い直し夢でまた行かなくなった高校

衝動の茶席に土曜は溶かされ

 

 

 

脳の詰まった頭たちが

水の底にそよいで

干からびた手も

泡のように立ち昇り

萎みはじめた月を 脹らませている

抱かれた赤子だけがこちらを向き

郁子の種のように並ぶ中身の

従順

優柔不断の王よ

縦縞や横縞の命

大気汚染が語尾を引き延ばす

自転車の吃りに巻き上げられた十年

縞のある動物たちが宝の在処を知らせる

白い髪 黒い髪後ろ向きの春の

 

 

 

うれしさはジャムのようにはみ出て

殺人に鈍感にならせる

目は灯りになり

amiry cistern泥の水溜め

に沈みはじめた

 

living without law

 

今日でおしまいと言うとき

見えないものが蜘蛛の巣を張り

瞬時に飯場の二階に伝わる

その卵型のうつくしさのゆえに決意は腐敗し

律法なしで生きる

律法なしで生きるとは

足場を組む鳶たちに混ざって

携帯が使えないこと

飯場の二階で高笑いが響く

群青に視界が狭まり

猫背の背広が行き交う

死んだ者が教える無駄な推論

浅い肺が押し出す言葉

死ねば 解放される

燃え尽きなかった隕石のみがトラウマを背負って到達する

おいてけぼりにされた レッスン

体の中の不活発な部分に対する 健全な恐れ と 自然な幸せ

白髪の 過ぎ去り行く

銀河

今日でおしまいにしようというとき

見えないものが蜘蛛の巣を張り

瞬時にそれは飯場の二階に伝わる

その卵型のうつくしさのゆえに決意は腐敗し

明日は律法なしで生きる

Where do I want you to take me?

two diverging path

睡魔                       facing a fork-in-the-road decision

merging is diverging

寝ながら向かう車から               Where do I want you to take me?

黄昏の青、電柱の黒                merging is diverging

気配を殺して                   Face a fork-in-the-road decision

化け物の巣へ

ばれないように ばれないように

医学用語としての激痛

経営方針は変わっただろうか

わたしは何をしたのか

という者はいない

先を争う馬のように

みんなの道を戻ってゆく

ドブの中のあでやかなあざけり

この時刻に

目覚めているのは簡単なことではなかった

鼻孔の息を殺す

ひしゃげた梅の香

稲妻のような釉薬の掛かり具合

ここでも 顔の僕たちが

にちゃっとひしゃげて真理に貼り付いている

彼はもう花粉のガリラヤに行った

嫉妬する金髪

このような時に休んで眠っている

セーターを改造した袋物

もう充分です

時刻は着ました

立ちなさい

行きましょう

女が講演している

夜の黒に黄色が混じる

眠ってしまうと

事態だけが進行する

眠って

世界を進ませる

***********************

人の体は眠くなるように出来ていて

酒を飲むと寝てしまう。

悲しみと疲れに酒も入って

眠ってしまうと

事態だけが進行する

体が眠ってしまうと

事態だけが進行する

眠ってしまうと

進んでしまう世界

眠り込んで

事態を進ませる

埒外の安逸

まだ生きているかのような

話し方

理不尽な世界に ガタガタのおれ

 

滅ぼされるおれがFAm

滅ぼされる国でBbAmonC

安心してるFAm

滅ぼされるからBbB7monE-5/A-5+57

町に行けばFAm

たこ焼き食べてBbC6

携帯持ってFAm

どこへゆくBbBm-57911/A+5-7

眠り込んでEm7911F79B7

事態を進ませるEm7911F79B7

埒外の安逸Em7911F79B+57

まだ生きているかのようなEm7911F79B7

話し方Em7911F79B7

理不尽な世界にEm7911F79B7

ガタガタのおれEm7911F79B+57

生き残れないおれがFAm

生き残れない国でBbAmonC

安心してるFAm

生き残れないからBbB7monE-5/A-5+57

町に行けばFAm

たこ焼き食べてBbC6

携帯持ってFAm

どこへゆくBbBm-57911/A+5-7

被爆した国でFAm

被爆したおれがBbAmonC

安心してるFAm

被爆したからBbB7monE-5/A-5+57

町に行けばFAm

たこ焼き食べてBbC6

携帯持ってFAm

どこへゆくBbBm-57911/A+5-7

亡びる人たちの中で安心している

滅ぼされる部屋で安心しているその原因はどこにあるのか

 

 

Memorial 

 

いつもの場所にいるのに

白のショールを羽織って

若手議員の春駒が

マナーモードの野原に立つ

認識

遺伝性の罪が拡がった野に

菜の種類を数え

人間の親を持たない二人が

酵母無しの頭痛

メロン色の月が

マナーモードに震える

見事な生花

一九八〇回目のキャンティのアロマ

金魚鉢の尾型の沈澱

家の者たちがどのように行動すべきかを知ってもらうため

闇はコーラの黒

あー自殺したい

 

 

人体

 

腐った歪の

雛形のない楽器の背

そういえば

あなたの青はちりばめられている

わたしの嘘の上にあなたの青はちりばめられている

同じ指を怪我して

僕だけ内出血しているのはそのためだ

煮るための部位に切り分ける

頬と尾と

眉毛の抜け落ちる頁の地表が捲れ上がり

下にあるものが上になる

ああきっとみっともない人体

池に被さる枝

水面に映る

象のようなものが詩句に現れると

私たちは絶対に似ていない

 

 

偏頭痛

 

肉を転がしている

慣れ親しんだサイコロ型の死臭

頭蓋を揺らせぬ視野の狭窄

断言の小気味良さに包丁を入れる

気胞を含んだ羊羹に似た発酵体

塗れている

伸びすぎた髪の

カマボコ板上の両断のshotsが

声に規定されてゆく

肥満体に魂が刺さって

ただ涙をたれ

物が二重にしか見えなくなる

バタ臭い表情の洋物アニメ

肉を転がしては

マスクに死臭

 

 

叙景

 

蛍光黄緑の死の

片頭痛は花見

奇声を発する度に間髪を入れず何十年も叱り続けて来た

欄干から 落上

縁取られた文字に水が溜まっている

奇声を発する度に間髪を入れず叱っている

何を言っているのだろう

シューとかシャーしか聞こえない

とても長い手

が固有名の喜びに震える

最後はみんな屋上で笑ってほしい

 

今日からだね

今日でなくてもよかった

いつでも今日は今日でなくてもよかった

今日で終わりにしなかった

先延ばしにしていたからこそ生きてこれたのだ

今日と唱えられる日の続くかぎり

今日は胃の中に閉じ込められている

先延ばしにされていく

今日と唱えられる日の続くかぎり

障害のある子供を叱り続ける

蛍光キミドリの死の

片頭痛は花見

奇声を発する度に間髪を入れず何十年も叱り続けて来た

欄干 から 落上

縁取られた文字に水が溜まっている

奇声を発する度に間髪を入れず叱っている

何を言っているのだろう

シューとかシャーしか聞こえない

とても長い手

今日でなくてもよかった

いつでも今日は今日でなくてもよかった

今日で終わりにしなかった

バック駐車し続ける

今日許されないことは

ずっと続いてゆく

ずっと許されない今日が続いてゆく

減ってゆく者と増し加わってゆく者が交差した

明らかに体つきの違う人種の子供

今日でなくてもよかった

いつでも今日は今日でなくてもよかった

今日で終わりにしなかった

 

 

突風

 

中間地帯が無くなって

上下に貼り付く言葉

貼り付くようになったのは

重力より大きい力

重力より大きな力に吸われて

零度のカマクラを作る

雨どいが光る

ぎりぎりの写真

足早なそこびかり

そこびかりするまあたらしい安物の靴

埋め込まれた地面の

動画

地面に埋め込まれた地面の動画

浅く腰掛け

空洞をなぞれ

コウモリは空洞をなぞれ

白い気道の壁

に書かれた文字

石と間違えて

名が生き続けた

骨壷の中に保存されていた文字

抜け落ちた頁に気づく 夏まで

自分であることをやめない子供

タラゴナで

夏まで自分であることをやめない子供

北朝鮮に貼り付く

北朝鮮が食堂に貼り付く

ライトで照らすと

北朝鮮が食堂に貼り付く

深刻な脅威となったことは一度もない

反語のチンピラ

反語の白いチンピラ

山吹の黄の濃さ

から抜けてゆく道

突風

 

たましい

 

はやさとおそさの中に

ひっかかりが見え

あかるくくらい

表情に気付くが

ひっかかりは

靴の汚れを拭きながら

整頓されが夜をひた走り

着いたらすぐに

行程のあかるさは早送りされ

励ますつもりの白の忠告は

受け入れられない

何よりも自分の

明度と彩度が

ひっかかった管の中で

体重を測っている

どんぐりの髪型が蛍光灯に光って

おもさとかるさの間のどこかで

喉声の刃をちらつかせる

そばに居ること

には色はない

そのおもさに喜びと悲しみはない

体の中心線の

正面に立つウルトラマン

柔軟であるかどうか測定できない

黒い頭数を数える男達

心臓は数えているのか

死ぬ前に二度呼びかけよう

頭蓋に響く波長で

父と呼ばれた時のように

中心線がわずかにぶれて

特撮が去り

リップクリームを忘れ

太っているのにかるい「すずめ五羽」君が立つ

「髪の毛」君が母音になろうとして

部屋に広がってゆこうとするが

支配者のアルパカの目つきの

ようなアンダースローで

勘違いにもおもさはなかった

イントネーションに結び目が作られ

外反母趾の革靴が広がる

教科書が光速で変わってゆく

人類はカナンの兄弟ですか

灰色のシマリスなのか

ウルトラマンなのか

準備して待っていた

虫の模様のようにも見える

ほんとうにきょうだいですか

茶とピンクさえ灰に覆われ

灰は黒いリボンを結ぶ

花粉と歯の骨の父

手の指の節、爪の母

爪が書物に押し立てられるときの白に

おもさが落ちてくる

揃えられた革靴が二足光って

そして光をわずかに残しながら去って行った

余韻のみがおもい

グラインダーの紐の先のつくる壁の影がおもい

つっかえていたのはマイクのコードの中のどこかだった

マイクはひまわりのようにこちらを向く

わずかに脳梗塞のにおいがした

ウルトラマンに父が居たら

それはぶれて光っている

動物達は出てゆく 豚やリス

髭の濃そうな横顔

ずっとぶれたまま励まし続ける

動物だから

ファゴットと同じことだ

髪の毛はばさばさとおもい

同じ顔しか描けなかったのなら動物だ

ゆるさの中にひっかかってゆくこと

その交通費を負担するんだ

全体は部分から生じる

部分のひっかかりにすぎない

光ることではなく曇ることか

リアルな食事招待の脳梗塞の前兆

声が動物的であること

石の花弁の奥がちらつく明るさ

耳のつき方が自分を埒外に置く

きみたちは美しい一族だな

モノクロのカフェオレのコートの上に

耳たち

ばくぜんととらえる死刑判決

定食声

どうぶつの官舎

しまもようといってもストライプの隊員服

採用だ

孫の世話や親の介護を声に出す

晴れやかな目つきが脳の内部で光っている

ふてくされていることがけんそんであるような晴れ間に

デザインは変わってゆく

モノクロのコートがカラーに変わって

わたしのひっかかりは管のサイズに収まる

その後は死後のようなハウリングノイズだけだ

明るい室内に明度を合わせられない ダークマター

犬の散歩声

最後は人間のボコーダー

ヨナの明度と彩度で閉じられる

あ、青だ、停まらなきゃ

ハナミズキは桜が終わり八重桜が終わってもまだ花見をしようとしたひとが花にされてしまったのです

(黒い花といっても)

 

黒い花といっても

明度の系列ではない 専心の彩度によって黒

@p-なのだ
趣味で船を作ったのではない

プライベートもパブリックもない認知の黒に至ったのだ

ウルの下水は脂が詰まっていた

発掘される環七の白

天パーの人種の項

ジャンルが項垂れている

アオリスト時制の虐殺の夢が黄色い

そのまま床にばらまかれたA4コピーの中で

溺れて行く音

のみが子音である

豊穣と戦争を司る

イシュタル神社

殺人と同等の

オレンジではない

黄色だ

バビロン マルティチュード

パーム油の菓子

 

 

金沢

 

宦官は暗い葡萄色の街に佇み

出身校の制服を見ている

人生は彼の考えていたとおりになっていないが

彼は幸福だ

もっとも賑やかなブロックのようにきょうの時間は区切られている

マイクが拾う子供の声

Eテレのような有意義さで

失われてゆく人生

裏はただ背面であって

アンダーグラウンドではなかった

裏には遊びがなかった

裏の蟹は漆器に盛られた

表で遊びのない顔つき

焼成されて縮んだ土のようだ

平時に戻ると

宦官のインプロヴィゼーションが再開される

宦官の幸福のようにして

先細りの闇に泳ぐ

九四年といえばツチ族とフツ族の

先細りの闇で漁をする

屋台のようなにこやかさで

街が切り取られ

魚を載せる俎板状の土が焼かれるために切り取られる

こわい顔の少女たちが昔からある店の前を過ぎてゆく

昔からある店の入り口は額を光らせて

裏なのに表にされている

ばらばらの長い髪は

明日は何を着て生きていこうかと

先細りする闇の明るさの中

裏を表として過ぎてゆく

耳を出した横顔が

冷たさの予報の中に蹲っている

キャンディーではなく和菓子であるような子供の唄声

携帯の電源を切って集中して聞く

海底の鐘

イベントは

顔の片方が光るばかり

人を殺しているので刑事さんが追いかけてくる

酔っぱらって田んぼに落ちた

 

マルティチュードにおける非在のコモンの オレンジ

 

平和や希望が風化させられたのなら

悲しみも風化させられるはずだ

言葉がすりきれる負のコモンを利用して

ぼくらは発電する

いろが言葉で出来ているのなら

心は言葉を燃やして

発光する

炭素棒に感情を集め

炉心溶解する

愛の一号機

愛の二号機

死んだ言葉たち

花火になって

中天から降り注げ

 

 

牧者のコンテクスト

 

官僚の声が球体をなぞっている

震えながら撫で回す地球

柔軟さのかまくらの雪見大福は原発事故で移動

仮設住宅で聞く人生の目的

東京の空気の震えが地表を伝わる

動物的な生物の絵

バナナ型に黄緑と黄が剝ける

ウグイス色の団子に変わる

永遠の官僚声

浅く腰掛け、栄光をとらえる

光とは重さのこと

互い同士からの重さを受け入れているだけで光を求めていない

都会の光の重さ

蛍光緑の芝の恐怖

がっかりおきあがらせる

ぶら下がる太い根が揺れて

悪魔と全く同じ欲望

大脳辺縁系はどちらの声を選ぶか

江戸紫にオレンジ

摩耗した石の牧者

眠りを覚ますネオリベ声

cipher noise

世話が必要な

羊の牧野

水疱の表面積

街には抹茶色の丸い擦ガラスのデザイン

someone touched me (luke8:46)

イエスは牧者ではなかった

呻きを聞くのは人ではない

霊において呻いた見取り図を描く

イラストレーションとしての

みなさんどうしておられるかと Is41:10-13

牧者のコンテクスト

官僚声を切るための見事なイラスト

血を流す女のことを分からなかった子の裂け目

呪いながら難破を忍耐というのは忍耐ではない

さまざまな試練とは何か

黄色・ラッカーの板

忍耐に限度はない

地上では滅ぼすものはない

 

 

三津

 

海の荒野の宣告に収縮する能

一章を割いて気遣う草食の顎

鍵穴型の空の外、家、畑。

ジオラマの段丘が哀れを誘う

暗い胚芽の巨大なサンドイッチが

街路の一区画に積み上げられている

帽子の下の家のような茶色い顔

路地に天蓋を渡せば夢の町になる

波が洗う木板の一階

教室の腰高の蘭鋳

折られた新聞紙の午後の

明度の落ちた空

縫い合わされた傷の文字

いい質問だ

ぼくらは許される

太陽と月と星に恥辱のしるし

くだらない声に怒り

弁当の魚のようあ親密に泣く

茶屋じみた陰影

そらが昏くなつてきますよしの川

或る転向(a turnaround)

 

大抵は国家とか馬鹿にしているものに殺されるから

情感を後戻りして

忘れて過ぎ去るファイルを復活させる

人を失った時に役立つ

今のことしか考えない態度へ

虎皮の虎が

地味な写真のように白茶けて蹲っている

虎は自由を理解する必要があった

Floundering

 

 

山の金

 

腰高の間合いを取れず

喰われた小判鮫

ゴールドラッシュの空撃をなぞる

走路につく

白い影

字に血が滲む

 

 

醪(モロミ) to the morrow

 

黄色い苦悩を漬け込んで

醤(ヒシオ)の町のロータリーに

経緯は物陰を探して

赤い目を光らせる

やさしい矯正が南口を覆った

次の日になって

罪は僅かながら発酵して

軒先の店を構え

痛みを調理する

書店の多さ

コーナーにとぐろを巻く装飾的な雲

ショーウィンドーには綿

没頭するディスプレイデザイナー

腹さえも優美なライン

水気の多い写真が選ばれた

元は新幹線色だったのに

醪の中に漬け込まれた心

黄色い延命は

次の日になって

追いつかれる

醪 to the morrow

黄色い苦悩を通り越して

地球暦では次の日になって

追いつかれる

着飾ったクラゲの襟

もうあまりさびしくないみたいだね関東でまだ恋など出来るの

「死にたい」が「死ねばいいのに」に変わった。偽の謙遜だったみたいね

ブルーハーツクライ六波羅特別突然の雨三着やんか

これで誰もいなくなった裁かれるまで生きていくだけだねあとは

やばい越前だ
紫の土だった

あやめ野郎

シャッターマン

漏れる器

基調色が指を切断するに至る午前

山々の会合

代車の午後

わたしたちの時は・・*

 

期限付きの貧乏が写真を見返している

「大いなること」を捨てた凝り固まった顔の夕暮れ

乾かぬ土のにちゃにちゃ立ったまま過ぎた

ごまかしのための時間

高架の下から裏側の時間の流れを見上げながら

単語集の夢をエメラルドの水に埋めた

enjoyという滑稽さ

すくい上げては掘ってゆく川床

わたしたちの時はいつもそこにある

*わたしの定めの時はまだ来ていませんが,あなた方の時はいつもそこにあります。(J七:六)

 

 

収穫は過ぎ、夏は終わった。しかしこのわたしたちは救われなかった!

 

手遅れなのは分かっていたが

排土を使って人を作った

背景の細かい仕事の

梅雨ではあるが

言葉は何一つ思い出せない

灰色の親切

ぷつんと寝る

主語のない人

妄想に紅海を奪われた

声の響きから排斥の遺伝子を聞き取ろうとしている

描きかけの月の顔

 

 

写真

 

谷は緑や赤に色相を変えられ

実際の色は落とし込まれている

空気が空の色にならないように航走する気遣い

すべては既に知っていたことだから

木球を足元に転がし

肌の色がペットボトルから路上に流れて

気持ちを言い表そうとしている

各々の道とその実によって与えよ

眼鏡の視界さえ球に牛耳られた

弓を射る者の引き絞る頁の上で

夕暮れは誇張された心だ

眼鏡は入り江

さみしい国道沿いの夕闇

山の端はわたしたちの頭を噛む

光はイモムシのように静かに横たわる

こんな時だけきみは連絡するのか

おれさまたち、きみたち、あなた方が

夜と同じ暗さのガソリンで航走するのを見送って

色とりどりの紙テープの端を握りしめている

カモメは白い

落ちたツバメの子に押し寄せる紙テープの嵐

胸にパトカーが近づいてくる

魚とかパンとか以上に愛していますか と

島々の影は叫ぶ

ぼやけた写真家には分からない言葉で

過剰適応はもうすぐ終わるノートのように明度を上げる

足の太い添乗員がノイズカットされてトランスパラントな光の底に沈んでいる

膝を揃えた灰色

見せられない写真がまだ赫い空に昇ってゆく

四つの目と共に

赤が省かれた枠の連なり

田畑が見通せる坂の途中にスポットがあるのか

汚染瓦礫を積んだトラックの出入りする駐車場のあたり

苔はがっかりした緑だ

 

 

初夏

 

それでもいくつか浮かんできた泡の

実を結ぶ無活動

見えない痛みが見える希望

癌に生を掌握され

手を入れられた曲

聞こえる白髪と見えない想念

言い間違えられた歌詞

間違っていた松島

指でなぞりながら読まない海

目を閉じて刈らない草

古い理解はビニールハウスに当たる最新の日の光のようだ

見えない目の痛みが見える希望

七〇年という横たわるリアル

最終頁に呼びかける初夏

四角に刈られたツツジの植え込みがケーキのようだ

最終頁も何も変わらなかった

日々

 

 

美と傷

 

二つの悪が一つになって雲が輝く

心が捲られ蚊は却って侵入する

蜘蛛は粘り強く洗車に耐え

深き谷の黴菌の谷を往く半袖

傷を負って変色する

クロノスの空に緋が侵入する

それでも十二ヶ月の木は生え

空中の権威が色相をずらしても

空はデフォルトに設定を戻して

戸を開け放つと魚が入ってくる

単語群はアクサンのペダルを踏む

流し撮りにより変型したカイロス

まともに見る顔の

風呂敷を敷いて並べるのは

目に湛えるもの

わたしは写真の中のあたたかな雲のようにはがんばれないのです

サウンドカーの首が鳴り目の裏にも赤が侵入する

 

 

マレイ・ペライア

 

顔文字の 人が 水切りの 最初の 着水の ような タッチで 水と石の 境目を 縫ってゆく  妄想と覚醒 甘さと苦さの 境目を 縫ってゆく

 

ライン

 

刈り込まれた初夏

横顔の海中

メリケン粉の白

ドレスの階調

抜かれた巻貝

パンチのショベル

石灰に地衣類

差し出す醤油差し

セリの中に吊るされた背

トルコ靴の反り

胞衣を縛り

横顔のラインは枕カバーが覆い

花柄のブラウスは星団のように重い上掛けが覆う

 

 

熱中症

 

熱中症が食い尽くしてゆく

ミディアムとしてのボディーに

夕暮れの水を注ぐ

泥の上の

選挙権は得体の知れない樹木

バッテリーを入れ直してはコツッと閉める

尾を切られる羊

コツッコツッと

澄ました樹海に落ちる

アスペの痙攣

色とりどりの肉を逃げ

車に戻るバタン

今宵の青は意味を成さない

骨は曲がり

特別な注意を向けられた川の干上がり

どうか、と願われている夕方

料理する婦人たちのボウルの耳

鈍く光るステンの

冷たいストレートなデザインに

羊の尾の熱が反射する

カスケード

棚引く行雲は絵画的に巻きおこり

小動物たちは夕闇の穴に潜む

犬的な表情で気遣う

髪を逆立てたヘルニアの頭陀袋

追放される陶片の夜の

仕事は明るく噛み砕かれたウェハースのいくつかの層のまま

蛍光灯に照らされている

ブルーシート上のケーブルマイクは

安弁当の記憶を投げ出す

どさっ

ヘルニアは髪を逆立てて叫ぶ

池にしゃあしゃあと放出する

汚染水の詰まった袋としての人体

食い尽くされた

熱中

串刺しにして焼かれる故意の罪

部位による名称

冷えた脂灰の夕暮れ

仮歌と思わず辞世のアニソン

奉還町果てまで来れば逆戻り

枝豆の収穫の合間にロルカの練習

それは、趣味で選ぶことではないのだ、あの日以降。
太郎を眠らせ二郎の上に油増し増し

健康であることが僕の責務です。たとえ滅ぼされるまでのことだとしても。

だから内側からチャックを閉めます。

ここは田舎だなあ

農作業はそんなものではないです

虫だらけだし

散歩中も羽虫が顔に当たりまくる

カエルはノイズというジャンルを無効にします
とにかく生きねば

本も大体出揃った感じだし

いよいよ終わりですね

顔とはひとつの政治なんだってね

政治に引導渡してやる

自分で自分の顔を殴って死んだF君みたいにね
顔とはひとつの不利な証言である

水田は夜の鏡 星を映して

死ぬ時は私が仰向かんことを

結構狭い トルコあたりで移動を置き換えると

いちばん不幸な歌手はイルカ

早く見限ってくれ

石鎚は偉大だ

アンナプルナだ

麓には白い炭酸泉

行く手には大砂塵

マンションの明かり

サンダルに挟まった小石

テールランプの赤、犬の経立

モノレールのように音は尾を引く

畦道の黒

まなこ荒れ

窓のある家はすべて顔に見える

abさんご的リアルだ所詮

信号の三色だけだここは
黒い水と

飛ばしすぎだ すべてのautomobile

植物が照らされて困っている

もっと排ガス出してみろよ昔みたいに

二四時間営業も照らされている

すべて照らされた空地は月面である

ファミレスには医大生がたむろして

沢の水は出っぱなし
バナーは染め抜かれ

急なUターンを助長する

空から見たベルト地帯からパチスロ屋のスカイビーム

コンビニの潰れた理由はことごとく外れて

電柱はキリコがデルヴォーかで揉める

産院は夜も明かりを灯し

六本目の指を切り落としている

バッテリーが切れたので終わります

遠く夜汽車が行く 不安だらけの蜜柑の皮を剥き電球を顕にしたらそれが目玉になった一八号棟四〇二号室の 内部を外から見ている自閉症の座っていた 遊具 夜汽車とカエルの大合唱の遠近法的な田んぼのスコアが存立平面 天井から真結びにされてから下に垂れ煌々と演技してみせている ダイオードの青のフェイクとしての団欒 光はだらんと 身体はどてっと 床に墜つ ロゼを砂袋に 涙は裂けた皮袋に るすといーつつツイートする 帝王切開という誤訳の上に成り立っている 生一輪挿しの上で萎れたバレリーナ 心残りは麺屋ジョニーの「二郎インスパイア」 ヤンキーは低能と思われたくない でも助詞のガ音は許せない性質 ハンバーグロゼロゼ9 飯場とハンバート 、梅の土用干しはいつにしましょう ブタ野郎

冷たい熱帯に悲しき熱帯魚 面白半分て雑誌があったんだけど、小さく half seriousて書いてあってさ アルパートンだよインド街は シン族の白と金

《なつみかん》

みつかんないみっかかんなんかなつかみないかみんないかん

なつみかんつみかなんかつみなんかつみなんかみつなんか

なつみかんみなかつんみんなかつみなかつみんなかつかな

なつみかんかみつなんつかみんなつかみみみつかみみんなみなつかみ

なつみかんつなみかんかんみんなつんみん かんなつかんなんかみかん

下卑た理想がトマトのようで スマートな現実はキュウリのようだ トマトとキュウリでサラダになって 日本の「ひとつだけ多すぎる朝」は名古屋辺りの”無理矢理モーニング”のように食べさせられている 生政治だけがダイエットしている祭では誰もがあおみどりの冷やしキュウリを食べる。串刺しにされたのは自分だと知らずに。香具師の運び入れる段ボールのキュウリのように団扇の浴衣や甚平たちはぎっしり詰まった「人」に過ぎない。「個人」は条文から削除されみどりも青ざめるのだ。

resiliency

マルティチュードがオレンジ一色でなければならないなどと誰が決めたのか。マルティチュードとは、”‼”マークを多用した断続するひとりぼっちの文体であるのに。酵母の死骸を見せられているようなものだ‼ それではコンビニの至酔飲料と同じだ 発酵中のマルティチュードを掬え

演出家と編集者は残された唯一のすきま産業です。表現の責任を負うことなく、表現のゼロ地点への夜逃げを請け負います。選挙で変動が起きたと言えばそこだ。だから左右線対象の顔勢は表現と演出を同時に行う。

表現手段を持たずに参入するとゴロになる。そして今やゴロしか機能しない道行きとなった。

噛み癖のあるペットの飼い主の愛のねじれ解消
堺に来ている

不機嫌なおばちゃんに味があると思って接していたら最後までだうだうだうと不機嫌だった、みたいな呉須と藁灰釉の土物みたいな冷房とレイコーとおばちゃん

満月的な区切りと徴兵拒否という自殺願望が明滅しあっている 久しぶりに酵母の死んだ酒を呑んでいるからだろう 酵母の死んだ酒はすべて憂国と名付けられ それにしてもでかい月だねのどか君

わたしが目に沁みる

ダンス公演「見舞」ってどう?

蝉増えてジミンジミンジミンジンミン

つけびしてジミンジミンに田舎者

雛形の後に原型が流れた

通りすぎるこの山間の町に生まれたんだぜI were

結局どうするの?と思いながら雲と山の写真が撮れなくなっている。

走馬灯もアーカイブ化が完了したのだ。

ライトを消し忘れた車たちが追い抜いてゆく

書道甲子園とは空に発ガン性の煙を吐く煙突の筆で青春と書くこと

魔法の粉は無かった 棺の無いまま拡散するのは僕ではなかった 再臨世界は爆発だ 淡々と選挙に行こうが行かないで騒ごうが バラを植えようが太郎や共産を貶そうが 風邪に気を付けて葛根湯を飲もうが心筋梗塞後のリハビリ中風呂前にビール四本飲もうが カーレースや恋をしようが軍務を全うしようが脱走して家に戻ろうが 平然と同じ爆発が漏れかっこいい夏を包む 最後の政府が自民で良かった 最後まで人の所為にして死ねる 十三にも気の弱いおっちゃんは居てはったし

殺されるほうが何かと楽やいてこましたるわと言われればやられてこましたるわと答える 飯が天です、というキムジハの一節を絶叫した大造は、ならば喰いたいものは土、 石、鉄、と付け加えた 私たちが元気だったのは稽古場の立地にそんな町工場的な幻想が残っていたからだ その後「元気だった頃」という曲を作って NHKで一回だけ演奏した。演奏できたのは過去形の元気が無害だったからだろう。

紫ともピンクともつかぬモオブの社 ED治療「立花クリニック」の近く

おむつを持ってトイレに入ったがペーパー一ロール使って自滅していた

演説がラップに変わったように 話は切れ目なく祈りに変わった だからその裾野の歌は光に変われ

JJCale死んだぜ三谷

気がつくと石棺の夢想をしていて、型枠の鉄筋とかジョイントをどうするかとかコンクリ流し込みの方法について考えている。 最終的にはそこが小富士になるのだ。天山は人造の山だ。天辺に神社があり航空写真で見ると前方後円の地形を辿れる。飛び地のような玄武岩風化物のみで出来た自然の山などない。地層のない山などないのだ。石棺の小富士のように。ぼたぼたとフクシマに生コンが落ちる 昭和よボタ山の寓意に目覚めよ 石灰岩層は肩凝りがない体質だと言い張る男のようだ。かれには地層がない。ダイムストアとライムストーン・ミステリー 水養生の終わり ブルーシートの存立平面田の汚染はショッキング・ピンクのフジツボの形をしている マーチという墓場。 墓場でマーチ、ではないのだ。コンクリの小富士の周りで君が代行進曲を流せ リックフェラーリとハードロックフェラー

夢の中          遠くから見る四国のエステル

とはいえど延        Rip cream

長時間          にいにいぜみさまあ

を過ぎた夢を       人は過ぎ去り行く自分の世代の中で生きるものでありその幸福

人は生きねば       も葛藤も最期の美の拠り所もそれに規定されてゆく#風立ちぬ

‶魔の山”のサナトリウムの‶ゾルゲ”氏も一瞬だけが永遠でしたね

箱なし男

 

朝のベッドに知られている

わたしに鳥が鳴き止む

灌がれる悪戯さえ塞き止められて

反芻する未遂の船出

思わず今日に漕ぎ着く

 

 

(ひとつ、手がかりを求めている)

 

ひとつ、手がかりを求めている。弦が弾かれる音は聞こえた。奴は蝉になる。きっと。ぼくらは繭のようにあちこちに蹲っている。

子供に女装させていたな。一日一回は思い出すよ。誰の骨だったかは覚えてない。丁度良いからきみに語る。豪雨と干魃の中で、嫉妬のない地方に湯引きされ脱鉄された夏。

 

 

(単なる知識化と体の不調に逃げ込んでいる)

 

単なる知識化と体の不調に逃げ込んでいる

蛹を切ってやろうとする行為

五年かかる

カミングアウトが強依存に

現家族は安全な場所ではない

独占欲から全ての傷をさらけ出す

人はハンモックの結び目として

enpowerment

黙って聞いて拍手する

コントロールの反対

本来なら熱気包になる筈の

かなかなの、わたしのための移動

プロフィールが書けない理由はトラウマ史ではないから

歴史の記述の記述はまず感謝その後怒り

河口に渡る橋がない

ジェノグラムの作成

縁切りとか自殺の

サバイバル・グループ

第二層で血が吹き出す

否認のエネルギーの放出の後に見えてくる

怒りの対象になった場合

自分の後ろ姿が見えたら声をかける

全ての本の背を剃刀で切った

機能不全的なインナーペアレントを手離す

親はひたすら残念だ

鈍磨や否認は完了している

拒食

プロセス嗜癖と過食

対等                                              裂けトマトみたいと笑われた

どぶねずみ                                        見つけてもらえぬどてカボチャ

ウディー・アレン                                  豪雨と日照の繰り返し

認知療法的に自尊心を上げていく人

夢は夜開く

漏れる茶碗と馬鹿にされ

買い叩かれて儲けなし

放射能なら漏らすのか

夢は夜開く

音色が変わって楽しいか

楽器が弾けるドヤ顔に

いつまで歯向かうマイナーの

夢は夜開く

一から十まで数えれば

素数は二三五七で

友愛数など遥か先

夢は夜開く

十五十六十七と

お盆で切符高かった

個展出来るのはそんな時期ばかり

夢は夜開く

三号機夢の個室の延長はどなたに電話すればいいのか

けろよんはちょっと黙っててくれないかかなかなの声をこれから聴くから

音を信じず音に振れる

もうすぐかなかなが哭くので待っている

(最後の詩行は)                                   鳥は遣わされるが、かなかなは運ばれてくる

漏れかっこいい

最後の詩行はあとからあとから舐めとられてゆく

詩は場所であり哲学は場所の言い換えである

存在とは場所が舐めとられてゆくことであり

蛇は塵を舐める者である

詩の雑誌とは舐めとられた場所の幻影にしがみつく者たちの尻尾の羅列であり

ダンスとはまだのたうちまわっている、肛門を含んで切り取られた尻尾であり、

愛とはやがて動かなくなるその尻尾に降る無情な雨であり

僕とは御堂筋線である

 

 

鹿沼

 

どの家にも濡れそぼった犬が繋がれないまゝ尻尾を振っていた

道はサンダルを汚し

窪溜まりの毬栗はうずたかく

空き家の便意は限界に達して

水路は韮色の熱を流されていた

ベルクなど行ったところでなんになる

マリエレギャルソン懐かしいな

どこにいるかというとザネッティでモレッティ

イタリアのテクノは何を引き継いだか

イグザイルとか亡命ではなく ブルジョワの空気を肺に纏った避難民を受け入れたのだ

シャツがボーダーでスカートが縦のストライプ
洗濯女と洗濯板女のオペラ

道は幅ではなくt数で決まる ちなみにここは一四・〇t

一四・〇t の女が通ったらこの道は終わりだ

「作り話のように思い出す」*

サブウェイ・セクト的なスタディ 白髪の 東京
日を経た者のスローン
凡ての転送を遮断し
痰もへちまもない

*飴屋法水

 

渋谷

学校は楽しい                                       

レッドブルがまだなかった頃、わたしはエヴィアンを飲みながら

夜の河童 上手く言えましたね                       屋上でおしっこをしていた

縛られた胴と左腕

少なくとも二階建てで                              人差し指でガラスの海を撫でる前は親指で愛に楔を打ち込んで

鏡板に朱の塗料                                   いた

あなたを知ろうとしなかった

骨を擦り筋を引き裂く                              宇宙が出来る前からわたしはあなたの懐刀だった

私たちは絶滅の帚に逆らっては何も行えません                   「まぶしい の反対語ってなんなんだろね」 家内は腰が治らずま

ただ絶滅の帚のためにしか行えないのです                         だ買い物に行けません スイカ半分でも持てない このまま車椅

子になったら家を空けることはできなくなるかも 保険も入ってないし 明日はいつでも「グラサン通して目に馴染む」

山の大洲はひと夏の

碧の川に蔭落とす

首を垂れたひまわりの

重い田舎のシャンソンに

切通しを行くパラソルも

影の黒さに身を落とす

Lilith said my true name was “Kayoi” san.

(曇り空の下で自由になりなにがしかの方策を練る)

 

曇り空の下で自由になりなにがしかの方策を練る

出産の知らせのようなある種の

お慶び

そして水溜まりを踏む

 

盂蘭盆奴隷と紫

 

atonementであるべき日の玉音の

野菜に刺さるベクトルの

ひとり残った家族の

戦地に赴く娘の

金持ちではあるが

atonementであるべき日の紫

はみ出したシャツの子供

を煮る

この道の石垣は炎の照り返しに染まり

見つかった落書きが法そのものであるような

暗紅色を遠近法によって薄めていく

寄り添う太った脇役の夫婦の輪郭が

艱難に稜線を与える

罪の奴隷になるには努力は要らなかったし

義については自由だった

夏 お題でしか動けない頭に玉音を浴びせる

atonement 火を焚くことも憚られるのか、

どの窯もひっそりしている

そして貴女は倦怠を知る

 

 

崩れ

 

崩れに

ずれ込む

斜面にある

石の板の

自分を読書する

 

斜面にある

後ろ前のワンピースが

こちらを向いているかのように

彫られた線を 読んだ

偽預言者の真剣な芝居のように

 

もう忘れよう

部屋に紛れ込んだ生き物のこと

強固に凝り固まったものに対する変革には

化学変化が必要なので

いちめんに速く流れて隙間なくなんともさびしい曇り空

言論の有事 有事の女神 有事の眼鏡現人 神 北京現人神

楽譜百景

ポアンカレ予想 ぽわん彼襲う ボンカレーよそう

朝からさワグナー鳥スタンガンいぞいで田んぼいざ除去、鍬、鎌、

シリアとは!!!をなくしたアッシリア

ローマに犯られるゼノビアみたいな

(財布を落として)                                 満身創痍工夫

財布を落として                                    くさはらをバイオリンをひきながらはしっているやつがいて、よ

削ぎ落とされていく時間の脂肪                      くみたらおれだった。

黙示の骨格という岩が顕れる

私達は礼儀正しくあわてふためく

人のことを考える

特に声の響きを

脳内を横書きの文字が流れてゆく

私達はこのようにしてうっかり命を落とすだろう

凝固する白濁

鷲掴みの秒針

どこか負の大陸での 安堵

動物的なものが影を潜める

そして

ひかりのように立つ

背中を摩る

引き出しの多い

背中を摩る

努力が重複するのを避け

漂う軟骨                                          思いの内部被爆は心の外部被爆。それは魂の被爆。

つみのゆるし ゆみのつるし

探りがたきは王の道

俺の作った酒以外は単なる至酔飲料

きみの燃えかすは空に落ちて

山が 横たわっています

乱暴な絵筆が空に×印を付け

日の暮れは向こうに投げ出され転がってゆく絨毯に追い付かぬ昼の歯を浮かせます

太陽の冷製、月のポワレ

ビルは人が落下するために建てられる

「あれ喫茶店かしら」「美容院だよ」 「小降りになったわね」「目だ!台風の目 だ!」

秋雨や昭和は遠くなりにけり

淫行                      秋風や昭和は遠くナラメヤモ

                                              菅野さん、また若返って走れるようになるんやで

水が干上がるという

散文のどしゃ降り

背骨のないものにも整体を施す

旋律

聞き間違えて進んでゆく黄色や

刈り取られるツルムラサキ

路面電車の行く先はどこも同じ

淘汰された限界点

打ち殺される者はここまで及び、地の肥やしのようになる

人間は肥料になるのだ諸君

不活発な発泡が言葉を盗み取っている                やば豚

rock n role

私の体は日本みたいだ

前は舐めても味しなかった秋が鬱屈した溝胡瓜に澱んでいる

トリカブトを嘗めてみたんだけど

血痰が出るばかりで

夜半酔わね「世は余話ね」余は弱音哉

月明かり薙ぎ倒された田面を過ぎ

彼岸花は夏の蕁麻疹か

キモーい マジむり

まんまるだあ

パウロになって愛が多用されるようになるのは愛がないから、というより愛の流通経路が問題になってきたから 愛の労苦が搾取されるのではない。剰余を解体するのが愛の問屋だ。

月は煌々と夜を航る

祈ると折ると字は似ているね一斤二斤と数えるのかな 体

線量計五文字と気付き歌になり易きと思う我ならなくに

生きねばとか言ってるけど本能だからあたりまえじゃんねー

思い出し

風しけた夜

の窓に当

たる思い出し風しけた夜

秋味や空を味わう余裕なく

岩はレゴリスの部分で混ざり合う

私たちの 社交のように

或る役者         憎しみによって確認するものは愛と言うより煙草に似ている

             「思い出し 風」しけた夜 の窓に当たる 「思い出し 風」しけた夜

役を貰った

冷静なふりをして殺される役

シナリオを貰った

「似合う人」の役だ

「似合う人」は「似合わない人」によって構成された空間に填まり

ぶちまける中身もなく

挿絵のように登場する

「似合わない人」の顔は

永遠に埋め合わせられ続ける

欠損の裏返しとしての幸い

みな同じなのに

どうしてこうも違うのか

こんなに近いのに

入れない

回転する剣に

不意に口の辺りが歪んだ

涙の出ない顔が歪んだ

調節出来ない体温のブレザーの中でわたしは

凝っとしている

さむあつくあつさむい

面と向かった体温

単純な黒い線に割り振って

響かない水底の鐘

ペーパーナイフ或はクリオネ型の足の下の 水

目を向けたら沈み始める

いい野菜が少なくなった

 

当日まで一緒に成長させておきなさい

灰色の絵の 黒い本

季節の中で歯ぎしりする

皿のデザインは大きさに関する話

顔が大きくて撫で肩

えっ結果ではなくて動機なの?

空気を征服する

撫で肩の小人

集団虐殺と 嘘

 

硬い黄金町

青い熱

組んだ足の逃走線

が湾岸に下る

許すべき理由はあるか

不当につけ入れられるままにすることと

許すことを勘違いしていないか

 

 

power from nowhere

 

色の力だけで恒惑を亘る

霞棚引く地元の

言葉で立つ山の木や

靜まる湖に下る同じ火

日の当たるまぶしい山が

働けど働けど

削り落とされる文字

地層の皮の味わい方の

間違い

青い鉄の引き戸の

蝶番

一九五七年の力

自分を固定したから

罪そのものの力が自分を欺く

一九五七にねじ込んで

はじめてだ

希望者がいない

考え続けないで

力を及ぼす

湯に馴染む

場所がない女の

距離

錆色の浸透から乳白の浸透へ

黒色の浸透から無職東名の

空が笑うと恐ろしい

夜の青空

トルストイの復活など読むことはないと思っていた

カチューシャが露天に馴染むなどということは!

女は薬に向かって歩いている

コンビニじたいが薬のように光っている

腕に貼り付く蜘蛛の糸を剥がしながら

連載の終わった恋を目に入れ

最後の小銭を使い果たせないまま

汚染水で流し込む憎しみ

憎しみはbotのように流れてきては

アララト山に漂着した

溺れるノア

とカフカは書いたが

女のboatは沈めないまま

ローソンファミマを放浪し

デポジット足り得ないポイントだけが溜まっていった

エンジンのかからない車の中でも

雨だけは避けられた

雨の音だけを聴いて

オリーブの枝を咥えた鳩が空を刺すのを待った

夜の青空に

オリーブの枝を咥えた鳩が空を刺すのを待った

無理な言葉を待った

ティッシュで言葉をかんだ

雨が止んだのでまた外に出た

虫の声は何も刺さなかった

ただ陰影だけは

月もないのにはっきりしていた

人間の街灯で

街灯には虫がたかっていた

女は連鎖の最初たらんと欲した

例えばオキアミ

憎しみは最終捕食者に蓄積されて行くから

たとえば貝殻には

カルシウムと間違えられたセシウムが蓄積

される

女は貝の足のように自足したかった

「食べられてもいい人」

と教師が言った

はいと手を上げた

それが女の青春だった

来ぬ人を何処で待たう

空豆の殻が一斉に鳴る

あの夏の日の夕暮れまで

灯りの落ちたラーメン屋の前で

夜は

犬のように蹲る

星のない夜

と書いた青春の遺書のように

出版されてゆく嗚咽

踏み外し

転げ落ちる畦道

飲み屋もないのに

稲田というシャッター街を転げ落ちる

ずぶぬれて犬ころ

という句を思い出している

電柱は吐き気で突っ立つ

最後の薬を飲む女

急に陰影が遠ざかる

遠ざかる親密

虫は近い

それでも

膜がある

投げ捨てる

放火

街灯の蛍光はホタルのようで

蛍光灯とはよく言ったものだと感心する

それほど白く点々と

道は続いている

よちよち歩き

畑のシートは白い

白線の内側に下がって下さい

下下と漢字が続いたので

ゲゲゲ

ですね

今日も沢山捨てました

にゃあとお迎え

腹撫でる

夜明け

明るい霧から棒杭が突き出ている

色とりどりの動物に背中を踏まれ

穴の外に寝ていたのだった

親は躊躇せず跨いでいったが

子供はいくつかの足跡を残した

生命の重さに覗き込まれて

球体は筒になり

突っ立ったのだ

朝の秋

隣家のスエコさんが落ち着いた消防隊員のような声でうちのネコをかまっている

刈られた池の斜面を撫ぜると

終わりに伸びる草たちが

抗いながら諦めている

絶望の空に

白い円盤を描き入れて

画竜点睛とする

レインボー

雨の弓は

引き絞られぬまま消える

レインボー

方舟から出ると

壮大な非戦の沃野が

初めての色を帯びて

見渡す限り

人は居なくて

降り立つわたしは矢

虹の弦に番(つが)えて

時間を飛ばす

花の色は致死的な紫外線から生殖過程を守るためにあるというのだが、紫外線も殺菌のために用いられるのだから、なべて光の波長や虹の色には意味と目的があると言える。盲目の人は色を指で感じることが出来 る。患部に色紙を貼る色彩療法や日露戦争以来の光線療法が敷衍している所以である。

光線療法の機械は鬼太郎のおやじの目玉のような形をしている。タイムマシーンにも見える。それを額に当てると「三つ目が通る」を思い出す。体温が上がるのはいいことだ。

ボードレールが「散文詩」で赴こうとした場所は、おそらくその光たちを製造する機械のある部屋だった。それは詩の場所を結ぶ地下鉄の層にあった。

車屋は新車の光に満ちて

旧車の光に満ちて

生ごみを載せて輝く

メタリックオレンジの光にも満ちて

その落差に

胸がずれてゆく

ずれて揺すられ

ラジオからは邦楽

新しいとは改めるということ

やり直すとは捨てること

幸福とはあきらめること

運動とは続けること

評価とは馬鹿にされること

個人とは自由の幅のこと

新聞は

そう読めた

ものを燃やす場所を探して

街を行く

路線変更できない黄色い教習車に付いて行くと

思わず散文の場所に至る

絶句

赤い警棒の光の先

地面の下に土の叫び

川は唯一のわれわれの涙であると

下る河原の

ソノリティー

三味(しゃみ)の細さの

めでたけれ

洗車してないマドリードレッドが曇天を映している

無視される格安航空のように

便宜の図られぬ

名刺のない人種が

一夜干しの胸を拡げて語りそうな

町のいくつかに入ってしまう

受刑者の就職を受け入れる

右折レーンの

開かれた濁り

セザンヌが

竹原の忠の海港近くのプリン屋の

紫にオレンジの掠れた看板を思い出している

道行く人も時物もプリクラの画像変換のようにかれの筆にあって掠れ

命の根が腹に下って

叫び出す山陽

瓦たち

同じ海に対して

同じ緑に対して

毛利は長曽我部に叫ぶ

黒より深いオレンジと

伊勢が新たまり

われわれは契約の箱を

ベザレルの流儀で更新する

残像のパラダイス

保守がここまで変えてしまった世界         希望を保つのは難しい 絶望を保つのはもっと難しい

空は月のようだった。浜辺で撮る写真には飽き飽きで 鳥肉にオレンジジュースを入れたら行列ができている 水陸両用の家 フラスコの夢 三角錐 君のためにある歌は歌われたことがないメルロー。朝昼晩と立って食べた。俺にはもう何にもない。おやすみ。未来と過去ばかりで現在がない 近さと遠さばかりで力がない 唇と指ばかりでうたがない 曙と黄昏ばかりで春がない ブルックリンは最終出口ばかりで入口がない 親指から力が出て、心は空になる 連れ込み旅館ばかりで東京には親指がない 空いた部屋に七つの悪霊 きみの攻撃的な省略と誤字 きみの唇 きみの耳 着きましたけどめまいするので座っています 正しいバニー 羽 暗い青いださいです 面倒くさいエピソードはあるよ まっすぐに歩けない 点だからね すばやくね えいごえごいすと はやくなるのはいいよパンクで バックもかそくすればいいだけだ 主語天使 おぎました お早うございます。 罪悪感でおぎした おはよう つるばらの家 ガーベナ・アルヘンチーナ 一dec 星座は貧困の象徴 アップタウンからハーレムに二人組の女の子に拉致された あなた、なに座? 愛してるでもわたしの父は警察官なの あなたはこのまま永遠に生きます ウラジオストクのナロードニキのデカブリストの青年男女達の写真を見てその集まりが憧れでした honey,of honest 満潮 ビスケットとか 萎びた無花果とか ボタンとか 電球とか 匂い消しゴムとか 脱皮した皮とか という絵本を昨日みた のまど君 ていうの かわいいので食べてしまいたいというほどの意味です きみの輪切りの無意識が言語で構成されており 言語に潮時があるなら 無意識にも潮時があるということだ 輪切り 天的な点滴 地的な天敵 angelinheavysyrup 車で海に来ています 最近は大抵朝まで眠れません too clear are words and your night 髪の毛を抜く時、抵抗なく指の間を通る髪はひらがな、よじっているうちにだまになって引き抜きたくなるのが漢字 男の人には 興味ないんだ 去年三日断食したら体が浮き上がりそうだったよ 孵化と脱皮の写真集を見ていた 西の空にでっかいハーフムーン 三重からは まだ見えないだろう outside the hospital people ride autmobils hello windows 目玉舐めたら移るかな 目が洗われるような出来事がきっとあります xxおはよう xxのパーツおはよう 涙袋 リアリティーが優先されるとこういうことに        空がやけに青いよxx きみはいつでもwill have been 言ったことはみな本当になる 未来完了時制の 肉の肉骨の骨 これが人類最初の詩なんだ ぼくが誤解すると星が一つ爆発してしまう お前らの祭りなど絶対に認めない 自爆テロしかない 「Sweet Janeとはなんだったのか」

ロロロ ロ ア ひとと 光りの棒が らせん描く視書へ射した 水の葉たたきに埋まっている みつけ て 水仙の群れもまわりつまれた標立ててこの (イヲ)は還ってくる ロロリホー ロロリ
ーロロロ うたう口になってぼくが踏む口になって散り ねむる(イヲ)を連れて径をまたきこし ア やわらかい杖は曲がる こすり あわせて笑う ここえて不途 ロ ロ 音になり生まれてつたう

「ひとまずほっとしました、ときみが言った。根分けされて馴染みのある川を過ぎたところ、あの建物には気心の知れた輩が住んでいた。木立の撓る音をつなげた耳でひろっている。台風のあと、風にもがれたか みが流れる橋の欄干に三体は立ち尽くし濁流をみた。ああ春が来たようだ、

ひとまずほっとしました。みあわせ、互いに罵声を投げかけた。」

「遅れて来た私は抜殻のことを考えている、スカラベの声も見捨てた。灰は歩いている。枯れかけたこころを枕へ横たえると底のあたりから、ほそい蔓の草が延びはじめていた。私も殺すと伝えたい。そうあろうとする一束の火と、歩くあなたの足。ただ軽やかに延べられるまま旋律は抜け、

どんなに同伴したくとも、できないと吐くちから。返信は、言語を用い刻んでいけよ。夏の早朝、生まれた場所を見送った私たちは、てからてを辿り、吹きだまりのある小さな台所で、真紅の熟れた円い珠を水に浮かべている。私の記憶などない。

そのひとも正座したひろい卓袱台のうえで、赤茶けた紙の姿で舞っている。」

ぼくらの母はみえなく落ちた葉の背骨をひとしく悲しみ、沈む光りがうごきだす空径のようだった。延びやかに放たれる影ぼうしを生きものの環が追いかけるから、樹も蕾へ囁き歌がはじまった、

ロンドだ! そう、きみは石灰の線とともにうねり束となる運動を涯てなくつづけ、 光りのおもさと釣りあっている。」

のぼるひとはのぼるトリノメモをほらる

のぼるひとはのぼるトリノメモをほらる

のぼるひとはのぼるトリノメモをほらっていた。和音のある 純正律の万年筆で一生分の手紙を書き絞るとまたほらるをする

こしつのるかりてと ひとがのぼるほらるなかにいるのだろう

この星はデカブリストの瓦礫一応空気はあるようですけど
どんな膜で仕切ると身体なのか外にはたたかい内にはおそれ

ゆるキャラに四国は詩語足り得るか訊く

ギャグでもなく擬態語も使わずダンスであ

ること 何かの翻訳であるような 意味のダンス

としての めちゃくちゃな文法の 言葉 の練習

おはつるこ

おはつる

きなぺしてみて

になべしてみへ

おはつる

おはつるこ

子会社

ざあ貝たら阿寒 ぞとざむ びとひと
ざんま降り
ほろ阿ねる
ゴア蒟蒻べろ臓 物集頭へ さいこいさかこいさか めいさい 排上る蒟蒻 ぎりおとし黒ゴヤ おれんじゴアグラインド 変形円柱 数式なしの変形 数式なしの 変

ふとまみゆる おきひざあがる放出と欠けて 終わりの放入と満ちて 芯を傷つけ直方に拭き 芯を傷つけ直方に吹き上げり

ふとんまみえるころびたいおん計 光かり ひ直視で死んだ虫はいなひかりらからはらを待つ arrow field へ乾燥機かけいく そがし ノニ茶

野中パウロ
た狂シアラ野中 さいちなくらい屋野中 はがならとんのふ野中 わしたの まるるの野中

ただあ まのど音を聴いえてシアラがするぎるのを 待らさっていゆく根土を そらわかる野中 さくもは引き伸ばされた野中 さあがおうさお往して

ヘイヤとばされルカ ともおって五くらい時にめがためさめたど けれまだとさばされテナントくなくて猫ガオ野中のでうえてねのるのよにゃあ 電車まもともっての風の海離れ場慣れの子島のこうゆうことってどうゆうこと?ヘイヤ!の骨湯がレテる

デカ風邪で ヘイヤno honey じかにかんじんてるうん ベッカムは 肌じんじんくるうん

トンフーな以蔵 トルマルクると たあなあにいあいあたなくさびしびくとなるかにラナイカナイ

残存カフェ

シャンソンの

切っ先

にがどりみ

うすとやま

どりみとり

ねあおなお

ばなはむら

しろなけつ

ちつちつし

そんしゃんそんしゃん うすこひけい つるどろまと

わぎひい

てんだけどね ってんだけど ずぐじゅう てんだけどね
つりしだ つりしだるいみど つりてんぐう さぎしろっ ぷねたち だんごだんご すてんはい ざしくグレー はいさぎ もグレー おくとー けいとー む ありぬべし

かくしかく にがあおちゃ だるなあお きいたかわら

かりひかり まうどしろかーて まつぼのと

しどろん ロンドだ どんろんのゆうじ あうゎスカ

せんパイ ぜらうどひ ぜろどんひる ひまるひるのドローン

よこたはるやまねしゃか 日が射す あんなてやねわらが もこり をするあしを やれつうな にはかに かきくもり ふらわかり ふらかわり

ゆうほどじぶりにおゆほなったよっちゃんとほふけそうだほらゆう

闇黒遅れ進むパイ生地ネオン後尾ねとり急ぐ削ぐネット

罪の微光と歩む微香の蒲団の裏表のように 夜昼
星巡りの歌みたいだね散らばっても名付けられた過去は残って
ことば曳く星の光の長すぎて短歌を切って 俳句になって

無愛想なウェイターのここで書け最後の冬場震え昇る入って来る蠅の使い鷺の使い

ちぎれ雲 空のアポストロフィー 殲滅のカタストロフィー 場所なしの移動 四輪の駆動 蛞蝓に乾かぬ歳月 震え登る川上の臨月 隣る空の饒舌 地球裏で唸る新月 刻々と迫る最後の冬場 ありすぎて踏み外す足場 消えた引用 縋る恩情 サマー変わり秋にくらう泥 塵舐めて見上げる 秋のヘビ

毒入りシロップ エンドロールは被爆のテロップ ロックンロールも自爆のストリップ 拡散する復讐くぱぁ 大舞台次はないオファー 大分はいつもノーギャラso far 九四国フェリーも休止 いつか見た雲の残滓 岬の裏も昔は斬新 秋味買って 包丁買って 冬物語買って 包丁捨てて 刻々と迫る最後の冬場 くぱぁと飲んで 大久保でクッパ

携帯のカレンダーを進めれば三〇年後までいできたりぬ

携帯の三〇年後のカレンダーを見るはげにおそろしきかな

カレンダー永遠に在り十三夜

カレンダーを連れて夜道を行く影

影を連れて夜道を行くカレンダー

カレンダー永遠に在り夜道寒

さむザムザ氏の散歩 肉の不渡り 蟻は門渡り むざむざと 有象無象に 虫も風邪ひくのか 風邪が虫を轢くのかトラックの語尾が 積載量積めるだけスメルジャコフだけ生まれてすみません オートザム ザムの語源は?

体温欺き 北の風向き コエンザイムで 存在 無罪 無残やな 寒空the moonも残務処理

寒空the moonも残務処理

カレンダー永遠に在り夜寒 かな

(子供が増えてきたが  雨戸しめ 子ども抱けば 昨日より寒くない かな

 

子供が増えてきたが

デフォルトの演技のようにそれらの声は成長過程を演じ

見事な戒めの子らは

信頼を武器に

塚を作った

円錐の

文字が読まれて

質問は

考慮された

では今、

妨害電波によるノイズの挟まる蒲のマイクは成長したが

夢想に気取られ

収容所に

送るプロジェクトはどうした

座ったまま空を飛び

金を儲けた

岩の斜面に

イントネーションが逆さ

ちらと見るだけで生暖かい涙が湧く

昼とは

スポットライトの当たった地球が

論点の時間切れを生きていること

昼とは

フェイクの甲羅の絵が描いてあった 恐怖

まぢかの痘痕に遠くなる

キャンパスに 光を当てた

同時に複数進行する光たちに混ぜ合わされた時間

消えたアカウントに果たせなかった約束の白い墓標が立つ

指で摘まんで唇を作って

援助物質と手の短い死者のためのモオブ       演歌白 にやあかい まちにオレンジ 明かるい雨雲の裏で月はき

っと白魚 きびしいだろう橋を渡る 夢も通いか無法松 秋の調子に笛を吹け 秋の調子の笛を吹け

可愛哀い

おさみびしやまへいゆく

灰が沈んで相対的に色が浮かぶから 水泳する車に 耳栓して ツイートを消していった じゃないとほら

じゃないとほら 溢れかえって肉にありつく 水の中のraptureが浮き上がってしまう じゃないとほら

ニヤすみおやミス流浪の旅路 ふようおはらい酵母の潔癖

連載マンガから逃げ出して千島列島を北上し

一%の富裕層をザクセンハウゼンに閉じ込めた

鼓舞し研ぎあう刃物たちの誉め言葉

魅力ないメールの丘に網目をかけて

やっと動き出すバンドネオンの指

ほだされさぶらうあたごのうらに いないひとよのひとしぐれ みだれさきつるなにわのなさけ ひともしごろにわきいづる

あまいうどんのまつやまの ほけんのきかぬ やまいだれ 伊台のおかのごうていに ほうこうせしもむすめごは マークボランにくびったけ マークボランに首猛夫

あさまでのんだかえりみち しろいスーツもうすよごれ むねの鷄頭しゃべりだし くずれ土塀にぶっこんだ 池干しの亀のお礼とて いちまんりょうかりゅうぐうか おるたなてぃぶをせまらるる

ひとにはいえぬおいだきの ひはごうごうとうねるなり ひばちにされたわるものは ひとよふたよとゆであがる

よがをならってきこうもやって つぶれたほねのちょうちんは ひばくにたえておどるなり ひばくにたえておどるなり

とうへんぼく たいへんぼく たいさんぼく だいとうりょう

「娘核種」とはげにおそろしきものなり。 いみ亡き国の定型は こと葉のセシウム吸い上げて むすめ核種をはきだして おどる稲穂はぽんぽこりん

ジャック・ブレルが降ってきて物語のように街は遠い

翼のない歌は次々に落ちてきて路面を濡らす

ムスリムの同胞たちよ!

報われぬ雨に歌え

魂の汚水槽よ溢れよ

信号で停まると赤が虫の目になって光る

新しき星に降りたる飛行士は「こんな地平で歌えるのか」と

うちつける原子の雨を transformさせ なにゆえ女郎となったのか 胸に慚愧の涙をひねり出し 空見上げ 私も空に溶けたいと

(長い雨なのに明るい)              嘘をつきつき 蜘蛛のように 吐き出した糸で 真白き雲を 織る

のです。

長い雨なのに明るい

破綻した文体を求めて生きていることがわかる

熱の性質に従って設計された幸福

わたしたちの移動

一切の考えをとりこにして進む

窯出しも 見当違いの色が出て 見当違いの言われよう

さっきよりthan than降り 明るい暗黒 楽しい憎しみ 冴えた眠気 満腹感いっぱいの飢餓 焦る鈍さ 調子のいい疲れ 静かな騒音 冷たい発熱 わたしのあなた

いつなにが 一致するというのですか

カビリアの夜

 

ヘッドライトに照らされた若者がカビリアの夜を歩いている

照らされた数人の若者はカビリアの夜を歩いている

ヘッドライトに照らされた数人の若者はカビリアの夜を歩いている

同じ頃ナメクジが床を這っている

彼らにとっては丁度いい季節

ミラノの恋人の許へ這っていく

また濡れたことのない滑稽な雨が降ってきた

雨が雨として濡れる時は来ない

咳はいつも最初の咳だけれども

湯は十分に熱い

だが湯は湯を湯として温められたことがない

暖まらないものを囲い込んで

夜は夜を脱北させてゆく

罠を仕掛けられたのは湯か夜か

その擦り合わせだけが熱を発している

湯に浸かったことのない肩は言う

わたしは災いです

腰湯を信じたわたしがばかでした

繋がっている有機体だなんて誰が言ったのでしょう

ひとつの部分が痛めば全身が痛むなどと       昔盗んだパトカーで放置されたままになっている部屋に行こう

としている 夢が張り裂けそうで心臓が痛い

バケットの賞味期限は数時間 夜を越したらフレンチトーストにするか鳥にやるしかない 売られた直後からバケットは爆弾のように抱えられ 渡る夜の最中に爆発する

素朴な人々は居なくなった バケットの自爆テロを担っていたのはそのような人々である

眼底が海底なら何が分かる 地球の毛細管 水の中でなお赤い叫び ぼくの目を覗き込んで 傷ついた魚が温泉と思ってじっとしている辺り

作業のにせもの                   なんて明るい朝の日和雨 月桃の畑を揺らし 濡れた路面を光ら

                          せて

作業のにせもの                  アシカの証 泣かせる背中 折しもお尻も

と砂を積んだトラックが喋りかける         地球は住所変更したらしい 届かなくなった

鉄枠を組んだ旧橋を渡り

ゴイサギの子供は仕事場へ向かう

働くふり 食べるふり 給料を貰うふりして一ヶ月

冬支度に膨らむはずの 語彙詐欺

猶予期間は生の凍結

それでも生きていると言い張るゴイサギの子供

仲間は既に渡って行ったのも知らず

そもそも 詩の場所の変更を知らず

 

色まで見分ける指先で

おさまるわけない台風を

さわる手つきに見とれれば

雨蕭蕭と厳かに

我が手の業を濡らしたり

雨のピアノは硬い粒

骨まで濡れる水滴に

弦の擦れる音さえも

湿潤たらんと瑞々し

不機嫌は主題になり得ずにシートに沈んで詩の場所に接触しよ

(道を示されると思って)              うとしている

値段の貼られた中古車のようにもう往き馴れた道を生身の手足

道を示されると思って               が光る

道を作った者に訊きたいと思ったが         左回りのランドアバウトに入る時の共同体の歯触り

道を歩いている者に道を訊くと

左利きのギターを持った者に自己紹介される

彼は区別されるために指し示されるものを

区別するために指し示す

道を歩く者に連なっている者は

道を歩いている

道を作った者に訊くことを示した者 の連なり    直訴

手紙の代わりにナイフを渡す

ナイフの代わりに手紙を渡す

ナイフに書かれた手紙を渡す

手紙に書かれたナイフを渡す

体の中に手紙が這入る

ナイフの中の手紙が這入る

死刑囚Bの六一二悲しさに追い付けずとんだとばっちり

時事に動くは自侍ならずジジと疑義

O君

確信犯的な番号変更のccの中に

絞られた彼の現在の交友が見え

そこに無い彼女の

一時頻繁だったアドレス変更のマナーだけ引き継いだ彼のいまの

寒い京都も見えた
bccのない彼の
いまの京都が見えた

家で木股展

人が果ての実

すべて見えるものは見えないものに、考えられるものは考えられないものに付着しているのだ、とノヴァーリスは言う。その通りだ、と僕は思う。

誰よりも黒い帳になって覆い被さっていたい

被爆は死んだ 被爆が殺されたので 金の無い白人 陰謀論者 スパイ 自由人も男奴隷も女奴隷も ムラートもアルビノもモスキートもみな共に「死ぬまで生きる」と言いくるめられている そうやって引きずりおろされ矮小化された被爆が組織に復讐しているのだ

「死ぬまで生きる」が哲学なら生物はみな哲学者だ

それが「生きねば」の正体だ

生きられないと思ったからホタルをガン見したのではなかったか?

生きられないと思ったからデモに行ったのではなかったか

絶望のマルティチュードは生きられないという一点で見えない隣人の手を握ったのではなかったか

明るい反原発などないのだ 被爆は死んだ。被爆が殺されたので、「生きねば」と言いくるめられているのか。言葉の矮小化の先には絶対が控えている。死の矮小化、無化は矢の時間の必然であるが、矮小化への正当な糾弾はしかし絶対の似姿でしかない被爆という現実に対してのみなのである。

絶対の似姿から絶対への橋渡しが、すがろうとした希望であった。それほど被爆は「絶対」に似ていたのだ。ジャンヌ・ダルクが国家を見誤ったように、きみは官邸前のジャンヌ・ダルクになれなかったね

被爆は言葉として殺され「生きねば」と言いくるめられているいま

目が覚めたら死んだ灰が白い

寒い夜明けを乗り切るためには

赤い炭を埋めておけるだけの灰が必要

愛をいつでも取り出せるような

一晩分の死が必要

愛はエンジェル・トランペットのようにだらしなく垂れ て い  る

荒井淳一とはテキストをテキスタイルと読み替えたひとつの文体であった。テキストを織るのが歌という衣服であった。そしてカオリナイトを糸と考えるのが陶芸の文体でなければならないだろう。

ダミ声と共に生きつる鷺ひとり夜更けに鳴きつ飛んでゆくかも

二物所与無くダミ声と共に鷺ひとり夜更けに渡りゆくかも

(目の前のガラスを割ることを考えた)       原発も反原発も死んだ。言葉として殺されたので私達は単純に死

ぬまで生きるだけだ。夏から生きねばと言いくるめられてきては

目の前のガラスを割ることを考えた         いるが、それが哲学なら生物は皆哲学者だ。原発はニーチェが殺

音楽の中だったらそうしていただろう        し、反原発は小泉が殺したのだ。

「音楽の中だったら」

大きな滝があった

体温の低い景観が

主題ごとに再び見えるようになっていった

体温の低い大きな滝が

主題ごとに再び見えてきたのだ

目を覚ますと鼠が

米粒を並べていた

音楽の中だった

くるしくてくるくるまわってまっているくるまでまるくしくしくくるまで

風車

 

回転する剣のように風景の奥を塞ぐ

突進するでもなく寛ごうとするでもなくドンキのビルは

臣民が居るから王国が在るのか

王国が在るから臣民が居るのか

野山の入口を塞ぐ風車に

蝿を止まらせるままにして

 

 

(ずっとマスクをしはじめたら)

 

ずっとマスクをしはじめたら

もうフェローシップは足を組み

髪の分け目から空気の厳しさの段差を作っている

台湾の落ち着きも限界がある

折れた室温の身なりも

男の人のためではなく

天使たちのために覆いを着けましょう

空想の虐殺の意志力は

 

空想の虐殺の意志力は

筋肉に似て

液体の肢体は

半径二〇km以内に

ロックフェラーを押し込める

裸で 犬猫のなかに

セメントのカルメル山頂で

路面が光る

ラザロの家族のために泣く

日本脱出出来ず 皇帝ダリアも皇帝ダリア飼育係りも

銅像とは知多だか渥美だかで知り合った

 

銅像とは知多だか渥美だかで知り合った

死も経た板金の輝きは

カラーと灰が交互に入れ替わり

知らない名も多く呼ばれた

画面には抜けがあった

声は震えた

震えるだけの声の政治を

実演してみせよう

脈絡のなさが導入され 物語は

公堂書簡のように進む

貞潔さの告発はまずカレーに溶け

容易く伝わる呟きは

試練を喜ぶ声に溶けない

告白は 灰の銅像に

溶けない味を塗る

弟にそう言われた

草も肉となり

高低のない声に

✕脚のツバメが飛ぶ

言葉の山を 砂で覆い消し

そこに話語で書く

膝を揃えた葉肉の

金属音の選択

砂丘の意思の伝達

居てはいけない

光の出歯

その本は                     大きな葛がフェンスを過って

俺と同じくらいの齢の奴らがでかい顔をして世界に喰われていくのを俺はやさしく眺めている。

 

今日四時には日本が折れる音を聞く

今日四時には日本が折れる音を聞く

秋田と鳥取あたりを握って東京湾あたりを支点に膝を乗せ

腰の曲がった本州の背骨を逆向きに

ボキッ

と折った音

昨日、「奴を殺せ。それが政治の本質だ。」という埴谷さんの言葉を、太田昌国さんが国会前でツイートしてた。堪らず沸き起こった、という感じで。

確かに金星と三日月が近くに見える

頭が透明なデメニギスの目のように見えるのは臭覚であって実際の目は操縦席の下の緑色の円盤である

諸君はリヴァイアサンを見たのだ。阿倍の顔をした鯨のようなものを。「譲渡」したものが膨らんだ怪物を。

行蔵は我に存す。

速報DHMOの人が飲んでいるのは苦い部分である。甘柿は日本では渋柿の変種であり、甘さとは渋さの一部分である。ひとのあつまりとは醂さなくては渋くて食べられないものなのだ。金の林檎と一緒に密閉しておけば、言葉は銀のフレームを纏うだろう。被爆

持ち越して       した柿たち、林檎たちであっても。

しまった持ち越し

てしまった

捨てりゃあいいか

捨てりゃあいいよ

きみの燃えかすは空に落ちて今日は河原に犬の死骸がないね

夜の白い雲の写真が撮れたら僕は何も言うことがないな

突然の雨に雷か今夜は満月どころのさわぎじゃないね

最初から後日談であるような最後から二番目の日々を棲む

ココナッツ殻は痛点を探して寝返りをうつ眠れやしないさ

なみなみとヒッグス粒子を湛えおり反ココナッツ殻の宇宙は

痛みとは重さのことかココナッツ(殻に逃げたい/マイマイカブリの)Webのつめたさ

今日からは全ての罪の背後には共謀している私が居ます

こちらはあ めで見えないけ どすばるは 天辺あたり にいるのでしょう

同行は果て迄続くナビの声

甘さとは渋さの領野の一部分

墓川雪夫は山川蝉夫です

おやすみの余波のおはよう夜半の余話

ばと言葉とこ男とおんなばとこ

ミルフィーユカサヴェテス寒ウンディーネ

ウンディーネ仏オンディーヌ彼は波

ピラ不幸粒ちらつく冷凍原

おピラフなリプでチンす寝落ちtter

マラウィ        差別した!ブラフ熱してピラフ冷え

 

煉瓦の眼鏡橋を一台の自転車で渡る夫婦

訪問先の木立や山影は日本のようだ マラウィ

煉瓦のアーチは型枠で作らせたのだろうか

白人が

夥しい煉瓦が使われている

自転車の後ろには妻が乗っている 汚

どうやって青いYシャツを手に入れたのだろう

ネクタイは流行に従って短い黒人

土の村で叫びが上がり 汚れ

木立や山影はカレンダーに記入される

積み込みを仕切る人はうす赤い半袖を着ているくすんだ謙遜

奴隷とは言われなくなって王となる

TVを観ている 将来の女王の

椎茸の影が落ちている 時間

まだ古い法律について話している

水に血が混じり 顔を歪めるなよ

原動力となる空席 消極の色の冠

陸の孤島は本会議場

凄みのある毛糸帽 と 動物

植え込みの葉の放物線

髪が薄く貼り付いたら不幸

胴から首が突き出ている

玉蜀黍の髪を付けて雛壇に二体並ぶ

クリスマス イエス 誕生日 お呪い

ねえ、お二階行っていい?

フィリピンに 寄付をするための 金

フード垂れ縦縞と横縞の重なれリ

障害者 滅ぼそうとした 政府 かな

かわいいなー 扉を開けてあげましょう

楽譜を棄てられて 冬

コピー機にノイズが混じる蛍光灯過去も自分を予習して来る

税金が上がって暮らしは大変に

自分が考えることを一般の方も考えているだろうと

天候は不順ですが醒めた野菜でも頑張っている

平和になることは夢に過ぎないと今年もいろいろ

十大ニュースの缶を開け空を凝らす

耳が生えた人たち 唱う

暗黙の了解のように就寝の挨拶は交わされなかった

今からはどなたの罪の背後にも共謀者として私が居ます

悪行の報いとしての苦悩に何の栄光があるというのか

明星に頭を押鋲される夜きみは悪夢は観ないのですか

タブレット欲しいなんてぶたれっと

師走野や人は多くは住まざりき

◎師走野に人は多くは住まざりき

師走野に人や多くを住まざりき

自我罰破壊し墓石にジガバチ

自分で自分のフォローを外す

シビリアン凍れて今朝はシベリアン

(失くした場所で 怯えながら弾く)

 

失くした場所で 怯えながら弾く

起きた瞬間に明かりを消して寝る

本当に起きた 外は明るいが 反山頭火的な脳内

悩みの母音を聴いている

死ぬ他に展望はなし戸を渡る

立ち尽くしたまま歩き回る

あさのひかりだけで繋がっている

○永遠に明けぬままこの暗い雨

永遠に明けぬこのまま暗い雨

短日や赤い隙間に赤い事故

正確に切り取る稜線雪の愛

途中下車前途無効を鳩ぽっぽ

赤色はペンキのように冬に落ち

○居酒屋のメニューに探している空

居酒屋のメニューで探している空

途中下車前途無効と鳩ぽっぽ

星空を取り込んだ布団ひゃっこい

終わると楽だと思う気がもうすぐ

俳句甲子園に出るというので朱鱗洞を貸したらそのままに

目は生より大事と言わんばかりに

発見の遅れた今朝が来ている

赤い月は携帯に写らない?ではそれだけを見てればいいのに

正確に切り取る稜線雪の愛

と吟じて雨の裾野を視る

繋がらないネカフェみたいに遠い夜結局好きに歌えということ

マン喫でカフェモカとか松山の甘いうどんに馴れちまった俺

赤色はペンキのように冬に落ち

家々の汚れに それに 慣れぬ寒さに

この赤さは枯れ葉剤だ

山頭火どころの騒ぎじゃねーよこの土手

本日の珈琲 ブレンドされた 今日ってこんな感じだったのか

五番線踵を返して東京にきっぱり顔を向ける仕草の

幸福の大きさは期待できないけど角度だけは期待できる

時計を見ると必ず四時四四分を指しているのは何故

冬の夜の根本に花は閉じぬまま昔話のように黄色い

お前らの買い得た音の総額しか聞こえないdjmix

理想像のみだれからきたか過度の罪の意識が自分の主人

全て言います全て言います全てのすべり台が消えたとしても

霙の夜を急いで居場所がない

霙の夜を急ぐ

霙の夜に居場所がない

暴動のノイズを吹き入れて道後湯玉音頭に切れを与える

霙の夜に道後に切れを置く乎

霙の夜に道後を切る

霙の夜の道後に切れ

寒い 盗み喰いをする

一通り盗み喰いする寒さかな

少彦名(スクナヒコナ)は真暫寝哉(ましましいねたるかも)

天下一品寄って並食って出る

信号はみな赤deserve月々し

霙混じりは下手なバンドの如し

信号はみな赤deserve月々し下手なバンドに霙が混じる

霙混じりやめて雨メタ諦め

霙混じり未曾有の雨に橋渡し明日あたし滴るシタール

〈野分かな〉脱走自由の収容所

〈枯野かな〉脱走自由の収容所

ここはどこ 脱走自由の収容所

出汁取るや脱走自由の収容所

肉煮込む脱走自由の収容所

肋取り脱走自由の収容所

切り分ける脱走自由の収容所

ナイフ入れ脱走自由の収容所

脱走自由の収容所で尚もローストチキン切り分けるおれ

脱走自由の収容所まだ棲み付いている弓なりの列島

被爆して脱走自由の収容所

「被爆なし」脱走自由の収容所

ロストチキンも渡りをするか別の脱走自由の収容所へ

国内産酷な拡散コックさん脱走自由の収容所

死刑囚脱走自由の収容所

風立ちて脱走自由の収容所

路上の雲の如く雪はひた走りて軈て色を失ひたり

雪のため渋滞を行く軽トラに蜜柑のシトラが積まれていたり

石鎚は影だに見えず新居浜の晴れ間に白は押し入りつあり

雪の名は替り変りて今強き日さへ差しても舞を収めず

「国産」が意味をなさない店の〈一杯ごとに豆を挽く〉自販機

ナビは到着時刻を予言するが蓋然性を数値とするな

白ビールの密度で空はとりなみの雪の密度を増しつ濁れる

草枯れて燃え易さうな斜面 かな

雪雲のあたたかきところで家絶えり

太陽らしきものの仄見ゆゆきぐもり

夕暮れて水気は多しぼたん雪

祭日に取り込まれると北ホテル

放り投げ(スプレーした)歌を潜(くぐ)る

祭日に取り込まれると北ホテルで徳永英明が放り出し(スプレーし)た歌を潜(くぐ)ることになる

頭内裂け雪崩れて今朝は夕陽かな

日浅くして朝日ならまだここに

頭蓋ならまだここにあり百周年

蒲団から身をのばして見る御来光

「今年は最後の年だと思います。」

「今年は最後の年だと思います。」とメールありぬ二〇一四

初夢は手足の折れた蟹がぴょんぴょん

初夢は破滅湯に爪生ゆメメメ

かにかくに 擬音はこひし はめつ湯の 蛙の したを 蟹のながるる

親戚がナブッコを歌ったビデオが流れている誰も観てない

手の影は階段に焼き付き

 

手の影は階段に焼き付き

作業じたいは永遠に続く

メンテナンスの必要な消費材はない

宇宙はワックスの濁りのように拡がっている

本棚の裏から覗く視点で

引き出された本の隙間から知が人の顔を見、

写真を千切って並べている

コンピューターも置かれている

二〇一四を閲覧せよ

紫芋の形をしたマウスで

削除される名前の横に

水晶の川が流れている

映画では攻撃してくる

泣けない喜び

腰が痛いので踊っている

平和よりも貞潔さが大事と

死んだ者たちにも伝えた

「αとω」と「最初と最後」とは違う

「私は弾(はじ)く」という者に弾かれる

既に署名した

カニ歩きの男よ

団地を跨いで聳える女

背靠れという仮設

赤いアリの軍隊

気絶という逸脱

知識で全能感の首を取る

そんなことをしてる場合じゃないだろ工藤

花を惜し

んでる場合ぢゃ

ないだらう

 

 

混乱した理想像に依存され罪悪感が主人となった

 

理想像の混乱によって過度の罪悪感が自分の主人となった

さそりに似た権威が与えられた

三分の一が殺されても悔い改めず

前の体のままでギリシャ語のおもてなしとか言ってる

いなくなった あいつ

今頃は東京かな

心得ていなければならない

  • ●のまま

使い途のない額を考え

かもしれないと考えてくれる

だけでいい

腰痛を治す手捌き

黒楽は恋の裏返しの宇宙

四日かぁ カラスの半分は女

四日スか カラスの半分は女

四日です カラスの半分は女

四日過ぐ カラスの半分は女

四日(季語)カラスの半分は女

舌を噛んで目を覚ますほ ねが ずれ て

柿浮かぶ冬陽の比重定まりぬ

柿浮かぶ西日の比重定まりぬ

柿浮かぶ西日の比重定め居り

柿浮かぶ西日の比重定め得ず

柿浮かぶ西日の比重を定めよ

柿浮かぶ西日の比重に誤差あり

柿浮かぶ 西日に比重なんてない

柿浮かぶ西日を吸って吐いている

柿浮かぶ重い西日を吸って吐く

柿浮かぶ 西日を吸って吐けぬ

動揺に日はまた落ちる Ma Mere l’Oye

その美は過渡期としての二〇一三に於てはまだ儚かった

舌を噛んで目を覚ますほ ねが ずれ て

小さく

なった

顔が

晩年

なァ年に一回ぐらい俺とお前と休みが土日かぶるやんか、

書き初めに失敗したらどこかで星がひとつ爆発して消えた

碧梧桐字は上手いのになに考えとんねん

なさけが 尽きる までは 生きると

嘘ついて 二度食べることになり 太る かな

人格者にさせられてしまう主役

玄関を開けるとすぐに子供が炬燵で勉強している部屋だ

なにも考えないで運転しているからいつかかならず事故する

「児童虐待防止啓発オレンジリボン活動」を描いたバス

お湯が溢れるので減してから入る

心と知が閉じ込められている 愚痴

バッテリー毀れたきみの完璧だけどマネキンのような返信

枯れ蔓の影の写りしカーテンの筆の運びを密かに妬む

荊棘を「おどろ」と読ませてミカ書あり

くーねるまるた読み酒でカップ麺「十六夜吟社」と呟く明るさ

夕焼けは見えない海の形して海指す方に横たはりをり

二〇一

四のため二〇

一三を

早く終わらせ

ようとしている

去年の終わらせ方を探して二〇一四をまだ始められない

本当の終わらせ方を探して二〇一四を始められない

終わらない去年に今年が始まらず

ガラケーは終わりの季語かみ使いは天の四方の風を押さえて

終はりには用ゐられたる象徴のアニソンに似てシニフェ嘔吐す

終りに肉薄しつつあるのに乖離してゆく耐えられない軽さ

蛇にまだ足のある頃我が兄は裸で草に仰臥して居り

兄は言う

メタを

壇に

向けるな

妹コントロール弟うとうと

定型 やめて 行くぜ アモルファ

詩型 作って 何が 悪い

「美は 私が 決めます」と 利休も映画で言っていたぜ

メタをやめた蛇は居なくて

きみの燃えかすは天に落ちて

上の句も

下の句も

なくてもいける

中野区

形式など出来てからきめりゃあいい

葉もなくて切れとか言うな切れ字虫

廃墟にて

線にもあらず

ひかりたるかな

発見のせせこましい眼俳句かな

発見のせせこましい眼俳句かな 命を削って消してく文字数

美は私が決めますと利休が言う

終わらせようとすることだけに馴れて

冬晴れや腹に溜まった不味い飯

俳人はもうすぐ死にます被爆して根岸の里に侘び住まへども

モーター自体は滅多に壊れないと言われ工具を眺めている

二〇一四に終わるのではない一四が削られていくだけだ

終わりが来ないのではない終わりを自分で引き延ばしているだけだ

今日も終わらせようとして日暮れる

生きてまだ明日の猶予にのみ暮れる

初春は二〇一三年が二〇一四年を食い尽くし往く

さくねんに食ひ尽くされて今年(こぞ)の春

終わりより数えし春の定まらず

終わりの季語は季語の終わりかそれは春の終わりか秋の終わりか

季語終わる時を見立てて庭見かな

定型は終わりの貝殻音の海

いつから耐え忍び始めるのかおれ

精神の形もとめてソナタありどちら様もご苦労様です

尿道に結石ありと聞きしかば成猫用の餌を与へたり

被爆から

逃げなかったか

ら死ぬのか

逃げられなかっ

たから死ぬのか

さみしさは

けつねうどんを食べると治るよ

被爆した人がホームで途中下車前途無効を吐いているいま

孤独とは自分の中を狐のように駆け回る良心のこと

瓜二つのけものが居りぬ狐狐と鳴く

「寒くて起きられぬ」てふ句はなかつた

完全に写メの代わりだなこれは

写メのごと徹底吟前ガン見即

轢かれた赤のティンクトゥーラか

おばさんが二人立っている 無時間

赤黄男食へばポッケに小銭チャラチャラ法隆寺

コリコリし

てて人によっ

て違う・・・

何のトラウマが

あるっていうの

字を打って

送ったらほん

とにのって

いるすごいなあ

インターネット

生徒等のまだ来ておらぬ教室で「美手帳」の字我には小さし

卒制は価格設定忘れがち松山デザイン専門学校

事故で終わらせる終わりまでの猶予期間 先の大戦のように

保険の効かない事故のように終わる

猶予期間断ち切る事故の清しさは開戦のようであってはならぬ

ようやく死ねると思う事故の清しさ

一瞬の清しさ敗戦処理のストレス

早く死にたいのにこの渋滞

「入力できない文字が含まれています」顔文字をコピペできない

ぼくのガラ携ではきみの顔文字をコピペしようとしてもできない

生活は世界に勝つか以下仮説下位活性化厳つい快活

ジャンジャン横丁のモクレンて珈琲屋おいしいらしい行きますか

高知の鍋ラーメンを出していた小さき屋台の消え失せており

石鎚はなほ遠きにありてアンナプルナの如く輝きゐたり

横断歩道で待ちゐしをんな我を見てゐたり睨むがごとくに

保険屋と丁丁発止帰宅後に「胞子文学」届きてゐたり

今の斜め下に切り込んで引き戻された場所の低く煌めく

今の斜め下に切り込まれ引き戻された場所の低く煌めく

初めて目を開けた時見た灰色空は今の空ではなかった

身体表現性障害てふ病名あり冬蚊帳を吊りたり

すれ違っ

たよブリザック

履かせてス

ーパーチャージャー

の穴開けてた

カタツムリ絶滅しかかっているか

カタツムリ誰がリムったか

カタツムリ絶滅間近語り継ぐ誰がリムったナメクジは居る

(グレーのむづかしさの中で)

 

グレーのむづかしさの中で

蛹は言葉を溶かし
ほんとうの白は光のない黒に近く

メタモルフォーゼする蛹はその領域いっぱいを行き来する

ドラッグさせる色相の旅

非とされた薬物

目を閉じて手を挙げ

破滅したことは何度もあった

あいつはペテロのような人だったかもしれない

細胞文学選はありやなしや

空と海

名付けた時の発音は何

歌にしか聞こえないのにラップかな

口の中噛んで玉みたいなのやだ

がっついてるとおもわれるから

総ゆる地層で歌え粘土ら

口中の玉が割れたよ血を吐いた

壊れかけのiPhoneのような暮らし続けているから壊れてしまう

壊れかけのiPhoneのような命

あたゝかき便座に坐る山頭火

あたゝかき便座に坐れ山頭火

あたゝかき便座に坐れ御中虫

ドトールでかつじのみほす戦かな

信号むしす松山のラーメン甘き

名前で呼ばれたけりゃ群れるなカラス

吹き寄せが表現される二重季語

私の吹き寄せられて二重季語

猫にだけ暖房電気敷毛布

冬薔薇季語に打たれて叫びをり

日高屋や日高山脈やヒグマや

私は今日から明日にかけて雨です

よぎしゃのおとがきけるきょりにすんでる

つぶやきがたまにきこえるくらいのガラ携

ジュンク堂出でてみる月夕白しやさしくすれば女はよろこぶ

ワゴン車のサイドは踏まずワンセグの音声のみが聞こえてゐたる

無法者も普通に道路を走らざるを得ずと思へば可笑しき

今晩はお鍋ですとメールあり米なしでどうするんやしばらく

全地層で土等は歌へ収縮率の違ひのまゝに焼かれて

冬薔薇白に打たれて叫びをり季語は季節か挑戦状か

勝手に季語にされて苦しむ被造物の叫びを主題とします

これ、貰ったやつ。焼き物屋同士って友情が芽生えるんだよね

蜜柑への平仮名の礼を言はれたり甘くてすっごくおいしいょ

きみたちは出汁の魚粉で被爆する一応定型で言っておく

とうとう凍死うとうとうと

橇にヒグマのマグがひっそり

外食する伊吹山が屋久島のように海に浮かんでいる夢

倫理リンリン自転車通す

襤褸ランランデモ隊通す

論理ロンリー自転車パンク

ルンバルンルンバルーン破裂

代車に坐る時のような ある種

代車は黒でswiftってんだけど

全地層活性化して関揺れる

金の重たさに盆地が沈みをる

金の重たさに沈む盆地を死の重たさに変へ詠んでやつてる

死に面せざれば歌詠んでやんない

死に面さずんば歌を詠む能はず

季語の死に面せざれば吟じ難し

夕方に季語季語言うをとこ かな

季語季語言うて語気ぶり嫌ふ

「新しき歌よ生まれよ」「大根擂って」

風呂場からいまさ聞こゆる「追い焚きを始めます」てふ声のかなしも

シーバは脂っこいからね高齢猫用サイエンスダイエット

お れ の つ く つ た ビ ル が あ る

菜 箸 や

お れ の つ く つ た ビ ル が あ る

バシリカの低さに似たるくじらかな

窓なくばチェンバーもなしへちま水

わたしはあなたを季語と定めず

冬薔薇(ふゆさうび)季語に打たれて叫びをり

<片男波(かたおなみ)>の<フリマ>では<冬のせいか><土地のせいか><拾ってきた物>や<破れた本>を<暗い顔つき>で<高く売っている店ばかり>でした

片男波音波(おとなみ)の冬フリマかな

片男波音波の愛フリマかな

片男波狂暴な愛フリマかな

片男波凶暴な愛 フリマ ワシ

フリマにて音波を買ふ片男波

片男波音波(おんぱ)共謀フリマかな

片男波やさしさうな店で買ふ

片男波拾った物を売るフリマ

片男波破れた本を売るフリマ

片男波暗い顔して売るフリマ

片男波冬のせいか土地のせいか

片男波相撲取りつゝ夜が明ける

棘(おどろ)           朝日にマグの取っ手のぐんにゃり

朝日にマグの取っ手ぐんにゃり

一線は赤で引かれ    旅行鞄選んでレジまですでに引き摺る

襟巻は解かれず

閉められた部屋の無価値の実

を幼児言葉

一例として性的堕落・人種の優越性

メタリックオレンジの事故の責任を持たない

都会、例えば東京でもいいんですけど

ああ 差別された差別された

寝ることは老化を遅くしたりはしない

イントネーションのぶれだけに限定された戦い
早起きしすぎてまだ夜一一時

入口の黄色はスナックのように光って

餅は膨らみ
韻を無視し弓を引き絞る

伸び始めの坊主頭の猶予の立呑み

汚れのない黄が強まる彩度

皆まだコートを脱がない

龍は優勢になれず 地上では

投げ落とされた 渇望が

織り混ぜられているだけだ

マイカとアイザイヤがダブって

首を反らせるだけの整体

肺病で透ける油彩の肌色に傷

緑をぼかした暗い牧羊
洗剤の空の青

ねずみ講的なピンクと朱のダルな混合

朗読が終わるまでに開けられなければ死

鉄砲持ってるのに嘘言うな

めっちゃにっちゃにちゃしたクイーン

破壊的な風を放つ統合失調週末崩壊体験

Deerマスメディア
同帝国の死期

バビロンと言う時のパンクのドヤ顔の

石灰質の孔がゆるふわ

互いに近づく兵士たち               天の音楽は多くの水の音、大きな雷鳴のようなもの

龍を見て結束しているのか             自分で弾くたて琴に合わせてうたう歌い手たちのような声

天の音楽修正せよ多くの水多くの雷の音に

死ぬ時期

を決められずば

らばらなの

であなたはわたしを季語と定めず

1 気がつくと一速になってるswift

2 お前も誰かの代車のくせに

3 ハンドルにへんな遊びが付いている

4 お前の遊びが詩だというのか

5 道曇る代車なので勝手が分からぬ

6 車にフェルトセンスはありや

7 池があるちょっととまってやすもう

8 ゴルフボールが沢山浮いてる

9 学校の昼の休憩終わりらし

10 鴨の軌跡がつつと二筋

俳句は目に見える物事に重きを置きすぎているからだめです

月の出を見るドイツ・ロマン派

 

何にでもなれるという者に なるかならぬか 月は答えず
月の代わりに 声は答えて 薄いマッチ箱の 中の 声は答えて

万年青や笹の葉、質の美はぼうっと緑で

光の代わりの 回転もない光の代わりの

地層とは菓子のようで

幾重にも重ね焼きした悦びの月光に照らされた
〝月光″に印画された 簡単な岡の

狐や狸や鼬やハクビシンや猪らは月光を浴び

月光を浴び 睦月の冷たい 月光を浴び

絶食の蜥蜴は仮死の眠りに冷え 老婆の声は 坂の小径を駆け上る

駅員のような青年の 吃りの祈りが(五人の内一人だけ残った)

今吃りで祈れない青年が(背骨はずれていない)
松脂や漆は甘そうに溶けてはみ出し

すげ替えられたカマキリの首の青年の妻の

同じく和三盆を溶かした声は

ディスコ・クイーンを沈んだ森の広場に佇ませる

称号の幾つかを反芻せよ

何にでもなる 何にでもなる

その称号の幾つか

羊の汚れた尾の

海老天のような羊の

汚れた尾の

がしっとした練り物のような重さの

資格 を考慮される地の陰の

林の奥の道の向こうからの広がり

過去に向いても、将来に向いても、とこしえである(今ではない)

今ではない永遠。とこしえ の独特の型

絶対追求しても分からない分野が

アニメのロボットのような型をしてマッチ箱に入っている。

ところがそれを見たら死んでしまうだろう

死顔は光っているだろう。それがはるかに現実だ。

朽ちるのは干し柿ではなく 枝に繋がったままの熟した実だ。

あらゆる皺の背後に隠されていない見える辻褄。

どう見えるかではない、誰が見ているかだ。

風とか電波、思考など あまりにはっきり見えるものについて。あまりにはっきり見える、

見えないもの       レイヴンが礼にくれたる光り物

はらわたの

愉しみ較べ

てゐるいま

携帯を口に入れたるをとこかな

下手な絵のやうに背中が痛い

電気毛

布なしだと

六時間

で目が覚めるん

だなとわかった

冬の陽ざ

しがありがたい

としかとりあえ

ず言うことがない

完成し ない理由は 述べぬ子ら 松山デザイン 専門学校

いいね!って、、俳句分かるのDavid なんならきみも作ってみたら

隠すべき地層はフリーズプリーズ

さらけ出すまでにもっていけない

さらけだされている凍ってしかも

外食にはサランラップ持っていく

伊予甘送る頃はいつも金無い

それより大事の美なきが如く救急車通してやってる車ら

林檎の礼を蜜柑で返せり

月見えず おれはまだ生まれてもいない

パーカーがギターを弾き水仙咲く

明日香川から米が届くと聞いて十日ぶりだと喜んでいる

終に灯油を買うかまだ悩んでる

おれは仕事をしなかった血豆吐く

尾崎一雄の短編て「昼の憩い」が永遠に続くみたいだ

分子として揺れるなら個体でも気体でもなく液体がいいな

分子として揺れるのなら氷でも蒸気でもなく水がいいです

殆どの言説はデマだと思う日 ただ日本語だというだけで

日本語とは工作員がネットでわたしが使う言語ですこと

カール・ブラウが傍受したのはすごい

はいと出てきたネパール人の腕に kill me love to die と刺青

土も温泉も被爆して悲しい悲しささえも被爆していて

つぶれる店に共通した店主の

日本語を何うしてやるかと二番出汁

田母神の東京発音できない

ちょっとくるしすぎるよあきななみだは

放射能に♪汚れ汚れて傷ついて

羽虫の音が空耳のサヨナラ

ボーンテールの少女の両尾

朝霧の汚染に耐えてカレーかな

嫌な朝だわそうね寒いわ

骨溶けてラジオと景色が会ってない

死んだ物語と思っていたでしょう

神は人でなしと書いていたら、太るから地下鉄には乗らないと言

(文字が寄り添いせり上がることで白冠する)     った、

歌うには、急な嘘が必要で春に誘われたパンがなくなりました。

文字が寄り添いせり上がることで白冠する      なくすのと捨てるのは違うといいます。

ひとつになろうとする単語ら

語群らは草鞋虫のように集合しようとする

雪の山に見えるそれは塔であったか

アニメイトされたリス達の横顔

樹々の裏から裏へ移動する日本語の団栗

石の切断面が白い繊維のよう

小蛸の顔をした男の顔の足は鬚のようだ

神は人でないなら人でなし と書いてしまって

また書いてしまえる 骨の溶ける寒さに

振り当てる フィリステア パレスチナ

動かせぬ骨格は言葉の星座

逃れのための筋書を貼る

洪水などなかった風に古層かな

逃げおおせているキツネ語りて

逃げおおせた骨の血が乾いている

黄金律の裏を感光

墓のうらに廻るデューク東郷のうらに廻って墓に居るわれ

小さい銀河に始祖鳥の刺繍が

ものごとは打止めのやうにしてをはる

体の暖房全部切って

点滴の逆さの青空

咳をするのでひとり

咳をしてもひとりになれない

咳をしてもふとり

咳をしないでもふとり

咳で揺れてブレスユー

咳をしてもしなくてもひとりとか言いそう

咳とひとりとどういう関係なのか

咳はふつうひとり

咳してひとりでいいじゃないか

咳をしても自由

自由に咳してください

ひとりをしても咳

せきがえをしてもひとり

咳止めのナガヱ錠で顔が黄色くなって死んだひとりで

咳をしないでもエフェドリン

咳をしても精神的なものと言われた

咳をして蝉の抜け殻を飲んだ

咳をして定型になるへちま水

咳をしてもヒトラー

自由律にしても咳

咳をしても広大な空間を占有しているおれがいる

咳をしても豪華なワンルームにひとり

咳をしても富裕層のおれはウィルスで人口を削減したい

第二頚椎治した背骨がどさり

寝たきりの恐竜みたいだね

そごうマートに「ラ王」が来るらしい

風邪が治れば行けたのにねえ

犬の聲がして暫くして止んだ

白いカレンダーの裏をするりと

朝日に見合った痛さがない

耳が痛いとかあり得ないでしょ普通 こうやって死んでいくのかな

点滴液「ラピアクタ」芥がラピュタで結局タミフル、みたいな

夕ぐれへ最後にはぐれた鳥がぴよ

山崎が「パーフェクトデイ」を誤訳して蒔いたものを刈り取っている

明日からちゃんとしようと思ってるのに電気敷毛布を切れない

新月らしい雲の裏から「新月や女を撲る夢ばかり」

空は幕を閉じた月も見えない雲の裏側はDVらしい

幕を閉じた空新月は見えない雲の裏側DVらしい

死にたがる心の果てに何がある心の果てに何があるのか

死にたがる心の果てに何がある心の果てに何かあるのか

死にたがる心の果てに何かある心の果てに何があるのか

葡萄の原液の発酵する音だけが聞こえている夜の部屋

俺を食う虫居て春の寝床哉

きみ、携帯一時間進んでる。体温はぼくより一度高い

日ノ出町墓参りこの前行ったあたりの草のてらっとしてた

羽毛布団に定型は毟られる

カブ乗って遅刻遅刻咥えた蕪ピンクの朝焼け空が浅漬け

強調された快楽メロディーを伴って定型で進むコード

僕の暦は一月遅れで

週末のサックスがひたすら言及されるのを待っている

タブレットはタブローの窓となった

the concubines てふガールズバンド

蛸の研

究をしている

夢を見た

紅梅を接写する義務があるのか ホフマンはでんでんみたいなものだった?

目が覚めて何も変わっていないないまぜお好みミックスそば付き

薔薇の名がエドワード・シザーハンド

近所にコメ

ダが出来てるシ

ロノワール

今日また札無くなって硬貨ばかりとなりましたこんにちわコモン

立春も恐ろしく懐寒き

椿祭春は冬の季語なりや

起きて寝て目まぐるしくも入れ換わる夢と携帯だけの世界か

朝一でやることが出勤であるような死体寝ない人たちの

コンビニの季節の外にある季節

万葉の母音でさえ失われているのにまして神のみ名など

可哀想な俳句野郎に玉雪

同音の重複は寧ろ歓ぶ

マックで 若禿げの頭に雪きらり

帰れなくなりそうな雪店の外

マックでコーヒー コンビニの

おでんであ

と二二円

もある 生きたい

暖かくただで居られる場所がない

暖かくしかもただで居られる場所

日本酒はあんまり辛口ってのも考えものだな燗のときは

今日みたいな寒い日ぼくはもう寝る

(霊者の用語で語らずに)

 

霊者の用語で語らずに

見えるものになぞらえて

棒読みの日々の安心の中

知り合う〇と一と二者

板に付いてしまった棒読みの

安全神話のマスクの内側を

すり抜ける子音たち

天幕布に造られた女の声に

井戸とラクダがおびき寄せられる

報道ステーション

カップ皿いちいち理由がある角度

夜行性なのに飼い主に合わせてくれるだなんてやさしい猫だな

アートとかチラシとか遠い世界であるみんなよくお金があるな

あまりに寒いので部屋を出てコンビニのトイレに坐っている朝

ヘルパーに「おまえが盗んだんだろう」

メモっているのを見たら一mmにも満たない字で手帳にみっしり

顔が溶けた人、口があかないからなにいってるかわからないんだ。

薬を売るために病気を作ったというのは本当なんですね

全く利他的な黒もあるが三つ以上考えられないので

空っぽの部屋に七人の小人

実作者アカのヨタ話は要らぬ

雪解けに忘れる丹田

北土居の民家の中に件の店が やっとわかって坐って飲んだ

評判の悪い長回しに本音のあったりする商業映画

雪の日の封切雪の日の選挙

投票の美に

美への死票

体の入口に石入れて滝の手前で滝の広さを危惧す

朝陽射す自分の家の門の前女は雪を足で蹴りをり

投票率追って車中で固まっている

お前らにとってかっこわるいものが俺にはかっこいいものなんだ

牡蠣開けるナイフ毎年増えてゆく私は今日は酒は呑まない

痛む目を押開いて聞くきみは夢の中ではいつもカチューシャ

書を落ち着かせている夜を風揺する

「しゅっけつをとる」 椿 顔上げる 雪

吹雪の音だけ明るくなって朝

あの雪は政府が降らせたのだ、ネットでは常識だよ。と言う俺

君らがいくら盛り上がっても世界はもう分断されているのだ

ぼくらがいくら盛り上がっても世界はもう分断されているのだ

寒さの裾野が広がった田園最短距離で仕事に向かう

蓮見の評が気になり三月号の群像立ち読みする二月

あの映画は<楽団だけが><アカデミー賞もの >で、あとの部分は<そのパラフレーズに過ぎない>、とか誰か書いてくんないかな

墓川が幸せでありますように

訳言っても訳言っても青い誤訳

squirrels’ quarrel×五 squirrels’ quarrel×七 squirrels’ quarrel×五

新季語「灯油難民」使え俳句よ

死ねよシネフィル

この頃は人を殺してgoodmanでピアノを弾く夢ばかり見る

淫行と幽霊を許容する映画に名前を出すわけないでしょ

映画館色とりどりに貼られた〈倫理〉

ソドムでスタアになってどうする

音楽も現像液に浸されて作品となり死んでゆくのか

ネタバレと言うより妬みをバラしてるだけではないか死ねよシネフィル

タフなスタッフ

あたふたと

防戦しつつ

進みゆく

間に合わなくなる

ことばかり

(突然無防備の田園に)  魔に遭わなくなる

言葉狩り

突然無防備の田園に

大雑把な予言があったとしても

ポエキュロス さまざまな色に合わせた

尖鋭な語が

不作の段丘にあふれる

昼にも夜にも属さないあざけり

林檎から固定された炎

引き続き順調に

強調された快楽

メロディーを伴って

定型で進むコード

の道をイメージする   自衛隊フェンス沿いの空き缶がカラカラ

金魚鉢の中に中心があり、そこから出てくるものたちはみな左右反対である

川沿いの黄色いアパートが失敗している

寒くなくても

寒さが深い

嫌な裾野の

ように東京

頭痛           あまりに金がないので

 

ネクタイを忘れた気まずさも

行政区分としての部落の広がりも

手数料を奪われてゆくが

光かがやくぼくの顔が恥をかくことはあろう筈がなく

頭痛など あってはならなかった

マンドレイクと引き換えに借りきった悦び で線を引くだけでも

眼を描くだけで 悦びで

絵を描くはしための

塗り残しは

絵を描くはしための

塗り残しは

FF AbBbAbFEb       遊ぶ金が欲しかったと供述し

音楽も映画も超えてとめどないメルキゼデクのような楽団

要害の神攻め寄せて栗毬

トリミング

失はれたる

なにかしら

渋谷から乗る

なにかしら線

トリミングされ失はれたるなにかしら渋谷から乗るなにかしら線

朝起きてまず思うのは大雪に閉じ込められた血縁のこと

なにかしらなにかしらないいいのかしらなにかしら線に乗るゎゥチらゎ

ベーコンはうすうく切られ焼き場行きいきのあぶらを噛み締めるおれ

ベーコンの薄く切られて焼かれたるいきのあぶらを噛み締めてをり

(ちょっとした)     書いたのが

わたしだなどと

体の軸         いうことは

肉に射した旗に     取るにもたらな

放られる矢の      い問題よね

尾翼に纏わり付く

反省

平坦な場所に立てず

木に上ってしまうとは

ちょっとした楽しみは

とりのふくらみだったが

猿になってしまった以上

〝ちょっとした″は終焉した

木に上るというより

山頂と言うべきであろう

かれの今の〝ちょっとした″は

道中などない

翼を付けた三人が

揃ってレインコートを着ようとしている朝には

負傷兵の声は上ずり                鞆の津はすれ違える道がない

わたしたちは大いに喜んだ             どこかに抜ける道がない

いいなあ 早く羽が生えたい             店仕舞いしようとしているテキ屋の大杉栄に道を訊いたらそこ

そこ親切

ミュージアムへの道行きまでアトム書房に司会されているようで。

テキ屋のtextは。矢で。敵のストは。やで。

アトムのボトム

後は頼む、と。

嬉々として敵側を演じるのは電波か

ザ・スートンズ

すい子さん!

すいとんでもきんとんでもなんでも良い

ものを考えようとすると携帯の電磁波に殺られる気がする

知事戦後の気持ちはよく分かるよ蔦木君お兄さんならどうしたかな

シラウメノ・ド・ベルジュラックとなりけり

白梅の朝発酵は終わりけり

終わったと見えて冬の発酵止まず

終わったと見せて冬の発酵止まず

願わくば花の下にてわれ飲まむあの如月の 望月の頃

「爻」という字が予測変換に出て来るそれだけでもぞくぞくする

餓死まであと何日か数えながら二〇一四 二月も終わり

「主体が言語に関わるとき、メタ言語は存在しない」、というラ

(とってかわるものではありませんけれども)     カンの言葉は、「唇の清くない者」の口に当てられた「大文字の

他者」の燃える炭火のようだ。

とってかわるものではありませんけれども

そしきしてみましょう

くにたちえきにたっていたとき

うちこえきでみおくったとき

あかとしろをまちがえたこと

おまえらもあいさつせんかととおりすぎ

すとれんじふるうつ

かたがきのとれたふしゅうのたつにく

こうふされたきみょうなおしえのとりどりのはこびさる

バラムえきから二万四千人が

やわたはまこうへ

せめるべきことをいくつか
たべさせた
わたくしどもの
かわいさときよさ

ぼうりょくこういによってたのものをたおす

あまりにつごうわるいのでねむってしまった

あやういがけにおいやられたっている

ディエルメーネウオー 十分に解き明かす*

対象の

鏡を見て大文字の意志に合わせる

Zep1:8 異国の装い

かつて畑からすっぽ抜けたカプセルのトリップは

宇宙の畑が耕されなくなったこの冬の終わりの時期に

明らかなウィルスとなった

高所恐怖症なので四階まで下りて、そこから椅子のまま飛び下りた、と

何かの会頭が 白髪の

鮫の口先で 樽の中の澱の上で

固まっていると ぺしぺしと

ペシャぺさ

染みた赤

逃げて山のお猿になった

翻訳 発行 活動

おきてを守らないときの愛

顔を受け取らない裁判

誰でも招く時間の使い方が賢い

自分のためには力を使わなかった

働きつづける

*ディエルメーネウオーは、ヘルメーネウオ ー(神の使者、使節と見なされるヘルメスから)の強意形、ふつう言語の翻訳に関して用いられるが、十分に解き明かすという意味も含まれる

奠前獻樂 (你是我的花朵)

先送りする欲望と資本主義

アンダーグラウンド自体に意味はない

「資本主義」というシニフィアンあまり聞 かない気がする女の声では

天狗舞あるもの列べて無いもの列べて家で独り呑み居り

食べもので美しい名前 春雨 (たぶん誰かのフレーズ)
菜の花だああまた春だもう駄目だ

東京は三島由紀夫の春の雪

あああああちょっと寝ただけであけぼの

岬を廻って

私の体は日本のようだ

 

岬を廻って流れて来るのは

春のような私の体

津軽半島を廻って能登まで流れ着く

また同じ場所の夢を夜飛ぶ花粉

また同じ場所の夢を飛ぶ花粉

みな美濃の人たちに見える松山のコメダ珈琲の開店日

コメダのくせにモーニング?訊くのか

廃屋に完全に巨大山茶花

今日も象徴界に支払っている

色とりどりのアメスピみたいに頭蓋グシグシ溶けるあきこ 雪は逆さに降り昇り半身起こして見る男子の踊りコバヒロのウィンストン 峰から座った格好で飛び降りてゆく 奉仕

「女性は存在しない」というラカン

ラカンラカン照~りの昼は怖ーい全てを見透す夜も怖い

恋とは代理人たちの夢の跡

対象アーとαーの夢の傷跡

電波の悪い成田の国内線ゲート内でラーメン食べてる

機内で神聖さのデフラグを完成させる

先に死ぬ希望

風船の枝を捩る光

足が床に届く前に椅子は尻を乗せつづけた

勝てばよいというのではない陣営なくしては

見ることができない絵になってゆくのだろうか

突然死          ギラギラ心筋梗塞安西マリア強風の中ゴミだしに

強風の中ゴミ出しにわたしは必ず突然死する

ギラギラ涙の太陽ギラギラわたしもたぶん突然死する

涙の太陽ギラギラギラギラわたしもたぶん突然死する

涙の太陽の中ゴミ出しにわたしもたぶん突然死する

わたしはたぶん突然死する

どこかの歩道に乗り上げて

どこかの歩道に乗り上げて

わたしはたぶん突然死する

強風の中ゴミ出しに

わたしはたぶん突然死する

ギラギラ太陽が燃えるように

わたしも必ず突然死する

光の裏側が飲食店の厨房みたいだったらいやだな

高円寺的な輪とL字の集積
店の点在

母のノートと娘の作文を逆さに読もうとしたら別楽団

尿管倉

また来ん春                     手をヒラヒラさせて常に踊り常に仲間と爆笑すること

〈最後まで〉

岡へ籠り登り転び降りる

岡へ上り登り解け下る

靴先に金を塗り

部屋を持たぬ甲虫は皺くちゃのまま出て来て

殻と光の隙間をたゆまず歩む

また来ん春と人の云う

自存する岡で

王か父が問われている

また来ん春と人は云う言い廻す

言い倒す言い投げる咲けて敗れる

田母神珈琲萩原汚染水

小ラーメン食べてる三・一一

飯粒にナメクジ三・一一

青空雪崩て昼に三・一一

なにもかわれなかった三・一一

定位置から見てもだめ三・一一

とうとう晴れたままで三・一一

何に利用してる三・一一を

三・一一と九・一一

三・一一五月蝿い反転地

北の王プーチン三・一一

ムスカリ

イスクラ

産業

似たる

むずがる子に娘借りますムズいスカ

古楽を録音するとき私は誰の欲望を生きているのか

避難所          腹おもいなんだか応援したくなる

 

たちのぼる呼気はほころびはがれゆく親密おとしながらのびゆくわたしの木

うみにもぐってひろいあげられたさいふくらげを腕に這わせて語気はきだすしまい

ひかりのながさの折られてんじゃういんの顔して映るガラスにひなんじょは失調してゐる

すべての(all)人とあらゆる(all sorts)人は違うと

「すべての人」と「あらゆる人」は違う。 考え方や行動に表れる公平さは、すべての(all of) 人に対するものではなく、あらゆる(every sort of/all sorts of) 人に対するものである。    亡びる人たちの中で安心している

滅ぼされる部屋で安心しているその原因はどこにあるのか

防災訓練を楽しみに    伊方いかったいかったいかしかたこがない

いやなゆれだったいやもふつうもないがいやなゆれだったいやなゆれ

防災訓練を楽しみに   心臓が揺れて南海トラウマ自身

白黒と油の        自分地震で自身が揺れる

義人の型         自信なくして花粉症

全ては無駄になった

腹と図表

擁護する

娘よ

罪悪感をとりのぞく

悲痛な むち打ち                 殴りながら話す癖のある人たちに殴りながら話してはいけない

皮の長い衣                    と説教している

無花果の枝の切られて口白き

無花果の切られた枝の口白き

無花果の切られし枝は口白し

無花果の枝を切られし白き口

枝切られ無花果の口白き 哉

無花果の枝の切り口みな白く

枝を切られた無花果の白い切り口は春を叫んではいない

カップ麺食べて吐いた受け付けない

帰り道温泉寄るの我慢して「ワル猫特集」コンビニで買う

友達のバンド・・下手泣き系だった。。下手な畸型と言う人は言え

根は犬派なのに猫派の振りをする人が最近多い気がする

共通の感覚という伸びやかな短歌を短歌にするための嘘

カップ麺、毒。蕁麻疹出たヤバい

あれも不味そうだったな前電車で氷結飲んでる奴がいたけど

いつまでも続く訳ないじゃんこんなジャンクフードがジャージ着てさあ

よしこれでやめようでもいま世の中はどうなっているんだろうねえ

いつかきみが現れてすべてのあくをあらわにするような気がするよ

でもいまはまだ犬に吠えつかれながら夜道を歩いているだけだ

家の中から咳が聞こえる夜は死に洩れているぼくもぼくらも

湯に浸かりながら毒素が出ないかな洩れ出した死のボーメ係数

お目当ての人が電話に出ないから湯に洩れ出したあたしのいのち

「追い焚きをします」てふアナウンスありガンガン炊いて早く飽きてね

haga pukupuku gyo

shawatzs keepee

donaqyna lee

彦根でピアノ弾こうね珈琲ね

心筋梗塞バスターミナルラブ

斑猫(ハンミョウ)は死に絶え道は行き曇り

象徴界押韻したら春寒し

万能感に打ちひしがれて朝の

せかせかした遍路が顔を歪めて

ツバメが来た日は

カラスも騒ぐ

これから家を

物色します

春分にツバメは来たり池の端

春分に来るツバメたち池の端

うちはネコがいるから来てもらえない

月末はまだ咲いてないかしらねえ

一雨毎に春になるのかしらねえ井の頭なのかしらねええ

花冷えの頃は寒いのに寒くないと思い込んでるから寒い

寒さとは落差の中に、寒さの外に於てしか存在しない

ラカンなら「寒さは存在しない」と言うかもしれないそれが花冷え

フロイトがハイデガーと合体しラカンとハンナを生んだんだろな

うちふぁなば

ともいいおんざ

けあんせむ

あべぴらふあす

あるたいいとも

東京で面白おかしく飲んでたら一年くらいで死んじゃうだろうな

花見ハイミナール

ハイエナハイエナジー

鼻血花咲か自治医大

バック成功してダンプのドヤ顔

バタやんがオッス!闇!とか声かける

おやすみ言えるぎりぎりの闇

揚雲雀嫌な夢に声枯れて

揚雲雀嫌な夢に声嗄れて

揚雲雀嫌な夢に声涸らして

揚雲雀嫌な夢に声ゆ涸れて

揚雲雀やな夢見たか声涸れて

揚雲雀動静 三月二三日

揚雲雀は声涸らしたりはしない

なぜ生きるのか知らぬまま被曝するから行くな食べるなと命令する

やりとりの剰余としてのウィルスの交換価値としてあなたと猫

やきとりの剰余としての「中!」の交換価値として蕗とやりとり

やりとりの剰余としてのウィルスの交換価値として春風邪あらめ

形なき剰余は無形文化財

国宝級ばかり作って貧窮し

春なかばももにあんずに あとは無し

嬢よ嬢よと目にいれた風邪

二〇一四         春来たりなば冬遠からじマジで

呆れた虫もネタモルフォーゼ

天の毛色はネコ

深夜居られるところ

自分を消して悪の個性

適齢期が過ぎてゆく

ハチワレを見分ける

あらかじめ書いておいた言葉で力を及ぼす

万能癌に逃げ込む前に 吃れ

――――

旅は終わった

今年は最後になるかもしれない

連句巻き歌仙に赤線最後にはきっとぼくこそがオンリーワン

ブーギーバッ

シェーキーラッ

死はここに

メメント大森

メメント大盛り

花輪は出て行った。杖に花が咲いた。せん越が芽生えた。 <谷村新司>と<EXSILE >に

水面には白鳥型とTカップ型

永遠に咲かぬ桜を花見かな

謹んでおすやみ申し上げます

上層だけで同意してる世

面の皮剥がして人類にお早う

揚雲雀が引き伸ばす私の三角形の頂点

揚雲雀が作る大三角形

揚雲雀の大三角形の下

上層で鳴る揚雲雀のオルガン

揚雲雀に大円錐は末広がる

揚雲雀の大円錐に雨の透下

雨を昇る揚雲雀の大三角

雲雀裾野広げる不二の山

bot出の和歌者のくせに生意気

訪れる音ずれ意味を持たせる鳥のおとづれ

才と芸

次の女と書いて「姿」

屋根瓦の色彩に苛立たぬように春の町をすり抜けてく

曇り色宇宙の裏側表側

花曇り宇宙の裏側表側

タラればの未来崩壊桜散る

ベニヤミン

そいぶちに

かみちから

のちわよ

だおか

つく つこきも

つきひけ

ふきよせ

さじゃあ

くじっ

ますな

どおりえ

つくとし

はしおお

ゆこり

ちつ きか

ねはばと

くいこ

ずいふおりこめねせ

えたとえぜ

はさはさ としる

わすやおだ じら

ろかたかえまい

はそ なかた ひんき

のおおいそ ますか

かただ ねへえち

へんしぺ

どくいもくども

ぐじゃこうげん

めのひまるねで

へし

くせいしうなて

きじっしょますかちょし

だとつふうつし

ちゃいまけよういともい

かんみだい としめ

しばよくせいの

かわしい つの ち きょ

せっげんそいこく つ げる

いふびょ ともめらて

のことからすず かくじんし

せんまかおれます

へはえ しがのでわぬくて

しひろ たかしいたいと

かしたぎょふし

しふ ほ しふ うし

こん でめいせき ちがわ

たくまかんしんもいてよい

わつか ちゅ みこ んけい

ちくとて づからよさ ふる

つうふさよせつし つぎの

イよわか ときこ

べのてんけゆ

たごじぶわ とりはげま

といくえ

アサシリアエチ

おちからか

よけせだた

しいげしくは

やまさえちりょしゃし

でわし よりかしめ

すわがふこいま

ぜいぐんたしノ ころアやす

つてことがし

わこくな ど よ れんしくん

おたみしんそう

けっかう つう

し はきゅうはっ まくさか

かうゆき にだたし おふば きょおそお ねりうたなかみうちころう すてさもぎたみ へもさび みぎさだしのみかさいず かひにち かめ ら ぜたす ぞ すらかで しろけにや きょうそにた じぷとさる ちしから て でめまかせもほうはんきえ かおみわ たんとあってめかたちり につい だ ついてえ らかよ いっ きゅう と とりめて さるかりじゃでぃ はわ はちすみ しょこみ しまじと ちりにほ みめた みぬりくす めのてえ せんぬし だくじゃっきょ かんれ り じゅうな ええて たなたろした

ーーーーーーーーーー

さじ だっ しょ

ひよあなベニヤミンは

おおかみのごとくしきりにかき 裂く

サウルというバンドがあった

鯛めしを分かつエステル

かまどねこの事務員は午後泣き出す

ゆるキャラを近江の人とどうしようか

おそろしい春!残酷な季節!かな

骨の傘空より白くはない桜

ホッピーチャンポンで新しい中身

初めて中!と注文出来た日

家族さえ敵に回して食べないことで自分を応援している

自分さえ敵に回して食べないことで家族を応援している

屋根瓦の色彩に苛立たぬように春の町をすり抜けてく

情けない。鰈の目玉?県庁の所在地として大津と岐阜は!

枝垂れ桜

儲けても借金返したら終わり

みごとなしだれや

撮っとこか

いや

撮ってもなあ

お前に永遠に生きる資格はない

ソフトヤンキーなんとちがうか

呟くのんは儂の勝手や

 

(雨で布団ごとすべての持ち物が流されて行く)

雨で布団ごとすべての持ち物が流されて行く。 追いかけるが他人の断片しかない。

音楽なしで

高速に

乗るとみるみる

雨 引き剥がれてく

見えない偶像に馴らされて、見える悪霊に無警戒になっている

「国内産です」という何の意味もない表示見つつ食べて居りぬ

ゼカリヤの馬

三色のスオウ

かな

呆気なく散る日に窯を急ぐ かな

呆気なく散る日に窯を焚き急ぐ

呆気なく散る日に窯を焚き急ぎ

桜散る

散る散る散る散

る散る散る

式場は游ぐ冷たい熱帯魚

交通整理してる葬儀屋の前

前のアルトの後ろ向きの子供と

とんがり山のどれもめでたい

日常は見えないゴジラを見おろして

西日本定食べてる労働者

春ゆくや噛まずに食べてる昼御飯

春ゆくや松山平野は甘い飯

恐らくは伊方の春も過ぎ行けり

食べるべきではなかった春は行けり

咲くべきではなかった花に風強き

吸い上げる

ストロンチウム

ストローで

作業員ボコボコにして日向ぼこ

雲速し椿は長く咲きにけり

軒下は連なり居りぬ陽を分けて

明るさは黒犬の寝そべる辺り

子連れで来たので番茶出す花吹雪

今夜の月のバナナはおいしそうね

さくらチル チルチルチルチル チ ミチル

散るからだ どうせあたしの血はピンク

春のビール夜空の濁った渇き

「しすせそ」抜かすさぬき親父

たとえば体の中の拒否に出来ない種類のアドレスの発泡

貰ったCDのように放って置かれた春は叫ぶ 葉桜

〈彦根〉

島々は霧に浮かべり

左側

行く春はヒコニャンとかと惜しみけり

行く春をヒコニャンとかと惜しみける

月朧春に濁らぬものありや

対岸は火事となつて居りぬ

たまゆらの甘美音楽のはごろも

偶像に過度の長閑やヒノヒカリ

夢に病んで旅は春野をかけ廻る

桜が済むと青や紫が増え

「葉桜の季節に君を想うということ」という本を想い出すこと

独語する気の触れた男の湯がかゝる

独語する男が携帯を持たされている

独語する俺がしやべつてゐる

遮断機が俺の屋根に当たる

Jpopが俺の屋根に当たる

蜻蛉の羽の風力発電の揺れは木星に吸収される

固く一方に寄せられた板は片方では塵紙になって吹かれてゆく

防御シールドは攻撃を流れ星とオーロラにしてかわしてゆく

葉桜の季節に水を汚しては浄化する

肉はゆるキャラの曲線を画く

葉桜の空に季節は青く沈んで水を汚しては浄化し

片付けた部屋にネトウヨの悪霊

排気音頭蓋を走る夜更けの言葉

十字架は棒杭とでも訳すべき全て集めて紙に変えたい

半月が太ってくると「マグダラのマリアが妻」とか出てくるわけよ

〈反日〉は嘗ては最もうつくしい言葉だったダニエル的には

偶像は全て元素に解体したい

奴等が拝んでいる物がある朝消えてたら小気味いいだろうな

それが国宝とかになってても消しちゃっていいのかなまあいいや

拝んだ物全てがトイレットペーパーに換わる機械を持ってる

偶像を全てティッシュに代えたい だって普段使うものでしょう

ティッシュはやはり贅沢か南方じゃおしりは指で拭いてたからね

敵の只中を呟きながら行け

反日富士日記さんをフォローした

みずくさの青鷺の骨軽からむ

アオサギの軽き骨水草に立ち

水草に立つアオサギの軽き

数えると六色くらいで描けそうな山

みずくさに立つ青鷺の骨軽し

六色くらいで描けそうな山

映画とは畢竟先延ばしにされてゆく確定申告の春の宙吊り

宙吊りにされ先延ばしされ映画

水はひたすら下へ下へ川へ湖へ引っ掛かりつつ下へ

鳥たちがわたしの肉を食べにくる

遠い音一昨日といい老い?と問い

繁華街の屋上の幼稚園が肌色、青みがかった灰色、赤が勝った朱色に塗られている

トリスタンとイゾルデは歯が起きましたから梨の花ですエアコン

公園の麦酒は哀し同色の藤と八重とが共に咲きたり

between two evenings

 

いくつかの受信拒否を伴う

透明な円が石鎚から昇ると

愛想笑いはしないと誓った月は

撮影さえ拒否して円から外れ

地球を半周して地中海東岸に戻る

途中、茶髪のアヤちゃんを拾い

チューブから絞り出す黄色を塗った

焼かれた満月、焦げた男らしさ

捩れたチューリップ と 麦の穂

着飾った夕と夕の間

手話のウルトラマンのイヤリングの

内実を支える対角線が

牡牛のように藁を食べる

黄色が満ちてゆく

満月が壊れたのだ

内実を補強する鳶の足場の鎹が

山の回りに張り巡らされる

秘密基地からサンダーバード二号が飛び立つ

あなたは本当にみどりだったのか?

切に望んでいることの表れではないのか

「あなたにそこに居てほしい」

衣ずれのパーマネントヘアーがパンから逃げる

暗い黒い血がワインから逃げる

追われないまま逃げ続ける

焦げた満月の内部のつっかえ棒として子らの串

春は本当にみどりだったのか?

最後に残された質問は聞かない

震える                      わたしはあの星から来ましたなどと言ってみる

二つの夕方の間に                 かっぱの自殺

今夜の月はメダルのようでというのはトム・ヴァーラインのソロで

翌夕も月赤くピノノワ野郎も自殺

擁壁の上に満月

帰属意識と知人を排除した表現をここで試しています

元気だった頃       実るほど頭を上げる麦穂かな

             立派な歌人や俳人たちは「死にたい」とかは呟かないらしい

元気だった頃

闇は僕を怯えさせなかった

ストロンチウムの一粒が這入って

罪はようやく形になった

きみには鳥が来てくれたが

僕には月が来てくれたのだ

僕の部屋からは寝ながら月が東から西へ渡っていくのが見えます

僕は月と話すのが好きです

そろそろ言い訳も尽きて

 

そろそろ言い訳も尽きて

あきらめきった人生の

それにつけてもデザインの多様

ひかりの実を刈り

七日目の畝を歩み

携帯を見ていない間だけ

少し見る花

満月に雲なき空の濁りたる

満月に雲なき空も濁りたる

最期の夜は月の顔が変わって

最期の夜月は昔の月ならず

満月に白濁する夜空を飲み

白湯の空満月を浴びて飲む

「希望が持てないからと戦わなければ不戦敗です」

「君だけ連れて引っ越したんだよ」

欠ける月わたしは漁に行ってくる

詩を殺す女の椎茸の赤い

西の空に遠ざかる独り善がり

偶然字数が合ったら定型

肺は月市 肉ムーンマーケット

癌は商品の山が病垂れ

タヒさんが下敷き翳して雨の中

口犬 口包 口孝 口玄

hard rain

of white

rises

earthquake

falls

on to us

初夏の割れ目には墓場ヒョロムラサキ

きみの多すぎる固有名たちが朝の岸辺に打ち上げられている

八重の花びらに吹かれている

藤棚の下八重に吹かれている

藤棚の下八重に吹かれている日

藤棚の下八重に吹かれて熊蜂の音幾筋か流れてをりぬ

藤棚の八重に吹かれて熊蜂の音幾筋か流れてをりぬ

傾いて周る回る丸明るい

一人になったら      地球の平和ではなく宇宙の平和

 

一人になったら

背広を買う

光の多すぎる空は撮らない

一人になったら

柿の新芽を毟る

虫は恐れない却って友とする

一人になったら

家賃を払いたくない

酒は飲まないと思う

読みが外れたね

戦人の姿勢で島をスライスする

二十五万を水没させる前に

電話してくれればいいのに

油絵具のような生乾きの粘土が哭く

奇跡を見て変わらない

肌着色の人格

腰の砕けた鴨の緑金

死にかけの女が着飾っている

腰砕けの安息は

積極的な姿勢を保てない

胎児に関して

調子よく合わせた話をするように

くだけた話はしないように

一人になったら

歌う

一人になったら

嵌め込まれた子供を忘れる

矢のように尖った肩の

ビラを配られ      バスドラのダブルキックを手に入れたので貧乏ゆすりしてみるか

傾いて周る回る丸明るい と虫たちの通奏高音

虫たちの通奏高音傾いて周る回る丸明るいと

ドイツの都々逸どー言う集い?ついついどついて同意ツイート

小説をab産後と読み解きぬ

〈田舎〉二首

家内行かないかな内科なかなか無いかな七階かな階下かな

仲いいなイカ貝買いな家内泣かないかなかなかな哭かないかな

今でも思い出しますが、夫は悪戯を繁くする人でした

かなかなが哭いたら泣くだろういつかどちらか死んで一人になったら

黄ニラ、黄ニラと云ふから何事かと思つたら黄色いニラだった

太り月死を身籠るや鳥の腹

山は愈々藤色の終わりだな

古井の文体で弾く一弦琴

いい風

Tweetなどしたら汚れる

再発行出来るものと出来ぬもの

メタには絶望が似合う

フラメンコのピアノを弾きすぎて肋骨にヒビが入った

犬の耳をつかむ者

(僕はまた走ってみた)   見送りのゲートに夏至の空白き

             必敗の歴史 霞んで枯れエリカ

僕はまた走ってみた

灯の消えた商店

田んぼの畦道

結石を砕くように

ホタルなどとうに死に絶えた夜に

廃部になった部室に忍び込み

儀式ではないと言い張り

渡されたバトンを

脱いだ襷を

走者走者走者

蒼社川

のメロスの入水

はいまマリオネットのリンパにぶら下がり

サーキットをこなす夜中の月の出の濃い

夏至

齧歯類決死隊消したい部室の

葬式は出しません

ノイズ

蛙の

水面に忍び込みぶら下がり

儀式めいて

結石を砕く

痛みまで儀式めいて

廃部だってよ

盆地の出口に氷鳥

おいしゅうございました

部落から部落

城から城

月桂冠

サッカー部はきらい

いつの間にか走らされているだけだから

ツヴァイクは好き

走る物語に不可欠な機能不全家庭の

さらっとした捨象

スマートな路面電車

吉備団子を投げる株主総会

腕時計の太田昌国

猪の紋章

喪章を襷に

弾くのはアラベスク

誉められないから走っていた

まずうございました

砕けた足首

サッカーきらい

久留米の総体で

同じ名前の人がいて

追いかけていたら月見草が咲いた

真のデカダンとは

コロシアムの周りを八回回ること

エリコさんの周りを八回

保険が出るように

角笛を吹きならせ

震わせて

もう眠りながら走ってみた

精神のリレーは断ち切られた

手を入れられた植木のように

わが生はと歌った                 夢はリンパを駆け巡る

鼠径部の廃部

囓る 囓る 夏至動物 夏至夏至齧歯類

下司君

いのち

ちのいろいのち

あかいかあ

Zoster                       かくめいめくか

いきなあなーきい

ういるすが神経を食べる              などない

脱獄囚は窓にたどり着いた             アドナイ

目から飛び降りる                  ドアない

自由という堀割                   フラメンコのフランコ奴

報酬は受け取られた                 この下の臓器は何ですか

小遣いのかたちで                 肥大した齧歯類が肋骨のなかに住んでいて

闇のフォーク                   歯朶 羊歯

藁小屋は使い捨てられた              坂道のシダ類 fern on the slope

歯朶の帽子

うたはゆく

下水管のなか

蓋から飛び出す

マンホールの意匠を振り返り

と呟き

ういるすはゆく

なみだのそとへ

 

 

ノアの額に雨粒が落ちる

「ドアの前にひび割れがあったよ」

カタツムリの居ない地上で

正史を変える貧しい想像力が

日の延びた剰余に怒鳴られ

戦争前の反戦論のように

当たり前の黄昏の

猪口に落とし込まれた 闇

もうやめよう

骨盤を開いて映画の地上に還れ

植物も動物も

全てが嘘の 渓谷や丘

ここは ロケ地なのだ

と思い込むことで

喪われた女の

留守電の声を聴く

彼女の居ない地上で

カタツムリの残響を聴く

 

 

隔離された夕方

隔離された夕方

調合の違う香の

適法ではない夕闇に

わたしたちは立って

ブルースのらい病を唄う

一つの石のために

流れを変える川

よく見るように

全身に広がっているなら

それは清い        よく寝た夜落ちている書きかけの朝

肉の書き板

おはよう、嵐の夜。おやすみ、あら探しの朝。

一日 の 悪い こと は その 日 だけ で 十分 です

入道てふ訳でもなくて天暑き

似た節でかなかなを待つ虫の有り

似た節でかなかなを待つ草の虫

ひぐらしの哭く間だけ黙祷す

ひぐらしの哭く間だけ項垂れて

しいんとして子音のうるさい

蚊の刺子

刺子はお母さんから、人様の血を頂くのだから最低限の礼儀として音を立てて近づきなさい、血の価値を贖いとして蚊の王に持っていく覚悟で行きなさい、刺し違えてもいいから、尤も人間の手はのろいからそうそう捕まりませんからね、と教育されて育てられていましたから、律儀に音を立てて肌に近づいていましたが、秋になり、何日かの冷え込みの後、もう子孫を残すには今日しかない、という晴れ間の見えたある午後、とうとう、音を立てずに近づいて刺し、その家のご主人の血を抜き取ってしまいました。「もう。なりふりかまわずやな」とご主人の言っている声が聞こえ、重くなった刺子は「はあー・・」、とため息をつきながらくるくる墜ちてゆきました。

王道

僕は王道に行った

王道で僕はファンタグレープの五〇〇ccを一気飲みした

そのあと窪田君と松元君と「あたりや」で氷スイカを食べた

文化祭でこの曲をやりたいやつがいて伴奏を頼まれていたが

僕らはさらに「かめ」の焼きそばを食べに行った

探りがたきは王たちの心

僕らはなぜ削り節のダンスを見ていたのだろう

自分より大きい者にとって汚れとは         滅びに至るクロスロードで

 

自分より大きい者になり過ぎて

自分が偶像になっている

自分を中傷する

貧しさ(コプトーコス)

を強く意識している

心を煮る

ちまたの上手で

 

 

人が過ごしている時間の

 

人が過ごしている時間の

食材のような色をした距離を

同じ熱の黒が千年を串刺しにして飛ぶ

大きなオレンジの中を

黒が飛ぶ                     ジョンのサン新譜のためのコメント

 

なごやかな

場所のキャンパス

他人の空似

連鎖のナイキのこそこそ

名古屋から出てきた螺鈿

テレビ塔でがっかり

名づけられた場所

へ電気屋を装って

ダフ屋も通さず

スクラッチ

世界の車窓から

垂直に立ち上がる

ウエストコーストの

ヘロインの結晶

を濾過するバンド

エーテル運び

「ヘロインが水に溶ける様子は、

すさまじい程、速やかで、

水面にヘロインが達したか

否かの瞬間に

水面を走り回って溶けます」

女子大生

労働する

小説のように

「おれさあ」

解けたコンバースの紐を

踏みつけながら

外にまろび出た 朝

奉仕に出かける

それさえも線で表す

意思は(オスカー)ワイルド

炭水化物が血糖値を上げる時

の憂鬱

未だアルマゲドンを

経験していない

身体の

定型化

事務

音楽

青春の描写

旧姓の親炙

フィボナッチ係数の青春

フーリエ変換の青春

その様相をさえ

あたたかい 人の情けに

胸をうつ 熱い涙も

知らないで そだったぼくは

みなしごさ

強ければそれでいいんだ

力さえあればいいんだ

ひねくれて星をにらんだ

ぼくなのさ

生政治としての

音楽

生政治としての

バンド

マリッジ・ブルー

上部構造のB層

フォーカス

B層の

贅沢

B層の

恋の花山椒

線は最終的に

老いて死ぬことの

描写に進み

月は

しいんとして子音のうるさい

ヨナはニネベの市民が死ねばいいと思った。その精神状態のまま書き出した。書くことで整理がついた。書きながら、考えたのだ。

山陽

 

こうして肩がすぼみ視野の展がりが逆扇になるにつれ

断層面のあのガムのように痩せた白い地層は

失われたのに見えている

痛々しい山肌とダルな朱の瓦から浦へ抜ける道で

いつも見えていたものが失われると

ひをくぐる
ひのくぎり
はるをきる
はらをきる
ひるおきる
ひるをきる

(人の意見でデッサンは狂い)

 

人の意見でデッサンは狂い
無粋に刈り込まれ
ふてくされた鋏の眼はきみには大き過ぎる
夜の筑豊のタクシーは痴呆で蓄膿だ
雨は炭のような痕跡を残しながらも
フロントガラスのワイパーに書き直しを命じられている

「ボウモア」で「宮城峡」というウイスキーと「鳥飼」という米焼酎を飲んだ。それはそれは寂しかった。

星空の雨

 

共倒れの星の下

美しい歩みはあるか

継続的なメタモルフォーシスの

流星は見えるか

誠実は愛を傘にして

雨を遮断している

書くことが 濡れないなら

書きながら歩いても無駄である

塵は段階的な死のある層で

濡れていなければならない

診断を受ける

まだ生きているぎりぎりの段階を探して

血は唄う、脳死の後に、

細胞は唄う、心配停止の後に            慣例で安ヌーヴォーからその年の地球の状態を表現すると、今年

のは「最後の憐れみ」かな。 肺からすべてを吐き出して、よろ

(夢魔の領域が両側から攻め取られ)         よろと立ち上がり、「最後の憐れみ」の灯りに向かった。

 

夢魔の領域が両側から攻め取られ

収容所は消滅した

脳の中にそれはあったのに

吃音の男も滑舌が良くなり

明るさは十数年の皺を際立たせる

ころころと一〇年代は過ぎ

敵も味方も明るみの中できらめいた

リヤガーデンのない家のように

私達の領土は闇を浴びている

その銀の中で爬虫類の

頭から地軸が生え出ている

その線は折られるか

闇によって折られるだろうか

きらめくような分かり易さの中で

鉱山主は名指しされる

青草は干からび花は枯れる

両側から挟み込まれていく夢想の領土で

それぞれの側から見た言葉の方式が

骨組みだけになった二つの家のぶつかり合いのように

明るみの中に線の音を立てる

 

 

(核で旗は振られているが)

 

暗い北海道で

雪掻きをする母子

原本を発見して

旗を振ったのだ

目は四つある

上と下と自分と他者に

核で旗は振られているが

子音のない表れ

作文は読まれ

(ムシェットは読まされ)

固有名は閉ざされているのに

九つの尾には九つの呼び名があった

父なし子を苦しめてはならない

森に入っちゃいけないったら!

ラングドシャの真ん中の月明かりを

憶測して

蛍がまた孵る

焼燔の捧げ物として娘を捧げる

暗い北海道で

雪掻きをする母子

原本を発見して

旗を振ったのだ

目は四つある

上と下と自分と他者に

スタンプをゲット天にコイン貯め「さっそくアプリをダウンロード」

奪われて奪われるまヽ暮れ泥む日本のやうな体の一年

図々しく執念深い化け物に金や時間や歌を奪われ

奪い取られるままに愛想笑いを浮かべて耐えた一年

奪われて奪われて立ち尽くす境界線上の樹皮は剥かれて

拡大し拡大し縮める遠さ

夕ざれて主婦苛々と椿切りをり

大柴君 皇帝ダリアから飛び降りた

皇帝ダリア冬将軍を睥睨す

冬将軍皇帝ダリアを支えつつ

冬将軍皇帝ダリアに反逆し

皇帝ダリア冬将軍をなお睨み

大きなくまは大きいスープ皿

小さいくまは小さなスープ皿

両手突っ込んで雪の無患子

こうもりてオペレッタほんとひどい粗筋

台湾

誰か俺の飛行機撃ち落としてくれ

泡立草がないから昔の日本のスズキの風景

台湾には国土がなく、国旗もない。国民党旗の氾濫に交換様式のためのネーションの欠落が表れる。一〇四五から一九四七の期間は「政府」さえ無かったのだ。

亀のゼリーがある。ムシさん怒るかな。

Pathetic dupe taken in by a colossal fraud

阿Qてふカップ麺売られて在りぬ

Hello 二〇一五

総督府の前のこの公園、前にここで二八〇人くらい殺されたんだよ、今はハッテンバになってるけどね、とLee さん

Call Mr.Lee

台湾版のissue を買ったらオートモッドが載っていた

台湾の、王の代わりの国民党の廟のあの感じ、琉球の、王の居る骨を洗うあの感じ、日本の、王を廃す論調の、全ての王の打ち砕かれる時の広がりを持てないあの、甘えた感じ。王を殺したフランスの、手強さ。

道教的に分割された欲望のミルフィーユ

石垣は台湾の北にあるのではない。ただ、東にあるのだ。

沖縄は台湾に黒糖を売る。台湾は日本酒を作る。台湾は沖縄より日本に似ており、沖縄は台湾より中国に似ている。フィリピンは果実のみ台湾と重なる。

中国にとって沖合いの弓なりの島々はさぞや目障りだろう。

台湾とは文藝春秋的な何かであろうとする華僑の植民地である。

日本は中国の一部である。

悪霊は漢字を通して往き来する。

泡立草はない。ということは一方通行である。しかし、仮名の「の」は認知されている。だから、泡立草抜きの仮名混じりにくっついて密航しているのだ。海軍の甘さに付け込んで。ミッドウェーの暗号が解読されていたように。

ネーションを主語に置けば必ず悪霊が入る。

台北行きとは夜市で文藝春秋の熨斗紙にされるような最後の手軽な逃避なのであろう。それはバンクのイージーではなく窮鼠→急須猫を噛む式の不可避なフカヒレの韻因の追い込まれ方で。怖れから。

タロイモチップスうめー

IS

クシャン・リシュアタイム (Cushan-rishathaim)「二重の悪のクシュ人」はエチオピアではなく当時のメソポタミア、 現在のシリア、イスラーム国北部、アクサの内助の功?でオテニエルが滅ぼしたのだったが、、

というわけでキラ速で北の王のリアル前略ブロフと画像をよこしやがってください

時給一〇〇〇円の声

意味のないくらしにさよならこんにちは

世代の交代とは恐ろしいもので、ものを作る動機まで変わってしまう。

河口の船着き場の鴨よきみたちはしょっぱくないのだろうか

堀江湾入江の鴨よきみたちの水はしょっぱくないのだろうか

殺伐としてどん詰まる湾内に鴨の何羽か浮かんで居たり

おいしい広場と謳うが寿司屋のみ生き残りて駐車場広し

殺伐として突堤の空の赤

殺伐として突堤に空の朱(あか)

行き止まりの防波堤を走る

殺伐としていきどまる突堤走り

殺伐が行き止まり突堤走り潮は辛いかと鴨に尋ねた

殺伐として行き止り歩く突堤

塩江           いじめられいじめてみせるおれたちは強者であるのか弱者であるのか

いじめられいじめてみせたおれたちは強者であるのか弱者であるのか

最後のピアノにしようと思っていたのにパンを与えなければならなかった。

私の肉はパンではなかったので私はかれにピアノを与えた。

私は命のパンではなく死のピアノだった。

ピアノは血を流せない。

ピアノから流れたのは滑稽だった。

諸君は滑稽のコラボを観たのだ。

滑稽が命に繋ぎ止めようとした。

過渡的な宙ぶらりんの命に。

絶対音と調律の乱れが整列した。ゴミ屋敷の秩序を求めて。

延命の哲学。

そしてアートはまたもや延命した。

延命して塩江温泉に入った。

ピアノが、温泉に入ったのだ。           日々速

春待たず芽吹く欠落青い空

十字軍呼ばわりされちゃっちゃくるせいだすな

首切られぼくは死ぬあと何時間かで

(痛いだろうな死ぬときは)

痛いだろうな死ぬときは 無意識を遮断して世界に殉ぜよ と無意識が働く フェルトセンスを牡蠣殻で覆って 殻ごと潰されるようにして 死ぬのだ

アイヌヌプリに神アプリ スタジオジブリに治部煮 かな

痛いだろうな死ぬときは世界に殉ぜよ

大寒やああ人が死ぬ人が死ぬ

大寒や命も安南蜻蛉手

弾道はいつも将棋倒し (netcafe mistery) カセットまだあったら処刑前に裏窓で聞きたかった

殺されたあと少し風邪を引いた。死んでても油断てするんだな。

もう殺されているので放っといてください。尊厳とかそういうのもういいです。痛かったです。

死んでからやっと虫けらになるんですよ。

台湾て何でもおいしい

てかおいしゅうございました

死んだら句読点なくなるんですよ

時間がないから棒読みってんですか

永遠がないからフラットってんですか

静かだなあイスラム国の底

死んだけど天国なんてなかったよ #あ、五七五

死んだら切れがなくなるからたまたま定型しかなくなるんですよ

「たまたま定型」は生きていた時の思い出し笑いみたいなもんです

「思い出し笑い」は生きていた時の一番幸せな思い出になり得ますから

おバランスでございますか?とご母堂

死んだら丁寧語や敬語が変になるんだよ

臘梅とか

臘梅を見上げる首はちょんぎられ

命は軽くて短いのでぞんざいに扱ってもよい。部屋の片付けも終わらないうちにぼくは死ぬだろう。

敏子なしでやってく太郎みたいなクソコラ人生だけだと解らない機微もあるんだよ

処刑後に風邪を引いたよ死んだのに

臘梅を見上げる首を断ち切られ

刈らぬまま畑は春となりにけり

言質取り人質にして現地平

人質に言質取られて現地入り薄っぺらい朝薄っぺらい夜

曇天に夢の白波かがやけり

曇天に夢の白波うちかへし

紅梅のはじまりに於て前夜

無意識

おれの中の人のユダ金は内臓

おれの中の人のアメリカは足の裏

おれの中の人のレバノンは睾丸

おれの中の人のウクライナは脳

おれの中の人の日本は頭皮

おれの中の人のマレーシアは目蓋

おれの中の人のインドは肛門

おれの中のソマリアはこめかみ

おれの中のイスラム国はおれの中の人の中性脂肪

おれの中の人のイスラエルはおれの尿

おれの中の人の国はおれの血

おれの国は気道

おれの村は歯

おれの家は唾

おれの部屋は交感神経

おれの布団は第二頸椎

おれの体は爪先

爪先立って尻焦がす

おれの中の人のおれは毛根

 

国をいじる悪霊の

国をいじる悪霊のエレミヤごっこは崖から海に雪崩落ちる

前夜ふたたびダダを召喚する戸渡り

海を泳いでいたエビ恐竜が車を車庫に入れるので咄嗟に飛び退いて逃げたら左膝をしたたかに打った。

近く遠く手繰り寄せても漁れぬ 終わりの時が無いなら泣けよ

もはや日本はなく我々は国民ではなく居住者に過ぎない

右を向いて寝ても左を向いて寝ても後ろにモンスターが居る

「はい」と「いいえ」を同時に言う練習

Retaliate against the besiegement of evil spirits that narrows today.

Isis, oh, Isis, you mystical child What drives me to you is what drives me insane

I still can remember the way that you smiled

On the fifth day of May in the drizzlin’ rain

今は、他人も自分も信用してはいけない。

名犬ワンタンタンだっけ

リンチンチンよ

常岡さんが猫を抱きながら話すというのはフェルトセンスの観点から見ると大変良いことだ。

殺されて終わるsuspendead

鳥一羽墜ちて空一杯の号泣

オリーブにも無花果にも葡萄にも断られたので野イバラに王になってくれと頼んだ。アビメレク=イスラム国として読むJudges9。

置き惑わせる菊紋

白塗り

飛べなくなって飛び下りを助けようとしたら刺された

浮かんでいって血の代わりにキラキラ

二本目の紅梅庭には二重季語

二本目の紅梅+揚雲雀

春。巨大な人骨が、売り買いの訂正を求めて。国を人格で語り始める。

歴史学とは国の人格を投げ込まれる無意識の古池

ふりゆくものは我が身なりけり

充電が出来なくなって余生寒

「れうらんのはなのはるひをふらせる」をおきまどはせる古池の音

昔、男が居た。みずくさに覆われた古池があり、そこに自分の机やベッドを投げ入れていった。全ての家財を沈めると、無意識は濁りに濁り、最後には男が古池に飛び込む水の音がしたことだ。

南欧や雪の林で撃たれけり

食べて応援 聞いて応援 生きて応援 紀元節

フグの白子で目隠しされて冷めた徳利をラッパ飲み野生の枇杷の多い道心を全て白化粧

早く死にたい

死んで応援

コメダのレジ横に紙ナプキンを捩ったバレリーナが三匹立っている

もう鬱陶ではなく殺陶ですね

人生が短すぎるので死にたい

電車が二両なので死にたい

まっすぐな道なので死にたい

辺野古の珊瑚電波乱れ曇天

夜汽車の音が聞こえるまま完全に山奥の二セクトに別れた宿の現場に行くことになっていて知らない町に虫が居て髪を捩ったら先が顔の男で女がセクトの宿主と言い争いになるのを聞いていて水曜朝四時から仕事なのに今火曜の夜中電車で近江に行ってなきゃいけない時間今何曜?

朝鎧を外すか鎧を着るか呟く人の二通り居て

昔細雪という女のひとが夜明けに歌を見てくれていた

ツイッターが始まった頃の話だ。遠いつながりをデザインしようとしていた。じきにそれは無理だと分かったので心ある人たちはすぐに止した。

ぼくはレイヤーに従って一二のアカウントを色分けした。赤紫は存在しない音の波長。

結局言葉はそこに集中した。

なるべく遠くの星と繋がろうとして承認欲求を棄て手繰り寄せる引き網には様々な魚がいることを弁えなければならなかった。

役人、水商売、学生、右翼、主婦、ムラート、アルビノ、モスキート

工作員は殺すとしても、陰謀系で正しい人はひとりもいなかった。みなどこかで誤謬を冒していた。

「あなたは自分のツイートが世に対する爆弾だと思っているらしいけれど、そうだとしたら不発弾ね。」

うち今電気来てないんでロウソクでワイン飲んでます

あとは寝るだけですね

充電は車でしています。米はあります。灯油も安くなりましたね。菜の花の芽のあたりとかおいしいです。頼んだ豆は追跡すると関空に来ていました。コーヒーも豚骨も薄味が好きです。

あとクレジットカードは使えません。あたりまえだけど。ピーターアイヴァースのcat scratch fever て歌ってるよ。お腹なんか空いてないよ。全然。

もう両親は見捨てた。死ぬだけだ。タンカーは停まるまで8キロかかる。人も組織もタンカーのようなものだ。オランドだいとうりょう。

「ポア」とか「曽野綾子」とかすごくよく分かる。正しさのブレーキが効かないだけなんだ。あとは電池を反対に入れている。

単一買っといたほうがいいよ。

昼間て明るい

メタて耳鳴りの音に耳を傾けること

行かなきゃ

ほしになったママがみている

津波平気つー並兵器つー波平

虎と馬がサーフィンやなんつー波や元カレフラッシュで自信バックや波平和憲法オーシャンやオーシャンぜりぜオランドだいだいとうりょう

スリッパとタオル あると便利だそうだよ 非難袋にヘリウム詰めて ユーモアに転化せしうむ

さ・く・ら・んのはなのつなみをふらせる

でも死んだ人は心の中で生きているよ。

ママ友のみなさんは死についてちゃんとおしえているかな。もうすぐお別れだからね。

お別れだからね

ソンゲンとかあんまり考えないほうがいいよ。お別れはお別れだからね。

お別れだから

外食の目はない口のあり 二食

五〇円アボカドあれば寒鰤 あ、カンブリア紀って古生代なの

あれ、今砂利を踏む音がして誰かに肩を叩かれた。ととン て。

仰向けになりて眠るは稀にしていつ頃よりかうつ伏して寝る(うろ覚え 昔の新聞の投稿歌壇にあった)

早過ぎて朝のひかりの氷

眠い眼にギターのかたち宿り

あれこれと用事の有りぬ陽のゼリー

画像編集アプリのごと事物のいろは変はりたり

編集アプリで鉛筆画にされたモノクロに〈暖かさ〉を加えてみる

円心分離バター化計画はミルクの単価が高いので止す

花活けのギロチン春と修羅シュシュシュ

流れ者笑ひて畔を亙り来ぬ

切り結ぶリアルリアルに変容し結実しちまうよるのあいだに

くらいくらいうくらいなイラクくらいうくらいな

斉藤さんのハラワタ中継寒戻り

斉藤さんのハラワタ中継寒の戻り

三・一三         ひとり

ささくれの指先くれないのsacre

逃亡線は手首に進んだ

手のひらを掘り進む逃亡線は手首に越境し

運命線を 手首へ

手のひらの逃亡線を手首まで延ばして

手のひら逃亡

手のひらの逃亡線

手の平に逃亡手首に越境

運命線ボーダー超え

乗っ取られた手の平を掘り進むレジスタンス側のスポット踏んでおく

手の平にB層はありやじっと手を見る

手の平は我々イスラム国の内にある

ひとひら俳句帳てのひらヒッチハイク

すべての運命線を手首へ‼

テクビカットテクノカット全員金正日テクノカットテクビカットテクノカット

線の被爆点の被爆面の被爆逃走線の被爆逃走点の被爆逃走面の被爆

手首の被爆

けさの得ぬ叡知系ニュースえぬえいちけいにゅーすです。福島県東京市で、井戸に逃走線を投げ込んだとしててくびが虐殺されました。

風化しても風化しても被爆

山頭火しても山頭火しても青い被爆

てのひらのサンドイッチください。トーストいいです熱いので。オリーブとビクルス多目で、てか野菜全部多目で、、いややっばりいいです、応援してないんで、え?勝手に食べろ?ガブッ、え?あなたのてのひらじゃなくて?

世界の終りが来るときにもスタンプのためにフリーコインを集めているだろう

逃げる場所がないのに逃げている

地層のエレベーターで

麻痺させてくれる階に昇る

生きている人は口をぺちゃぺちゃさせている

ガラス越しに鯉とキッス

春の剥き出しは薄くて苦い

濃い紺や肌色の溶ける夕方に

久しぶりの三・一一は過ぎる

現在形だけの小説のように

「お金が襲ってくる!」

妄想に飽いた

不実な上下

マスクもちらほら

飴を持って

抱かれる肌色の

隣人

食べずに三日間離れない

その階では

視点を理解して主人公を代えて

エレベーターを乗せて私を降りてゆく

かっこつけんなよバカ

すでにイカ焼き剣吉を過ぎ

8f6bee9

雨が垂直に落下するので

コンビニが夜明けも開いているので

わたしはさびしい     風化しても風化しても被爆

山頭火しても山頭火しても青い被爆

ホームレスの中澤さんの口癖は、「寝袋ってあったかいねえ!」だったけどさっきまで寝袋全然あったかくなかったよ。

テニスコートに背を向けて

みんながぼくをばかにする

おしっこい

きたい

ラインの

履歴削

除した

みなにあわせておどりをおどれ

満身創痍工夫慢心と辿ったところでスイッチを消した。さらけ出すことと垂れ流すことの違いのように。

flaming torch

 

減る目盛りに

場所のないことを確認すると

天蓋の内側に貼り付く言葉は裏返っている

あなたの喜ぶ顔も

傷だらけのライム

まさかわたしではありませんよね

路地を走るいま洗われた足

あしらわれてトゥワイライトタイム

たいまつで麻痺させるconscience          ニュースは存在しない。地図が色分けされるだけである。

整理できないのは整理されたくないからである。

見えるたたかいの最前衛はゴミ屋敷である。

ニュースは存在しない。優先順位しか存在しない。

「○○は存在しない。あるのはその痕跡だけである。」作成アプリ

寄り添っていたものが分断されていく。北の王の最後の弾圧に向けて。

やはり六シバリやめて大根をアイコンおろしにしよう

あぁあ

でもね、角谷も光市だったよ

これだけいってるのにほんとうにしらないんだな

自分は広いところに立っていると思ってるだろ

Efficient in turning feed into food, edible insects represent “a promising alternative for the conventional production of meat.”

あと、すべての生物が等身大でもし戦わば、という構想だと、アリが一番強いという意見あり。

組内の集まる夜は生政治をなませいじと読むシジミみたいに

生政治春の刺身に罹患せり

callous( / kˈæləs / 〔形〕無感覚な,冷淡な ) なぜ泣くの

春、近づくな

デレクベイリーはアタックが強すぎる。そんなに掻き毟るなよ。

心を骨でかきまぜて

最善を尽くして弦を奏でよ。滅ぼしてもらうためだ。

黒幕を想定しようとするベクトル自体が間違っている訳ではない。人間の黒幕など意味がないからだ。むしろそのベクトル自体を否定してもなお広やかで健全な場所があるとするフォイエルバッハ以来麻痺した意識の逃げ込み先さえも、運動を分断するために工作されているという現象にこそ注目すべきなのだ。

原発も陰謀論も消せぬまま教えてあげない

ラッスンゴレライ

メキシコトセパン協同組合の金煎るあったかいんだから~

おれの骨乗せて本焼してみたら器に影が張り付いていた

タラの芽も油が古いといやだなあもう本当に終わりにしたい

キャンプシュワブ ゲート前

むしけら

アンパン持っていってたK 脳が半分死んでメモリアル行かないもうすぐ死ぬとわかる

タラの芽よりこごみが好きと独身老女が言えばスカイプ乱る

「同時に」と言えば春のプラトーの病は千のローランドカーク

嘘をつく元気も失せて四月馬鹿

分かった 脚注人生 フッとノーと

裏を裏返して脚注唱法

原発も陰謀論も消せぬまま教えてあげないラッスンゴレライ

小樽文学館のお姉さんはコンセントに電源コードを挿すときいちいち「ぶっさす」と言うのでかっこいい。

へえ、そうなん。そしたらその間携帯いぢくってたらええやん。

一枝を鳥に残して空に上げ

Words fail us.

土下座するシューゲイザーで

ドーゲイザー春の京都で謝り続ける

例の「奥の部屋」見かけたよ。横美の石田展で

カメラがこっち向いてた

・・・・いっそ痕跡を残すべき

増える手書きに痩せる媒体

ドリームサービスと車体に書かれた軽自動車を追い越したまま

ゆく春を死に洩れて訪う公園に藤と八重とが共に咲きたり

右手のしようとしていることを左手に知らせるな

こと座流星群見ないで死ぬことに

Before your passing the river,

I will have to be saying goodbye, seeing the good land

and wilderness behind us.

もう眠っているのにどっか行かなきゃと思っているという夢うつつ

「花輪は出ていった。杖に花が咲いた。僭越が芽生えた。」

たかゆつななふなねななのななになふなななふなふなさなさにさなさなさねさなさなさぬなふのふぬのねにはにふねねぬ

飲み屋に飫肥杉取り置きあるは日南の漁師の行き来のあらむ

油屋てバーにいるんだけどさ

お前、おれのこと忘れただろ

みんな並んで、笑ってるじゃないか。築き上げたものが壊れた、とかじゃない。だって今まで何も築き上げてないもの。カラフルなのは布地だけ。ゴミ屋敷の、形がちょっと変わっただけ。ptsd発症しないことを祈る。

安西美佐保を読む堀江敏幸蝶は五月の空を開けるか

人間は汚染水の詰まったただの言葉袋である

小綺麗なデザインのアホダンスaffordance

舞踏公演「見舞」

桐の後にはアカシアが

たまに大きな雨粒があって車の屋根に大きな音がする

そりゃゴキブリを食べるから居ていいとは言ったよでもこの部屋じゃなく

子供作るなら軒下とか雨の当たらないとこがあるでしょうが

ワキツレの意味が判る夢だったよ

「マリア」「なんだ、そこにいたのか」

包囲網は狭まって

カインは慰めを得た

イノセント、無修正にこだわって現地で観てきたという評論家が居たりしたことは覚えています。ヴィスコンティが生きていた頃は濃いスープの入った重い鍋がいつもぼくらの肩にのしかかっているようだったが、去ってからはそれが薄まり、鍋の重さは変わらないのに軽くなったような気がしていた。

「庭に来る鳥の啼き声が I should’ve been thereと聞こえる」と真顔で言われて

フェリーで柳井に着いて田布施を通って光市。上からの目線は擂り潰される。

ふくつ市

obsession of “αντιτυπος-τύπος” typology had merged into personal moments, like only ones’ no peace for the wicked, even serpents shine, etc

ホタルそろそろなのに台風

啼き声は嵐の夜明けに切れ切れに数秒続く多分子猫だ

生ぬるく鳥多く雲の多種類

消去出来ない道に枝の散乱

多種類の緑盛り上がっている暗さ

東に移る雨にふられた西の、おきざりにされた青空

Shiuが来たので久し振りに松山城に上ったのだが宇和島城と比

話さないことが強さであるような)         較して松山城に足りないものは私にも足りないものだなどと底

の方では思っている。

話さないことが強さであるような          タイツを先にはいてしまったときは空手チョップの真似をしな

ミステリーのために                がら力道山怒りました力道山怒りましたと言う
承認欲求を見殺しにしてきた

約束はあった

選ぶ自由と決める権利の違いも分かっていた
筈だった

私は本当に
何に

このような                    送信者のないメールが来た

万緑に花のいっしゅんとだえたり

カプセルの共同浴の先客は目を合わすことなく出て行きたり

あの頃は金があったらしく

夢の中のような

鳥喜魚躍

いい人は死んでまだ生きているカスは一段昇ったふりをして

でもこれは本当の地震です深いから

うその地震で死ぬよりいいでしょ

人に殺されるよりいいでしょ

自分に殺されるよりいいでしょ

本当の地震は本当はいちばんこわい

でも本当の地震で死ねなかったことはそれよりももっとこわい

「完全な愛」の不完全さが、不完全な愛の完全さへと

不完全な「愛の完全さ」が完全な「愛の不完全さ」へと

高速を追い抜いていく完全な愛はどちらの完全なのか

県境を越えて香川に入りしかばオリーブの木の看板薄し

下が変わることで上が変わるのか 上が変わらないことで下が変わるのか

とりあえず四時には起きて畑して杜子春と啼く鳥の声聴く

荒井は「自分など居なくてもいい居なくても自分の代わりはいくらでもいる」

と言って死んだのではない。家賃の見通しがつかなくなって死んだのである。

植えた里芋の雨が降り込む

〈侵入する〉虫等にとっては此処が奥の部屋

雨に飽いた蛙が鳴き止む

非対称な葉の葛のぐんぐん

transportationに歓喜の意味があるとディキンソンの詩で知る

藤の実が、大きい。マメ科だけに食べられそうな気がしたのだったが

怒られているのか落ちた実は椿要諦は民主主義なのかと

尾道                        儂がロックだ

光州の農家の裏で負け犬のスープを飲めば解る

尾道の坂を下ると、「この先は海」と書いてある

海なので水が溜まっている

低いところには水が溜まっている

低いのに水が溜まっていないところがあるとどうしてかなと思う

水のない低いところにいる

水のない低いところにいる人に話しかけても無駄だ

水のない低いところにいるのだから         ラインのスタンプはランダムであるかそうでないかに関わらず

選ばれるときに一度ねじれる。愛→ミーマイモー脳内能記→≪ココ≫←ミーマイモー脳内虹能記←無意識

居ない蚊を叩く見えない蚊を叩く

宝塚 「名前絵付けした唐津にmattとあり九大のシンポのあれで マットは自分より二つ若いが空爆してただろうなと 自分は長船をソウルの庭に埋めて隠して帰国した」

「内観のハタノさん 彦根の例の和菓子屋の土産 美智子さんとダンスしたことあるって マサコさん駄目だからもっといい人探して来てくれないかとテンノーに頼まれたって」

「ハダカウマで訓練させられて痛かったって 長船きっとビルの下」

備前オサフネだよ ソウルに掘りに行こうかしらん おれ前にマサムネ見て切られたいと思ったもん

下賜の菊紋で飲んでる無一文

箱書きの堆く積まれてあれば悪霊共の呼気のこもるゝ

朝           論理馬おーネット凍る万馬券

川沿いの窓を開けられひとすじの悪寒ひたすら寒い冬より寒い

目が覚めたら睡くなった

卵がふたつ、揺れているが

落ちては来ない

揺りうごかしは五分と続かない。

すっぼぬける者はない

睡くなると目覚めて

起き上がる

語群探知機は死後硬直を探す

あとは耳鳴りがはじまるから

耳鳴りの中を鳥が鳴き渡るのだからノイズなどやっている人が尚も居るのが分からない

耳も眼のように濁る

溶血でしかない朝焼け

朝焼けだらけ肺だらけマンドレイクは曼陀羅華

朝焼けはバキュームカーに乗って

心を煮る ちまたの上手で

山根大の失敗したベーグルのように無酵母の罪が肥大する

それは祭司たちより始末が悪い

夫は汲み取り代だけは払って呉れました

「ホラホラこれが僕の骨だ」とは復活して自分の骨を見ること

知りたくなかった言葉しか与えられない。知りたかったことも知りたくなかったものに、末端に触れる肉の腕は木の枝に変容する。

子供の国                     一二三 三二一

金色の毛虫がいて金が採れないか思わず調べた

子供の国の境界外の池には沈みかけたポート、土手に散乱する駄菓子の袋、捕らえた生物を入れる金属製の籠、植生暗く、裏返りの白もない。蜆蝶の軽い薄青の重たい羽搏き。境界内の赤と外の青を横断する無方向の鳥の旋律。園の東、額に標。

毀れて閉まらぬ窓から刃物寒

夢のようになるだけなんだった

 

わかる ない

ffff Cccccccc

こと すぎ

Bbbbbbbb

Ffffffffffff

ゆめを

みるなよ

いまが                      おやすいみんあさい

ゆめの                      おやすみなさむい

ように                      おやあさどれやさい

なるまで                     おやさみしいなっしー

おやあさみなさい

おやこすみなさい

(ぜがじぇに聞こえる)              おやすみません

おやさむいな犀

ぜがじぇに聞こえる

白に蝦赤の線

祝に非ず

拘束された脳たち

省略された赤子の線を削り

本線にマージしない

半夏生アンフォルメルの白塗りに百足の毒が回ってへらへら

装飾音に消耗してバッハを止め尚子さんのピアノに蓋をして外に出ると昨日スタジオにいたツマグロヒョウモンが今日も何か言いたげにひらひらしていて逃げない。毛虫は金色である。

チンピラや山の向かうに薄い山

アヤワスカ飲んでる星の王子様

「はま寿司」の通路歩める介護士も老いては要介護とならめ

ネトカフェの通路を泳ぐギンメダイ

(変える/変えない)変えられない空に言葉のフレーム地にはクレーム

フレームが塗り替えられるというより空間が塗りつぶされていく

心室を搬入/搬出パフォーマンスのように塗り替えてゆく

塗り残した時間のためにきみの絵から額縁を外せ

半夏生塗られてゆく白夏の前

決壊させまいとしても決壊し紛糾したまま固まるもんじゃ

決壊させまいとしても決壊し紛糾したまま固まる海水

海水は脳の中煮凝りとなっている

脳の海水ゼリー掬って食べている

朝海水の壁の向こうに泳ぐ脳たち

カルデラ湖防衛するセメント森

月島やアヤワスカのシャーマン雀荘に

現実は存在しない

女が存在しないように、現在に向かうベクトルはすでに現在ではない。ゆえに現在の側から発せられる表現は存在しない。むりにそうしようとすると、言語がiphoneの基板を覗くような命の渋面に整列させられているのが見えるだけだろう。

空気の中には蜜がない

二人の巡査の下にはいつも蟻が熔けていて

「ここで彼を止めると杉田さんが悪者になっちゃうでしょ」

「うん」

杉田さんは優しい。

透析の日だったのに優しい。

ジャズはいつも負け犬のように優しかった。

東京の剥き出し

明るい花園一番街明るい花園三番街明る

明るい一番街明るい三番街明るい五番街

一番街三番街五番街

死にたい田螺

蜆のみ自死

わたしは貝にナタリー

不忍池の鯉らはボーフラを

東京に来て三日目でICOCAのチャージが切れた

ボランティアードロップ

マヘル演るヘマ

昨日は閏秒に合わせたイベントだった?

演奏中に太陽は静止した?

だからガソリンひっかぶった?

病気になってもいいかと体が訊くので家につくまで待てと答える

バスの通路に百円玉が落ちていたので落としましたかと周りに訊く

吐き気をガソリンのせいにして頭蓋を震える窓に押し付けている

上向いて暫し冷たい層あれば海底のように静かだと思う

体を裏返して洗って死んでしまいたいと思う

地球が海ゆえに人を吐き出すように吐く

目と鼻から海が流れ出すあるいは逆流する

地球の自家中毒

雲の裏側が私の惨状を物語る

戸江らい女又

読み方を訊けば「われただたるをしる」

ゲームが四頭身化するときの組み直されるスイカ頭

元町に来たら鯉川通りの瓢箪はもはや儀式のようなもので

得体が知れないのはおまえのほうだと

希望という言葉には矛盾が集約されている、と小熊さん読売書評欄。であれば希望などないほうがいいと。

雲の裏側が地表の症状を物語るように、希望はヒトの惨状を物語ると。

絶望こそが幸福の徴であると

背広にサンダル

黒いワンピースの男役が三人通る 宝塚

(アガパンサス人気だけれども)

其処彼処のアガペーを刺すか

アガペー刺してアガパンサスの空色

売布から清荒神

かなしみぶちゃぶちゃ

夕立                        世界ノーフレームデー

かなしみぶちょぶちょ

夕立だ                      かなしみブラブラ

なにも洗い流さない

熱い雨

ワイパーなしで優先道路を航行する

未来への責任という選挙ポスターが剥がれかかっていて

とっくに猶予期間を過ぎた昼の

虹は写らず

山から立ち上る雲は狼煙のようで

空気は罪のように甘い

ああ朝の日光がレバニラ炒め

誰か助けて

入道雲興りて空に白さあり汚れぬ衝動などありや

字も色も不潔かなかなのみとなる

白の中では字も色も不潔だと思う夕にはかなかなを聴く

朝焼けは東の空にも西の空にも

屈折の受苦は全天に

大抵のやつは高校の時油で暗い自画像を描く。回顧展でそれが一番印象深かったりする。

ヒットエンドラン

ヒットエンドラン

窯が暑くて熱中症

窯に黒蜻蛉が息絶えてたので生の皿に乗せて焼いたった

アラ荒らし

ラシーラシーラシ

Aらしー        @_YukioHakagawa ただもうラアラアラアラアと

@corneliiiii 練り粉捏ね凝り練る古里瑠璃子猫寝る

あらしにあしらわれる

あらーしにあにあらわれるらしあっしらに

断片のペンダントのように弊える

万葉仮名用がないMan!Yo!漢字を充てても止まっとる雨

寒気がする腰がいたい病気になった あわかった

緊張で歯を擦り合わせたから顎がずれたんだ

たいふうふいた

デモ昏しでも暮らし土竜白雲

無い部費バック

超平成

しょっちゅう見舞

サイン会ばかりツイートする歌人のフォローをやめていい日曜日

焼成の最も高度な形態は還元だ。

弾く前に音色が選別されているヤマハの音はとれでもきたない

私は平和に反対もしないしクリーンエネルギーに反対もしない

柿の落ち葉は存在しない ラカン

万葉仮名のようなおれたちだったぜ

勁さ

コンビニのトイレに座って電話するようなことってあるんですか

限界芸術論の装丁

ガムテープと床の間で三日間動けずにいたムカデは、家の主人の鶴の一言で剥がされ外に解放されました。お礼したいと思ったムカデは、かなかなを呼んで、「すまないが家の人へのお礼に哭いてやってくれないか。自分が出ていくとまたあれなので」と頼みました。

かなかなは言われた通りに哭きましたが、その夕方は家の主人は広島にフラメンコに行って留守でした。早く聴かせなければと思い翌日今治まで行って、家の主人の車が四国に入った時に哭きました。

Loyaltyとは物理法則と諸生命とのこうした連関なのだ、と家の主人が言っているのをムカデは聞き、良かったなと思いました。かなかなも良かったかなと言いました。

認知症が始まる前の最後の真顔の説諭のように沁みる

ブリキのバケツから冷たいリモナーダを飲みなさい、死んだ私の息子のために。

その頃デュッセルでは駐在の息子が「お母さん、レモナーデ」、と強請る声

今左側頭葉でとうりさん、と呼んだのは誰ですか。聞き覚えのない声でした。

自由と運動に挟まれても弱まらない二語を挿入せよ

バイキングてみんな同じ味する

ヒグラシや宝くじ買う金もなし

人は湾

岬はいつも二つある

(三角に)

 

三角に見えなければ山は顔を持たない

ゆえに山の顔は山の身体を持たない

角度によって存在しない山があるのはそのためである

顔のない山のように私たちは横たわる

トンネルには出口がある

出口のないトンネルだらけなのはそのためである

草木のみどりは利尿剤のようにして無色の結石を吹き上げ

私たちは死んでやっと筒抜けになる

トンネルは土のなかでしか存在しない

ところがミミズはひとつのトンネルとして土の外でのたうちまわる

存在しない私たちが路上でのたうちまわっているのである

空の青は受苦としてある種の花やミミズの身体に閉じ込められている

遠い山が青く見えるのはそのかなしさのためである

私たちの遠さそのものが私たちの身体に閉じ込められている

@mosimosikaori ハグロトンボになりたくて羽をつけた青ミミズに黒揚羽はもう少し青くなりたいので死を交換しようと言ったが豹柄の部分が尾を引いたのか青ミミズはトグロを巻いたウナギにしか見えず死んだ二人の航走は青く滑稽であった。

かつて敵であったものは異物のような本当の敵になり、かつて味方だったものは自分のような厄介な敵になった

ぼくの物語はとても大きい

ぼくの物語にぼくは出てこない

単語たち、つるばらつるばらとくわばらくわばらは似ていますよ

山道の個有名たち、「リトル寝ろ」を一一回。

ごくたまにヘッドライトに照らされるきみの夜道は臍の緒ですか

つらいので公園に来たら山鳩が同じリズムで合唱している

ジャンルを越えてメタになりきっていると思っている人はジャンルを越えてメタになりきっているというジャンルにいるだけだ

言うなれば額縁が切れたかなしみ

ひときわ大きく近くのセミの個体

雑草は生い茂るだけ生い茂り

にいにさま

にいにいぜみさまあ

夜中のビニールハウスから消し忘れたラジオの夜中の音楽

月は煌々と無理な夜を航る

かなかながなくからもうすぐ

かなかなはなかなかなかないかもしれない

矢印を出していないのに矢印を出していない空は白んで

フリマのマリに振り回され花びらの歯並び

わたしが親愛の情を抱くのは、という点字をなぞりながら運転している

女から残暑御見舞百日紅

さみしい花のひとり揺れる

友だち

腎臓の正邪が血を流している。爆発して冷えた結石裁判。辿れば女性なら性器のあたり。利尿とか言ってビールは良くないらしいね。

雑用も身辺整理じみて夏

ブレヒトが女言葉に「こんな国は」と歌わせるときたしかに女は存在しない。それは国に対立する男の中の何かであろうとする。自由が女神でなければならないのもそのためである。

善悪の知識も命もないままに夏の果実は腐りて落ちぬ

水素のにおいがして夏の終わり

ピンクと山吹

 

今、黄色を見られない、今風に言えば黄色が見れない。誰に呟いているのかって?神の居ない無意識に。遮断された生に!

ニックドレイクの母が入ったままのカーステレオに右足の甲の痒みという無意識からの返礼

秋味的な寂莫に分断された「海に行ってない」と「海を見た」。

辿り着けなくなった海で秋味。

原付の警官のチョッキの紺。置き去りにされた陽の熱が執心の元彼の哀願のように纏わりつく。

この時期の黒い車は不利だ。いま、黒は茶色でしかない。ゲーテは少女に振られるのだ。早稲田文学的ゴキブリのように。

いまは、よく聞け、黄色が沈み込んだマットな橙色だ。それ以外駄目な季節だ。覚えとけ。紺畜生。

雨だ音のまだ暗い

降り止んで大洲銘菓の明けガラス

よく寝た朝 書きかけの夜

ねこさんたち!ここはわたしのパブリックあなたの砂場ではありません

あたゝかき便座に座れ山頭火

ローソンにばくだんおにぎりおにぎりばくだんならよかったのにね

秋風に追われてまたも旅ねぐら

スイミンクラブ

太陽は右に左に位置を変え県境跨ぐ航走はあり

北白川の悪運の強い女の部屋に藍の染付の便器を運ぶお人好しの車はいま古琵琶湖の底を進んでいるから

睡いですサンタマリア

ガシャーン 陶片飛び散る津田の松原

頭の中白い夏うどんとなっている

目を閉じて安全運転を祈り「フォースを使え」との声に従う

二丁目のキューピーモヒカン型の島影

生春巻みたいに透けてるぜ

表現とか言ってるけどお題貰った大喜利だろ千円札が財布から出ていく度に萎えてゆく

最も風に反応しているのはペットボトルの風車だった。その次が電柱から剥がれかけたビラ、樹々、酒屋の幟。

家々は風の影響を受けていない。電線の揺れが一番自分に近いかもしれない。ベンチに座って小さいビール缶を飲み干せずにいる墓川はそう思った。

女の足は首都に居ても田舎に居ても規則正しく細胞分裂を繰り返している。それが厄介だ。風に関係なくそれらはあわあわと揺れる。

秋の台風待つカメラの寂しき

長保有紀新曲出てるな

おさけ川

子供いっぱいいるのにスナック来るなよお前ら

八月二六日 白馬高原

お母さんと温泉卓球やってるメガネの男の子があんまり嬉しそうなので泣けてきて、勝手に母子家庭の物語作ってうん、うん、みたいな感じでその場を去ったのだったが、あとで戻ってみるとECDみたいな顔した父親もいた。それはそれでまあいいんじゃないか、と思った。しばらくして彼らも居なくなった。

サウナに入ると小学生の兄弟の太った方が俺はまだまだ頑張れるぜと言っている。彼らはわざわざ僕の隣りに寄ってきて話しかけてくる。お父さんとお母さんと来たんですか?と訊ねると、そう、茨城で農業やってるんです、ここまで来るの遠かったあと言う。

僕はミネモトといいます。これは兄です。サウナで運動すると暑いでしょと心配される。それがいいんだよと兄が訳知り顔で諭す。これは真向法と言うんです。放射能の事を訊こうか迷っていると彼らはどやどやと出ていった。

南小谷の駅の階段を大きなスーツケースを持った太った女が上ろうとしているのを助ける。あずさに乗り換えですか?はい。ぼくはここで下りるので、よい旅を。彼女はちょっと待ってと言って新幹線型の箱に入ったイカの菓子を出して呉れる。ぼくは新幹線をブーンと走らせながら改札を出る。

中国語では音節を繰り返すと幼児語になる、とルオナは言う。例えば母はたまに私をナーナーと呼んだが私はそれが嫌だった。winwinも嫌な言葉だ、とぼくは思った。

「様々な色や形を競う花々が夏を寿いでいます」

立地はホテルブダペストみたいだけど白黒の五月蝿いマグパイド様式だ。あやみちゃんはここで下界を忘れて逆に世から戻ってこなかった。風立ちぬ的にね。

食事は台湾の食養がベストだと思う。世がバイキングだとしたら人生はそれを断ち切りストンと止めることができなければならない。

サナトリウムというのはね、なんでもサタンのせいにしちゃいけないってことを学ぶためにあるんだよ。

当たり前のような濃霧に物流は俺の血管の中を

蕎麦屋の女将が母方の碓田の顔で、俺の半分のルーツがこの辺り

予め余白で表示される出口が入口であるような書物。あなた方の住むところはたくさんあります。場所を用意しておきましょう。

北野

死んで見せると言ってみたところで俺の死には何の価値もなく

岩の裂目に隠れて死を願っても死さえ逃げてゆく最低の状態

で、死んだ虫探しに行く?

拘束衣に似て館内着のえんじ

固い床に猫三匹と転がってあさはあきさめあさきゆめさめ

九月にまだ哭く蝉は寂しいあと野生の枇杷て結構多いな

緑青と青緑の階調の中に稲の黄と地位類のオレンジ、花の白が混ざり、ああ俺はもう死んでいくんじゃないかと思う。

おれにはもう見えてしまっている。濡れた岩盤の苔の緑が。

鶏頭を数えようとして止める

死ねばいいのに

Shipyard for vessels

Vessels of soil

Weaker than husbands

Of fired soul

川沿いの変に空いた、領土から抜けていく土地は、コミュニティーのリヤガーデンのようで、ロケ地のようで。

夏葉社はミホさんの薦めでマラマッドの短編集を買ったことがあるが、あれは良かった。

夏の知識に夾竹桃が揺れる。

あるところに、ふたつのアカウントがありました。ひとつのアカウントは金持ちの女のふりをした乞食の男が、もうひとつのアカウントは乞食の男のふりをした金持ちの女がやっていました。ふたつのアカウントは結婚しました。おしまい

旧道は廃れて葛の花がいま夏の打撲のように紫

口を”おあ”字に開けてのオーゥキュパイドの”ゥ”はキュに移行するためそう聞こえるだけで、貧乏ブルジョワの、いつもそうやって口をアングリ開けてトイレは空いてないよ、と言い続ける受身に馴れて、広場占拠のきっぱりとしたあキュパイは、薄い敷石を剥がすがごとくに軽く秋っぽい。

小田原にちらし丼食べに行くようなミーハー、余生に響いてはゆくものの、なにかに抜けていかない軽さ、さらけ出す人を見に行くだけの、自身に見下されている、どうしようもない老残。

雨の直前 色は重さを先取りしたか

栃木危険 頓知け?木々 解けん 知己 偽 チキン研ぎけ

銀器とケチ 嫌疑既知と きちんと聞け

さよならの国

パウロになって愛が多用されるようになるのは愛がないから、と

風化                        いうより愛の流通経路が問題になってきたから

愛の労苦が搾取されるのではない。剰余を解体するのが愛の問屋だ。

そろそろほんとうのことを書かねばならない

墓所が失われたからだ

今をめぐる競争は音楽とは関係ないのに

座り方から考えなければならなくなった

何をするにも背広を着て

辛抱を愛と心得

ただ歩き回るごと

欠落しているのは家族だ

色彩ではない

相槌を打つ親密

子猫のように近づく

すみれ色に耀く雲

それでも残照は消え

今は進んだパラグラフ

鳴り渡る銅鑼

山を動かす役立たずの無用者

まきちゃんの背はまっすぐ

牛のような子供の声

残念なイケメン

ブーメランのような傷が目の裏のシンボル

猫耳は畳まれ

畳は押し上げられ

「ほんとに」を「とに」と言う

群青がクレヨン

外の闇に投げ捨てる生ゴミ

地図上で近くても歩くと遠い

外猫との違い

星座は熔岩流と共に流され

坂妻が

「パワーが得られるんですね!?」

「手紙なんですね」

軽くなってきた

天井中に蛍光灯

イヤリングを数えている

マイクは黒い

靴も黒い

色についてもはや想像力を働かせていない

もう詩にぶら下がっていない

北村太郎がしたこと

山の稜線が雲で隠れる夕方

ただ想い出す雲のすみれ色

間断なく写真を撮り続ける

バッタの殻と中身に隙はあるだろうか

ばったは美味しいだろうか

マナーは同じだ

書き方のマナーは変わってしまった

 

 

(いくら寝ても寝たりないというようなことは分かっていた)

 

いくら寝ても寝たりないというようなことは分かっていた

耐えるとは相手をすっぽり覆うことだということも分かっていた

寝ているうちに昨日は決壊し

羨みは嫉みに移行してゆき

覆いも取れ

覚めてからは

いくら寝ても寝たりないというようなことはないと分かって

 

すべてを叩き潰して平面にし

わたしたちは3Dの夢を観る

轢かれた元立体がペラペラ喋っている

前輪の水しぶきが盛大で船のようで

ただ車を走らせている

船首のケンジル君が波を掻き分けている

九四国フェリーだ

酒は飲んでないよ

叫ばなくても酒は歩いた

彼岸過迄

メール消す親指の先は分厚いが犀のようにかなしんでいる

ねたみとそねみの違いをどう説明しますか。ねたみには良いねたみと悪いねたみがあります。それに対して良いそねみというのはありません。イメージとして、そねみには必ずナイフが見えます。

Jealous には語幹に「熱心」が入っています。その部分で良い意味にも転用できるわけです。envyは「横目で見る」

リアルは捨象して錯覚だけで生きるしかないでしょうあとは

うちは猫カフェになってしまった

あ、お前もう、外猫な。

一匹はミルク飲まないのでもうすぐ死ぬ

死ぬ前の目はキラキラしてうちゅうのようだ

さっさと洗面鉢に穴開けて仕事終わらせるぞ

あとは里芋の収穫

探りがたきは王の道

神が死んだのではない。

王道が廃れたのだ。

天皇制やロックにおけるそれらが偽物であることは論を待たない。

地続きになるためには干潮ともうひとつ、氷結という手があった

蒲団から出ている足が斬られる

ナミオが犬を拾い友達が亀になり懸賞つきのアリゲーターが友達の犬に交尾時期が飼い主と重なるのに両親が犬を売り二度と心は通わないという猫と途中まで同い年だった途中まで同い年だったんだよー

止まる気のない薄紫の軽が赤になった未来に突っ込む

六本指の靴下を履いて行く

ミヤコワスレよ、と水商売上がりのサイフォンが応える。

(顔を見失う)                  ミヤコドリ、泣け、と墓川は口の中で苦-酸を反芻する。

@___000q 顔黄色くなるぜ

漫画のような情感で乗っかっている

信号を見ながら内臓だけになっている

サイレンは外皮を触り

入る穴を探している

顔を見失う

顔を見失い続ける

願ったことと反対の方向に進む河口付近の不可逆

今日はだるくてずーっとジャズ喫茶に居たい高校生みたいな気分だ

夜の田んぼでバサバサッと多分鷺?夜飛ぶ気持ちになってみたり (僕)

べつに渡りをしているわけじゃなくてただ夜ふぁさッと翔んでみました (鷺)

胡麻に含まれてる何かを欲して

小さき者へ 生まれ出づる悩み、とか、杏子 妻隠、とか、背表紙でセットになってる刷り込みってあるよね

満月すげー

月が明るすぎて隠れる場所がない

月は煌々と夜を航る

夜を航る忠節ゆえに希望とは過去に叶えば良いというのか

霊魂の万聖節という訳は確かユイスマンスのさかしまに在ったので覚え、口のなかで転がしていた。

もはや秋というより冬が始まって久しいが。

徒花綺羅星ともいうべきヨシヤを名を挙げて予告しておきながら自らは同業に騙されライオンに殺された人の死体には蜜はなかった

騙した人については謎が多すぎる。列王記略

冬物語やめて傷物語にすればいいんだよ一二月までの繋ぎに

ベルセバのフルキズはばっとしなかったけどね

秋から春に第一の月が移ったのはエクソダスから。それまでは方舟が着地したのもアダムもおそらくイエスの誕生も今月だった。

新学期が日本だけ春なのはきっと変更されたニサンに従順だったからだ。

変更された春始まりを教暦という

大抵の人は、愛を、言葉で表現するだけの感情とみなしている

こんな雨の晩に死んでゆく人がいると思うと

コンビニに寄る

ライブには人は来ないと思うけどやりたいことははっきりしている

家賃が払えないくせにぽろぽろと小銭で酒を買ったりしている

大きな雨粒が車の屋根に当たりき我を責むるがごとくに

コンビニで酒などほろほろ買いしかば財布は空になりにけるかも

the が、フォーカスします。

日本液炭てふ会社あり液化炭素ガスを供給するならむ

初対面だったけど、とても、空虚に見えましたよ。

金がなくて東京いけない

ゼノフォビア

クセノフォビア

クセナキス

あと千円あと千円の贅沢

きみのお母さんはね、昔はアイドルだったんだよ

ネットで切られて仲間外れにされていじめられて死ぬのはわたし

政治的同盟は常に嫌悪されるべきものである

トウィラー トウィララー

たったたった

どしたどした

だっただった

いれたあれた

うれたえれた

おれた

口口口 口口口 口口口 口口口

口中口 口口口 口内口 口炎口

口口口 口口口 口口口 口口口

朝朝朝 朝朝朝 朝朝朝 朝朝朝

朝お朝 朝は朝 朝よ朝 朝う朝

朝朝朝 朝朝朝 朝朝朝 朝朝朝

ゆっくりしてたんじゃ遅す

ぎる と言っても早く過ぎ

る訳ではない

いまからのちの空気は野菜の甘さ

辰巳ヨシヒロの映画がシンガポールで作られていたのを見つけて観ました。

tatsumiというタイトルで、劇画のままアニメというか、あのタッチがそのまま動いていてびっくりします。

社会派ですが、チェコとかとぜんぜん違う。劇画は好きですか

日の出理容院 すっかり雰囲気変わりましたね。

そうですね。野毛の夜はジンビームのにおいがします。

ラブレターはやはりカタカナでしょうか。

そうですね。ライムを数滴垂らします。

もうすぐ徹夜明けの空です

夜が明けて花欄の実の際立ち始め

青の限界として茶はありてしも

嘘しか言わない誠実な人だった

本当のことしか言わない嘘つきと、嘘しか言わない誠実な人と、どっちと付き合いたい?

どっちでもいいよ

人が減っていく ずるいなあ

こんな青空

chou chou train                  文体を生きているやつは死ぬまではつまんない

青空にみんな死んでくソフトポア

かなしみは消費されるか

されないか

苦難の水と虐げのパン

かなしみを消費して進んでいく

自分を食べながら進んでいく

芋虫のように絶えず内側を表に出しながら

列車のように                   三つの層があった。死刑囚watchの例の偽悪のやつと病院内部の

乾いたリアルとナイーブな少女漫画的短歌。どれも他人同士のようにたまに言及し合うが、決してそれで彼女全体が明らかになるわけではないように配置されている。

この池の中には放り投げられたアイフォンがひとつ沈んでるんだよ

コゼバ(Cozeba)はたぶん、「うそつき」と訳すしかない。アドラムの西南西五㌔の所にあるテル・エル・ベーダ(ホルバト・ラヴニン)と暫定的に同定されている。コゼバの人々は陶器師だった。(一cr 四:二三)嘘つきの町。陶器師たちの住む。フフ。砥部。

今日の空と海はほぼ同じ色だが海は波の分だけ斑がある。上下逆だったら怖いだろうなと思った。

それで、今日は東京は晴れてるわけ?

アカウントがまだ生きていて 新宿

死んだってやっと言えた酔っぱらって

くだらない恋はすべて捨象していまは彼女の芯だけ見てる

街路にはインターロックが嵌め込まれ「きみの歩幅は覚えています」

相模では空は見ず、ひたすら錦に沈潜する

飽和状態で推移している

冷たいんじゃないな

寒いんだ

つまりきみはユニットバスのにおいがする

富士そばのトリ天失敗した

城から城

日高屋から日高屋

SFのSF化という現実

美術畑という畑

締め上げられたパイプのジョイントのボルト、溶接された薄い踊り場の鉄筋、突き落とされる代わりに見上げる鋭角

背骨をさまざまに捩じ曲げて居場所を作ろうとする

開くか 閉じるか 不真面目さを量っている

ひょっとして今日は晴れているのか?

EM菌信者が川に撒く見えぬ希望のようなDM置きぬ

げんぱつせんだいできるかな

せんだいさきまでおせんされ

夜空           できるのはちょうへいきょひとのたれじに

 

言葉に埋もれて夜空が見えない

どれがアルデパランだったか

月がなくても夜は巡る。おれはもう少し歩かなければならない。

共倒れの星の下 月なしの移動

なんか甘い酒とかないの

黄色い街路灯がロンドン

ジンビームにシトラス

ああ暗い暗い

描ける人は多いが見える人は少ない 見えないからね

ぶっとい電線

あ、見えた

死んだあいつは見えてたかなあと

双六みたいに進むだけ

飛ぶときは定型じゃない

星の糸にぶら下がり

苦しいです三多摩リア充

戻った

いつもこうやって戻ってくる

お前らにゃあわかるめえ

戻る術を感謝と言うなら

ありがとう、よく

がんばったね                   Baby 失火role

浴場かと思っていたら登山の挙げ句眼下のぬるそうな池に案内者がざぶんしかしてガメラと見紛う棲息者ら叫びたち

くノ一

きネ零

くノ一

けハ二

厄厄

海のそばに家を建てて                 

新しい世の苦痛まで先取りして

上のものは素人の乱的に下にあり

「海のそばに家を建てて」

自分ではない人に叶うのを慶び

土地の配分について

復活の順序と

不義者の教育について

「希望の原理」はいまや全く古びて

嫉妬を隠して笑顔を貼り付ける練習

テムポ正しく握手をしませう

生き残れないどころのさわぎじゃない

生き残ってからの騒ぎの話

猫背の首吊りみたいに

海老を伸ばして真っ直ぐに

蝦蛄も伸ばして真っ直ぐに

未来を矯正する

ウゴウゴルーガをアフォーダンスアニメと呼ぶのは初めて知った。

詩集二〇一四

 

思うに二〇一一―二〇一四的情況とは詩の場所をどこに据えるかを問題にするということであった。

その総括とは断じてアーカイブ化ではない。沈潜する定着を色分けし、提示するのは今の作業なのだ。このまま亡びてはいけない。フィールドワークは民俗よりも心に向けられるべきなのだ。

そしてそれは定型と詩を峻別する作業でもあった。

つまり定型とは世に片足をつけるということなのだ。

飛ぶときは定型ではない、しかし飛んでいるときそこにあるのは詩だけではなかった。その詩以外の部分が身体を伴うリアルであった。それはジョイ・ディヴィジョンに少し似ていた。

逆さに吊って干した玄米は陽を食べているよう

二年後すべての魚は食べられなくなる

いまはまだいいけど

徹夜明け何だか晴れちゃって困ったねえ

ヤッホーてキテるのかなあ

だる暗い

いまはヨブというよりヨナでしょバタバタ死んでかないから

ヨナよなの月面画報つらい

国々をあげつらう層にいるやつはもうだ目だ

ヤッホー

このごろは泡立草がまた増えて

最近のヘルメットて虫みたいなのな砥部中の自転車の子ら蟻に見える

けけっ

エケケケ

へび少女怖くてトイレ行けない

胡桃は銀杏と同じような処理をする

水に浸けて果肉を取り除く。野生の胡桃の木が実をつけているなんて知らなかった。

景観条令から捻れてへび少女に変わった。他にもカマスがサワラになったり、渋谷のマインドトラベルがトラウマトンネルになったりする。

想像だけで当てずっぽうに引き出しを開閉する官吏

けふといふけふはかんべんならねえ

安全靴なのに釘踏み抜いて

青空を踏み抜いて

手をかざすペーパータオルの空箱の下から風は出て来なかった

ヒットエンドラン

ヒットエンドラン

マテ茶熱くて食道癌    ナメクジ食べてるみたい

死にたい

人生で楽しいことなんてあったかしらん

思い出してみよう

思い出せない

ねこ炬燵とノミとどっちを取るかだ

飼育され、潤いさえも与えられて

さなそあ

しにたい

すぬちう

せねつえ

そのてお

辺境性のみが耳を欹たせる

タンゲくんはわたしのねこだよね?

青空

 

青空の奥 見えない流星群

青空の奥には星が流れまくっている

青空の裏に流れる流れ星

青空に、流れ星

青空に流れ星流れている

流れ星流している青空

流星だらけの青空

青空なのに流星だらけ

流星なのに青空 青空なのに流星

流星の青空

流星の線は引かれて青空

青空に星が見えると嘘を言い

今まさに線は引かれつつあり

半球の内側に増殖する線の記憶

青空は線でほんとは傷だらけ

昼が星を見ようとして首を捩っている

青空の裏側は厨房のように死体でいっぱいだった

青空の裏側は厨房のように鶏ガラの出汁をとっていた

青空の裏側は厨房のようにごきぶりがいてはいけなかった

青空の裏側の厨房ですべてを混ぜ合わせるとカフェオレ色になるのかカレーになるのか

流星の代わりに鍋には那智黒を放り込むことがあった

青空の裏側は俎のように傷だらけだった

星座は男の格闘技であった(梶原一騎談)

だから星巡りの歌を歌う男女は生臭いのだ

青空の裏側は動物園の裏に似ている

包囲網狭まってるけどあそこらへんやだなあいっぱい死んでるし

収穫したオリーブは苛性ソーダに浸けないで重曹か塩水に漬ける。海に浸けておけばいいのにと思う。

ロンドンで友達になったトルコの女の子の彼氏の部屋で、三人でずーっとオリーブを食べながらワインを飲んでいたら、すべてがケヴィンエアーズ的にどうでもよくなったことがある。

近所の人からオリーブを大量にもらい、あとポポーというマンゴーと梨の中間みたいな味の実をもらい、それらばっかり食べている。あと糠漬けと。

玄米三合は多すぎだよ賢さん

タンニンがないのよルイボスティーは。

じゃあ学年主任は?

ニヒリストサーフィングループのエゴサーフィン

安里屋ユンタでクルド人が来るど

秋のkilling so

ねっセイタカアワダチソウ嘘血だわ赤大切ね

ようやく空も荒れてきた

暖まってるよ夜って待ったあ?

自傷ワイルド

PhaseⅡ漸く空が荒れてきた

青空や水が恐いのは地のように呪われてないから

ようやく雨が降りだして手錠を嵌められてうちそとが一致した

福田君の映像がこれしかない

ラケットが空気を切る音が聞こえますか

雲と青のバランスが四国に戻った。

死にたい

悲しみべろべろ

異なる梢の揺れのなかで糸を張る蜘蛛の信仰が陽を浴びている

また晴れちゃった

ランボー

 

工作員としてわたしたちは死ぬ「言葉に対する罪」があるなら

「人道に対する罪」などない

無意識によくこれ以上人を殺すなと言われる

仕切られたプールの部屋で公然とセッションが行われ、

(無意識)という名前を発音するのに一年半かかった。

その後著しい改善が見られた。

それもこれも(貴方)と呼ばれてから始まったこと

わたしたちは腫れ物のよう

それを二人称複数にするランボー

セッションから遠く離れて

言葉から逃亡して

豪毅なことだ

それにしても、写真はひとつも届かなかった。

蜜蝋の部屋で取り調べは続く

あ、鬱

きみが反米主義なのか、陰謀論者なのか、スポーツ狂か、はたまたそのすべてなのか、判別できない。たぶんどれでもない、分散し薄められたかたちなのだろう。それが第一印象だ。

うそ泣き腫らすメント

言葉を毀すものを探して時間を削った

鳥の大群が来て柿を食いつくしていった

目的地までは勾配しかなかった

風化する前の岩盤のみを相手に

それでも写真は切り取らなかった

乾燥だけが現象のすべてだった

晴れ間の陶工に手を挙げた

雲見の思い出など他人のもので

調べてみると、言葉を殺した罪、というより、意味の的をずらして宙吊りにすることで、工作員というその単語だけを殺しているのであった。

良心の痛みで目が覚め、その麻痺で起き上がる。その中間に一人称複数を使う。

ルドルフ・主体無〰

暗い青空の下で地の呪いは弛められた。洪水前の明るい曇天が、今となっては懐かしい。

悪意の言葉を集めた。

それもおれの狂気の善意のひとつなのだ。

裏返った女の中身の子供が外を覆うような言葉たちがおれの仲間だった

見えていないときは表面を磨く作業に没頭する

だがそれも乾上がってしまえばお終いだ

化け物が友達の筈じゃなかったのか?

何故端から煉瓦を積もうとする?

真顔で矛盾に向き合ったことがないのか?

夜の道に未整理は溶ける

それを花道と言って仕舞え

射殺される前に

そのまま家に帰らなかった

空の腹に光を入れて

台湾の田舎のコンビニの前で停まる

忍耐

悪意の言葉たちは一方通行路ですれ違う

歩行する善意を謎めいたものとして遺して

一台はイモ天を食道に詰まらせる

もう一台は汚れた水滴で携帯の画面を濡らす

どうせ的を外しているのであれば悪の哲学を持ち歩いている奴の方がまだ可愛気がある

紅葉始街路自成階調

おれも盆地の出口に氷鳥の羽撃くのを見、空に忌まわしい十字を見ていた。

どこでもいい、デカブリストの場所へ出ていくと言うとき、力点はこの場所への別れに置かれていた。

言葉の力点とは常に未来完了形の断言に置かれるものだ。

砥部の連中は自分で土を掘り始めた。

トンブリは燃える柴だ

くつを脱げ

旅に出たいではなく旅をしてきたと言い切ることが彼らの自恃だ

腰に帯を締め、地を行き巡ってきました、

あらゆる闇を通ってきました、と

だがそれだけではサタンと一緒だ

上昇と下降のみが、

この勾配のみが旅なのだ

金は旅のために減っていく

独りでも、場所に支払う金が欲しかったと供述し

「蜜蝋の部屋で取り調べは続く」          ベンチに座ってちょっと考えれば分かることだ

あまりにかなしいトカゲの夢を見た

辺野古

 

カマボコ来るのか

フェリーに乗って

棒持って

フェリーに乗って

棒持って

フェリーに乗って                 骨には肉がつき、ゾンビみたいに起き上がったがまだ命はなかっ

棒持って                     た。バビロンという女から開放されるのはその後の話だ。

代理戦しないでくれとシナイ言い

すべての視線を共有して

シナイは親しい

眠れぬままわたしは雨になった

もういちど肩まで浸かれさむいよる

人間の向精神薬が猫に効く

魚の鬱にも効くだろうか              何にでもなれるという点で神に似た無意識のゴミ屋敷は凡ゆる

スピードで夢のページを捲る

虫に喰われろアグリッパ

夢をも外から眺められるなんて俺ってどんだけ俺なの

ほとんどのパンクのレコードは一回しか聴いてない

Who are you ふゆのやまいがまた疼く

Who you are ふゆのやまいがまた疼く

寿命が縮むことを死といい伸びることを生というなら、被爆に対する現象学的態度とは数値であると工作員たちは見抜いている。

No fun my babe no fun

入れない場所がいつも目の前にあるのにそれをはっきり口にするのは限られた時だけだ

その東だとか逃亡(ノド)の地などと周縁で勿体付けずに夢見たならばはっきり名指せばいいものを

それがナイーブというものだ

ナイーブは死んだとはいえなお語っている

@ijfhnb77 中の人よ外で死ね

誑されているのならまだ生きられる

ヘセドと死出の同行二人か

いつ寝首を掻かれるかはわからない

ヘロインのように妻

五十三次じゃあるまいし世から出る旅の茶番劇は果てがなかった いままでは

札を拾わせて尾行し、浮かれてる最中に財布ごと抜き取る

手口を知って猶生きる辛さは死者の比ではない

エジプトから出ようとするエジプト人は荒野で死んでゆく

ピア・プレッシャーやなりすましアカウントの砂漠を越えて行くつもりがアラビアの八十八ヶ所を廻り続ける

空飛ぶベッドは無かった

矢の時間を輪の時間に変える陰謀

領土のテーマパーク化

 

EXILE

我が家にも歌って踊れるEXILE

おれたちは歌って踊れるEXILE

きみたちも歌って踊れるEXILE

人はみな歌って踊れぬEXILE

エグいぜ天王洲アイル

その言い草グサッと胃に刺さる

アイルランド人みたいに政治に走る?

Excel出来なきゃ事務職参る

いい具材仕入れる

戦じゃ矢を射る

脱走自由の収容所の直ちに影響のないガス室に

在位一日ヤマト朝廷

千日前のカスうどん

万年後にも雪は降る

秋晴れや過分の文化のご親切

歌が変わった

疑わしいのは歌川国芳

思いを文字にしたもの

弛緩したヘッドライトの目の前に飛び出す小動物の正負のエネルギーの充満

老成というのは全く信用できない

悪い魂も創られている

だから信じて戦く

過去の夢を実現した夢ととり違える、大過去完了に過ぎない超人

至酔飲料として科学に混ぜ合わされた夢と魂

いけてないパリのグラフィティの暴力

リサが言うには

あんたはやわらかたい

かなしみくにゃくにょ

かなしみけにょこにょ

かなしみかにゃきの

かなしみきにゅけにゃ

かなしみきゅけけきょ

かなしみ

木枯し こがらし

心臓の血管

どれが尻臼?アル出っ腹ン?

散歩との犬の朝

ジョイフルで豚汁定食食べたらあと一三二円しかない死にたい

道連れにする弛緩

共有化するサタン

あヽむじやうてふゆめをみし

「尊」という器型

四方の風を押さえているか

水色のサボテンの夢

里芋を掘っていたら沢蟹が出てきて、ゆっくりゆっくり周章てて慌てて、意識を消して視界から消えた。

虹の鰹節

切断面の次元

何でもとりあえず拝んでおこうという心根が哀れであった。

線だけで喜びであるような婢の

生きたいというより死に足りないみたいね

炎上や機能してないあきの暮

田を燃やす煙は見えず秋の暮

生まれ直すとは蛹の中で一旦マーマレード状になること

Il faut être absolument moderne.の訳を近代にするか現代にするかで、滅ぼしてもらうための「死に足りなさ」の閾値が変わってくる。

山の上から石を落としてしまった時に感じる、胸が水になったような危なさ。そういう岩が転がり落ちて国々をも砕く。差別する人もされる人もモダンな人もそうでない人もその岩に気付かなければ砕かれて死ぬ。

川に入るとEMどころじゃない悪い菌の方が真剣だ

やはり海だ海水は血の代わりだ

俺は骨壺製造業者だ

俺の中のクロムが錫の釉薬の中に滲み出る

革命も錯乱も回文に収斂してゆく生命活動

靴を履くとき「夜は遠い」と頭の中で思います

元気だった頃

中の人に話している

差別の記憶と結び付いて濁ってねじ曲がっているところが

 

差別の記憶と結び付いて濁ってねじ曲がっているところが

なぜか水に浸かっていて

錆びるのを待っているのか渋を抜こうとしているのか

迫害の予感の中で複雑に折れ曲がった俺の節奏

「犬を見せても猫(にやあ)といひ」

意味のない証言は内部に刺さるだけ

血は戦車の内側に流れ出ていた

ああぼくは話しちゃあいけないんだ

なぜこんなにねじくれてしまったのか

(井の頭の水面にせり出した1本の木についてのmaonの唄)

毎度ありがとうございます

しりとりしすぎて声が嗄れたし

生きたのは二〇〇三から二〇一四でそれ以降は晩年と捉えている。四五才から五六才までの出来事であった。アーカイブ化を嫌うフロイトには申し訳なく思っている。先生さようなら。皆さんさようなら。

薄だけだった頃は薄かった

芒を亡くして未だ泡立ち

薄い方が秋の光を通すなら私はペラペラのソノシートになりたい

泡立つものは白濁するから濃ささえ邪魔になっていきます

秋晴れや峠にあった夢の墓

いままで生きてて一番うれしかったのは富士日記の別荘に行ったこと

いままでで一番悲しかったのは美ら海水族館から本土に電話していたとき。

あなたがわたしのあなたなら

わたしもあなたのわたしです

名付けるのではない 花の名前は 名指されるのだ

ひちひちしじゅうくて江戸ペテンこすて

ルー

生理からルーが二日で去り

雪を南部へ

Vの貸売

Uの帰結                     売れ残った絶望

面白おかしく生きていたいだけなのに背中と首が痛い

五七才になったら俳句かな

いま起きていること という薄い文字そのままなぞりツイート送る

白オキザリスめずい

包囲網狭まり断層突き上げる心の外でうたは出来るか

中学のきみがラジオで聞き覚えた「この泥流の恩讐さえ」

朝顔が満開?皇帝ダリアも皇帝ダリア飼育係も

西条は水の町とはいひながらその公道ゆ灰を帯びたり

雲間より出し山影追ひしかばコモンの山頂無しと知れたり

色褪せた旗ははためき灯籠に積まれるための石は探され

やっと全容が見えたと思ったら町境をもう越えられていた

赤になっても付いて行く最後尾これが続くとだめになるかな

夏の蔦下がる電線洪水の痕の水位の変化の如し

飛ばして追い付くバスのもっさり

川之江は紙を溶かして煙吐き

赤い光がだんだん目立ってきた

初めて赤で停まってやった

パチンコ屋殿堂というにふさわしい

街路樹太る潮時の線

皇帝ダリアはまるで竹みたいだが木ではなくキク科の草。まあ竹もイネ科だけれども。

年輪によって成長しないという点ではぼくも草だな

草と木が混じると不安になる。皇帝ダリアとはそういうことだ。

草にも輪の時間がある。

下を通るようにして小春くぐる

朝吹先生が「猫とはひとつの愛の欠如である」をお気に入りして下すった

おもいでにゆめでごめんよよるの雨

かけめぐるゆめになくのはゆめの牙

煮凝りのとけるあいだの寒さ かな

小豆島

暗闇に投げた前夜を弦掠る

どんなにクールで真っ直ぐに見えたとしても世の人は薄汚れて燻んでいる。そして自分ではそれに気づいていない。

大石先生の絵や像が船にも船着場にもある

島に朝六時半からやっているラーメン屋があってちょっとしたカーネギーの名言状態になっている

行列の出来る、は誇張であったけれども

鷺型の空洞鳴って樹上 哉

老女の髪一筋絡んで新香 哉

一時も滞空出来ぬ鳶以外

島嶼らに滅びの前に句は詠まれ

一筋の朝陽は射してまた消えて

石垣の石垣として遺りたり

石工らの集落昼尚暗き 哉

墓 放哉

醤油工場街の外れのうみねこおかしという店でゴンブロヴィッチのコスモスを久しぶりに読んだ。

EATは人でいっぱいで入れなかったが地に着いたかっこよさである

醤油ソフトと醢ソフトと佃煮ソフトがある

醤油で頑張っているのは空豆の高橋商店と無添加のヤマヒサであり、ワイン事情と似ている。

建築家を毒殺せよ、に倣えばの話だが。

香川大の学生が喫茶白鳥というのをやっている。朝からやっているのは正解だと思う。勉強はどうするのかと思ったが週末だけらしい。それらしい子らが船に乗っていた

瀬戸内芸術祭関連では、ヤノベケンジのやつは船のビデオが壊れていて見ることが出来ない。船着き場の竜は激マンガチックで夜中中キラキラしていた。金継ぎのオブジェの展示は元の食器が気にくわないのまで一瞥だけだったが、六角に切るのは大変だったろうと推察する。芳名録に「(金ではなく)ブロンズ粉とエボキシだろう」と書き添えた。

島は花崗岩か石灰の風化物だがあまり良さそうな土はない

オリーブが落ちているのを拾いすぎて疲れた

海水に浸けるというのを島の人に提案したが笑われた。オリーブハマチというのはあるそうである。

分教場でピアノを弾いた。

オリーブの苗を売っている人はオリーブのことを「この子」と言う。うちのオリーブのことを相談すると、二十年くらいしたら実をつけるかも、などという。

母乳で目を洗われる子供

縞の裏は昼でも暗く、カムイ外伝の集落のようである。

棚田の中に食堂があって流行っている。

寒霞渓の、観光バスから下りてくる人達を迎える店員がみどりいろのオリーブチョコレートの試食の箱を持って待ち構えている

外人は大抵一人で自転車を漕いでいる

大阪城の石の展示のある道の駅でイギスを作るおばさんは、土庄の方が人が良いと力説する。

島はあちこち花崗岩を切り出されてスペインの崖みたいに荒れている

それでなくても島影は歪で抉れており讃岐富士のようではない

多くの港がありフェリーで姫路や神戸や高松に行けるので小四国のようである。八十八ヶ所のミニチュアもあり、尚更そう言える。

人口は三万五千で高齢化し減少傾向にあるが移住してくる人は増えている。

今は小さな鰈が旬らしく、食堂には大抵それが煮付けて置いてあった。あとは鯵の干物。

味噌は愛媛の麦味噌と違い、濃くて醤の香りがきつい。オリーブ油を垂らして飲むと聞いていたがそれはなかった。

オリーブ油は大変高く、買えなかった。新浸けというのは貰った。

街路樹としてのオリーブの実は取る人が少なく銀杏のように転がっている。公共の果樹というのは良い教材と思う。

島の裏の日の当たらない集落の天辺に風雅を尽くした邸宅あり、陰鬱な青髭公の館のようだ。或いは海賊の。

島の裏は半分以上空家かそれに近い状態である。それでもよく手入れされており苔の石垣など凝ったものが多い。

かつては島に六〇〇人ほどの歌舞伎役者が居たそうで、あちこちに舞台が残っている。

敵の浸入を阻む迷路の街というのがありそこに放哉記念館などもあるが、ブイを改造した地蔵めいた灰色の置物が三津浜アート的に置かれてしまっている。

島に移住した場合、たぶんコンビニくらいしか仕事はない。あとは寒霞渓や醤油工場かオリーブ公園の売店の売り子とか。

棚田は蘖を見る限り手植えが多い。手伝いが必要だろう。

オリーブを食べたくて行っただけだったが結局評判のイタリア人のやっている店は高くて行けなかった。

それでも家賃が払えなくなる程度には困窮して帰ってきた。

あずきじま、という小島も沖合いにあって紛らわしい。

放哉記念館で細川護熙の井戸見たが高台が細くてうすら笑ってまだ狐だねありゃ

馬鹿馬鹿言うなよ情状酌量してくれよもう目が悪いんだよ

鹿に遭うのはいつも午前

鹿に遭うのはいつも午前なふたり

ナフタリ知らなきゃわからないだろ

手の業を目撃しながら認めようとしない私に青い短日

月夜           九〇年代後半のブリティッシュチャートにだけは反応する

 

月に背後から追いかけられて電柱の遠近

片方の手が悴んでポケットに入れる

月の黄色を徘徊するか

光に背後から追いかけられて電柱の遠近

最後の赤をじっと見つめる             射手座のヤクザ

自分だけは飛べると思い込んで飛び下りるタイプ

朝起きた途端に死にたいという言葉が脳内をかけめぐるタイプ

バー深化にハシビロコウが坐っていたのでおらんだ坂の夕陽の話をした

金沢の黄色い土に白化粧

藤真利子 – 薔薇

の夢を見た

ダリア皇帝東温市を睥睨す

彼女は百閒先生のように一日一回しか食べない

彼女は善玉菌のために手を洗わない

彼女は点字のCDジャケットを作った

彼女は糠のにおいがする

彼女は昼間のカラオケスナックでお茶を飲む

彼女の車はマットな象牙色だ

彼女はメールの返事の代わりに朝九時に直接訪ねてくる

おれは今日も歯をぎしぎしいわせて不幸の夢を観るのだ

おはよわいうつわ

なに言うて万年雪

今治タオル地のブランド名を考えた。「TEXT」

ずれ込んだ夕食が朝食になるように女は春に紅葉するか

冬の更年期から認知の春へモミジの形は色を切り取り

山々が横たわっている

珊瑚みたい

みじめだなあ海の底

カラックスのミュージカル映画きっとつまらない。

鱗雲よりつまらない

つまらないでしょう

古着屋のズボン溶け合えぬ入れ物

電話帳読むだけで皆泣いたって

流れの見えぬ川の海へ殺伐

物語野郎が海へ流れて行かない運河の殺伐

物語野郎がおむつを替えている 殺伐

雨降りのまま昏くなっていく師走道後ナナにて休憩中

しにたいするつみ

しずおかだなあうみのそこ

水がなけあただのぢべたうみのそこ

二〇一四         こいびとこびと

とびこえびっこ

もう一日が終われなくなった

今日が明日にずれこんでゆく

夕飯は明日の朝食べる

今からずれ込んだ夕食

まったく朝ではない

朝食は今日の夕方か

二〇一四を今日で終わらせる

二〇一五は、なかった

二〇一六も七もない。本当の終わりに向き合うだけだ

居場所がないのに背負わされている

ああよがあけがれる

ナキハラスメント

あまりに金がないので病気のせいだと思うことにした

毎年この日の朝になると空を見上げる。いつもエル・グレコみたいだったのに今日は溶血している。

午後二時半きみの調子が悪いのをPM2・5のせいにする

朝焼けの 欅 焼け跡 やけ酒や

なさけない霙が片側通行

風邪もひけない身空にみぞれ

問十三 昼の霙を積分せよ。天の怒りは無視してはいけない

どう足掻いても直線にはなれないバスのシートに深夜の折れ線

「早く!早くだ小僧!」

天下一品行ったら来年のカレンダー呉れた天下一品の

五+重度の精神

障害者

大須にてまめがほしいかそらやるぞ

歯のない二人が食べられなくて残した皿の串カツのエビの尾

沓沢の餡掛け彗星パルティータ

王道ロック野郎は上滑りした同意元素に同位して反原発の目を潰す

象徴の終焉は終焉の象徴

正しさの充満する免許センターの食堂で肉饂飩

バビロン再訪

海沿いの免許センター電波悪し

日本教無事故無違反無原罪

極端なエンゲル係数がEM菌とか調べてどうする

ぎんなんになげくなんみんなんのよる

所持金がゼロで東京へ行くのが常態化して新たなフェイズ

飛行機をバスみたいにして走ったら両側の家薙ぎ倒されるね

成田から横浜方面行きたいな #ヒッチ俳句

借金が日向ぼこする日本 かな

嫌な渡世だなあ

水仙は冬でもさいてえらいなあ

水仙は何を放送してるのか

水仙が紅白見るなと言っている

水仙がホテル行くなと言っている

黒雁や聞くだに寒いオホーツク

横顔のマスクらのみな犀に似て

(方舟の形をしたタール)

 

方舟の形をしたタール

頭に嵌まる帽子

月を覆う影

棺に対応した形状

回転する剣に

不意に口の辺りが歪んで

波のように顔が歪んで

空のみどりや しかめっ面の

力の誤用や 日に焼けた

もう居ない人や 刈り上げられた髪や

絞られたウェスト

あなたに力があるとしたら、それは私に対する影響力だけです。

燃える水があったら

燃えている水                    (何かに飢えるという事はけして手に入れる事のできない物に関

わってしまったという事 @kmicall)

霊的な乞食は幸い=beatitudes

役を貰った

冷静なふりをして殺される役

人間の皮のコート

花の道清く正しく美しく

謙遜とは理由を説明すること

テレビの、老いさらばえた芸能人 今じゃ放送事故とか言われて

ネズミモチが薬効有りとか

しにたい薄いビルがゆきぐもの下

背骨頽れし大叔父の報正月の一転喪中となりぬ

米軍の飛行機乗りのようなのが出てくるシーンだらけのBS

突然の通夜に食卓のこれがほんとのグレイヴィーソースだねと

ヒットエンドラン

ヒットエンドラン

与島のいりこでカルシウム

胸焼けだ

ペリカンの上に荒漠の測り綱、やまあらしの上に空爆の測り綱

黒のマーキングも白のマウンティングも去勢の失敗ではなく過保護に由来する縄張りへの不安感から来ていた。信頼し自由に行き来できるようにしてやると安心し尻尾を立てて堂々と歩き回るようになった。灰を卒業したのだ。

「ホテ北」とホタテに呼ばれて北ホテル三〇万の月収積んで

しっかりと嘘が馴染んだ出汁を取り蜆ラーメンしみじみ啜れ

朝から朝パーキングからパーキングバイキングからバイキング かな

さまざまな北の甘さに舌を出し餡ころ入りの香川の雑煮

旅ねぐら旅の身空の北ホテル低反発の旅枕なし

太平洋?脳味噌溶かすウニの軍艦

二〇一六は「安心」から「ぶらぶら病」へ

餅詰まらせて死ぬ記事

に顔が載る

マイシューゲイザーもブラブラ病

いまや演奏会とは、死者が、死者を葬っている場なのだ。

ただ十字路に立ち、憐れみを待て

西の国からの霧で夜は白い

加島死に荒地もいよいよなくなった

あなたたちの戦争、わたしたちの死体

欠けても補充される球体の霊

走者たち

道を食べる

ゆくあてがないので道を食べる

核実験で空が白い気がする

ネズミモチを煮詰めて飲んだら肝臓辺りからどっしりとした気が立ち上ったが怒りは消えなかった

夜汽車の音が一番好きだ

世の中はチャラチャラしていると思う

吐き気がする

純粋さを欠いているように思う

音は嫉妬に溢れかえっている

濁っている

クレソンの水路の

クレソンのすいろにしっとのおとながれ

訪うたれば廃屋めいてカリンあり

「墓川さん、林です。徳島の。あの、安城です」と旧姓を名乗る口ぶりから別姓に対する濃淡が窺えた。

しゃどうのみで歩道がない

「昭和維新の歌」が流れて尾を引く車道

若水春道

雨ョ 雨英 雨散 雨包 雨務 雨路 雨下

ボウイはロウでしょやっぱり

邪悪だったけど滑り込みセーフで死んでよかった

悩んだからね

ようやく死ねると思う癌の清しさ

生きて大艱難を通過できない

細いほどはっきり見える月の輪郭

キャスの歌 thin thin line

三日月

澄んでいる 電話 くるう 電話 スルー

月光のターメリックチキンカレー

ハシビロコウは露光させて撮ろうね

ベッキー会見がgone girlのコスプレだつた件てふTL

わくらばに  問ふ人あらば  須磨ップの浦に  藻塩たれつつ  うぇぶと答へよ

基本白に白の濃淡に細い線が荊冠のジャコメッティ

「今年観た映画で一番良かった」「お前の今年は幾つあるんだ」

女や男に畑を荒らされ

柵を作るか鉄砲で撃つか

畑はキャンパスか

入会地か

天領か

明け方にヽ(;´Д`)ノ

地球は住所変更したらしい 届かなくなった

マナセみたいに

前もってアプリの檻

包丁渡され責任取るのが人殺すことであるような夢

手の指の股にAIDS針打たれたらファンタアップルの味がした

五+年期入った近年の粘菌

ろくなやつしかのこってない

五+

キモーい

マジ無理

まんまるだあ

入れることができる自分に自分入れ

入れる自分に入れられている夜明け

おゆめさん

痩せた土壌にEM掛けて無理に育てるライブ犇めき

五+マヘシャラ・プリライ・始発組

三谷が一人だけマヘシャラて呼んでたのでこれからはマヘシャラで流行らせる

かはたれになみだたれ

デフォダサい壁紙に自分が嫌い

おはようハッシャバイロコウ

多分最低監督賞の栄誉

ボランティアー・ティアードロップ

塗る色を間違えている神社

いま咲いてどうする

豆腐屋を廃業することになりにがりきっていた

女の雀は めすず と呼ぶことにする

伊予柑が一箱千円の予感

邪魔が入らない限りこのまま行く

邪魔が入ってもこのまま行く

死ぬ気で自分を上から目線

落ちたカリンの少し腐った

英を「はなぶさ」と読ませて霙(みぞれ)あり

かにかくに カニはこひし寝(ぬ)るときも 枕のしたを水のながるる

かにかくに擬音はこひし寝るときも枕の下をカニのながるる

カニ行こうよカニ

カニ食えば治るよ

カニ食えばカーネルサンダース怒るなり法隆寺

ぼくが好きなのはハシビロコウとカニ

ぼくがすきなのわカニわぼくがすきではない

雪の雨の下の∋は箒のこと

汚れた地を掃き浄めるからだって

積もるのに掃くというのはおかしいと思うのは下から目線よ。上から目線てあんたが思ってる以上に大切なのよ。

雨は夜更け過ぎに「いいね!」から「リアクション」へと変わるだろう

サイレン都内通り無いと

寒くて寝られない

こんなときでも律儀にら抜き回避

バイトの現場の仕事の夢ばかり見るけど夢の中まで責任持てない

Twitterのトレンド#を季語とする

例えば

雪かきで運転見合わせ雪だるま

五+脾臓は無くても生きられる

「王道の外側には無時間域が拡がっている」

王道ロック野郎の外側にいるのは犬、娼婦、そして俺

王道の踏み外しがロックである

なんでも雪のせいにしてくれる雪の精

雪のせいにしてくれよ雪の精

結果オーロラ

夜降ち

ぼくたちのよ・くたち

輝ヘリ

を調べていて見つけた

先生てこういうやつのことを言うのか

大変なことだ

五+おれもdeserve枯蓮(カレハチス)

飛ぶ鷺の二本の足の揃ひたる

ぼくらはほろぼされるんだわるいけど

困窮コンキュバイン

A. 昨日は雪の休校で万歳したのに今朝の曇天 死にたい

B. 雪で休校になって万歳した昨日は遠くなりに蹴るかも

雪を乗せ屋根の線らは和らげりちまちまランドとしての止め跳ね

沓沢の餡掛け彗星パルティータ名古屋は雪をパスタに掛ける

コンビニを背にして影絵の女立つ信号のない横断歩道

早緑ンぐゎお嬢は好かんでぷれしおん

総スカンリンダリンダパンジェリンガ Josquin Desprez. Missa Pange Lingua

万博に霙状にしたものをストローで吸わせる赤白洗脳部屋があった。  #はじめてのコーク

新しいアスファルトに靴を取られながら逃水の赤白車を追いかけて行くとぬるいファンタを一本呉れた。

山羊に訊くはもうなくて大寒山

雪の半端な山は蚤の拡大写真のようだ

低い方に流れてはいるらしい

ずっと虫の声だと思っていたのが耳鳴りだったと気付く冬の夜明け前

虫の声ではなくて耳鳴りだった

国際空港のくせに携帯の電波くらいちゃんと飛ばせよ

東京は裏も表もなくて晴れどうだ成田だオラオラオラ

東京駅までバスはだるいけど携帯いぢってりゃあ着くよ

頭に注射して扉の冬あける

頭に注射して鈍日のモータウェイ

頭に注射して午後四時の空の溶血

頭に注射してバスの後部席右

石黒宗麿文化村を左

裏窓はアフターアワーでシジミラーメンやったら儲かると思う

こだまはひかりに先を越されて

ひかりはのぞみに先を越されて

重い荷物

いのち

追い焚き

曲なんか毀してなんぼやんけ

アホや

曲やってるお前らアホや

世界は寒い

寒くてなんぼや

生まれてから追い焚きしてちょっとの間や

人生なんて追い焚き何回かして終わりや

全自動の風呂持ってないとわからん世界や

おまえら貧乏人持ってないやろ

え、持ってんの

おみそれしました

追い焚きブルースでした

蝋梅やロデオで勝つのはトラボルタ

こんにちは

駆け込みDVDJシェル太です

これからも紡ぎ出しやがってください

金持ちはメニューを見ないで注文したがる

雪残る

モータウェイを行きしかば雪屍のごと路側に帯為してをり

高速を行くバスの座席で余命僅かの携帯を殺している

そんなに寒くない蛞蝓も出てきた

爆睡チューズデー

ノイズ高校、みたいな映画を観た夢で。

等価交換 旅路は一年を一日、一日を一年とせよ。

今年は中の人と入れ替わりたい

紅生姜天富士そばのコラボ図絵

一粒で今年は風呂で溺れ死ぬ

ねじくれた幹を愛していのかしら

破綻前嬰ハ短調三和音引きずる世界はいまだぶあつく

葉らを粗描すらばやとおもひしかど森の中にはおれの残骸

引くべき線の見えぬまま夜は更けて削られてゆくいのちのみあり

体の暖房全部切って

体温と気温は同じになって

われても末にヤバいとぞ思ふ

フラメンコ国全体が変拍子

朝風呂の挨拶 違う人にだった

湯はベッドになり得ぬぬるい源泉

蕩けるジャズアルド

「東京流れ者」で殺し屋の女が「蕩けるよ」と誘う感じ

二二〇円朝食の旗に惹かれて震災以来初めてすき家に行ってみた。おばさんが一人でやっていた。深夜契約社員大募集とあった。

So, 食べて応援 死んで応援 草城忌

遠くに城を型どった建物のネオンが見えるような憂鬱

あなたがホームレスなら近くで炊き出しの大きなおにぎりがもらえますよ

女の子は一人で来てはいけません

串カツ食べるか?すでに胸が痛い

もと弓道部のたかちゃんとぬかるみに落ちた車を絵に描いたように助けた

咲いてみたら薔薇と椿に迎えられ

昨日からひかりが春になってしまったのでもう夏だ死にたい

春分点歳差によりきみらの極北なるものも変わってゆく

線を消すための面なら要らないと思いながら塗りつぶしてゆく

マンガより下手な線

いまビール飲んでるんだけどごくたまに酔っぱらうとラインしてくるやつがいてなんとなくいまそいつの気持ちが分かる。まあ、つまり、その、あれだ、さびしいんだ。

Facebookでたくさんの友達が待っています。記更新メールです><このメー

さらに友達を検索しましょう。メールアカウントの連絡先をインポートするとFacebookで簡単に友連をさがすことができます。インポートした連絡先は、いつでも確認・管理できます。

やっぱり友達なんかいらないおやすみさようなら

メンバ一がいませ…昨日

::J新しい友だちとトーク

 ̄一しよう!

口Facebookでたくさんの友達が*

待っていますーメールアカウ

3xgb1_3rp_2egf…1月308

三〇日の日記ー<楽天ブログの日★

記更新メールです><このメー

Facebookl月308

Facebookでたくさんの友達が*

待っていますーメールアカウ

足しびれてきた死ね

ガラ携

はぶらし

しにたい

びん

うぇっとてぃっしゅ

ツイッターなんてこんなもんでいいんだよ

俳句とか短歌とか バカじゃないの ? 正気? 関係ないでしょそんなもん #俳句には一字足りず短歌には一字余り

おはよう耳鳴り

ふさわしい身なり

Komakino 鼓膜のずれはなんミリ?耳鳴り芳一 無音がうるさい

ジャニーズの鼓膜 槌骨 砧骨 鐙骨 耳小骨は自傷

金時鐘受賞の弁「日本語に復讐しようと思ってのこと」

子役の鼓膜破り困ったKomakino耳鳴りな話にのメリーcom

栗原Komakino

きょうつうシネマ

胸痛シネマ

シオマネキ

ヘブライーアラム語スクリプチャーにおける「私」の登場はエズラーネヘミヤ コネクションからである。ランボーの一人称複数くらい近代だ。日本はまだ縄文だが。

わたしはおもった

こんな綱渡りの芸当でおれはこの先やっていけるのかどうか

ティッシュをもらえたのが今日の唯一の救いだなんて

死のう

プライベートに過疎過密の濃淡があるわけではない。われわれにはプライベートしかないのだ。「失われたのはパブリック(ジジェク)」である。

終止形の変遷とは時代が見栄を切る時のためらい傷の深さに拠る乎

つぐみとつぼみはDm-57とDdimくらい違う

夢は面白いけれどディテールが甘くていけないありえへんやろ

白蟻が遍路に喰われると

かありえへんそもそもありえへんやろ

ありえへんありえへんやろありえへんそうやろそもそもありえへんろや

ハルナ富士ミヤケ榛名さん湯川ハルナを思い出していますか

うつわわれ

うつわれ

うつわれわれ

私は深く傷ついてきづいた

きくばりバリきく

かれのはらメタンフェタミンに逃げよう

バイニンギャル

吉祥寺ポアロードを逝くアンフェタ民

豚シャブ樹海ガール

蟹シャブ腐海ボーイ

疚しさは街の夜空の白い雲

おれ、サニーが飛んでる最後のシーンのところで片目づつ泣いたけどな

ジャヌカンの草よ花よで泣けてきた

測量の男は辻に佇み斜線上の春に眉を顰める

鼻腔の奥から頭蓋の内側に拡がってゆく我が死のにおい

耳鳴りひどいコンセント

抜いておやすみなさインフォームドコンセント

(人浚いの唄)

 

人浚いの唄

スコップで花起こし

投げ出された球根

蜘蛛形の磁界

春分点歳差の喧嘩独楽

紙ナプキン捩ったバレリーナ

苦しくて 苦しくて                 横道じゃない 黄道のつもりでした

横道にフチ子みたいに腰掛け            浚いはわざとです

逆さに捲れた和服                 花起こしは いかんせんです

大根おろしと山芋の                蜘蛛形は蜘蛛型で 地球の磁場です

酸化                       またひとつ傷を増やして喧嘩独楽

アルカリだけでいい                紙捩りバレリーナは近所のコメダのレジにあります

灰を混ぜなさい                  苦しくて は女々しくてのメロデイで

畝は高く                     和服捲れはフチ子グッズの別府ヴァージョンです

もっと高く                    大根おろしと山芋は近所の「そば吉」の田舎そばです

灰を混ぜるはいま切って干した芋を植える季節だからです

畝はもっと高く、はおおかみこどもの菅原文太です

梅の花病院仲間のアカとシロ

בוקר טוב

「ミスりんご青森」来てりんごくばり

星空を取り込んだ布団ひゃっこい

雨辰

ジュリアンソレル覚えてる

死ぬほど善良なる一市民のふりを続ける君よ

死ぬほど普通のふりをしなければ、という角谷の歌を思い出している

あいまいさに埋められているのは詩型を逸脱した死者の尊厳、か。

この機会にまじめんなる?そりゃよござんしたね

あー♪わたしは駐車場

ヘンデルおらトリオ檻トラ居る出ん?へー

鳥とパレスチナ ナチスレパートリーと

噴火カンフー

弾道ミサイル勇みうどんだ

清原使用しよ白刃良き

三井罪

金利引き下げ先比臨機

政府伊勢

シンガロンガ

いつもがっかりさせられ続ける

生まれてからずっとがっかりさせられ続けているなと思い返す

金柑はこぼれて空き家の裏庭に

空家の裏には必ず金柑

バカビリーバーがあと二話 で虚脱

目付き悪くなって帰ってきた

書割りの中

見えない線をなぞるだけ

次元というよりやさしさの度合いが高いということ Is55:7―9

東風(こち)て店世界堂の裏にあった

かにかくに擬音はこひし寝起きでも枕の下をヲルガン流る

朝イチは 今でも 「みながわ たつおです」

多面体にカットするほど光って大きく見える心が石なら

七折にピンクの梅の咲き初めて山羊も顔出す上の方から

直線は折れに折れて山越えたり

池の端桜は不気味に待っている

水面が車の窓に反射してもう咲いたように見える桜

金借りて「みかさ」にそばを食べに行く

が閉まっていて

絶望してる

「麺人」と「くし坊」と「スナック エム」は同じトイレを使ってるんか

すれ違う外人が春だねと手を広げてみせる多摩の山道

おちこちに交通量調査佇めり申し込んどけあ良かったに

集落はあれど電波は来ておらずそんなことは分かってますよだ

安山岩の切通はコンクリで固める必要が無かった

雪残す道に赤系の地衣類

日の当たる山見え当たらぬ山見え

何事も無かつたやうにふもと かな

Hateful eight てただのだじゃれじゃないですか

儂大阪と思われて末丗やな

朝どこかで化粧前の女が猫と聴いているヘンデル

踏切に風は突っ立ち棒は揺れ

み使いのグーグルアースでひとしきり

うどんが腐るように字に腐臭あり

自分が主人公ではなく、潰された戦場の死体のひとつだと思ってごらん。

死体でも風邪引くのかはいああ寒い

金なくて寒くてしかも死体 哉

七時台の着崩れした  廃墟の瓦礫を流れるヘンデルかバッハどちらがいいと思うか

 

七時台の着崩れした音楽地震くるぞ

踊っているのではない。地震で死体が揺れているのだ。

唄っているのではない。空の胴体を風が吹き抜けているだけだ。

歩いているのではない。自転する床を逆走しているだけだ。

寝ているのではない。円の接線になっているだけだ。

死んでいるのではない。まだ生きたこともないのだ。 The sky is brilliant today, isn’t it?

Such a fine day comes

only once or twice

throughout the year

even though we are sadder

ガム噛む顎のドライバーとすれ違う

重力子遠距離恋愛新時代

(なんか季語)+借金だけはしたくない

おぐらあん+今村昌平「にあんちゃん」

九時台は「こんなところに日本人」

Eテレは一一時台にサイコパス

日が伸びた分だけ罪の長さ かな

日の伸びた分だけ我の罪長き

まだ帰りたくなくて街を流している高校生じゃあるまいし

決意など述べてどうなる耳が鳴る

しんやびんヰヤホンでききゐしゆゑか母 耳とほくなりにけるかも

「私」を「私(ひそか)に」と読ませて芥川

死ぬ前にもう一つトレンドみておこう

エゴサーチアンドデストロイ

梅には永遠がないのがいい

ソメイヨシノの永遠は嘘だと知ってる

ひっそり籍入れリア充の笑み斜め上山の向こう側見ながら

雨に濡れチョッキの男サービスエリアのトイレに入りて出でたり

フラメンコの手拍子が雨と交ざる

事故の路上には菓子がちらばつてゐし

じこのろじやうにくゎしのちらばつてゐし

聞いてなかった雨のはげしい

許されて大木のあり田のはざま

一五〇〇円もらったので所持金が一五〇四円になったよ

空殺のもうそう寒ぶ垢熱湯よ

佳乃ちゃんからチョコ貰いたい首回りのボタンの堅きYシャツ

梅転び早起き

春の海集めてまはる金はあるのか

咲く前の桜で山がモファット訳

咲く前にぼふぁっとするからIPA

「清い状態」は存在している。たとえば今だ。だって

目を覚ませ 毒だ #おいしい無糖

直売所「いちご」という字のみ赤き

心身の練炭おこた

ルナ顔つぶれ

畑の蓮魂踏め

花の根元にあやめは網目、杜若は白い筋、菖蒲は黄色がある

骨になった猪の蹄なかなか崩れないまま

困窮するconcubine

わたしには、何が、ある

わたしには、何が、ある

って誰だっけ

土橋駅越えゆきしかば「カラオケ喫茶やすらぎ」 の前を通れり

明け方は凍結するか冬決するか

みどもはおのおのがたをおだましもうしあげたのでござる

北海道ギター女は冷たい大きな箱にバター詰めギターにはアポなしのカポ嵌め雪はふってないかのようにふる舞う

電波わるいですさんたまえりあ

RT拡散希望RT

集まりを押し上げる力のためには

本当は人の代わりに

土地を考え続けなければならなかったのだ

ばらばらと削ぎおとされる鎧に場所は痩せ

押し上げる力のためには

本当は 人の代わりに

土地を考え続けなければならなかったのだ

自分をアーカイブできない

死んだのにフォローしたままされたまま家族も知らぬ場所で生きてる

ナイーブ被曝

内部美白

等々

バッテリー減る速度より早いのか遅いのか分からない生と死

問題は言葉以外のところにあるのだから言葉に反応しても無駄です

暗いキッチンでパンとワインだけの夕食鉄道員みたいね

(感性の化け物に騙されるな)

 

感性の化け物に騙されるな

泣いたって無駄だ

単純化の様式には罠がある

魂と心を混同したまま

農耕に裏切られて死ね

最後の潤いが消え

干魃は三年続く

情愛豊かな女が子を煮る時が来る

貧乏は貧乏は

冷たく薄汚いものを下から立ち上らせる

善玉菌は絶える

人は立ったまま腐り崩れ落ちる

せいぜい堅手を焼け

雨漏でもいい

棘に苔が生え

石耳の汚い湿地に倒れ込め

そこにはすでに鳥葬の骸骨が居る

なんて平たい肋骨

ゴミを捨てたい

そうでもしないと釣り合いが取れない

何の焼燔なのか

そして脳天にヒールの踵が落ちてきて

それで死ぬのだ

石耳の汚い空地で                 ヤクザが四人喫茶店に溜まっている

頻繁に店員にクレームをつけながら

頻繁に電話をかけながら

三時過ぎなのにおはようございますと言う

一人は禁煙している

吸わせようとしても許してくださいよと低い声で抗う

取調室の様子を話している

爪楊枝を四人分注文した

ああ暇だと一人が言う

東京は全体が東京ドームのように見え

その中で抒情やヤサグレがあるだけで

脳をやられているのに気づかないまま一緒に浮き沈みして

東京湾を挟む腿は痩せ衰えていき

缶詰に穴を開けて灯すローソクといった避難グッズに歓び

白内障の瞳で海鳴りと勘違いした耳鳴りを生々しいと褒め称す

設計図は自分に属さない自分のある部分の可視化としてある設計図は目的ではなく、停止である

設計図は破棄されるべき夢である

設計図に基づいた欲望が完成した瞬間から時間がまた動き出す

設計図は未来のアーカイブ化に向かうように見えるが実は過去の裏返しである

燃えるゴミボックス前で肉丼を立ったまま食べ男は去りぬ

自作自演体質暴くトランプ「平和だ 安全だ」に近付く

TLでトランプを追ってると関係なく澁谷君が出てきた

ガタリ弾き

どうしてるかな

あなざみみくり

吐く息が白くなくなったら起きる

ネットで買い物だけはしなかった、と墓石には彫っておいてくれ

自転車屋さんはパンク修理をなるべくただでしてくれようとする

公園は恩賜としてありやなしや初ムスカリの声ぞ生えゆく

七折は山の上まで梅の花

六階のベランダの戸が開いていて外を見たまま動かぬ人影

流行りというけれどあまり流行ってないことが実は今じゃないかな

いまものすごいロマぽいC#来た

貴族オペラ アルタクセルス王を歌うセネジーノはクイーンの節回し

トンネル行く男を抜き去りたれば背後で突如奇声発せり

いつもいく深夜喫茶はいつもマル四かモンクが流れていつも

下らぬ言葉を削って夜となる

アーカイヴなしのまとめに入ってる

自分以外を数列化して

冬瓜をくり抜いた器のスープがあると聞いてたまらなくなる

明け方にやっと帰って来た猫が家の遠くで水を飲む音

上向いたアルゲリッチのポスター部屋に貼ってたもう焼けた家で

明け方なにかあったらしくねこのにゃんつーが目を合わせなくなった

近視のジムモリソンみたいに人をじーっと見つめるねこだったのに

ものを忘れて守っている外側

カラスの光り物拾って口の中砂利だらけの夕方

頭に巻きしタヲルで湯に行きしかば種子らのおほく付着してをり

黄昏はひかり収めて空はいまフロントガラスに付着を始めり

(曇った青空に観光ガイドの声で)

 

曇った青空に観光ガイドの声で皿ヶ嶺のひらたい稜線

旗の黄色くて弁当◯円引き

コンビニの壁ごと速成の造作

農機具に塗られた鮮やかな塗料

銀に銅を混ぜた濁りの右折

錆びていない部分はみどりのトタン

あーアタマ痛い春が蠢いて

曇った青空に頭蓋がぎしぎし

ギザギザの山に唇舐める余裕なく

黄色がイエローすぎる標識

ヒースローの作業服のようにスレた国のイエローが山の中にある

場にスレた黄が小春の反対

のギザギザの山

トンネルで一時中断する国々の春

終点は曇った青空の頭痛山

小刻みに咳しながら駆け抜ける肺色の人生

黄は矢印を伴い

三人の老婆は路肩をゆく              神殿を清めるためにエリヤが遣わされる、というマラキ書の預言

黄は停止を伴い                  を輪廻と誤解したシュタイナーに騙されたまま、エンデは自分の

オレンジの初夏まで待つ              伽藍を形作ってしまった。

転生は自明だったのではない。死後は無になることが自明だったので、転生はラザロのような寓話として語られたのだ。

てやあしのゆびさきがいたくなるほどの寒さ てふ予報の表現

ハロー注意報ターミネーターの星

Cadillac, fur coat, champagne 哉

堀江モータースてふ映畫走らせ

背広を着ているか、何も着てないかのどちらかしかない

蒟蒻を千切って鍋に捨てるのは怒りがきっと体に来るから

(目を瞑って歩く夜道は)

 

目を瞑って歩く夜道は

色んな人の声色で

開いても閉じても真っ暗で

寝ても覚めても同じこと

目を瞑って歩く夜道は

パトカーなどともすれ違い

上にも下にも寝場所はなく

パジャマも上着も同じこと

目を瞑って歩く夜道を

十歩歩けば目を開けて

歌わせたものに歌われて

車道も歩道も同じこと

詩が目を瞑って一人歩きを

米軍の両方主格副詞の「は」ヒトは殺してネコは救出

金と引き換えに木は枯れ草にも蛎殻のような朝の年輪

摘んだ手で甕に入れたる苦蓬

脳梗塞夜?No拘束の嘘こくな

(天の川ねむりの四肢の獅子となり 加藤郁乎「球體感覺」)オヤジと戦い銀河に死せり

(おお、言う勿れ。ステファヌ・マラルメ )

Do not say Yo! say Ho!

池の土手焼く男らやキャップ帽

長閑さは汚染で消えて春霞

来る度に猪骨の位地は変はりたり

清原は意志が弱いから啄木みたいに歌してれば良いのに

シャブ打って気が大きくなってツイートとかしてればいいのに僕みたいに

歌を打たれて死ねばいいのに

吹き寄せられ浮かぶ入江の鴨の尾の白と黒のみ寒さ免れ

白梅は間近に見れば雑な花色含ませて筆振れば良し

春の雪命はまあまあ明るかり

春の雪空はまあまあ明るかり

春の雪

笠井さんは神を知らない。

鳥が飛んでるかあってよく飛べるなあしかし

濁った耳鳴りを春の遮断機

耳鳴りをコンビニに停めてシート倒し春

耳の裏リンパの春のうららかを流し

いい下弦にしろよ!

下にー 下にー

死にたい― 死にたい―

人生とは感染者と付き合うということだ

自分の弱さと相手の菌が反応するのである

とにかく、きみは感染してるから。

あと六円しかない死にたい

家賃払ってない

下弦の疲れた月が焼かれる前の芋の断面のように白い

「」いいリトルネロ

いつの間にか月も消えて

そうだ刑務所に入ったということにすればいい。事態はそこまで来ている。

毀れる

雪の日に木炭を挽くと椿が首を縊る

コーラとか飲んじゃって春の気違い

墓川が幸せでありますように

オリーブを鉢から植え替えたら

三椏の花が怖い感じに三方を睨んでいる

地面の星のようだとツェラン言い

まだ人生は始まってもいない

ワンカップ日本盛買ったらあと二円しかない本気で死のうと思う

お墓に座ってたら足が痺れてきた

帰り道は坂道を下りるルートと上るルートがあるんだけど下りたくないので上る

夜汽車の音が聴こえたからもういい

いなくなったにゃんつー

タンゲ君はわたしのねこだよね?

Etes-vous mon chat ?

いつも燃料切れランプが点灯したまま走っている気がする

手術してにゃんつーの青春は終わった

正味一日だった

それから僕らはR1を観た

青春が一日だったら海の砂に背中を擦り付け悶える

小銭があった頃は、それでも希望があった。

ひときわ大きなカーテンコールのように耳鳴り

たましいという言葉は皆の思っているのとは反対に、そのように見られているという外側でしかない。たましいが服だなんて、きみは知らなかっただろう。

雨降り続き旗を仕舞う店員

言語と工作員に対する苛立ちで空いちめんが真っ白

曇り空にバトラーの叡知

咲いてしまった櫻の荒地

朝急ぐボックス車らの追い抜き

峠を越えれば平野に依存する町々展け

隊員ら迷彩服で朝の自転車漕ぎをり

ミモザの黄のなほ高き

猫を呼ぶ声は流れて梅終わり

(椿にフォーカスする)               一件落着と思いきやさらなる恐怖に襲われるシーンでカット

 

椿にフォーカスする

いくつかの狭間に

賑わいを離れ

椿に定冠する

情けない鰈の目玉か県庁所在地として岐阜と大津は

(靴を忘れた役者には)

 

靴を忘れた役者には

remedy or disciplineへ

病院から製剤薬局への距離を

下から上に 上るまで

すべてのものを 満ち満ちたさまにするために

も早追い付けないほど加速して

終わりの戸を開ける黒いサマーセーター

裁きの後、時代劇の飲み屋の銚子が走馬灯

掌上に光を宿した子供が自分から死ぬことを申し出る

排泄物が体の一部分なら、私は金魚のフンでいい

窓明かりの下のストーカーが呟く

厳めしい御奉行様

サンダルで来てしまった式典

踏み行かせる道は

喉から下る気管のよう

雨曇り枇杷の若葉と鳩の尻

先の焦げた土筆の群れはコンクリートの継目に列成してをり

丸太積み前行く一〇tトラックの年輪たちの尻のぐるぐる

雨は靄となって街に下(お)り下(くだ)り

土筆と杉菜は陰陽の最たるもののように思われるが胞子茎である土筆が陽の当たらない路地のコンクリの割れ目に焦げて密集していたりすると、陽を介在しない陽の病が革まるような一種山本直樹のredを見ているような、小保方は歯朶だったの?とでも言うような、そんな不健康な戸惑いを覚える。

陰陽に閉じて夜半の革マル

春分けて腑分けの白肪

天に行く人は重ね着をしている

誰かが藤の殻をテーブルに挿して帰った

障害者夜明けのコンピニ袋下げ執拗な手の動きの反復

今年の春分は満月に近く人間という種のために死ぬ

LAWSONのトイレの消音押ししかば溺死のごとき声の混ざれり

触ってないのに自分で鳴り出した琴のように、土は自ら形を成したように、見えない手で。

折角晴れてたのにまた空に撒かれた

マクラウドとアンは無事

フランドルの原発テロでルネサンスが終わりこの星は中世に戻る。

きらめきではなくあきらめが主題となるだろう。

ブリュッセル三句

荒れ野には山独活(ヤマウド)の花腐乱doll

ベルギーはビールの中にも苦艾(ニガヨモギ)

チェンバーもまた窓失くしはいろかな

荒れ野には山独活(ヤマウド)の花腐乱doll ルネッサンスは漸く終わり

かまぼこ板叩いてるみたいなショパンの時代のピアノ

骨骨と兀兀と叩く

脳死の牛

Collage と courage は似てるね

Holiday

らじるは予約されてをらず宝生流がながれてをりぬ

宝生は畑にながれて朝靄の烏がとりの鳴き真似をす

I need help いっしょに へやを かたづけて くれる ひとが ひつようです へやは ぼくの かたづかない うみがめが さんらんして ごみやしきです

団栗というかニット帽あの日から減ってゆく特別な下弦

特別な下弦に衰弱してゆく

満月に死んで日が経つ下弦かな

痩せる月行き止まる露地引き返し

ようやく抜け出て柿畑を過ぎ

復活に痩せる月太る柿の芽

俺の上層にはいつも赤い月

貧困層の音色

ザハ・ハディド暗殺で始まる夏は

いくつか未整理のまま見切り発車

その人は天に行くと思われていた

 

その人は天に行くと思われていた

隙間はその人の肩で拡がったり狭まったりしていた

ほんの百年とちょっとで

遠さは近さになり

広さは狭さになった

包囲網狭まりすぎて絞り出たdough夏の葱坊主

死にたい

はなびらの土に貼り付く今年かな

未来から夢のデフラグ揺らぐ過去

隣室にくぐもる娘らの声の流れてをりぬ祈るごとくに

ズボン裂けはなびら地面に貼り付きぬ

着信はMarie Maryにしてるけどマリからかかってきたことはない #ガラ刑

曲名が「世界の葬送」に聴こえ

春の嵐に捲れ上がる時間

曲名が「世界の葬送」に聴こえ春の嵐に捲れ上がるか

散る花に雄の茶トラが嵐を歩くか

降りだして三〇分は経ったからきれいになった雨水を飲む

近所にカルペ ディエム(一日を摘め)というイタリアンが出来ている

金があれば行く

フッサール→実存→構造主義的不決定→(リゾーム)→各地層の活性化→二心→現状半容認←再稼動

わがみよにふるながめせしまに

柿若葉

雨水で割るスピリッツ

夜を彼らは昼の代わりに置いており,

「光は闇のゆえに近い」と言う。

ロンリーな論理逆転

愚脳死す

蕗を煮るいろんな人がいろんな場所で

三越前でエナジードリンクを配っていた。しかも五〇〇ml

呼び込みのプロ

ミョンファは風呂

省線は白

白い電車が走ってるんだぜ

ペパーミントガムみたいだね

もう売ってないけど

痰壺作ってやんなきゃ

あと骨壺

李朝ロッテ李朝ロッテ

あ、

しょうこって全然ネットやんないんのな

タブレットは持ってるのに

メール見るのは一週間遅れだし

立ちふさがるなよ

昨日聞いた話以上に生な話は知らないが、今日の南高の子らも立派だった。僕は貰った茶のカーディガンで階段を降りて、久万のリンゴ灰の時でいいからと五〇〇円玉を紅茶で洗い、かといって駐車場代ぼられたので

りえなんか学校違うのにリスみたいな目してまだ見張ってるし

茶色だ。

酸化した。

黄金

却って銀器をよろこぶか。

ニバンチョー

にばんちょう

そんなにドイツ語しゃべんなよ

人に見られたくなくてこそこそ歩く

週末は気を付けろよ

標準語で下手に出る快楽

メイキンベッド

戸の隙間

虫のように忍び込む超三日月

でたでた(でたでた月が)から

一度も問題にしたことなんかない

一度も問題にしたことなんかない

五七五七+雨の水割り

パブリック白のジャンパーに

穏やかな低い声が

近づく

ダブリン再訪

包囲網狭まり足拭きにブルータスお前もかの絵柄

水面下で上っ面を見る

Sprechen Sie nicht Deutsch

考えは感情を生み出し、感情は行動を生み出す。その逆であってはならない

はぐれた狼が泣いてるトリビア消されてる

みょんじゃを送ってはま寿司行って三二〇円払い道後で別れて所持金ゼロとなって土手を歩いている

右も左も池で水位が違う

いのち

いのち食べに行こうか

なんでみんな同じ声なんだ

べつにいいけど

風をたべる

よあけのーそらわーぶーどーいろーー

シガテラ最終話を子温君は描けるだろうか

転換すりゃいいってもんじゃない

ドロッとしたものが残っちゃいけない

Before the sunriseのリチャード・リンクレイター監督なら撮れる気がする

オーポエとファゴットは純愛の時代の始まりってどっちも二枚舌じゃんねー 礒山先生

劇団員のお七がやったとデマが飛び

Email二人同時にダーリンハニー

はなしことばで

つぶやくひとは

だれにむかって

話しているのか

(触れているものがあり)

 

触れているものがあり

生まれ落ちたものがあり

小さいどよめきがあり

白は銀に黄は金に変わり

肉は部位によって固さを分かたれ

携帯は振動し

遠近法は遠近を作り上げ

道の広さと狭さを取り違えた人も

レジ前の列の最後尾に並び

眼鏡と裸眼が見つめ合い

空調はドライを選択し

艦内は空気に満たされる

滑る光の井戸に届かず

悲しいと眠くなるんだね

八重咲きて藤を待つ間の日和かな

八重咲きて藤を待つ間の日取りあり

八重咲きて藤を待つ間のひとり かな

死にたgirl

骨盤をスコップで抉って心臓草を抜いて良い昨日を

日々我ひび割れ

東温市川内支所前パン粉鳥

景色が多すぎる絵付けと同様塗り重ねる施釉も多重人格

ルオーみたいに削ぎながら重ねてもジャコメッティみたいにその日のうちに捨てるのでなければ恥の上塗りとしては同じこと

祖父は塗り重ねる人だった

立体みたいな油絵だった

一番上の層は埃だった

サロンドートンヌのアンデパンダンから上塗りして母を産みぼくは埃だった

モンドリアンは上塗りし

ない

天一の「味がさね」は

あじの上塗り

上塗りして既読デトックスするー

上塗り足りぬwow #回文

根来かな漆工芸は何の上塗り

シャルパンティエのアンドロメードてあんどろいどみたいね

ちなみに安堵という銘の入ったワインがあっておいしい

産んでくれてありがとうと生まれてくれてありがとうとどっちが言いにくい?

岩にアイコンが貼り付いている。褐色だ。

いけえずみさん大病

蕗はそろそろ食べてはいけない。マムシが毒を出すために茎を噛むのだ。

蕗は噛むのに都合がいいらしい。墓川はマムシになってもて余した毒を茎の中に流し込む。

鷺「オレだよオレ」

ねぇ人の病気って呟いちゃだめなの?ぼく分かんないんだよ子どもだから

非常食のカップ麺食べてしまったそれも辛くして 死にたい

経営するホテルを急遽シェルターと言い換えてしまったような化粧のポスターの前でやっぱ共産党にするわ

「これはほかのみさきじゃなくてたのみさきと読むんだよ」

東京死ね

鮎川の、ぼくはもう行かない どこにも、というのは結局どこでも行くということ

地上にはぼくを滅ぼすものがなくなった、というのは東京も松山も関係なくなった、ということかな

じゃあなにが変わったのと言われると何も変わってないね

なんか、諦め死ぬことしか考えられないね

プリンスて同い年

東京は、ぼくの町です

タンゲくんはわたしのねこだよね?

ぼんおどりだけはいや

反原発でも盆踊りコミュニティいや

がんばれどこにもない県

見えない都市を見るように確固としていたのです

藤咲いて敵に塩売る行商人

門の外ではCD売るか

藤は赤と青があるんだけど赤がまだで、しかも八重がだいぶ散ってる。気候変動かな。去年もそうやって気を揉んだ。

藤と八重共に咲かない公園でクマンバチは途方に暮れる

八重藤と去り行く野なら忘れ霜さらなるさむき山に登らむ

やっと熱が風邪を引けない首から下に

殺していく殺していく

リンパの地下道

ヒつこいわねえ

うちを建てた人が周りに植えた植物はいちいち理由がある。大体が薬効で解決するが、腐ったインスタントラーメンみたいな臭いのする花の咲くヒメサカキが角に植えられているのは、あれはたぶん公との結界を作るためだった。などと、堀江さんのオチのない推理小説のようにあれこれ考えてみるのが楽しい。

定休日だと分かっているのに車を走らせる俺のシナプス

定休日と思っていたらやっていて正しかった俺の無意識

竹枯れた山を過ぎれば幽かなる不安と安堵共にありけり

山々は代車の如くひかりをり

やっと咲いた赤い藤

やっと咲いた赤い藤に八重の安堵の死顔の散乱

今日はビールを飲みたいと墓川は思った。

Blasphemy

ブラスフェミニズム

猫も喰わない

おおさかなしいろ屋根

アヅマわ何時もをんなをんなシテゐるそりわをとこフィルターで淹れた珈琲のやうだ夜雨だからだKARAだ体

王羲之やってるなあ天王寺で

湯之谷温泉

ストロンチウムイオン

1.1mg/1Kg

No is E.

呼ばれる時そこにいない

白痴の生身に触れる

分け入っても分け入っても千日前マグロセンター

南マグロは襞になつてをりぬ

センター前ヒット

野球少年らのリーリーと声出しをるは奇異なり

貝の如き生身の親密

食み出した 清水ハミー

パミール盆地

ぼんち

書架の背表紙

いにしある

エロマグロナンセンス

南進す

インド洋

土曜inn

ブライアンいのかしら

ブリ リアント常滑

床をなめる

きちがい常時

エモかしら線

うちにくる

ねこのあうーで

Doo wop

まだ空気はあるにはあるが

おれはおれの絶滅を考えている

おれは表現者がきらい

情動も興味ない

お笑いだ

「投資的情動」を止めて「プラトー駐車場」にすれば良かったのだ

ああ わたしは駐車場

芸は身を滅ぼす

パブリックブロックしてもパブロック

真夏日ね市街戦AVカット

鳴門インター近くの「かわい」は「もうちょっと生きてみようかな」という気にさせる優しい味だったのに、おばちゃんが居なくなって薄っぺらい化調味になってしまっていた。二日酔いだったからかな。もう生きていてもしょうがないかな。

送信者のないメールが来た

共倒れの星の下 月なしの移動

縛られて湯に浮く菖蒲の長さ かな

滅びとはとても近くにあるもので例えば今日なら喫茶店で

ノイジャンと自らを規定して吐く大街道のはだかの王様

イーストによる発酵は腐敗を伴う肥大化ではなくて、ただパン種としての知らせが力を及ぼし、すぐには分からない変化を生じさせるというアレゴリー

憎むことばかり教わりパン焼き器パン焼き器であることに吃りぬ

私に密度があるとすればコンビニのトイレくらいの空きかた

その建築物に行く時は、個室に入り下をピロピロ開け放っておくしかなかった。

銀と黄緑

私からなにもかにもが消えていく例えば珈琲を飲むことなど

山々は終わりかけの青の茫洋

通り名を止めてしまつてゐる人に話しかければ寂しく笑ふ

朴の葉と共に揺れをり朴の花

五+

ブジョブジョオブジェ

欠夫料

なまあたた

かい雨が降っ

てきたがま

だ外にいてま

ったりしている

と かえるが

ひときわないて

雨音も

はげしくなって

携帯画面

は つるつる

すべり文字も打

てなくなる

携帯の

黒い画面は

つるつると

すべり文字が打

てなくなったし

なまあたた

かな携帯画

面すべり

土手のかえるが

雨にひときわ

夜かえる

ひときわの雨

すべる文字

こぬひとは

またずにかえる

くろいあめ

くろいあめのような携帯をかえる

ねこのおとかあめのおとかわからないぴたぴた

那智黒の雨携帯の画面

少し雨

に当たると喉

が痛いか

みと喉はつな

がってるのかな

少しのど

に当たると髪

がいたいの

どと髪はつな

がってるのかな

あめかみの

どとのどかみあ

めのどあめ

のどがふる

とかみがいたい

のどがふる

とあめがいたい

かみにあたると

もりあがるカリフラワーのように山々

鯉の巨体のように山々

公園に私が一人きりなのは私が一人きりだからだ

巨大な木があるなあすごいすごい

おそろしいほどのごうていがたちならんでいる

いま時代が大きくハシビロコウからスナメリへシフトしているのを感じる

近鉄は伊賀の辺りからずっと田植えの東温が続いてるよ

山は低いけどね

パナソニックとかあったり

おれが住んでそうだよ

本気でおれが歩いてないか探してるよ

志摩で二種類の土をゲット

水族館で生物のデザインを見ているとああなんでもよかったんだと思う

そしてもう見ないでもいいと思う

昔の焼き物を見てもそう思う

見なくてもいいもの、それが一番安心させられるものだと思う

昔捨てたゴミがまだある朽ちていく我々

読めない文章がある

聴けない歌がある

それらによって事態は進んで行く

He has no good news to contemplate, no bright hope on the horizon.

奉還町の音叉でジムモリソン詩集「新しい創造物」を読む

珈琲は苦すっきりしてて美味しい

うみなりのみみなり とおざ彼あたし

あたしというセイウチが吹く風船が朝のじゅう万赤福の「ア」

セイウチとぼやき漫才してる独身のあたしの彼はセイウチ   #鳥羽

Contemplate 天のカス の天のカス この天カス と言ってみる

廃墟にて窓にもあらず人にもあらず

唾吐くなって言うけどカマキリなんていま泡出しまくりじゃないか

今日は初ホタルだった。生きてまた見られるとは思ってなかった。

庭に居たので橋まで見に行った。ライオン丸も付いてきたので踏んづけそうになりながら一緒に歩いていって見た。

満月に蛍も星も圧され気味

往年の名の無い健気ザルの髪

雲の裏側が地上のように見えるのはさらに上に別の雲の層があるから。雲と雲の間が世界になる。ところが地上のように見えた雲塊の下にさらに別の雲の層があることがわかってくる。飛行機はまるで潜水していくように底に降りていく。その海底の下に本物の鮫肌の内海と島々が見えてくる。

大久保には半チャーハンみたいな男と替え玉みたいな男が居た

なぜ体の各部は定食として一致しなくてはならないのか?

実は一致を目的的に券売してはいけなかったのだ

各素材が愛において成長することが下と上にある雲のように

種と果実を

イスラム通りで

下と上にある雲のように

上に蒔いて下で刈り取れ

券売機はキリストの体ではない

上も下も雲であるような空間を券売機がオクターブ内の全周波数を鳴らして飛ぶ

ロック史に掠らないsswは券売機の中で白いままの煮玉子のようだ

梅雨の始まりにドクダミの白がよく合う。プライベートを出さぬさらけ出し商売が身についている。

牛渕団地の側のコンビニのポップの字が好きだ。トイレがつまるからなるべく嘔吐しないでくださいと書いてある。団地に過食がいるのだろう。いかにもいそうな団地だ。そいつのことを思い浮かべる。まだ買う余裕があるのだろう。

望まれぬ

妊娠のよう

にして涌く

井の頭とは

断層にあり

エリ、バグワン、シャンティー

霊がなくてもひらけるのがソフト

霊が飛んでないとひらけないのがアプリ

ソフトは内臓でできた服

アプリは場のない夏休み

ソフトはサービスエリアで食べなくてはいけないもの

アプリはブルーベリーを飲まなくてはいけなくなるもの

つゆのはれまのうさことコトリ

のう無いしゅっけつ

腐乱チャイルド

キナコマブシワラビモチガエルでお願いします

一緒に演奏するというのはとてつもなくすばらしいことなんだ。生きている人たちにそのことを分かってほしい。薄れていく体の中で彼はそう思った。

池は地に囲まれるが、海は地を囲む。

音楽だけが抜けている音楽と音楽以外が抜けている音楽が出会った。両者の目を耀かせてみせなさい。

人称や結構は見事で反日の主題もそつなく、希望の無いところも娘は人間合格ですお父さん。

彼女は三鷹で母と同級だったのだ

あの上水の増水の日も母たちは見に行った

下連雀は噂で持ちきりだった

拘りには、理由があるのだ

イメージがわかなければ江利チエミや美空ひばりを思い浮かべてみるといい。あの世代がこの世から過ぎ去ろうとしているのだ。

期待された結末に対する見える実体のなさ

うなぎがヒィー

ひとつ星パンクの「ジニのパズル」は最初オレゴンが舞台ですね

毎時中央線に飛び込んで人質から気を逸らす時計を填めて出勤する消費税

火星の赤にホタルの青がやられて風が強い

田植が終わりホタルはいなくなった。散歩してたらキツネがいて、逃げなかった。

汁なし担々で山椒抜きとかいってるやつがいる

だから広島はだめなんだ

頂上にまで葛は登りきたりぬ

ナイフを持ってヘビの腹の中へ

胃むかつく親指の下土踏まず

馘(クビキ)られコエンザイム飲む塩山市

漏水秋道

夏至が暑さのピークではないように、迎角が愛の最大値を呼び覚ますのではない。それは遅れてやってくる。だから夏を実感する

(安全が演壇に立った)               のは秋なのだ。

再び闘争の時代に入った。

安全が演壇に立った                最近細い黄色いトンボが増えた

応じながら 雨に降られて              下層の象徴が効力を持たない

見方から風に吹かれる               ISに扮した永山が立ち尽くしている

ありのままの裸を見せるのが恥ずかしい       口とんがらかして歯ぎしりして寝ていたので窓開け虫受け入れる

無花果(covering)は衣服ではないのだ

皮の長い衣(long garment)は踝まで到達した

荊と薊の作業場としての地球で

過渡的な障害として作業着屋がある

転落事故の顛末

燭の中でエテコは微睡む 窓のところで

ぜひ 落ちて

鍋の中に死が入っています

コヤシントウリという下剤を知らないまま

human errorというもの

どうぞ、ほんとに気をつけるようにいたしましょう

坑を掘っている者は自らそれに落ち込み

石壁を打ち破っている者は 蛇がこれを咬む

石を切り出している者はその石で自分を傷つける

丸太を割っている者はそれに対して注意深くなければならない

そうしてくださることを信じています

丸太がそう言う

死は騒げば大きくなり、静かにしていれは小さくなる。だからいま死は公平ではない。本当は、雀一羽墜ちても空全体に叫びが上

発展途上国                    がるのだが。

 

民族衣装の残像の中で糸が絡まって

声を乗せるサーフィンが始まった

端数に誤差がある可塑的な重装甲車

ここまでにしましょう

人が住んでいるところすべてを惑わしている

竹林、判り易い白い石、(石灰?瑪瑙?)バス亭

きびきびした 曇天の滴り

タクシー 電車 バス

来てくれてありがとう ではなかった、細工し易い白い石

ある一本の管が間違って震えた

白檀に穴が空き

うっすら汚れ

エリート主義

韓国に出稼ぎ

韓国軍はカンボジアで

木彫りの顔の身近な

もうほんの少しすれば

あちこちで

 

 

行かねば

 

息子を焼きに行かねば

大船山のふもとで

薪を組み

溝に水を満たし

樹々のみどりを凝視めると

ネムノキが伊予万才を踊っているではないか

人生は炭にするな灰にしろ

サンソが言った

それっきり山羊は見つからない           無党派層は虫を食べろ

被爆が原因で死んだ者はまだ居ないというあちら側の気違いじみた言い分もある意味正しい。我々は原発によって死ぬのではな

そんなことを考えながら山道に死体を埋めた。     い。被爆の程度の大きい者も小さい者も、自治の失敗によって死

ぬのだ。

やだなあ、詩ですよ、詩ですってば

でも健忘症なので、と繰り返した

そんなことを考えながら山道に死体を埋めた

木と木の間に、黄色いクリーム色の炎が踊った*

それからコンビニのフリーWiFiを

トッピングで不味くしたカフェラテに流した

強い者が打ち負かされる時

その痛みは省みられない

苦痛とは常に味方の苦痛なのだ

私が埋めた私の痛みが

地面から叫んでいる

*脚注

空色の人工物であるクリームを

木に擦り付ける

それによって蛾の卵は隠された

両生類は沈黙した

道は蛇行して山を這い上っていた

折れ曲がった陽だまりに

健忘症の元首を埋めたのだが

元首はそのことを忘れたのだ

実写の炎はいちばん炎に似ていない

反歌

オリジナルの氷結は9%のに比べてアセスルファムとか入ってないからいいんだよ、とぼくは明仁に言った

*元首にされるのは嫌だから玉が抵抗を試みたというのはきっと違うと思う。長州による暗殺を恐れた、というスイス銀行絡みの陰謀論も違うと思う。英連邦内の離脱といった感情のエピソードというなら許せるがそれは世界史的には重要ではなくなる。重要なのは支配者層と悪霊の演劇だけなのだ。

 

(おそろしい楕円の月だ)

 

おそろしい楕円の月だ

もと来た道を戻るのがおそろしい

田圃が四角なのがおそろしい

まきちゃん家の二階の灯りが点いているのもおそろしい

用水路の水のごぼごぼもおそろしい

おそろしいことだらけだ

後ろから絶対なんか付いてきてる

シャブやってるわけじゃないよ

水に月が映ってるのがとくにおそろしい

月と草がぐるになって敵対してる感じ

蛙も変にスーサイドだし

電柱も今日はなぜかまっすぐ突っ立って

見えなくていいと思って寝ていた

雑誌を落とし

濁った青空に寝転んでいた

城から城

コンビニからコンビニ

下痢した昆虫を連れて移動していった

寝覚めは

一〇時らしかった

異星の墓で草を刈った

シンボルのない病院で

うた声は

のびすぎたイネ科

緑陰は裂けた口

失敗した歌をクラシックのいやらしさに対峙させる

旅館の植物の迎合を髪切りの友好的演目に重ね合わせる

停止線の北欧の軽さにトイピアノ型の小麦反対デモの味覚

落ち窪んだ満月

自作自演共和国偽旗慎之介は

翻弄されたアルザス炉れーぬで

愛の雲間(クラウド)の源流を唄つた

翻弄された桶狭間が風に熱を奪われ

南雲は近づくアンリデマレ及び合唱団

対馬故に免れたいやらしさ

赦しをもらうための曲作

主よそんなに激しく咎めないでください

狭間から駆け落ちするデマレは

一方に肥大する毛利陰謀論の右頬を扇風機に当てて寝落ちし

一方にドイツの白に観念する左懐の恋人岬

一八歳の修道女マリーマルグリットと脱北脱南

対馬海流を逆走

バロックの終わり

迎合と孤立の狭間で

腐敗と発酵の狭間で

梅雨明けの魂に黒を飲ませる

社会彫刻としてはしごしているのだ、とでぶは応えた。

水曜に発売されるのはいつもそんな半ばの永遠だ

わたしより生き残った方がいい人はいるけど

月はわたしのもの

肩の上に首が乗っている

スイカのように

夜の鷺はギャーギャーうるさい

カエルのほうがその間はまだのどかだ

舞台の上にスイカが乗っている

スイカは軈て転がる

機動隊と米兵は全員ハブに咬まれて死んだ。残された家族は悲しんだ。

 

虫が多すぎる

字がうてない

まきちゃん家の灯りが消えた

大艱難の前に微調整を続ける

健常者心配停止都知事選

難民移民代わりの偽旗

草むしりなどは朝ごはん前にするものだ、と百合子さんは言われたわけだけれども、

草を刈るとトンボが目茶喜んで集まって来た

四七番札所の八坂寺方面を上りながら考えた。あの山肌もあの山肌も知っている。

分け入って。

「応答」に触れても画面に変化なくカイロみたいに熱い携帯

蜘蛛の糸貼り付く熱い闇を行くメールの返事は「どねきょ」と返す

永いわねまだ咲くのわたしきらいよノウゼンカズラ暑苦しくて

赤カンナきみたちは処女ではないな

かなしみラッセララッセラ

あんさんもジャブ断ちしてみなはれ

コンビニの前に坐ってペヤングのお湯を捨ててる我ならなくに

残照                        いまとても大きなイノシシに会った

どねきょは「どうですか今日は」という陰謀論のメッカ光市辺り

山を吸う雲を吸う                 の方言らしい

塵を舐める匍匐する運転する            と東が教えてくれた

陽を浴びる蝉の死骸の臭いを嗅ぐ          冷房の、醤油のような風

包丁を体に刺す

蚊に喰われる

風景は、突っぱねる

風だけが、肌に当たる

陽は染み渡る

落ち葉はぞぞぞと動く

目玉も動いてはいる

ライトを消し忘れた車のように

あの時も、こんな感じだったのだろうか

日の翳る音

両目には燃える剣

 

あまりにも苦々しい雲と

あまりにも苦々しい腰の痛みと

早くも黄昏れた冥い帳が

閲覧注意の舞を舞う

ひらひら黒い舞を舞う

 

 

ナードっていうのは

 

単純な理由で場所は作られ

そこに語群は落とし込まれる

滝の写真は集まって

作られた高低差を見せつけている

記念日を過ぎても

よそよそしさの中に自分を落とし込むために

マイクは立てられ

黒服は動き回る

ここで大きくなった鰐が歯を見せる

ヘビメタの楽の音も抑えられる

死を餃子の皮に包んで飲み込む

節目など疾うに無いとは申せども内にはたたかい外にはおそれ

アルベルチーヌさんがお発ちになりました!

ツイッターとは習得の物語であり、幻滅と啓示の運動である。

二〇世紀はゴモラのシーニュを愛と誤解した。裏表のない人は幸いである。

男は妊娠し、風を生んだのだ。

そう、悪いことをしていれば、真理はいつもそのようであるだろう。

室戸岬

吐くものがなくなって自分を吐いた

マダムブラヴァツキの支持者たちに灯油ストーブの芯の不具合で火が消えないことを理由にデモを思い止まらせた

店の奥はピアノの鍵盤で叩くとくこんと軟骨に当たる

ギギが桃色の泡を吐いて死んだのはあれはやっぱり泡立つ葡萄酒

踏みつけられたリヴァイアサンの

足摺岬

aubergeってホテルなのに語感が茄子みたい

“@iris_me: 淋しさを食べつつ滅ぶエロティシズム蕎麦か紐かも分からぬひとへ”

蕎麦は淋しさを食うとは誰が言ったか蕎麦猪口の切り立った口縁

ツーリスムには現在だけがない

奈半利駅で七針を想い出した。すると七針がヒロスエのようなものに変貌していった。

あれはなんの鳥 と訊かれるもので都鳥と応えてみせる

野良と至近でぼくには愛がないねという話になって別れた

サークルK高知東石立店実習中「いぐち」さん今

ワッフルの暖めがバルミューダ

りぐっちゅう

代参終え金比羅駒と呼ばれたり #犬ハイク

うどん寒伊勢より先に滅ぼされ

新ジャンル「ロープ漫画」 エジプト以来数千種ある結び方をマスターしている主人公がさまざまな危機や問題を解決

杖が人間に縋って参道

大麻町

きみは西洋のくすりを飲み、何でもないふりをして、東京のように逃げおおせようとしている。逃げきれるかもしれないと思わせるのがきみの希望の後ろ姿だ。

三面は「うとんが不味いと暴れる」

夫らはギロチンギロチンシュラシュシュシュ

女のため池てふ替歌のあり

腸を締め付けるさみしさの正体

金が無いということだけなら良いが腸締め付ける鬱の正体

わたしには朝がなく頭蓋だけ締め付けられああそうかこれは飯炊きの釜と逆だ空っぽの圧

屋上の地球儀の上に象

黒潮の水は黒かった黒かった瀬戸内の水はどんよりした青磁じゃけんど

家はどれも低かった低かった

あれではひとたまりもない

おちおち眠れんでしょう

つわぶきの山に上り道があればいいが

過ぎ去ったものMM 富 暮林

日の出前もう鍬の音何埋める

くらくらげっあみものんマフラーふまんノーもみあげらくらく

えらくいいてんきだけどだいじょうぶか

かぶうじょいだどけだきんていいくらえ

いいてんきだとはかがわにいうぞ

ぶうんぶうん。車ってすごいなあどこでも行ける

あったかいし

木の幹と葉の色でコーディネートした装い、果実の曲線、月の出

玉子が煮しめてあれば酸化焼成の茗荷を食い過ぎた感じでいけます

どちらにしても月の表か裏か、白磁の中で抗う感じです

ダークサイド 遺作だ    回文

月は同じ顔をしているけれども回転していないわけではない

裏側を見せないのは地球に対してだけである

それなのに地球は月に向かってお前の裏側は汚くて邪悪だなどと言う

それで月はたまに茗荷を食い過ぎるのです

民主的な手順が有効なのはごく限られた領域に限られる。その領域は二〇年代から更に減っていった。

民主化要求と反比例して減っていかなければならないもの

ネットカフェ閉店

ほとんどのことはそこで書かれた

ほとんどの眠りはそこで起きた

ほとんどの痛みはそこで閉じられた

ユニゾンは続くもののためにある

のりちゃんはエイリアンズが好き

宇宙船を乗っ取って生き延びるその生命力を何とか平和利用出来ないかと考えるのだそうだ

裁きのニュースを伝えなければならなくなる局面で必要なのは生命力なのだ

希望なしの生命力がわたしを食い尽くす日に

起きることそのものよりも起きることへの用意が出来ていないこと、そして用意が出来ないままそれを迎えるだろうという不安の方が厄介だ

モールの眼鏡屋で眼鏡をかけてみたりしている色んな眼鏡を

この世界の片隅にの影響は今の話し言葉の気分のまま旧仮名になつたといふことかな

遊ぶ金が欲しかったと供述し 俳句になってる

The world is your oyster

(こどもは)

 

こどもは

死んだのだろうか

また ふたたび

このような角度から槍は刺さり

明るくにおう蛍光灯の

さまざまな色のターバン

魚群はどちらを向いているか

吃音の前の沈黙に

訪れる海底

ミャンマーに行くんです

ギブスに語りかける

ミャンマーに行くんです

無精髭を予想させる顔から

甘い茶色がかった黄色の笑みを飛ばす

屠る牛を牽き馴れた低体温症に

雨が打ちつける

ミャンマーに行くんです

混ぜ物のない乳に感謝を

吃る者達の口でさえ速くなる

うす青い石板の岬から               その人はピンク

切り取られた空気は流れてゆく           叫ぶのはムンク それは禁句

そして船を押す                  唄はつんく♂ ロートレアモンは先駆 ボランはタンク うちは貧

苦 @で返句 駄目よミンク ピアノはモンク 山道は四駆

死にかけの驢馬だと思え四℃

あれはきのうのさむいよる

みずをつかってしごとして

からだにわるいとしりながら

かえりにラーメンたべました

ざんげのねうちもないけれど

わたしはかぜをひきました

グレゴール・ザムザがある朝のこと、城から城夢から夢のレジスタンスの果てに目を醒ますと、ベッドの中で自分がウンゲツィーファー(燔祭の犠牲に捧げることのできない清くない生き物)に姿を変えてしまっていることに気がついた

ザムザ氏は風邪をひいたのだ

霊的な風邪をね

ウンゲツィーファーの死は風邪からの快復なのだ。それで物語の最後は明るいきぼうにみちているのだ

かふかふかよみ

みよかふかふか

あったかいんだからー

多和田葉子訳から考えました

もうワイマールどころじゃないんだ。要は風邪からの快復なんだ。安倍や放射能どころじゃないんだよほんとのことを言うと

ツイッターでここまでほんとのことが言われたことはないよ

ぼくも収入がないわけじゃないんだぜ

銭湯に靴箱あれど我が靴の踵潰れて見分け易けれ

しまなみのいきもかえりもなくなっていきつもどりつ雨のびちゃびちゃ

look away from me

Look away from me, that I may brighten up Before I go away and I am not.

わたしから目をそらしてください。 わたしが去って,いなくなる前に,わたしの気持ちが晴れやかになるために

 

追悼

ついとうのうたをうたわれるおまえが

もう 生きていて

まだ 死んでいるぼくらの

きぼうのないうた

 

店で死ぬ

よしこさん店で死ぬ

店で死ぬ

店で

店で死ぬとはよしこさん

店で死ぬとは

店で死んでいた

店で死ぬとは

よしこさん

店で死ぬとはよしこさんは、

血統種選択欄の長くして「不明」とのチェックは末尾にありぬ

犬猫他愛ない自愛ない

それにしても 寝るときくらい暖かくなりたい

アピチャッポンもペイトンもパピプペポ

市場で揚げるギャラ串

鴨らは

頭を垂れて

浮いたまま        蒲団の外冷たい宇宙が拡がっているのでこのまま墓場まで壊れ

たスマホを連れて光速

ジャノレトゥウィヤーラーワンダバーデ私もお会いできて嬉しいです

昼大久保でスリランカ用のスパイスを購入ネパールの溜まり場でチャウミン五〇〇円ネパールの人らの単語は少し分かるようになったがミャンマーはまだこれから

地表の灯りのみ見えて地形がわからないまま着陸した。海か山かもわからない。大きな都市と思っても大きな都市がどれくらいで大きな都市なのかわからない。山陽とか奈良の小都市なのかもしれなかった。進み具合は遅いと思った。金星はよく見えた。

スターウォーズで光速に切り換えるシーンの影響かなと思った

ネパールでもミャンマーでも名前のことをナメという。タミール語源説に則って南インドのカレーを好む日本人のナメを思い浮かべる。

ちなみにヒンディーもグジャラティもインドネシアもパンジャブもシンハラも名前はナマとかナメみたいです

ギリシャはオノマでラテンはノミネ、ヒブルーはシェマだからセム語というのか

「印欧か」タカアンドトシ

紅梅や死ぬ気で作る数仕事

鬱という字の覚えかた

二本の木の間に屋根をつけてその下で缶コーヒーを必ず三杯飲む

両輪に輪と矢の時間を孕ませてベケット劇を進む戦車か

かつて戦車だった頃の思い出は胸を漉くかのような平面

丘々は戦闘の痕を遺したり蒲鉾型の防空壕も

入れまいとする異物を入れて国々の善玉菌のような攻防

トランプ譚てふ映畫を観てをればサッシャギトリ大頭領然

入国          映像を喋りに合はせ音楽とずらして使えばヌーヴェルバーグ

 

自分しかないので入国出来ない

相手とは何か分からないので入国出来ない

広い門なので入国出来ない

ゴドーを持つても持たなくても入国出来ない

総ては水際なので入国出来ない

虫や花や動物ではないので

入国出来ない

意識があるので入国出来ない

死んでも入国出来ない

不条理でも不条理じゃなくても入国出来ない

入国出来ない

入国出来ないトランプと私と

外の闇で泣いたり歯軋りしたりするだろう

そこにいるのは犬と娼婦

入国出来ない

トランプと私とイスラムと

私は恥ずかしくて入国出来ない

私は恥ずかしくなくても入国出来ない

入国させてもらえないことがわからないまま早くに死んでいればよかった

入国しないと居直ってももちろん入国出来ない

艱難を経て入国する者は幸いである

ニュウコク

言葉を転がしても無駄だ

ニュウコク

no way

ニュウコク

訳の分からない言語を話し訳の分からない感情を表情してゐた

ニュウコク

ラップしたってダメだよ

紅梅に少し曇天近づけり

焼燔の供与の山羊のおばんざいがいこくじんがおかしたはんざい

細かい石垣の棚田を復た戻る

苔も竹も同じこと応援しているのはオレンジの地衣類

山林啾啾として道後に下れば明るうなりぬ

マッスグに恥ずかしい

池波も波と思へば苦しき

磁土五〇〇キロ運べるか昼イチ山並の結構温くて春

斜面の茶畑を一瞥して峠

最短農免道路事物点々

小松藩

ずっとだらだら笹の海

風呂入りながらワンセグでお笑いとか見てたらあかんよ

平和通と勝山通りの交わる辺りでなんの宣伝でもなく踊ってるくまがいるんだけど

モブ?

ゆうちゃんは元ヤンなのでそのままイーオンが好き

看取るには早すぎてつまり遅すぎて幾度訪わばと春繞るのみ

死を想い死を想い死を想うのみ

耳鳴り耳鳴り耳鳴り死のノイズ

共犯幻想は腰骨を砕かれ孤立の思想はただ辻褄を合わせに追われる。人はただ野分に枯れる草のようだ。法に向かわなければならない。ただひとつの法の法に。法の上方に。

アオザメに青ざめ明るみに赤らみ脳縮の高柳でさえ黒白付けるに苦労しない脳全面放射交換的白黒解体ショーロープシンよ蒼ざめた鮫を見よ

同じ拷問でも痛さは異なる

収容所でそれは実証済みだ

音楽の仮初めの大義など鞭一回分の痛みにも値しない

泣き喚いて死ぬのだ

共謀罪で捕まる諸君は精々大義を磨いておけ

少しは楽になるかもしれない

器全員救おうとして根詰めて撫でていたら風邪っぽい

我が人生など素焼に若かず

人生を棒に振る指揮者を棒に振る人生の棒を振る暴

それであんたは何がしたいのって言ったわけよそしたら松山を流してるだけだって

包囲され感受性豊かな女が子を煮たのであると哀歌に

おまえさんどこへ行くつもりだね重信ではネカフェも潰れたのに

さあ、これであなたは全部知ったわけよ 「私は二六才」

サークルK楽園ワイン一一〇円

山裾の上林(カンバヤシ)の集落ゆ見えて屋根屋根の灯り蕪村の如し

禿の鉢巻きの男朝のテーブルにビール壜ドンと置きたる

水勢は強に設定されてをりこの店のオーナーの強気か

トラフグが沢山釣れる東京湾そんなことでTVはいいのか

消火器という作品を考えた。部屋の片隅に置かれているんだ。会期が終わった後もね。(口調ボウイ風)

マイピアでゴミ屋敷に戻る痴呆

TVの部屋はみんなキレイで

畑に這いつくばって

TV付きリクライニングシートでは国会答弁とベートーベン

氣志團の「オレんとこ来ないか」言えるようになるまで独りカラオケ

藤が吹き零れるような即興

事故現場に花を植える老父見えて

ハーフムーン

夜啼く鳥の

昼の闇

ユニコーン思い出よりも長く生きたね

工芸性とは統合失調によるデッサンのこと

石槌山のごつごつした感じが半端な雪で際立っている

携帯は熱を持って CoCo壱のカウンターの上に置かれている

私の心が私を捨てて

私の体が逃げ回る

@Aiqeaux la kyoto le tokio です

ラカンの口真似してるだけですよ

料理酒しかない 料理酒を飲む

ことの葉にごめんなさい

ことのハニーさようなら

その事のみにこんにちは

そのことの実にこんにちは

言ばからにげるヨナ

ミャオ

試食販売の七十代が松前のエミフルでマニュアルを無視してケバい衣装で勝手にワイヤレスマイクを持ち込み他の売り子を圧倒していた昨日

アーカイブ化を誤魔化してゴミ屋敷

ちゃん付けで呼ぶ敵

緊張

生政治

昼の行き来に閉ざされてぼくらの仮眠であるような夜の昼寝

インフルにマタタビ酒って効きますか

元気なら小さんに似ている伊牟田も

元気なら小さんに似ている伊牟田は

元気なら小さんに似ている伊牟田を

元気なら小さんに似ていた伊牟田と

同じトーンで文字を打つ人種、文体を変えることのなかった作家達、一種類の人を住まわせている機械。

癌センター裏に梅園設へり

R1えらい人気やね奥さん

ベニヤミン私の春は左利き

春草やヤンキー共が夢の跡

三浦佳世、おもしろうございました。朝君の連投ツイートの相似やドラムの手数のフラクタル次元は一・六くらいでしょうか。

さびしさは嘘だと知れる山の暮

クリームパイの中から見上げる春

水飴の雲からしょうがなく落ちる

戦争体験の聞き取りが過ぎ去ろうとしている。続く戦後世代の語り部は惚けて、「インディアン 嘘つかない 白人 嘘つく」といった常套句しか思い出せないだろう。

磁器は漏れませんが突然もらはらに堪えかねたように釉薬に罅が入ることがあります。

物原(モノハラ)は逃げた釉薬のシェルター

ヒラリと飛び乗るバレんように

スーパー彷徨く狩猟民 絶望

矯正不能の領域にも開かれているような場で何を呟くというのか

 

矯正不能の領域にも開かれているような場で何を呟くというのか

風化は言い換えによっては防げない

宝くじは絶対に当たらない

人の名は断ち滅ぼされる

矯正不能の裾野に連なり

石探しは墓穴を掘らされる

あからさまな哀歌が離婚された国によって詠唱される

間違いの魅力は消える

淡々と当て嵌める従順は

実に黒々とした海の生物たちの

群遊に馴染むが

種族の違う者たちは見下されることに堪えている

にちゃにちゃした光がいそぎんちゃくを照らす

顔の細長い銀色の魚の

笑顔が貼り付いた口から歯が覗く

R1を二本飲み干した

網は体内を下ってゆく

子らは気絶して倒れた

酒盃を取り上げられ

越えてゆく者たちのために腹這いになる

十七世紀の野放図が

いまやっと気圧に押し付けられる

自分自身よりも愛しなさい

石耳が涌き出る空地で

深さを深さとして語るために

世界を言い換えない

骨を投げ捨てるように

空を投げ出す

目眩と共に立ち上がり

絶望的に緑の穴を見ると

聖霊というもので

眺望された平野に広がる視界の裾野と同じレベル

開かれる裾野は修正不能なものが立つだけではない

眉を顰めるアニメの醜さも立つ

流暢さという醜悪もある

裾野に立つだけで巻き込まれる

巻き寿司のような看護婦の

酢に浸された声の胴体

スリッパは炭焼窯のカレンダーに浮き上がってゆき

後ろ楯となる背後の山は

骨の猪を投げて寄越す

野羊を探す者はカレンダーから山に向かって叫ぶ

捨てられたメディアの不法投棄の谷で

食べられてよいものになろうとして

蹄を削る

最終的には全ての言葉で話すのか野羊は

吹きさらしの裾野は海に落ち

海底でさらに海溝へ傾斜する

その末広がりの中で或る名が断ち滅ぼされる

飛び魚が飛ぶ裾野のX軸

飛び魚の頭に操縦席見え

春の刀で切る空は秋刀魚のやうにべくれてをりぬ

感情は魚類の群舞に醒め

魚類は感情の群舞に酔う

空漠の村に原子白檀落つ

空漠の村に荒漠の測り綱

空漠の村で呟く不発弾

要するに飛び魚に乗って白檀の村に行ったわけねはっきり言いなさいよ

言ってるじゃんさっきからそう

飛ぶレベルの問題なのね

回遊する飛行機の感情はベクレているか

貴方は墓を掘って墓に入ろうとするが自分で土を被せることが出来ないので頭が不発弾にお変わりになった(水谷豊風)

R1も明治だから同じことか

幼稚園でインフル予防に効いたとかいうので最近信仰を持って飲んでたんだけど

キウイ棚が主張する新平面

カーステレオ壊れてCDを取り出せず永遠にアイヴァースしか流せなくなって久しい

ストーンズ白

まがる (触れる或いは触れるので邪魔になる)

えずく( )

えずくて大阪弁はじめて聞いた

用例: 子らがえずくので眠れません

エズカナイ

エズキマス

エズク

エズクトキ

エズケバ

エズケ

かなりえずき

え‐ず・く〔ゑづく〕【嘔=吐く】 の意味

出典:デジタル大辞泉

[動カ四]吐き気をもよおす。また、へどを吐く。〈易林本節用集〉

エズラパウンド嘔吐(エズ)るリバウンド

財閥富を誇れども 過食を思う心なし

水の上を歩いてもいくら飛んでも彼の奇蹟は遠ざかる夢のその内臓にあった。腹の神の湖面に集まる人々の前で百合の拡声はハラキリを伝えた。おはようございます。三島です。昨日はガラ刑を買っていただきありがとうございました。今朝の一曲目は「くそくらえ節」です。

開かずの踏切を嘲笑うかのように少し離れて地下道が掘られていた。潜ることのできる境界は在る、化学変化は立体なのだ、と墓川は思う。新三田行きの背中がぎらりと光った。

某阪急線の墓川さんお便りありがとうございます。三島です。今朝も寒いですね。では墓川さんのリクエストで「ミッチー音頭」

卯月妙子人間仮免中つづきp一七七に指輪ホテルて出てきました

アキさんavecいぶりがっこおいしゅうございました

いけえずみさんの治療費支援CD作るみたいで

前にバトー君がバイクでタイからミャンマーに入ったときは荒れてて、マーケットでは血染めの日章旗だとか穴の空いた兜みたいなのが売ってて、軍にパスポート取られて大変でしたわ、と

こんな夢を見た。

クアラルンプール空港のフードコート

シャン族出身で、長野で半年働いていたという女の子が、油をあまり使わない薄味の野菜中心の食堂をやっていてありがたかった。当然シャン族の溜まり場になっていて、冷蔵庫からジュースを抜き取る常連の手付きに馴れというより情を感じる。

ロンジーという巻きスカートにサンダルで歩いている。あちこちに落ちている紫はビンロウジを吐いた跡。バスは二〇円で車掌は歌っているか唾を吐いている。スインメーと言えばバス停でなくても降ろしてくれる。

2chで人気だったのに可哀想に。LOLのトレーナーの消された女の人ももっと可哀想。

トラックのバスの荷台で起用に座っている一八歳のタヅさんが言うには両親は離婚して父親と祖母と住んでいたが一五歳の時に洪水で二人とも死にその後は姉とヤンゴンに出てきて自活している。今はホテル勤めで無職の姉を養っている。ほらあそこの五階。

部屋は真っ暗で空調の蛍光だけ周囲に滲んで空気が潤んでいる。そこだけ詩が開(ア)いている。

タヅさんは聞き取りの音で実際はテュザさんと綴るのだった。頬っぺたに白く塗る白檀の粉はタナカと言う。ボルゾイのバンドのことではない。ナマズ出汁のモヒンガはタマリンドで臭みを抜くのがコツだと教わる。六〇円。きょうはコオロギを食べたが拍子抜けするほど全くスナック菓子の味だった。

殺生をしない建前なので野良犬たちは大抵死んだように寝ていて大人しくしている。たまに親や先輩が吠えることがあるが、それは子や仲間を諌めて、人間に餌を期待するな、希望を持つな、と説いているのだった。

道でスズメを売っているのは食べるためではなく、善行が罪を帳消しにするという発想から、買い取って解き放ち良心を宥めるためである。スズメたちはまたすぐ捕まえられ籠に補充される。

辻にコップと水を入れた置かれている

死んでいるのか生きているのかわからないので腹をよく見るのですがそれでも大抵息をしているのかしていないのかわかりません。

たかちゃんから、おりさんとめりさんとリナちゃんがグーグルアースに載っていたとの報告

五時に庭で鐘が五回衝かれる。日本のような余韻は無い。その人工の音にホーヤオと鳥笛のような声で啼く鳥が完全に唱和する。その後また少し人も鳥も微睡む。

鴉は小さく、鳩より弱い。

日本ではクロスとペンキやってた。日当一万二千円、昭和が平成になった年だった。皆優しかった。長野で野菜の栽培もした。食費と部屋代ただで日当八千円、一〇年居た。また安倍がやってるね。安倍は外人嫌いだからみんな困った。でもミャンマー人はオーバーステイとかなんにも言われなかった。

どぶさらいという職業があったことを忘れていた。あちこちの黒ずんだ開渠に、おさないときからどぶさらい、と口ずさんでいたのを思い出した。大江先輩は浅間山荘で唯一下水処理の工夫に希望を見出したが、それは日本にもドブがあった頃は共有されていた知恵だった。

料理にも空気にもどこかにドブのにおいがしているからきっと還元ブーケにも「ドブ、死の懐かしさ」みたいなのがありそう

信号がないので動物のように堂々と渡るが手を挙げて礼を言う仕草をしたりはしない

ヤンゴン川を対岸のダラに渡るフェリーに、夥しい乗客が、夥しい子供の物売りと共に乗り込む。料金がただなのは、シンゾー・アベがこのボートを寄付したからである。日の丸に、from the people of Japan, と二箇所に貼ってある。ありがとう、シンゾー・アベ

うちで壁掛けにしていたロンジーはカチンのだった

食堂で使われている白磁の皿や茶のセットが轆轤を挽いて作った僅かに歪んだ本物であることが知れると世界は一変する。新興のスーパーでは一〇〇円ショップ的な型物が既に支配しているが、歪な洋食器同士の差異ほど美しいものはないということに気づけなかったらこの国はあと数年で終わる、と思う。

喘息の鳥が尺八のような声で啼いている

たぶんサックス吹きならここで暮らせる

旅の空白に人が死に

旅の余白に書き込まれる

タイは値の張るワインとSPYというチューハイじみたエナジードリンク的戦略の発泡酒の、黒と赤のスタイリッシュなデザインの何かとして受け止められている。ロンジーとタナカがほぼ排除されたひんやりした暗い空間に革張りの椅子が並び、食器はデザイナー主導のマスプロダクツの段階なのだ。

なぜかテレビで猫侍をやっていたのでミャンマー字幕で観た。北村一輝はローマの王様になったり侍になったりするので俳優って凄いなと思う。

わたしに何があるということ?熱帯に寒さがあるということは

物乞いも工夫次第で商売然としたものになる。例えば今日道に座っていたお婆さんはただ鉢を置いて金を入れてくれる人を待つだけではなくデジタルの体重計を自分の前に置いていた。どこからかかき集めた穀物を鳩の餌と称して小皿に入れて並べて売る者もいる。

ナマズ出汁のラーメンと並ぶ、ココナッツミルクで和えたラーメンを食べなければならないというので腹をこわす覚悟で家族でやっている屋台に行った。彼らは茶葉を発酵させたラペというサラダをつまみとしていつも食べている。

一日中HOHYAO!と啼く鳥とももうすぐお別れだけれども、聞いている裡にこの声は山椒大夫の「安寿恋しやホーヤレホ」ではないかと俄に思えてきた。

ここでは鳥は大事にされていて、稲藁を戸口に挿した家が沢山

環状線で一周した。山手線というより武蔵野線である。

線路の上を歩くとか、車道を渡るとか当然のことなのに

朝早く発つというと弁当を作ってやるから持っていけと言う。昔の日本みたいだ。百閒にこういうシーンがあった。笑いかければ笑い返す人々ばかりである。

この取っ手は砥部にもあったが一応手作りである。空港にも蚊がいる。

タイ国チェンマイで光速夜Tシャツを着ている。小西ヤスに見せたかった。

アジア的とは畢竟無法者だということである。速度標識がなくても関係性の中で速度は決まるし軽い意味でのクラクションはノイズにならない。抜く抜かれるの自意識がなければ復讐めいた抜き返しもなく、動くだけで奇跡のような中古だから加速を競う族もいない。

自転車タクシーが基本で、みなおっとりしていて、列に割り込んだりしない。タイやマレーシアも矢張り既に全体が日本のように狂っている。

女性もきれいにはなったけれども日本の作り笑顔が修得されない分、中国寄りのだめな方のきれいさに進んでいる。

軍政が終わり二〇万くらいしていた携帯を割と安く持てるようになり皆どぶさらいの泥の叢に座ってFBとラインをしている。

タブローは完全に無効であると思えたが、知り合った南アフリカの女性のキュレーターが選んだのはヤンゴン在住の以下のような作家たちのものだった。

これらはミャンマー芸術というよりコロニアル由来のダウンタウン文化であり、ダウンタウンというものは世界中どこも同じなのだ。

かつてはきれいだったのだろうが、今は黒ずんだドブ川で体を洗おうとしている女の人がいて、思わず止めろと叫びそうになった。タブローどころではないというのはそういうことだ。

歩行者優先の方針によって横断するのでもリベラルの建前ゆえに共生するのでもない。終戦パラダイスに於いては絶望の果ての慈しみによって事を運ぶのである。

 

いけえずみさん

いけえずみさん

ミンガラーバ

フラミンゴは一本足で立っているそれは足が冷えるから

動物園に連れてくると色褪せる

その色の源は餌にある

うごめく けはい きず

鳩は磁石を背負うと戻ってこない

キウイはそれ自体では甘くならないリンゴと一緒じゃないと

Bebop a lula

She’s my baby

熟してしまうと果物は終わってしまう

終わりまで 変わらないね

立ったまま 朽ち果てるのかな

サボテンの花言葉は朽ちない愛

いたみたえて

けして負けない

たえていける

昨日のハードレインの演奏は、良くても悪くてもいけえずみさん支援CDに入れるつもりでした。

いけえずみさん、葬儀しないってよ

国道沿いの来来亭に深夜小ラーメン五〇〇を食べに男が各地に

帰り道の一軒から叫びが上がるきっと

チェーン展開の各地で今夜もきっと

放尿する者たちを絶やす風がいつかきっと

故ミノルさんの奥さんから同人誌を貰うふじわらあきこさんも載ってるまだ呼んでない懐かしいきっと

きっと正しいきっと

きっとこの風は正しいきっと

(砂埃)

 

砂埃

ほめられて舞い上がる

耀血(カガチ)

溶血して赫(カガヤ)く

川向こう

山羊の黒点

家の中

観念して寄り添う

レッサンパーメー パッバー

これはプレゼントです。読んで。

(ピノノワ野郎)

ピノノワ野郎

Pコートはストン

何でも海軍由来

朝は美國早餐

ネズミモチの実を割り

膝に漆を塗り重ねる

ピノノワ野郎

三〇分でパリバリに乾き

太陽をふわり

昼はノワール

夜はモオブ

Patienceの失透

 

今日は久万にリンゴ灰をもらいに行く

ひとえんどらん     人を殺したい衝動と闘う

ひとえんどらん

狂暴罪ならとっくに死刑

煮凝りのような濁り江に飛び込んで心中する話だったね

たけくらべ読点無しで最後まで

(Jpopギターの厚みくらいの)

 

Jpopギターの厚みくらいの

個人営業の廃された町の

青年たちの接客の声の

片付ける丼の触れあう律呂の

おれのたたかいの

それらは一〇〇〇円の詩だ

一〇〇〇円分の逆向きのベクトルを得るための

「君の名は」がかかっている店内で

「だから 名を植える(ふじわらあきこ)」という一行をやっと読んだ

息をして、決断してこの店に入ったのに

名のない町に厚みを毟り取られて

腹から色は失われていく

孕んだ胤は宿されていた最後の半年、合奏のように割り当てを伝え、今日この日のために親切を先回りしようとするのだった。吸って吐いて吸って吐いて、暗い畳の奥にあるものを、これは神様でしょう?と穿った先回りをしようとして、違います、というのは簡単だけれど、どこか似た春の、

親切な先回りのように雨は今は降り、吸って吐いて吸って吐いて、建物に入れずアイドリングしたまま、彈かれた者の横たわる

合奏以前の昔と同じ闇の

体だけが動いている感じなんです

すっきりして立派なものが歯のように立っている

それを識別しただけで夜は終わり

滑らかな舌に耐えている

 

 

遠さ

 

耳遠くなり母近くなる遠さ

母死んで父遠くなる近さ

父死んで母近くなる遠さ

父母死んで父母近くなる遠さ

父母死なないで父母近くなる遠さ

父母遠くなる近さ

父母の遠さに近づいてゆく

父母の近さに遠ざかってゆく

近さの中に沈んで行かぬ

遠ざかりの中に遠ざけて遠ざかる遠さ

遠さ

父さん

Joydivisionに父の死という歌詞があったがどの曲が忘れた

英語も話す

スチュワードのようではない/ようにではなく

貝が水を吐くように

そして瘤を見詰める

紺のストライプ、ストライプ

首の角度と顔の非対称

跳ねた白髪

眉を上げても劇的に顰めても目が小さいので目立たない

目が死んでいるように見られるのは不利だ

死んだ目などない

好好爺的なものと銀行員的なものがせめぎあって

そのどちらでもなくなっている

突然の高声調(ハイトーン)も古典落語的ではなく

時折子を育てた父親臭さも顔を覗かせる

タブレットを指で叩きながらの眼鏡の角度は

新しい落語的情景だ

天皇陛下の肌の色が主食の耳朶に連なる漆のテーブル上の

カットグラスの大きな灰皿

握り拳 ウインク あわあわとしたbran

南のウナギが出てきた

瞳が、おおきい

骨格が下顎と富士額に引き伸ばされている

目さえ大きければ禁令を報告できる

二重の笑い皴は時間を止め

口髭は生えたらウナギのバートランカスター

会社の中でしか当てはめられない充実に関する指針

並外れて大きなものたちを恐れてはならない

空港ロビーみたいなタイで

Stop being anxious

似た造作なのだがピーナッツと鶉の卵、抉れた瓜と鶏の卵くらい違う特に肩幅

抉れた部分は眼窩というより陰になっている

子供に話せシンプルに

日々を乗り切れ

サイゴンで人はパンになる

経験はパンのように支える

大きい方にも末成りを認める

赤ん坊のときの寝方か

ずいぶん頭が違う

目の小さい金髪の白髪は恐ろしい印象を与える

ダイオウイカの三〇センチの目玉が一番大きいわけだが

眉毛の代わりの筋肉と皴

目が小さくてもいいということだ

ほとんど泣き顔

それに対して切れ長の黒目の東洋の方はどうだ

一三五ktの水を手の窪みに

太陽がオレンジなら一番近い北京辺りの星まで一手尺

自分の心さえランサムから引き離すことが出来ない

死んだらかけよって失った穴を埋める

 

 

現在は

 

現在はいつも渋滞してる前も後も

現在が、広い。

点ではない現在を渋滞している

地震の日が近づき娘はトラウマでどろどろになってる。笑いながら話すから余計に苦しい。側で子供が「post office」を歌っている。

こうして追悼が日常茶飯事になると、死に漏れている者たちの中の、死んだ者たのアーカイブ化のレイヤーが押し上げられて風化し、現在に勝利するようになる。

熱帯のファシズムは吐くことを禁じ、北を撤去させて甘い頤から果汁を滴らせた

東洋の西の端で、奇妙な凧揚げが行われた。トーホクの地震の心臓を弔うという。虹は地平上に昇り、やがて湾曲した水平線に隠れて見えなくなった。

久米の古い遍路宿今日解体されてる

外人の遍路が立ってる

ネットユーザー

餓死する人に付いてるカタカナの

捲れない薄さ

なんて薄い山の色

その薄さは中国から来る

薄いことは厚いこと

言葉の薄さは汚れの厚さ

ゴダールも山よさらばとは言わないでしょう

或いは老眼の筋肉

水陸両用車のレポーターが

「ちなみに私のメガネは遠近両用です」

現在しかない筈の詩なのにその詩の朗読会が未来に存在するのは詐欺的だから詞に変えるのだと

マシーンに性別ありや乗る人の男か女か分からぬ原付

危ない運転をするあれはどちら

無頼の面影

族の名残

リヴァーブ邪魔だがAudacity目処が立ったので労働に戻る

Progressive slap happy

まどかさんとナメクジでお馴染みの統合失調のまどかさんあの病院では全員黒い服を着せられて一晩中ノイズ出してたと主張する現実幻覚現実名前は変えてありますダルマー食らうぜ飲んだ喉の渇き父の遺言聞き取れぬ宴の食器片付ける夜半の寝覚

左の頬を札で打たれたら右の頬も差し出しなさいあきえはぼくのつまでしじんですぶじょくしないで札で打って札で打ってスラップスラップスラップ

このレイヤー喰らうぜ資本の奔流濁流喰らうぜメアリー

想像界ドグマダグマ現実界まどかさん象徴界マグダラマクド

しっとラブぐりえエルグリコわん立川カレーの市民犬とメリー

嫉妬あらむロブグリエ理恵ブログロブスターグルメロブスターダスト児戯

あきえしんぞうあきえはしんぞう呼び捨てられたあきえしんぞうは夫婦フープディアフープあきえしんぞうは夫婦あきえしんぞう阿木へ腎臓喘ぎ心臓フープーフープーフープー

山から二筋冷気の谷 杉までそのまま流れて 犬連れて バス停に貼り紙 てーつなぐてーつなぐてーつなぐ

みんなやとう みんなやとう 工場 みんなやとう おっきな工場 山から二筋冷気の谷 てーつなぐてーつなぐてーつなぐ

ハクジンノヤミニワケイル樹皮カサと

アーモンド

雨あ面倒だ

あめんどう

開口栓みどりのいけの透明度

六本指靴下で芋を植える

無神の馬、虚無の苺

anomalie

あの、マリー?大丈夫?

すっからかん節

看板の本という字のとめ・はね・はらい

出し忘れ車で届ける茶封筒

街路樹の連なり霞む遠近法

春の日陰の墨の冷たさ

駅周り再開発の空地のようなものだ心の自由など

(あなたの名が)                  葩 ハ はな はなびら

potsherd

あなたの名が嫌なのはあなたが嫌いだからではなく

わたしが自分を嫌いだから

殺しの谷に捨てられる

銘を入れない高台の欠片

自由律のくせにハナビラをつづめテクしかも中の句は字余り

ヤンキーはラインでいいよ閉じてれば

山雀(ヤマガラ)

トリガーを煮込んだスープ飲んで吐く代わりにシンゾウばくばく食べる

心臓をバクバク食べて心臓が丈夫になると信じているのか

心臓は置いて寝床を出なければくっついてきてしまうぞ体に

心臓を舐めてみたらわかりますか桜の花の味がしますか

突っ込んで心臓だけが急停車

心臓と心臓ぶつかり串刺しに

ハツとしてgood

閉じるなら母がわたしの埋葬所

啖(クラ)ふ

とうとうおかねがなくなって きた しらそ みそそそみらら ら しそ

おひやおとりかえひましようくふわぁっと低い声で言う。

水道から炭酸水が出る町があり、そこの人はみな元気だそうです

天然の炭酸水で割るなみだ

(うみなりのおとすれ)  やられたらやり返すな海の谷間すなどられないわたしたち棲む

 

うみなりのおとすれ

みみすはれのほとほり

はらむからてて

うるにもとるか

 

ちちかわからぬひとは

ははとおもへと

せいしんかのせんせいか

おつしやつてゐた

わうたちはわたしのちふさからすふと

 

ろしあのはんけつまつまのさくらかな

なくられてひらかな

ひらかなてもにふくす

再起動した脳セーフモード

かな          再起動反対 再起動反対ダダンダダッダッダ

降りださなければ堪えきれなかった日

de chagrin

ここからロシアまで続く並木道空一杯の悪霊降りをり

星のない空一杯の悪霊に

これは今日から大艱難だな

悪霊が一軒毎に訪ねては殺すやうにと焚き付けてゐる

おれから渡せとカンパの封筒を託したユキさんよく見てるね

エメ

中卒・ゲイ・名前の殻

きみは剥くおれは食べる此がほんとの文旦の食べ方

ひょうろくいかでかむいのしんをしらん

欅坂不協和音

攻殻機動隊

症例エメ

広瀬すず

岡村ちゃん

中卒

ゲイ・名前の殻

文旦

ボンタン

兵六餅

甲殻類山部赤人

蟹と拡張身体共有の荷を負う兵六

しょうせいやぶらずやはんのゆめ

殻 と 拡張

殻 と 拡張

夢 と 現実

荷 と 軛

殻・義体・共有・ゲイ・赤人・兵六・欅坂・岡村ちゃん・広瀬すず・中卒・蟹・文旦ボンタン・昔は可愛かった人なら今来てるよ・ユキさん・悪霊一杯の空・雨

五〇〇円もらったので五三〇円になった

それで雨だけど出かけることにした

悪霊たちをぞろぞろ引き連れて

フロントガラスは曇った

低い街路樹は手羽先のようだった

雨は鳥の糞を洗い流していた

コンビニの前でピンクのキャップの貧困太りのすずさんが眉を顰めて携帯を弄っていた

すずさんもウシジマくんもなんでスマホ使わないんだろうとぼくはゆうちゃんに訊きたかった

そのあとするりと脱皮した

いつものように

悪霊だって変態するのだ

ゴジラのように

おれは悪そのものとなって郵便局を見下ろした

そしたら残高が増えていたのでぼくはしゅるしゅると元の体に戻った

ennuyeux, mais facile

うちを名付けるなら蕗の家(butterbur house)だと思う

小さいうちは採ってすぐ炒めれば葉ごと食べられる

アサド屋ユンタ

Désobéir

象徴界の句はその言葉の極北の花見の場所取りに似る

これ霧これ霧これ霧ですか

今も海が見えるでしょうか

霧が拡散して消えたように見えるって?

それはきみが霧の中に入ったからだよ

霧の中からだと世界中そうなってると思い込みやすいんだ

イデオロギーではなくガ行の発音で分けるというのはどうだまりさん

三編英訳されて新聞に載るというのでポー気取り

死ぬほどたのしい夢を見た

―恍惚のブルース

そのあと「あとはおぼろ」へ息継ぎしないでリエゾンダンジュールズ

フルサトなんか忘れたい

ハクセキレイはほんとに歩くのが好き

歩くというより半沢走り

ビジネス本読みすぎたラーメン店主みたい

翔べよと言いたくなる

青の中の青い建物

禁令ノスタルジー

ジカダンパン節

寝落ちしたネオナチのあやまち

へつらいヘ無頼のヘブライ

胸糞悪い無垢な入間川

沈下橋水中で合う顔と顔

地獄巡りのバスは走る

僕はどうして生きていこう

正男が殺されたとき俺とGacktがKL空港にいた、というのが最近の自慢だったんだがなんだ住んでるんじゃねーか

醒めてピザ朴葉に包み

流し込む液体の音まで

ナマステ

生徒一人の学校で

(見渡すかぎりの)                ベタな流れに向かってる

せめて南へ

見渡すかぎりの弥生の白の中の            明日ベアーズですおそろしいことです

末席を調整できない                Of your souvenir from a dream

波立たぬ上層に落ち窪んだ緑の謹厳

苦さを呑み込んだ緑の謹厳

言葉 ことば 引き剥がされる

コトバ ことば 切り通しから引き剥がされる

到来する時にまで及ぶ 白か黒か赤か

外の緑は重い

緑の液体 緑の液体 外で飲む緑の液体

耳鳴りの周波数乱れ 耳鳴りの周波数突如乱れ

白い腹の模様

魚の白い腹の模様

山合いに小さな霧がたくさん

山合いに小さな霧がたくさん            三〇分で地層を引っくり返すのは難しい 全ての話し方が間違っ

ている 「こコんンなナすスばバらラしシいィおオくクりリもモのノはハなナいィ」

ヒョロ出てきた

値上げした肉抜きキャベツ焼一四〇円を外人従業員から購入して立ったまま寒い夕飯を救うタバスコだガマん

brazen

冤罪コエンザイム

復活Q10

丸亀カマタマーレ

外人ドールズ

―Hein!

ノイズが閉じた回路だった時代は過ぎ去り最早「ノイズ随筆」みたいだったスイスのニコラさん

助成ノイズと自腹エモノイズの落差

ははは、自腹エモ

愛してるずっと君を見守り隊

言葉の目的は購いを説明すること

言葉の見守り隊に参加していたトゥイララー

桜の山は水底に

The twitterers

ニ都一触即発の演出の一瞬の弛緩に花溢れる

深読みを薄めた正解のような着地をブラウン

マイネ・乾布摩擦

花の終わりを流されて終わる

60‘sハンミョウはベトナム戦争由来の農薬で死滅 道案内が居なくなったまま若者は都会へ遁走

斑猫やこのみちは誰が遁走れけむ

もう冗談抜きってのが多くなってきたなお金の無さにしても

もう駄目かもしれないな昨今の情勢を見るとこのままでは

注文はぼちぼちあるけど発送するお金がないんだなこれが

(笑いは湿度を低く保ちながら室内を伝っていった)

 

笑いは湿度を低く保ちながら室内を伝っていった

試された色たちがそれ自体の集合として試される時

白と腫れた瞼が目立った

もう巻末になりますね

根深い恨みの鎖は湿度と色を試されている

切り口

を多く見せられて

虹の断面にも触った

その建築のラフ・スケッチは鞘の中の疎らな豆粒のようだった

言葉のシーツを纏うだけで運搬が容易になるのか

そんな 繋がれてゆく物件の

贈り物の断面                   あの子は嘘しか言わなかった。だから死んだ時、「彼女はほんと

うのことしか言わなかった」という言葉がすっと出てきた

上が嘘をついているのだから下も嘘をつかねばならない。しかもわざとそうしなければならない。ぼくらは奴隷で、劇場の見世物なのだ。

演説バルコニー

路上で餓死する最近の私。痩せてるでせう。

雨が降ってるなら傘差せばいいんだよ、兄弟。

雨ばらばら降ってるなか傘差さず二時間同じ場所に立ってる

花びらは雨に転がるわたしが世界に降って眺めている間に

キノコは可視化されたリゾームであるので云々

切ない刹那

レモングラス一年で枯れるかなと何でもモンサントのせいにする

藤と八重今日は狸を二回見た

死ぬことよりも上に来るのは自分の死体を自分で処理出来ないこと

春逝くや自分の死体は粗大ゴミ

敵のにおいがする

野獣の

アドバイザーになったNPOから大量の名刺が送られてきてはい私はこういう者です

名前を刺しても罪に問われないのか?

おまえの名前も串刺して二度漬けしたろか

無理矢理ステータスを上げようとして同階層の悪友を切る

女は眦(マナジリ)を決して春風のブログの入口に立ちぬ

編笠被り齢は七十位の遍路次々スレ違い

うちの蔦はフルトヴェングラーのお墓からこっそり取ってきた

注目してきたのは)               ものなんだよ

 

注目してきたのは人ではなくにおいのようなもので

どのくらい腐っているかゴミ溜めからの距離を測るためだった

見捨てられた季節の一瞬の隙に

入り込んで充満する世

打ち砕いて終わらせるのは石の筈だったのだが

洗われた豚のなかに私を入れろと

石が弦に当たる音で砕かれる頭

息子が殺されるのを見ている視線

髪の毛は針に

心臓を置いたまま起立する時にそれを使う

軍歌が針の毛に吊るされる

中間地帯 警告なし 即射殺

太鼓だけが伴奏だった

アールブリュットの残酷な絵のようなこの景色

耕すことは恐くて出来ない

浅い土に転がす芋

血は青に入れ替わり

震える弦に石が触れる

怪訝な目付きの麻酔科医は

胸の畑からピンポン玉大のノビルを引き抜く

注目してきたのは人ではなくにおいのようなもので

腐敗を測るための計器は震える

ずっとズックを突っ掛けて

まともに履いたことがない

まともに歩いたこともない

平山みきが千日前でギロッポン歌ってる今年の一月

桜田淳子の掠れが浅い胸のグレープフルーツを擦る乎

新谷のり子のフランシ―ヌのフランスィ―ヌの発音の正しき

井上順は難聴でなにからなにまでつらい昨日が終わった

今日は涙さえ枯れ果てさようなら

京都慕情を美川君が針詰めたダミ声で唄うのを聞いた

風の噂を信じて今日からは京都に居ます赤垣屋辺り

花は何処へ行ったは遅かったね薫ちゃん遅くなってごめんね

南沙織だけ瞳がきらきらしてるねえ」「ライト当ててるからよ

百恵には無くて淳子にはあるのは胸のメリスマ声のカリスマ

スタ誕で明菜を紹介するときの司会の欣ちゃんの女ことば

フォークルはイムジン河を

唄いをりはしだのりひこえらいちいさい

五千円が初めてきみを見たのは白い扉の小さなスナック

ぐじゅぐじゅと鳥が啼いてる朝ぼらけ

爆フラで難聴と聞き。

原因も母と同じヘッドフォン

さよーならのーのカーブにボランを感じるよく言えばね

涙さえ風に散るさようなら

うそ・宴たけなわ泣けたん・・ え!そう・・

金輪際こりゴリラ

行きつけの楽譜書く喫茶店が閉店することになり感傷からか背の高いバイトの子が変に優しい。

宇和島で利休の晩年の茶会の展示やってるの行きたいなあ

今は庭園の藤もきれいだろうな

トルストイ意図すると

あ、白ロシア

ロシアが滅びるのだけは見届けたい

ミア・ハンセン=ラブ

捨てられた方が美しいことだってあるんだよ

とドイツ女がパリに語らせた

グルーヴィーとグルーピーは同じではないよ

同時刻極東のぼくがウラジオストクに何を語らせればいいか煩悶している

それはグレイヴィーね

木の粉でも食べてりゃいいわ

田川の舞踏家なんだ

ララランド良かったんだ、あ、そう・・

であっさり観に行く男は

屠り場に向かう牛のよう

五〇代で捨てられた女か・・いいね

イザベルユペールがジジェクをdisってるんだって!?

希望は実現すると終わるって

愛は残るとか言いたいわけ?

guajiras難しくて

ツイートとかどうでもいい

片手で親指動かしてるだけ

あ、店のことか

内装とかの

新規開店じゃないでしょ、でも

道具揃えたりとか?

あ、床?

でもそれは

もう済んでたでしょう工事始まる前に

え?

物を出したからまた入れる?

まあそりゃそうだ

床ってそういうもんだ

まだ三四文字もある

いや二四文字に減った

あと一三文字

あと五文字

耳を澄ますと風がどどうと吹いている

外は寒いだろうな

さっき服着て散歩してたら寒かったもんな

服着てとか普通は書かないよな当たり前だから

ライちゃんは橋から先は付いてこない

橋がワールドエンド

あと四三文字もある

たぶんもう寝る

みんな!携帯消さないと電波が飛んで頭悪くなるよ!

望欲

という名の電車

愛と望欲のミルフィーユ

アントニオーニの望欲

望欲て語造

一昔前のジャズマンみたいに

一二拍目から入るカンテみたいに

ひっくり返し病の用語業界

裏切られるまでは続く病躁

裏切られても続く曲はありますか

先輩鼠ロッポンギの朝

ボーイズネオン

中野サンプラザ

さんおそ松

朝鮮北イルミサ

団子ヨモギ

どんうーにしますかバソにしますか?どんうー。おいしかたですか?どんうー。

葉言

ロッパヨー やっぱり酔っぱらう

リカアメ 首なしちゃん飴

ンニッポ 爆撃石鹸 本日

そうか日本ひっくり返すと本日..

本日のブルース演歌

ロールロックン #ひっくり返すとカックン

YMO開散

裏切られるまでは続く

ミサイル落ちるまではやるイルミサ ill-missa

ターシェル売れバカ壕防空

母空

危機のオヤジ

ございますお早う

今日のミサイル警報は福井県大飯と新潟県柏崎です

京都は琵琶湖から遠ざかり大阪に伏せてください

難避に際しては、命人より猫犬を先優させてください

ペカリンは晴れ秋よりもくしいうつ

ネオンの怨念ナオンの本音 美しきネオンの中に失職せり

今日はデーホリよ

岡田史子

ようび日か

命がらがら引いて逃げたのよ

ピラチン国家

How’s your Bloody Holiday

煮玉子軍艦と言えば、バイトのきー君によればはまの伝説の裏メニューですが今日発見しました

マグロは食べるなと言われるので、何故ですかと訊くとバイトのきみにはまだ教えられない、と。

今日はよく晴れて飛んでくるミサイルの頭の先までよく見えそうだ。

ミサイル、早く飛んでくればいいのに!俺は待ってるぜ!頑張れよチンピラ!チンボツさせてくれ!原発も全部爆発させた方がいいよ!みんな死んだ方がいい。

Chantal Akerman’s No Home Movie

土手を廻る夜の池の広さ 哉

夜の池琵琶湖のやうに濡れてゐる

夜の池親より先に死ぬ不幸

カメラは絹代を追え!

豆の莢(サヤ)裂けて外見ゆ朝(アシタ)

寝ますすまねー

いっぺんに莢の眼の裂けて朝

丈高き草だけ刈りて済まし顔

親切なヤンキーの姐さんだワゴン黒いワゴン黒

「私を見るな、私は否定の接頭辞でしかなく、終電に乗った太陽」安川奈緒

髪の毛を数える仕事の手を止めて「こんなところにきみはいたのか

比較しないという悟りは悪用される恐れがあるね例えば

(象徴的に捉えると)かりに頭蓋が自立して、世界を歩きまわれるようになれば、それがカメなのです。ところで頭蓋は神話では全く特別の存在です。北方神話で星空は、氷の巨人の頭蓋からつくられます。そして面白い事に、全ての神秘的な流派において、頭蓋と星空には繋がりがあります。『闇の考古学』ミヒャエル・エンデ

亀は歩く頭蓋

星空は巨人の頭蓋

頭蓋から手足が出た太陽人間段階の人間

詩法のドヤ顔

その行は削れ

ぼくの名前を知ってるかい

早弁太郎というんだぜ

辻潤の尺八かあ

聴いてみたいぜ

聴いてみたいが七割ぐらい

自分の中で七割ぐらい

自分の中では使いたくなかったが

野良稼ぎ

ある日せっせと

汝の敵を愛せと書いてあるのを読んだ時、敵は存在してもいいのだと初めて知った。敵が存在してはいけないと思い込んでいたのが思い煩いの種だったのだ。敵は存在することを許されている。そこから始めなければならなかったのだ。

敵が自分の中の低い層である場合、厄介なことになる

その部分に特化して活性化させ展開する厄介な歌もあるからだ

その系譜に連なる者たちのマナーに従い

すべての層で歌え地層ら

アザミをつくづく見るとデザインのコンセプトが他の草と違う

美人の黒人女性を見ているようだ

フィボナッチ係数が棘で和らぐパリコレを見ているようだ

アザミ嬢は

春は菜の花秋には桔梗と唄う

萼の部分も棘が生えているが

ぼくがアリだったら苦もなく花まで登って行く

お気に入りにされなければ世界が失礼だと思い、リブライがなければ相手を失礼だと思う。頭を過ぎったことを伝えただけで、こんなにいやな気分になるんだ。

春は菜の花秋には桔梗

哀しみハッシュタグ

「愛と哀しみのロマンセ」という邦題めいたタイトルは真面目と滑稽の分水嶺を走破しようとしている感じだ

羽田のパックツアーから電車に落とすのに五年、電車から成田に落とすのに五年、宿を新宿から大久保に落とすのに一〇年かかった

雨の車に固まっていると昏くなる

春は菜の花秋には桔梗

《我-汝》と想像界しかない中島美雪を演じるみゆき

死体を片付ける      閉店したチェーン店の別の店に行き「なぜ止めちゃったんですか」

 

死体を片付ける

死体の私を片付けられている

想像力は無意味である

腐臭を嗅ぐことさえない

悲しみを感じてやる必要もない

悲しみは一晩毎に癒える

ひたすら指示に従い片付け続ける

私の想像力は毎晩片付けられ続ける

金・プラチナ

査定無料!! ロレックス、切手、お酒、ジュエリー

紙を丸めたような形の

 

紙を丸めたような形の白い花の

映画の始まりのように燃え立つ

あなたの弱さを愛したい

居てはならないところでそう言われても

ハイライトは巻かれてゆく

壁に凭れて

藤の過ぎるのを待つ

この戦争では

ラケルは過ぎ去らないでほしい

いたみたえて たえてゆける けしてまけない

最初は白く乾いてがしっとした氷の表面

歯の無い子供

首の痛みに耐えて未来を想像する

え それに答えられるのか              何でも話す角田さん

山に藤石州瓦に太陽光

茶のピアノ父の葬儀にアラベスク

原爆よいっそこれらみどりの山々の全ての樹々の隙間に充ちて流れよ

モロッコやフラメンコのタンゴはくっつくというラテン語から来ていてアルゼンチンのより古く全く違う音楽

強迫の訪れを待つ霞かな

廃屋ジャスミン

友達                       Baby Star

 

友達 トイレのブラシ

忘れないでください

私はスポンジ

腐った星空を吸い込む

ナビ子はいつも右折を間違う

共感する背教者

約束をして会ったのではないのに

二人のものが一緒に歩くだろうか?         今朝作ったzineです 五〇円です

メスオスの友                   不活発な人たちの豊かさについて考えて吐き気と闘ってはいま

永遠の命がかかっている メスと          すが

オスの友達                     季節は移りますね

花の名が見えてくれば開くでしょうか

不安がわたしを食い尽くす

糀のように

取り返しのつかない澱の上で微睡む私は失敗した発泡

仙台に掟破りという酒があったのを思い出した

新聞紙にくるまれていた

庭に来て啼き真似しても逃げないやまばとのようにしれっと健気

カメムシはフロントガラスに降り立ちてまずひとしきり見栄を切りをり

WIFI無き物質の彼方へ

立ったまま枯れて麦秋

路のどん詰まるところに犬

店代謝して町手術されぬまま解糖系へと戻りつゝあり

廃屋のラベンダー昨日抜いてきて庭に植えたら今日は雨降り

駐車場の三階からフィットネスクラブのランニングマシンの一団が見える僕は缶ビールを飲みながら見ている彼らはこちらに向かって歩いている

宣伝画面の男女「ヤバいヤバい「ヤベーヤベー「ムリムリムリムリ

晩年やくそくされた復活ねたむ

運転席と助手席の敷物がおかしいとケラケラ笑ったね

手の甲が何気ない痛点に触れる

統失に好キゾと言われてどないすんぞ

三界           コーラのむような日大気はきたない

 

ワインを飲まない

三界に渉っているので飲まない

先のことは考えない

髪より多い不安が凝固して

ゼリー状の部屋

妄想に入る前に

建物を大切にするなどと

オープンハウスに住まわされた家族

子を抱く父親役のベルトは千切れ

ビールの風が吹く公園

仕事が早いビルダーの磊落は

秩序を思い起こさせるが

その秩序は平和の上にはない

家は民主的な方法で

伸展するのではなかった

副大統領のサラはモールで元ヤンの友達を見つけ

It’s time to move on, と言った

家を動かす一団

調和させる解糖系とミトコンドリア系

マイクを持てば関西系で

肋骨の階段を「水のように下りてゆく」

水の中へ 登ってゆく階段

世話するmouton

一人から団へ

歴史的変更という力の分散

より小さいという物理

その頃会社も変わっていった

CEOの決定権

アドヴァイザーの名義貸し

髪の寡多

金を送る

金は三界を転がる

きれいな月ですね

と男が男に言う

満月が三界を転がる

男が転がる

「水のように階段を下りる」

車の中の蜂に三〇分睨まれながら走った

暮れてきて雨という名の利休鼠(リキュウネズ)

バッテリー残量表示されたなら衰弱体の余命幾許

実験音楽から音楽実験へ変えたところに沸き起こる砂ぼこりのように

疲れた眼球の中に降っている

中世の僧顔を顰める小雨

麦がcut meと言っている白

の色づき

その区域は、その区域も、言葉が言葉のみが突破してゆく薬局めいたうすいバリア

私たちは閉店している

生きて動いているガラス越しの影だったものが

目の前で手を見つめていたりする

西洋の小説の冒頭の冗長な自然描写をつまらないと言える子供だったら

名前が倒産したりしなかった

確かにヒースの茂みがどうこうとか黒ツグミがどうこうとかどーでもいいわね

池の水を分配する水路の掃除に駆り出されるが去年と何も変わらないように見えて蜆が死滅している

決定を変更する

決定を変更しても良い

決定をころころ変える

状況はころころ変わる

誰と結婚するかは大きな決定である

親切な決定だろうか

決定は自分の責任である

決定を下すのは何故ですか

ころころ決定を下すのは何故ですか

ころころしているのは何故ですか

死ぬ前もころころしていますか

Joy decision

透き通った良い天気をネカフェに籠る

歴史修正主義の身体

蛹と成虫ともつかない半端メタモルフォーシスが化け物なのであって変態は完全に行われなければならない、という譬え

あまつかぜ濃いバナナいろねつきの出

よるのおとよるなくとりはピロとマロ

あまつかぜよるなくくるったほととぎす

さまざまな高周波にさらされた脳横たえる

Mouton                      いよいよ蛍

あと凶暴ウザい

クラゲの裏側と外側を入れ替えながら        望郷罪

群青の鮫肌は帯を成し               カキノハナ

空と海はうちそとのように 曖昧に

なったかと思えばきっぱりと顔を向け

九十九匹を無いものとして

肩に載せ

泡は若いみどりの五月を落下

tiny deskばっかり聴いてるフォーク野郎きみもあの子もその子もこの子も

En periode de douleur, j’ouvre la fenetre et regarde le pont sous l’eau.

余技の気安さを自由闊達と勘違いしてコンヴァースの紐を締め直す泥水の過ぎ去った躁はまだ来ない鬱と同い年だった

ギョケキョ

昼のリゲルは何に覆われていますか不可 (悪は善を覆う星空だ。)

起きましたよという以上の意味はない首までお湯を張った電車は

ラチェットを上から落とした二度寝覚め

サンフランシスコはすべての切り口に粗挽きのざっくり感あり

“phubbing” is unable to connect to real sound of life.

それはそうとあと三八円もある(ポジティブ)

灯点し襲色目の女郎花

エッグベネディクトな感じです

ゴミを漁って古いギャラの封筒を透かして札抜き忘れてないかとか昔の服のポケットとか何度も確かめ矢張り無いので日南に出発しますが辿り着けるかどうか

都農ワイナリーに来ました。キャンベル・アーリーの辛口

ours en peluche

great things

切れ込みによって狭くなる建物の腮

三〇年が流れてみどりは焦げた

(Massive Ordnance Air Blast bombの最後はHerode)

想像界を抱きしめよう

stop seeking great things

回天魚雷

移住者は増えたが気候の変化で波が荒くなって駄目になったと

昔は大きな波でも荒れてなかったと

コスタリカ辺りはいいなあと

打つ現(ウツツ)器の鬱は上っ面

全ての経済活動は車中泊と有料回避によって為されている

幾つかのシャッターチャンスを逃しながら、干潟沿いの人の居ない一本道をながく走りすぎたお陰で、愛することの訓練よりも愛されないことの訓練の方が効果的だと気付かれてしまった。海に入るにはまだ少し寒い。終わらせるようにして入水する。

貧しさゆえに売られたわたしたち

七ツバエの隣に裸バエ

碆(ハエ) いつも波に洗われている岩

頑固にサーフィンと言わず波乗り、と言う。

鉄は銀に入れ替わる

海には思い煩いがある

調べを奏でることができないという思い煩いが

誓約に伴う調べを奏でることができないという思い煩いが

家賃払ってもまだ二三六円もある生きたい(ポジティブ)

いたたまれない葉っぱが沢山

間の抜けた音声メモを聞き返すアニソンみたいに薄い情緒か

食べながら闇の口から出してゆくイカの甲羅か留守録の列

メラタイム

二重の反逆

バビロンの別称

メラメラ燃えるのメラはここから来ている

おはようhow low

おはうろう

おはぐもございます

ぐもよう

はうぐもろう

はぐろうござぐも

もぐはお

ろはうー

屑土に白化粧母に死相

散骨の海に烏賊の甲羅捨て

焼酎水割注文し男は小振りの枇杷をコップに落とす

道幅くねくね リープクネヒト

覚めよ覚めよおおローザ

みんな寝てる夜更けに花を見ず花を見る図書館持ち出し危険

どっかで猫が鳴いてるよ

水に浸けた笛みたいに

そうこうしているうちに明けてきて、死ぬ日がまた近づいた

昨日はレモングラス植えた

この魚アダムとイブに見えない?

奥底の歯軋りを目覚めぬままの

(おんなじ道を間違えて)              いい山道を見つけた

 

おんなじ道を間違えて

おんなじホテルを通り過ぎ

するリと入った町並の

喧騒ばかりが変わらない

喧騒ばかりが変わらずに

お好み焼き屋も待たされて

ネットカフェに毛布なく

ネットカフェは寒い夏

ハワイに行くのはどうでしょう

ハワイもとても寒いだろうな            あと九八三円もあるガソリンはない食費に使う

夾竹桃爆心地に近い夏はまだ先

小綺麗なトラムの延びて郊外へ薄まる

傷が少し増えてミニバンの新車も一一四三三km

昨夜は目の小さい中学生の子がフラメンコを踊ったのが恐ろしかった

どうしても辛いつけ麺を食べて帰りたかったが見つからないまま二号線を東進している山になってしまった

爆心地から遠ざかるほど辛つけ麺は疎らになってゆくのだろう

もう諦めようではなく頭から辛つけ麺を引き剥がすセッションを行っている

主語を男は、にするともっといいだろう

瓦が石州になってきた

梅雨直前の万緑濁っている

カマロンは素晴らしい歌い手だが広島ではマにアクセントを置くので間の抜けた感じに聴こえる

深川で撃たれる夢を見て覚めぬ

何がどうなったか

分からないのだが

としくんが何かから落ちた

ずっと車の中にいるらしい

夏風邪や分析可能なディスクール

ツイッターの悪いところは情況を数式で表せないことだ

詩はその都度ある数式の展開だからだ

夏雲に充電ぶっさすスマホなし

夏草やアーカイブ化が夢の跡

夏虫の家賃だけが払えない

「死にタヒ」と声に出てゐしことの増え人の居る場ではヤバいとぞ思ふ

「元ヤン」立ち読みトイレに入りしかば「洗浄強さ」が強になつてる

ネトカフェの男子トイレに入る人を「紗倉まな 」は見つめてゐたり

トラックに冷房はなし二人共陰なき路肩に眠ってをりぬ

共学になりし新田の校門を二匹の男女出で歩みをり

共学になりし新田の校門を出でし男女のシャツのクリーム

決して負けない 耐えていける

で終わると思っていた

想像界を切る超現実

垂れる房 腐蝕して

喋っているつもりのザムザの

文字は虫(バグ)に

夢の中ではありません

まなこ切る現実を思い起こすべきです

(ではそのようにして)

生きて参りましょう

飛行機から見下ろす

地上の花火

晩年の犬かなかなを聴く夜明け<

見られた

見られたらお仕舞い

ことし

ことし

ことしにしとこ

いつもなんでもことし

ことししかない

山のしか

山のたぬき

山のいのしし

見られたらお仕舞い

ことしでお仕舞い

一年を一日、

一日を一年とする

夏の大三角と彼女は言った

民話は復活してきた人々から採話すればよい

従兄弟って隣の葡萄の房のよう

夫婦は混ぜ合わされた葡萄酒

一房の葡萄は広げられた愛

一粒は星雲団

種無しは銀河がないということ

意識は太陽系のように皮の裏にへばりついている

干し葡萄は置き換えられた理性

Xの房は辛抱という特質の可視化された実体

湯を沸かし       収穫は臨在

平たい雨を茫洋として

胡瓜

 

椅子に羽が生えたまま飛ぶ

うすあおみどりの 信仰

かく言う私は

首筋の血を吸った

(鍵はみつからなかった               猪に襲われたので

彼女は鍵を探そうともしなかった)          跳び上がってかわそうとしたが

二メートルくらいは跳び上がるのを思い出した

落とした財布は

ダイバーが潜って取ってきてくれる

(dyver die die dyver)

ryder CC ryder

ほんとのくらし      カイツブリ色無き中洲に固まりぬ

こん

なつな

わたりの

ような

げい

とうでおれ

はやってけ

るんだろうか

ほん

とのく

らしな

んてない

ときみ

おそわっ

たんだ

ほん

とのく

らしな

んてない

よブル

ースさえ

もうたえな

くなった

ブル

ースさえ

もう

たえなくなったら

ほん

との

マイナー

だね

うた

のまんな

かにある

もの

はほん

との

うたじゃ

ない

ほん

とのくら

しな

んてない

ときみ

おそわっ

たんだ

送りても届かぬことのみ多かりき届け届けと写真撮りしも

満月に尚はっきりと照らされり

(今朝は一筋の)

 

今朝は一筋の畝のような冬のにおいがした

夕方はきっぱりした満月だったが

真夜中は秋が吹き荒れた

満月にきっぱりと照らされている

see you again at yugue

 

 

光と闇

 

対応するそれぞれが

こちらとあちらで腰をひねり

首を傾げ

えがおをみせてはいるのだが

なんとなく足を挫いて壱岐のUMII

爆睡後起きた<二四>時間営業の体を夢から切り離すおれ

爆睡後きた二四時間営業の体を夢から切り離すわれ

国道一号 久世橋

通りの真ん中を歩いているので道が羽で塞がっている

ただひとり困った顔して十三夜

写真だけ送り届ける十三夜言葉を出せない理由があって

恐くて見られぬ気持ちは分かるメール開くと月が死ぬ

りちょうのりの字も変換できず思わずガラ携ぶん投げる

空が広くて片身が狭い

十六夜を浴びすぎている余命かな

いつてらつしやい

いやしてつらい

いしやのいつてつ

いやいやらしい

ぼくはクジラ

鳥の群れをひと呑みに

バッテリー切れに語呂打ち込んで朝

終わりとは

旅の途中で給油して

家に戻った翌日の

ガソリン切れの点灯の音

ひょっとしてびよは夜一人でスキップしてるのか?

(家には骨が)

 

家には骨がいっぱいある

磁器をプレゼントされるたびに

部屋はさらに賑やかな墓場になる

ホラホラ骨は踊る

鬼太郎みたいにたのしい死なないなんにもない

誕生日に死にたい

死ぬ日は生まれた日に勝るから

せめてイーブンに持っていきたい

生まれた日に死ねば良かった

死ぬことに感謝して生まれることができる

生きていても迷惑をかけるだけだ

誕生日に死にたい

それが一番のプレゼントだ

大空に池ありて飛び込む寒気

(畳に座り)

 

畳に座り薬指に青白磁の玉を填めたタコの出来た指たちが

てんでばらばらの角度で

白地にダリアの野暮ったい寝間着に載せられて

爪は短く切りつめられているが三日月は見えない

七年分の湯の温度の唇

と風雪が積もり積もって

日に晒された手の甲の下

行きつ戻りつ

血は赤く青く

骨から垂れて落ちた青白の玉を

脇見して逆走して捕まる

溜池の対岸の鴨らの寄り付かず

死ぬぞ

死ぬぞ

青空

行雲

枯草

滅びの前の優しさは

一一月の風のように

苦しくない時はほぼ偽りの万能感に浸っているだけだ

もう寝る(少し怒った声)

起きた(少し怒った声)

自衛隊の射撃訓練とオスプレイうるさい

人類皆殺しにしたい

バカ

カボチャ

憂鬱な雨

事故大目

レッカー停め

パトカーと

白いカッパ

ワイパー

絶望的な見通し

借家住まいの地金無し

体力落ちてやる気なし

今日も無視された

明日も無視されるだろう

もう居なかったことにしよう

死にたい

ぼくの人生は失敗だった

ライブなんかしなければよかった

自分が客なら聞きたくない

もう寝る(怒った声)

人生もバッテリー切れ

起きた

夢の中では楽だった

口内炎ポエ太は火を噴く夢を見る

目覚めると死にたい

日馬富士ポエ太は起きてラインしてるやつを全員殴り殺す

スマホないので自分の毒を自分で飲む

スマホってアホなひびき

語尾砂漠で逢引

バンドではないのにイベントに呼ばれた

死ぬほど普通のふりをしなければ

自分の毒を飲めばメタルになり吐けばコアになる

それらは細菌の働きによる

シアトルで見たソニックユースはつまらなかった

種を吐けば細菌は拡散する

マルタさんはじゃあ細菌が神なんですねと喜んだが

違う

悪魔だ

突っ立っていることで免れようとする金管の中に毒の唾液を流し込む

細菌は映像を曇らせる

そうやっておまえは

(気をつけろ)

やくざに乗っ取られた温泉のようだ

おわかれかワオ

銀杏の黄色のみ明るい

苦しく、死にたい

おなか空がない

歴然の歪                     三角旗痛い

 

ヤンキーの黒い軽のワゴンが割とスピードを出して通り過ぎたので散歩中道に立っているだけの僕とのスピードの差は歴然としており スーパームーンを過ぎた月は明らかに歪で 朝は冷えるだろうとの予報 ただ突っ立ってるだけなのに 猛スピードで突っ込んで来る 月は 歪な歴然 歴然の歪に 寒気団は いちばん長い日の 蒲団の下に 猛スピードで潜り込もうとして 突っ立ってるだけなのに 猛スピードで突っ込んで来る 歪な歴然 歴然な歪に 寒気団は いちばん長い日に 潜り込もうとして 猛スピードで 突っ込んで来る

めがあいておきたしぼんだゆめの痕

めがあいてめしいただくのうすさむくて

めがあいてぎがくるうのうはたまの葱

めがあいてはながあいてだはたし愛

めがあいてゆがいてといてみそすする

めがあいてめいがいておいがいなくて

めがあいてぱっちりあいておにんぎょう

めがあいておれがあいてだこのやろう

めがあいてめがあきすぎていけんじゃろう

めがあいてあきすがはいるくちのなか

ぬばたまの夜中のなか卯に店員は鴨そば小を調理してをり

光焦げ枯草色の夕暮れにうちそとの気温近づきつあり

(世のものではないので)

 

世のものではないので

世の中ではよくある話とたかをくくって

世をひとくくりにする、

世のものではないものたちの中の落伍者

富士そばで道連れ川という世の歌謡が流れている

人類を道連れにしようとするのは悪魔

ひとくくりという道連れ

辛い腕をふるう

ひとりでは

死にたくないと

海に道連れ

ひとっくくりに                 わざと古い板を使って建てたと覚しき廃校じみた施設の、自分と

豚の群れ                    の関係なさ故に吐瀉する、見えないビンロウジの、点々と。

どんな下からでも始められる。

上にあるものは下にあり、下にあるものは上にある、というのはよく知られた言葉で、実効性のあるものだったが、最近は、上が上をなぞり、下も上をなぞっているのが実情だ。

こだわるからセクトに分かれる。

カモメ

白いボロ雑巾のように空に千切れて

このままどん底まで落ちそうな曇り空だ

ひかりは刺だ

千円カットなんて潰れるのわかってるだろう

私はもう何度でも生きているのではないか

日没から日没へ

折角の朝を汚してきたのだ

使ってはいけない金を使い

呼吸を忘れ

気付けばまた夕方で

だから朝のラーガと夕のラーガではなく

朝と夕のブルースなのだ

ECD          羽根なら良いが棉なら辛い今日降る雪の重さ哉

 

失われた世代の叙事性

再生第一主義者の惰性

実話の話術

実はフィクション

誰かがハクション

半分芸術半分風俗

半端な和解

和解リコンサイル

ああ俺離婚される

ザイールに猿居る

まさかのミサイル

真っ逆さま空は真っ赤さ

マッカーサー様空に松笠

ECD

今                        永絶

死ん                       トドのように

だ                        人間魚雷のように

記憶が大脳皮質に点在しているように、事物は外側に無関係に点在している。

笑顔                      生きていて一番良かったのは空の雲だった

水を抱く                       このままずっと生きていけると思っていたが

博識のほくろ                     悩みと目眩と吐き気で言葉が出ない

えくぼに塗られた隅                  山の雪をもらったのに

笑えるのは今だけで -chason            生命力一〇〇で死ね

生命力〇で生き続けるよりは

笑顔の力に反比例する降下の中で

立ち上がらなくてはならない

歌は覚えた振りをして

目が回る忙しさの水紋に

するすると養われる無価値な食物を配れ

型を使ってヴァイブを鳴らせ

過去に為された四つの背景

三日食べてないというのは本当ですか

二回目の時はそうでした

牛蒡を利用することは御座居ますか

ひかりの蒟蒻が曲げられて

白頭掻けば更に短く

笑顔の目を描く

眼尻を

私たちは無の上に浮かんでいるんですよ

それなのに北を無限の果てに張り伸ばしている

代理店が居ますからね

自分の前に吊られた剛造シネマの斑猫のような希望

最高かつ最善の地震

そこからここへと

予め勉強しておけば

やっぱりな、と

言葉を贈る

罪人たちの、自らの益に反するそうした逆らいの言葉

口がお結び

笑顔がめり込んでゆくホール

私たちのではなくあなたの、希望があるから少しは

親におむつを穿かせる

帽子に苔が生えてる

束ねた髪が金魚

消音出来ずタブレットを抱(ウヅ)むだけ

wailing of the bereaved mothers

隣村で

僅かに残った井戸から飲む             舞踏の下手

天神橋の商店街を

ずんずんずんずん歩いて行った

ずんずんずんずん歩いて行ったが

商店街に終わりはなかった

商店街は終わらなかった

流石に真ん中は過ぎてるやろな

永遠も半ばを過ぎて*

永遠も半ばを過ぎてアーケード

俺は半ばを過ぎているのに

商店街に終わりはなかった

天神橋筋商店街は行けども行けども終わりがなかった

*中島らも

もうこれ以上目を使いたくない

えぐり出せえぐり

出せ

新しい車の色にも置いてけぼりね塗りなおされて生ける屍

行く春や罪のテープを巻き戻す 夢で 私が 巻き戻される

誰もがどこか箍(たが)が外れていた             觴(さかずき)

 

誰もがどこか箍が外れていた

そしてどんな映画も箍が外れていた

五人の処女に油は分けられなかった

全てに当て嵌まる喩えなどない

枝の捩くれ方が分かるようになるだけだ

ラッセル車というものが昔はあった

今はない

行く先を覆う雪は

今はどのように掻き分けられているか

体重で尻が痛い

春に坐っている

石臼の現存在

私はだめですか

私はだめですか

文学性は廃される

あとは虫が這い回っている

丸ゴシック体の市報!

 

 

(ブルームーン)

 

ブルームーン

奇跡などない

完全な二面性の隙間に

雑草が

身体の内側に

生え出る

春だからではない

二面性は体に来たのだ

感染していないふりが続くが

相違を再び見るのだ

奇跡はあ るべうもなかったが

指を突っ込んでかき混ぜると

いろいろな服の人が集っているのであつた

必要なのは救いなのか

額に書かれた名は二つ

デンさんは毒ヘビの光り穴のことであつたか

希望とは通貨のようだ

着飾った人の魂は

ほんとうに行うのだ

羽が吹いてきたよ

ほんとうにやるんだ

我が身世にふるながめせしまに

血を吸わせたバラは

辺境最深部とどのような関係にあるか

gain the gift

gift?

 

 

整えられた人はみな

 all those who were rightly disposed

溝(ドブ)川さらさら

構築物のせせらせせら

骨の骨に肉の臭み

はためく布の埃

缶切りに捲れ

三つ編みのワイヤーは縒られ

無駄は無駄として

和三盆の家

鼠を飼う

描かれた影の灰を

溶かすまでに拡大されたピクセル

言い切りの缶缶

どうぶつ的な灰色

目鼻が付いた愛嬌

ぼんやり明るい二辺

埃の棚の心

行状(ぎやうじやう)の家族生活

影を落とすレモンの黄

溝(ドブ)の光

顔は蝗

歯は鉄か?

意思疎通 芭蕉の路通

かけられていない(not manacled)手錠のように

アンチェインだが入って来にくい

鼠捕りを溝(ドブ)に沈める

泥棒猫も殺された

木に包丁が当たる

蕗を採って調理する

湿った山に木なんかは沢山生えているのだから

家の周りのは切ってしまっていい

三角と穴の空いた円の攻防

空漠のアサド屋ユンタ

year ring

単純な雨のブラウス                 〈昭和のにおいがする〉

指の太さを測っている                あ、かきつけかぎつけぎつねすまほせん。

赤白水木に香典袋

往便復便間違えて

彼岸と此岸も間違えて

左も右も間違えて

開けると閉じるも間違えて

前菜主菜間違えて

男と女も間違えて

泣くと笑うと間違えて

闇を光と間違えて

入金出金間違えて

上りと下りを間違えて

出社と退社を押し間違えて

種と果実を間違えて

西と東を間違えて

夕日と朝日を間違えて

晴天雨天を間違えて

ブドウとヤマゴボウも間違えて

島根と鳥取間違えて

白と日本酒間違えて

生きると死ぬは間違えないが

始めと終わりを間違える

貸出返却処理間違えて

苦いと甘いを間違えて新宿新南口と南口を間違えて

新大久保と大久保間違えて

阪急阪神間違えて

一〇〇円玉と一〇〇ウォン玉を間違えて

中央特快と快速乗り間違えて

ユーロスペースとイメージフォーラムとアップリンク間違えて

花園三番街と五番街間違えて

檜と椹サワラ間違えて麦と雑草間違えて

ブレーキとアクセル間違えて

右折と左折も間違えて

葛根湯と小青竜湯飲み間違えて

お茶とコーヒー飲み間違えて

セーターの後ろと前間違えて

スリッパの右左間違えて

三三回転と四五回転間違えて

鍵を左に回すか右に回すか間違えて

電池のプラスマイナス間違えて

虐殺がまだ来ないまま                生きると死ぬは間違えないが

夢と現は間違える

虐殺がまだ来ないまま

束の間の平和もなく

臼歯を磨り合わせて

継ぎ目をずらしている

無価値を挽き

質量に水を加え

膨らまぬ純粋さを

過ぎ行かせようとする

衰えてゆくくらいは何でもなかった

消えていった子らは外の闇にいる

外の闇を裏返せばひかりになるが

内の闇は裏返しても闇で

虐殺さえもそこでは幸福だ

電波は量だから

耳がないほうが請求されない

整えられた服や磨かれた靴のために

外の闇には雨が降り出した

必然的に無害な型紙で織られたパターンを探す

上にあるものは下にもあったが

外に居る人も内に居るのだった

対応する結い方を眺め

その愛着が

虐殺の前に

頭上を越すようなものとして

仮想される

粉挽きの

外にも内にも通底するmundaneの

逃げの歌をうたう

 

 

Jeopardize

 

アンフォルメル花火ワンピースの思い込みは

「自然」に後退し、信仰は守りに入

った。

比較的平和な状態にあった

庭師たちは枝を決定

し続ける脳を洗い

鳥と陽光の土俵際に踏み留まろうと

;する。

フリーフードの

寄附制の大鍋の

主人の

ミキサーで均一に砕かれたやさしさを

Jeopardizeさせないためには

野菜を分析するのではなく

自分の舌を分析するのだ

 

 

井戸(ペエール)

 

拾ったペンで

居なくなったと考えてみる

他の人の楽しんでいる姿

光の槽に聖霊の後ろ姿

復活の時自分に会うのを楽しみに

責任がないことを示すため

魚の腹を光らせる

自分で切った後ろ髪に

話しかける羊栖菜

光りの味付け

提灯がぼおっと

ミラーニューロンの無いミキを照らす

死んだら 死んだら

死んだら会えると思っていましたか

会えない自分を考える

裾野の思い出

マキの声が電気洗濯機のように魚を洗う

地上でした そうでした

食べ物も沢山あって

クリーニングとパーマネントの金もある

心に達する 提灯

工具箱を開いて

ユキはひたすら練習する

一人になったことを考える

自分を頼れないので薄まってゆく

白い腹が翻る

井戸(ペエール)は二三メートル、幅が二・五メートルあった

他の人に汲ませている

塀越しの庭の薔薇の後ろ姿

at most

 

そのために沢山の人が

彫琢にライホーし

ハキハキと上擦って

ferris wheelのデパートの

地下のびよびよ鰹

いい嫁を貰ったね

別れて正解

裏切り者として殺されたのを

皮肉まじりに見られた

歯茎に杭

金歯に烏

ギャーギャー啼いて スラッシュ

それにしても アイスのような味

金箔には感動した

死者は一億

ソフトの口調でコーンを噛み砕く

爆心地に臨む比治山展望台のヘンリー・ムーアは

コーンの彫琢を実行したか

隣の庭の後ろ姿の薔薇を撮る

クリーム状の彫刻は終わった

最大限(at most)に ソフトに冷えて

そうしてやっと空はやぶけて

麦色は立つが

頭の位置が悪い

言われた通り作った

オレンジの地衣類が去った灰色の中で

青い骨が項垂れている

雛罌粟の花火だけがたまに点り

マイクには鯖の耳のような穴が開いている

ディジタルの溝(ドブ)から

水揚げされた ナイフ

弾かれた 広島

熱意に沿って 海岸線を往く

急激に縮尺を変えることの出来る現在地を

裂け目型の月が見下ろす

頬から化粧のようなものが落ち

原さんはまだ「アイスを食べよーよ」と唄っている

 

 

(ほんとうに戻って来たのだろうか)

 

ほんとうに戻って来たのだろうか

戻らない家なら沢山ある

エファタ(開け)と言われても

聞こえない家で

手を洗わず

下の名前に支えられる将来が見えるか

専門家は力について何と言っているか

手洗いから戻って来た時

もう輪に入れなかった

上層の軽い声も

腸のように思い

力がなくなって 歌を止めた

また妄想に逃げ込もうか

裾野で溝浚い

完全に 外

だれもとどかない

(点ではなく線になっていて)

 

点ではなく線になっていて

とても雨らしい

人はアリにして

世はカーテンにする

愛してはいない

カーテンから出た足を洗い

制服したのだ

根源を除き去ると

雨の色になるか                  タブレット

神にも自分にも頼れない今、映画は憂さを晴らしてくれる唯一の逃げ場ですね

クラウド上の置き場をアップグレードする余裕もなく、外付けのバックアップも出来ない

現行のディスプレイのアイコンが全てであるような薄っぺらい板に魂の置き場所を定めて、山肌に当たる先細りの光を見ている

(端々に零れ出る世)

 

端々に零れ出る世

指先から覗く眩しさ

新しい車の色で測る 双方の距離

ばかでかい本を抱えた敬語の間違い

田植えを待ちながら 永遠を覗き込ませる

ラクダが縫い針の穴を通るのはやさしい       おやすみおはようこんにちは

おやすみを言う人がいない

みんなきれいに忘れていく

きれいな人はみないなくなった

おやすみきれいなおやすみ

おはようを言うわ人がいない

みんなとっくに起きている

ねている人はみんないなくなった

おはようおそいおやすみ

こんにちはを言う人がいない

こんにちはを言う人ははたらいている

はたらく場所の外側で聴くチックコリアに殺意を覚える

こんにちはがはたらかない場所で睡魔と闘って

こんばんはを言う人がいない

土曜の夜はみな街に出かけてしまった

街はいつでも夜の七時

おはようと言い合う人たちが夜の七時の街に出て行く

さよならを言う人がいない

さよならを言う前に夕が来る

さよならを言う前に朝が来る

道頓堀の千日前

言えないさよならを待っている

おやすみを言う人に

こんにちは

さよならを言う人に

おはよう

こんばんはを言う人に

おやすみ

 

胃婁

底がないので打ち付けられない

壁がないので映し出せない

固形じゃないので咀嚼できない

屋根がないのでいつもここが底になる

スクリーンがないので悶々を入れる

味わえないままバイキングをミキサーにかける果て

雨舐める荷台のまなこ

らの黒き

(岩のために声があり)

 

岩のために声があり

普通の人間に引き寄せて

茶色い階段は続く

短髪は灰色に置かれ

急き立てる天狗は

急行電車の青緑に塗られ

一つ目の傘で雨を除ける

取っ手は太い

雨漏りは雀のように膨らんで

地域のチェーン店の

胸に空く穴

夏至の寒さに

遅れて付いて行く水

急かされる土

学歴のちぐはぐ

バックの継ぎ接ぎ

一回一回基本に忠実に

どんな機会も逃さないように

ブレーキとアクセルを同時に踏んで

地味なことではありますけれど

一人一人に合わせて宍道湖

暮石と碁石を並べ

線量はカラーに

ケーキの飾りを背中に貼るな

地上での生活という妄想

の記述

マドレーヌ

化石の森

見えない実体

の中に自分がいない

ことへの反証

が信仰

造語による最終舞台には

赤い馬黒い馬青い馬

モニターありがとうございました

 

 

うそほんと

 

うそほんとという本はありますか

と七歳の女の子に訊かれた。資料検索をかけて一覧を見せ、この車にも本館にもうそほんとという本はないよ、と伝えると、

うそほんとならなんでもいいんです、その中で何かのうそほんとはありますか

と一覧を覗き込むので、それなら例えば植物のうそほんととか食のうそほんとというのがあるよ、と指し示すと、

植物のうそほんとってなんですか

と訊くので、外来植物のことじゃないかな、と最近よく見るコスモスみたいな橙色のなんとかオオギクを思い浮かべながら答えると、しばらく黙っていたが、

じゃあ食のうそほんとにします、予約できますか先生

と言うので、予約用紙に書いてくれれば再来週の木曜日に持って来るよ、それから僕は先生じゃない、と答えると

すみません失礼しました、ありがとうございます

と言って、ひらがなで記入を済ませ、去って行きかけたがまた戻ってきて、

あのー、さっきの沢山あった中の、にっぼんなんとかうそほんとっていうのも予約したいんですけど

と言い出す。再び検索画面を出すと、たしかにニッボンの格差社会うそほんとという本があった。

彼女が去った後、僕はひらがなでにっぼんうそほんと、と書かれた予約用紙をしばらく眺め、書誌の正式名称を但し書きして予約処理を完了させた。

 

 

ガチャ

 

– [ ] 全能なので

– [ ] どうしよう

– [ ] ジェットコースターは蚊の勢いに

– [ ] 膨らんだ三日月の鋭利

– [ ] 車は燃えている

– [ ] いずれの側にも組しない

– [ ] 右手や額に

– [ ] 印を付けられ

– [ ] 死ぬと呟き

– [ ] 自国を応援

 

 

潰れたカナブンのバラード

 

ヤンファーブルに使われることもなく

スクラップ工場に運ばれることもなく

床の緑金

¡Ay, amor

que se fue y no vino!

霊は風

自分のものではない

¡Ay, amor

que se fue por el aire!

 

(届かぬ青 届いてしまった青の)

 

届かぬ青 届いてしまった青の

風速

心は

屋根を剥がされ

屋根は窓ガラスをぶち割って

 

 

色水

 

まだつきのなかばだというのに

おれはもうかねをつかいはたしてしまった

はなのいろはなぜきめられているのか

なぜひとのてでいろみずをすわせてかえられもするのか

ひとはそらのくもをどれくらいのはんいみわたせるのか

それはけいさんできそうなきがした         リソだよリソ 流行りのリソ 目が悪い人は去りそう でも版

元に寄り添う理想 これからみんなやりそう

眩しくて見えなかった ハチ公前で

パーキンソンが進んだ死ぬ一年前の菅ちゃんは何事もなかったふうを装ってポケットに手を突っ込みをスーパー片山の駐車場に降り立ちココナッツサブレとキャラメルコーンを買いに入ろうとするが一歩も進めずなお悪いことに尿意も催しその場でチャックを開けるのを二人の女子中学生が見て笑い転げる

認知のくせにゼロから組み立てるからパンクになるんだと気付いた

渋柿剥いて吊るしたら疲れた

一瞬の鳥の脇腹白黄緑灰黒

虚心坦懐にずり直せばいくつかの綱目

代行の二台目が交差点で潰れててこりゃ大変だなあと

貝殻ジャズのロダンは閉まっていたが二階から低い音でビッグバンドの音が流れ降りている

ただ唾を吐いた方に進むだけだ

きっと絶対に出会うことはない

電車は燻んだ黄色に塗られている

あうんという店のママにこれは私見ではない亀齢の宝亀と八拾が良いと言われ一升瓶を買って重さを減らすためにラッパ飲みしながら歩いている

西条には赤バスと青バスがある。どうせなら車体をそう塗れば良いのに。

あらゆる車体を引き連れてびよびよと鳴く進む泣く重くてヒモがアムステルダム

祈りを消し忘れてトラ柄の瞼裏

さみしい田舎だこと

この片交はまだ二週間くらいかかりそうだからしばらくは安泰だが、その先は。ホッカイロ代をチマチマ計算しながら、時間が滝壺に落ちていくのが見えた。

炙った干し柿の芯がまだ冷たい

セメン七、八袋積んだ四駆の軽トラはホームセンター出口から追い越し車線に出て行けり

炙った干し柿の種がまだ冷たい

腹のなか小麦がトグロを巻いている

連峰や手入れのされた花畠

石山から笠取を抜けて石田に出た

ほんの地蔵は六地蔵

と梶山俊夫が描いたのはここなのだろうか

京都は白茶けたスラムである

想い出を作りたくなくてエル・スール

二級河川と言われて弘田川

一両編成が猛スピードてウルトラQみたい

疑惑は夜の製紙工場の煙のように照らされている

ところどころにまだコンビニが寄ってもさみしいだけなのに

うたに他腹を切らせる

みな次々に執拗に付き纏われ刺されて死んでいった

面倒臭がって警察を呼ばないからだ

柔らかい部分があるのはいいがぼよぼよにした鳥を食べる人たちだから鳥だと思って刺されるのだ

曇り空ただ銀杏だけが明かるい

ライプニッツ・コンピューターはきっと結晶化でも神の存在でもなんでも説明してくれる。入力する人の器量に応じて、ではなく、誰にでも。

今年 高千穂行った。住宅たちは縛られていた。音も踊りも違和感あった。

「寒いと思ったら窓が開いてた」

エクスペリ

メンタルヘルス

エンジェルス

奴隷には好きなだけ食わせてやれと揚げニンニクは卓に置かれり

肉ダブルそれと餃子と言い捨てて隣の男はトイレに立ちぬ

残業の男はニンニク与えられふとエジプトが恋しくなりぬ

付き合っているのは鉄であった

一一八〇度下の鉄の振る舞いによって

安倍晋三のボディが決まる

宇宙は鉄になろうとする

人間も鉄になる

政治の季節も

愛も

歌ガキと聞こへて男女ら筑波山有事の祭は絶えて無からむ

義兄に          骨はバラけて朝組み直す

蝶番の扁桃錆びてる

the sliders unionだね

滑り台友達の時代から

狡猾な手の動きによって波を切る

波乗りやめて囲炉裏を切る

暖炉が無いから煙は昇らず

燻されてしまう青魚の銀

 

 

(狭い箱に住んでいるように見せかけながら)

 

狭い箱に住んでいるように見せかけながら

全員知らないフォロワーばかり

違う世界ってそんなに薄いのか?

平面から抜け出した感

というより

飛び出すえほんだ

オレのしごとはえほんだらけのあほんだらだから

本棚から人差し指でかたむける

選びに伴うミクロのほこり

 

まだ生きているきみ

SLIDESHOW

 

友だちはSFめいて

いきなり全部いなくなるためにだけ存在する

あやつり人形(Welt Am Draht)もさいきんは少子化で

それでSSWが手をひらひらさせているのがフロアで目立つようになったのか

目に入るものをすべて口述せよと言われて答えられなかったわたしたちは

捩った紙ナプキンの踊り子をテーブルに立たせて

葬儀屋のためのSLIDE SHOWを作るのだ    このマザーて酵母は閉経が生理になったり腹が爆発したりすごい

コロニーは水とリンゴで自分でも作れるらしい

イタリィでは子が母を産むらしい

泡立草嗄れて薄となりにけり

量ではなく比率で染まるのだ物心区別無く

差異だけが地図化される。山も海も私たちの心も白紙となった。

人生ってなんなんだろうねー

人生とは寒い夜にベッドからずれ落ちる布団だ

布団が人生だ

布団には二つある

右にずれ落ちるか左にずれ落ちるかのどちらかだ

僕は布団ではない

僕はホメオパシーの錠剤を噛むだけだ

真顔でピエタ

もうあなたを、私は産めない

包囲網は狭まって

満ち潮の環礁の

立つ瀬も無くなるパンク島

ノー技術 脳舞台

観照テオリア

完勝感傷干渉鑑賞

寒仕様

原美の腹は偽ブログ展示だった

every body needs a bottom.

切れ切れになった腸は混ぜ合わされ

切れ切れになって凧は揚がる

東京は海老大根挟み揚げのように生冷たい

金が成増貧困舘

飛び下りても底が無ければいつまでも落下しながら生きていける

落下を回転に回転を落下に変えるにはたいようがもういくつか必要だ

あとは画像編集機能

来なければずっと待っていられる

疾走マルチメディア

いじめに遭ったら

落下しても落上しても青空

自殺しても殺されても魂死タマジニ

シャンパンタワーは上から満ちるとうとうお金の夢を見た

ゴスペルと言いながらこれは太極拳のズワイショウではないのか

is this to your liking?

(国も自殺するのだ)                風池に貼る海路

Euroaquilo有楽論

国も自殺するのだ                 でマルタ島

国を主語にして

主語がなくなれば

自殺は自殺する

死が切り離されるのだ

あらゆる死は国においての死だった

人口とは死者数と同義だった

生きていることも死んでいることもない述語として我々難民は主語国を脱出しさまよう

永遠の隣国

隣国はない

リンゴは食わない                 ・Russia entered into the land of decoration

・ファミマ セゾンと訣別

博覧は何の役にも立たなかった

ふきのとうあり採りしかどせいぜいが潰れたコンビニのような寂しさ

精精が苦い光の蕗の薹潰れたコンビニのような寂しさ

はるにみるのは

わるもののゆめ

はぎしりしながら

ねごという

サテンとかラーメンだとかカレーとかみっかでいちまんつかっていたのか

すぎるたびはるのくうきの白みたりなんでコンビニつぶれたんだろ

夜中の三時半に9999フォーナインて終わってないか

よなかのさ

んじはんにきゅう

きゅうきゅうきゅ

うふぉーないんて

おわってないか

ライちゃんこんなところまで遠出したのか春一番が満月の日

今日の果軸

(もう部品が)                  重いから羽を付けたがるんだ

 

もう部品が手に入らないフィアットにセロテープを貼って

バケツの土はなかなか溶けず

遅い弁当食べたらもう辺りはどんより        singer songwriter,

桃の狭間がいちばん春だな             sing along to a nightmare

with singing ears of consonants.

sin is resonant, longing for a rider.

明け方は他者の心臓入れるから自我には最も危うい時間

向こうでは赤で渡ると出羽守

ラジオから〽けれどもようやく虹を見た

除草剤

分別のある分別に萌える

猫砂にする横綱のゴミ出し

除草剤散布で蔓延る土筆

美しい我孫子

乱射シャ乱Q

安倍ベア

リベラル墓場

ベラベムベロ

蚊がいる

加害者

果肉はletter

かにくわないやつ

春雷ステークス

粧ひ信田嫁入

フーコー明媚

カール大帝

ひとりしりとり

トリチウムの多い料理店

天路歴程バーミヤン

光速ヤスパース

春雷大滅

春雷かジェット機かわからないこれは私の愛する子

そら光りとうとう宇宙が血に至るまで逆らって泡立つとそのあと大風が吹いた柿の木に

小堺の白い肉ショッカーの如く溶け地面カルシウム照り首枷ワンダーランド首輪認証ベラベロ

ラベル貼り音凪ワイン出来上がり

ランボレロギーニ飢え乾くダリ臼一世風靡

そのあと雨

雨はまっすぐ下りる

光りで音が増すとまっすぐではない

ジョボジョボボジョレー

死と使徒ピッチャーメガデス丼おわりちかいおかわり地下一階

ご飯無料と思ったら百円取られた家系の苦い思い出トリ公

バンクロフトラブクラフトバンクラプト

天が怒っている

来春までには死ぬ

犬のにおい

ベラペムベロ

プライベートベンジャミン

便座ミンフランクリン

クリントイースト菌

ウドー音楽ムショ

アニメ韓

村上君鬱

統失制限ネコの白内

吐き癖見破る漢方医

タイムカード押しといてやるから帰れば? 早退性理論

娼婦殺しに至る経緯を予想させるいくつかの要素

インドの人と一時間話した。後退するリベラルは妄想が現実化する歯止めを演じている。私の曲が浮いている。この神殿はガレージのように掃除してほしいか。

とうとう音楽同様詩の場所にもアンビエントが!

麦の不揃いな頭等突立ちてをれば眼の痛き

不揃いな麦の頭等突っ立ち 九〇年代のような夕方

コンピーフは窓辺で開けるショーケンと水谷豊のような新宿

死にたい以外に言葉が出ないのは

ハイデッガーのように外を固定しているから

外を世界ではなく環境と言い換えるとほどける或いは溶ける

セカイ でもいい

はるは二元論組合闘争の終わり

わ!かれ!わかれ わかれ

離婚と書いて離婚(わか)れと読ます文字変換のセカイ観

出涸らし出されたハイデガー

登場人物が画面に向かって話しかける映画は大体面白いね

作品かと思った

ロシアは作品かと思った

生き死にに繋がる失敗と

同じ平面に食い込む根の冗談

死に際の冗談

「ロシア民衆」さえも冗談

 

2014poetry and (un)fixed verse on tweets

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辰年のコミュニケーション  血
吹雪の車内で 17  銀
TL  (祈れない男が居ても)
逃避行 23  開花前日
関ヶ原  雨のない嵐
Isaiah 29 a sphere
通過する小惑星エロス  (子供が二人いて)
寒気  覚えの書 59
突然死  解(ホド)けて浮いてゆく
(先を越されて嬉しくて)  Baby Watchfulness
too many wives Galatians
寒風 37  婚宴 71
Choices 月夜のボタン
風邪 41  切られた絵
徳永都の結婚式に  たたみのうえでしにたかったあり
静電気  dog run
(見張りを見張る 水や光りや)  unfadable crown of glory 79
(語群の白さに凹凸は板の印影を過ぎゆかせ)  溝(ドブ)
(資本の流れの中を)  地図を塗り替える
Scintillating scotoma  黒い満月 107
白の絶滅  at once 109
a transparent pretext  言葉のベッド
外の侵入  七〇人の者たちは喜びながら帰ってきて、
(うち沈んだ石が溶けてゆき)  Lure
Likewise   帆走
(削減対象に含まれているので) 89  Anti 113
祈り  (雷の後はバラバラと手足のように降ってきて)
無頼の縦皺   two necks blue band
言葉 (もはや居なかった場所で)
(輪の中に輪がある と言っても)  劇
梅雨ⅰ   希望
梅雨ⅱ  九・二三
a care 716  ワナビー
マイナス裁縫 97  脱走
心 良心 an unsound conscience
心  月を数えること
南紀  登山列車が出来たので
現在地確認  漢詩
徘徊老人  ベローチェのBGMは
冬 Who are you 131  (赤金色の遅刻は)
「祝いの島」  つつぬけ
甲板にて  南蛮紫
(水すましになりすました玉砕色のカリスマが) かけ離れた 傷口のような あでやかさで 163
(数珠つなぎの時間が玉を押し出し)  土
リトルネロ  彼女に戻って来た平和
(そのzuccaのジャケットには) 137  食卓の暗号
(声を 聞かない)  the whole obligation of man
岡山  València
パスワード the artist
D.O.A. 139  house carpenter
(未だに神聖な独身は長女のように声から老いて)  France
大野開発  Juniperus phoenicia
十六夜  Russians русские russkiye 179
どこまで遡って書くことが出来るか  ADAM
突き当たらせている   松屋で。
壁に掛かった三号のフレームには   春
春   写真
living without law 初夏
睡魔   美と傷
Memorial   マレイ・ペライア
人体 193  ライン 223
偏頭痛  熱中症
叙景~今日からだね   箱なし男
突風  (ひとつ、手がかりを求めている)
たましい  (単なる知識化と体の不調に逃げ込んでいる)
(黒い花といっても)   (最後の詩行は)
金沢  鹿沼 239
マルティチュードにおける非在のコモンのオレンジ    学校は楽しい
牧者のコンテクスト  (曇り空の下で自由になりなにがしかの方策を練る) 241
三津  盂蘭盆奴隷と紫
或る転向(a turnaround)   崩れ
山の金  (財布を落として)
醪(モロミ) to the morrow   淫行
わたしたちの時は・・ 或る役者
収穫は過ぎ、夏は終わった。・・            power from nowhere 251
(子供が増えてきたが) 271            (霊者の用語で語らずに)
(長い雨なのに明るい) (突然無防備の田園に)
カビリアの夜 頭痛
作業のにせもの 277   (ちょっとした) 331
(道を示されると思って) (とってかわるものではありませんけれども)
(目の前のガラスを割ることを考えた) 岬を廻って
風車 283 突然死 337
(ずっとマスクをしはじめたら) また来ん春
空想の虐殺の意志力は 避難所
銅像とは知多だか渥美だかで知り合った 防災訓練を楽しみに
(今日四時には日本が折れる音を聞く) 二〇一四
マラウィ (独語する男が携帯を持たされている)
(失くした場所で 怯えながら弾く) (蜻蛉の羽の風力発電の揺れは木星に吸収される)
手の影は階段に焼き付き between two evenings
混乱した理想像に依存され罪悪感が主人となった 元気だった頃
(グレーのむづかしさの中で)307  (文字が寄り添いせり上がることで白冠する)
棘(おどろ) 月の出を見るドイツ・ロマン派
そろそろ言い訳も尽きて (僕はまた走ってみた)
一人になったら Zoster
ノアの額に雨粒が落ちる 夕立
隔離された夕方  (三角に) 421
王道                       風化
自分より大きい者にとって汚れとは         (いくら寝ても寝たりないというようなことは分かっていた)
(人が過ごしている時間の)            (すべてを叩き潰して平面にし)
ジョンのサン新譜のためのコメント 373       (顔を見失う)
山陽                       chou chou train
(人の意見でデッサンは狂い)           (今日の空と海は)
星空の雨 379                   夜空
夢魔の領域が両側から攻め取られ          海のそばに家を建てて
核で旗は振られているが              詩集二〇一四
塩江                       青空
無意識                      ランボー
三・一三 397                  辺野古
flaming torch 401                (差別の記憶と結び付いて濁ってねじ曲がっているところが) 461
尾道 409 ルー
□朝 月夜
子供の国 二〇一四
(ぜがじぇに聞こえる) (方舟の形をしたタール)
(七時台の着崩れした) 矯正不能の領域にも開かれているような場で何を呟くというのか
(感性の化け物に騙されるな) いけえずみさん
(曇った青空に観光ガイドの声で) (砂埃)
(目を瞑って歩く夜道は) (ピノノワ野郎)
(椿にフォーカスする) 遠さ
(靴を忘れた役者には) (現在は)
(その人は天に行くと思われていた) (あなたの名が)
(触れているものがあり) (うみなりのおとすれ)
(話さないことが強さであるような) (見渡すかぎりの)
(安全が演壇に立った) (笑いは湿度を低く保ちながら室内を伝っていった) 599
発展途上国 (注目してきたのは) 601
行かねば 死体を片付ける 613
そんなことを考えながら山道に死体を埋めた。 (紙を丸めたような形の)
(おそろしい楕円の月だ) 友達
残照 三界
ナードっていうのは 547 mouton
(こどもは) (おんなじ道を間違えて)
店で死ぬ 蚊
入国 ほんとのくらし
(今朝は一筋の) (点ではなく線になっていて)
光と闇 (端々に零れ出る世)
国道一号 久世橋 (核で旗は振られているが)
(家には骨が) おやすみおはようこんにちは
(畳に座り) 胃婁
歴然の歪 (岩のために声があり)
(世のものではないので) 641 うそほんと
ECD 643 ガチャ
笑顔 潰れたカナブンのバラード
舞踏の下手 (届かぬ青 届いてしまった青の)
誰もがどこか箍(たが)が外れていた 647  色水
(ブルームーン) (ほんとうに戻って来たのだろうか) 661
整(all t)えられた(hose who were )人(right)はみな(ly disposed) (狭い箱に住んでいるように見せかけながら)
虐殺がまだ来ないまま SLIDESHOW
Jeopardize (包囲網は狭まって)
井戸(ペエール) (国も自殺するのだ)
at most (もう部品が)
義兄に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辰年のコミュニケーション

手話に裏表があるなら
装いを変えても追い抜かれる
雹を追い抜き 終着駅に刺さってゆく
山吹色の光を押し出して ドアは閉められ
室内は既に霊の白さを予期している
語られた状況は 葡萄茶と紫だった
要約しようとすると補色になる
白土に白蛇
全宇宙が注目
オレンジイエロー
クリーム

今年も光は蛇のようにはためくのか
焦げたオレンジ
目を閉じると太字のアルファベットが見える
収蔵品のような 意味の沈殿
また別の時があると思っていたが
人は終わりまでこのまま こめかみから内部に アニメ化される
わたしの言う事をあなたが当てはめたら
わたしはすぐにも滅びるだろう
あなたの接続が 場末のネカフェのように 遅いので わたしは まだ生きている
生かされているのではない
死に漏れているのだ
女はトイレで 嗚咽した
クラウド・メアリー
@ji_sei  伊藤左千夫やね
I liked a @YouTube video youtu.be/Jd0U6SfGiLA?a 三善英史 アカシヤの雨がやむとき
こわいゆめがこわい  いたいゆめがいたい やわらかいこころとひきかえに 傷つくことを許す
めをあけるとあけおめ 融ける雨OK
おい思想美味しそう貧しそう
罪に対して有罪を宣告する 丸亀で曲がる目
横風操行 躁風横行
大越冬闘争
倉吉朝子だ
夢前川
アントニオーニ
ポパイのホウレン草よ
三田宝塚渋滞だから176に降りる車が多いからとそのまま中国道を行く車が多いからと降りる車が多いだろうからそのまま中国道を行く車が多いから176に降
フラワータウン駅 ふざけた名前だ きっと飛び降りたくなる
生瀬といえば尾形乾山の化粧土
クワイ 慈姑 三つ葉鷲頭
三田バード
わかんないよ よいなんかは
トイレ行きたいけど寒くて行けない ほんとは行った パブリックに乾杯
パブリックは祝福の日溜まりだ 水面に上って息をする 水生の有袋類
プライベートそれ自体のなかでは言葉は呼吸できない
裏アカは裏アカの外にしか、外によってしか存在しない
もうここからしかメールしない 公開処刑(萩恭)の装丁は素晴らしい
電気敷毛布を強にした(嘘)
段ボールで作った電気毛布で暖かいふり をしていたら凍死したふり
「(オウムの)平田です」
放歌魔
色彩のブルースは見かけ倒し 弾道はいつも将棋倒し
伊勢いーぜ パーはスポッとハマる
新名神 sin may sing
しがらみ焼
津市を通りました 山が枯れて灰が暖かく もう死んでもいいようなところですね もうすぐ伊勢に着きます
伊勢 後ろ姿がみな同じ 滅びに至る広い参道を
橋を渡る ここからはひとり お前ら日本人 水は 守れば 清かろう
塗らない 鳥居の 寓意に目覚めよ
あのー 平田です
焼き付けておけ 露光して 幾重にも
「 」すがすがしくなった「 」 「」トイレ行ってくるわ「 」
「まったく気付いてない」 五十鈴川に投げ銭をしないでください
禁煙ホンモンジゴケ(林檎風)
触る木に持っていかれて また一人脱落
パブリックから剥がれ落ちる 欠片の藁を綯って
妥協神社 玉砂利社交
木造ハートの結構 賽銭箱をひっくり返す誠実
伊勢うどんは認められないが 内田剛一と参道の関係は被虐的だ
人々よ 虎屋のように二日で腐れ
ひねたジャスミンが壁に向かって這い登ることを諦め、放尿するように絶望している
三重は枯草の中をゆっくり暮れていった
「きみのいない日本は暮れかかっています」 いつしか日本代表のような気持ちで
すっかり暮れて白いものだけ光っている
桑名の夜は黒くて バスジャックされたように寒い
長島温泉 イルミネーション 「予約しといたのさ」 バカみたい
ネギのようにほつれて 館内着のように結び目のある 撮影の結束点が 水平にされた携帯にボコボコ 沸く時間
かなしみぱみゅぱみゅ
来年はハワイか台湾に行こうかと言われて「えっ!タワイ!?」と滑ったら「両方かよ」と返された
囚われのマナティが回転の快楽のみに意識を集中させている
猫がその短い人生に伸びをさせている
ジョニー・サンダースが short lives を唄いながら、リチャード・ヘルの人生を寄り添わせている
川の中の石。川になるのか石になるのか。川にあらず石にあらず。
癌細胞に戸籍を譲る
ひなぎくの茎に鬼ユリが 平田さんの体におれのアタマが
花が茎を掴んで名前を乗っ取ろうとしている
水鳥は漂いながら静止して コンビニで子を産み捨てている
吹雪の車内で

鼻腔に死の息
一つ息をする毎に命から離れてゆく
日はすっかり傾き
形は市民だが
喜びの中身が全く違う人々の
被災した家の灯りから
どんどん遠のいてゆく
新しい旅行計画を組む
死の代理店の
ツアーガイドのように マイクを使っている
弁当箱のように 大きめの声で
死臭を土に埋めながら
今夜、異なる場所場所で時間は進行している
クオリティは掠れ声の中だけに退行した
カリースマとは話しかける能力のこと
マスクの連なりから
愛を強制する叫びが上がる
弁当箱の蒲鉾のような白が
再びうどんの料金のように外気に沈んでいる
代理者たちは蟹のように立っている
その親切は試食のタッパーのようだ
テイスティングされる死のにおい
食用にされる胎児のような
発酵し損ねたドメスティックの暴力の生地のような
壊れた傘のにおい
車の中で渦巻く吹雪が
過去の実をはたき落とすにおい
そのにおいが携帯で伝わるのだ
濃いけれども 化粧の仕方が違う顔のように
意味なく定義がずれていくように思える
別の枕のような土地に
きみは レンタカーを走らせるように
吹雪く車内で手鏡を見る
転向の言葉がスノータイヤを履いていないのに
黄色と青のケーブルマイクが枕の上に置かれている
最前列に移動しただけのリアリティーは有効か
それは老いの皺のようだ
黒檀のような立体が フレームレスの横で
やさぐれた牧師のように 立っているのが見える
寒そうな熱帯.も部屋の隅に見える
音の熱 のみによって 照り返されている
ガマガエルの通奏低音は月食の筑波から絶え
背広のポケットにフラップはない
残像のメニューの中で カフェで 餓死する
暖かい便座のスイッチを切り
白のクロスに 蚊トンボの影のように 握り拳で汚れを付け
喋る女の首をなくす なら
ああまた 寒い熱帯
チラ見する 時計が 狂っているなら
部屋の中のマフラーが 胃のようなもののフレームの 色に なっている筈だ
牡丹色とオレンジは一群のDVDのように排斥されなければならない
という牛の喋りが 薄紫に向けられている
黄色い丘が 溶けて広がっている
大家族 ものめずらしさも手伝って
その通奏低音は塵からのさえずりのようだ
吹雪の車内で その通奏低音は塵からのさえずりのようだ

TL

貴橄欖石 と
黒い太陽
黒ガラス の
試験管
鉱物 を
人の上に置く生き方
磨くこと に
仮託した
節度
黒ガラス
涙 ヒロシマの
黒曜石 の
院長 は
居眠りする 段階に
来た 風化物 を
遠くから 見ている
際立つ 黒い 眼球
牽かれる 牛
半円に刺さる直線
義なる者に飾りあれ
見下げる 石鹸箱
清さ と メーター(何の機器だろう)
萎びた田楽のような品位
山 宗 崇
@cle_cowryor @frufrustuunhc
フォローの仕方がTLネットワーク
山 の 羊 が ヤギ汁
うるさい 青 が 争う
ルワンダの 口 口 口
それらの口に 明るい緑 の
苔が 光った
拍手の直前に
象牙色の 沈殿 が起こっている
罪は 生来のもの
ではない
と証明され
わたしたちは
不完全だから
という言い訳が
出来なくなった
すべては
ベクトルの
問題になった                   正月
ピラニア軍団
ていたよね
一行目から言葉を出す場所を間違えている
そんな風にして 明けて
満月になって 終わった
子を失った熊のように彼らに出会い、その心の囲いをかき裂く
twitterは果てしないはしたなさである
はしたない果てしなさである、かな
逃避行

わかるよ、そろそろ終わりだ
トンネルには 相変わらず 死んだ獣の風が 通っていたが
「気を悪くしてはなりません」という声がして車は夜を抜け出た
神は喜んだが
女は部屋に祭壇を設えていたので
それはたやすく 他の神々に取って代わられるのだった
一回目の旅行のとき、
二回目の旅行のとき、
怒りは激しくぶつかって
互いに譲らず、別れることになった
逃避行のようにして
世から離れていたのに
立ち飲み屋の前で 立ち止まり
外れたパチンコ玉が すとん と落ちるようにして 吸い込まれていった
隠れていても 風邪は引くもんだね
たまに天と地で メールした
やがてMAILER-DAEMONという返信が来るだけになった
きみの夢を見たんだよと 今日も メールしようとして
花屋の店先のような 茎を縦に流れる 霊のにおいがして
モオヴのバケツに 吐く形をした雲の 写真を撮ろうと
煮凝りのような
阿佐ヶ谷の
箱根の高さの上空から下までの空気を切り取り
線量を測定し
突然死した獣の糞便にラベルを貼った
マルコのような
ひべるにあ の
レモン色の夕方 と訳された あの時刻に
本当は暮らせていない人たちが
楽しそうに 残された時間を さんざめいて
三つ目の祭壇から 見捨てられ ヨコハマ の 日ノ出町あたりをうろうろしていた時
不意にあの直角の シリンダーのように切り取られた上下空気の線量が
ハト と コオロギに付着して聞こえてきた
電話に出ない時刻の 祈りのような野菜たちが 口を開けて
冬、寒、と 種々の彩りの 携帯を 打っている
帰って来て 休息することによって 救われる ような休日出勤の秘密を
もはや 隠さない
月経中の女のように
汚物と呼ぶ
ベルベットとリンゴ箱とローソクでしつらえた 祭壇
Kinh Thánh
夜道にベトコンラーメンていう看板が見えて
コオロギの羽根のようにしんなりした線量に
無気力であることが
分からないほど
動かなくてもよかった
逃避行 が
被曝による 寿命の短縮に
意味を変える
料理に被せる蓋のように
意味を覆う
射的場のような 灯りに
ぼくらは 立ち止まる
精算ボタンを押すと 足りないことが分かっている
痛みが幻想であるように
資本も幻想であればいい
トリガーを破壊することだ
逃避行のさなかに
全ての言説は空だ
静岡の海岸に
わたしがうち上げられている
女は夜中にジャスコの掃除をしていた
彼氏と一緒だったので淋しくなかった
トンネルの中は ロケットのようで
抜けると いつも わずかに
予言のように明るい 夜明けだった
逃避行と 測定器が その明るさの中で 出会っている
空と海の色が全く一緒で見分けがつかないことがあるね。船が飛んでいるようだ。
あなたは自分の言葉が世に投ぜられた爆弾だと思っているみたいだけど、そうだとしたら世界は不発弾だらけね。
高速舞子って拘束michaelに聴こえるわね
ロビンソンがデフォでモンテクリストはデマ
そして神戸てなにがそしてなんやろと思いながらさしかかる神戸
モーニングのあとに何食べてんの、この子ww
岡本駅からfarmhousecafeが見えます次は夙川です
お嬢さん方やおじさんがいっぱい乗ってきたなう
transfer重層小町サーティーン
重曹できれいになるよリノニウム
コーラ缶股に挟んで車椅子
(アーガイル六首)
アーガイル同士が道で擦れ違う親族のような無関係さで
アーガイル同士だからといってもね親戚みたいな口きかないで
何を言うきみの名前はナオミだとその紋章が語っているぞ
この柄を着てたら皆なキャンベルとあなたは思いたいって訳ね
トラウマは小布施の街にこだまするトリガーとしての柄の強迫
思い出をかけ流しにして捨てるならあなたのナオミになってもいいわ
いろはすやなにもそんなにしなくとも なりふりかまわぬ かぴたるの 雪
かなしみぶじょぶじょ
雪止んでわたしはみじめな少女です
足の先だけではなくて全体が鉄と粘土で赤い彫像
審問の露国にひとり遺されて白き峰らのおそろしきかな
関ヶ原

裏日本が太平洋側に侵入した奇妙な積雪地帯で電話しています
表に抜けようとする風の通り道なのか、ぼくらの裏もまた白く覆われ、
上からの細い通り道なのか、電波による逢瀬も吹雪いては止みながら
人生がカラーであろうとモノクロームであろうといまはただ白い風景が続きます
この辺りは決定の低地平原と呼ばれ
古来より国々の歴史を左右する見えない決戦の場でした
と突然
ぼくらの裏と表は 裁かれることなくトンネルを抜け雪のない表日本の町に放り出される
あとは平易な日常が萎えた裏を黙って裏返している

Isaiah

澄んだ黒い水が
首都の手土産に持ち帰られた

飲める泥水の言葉を捨て
あゝよく見れば ボーフラのような
水の傷
首都から帰って来て
息が出来るところで息を殺している
blessed  cursed
二つの言葉の
入れ子のような唐突な転換
胃はまるでつやつや光るストッキングを穿いた膝のようで
汚染米のパールの輝きと引き換えにすべての財産を投げ打つわたしたちの外食
は照らされて コキュコキュ と軋む プラスチックの わたしたちの 臓器 を使ったスプラッタな撮影のようだ
ブーツによる鼠色の日常が 市街地の鹿のように 胃を捕らえる
ハキハキとした 五〇年前のカラースチールのような論旨
はマイクが置き去りにされ
トルソ型の花瓶の光の輪郭だけが残った
が雪の林のドラマではいつも
ハアハア逃げて
撃たれることになる

通過する小惑星エロス
小惑星エロスの接近で夢が固くなっている人が多い
頭を振って
惑星を振り切りながら
売物件の看板だらけの道を
進む朝
日光はあくまでも温暖に 翼を広げるので 来ぬ男を想って僕は
ずれた縁石を蹴り上げる
鼻につく失業のにおいを振り切りながら
甘い惑星のようにして
罪の落胆の名残がある
軍隊の方がまだましだった
それでも君は
嘘と共に歩め
あくまでも温暖な
朝の奪略の日差しの中
売物件だらけの道を

背表紙、背表紙
疲れる幼稚さだ
これで千人が倒れ 万人が倒れた
それにしても携帯を忘れたね
脳が蚯蚓のように土を食べている
頭蓋に穴を開けて抗ガン剤を入れる
今は完快している
大多数は不道徳
軍隊のように黒い電流が配電盤を流れる
たてがみのある動物よ
ガンと共に歩め
別のものに乗っ取られて死ね

それでも君は
甘い惑星のように鼻につく失業のにおいを振り切りながら
嘘と共に歩め
あくまでも温暖な
朝の奪略の日差しの中
頭を振って
売物件だらけの道を
嘘と共に独りで歩め
肢体を「死体として互いのもの」と聞き間違えて起きられぬ朝
起きられぬ朝ただで売られてただで買い戻されるとイザヤは言ってる
いざ起きようと思ったら「いっそトイレは薄着のままで行くんです」
寒気

スフィンクスの座り方で 一匙の魚油を受けてからというもの 一切の語呂合わせを受け付けなくなり 舗装されていない小径を 悪人のような顔をして 幾日も連れ廻した
次から次へと都市を通り過ぎ hollow skyから 雪がちらつくまで カラオケのように廻り込む冷たさに時間を寄り添わせた
I wouldn’t like to do anything on you
on the wheel
縦縞の上下のきみの眠気を襲う寒気のように ひとしきり水に溶けた緑の 安全な主人公という錯覚 のような眠気から覚めるよう人々を助ける夢遊病者の ソーシャル・ネットワークの樹々の梢に積もった雪が ひとしきり 人工の光に照らされ その緑の眠気の中に 無理矢理血が浮上してくる
無理に搾り出すように返事しようとすると するすると自分の体が声を横切っていく
それをしないことが最高であるような人為的ミスとしての作詞の不適合による死は半数に及ぶ
難しいから分かりませんと言えない分野が緑のティンクトゥーラの中を昇ってくる
腹の時からの違反者が 苦悩の溶鉱炉で ディペンデントな責任転嫁
猿投阿寺断層・・
サザンの「夏をあきらめて」みたいな地震 その断層上で上下左右にスライド
立春に水漬いて蝉が前のめり
突然死

起きられない事を主題にしていた頃
立春のアルトーは 水に浮く繊維質の糞のように それでもあいまいだった
突然死が増えて風呂場からビワの笑いが消え
我々は屍の上に蠢くバンド名のような青春を終わらせた
全ての神に祈ると一五〇年はかかるので
我々はチリ紙で鼻をかむ
タンタン(tintin)のような寝癖で 立ち昇る香のような形をしたティッシュを抜き取ると シリカとアルミナで出来た我々の胸のサンドイッチからも水の層が抜けていく
長い髪の支流を追い オレンジが労働のように日焼けしている
起きられない朝にペンを持ったおれが先に歩いていく
おれは勝手なセンサス(census)をしている
しもべをぼくと読み違え
ソロモンの前で子供を切り分けることに同意した女が
死にたい と言っている

(先を越されて嬉しくて)
ひさしぶり腹に巻き付く困ったな忘れることを忘れろなんて
先を越されて嬉しくて
でもぼくはきみに入る非望のことを想った
希望なんてなくてもいい
腸をしめつける角度の疼きから
何色のバトンを渡す
一番辛いのは希望がないことではなく希望のあるふりが出来なくなることだ。絶望はむしろ楽しい。
希望などなくてもいいさ一度だけ誰にもばれない嘘をつけたら
髪の毛を抜きはじめて困るのはただ存在していることの言い訳
歌っても語りと言うね弾き語り語り物から来てるのかもね
五+シング ライク ストーキング
アンナプルナみたいね春の雪の峰
打ちながら握ったままで寝落ちする巷じゃよくある話みたいね
DVと三・一一PTSDから見れば同じうちそと
物を視る喜び少し春めいて止血のウェットに自閉の儀式
春めいてアルツの風味の茶漬 かな
背後に真露の並ぶカウンターに怯えた招き猫が立ち居り
そういう訳でぼくらはブラブラ病とリアル病に罹るしかなくなってゆく
地層のない、アミダのような平面を
野獣の像に命を吹き込むように、カラオケの駄曲に命を吹き込もうとして
きみは泣く
突然死にはエリック・ドルフィー、癌にはビリー・ホリデイ
きみはうたのたてよこを知らない
アミダを梯子のように空間に掛けてみせたら
金タワシの中を進むナメクジのようにぼくらは
too many wives
too many wives
in short lives
imperfect reasoning to get around
the forbearance
goes on for some time
so with impunity
with no immediate negative consequence
no sad outcome eventually
consequence
down the line
too many wives
in short lives
king Solomon was not immune
寒風 went astray
lost the favor
かつては自分が切り出された岩、自分が掘り出された坑の窪みを思い見る
手のひらに子供の名まえを刻む
子どもたちは気絶する
返済の目どがつかない身体を軋ませて
かつて自分が居た負の空間に耳を見ひらく
choices


選ぶ    共 巽
巽にしんにょう                    己
道の左 に辶(しんにょう)道の左
その町は小ローマのようであの町は小京都のようで どの町も東京のようで
仲間は十人に充たなかった            会堂を建てるには規定数に充たなかった
小さなローマのようにしてあちこちに泉があった  小さなローマのようにしてあちこちに銭の泉があった
ちいさな京都のようにしてあちこちに中心があり  ちいさな京都のようにしてあちこちに中心があり
退いた塹壕も散見された             わたしがかつて退いた塹壕も散見された
乾いた土の瓶の口                乾いた土の瓶の口
いっそ間違いなのなら              いっそ間違いなら
別の軽い家のように               別の塔のように
振る舞おうか暴行を受けても           振る舞おうか
感情 小京都
気落ち 小ローマ
立ち 単純 立ち返る
字ばかり書いて                 字ばかり書いて
篩にかける                   サタンが篩にかける
みじめ
きみを 迎えに行くべきだろうか
絶滅を迎えて                  絶滅を迎えて
何でこんな
艱難
数日間のうちに
決定を下さなければならなかった         選ばなければならなかった
いよいよその時は来た              いよいよその時は来た
同じでいいというわけではない          今までと同じでいいというわけではなかった
ルワンダ
終わり
生ぬるい
生ぬるい
生ぬるい

共 巽

に辶(しんにょう)道の左
どの町も東京のようで
会堂を建てるには規定数に充たなかった
小さなローマのようにしてあちこちに銭の泉があった
ちいさな京都のようにしてあちこちに中心があり
わたしがかつて退いた塹壕も散見された
乾いた土の瓶の口
いっそ間違いなら
別の塔のように
振る舞おうか
字ばかり書いて
サタンが篩にかける
絶滅を迎えて
選ばなければならなかった
いよいよその時は来た
今までと同じでいいというわけではなかった
空間の歪みに落とし込まれ物差しと一緒に膨張するぼくらは本当はテレタビーズ並みに巨人かも知れない

風邪

不義の時間は尽きようとしていて 青空は輪転機に巻き取られ
素人の描いた風呂屋のような松の絵がカラオケスナックのステージ背面いっぱいに貼られている
夢現のまま青天井に叩きつけられて出来た十字を誤解してきたお蔭で私達が背負わされているガンのような不死
今日も遅れた明るさの包囲網の中で 未発見の生物が瞼を閉じている
ペンキ絵のような青天井の裏側にある高い考えは 許したい ということ
不義の時間は尽きようとしていて 青空は輪転機に巻き取られ
風邪の宇宙はティッシュのように 変形させられる
競輪場の串カツよりまだ細いで
風花や蕎麦湯で溶かす胸の中
環状線めっちゃ暑いやんか
ほんとなら「あ」を押すだけで出る筈の「愛してるよ」の予測文字列
徳永都の結婚式に

飛ばす農道
ローカルな受動
自動じゃないぜ二輪
臨終後にはゆるす不倫
それまでは封印
タンスに隠す過去
ダンスとしての音
落として割る皿
家庭のプロセス
今日までの都は焼き払え
シャッター街押しやって空けるソラの上でウェディング
親から離れて始まる地上のファミリー
とうとうmarried 使うのはダンスのメソッド
コンタクトインプロヴィゼーション/ループする双方向コミュニケーション
がんばれは最深の地層で 感謝はすべての、愛してるは表層のループとして。
@home水の毛布で眠るなら
静電気 ループはだんだん増えていって集合写真に似てくる筈だった。

二枚の衣服を剥がす時
彼女が持ち歩いていた毀れた助詞の一画からひかりが走った
夜は霊的昼はワールドリィ
昼は霊的夜はワールドリィ
辻褄袷のような火花だった             全ての音楽の終わりは近づいた
その後柔らかい草のように骨が芽生えるだろう
#ABOUT なんで休むんだよ 来週までどうやって生きたらいいんだ
ぼくがぼくを殺してしまって君と一緒に逃げるけど死体の処置に困って という夢
もうきみには伝書鳩にするよgogle gu
死にたい。もう金は使えない
twitter/内twitter/雑誌内/雑誌tweet/里親募集
春の風外に居るのは犬、娼婦
鐘の音まで聴こえては夜の終わり
夜の終わりバイクの音が近付くと
白梅を見るため夜を開けにいく
白梅が白夢になり明けガラス
もう一度眠ってみよう、おやすみなさい。
じわじわと締め付けるように明けてきた
白梅や夜の終わりと世の終わり
土曜の夜はだから嫌いなんだ 耳鳴り芳一 無音がうるさい
あれは何あれは春風がらがらと音を立ててる遠い夜更けに
白梅は夜中に猫に起こされて夜明けに見たりするものですか
春風には放射能がよく似合う残酷な季節て荒地で言うじゃん
いろんな色の上に黒のクレヨン塗って引っ掻くやつあんじゃん(あーんな感じ)
(見張りを見張る 水や光りや)

見張りを見張る 水や光りや
国道沿いに 編まれた鉄塔
悪を知る手付きは職人
悪が悪を正すだろう と
豚の群れの中に送り込んで下さい
真直ぐなナビ
打ち砕かれる体罰の国
放射能の雨に打たれて
証の春雨に濡れて

戻ってみると 既に公会儀は進んでいて
妥協や根回し をしないで
コンクラーベ
アモスとエステルが 眼球のような明るさのバスの中へ入っていく
アゴバルドゥス
クラウディウス
ベレンガリウス
フィリピンからトルティーヤ
嘲笑う
ロック史が書き直されていく
見張りを見張る 上の上の上
国道沿いに 編まれた鉄塔
善悪を知る手付きは職人
悪が悪を正すだろうかと

(語群の白さに凹凸は板の印影を過ぎゆかせ)

語群の白さに凹凸は板の印影を過ぎゆかせ
ツバメの来ない安心
と自閉の町に砂に顔を埋めてうずくまる過敏が
プレビューでは
支配者のところに引き摺られてゆくのだから
この映画のような皮膚を撫でて
僕は川沿いのにおいを閉じた眼で聴く 音無川
ティベリウス、カリギュラ、クラウディウスⅠ、
ネロ が流れて来る
きょうはあくまでも濁った白の李朝のように歪にくこんくこんと丸いチョコレートだ
影は一反の布になり
そこにああ下手な字で「 むし 」と読めるから
うつむいて
平和を過ぎ行かせる と
音が変わってゆく
風邪に、それから落ち着いた緊張を受け止めるインクの紺に。
不安障害が冷気のように夜に溶け出すと
白と黄の斑になる
光が板を刺し始めた

(資本の流れの中を)

資本の流れの中を
車椅子を押して遡る
川幅が狭まり
やがて車椅子も捨て
パーキンソンの両足で
涎を垂らしながら
左、右、と声を掛けながら
信条は前に進めない
後退も出来ない
門限は迫り
行く手の狭まりにわたしたちはブロックされる
老眼鏡の眩暈のように
視野を滑る故障の多さ
parts are adjusted automatically
確かにこれはわたしの病気だ
わたしたちが朽ち果てる時
テントを張る人はいない
十二年飼ったペットはみな散らされた
崩壊の中にドーランを塗って立つ
ヤニ質の貢ぎ物のように
陽光はにび色に暖色のまま冷めた
生々しい鞭の痕だらけである
慰めは寒色のまま加熱される
ギレアデにあるというその香は
岡山の夕暮れのように遠い
道後は道の終わりだ、と道後商工会議所会頭は言った
セシウムが踏み固められ
みんなの道は逆に広くなってゆくが
わたしの目に映るのはナメクジの跡のように
狭くなった一つの川筋だけである
屋台を建てテントを張る者たちは居なくなった
故障した機械は予言的な諧調に捉えられ
感興のさなかに呻いた
わたしの記念として
わたしの記念として
火星と金星の色が 二人の婦人に追い付いてゆく
思い浮かべるのは 光速で伝わる叫びや気の狂わんばかりの痛み
不完全さという落差と同じ電圧の感謝をもって 羊色のカーディガンを着込む
家紋がチェック柄であるような土地から
ディスティラリーの 滴るにび色の 常温の炎
場面という妊婦のような多面体に映る キノコ雲のような影
祝祷を述べ
狭まる川にパンを浸す
因習 の 水田記号 の
平坦な 井手 の 横の
梅林 の 上 の 斜面 の 住居の
記号に 実体の 果実の 汚れ
様々な 蜜柑 について
原稿に頼らず 話すなら
何の選考に勝利するのか
考え方、という道の静脈瘤 のような 駅は 川で 繫がれて
上流にある宝はガラス玉の目
焦点を ぼやけさせるものは 思い煩いや 石屋の資本、ボーダーの私服、としての制服、としての 苦く重い色の軽さ
制服としての霊に仕事を中断させられることには慣れている
オフィス街に落ちている触れないでおくほうが良い金管から
グリセリンのような身体と衣服の遮断
将来の見通しについて セルフのスタンドの券売機と同じようにみだらに語ることができる
工場や企業に対する強い願い 資本は 油のようにパーマを伝う
総務部長の浅い肺は水が溜まり 不安で 息苦しく 眠れなかった
友好的に失礼するためだけの
マイナス茶碗に張る雪解け水
暗い光、あたたかな氷柱、
冷たい土器。

血は河を逆流し
途絶えた先端が現在である
部屋は普通に明るいのに
暗闇の中で白く輝くように背景を木炭で塗り潰したのは何故か
何故枠の中に描かず 構図を後でトリミングしたのか
鏡を離れると忘れてしまうので見続ける
それはロスか
ボタ山の影のように 動機が横たわっている
動機が間違っていても
良い変化というのはある

銀は静かに生活しようとしていて
後ろ姿の黒い背広を見ている
麦のように真っ直ぐに立ち
請求書のようにピアノの周りを回る
歪んでいるので真っ直ぐに見えている
知らないでいた方が良かったのだ
良い思い出しかないというのはとても危険だ
思い出とは豚が転げ回る泥だ

(祈れない男が居ても)

祈れない男が居ても
三組に一組は離婚するにしても
生殖に関する
男が祈れないのは
会衆の中では祈れない男が居ても
非難する権利を持たない
三組に一組は離婚するにしても
憂う権利を持たない
月経中の女と寝る者
月経中の女の生殖器は傷つき易
い としても 禁じる権利を持たない
生殖に関する 権利を持たない
生殖に関して何か言う 権利を持たない
会衆の中では祈れない男が居ても
三組に一組は離婚するにしても
三組に一組は離婚する国で
月経中の女の生殖器は傷つき易いにしても
月経中の女の生殖器は傷つき易いから
何も言う権利を持たない
生殖に関する
祈るふりをするヴェイユの
祈るふりをするきみのヴェイユ
会衆の中で祈れない男が居ても
会堂の中で祈れない男が居ても
三組に一組は離婚する国で
月経中の女の生殖器は傷つき易いので
淫行を犯す独身者
淫行の独身者のように笑って立っていた
マスターベーションをする男が居ても
同性愛行為をする男が居ても
同姓愛行為をやめられない男
同性愛行為をやめられない男が居ても
マスターベーションについて
マスターベーションをする独身者のよう
に業務を怠って
マスターベーションをする独身者のよう
に ぼーっと立っていた
ぼーっと立っている間に 廃された
肢体の律法
家事のように 暴力的な 犠牲を
捧げる時も
会堂で
祈れない男
三組に一組は離婚する国で
月経中の女の生殖器は傷つき易く
同性愛者や淫行の独身者のように
ぼーっと立って笑っていた
ぼーっと笑って立っていた
ぼーっと立って笑っていた
死の香りの立ち昇る春の道で
死の香りの立ち昇る春のアッピア街道で
被疑者としてたまに寝息を立て
何の寄付もせず
乞食には金を遣らず
何の寄付もせず
満喫でjojoとか読んで
花を踏みしだいて

開花前日

静かにしてくれマスカット
昼何を 見ず知らず の 有精無精の
友人の 友人まで 汚損
づぼらな花壇
駅へはモオヴの裏道
取り敢えずきみを串刺し
吊られた快楽
器官を畜獣のサマリヤタクシーに乗せて
その後 王として
誰を支配するかは分からない
目を閉じると
却って別の店で沢山の人が手を挙げている
性は弁当箱のように揺れ
ぼくらの冬の病がまだ疼く
そして興味を失くした鳩のように去っていく
雨のない嵐

雨のない嵐に 晴れ 曇りさえ 関係なく
人を吹き飛ばしたことのない 風
を 限界なく 凶暴な ぬるさ に 変え、
潰れかけたラブホの塀を倒し
日本語名と併記のカタカナのgiven nameとの塀を倒し
半月を太らせ
死人を復活させる風を 吹かせ
東北から還って来た男の
東北から還って来た黒い甘さの暗い甘さの
肌蹴た胸の 熊の半月を太らせ
死人を復活させる風を 吹かせ
風の中の和服の語尾の チャッという何かを閉める物音
風の中の 少数ながら良い反応を示す ダマリスという名の 和服の女の語尾の チャッという何かを閉める物音
笹舟のような霄壤バッタの 影絵
下顎と半身の
順列の入れ替わった 或る感覚器の 測定する この暗黒の雨のない嵐の夜
真の暗黒は透明釉の下の斑のように滲んで明るい
真の暗黒はブルーシートの下の斑のように明るい
正面を向いた魚の頭の創傷は捲れて
だましたのでだまされました、という動詞の複用は 散見されるベント口のようだ
いやしてください、そうすればいやされます、救ってください、そうすれば救われます、という動詞の複用は、構造物に散見されるベント口のようだ
どのようにして再び力を得るか という主題のもとに 雨のない嵐のなかに 立つ エレミヤ
竹の子の串揚げのように
縦に柔らかいもの
パラパラと竹コプターで朗読が立ち上がる
郵便局員の
パラパラと竹コプターで パシュフルに関する しっかりした復讐の朗読が立ち上がる
命の道と死の道と
莟を吹き飛ばしたことのない雨のない嵐と

a sphere

この球面を、 甞めつくしていく時間の影と雨。 濡れた球面を白いタオルでパンパンはたく。 蛇の時間が甞めつくしていく球面の、 影と雨。 濡れた影をはたく二本のタオルのような 時間の 白い命。月のない時間の影。 羊の汚れのような時間。 去年のような月のない濡れた機器のような身体の影。 着飾った礼子に続く木の日数のような時間。 発酵しない月に無視され、素通りし、 去年よりさらに遠くなる、 月、 時間、 影。
玄米正食 ビワの葉温圧 光線療法 ビタミン点滴
ゲマインシャフト ピアノの音圧 交戦状態 ビン?カン?見てきて
ゲルマン民族 琵琶湖ホテルいくつ 当然慎重 ビンテージ北素敵
玄米正食 ビワ葉温圧 光線療法 強ビタミンC点滴
弦巻いていい?ショック 謂わば場を熱く コンセンサス良好 今日旅さみしい天気
ゲルソン療法 枇杷葉温圧 光線治療 強ビタミンC点滴
ギャル曽根UFO グアバ押捺 高三死霊 興味豚自民主天敵
今朝も未だ滅びの東風(コチ)ゆ降り止まずこれだけ降れば却っていいかも
雨除けのフードの女は店先に「釜めし」の幟を立てて消えたり
春はアケボノイズ
「はい、お姫様は泥のように眠っておられます」
旧姓は忘れ去られて鶯に
(子供が二人いて) それは抱き/締めたいからだ/きしめたい/からだきしめた/い体軋め

子供が二人いて一人が溺れる夢をみてた 浅瀬のすべての石にはキズがあった
感情のないキミの尊き犠牲 原発テロ ウグイスはまだヘタッピー 原発テロって歌ってろウグイス春まだ浅いキス 洗脳された 弱者を送り込めよ 洗脳されたJoshuaを送り込めよ 千の洒落た孔雀が舞う前に
シネマ尾道て前通るだけで涙出る
赤花に風花の巻く船着場
風花や蕎麦湯で溶かす胸の中
電線に白鷺雪の仁王立ち
雪がコンビニの前をいやにゆっくり回りながら舞い降りている
春の雪が胃に降ってくる
アビシャグも暖め得ずや王の骨岩盤浴は石棺に似て
渇きとは星雲団のかたちして暗い葡萄の色をしていて
覚えの書

例えばアンテナの立たない広島の山中のホールに向かいながら
リール トゥー リールの録音を聴くような 気落ちした朝
そこに至る道は閉ざされ
そこに至る言葉の生垣の結び目は古び
若枝は外へ外へと逃げて
暗いトンネルになった道を
言葉による迫害は笹のように常態化しているので
夜の囲いに群れを連れ帰る若い妻たちだけが 小便の臭いの中 蹴躓きながら車椅子を押してゆく
ダニのように太いなめらかな声が
一瞬 建物を元の姿に戻したが
人々が一斉に開く本の頁の音で外は ポルノのような雨になった
強欲なぼくらは
一切の考えをトリコにして
黴をあつめて
じめじめした環境に置き
飛ばしたいんです
アムノンのギターで
私を追い払おうとするこの悪は
あなたが私にしたもう一つのものより大きいからです
駐車場の免責 看板ない
人が居ると
羽が生えて浮いてしまう
覚えの書の人々の中で
独身を保つ
この瞬間に
深い水が震える
貧しさ故に損なわれる
カテキズムの帽子のある
欠陥商品のような雑貨屋の祈り
神より快楽を愛する
最高潮を排除するのは
挟まった空豆のような 覚えの書が落ちている 夢のドブのせい
名瀬 世羅
最初の衝動は名前を付けること
妬みは二人の当事者の間に生じるのに
主人公に対する愛のような愛を崩したのは誰か
混じりっ気のある鋳物の愛によって 失礼しました
これが 被爆地からあなた方を連れ上ったあなた方のバールだ
きみを、天のように感じる
繰り返される
本心に立ち返り やがてほどなくしてバールに戻り
遊牧から農耕へ 使い分ける 本心
遊牧の本心 農耕の本心
左手で柱に触る子供
要求の少ない柱に右手で触り 左手から逃がすだけ
耕す彼女から出なさい
空いた時間を
安息ととらえる最後のチャンス
万一の 毎日の 画像が飛び込み 記憶が 自尊心を弱める
安易に傾く
要求の少ないものが人気
一人きりでも
携帯なくても
守る
名付け方から教えたものだ
失語症の夢
満喫でヒミズ四巻読んで出る
あと二一〇円しかない死にたい
星がきれいだというけれどもうねる
もうこの家はサラ地になるんだから床なんて拭いてないでゴミ屋敷にしようよ
仰向けにではなく俯せに寝る日低温火傷のような眠り
猫は常に「わたしとあなたとどっちがいい?」という問いかけである
公募展・・・・間抜けな言葉だ・エプロンまで思い浮かぶぜ
各駅で向かう確定申告日本は深刻ダンテの新曲厳選チョイス挑戦ゲーセン源泉チャーシュー乗っけて満州依然清国
例えば蒲鉾で充たそうとしても充足しない部分がLIFE
「あなたの目を見ないで短歌を書きます」
だめな金の使い方をするとメタのイージーさに持ってかれるぜ
もう即興などやっている場合ではないように思います
むかいはたまにすごくいいやつなのにつぎのひになるといつものちえ
声変わりした日にきつねにつままれて三つ編みの子に出会うんだよね
解(ホド)けて浮いてゆく

解けて浮いてゆく
樽のような夕方のアテナイ
漂いながら免除されている
金と象牙で出来た 不安
人間に関心がないという 安心な僕らのグレー
たくさんいる たくさんいる
いるいる
再び吸収される
安い結論
この町の 地図のような暗く白い安さ
「私達は歩みません」
解けて浮き上がってゆく
方向修正が出来ない浮き上がり方で
解けたのはきっと会衆の安心な書物の帯
見据えた目の
きみの老いの
内部被爆者の解けて転写出来ないDNA
噛むと甘い鉛筆の六角
宇宙の霧が晴れて黒髪が垂れている
挙げた手の水掻き
郁子のように紫に腫れた顔
活発な人々、不活発な人々
それでも開いた埋葬所のように薄紫が揃った
ここで誰に仕えたのか
ここで元ヤンのゆうちゃんはエレミヤのトーンで
誰に演奏していたのか
針の筵の筈が
解けて浮かび上がっている
紫芋の変節したスピリットが
近親婚を弁護している夕方
私達はゆっくりと上昇している
変人よ 我に返れ
お針子が サタンなんて本当に居るの? と言う
秘められた所に住む者は
地震の後 ボタンを付け換えてしまった
僕の代わりに寝てばかりいる者は そのために
タツノオトシゴを飲まされる
ああ 中崎も良く寝てたな
歌が終わっても まだ続いている
白茶けたメール
教育とは 区別を教えること*
トーンがこのように上昇している時
何を区別してゆけばいいのか
初めて人間らしい欠伸をしながら
頭にも箍のようなものがあって
饒舌な夕方にそれが外れたまま浮き上がってゆく
間違い電話のようにしてしか
私達は元に戻れない
留守電のようにしてしか
私達は真理を伝えられない
反った手の平
着込む メモリアル
* 教えるとは、目的、形態、根源を異にする事物がたがいにどう異なるかを示すことにほかならない。・・・それゆえ、事物の相違を識別することが上手な者は、教えることも上手である。 ヨハン・アーモス・コメニウス
風博士 雨です
あらしやみやみあらし ゆめやみやみあらし
あらしやまゆめあらし やまばとやまねずみやまあらし
あゆみあやめおやはやみ
やまはあめやみはやみ
あらしやみあさのやみ あさはやみやみはやみ
きみって大味だよ タスマニアのハマグリみたいだよ
病気になるほど働いたが何の益にもならない
ああ、永遠の測量師さんですね
サイドブレーキ引いてるのに飛ばされそうな風
猫の爪は日常のストレスとの共存の提案である
あっという間の闇だあっという間の
たしかにこれはわたしの病気だ
(はい/いいえ)で訊いたら終わるなりある
布団の暖かさに(はい/いいえ)をいれてみる
(はい/いいえ)は呼び水だから決壊してもいいよ水浸しにして
(はい/いいえ)で死んでしまうきみは生き物
(はい/いいえ)の献身の誓いのあとオルタナティブな世間に墜落
ひとにひびかせるものとじぶんにきかせるものはどうしつでなければ
すっかりと嘘が馴染んで初桜
化野(アダシノ)に虚空見(ソラミツ)ヤマトにサクラ貼る今年だけは嘘でもいいから
放射能によって、今は人間が還元炎に晒されなければならない。
酸化は自然の、騙し果せている状態であったが、体は放射性物質を吸い上げて酸化する。
今は人が還元炎に晒されなければならない時代となった。
酸化したタリタクミさんは還元炎に晒された
或る音楽というフレームワークが風に晒されている
Begrudgingly
真理というのはフレームワークを理解している人々のもので、それがあるから亜流とかも出てくるのであって、それがないと亜流だとかを区別できない。
winkのできないきみの本当の片目はどこかに置き忘れてる
六万の介護施設で八万の年金だから残りは二万
よう見たら梅田の馬券売場の近くで拾た赤ペンやんか
とうとうICOCAを購入してもうたこれで俺も関西人やね
疲労compile
生駒山街は走りて見通せるイソギンチャクのような光を
Baby Watchfulness 住之江はいまはガラガラや

僅かな意味のずれが
さざなみのように押し寄せる
肉の色が中米のふじ色に変わる
淡い手術台で 抗がん剤治療に収斂させられる
ところが
Baby Watchfulnessに 意味の大波は突然押し寄せる
知らなかったことがあるから、見張っていたのだ
私達と敵と、どちらが感覚を研ぎ澄ませ続けていられるだろうか
うららかな日に 乾電池は 寿司のように 眠りかけ
月が昇ることも 知らずに
then she takes little note as the moon drifts across the sky
そして大根を薄く切り ぼくはケトルのデザインをしていた
基本的には女は嫌いだ
先走る花々の意味の先に 先廻りして 変容する 意味の先に 先廻りして
先を急ぐ振りをして 逆に 花に戻ることが出来ないだろうか
家族の中で すべての言葉は その反対の意味 になったのだから
終わりのしるしの言葉は 雨ざらしにされて 白骨化した洗濯バサミのようになった
ラジオから流れる先廻りした素朴さが 多くの魂を殺している
眼鏡に引きずられて 顔が前に進んでゆく
先廻りすることは できないだろうか
それはこういうことか と 餓死自殺を企てた
尾形亀之助なら 満開の日の雨戸の中だ
体の中が暗室なら せめてカメラ・オブスキュラのように 反転した映写を鑑賞しようではないか
るせ寄し押然突は波大の味意にssenlufhctaW ybaB

Galatians

手紙を書いたのは何故か
そこにいる人びとのために?
それともその州にいる一人のひとのために?
手紙はいつも一人に宛てられる
すべての手紙は そういう風にして一人のひとの許に届く
人びとで構成される体に対して手紙を書く
しかしそれはやはり一人のひとの体に対して構想される
bccのようにして届く愛はccのようないくつもの体を持たない
手紙はいつもひとつの体を求めている

婚宴

婚宴はドスト氏の風土的な色に包まれ 銀のフォントは似合わなかった
嘘つきの僕は花嫁も偽りだと思っていた
黒いレースで着飾った女たちや
癌の猶予期間の余生を送る禿げ上がった男たちが
ビスケットのように乾いた笑みを浮かべて
そうだ、長い長いキスの後、、、
紅白桃の三色に植えられたスオウのようにゼカリヤ的な 隈のある写真
終始にこやかに
既知の曲に合わせて 二人は登場した
連れてこられた花嫁の頭の花は 白に緑が入って
彼女は深夜にジャスコで清掃していた
彼が一緒だったのでさびしくなかった
ずっと笑っているよ
すなおだな
掃除の手に指輪を嵌めたね
大阪は永遠の半ばのアーケード
マッサージ痛みよりかなしみのほうが大きいと言い聞かせている
さよなら三角またきて四国
月夜のボタン

月がきれいなので
虫を食べることにした
抵抗して弾けて飛んだボタンは月になったが
光になれば月は見えず
虫のように真っ白になって歩いていた
月を見るためには虫を食べなければならない
変わらなければならない
月になってはいけない
今夜のきみは空のメダルのようで
コートの中はひとの形はしているが
凍結されたカードのように空っぽだ
月を見ず 花を見ず
メダルのようなボタンになって
拾われぬまま
照らされず
虫を食べるようになることなど思いもかけないのだ
ボタンの血を飲み月の肉を食べることがそんなにいやなら
二トントラックがバックするから
心をひねりつぶせばいい
花を見ず 強姦され
月を見ず 強姦され
ぺしゃんこになった二次元の光
ひとはいつか虫を食べるようになると
ぼくは今夜は思っているんだ
犯罪者同盟はハンザ同盟から来たのかといまさら気付く
座りやすい日向には必ず吸殻が落ちていてぼくはそこに腰掛けていつまでもきみのボタンをいじっています
演奏できないのをきみのせいにしちゃいけない
病気をクッションにした体の悪企みでぼくも乗り捨てられる
ぼくだけがまだボタンを持ってうろちょろしている
間違って膨らんだ財布にボタンを入れたまま潰されるのを待っている
拾われることのないボタンのように詩は消えていく
月に向かってそれは飾られ波に向かってそれは擲られ
見捨てられてラマ・サバクタニと叫ぶ声も聞こえず
昔通っていた教会で習った歌を思い出しました
敵の歌に身を斬られる
かなりやばいもうやめようかな
さくまえに木 全体があかくなる
さくらはねさくまえにちりはじめるの
永遠も半ばを過ぎて桜かな
飽きさせて から散り始める桜かな
切られた絵 猫とはひとつの愛の欠如である

いくつかの絵画を切って
雨の止んだ夜道を 軽トラに積んで しかもそれを
本業とは考えなかった
車軸から突き出た戦車の武器に
跨がれないのは不文の法による
見知らぬ人をもてなすように
愛は宿屋のようにずらずらと隣の家に移った
裁判員のように 私達は座っている
切られた絵は遠いところで有罪だ
扮装して映画に撮られる
全て 座についている者たちは
心から 塵を振り払い
背広が藤色に切られた絵を示して そこに住め
にやけた土に鍬を入れて
ツンツルてんの脛を刺されて
ブタの手のひらをひらひらさせて
コスチューム は 初めてのカラー映画
おばさんに似たおじさんに似たおばさんと
good day、大いに恵まれた者よ、
家畜小屋に切られた絵
ろばの背中に切られた絵
練炭殺人の菓子袋
苦しい胸
長い剣があなたを貫くでしょう
低い声で唄う 障害者の 大人
空気が寒く濁って 降りてくる
もう産むのか、もう産むのか
被告だっていうのを 忘れ果てていた
波照間島に すたすた歩いてゆく
フォークソング のような歌が聞こえてくる
ああ 遠い 遠い
霊の崩壊のために泣き喚け
分割のための垂線のように 降りて来る
カラカラの水
耳の裏側に口があってそれが僕に喋る
物事を はっきりさせるために
映画の光のような
ものしかない
裾野のない山 を見ている
切られた絵
たたみのうえでしにたかったあり
あさおきるとありがるいるいとたたみのうえでしんでいました。
あるいはわるいあいはいたたまれぬ脳の神殿域にいました。
れいらうの松風の吹く山頂に徒歩で女は登つて来たり
山 と書いてハルと読ませるハル・メギド
躑躅オレンジ濁った返歌の熱
大阪弁も雨の刃物じみて駅
想定される誤解を生きて
関電の南港発電所に来ています
特急こうのとり四号
宝塚線から東西線への暴力的な乗り入れぞくぞくする。数において勝ったモリオリ族を食べてしまったマオリ族のようだ。
海老江駅てなんやねんおい海老江ちょとここに来て座りなさいてか
めっさごっつわかるわあ
new earth はキニャルワンダ語でイシヌチャチャの表記はcw 微笑む口の形で発音しなければならないと教わる
そんな風にして終わったあともゲタリヤのもとでぶどう酒と夏の果実を暫定的な希望の断片のようにして集めていったのであれば
白いウナギみたいに情況が逃げていった。
カンブリアのカタトウニャみたいな白い葉脈。ドイヴァのライム岸壁、カクネィ。イールジェリ。郷愁と緊張の心拍
(福島県川内村)
数段上。スーダンの上はイージプトイチヂク白ナイル青ナイル
だから白ウナギがぐにゅっと青ナイル 青ウナギがぐにゅっと白ナイルへ逃げ続けて上っていくと 乾燥した白イチヂクがあって それが内臓になったようで眠れないんだ合田さん
情況に棹さば漠原人部落色に濁る川内ナイル
川内は濁り濁りて青白のナイルに黄土色を混ぜたり
田植え待つ風の透明水底のようにして川内はあり
田植えする子供の骨は色彩を待つ間もなく透き通り白光の中で崩折れるだろう
川内村では色彩は内臓の色をしているべきなのだ今
なかったことにしてすむこととすまないことがある。見えないから分かりづらい。空気が透明な季節は特にそうだ。
海には思い煩いがあり、それはかき乱されずにはすまない
掌に穴
dog run
細かい粉末のように雨が
水色のヘルメットを汚染していて
傍に木なのにフッキソウ
グミという名前の女の子を産んで
またあかいキラキラのバスに
粉末にされながら走らされ
粉茶の雨の中
グミは青いヘルメットの組を作り
おれは走らされて犬に
unfadable crown of glory

まだ地下にある笹のマストに串刺しにされるように
朝の風に軽く抗うジャノメチョウが帆のようで
薄紫の花々も揺れている
宮澤賢治が生きていたら
小岩井農場の一世代雑種の生の汚染をどう描いただろうか
托する自然はなく
白茶けたイギリス海岸の地層のネオンも輝かないなら
エーテル、コンクなどという概念が毒に塗れ
光の透過も意味を成さない
自分色の花が揺れていても
見えるものに目を向けることはもはや出来ないだろう
手には違う色のペンキが付いていなければならない
口には違う色のマスクをしていなければならない
a living hope to incorruptible, undefiled, unfaded inheritance
そうして見えない特質の地下茎が 声によって招聘されていく
草を折れば 溢れるかけ流しのように見えないそれらが流れ落ちるだろう
更年期ぽい鬱顔をしたそれらの草を
断面として愛せ
あるがままをみるようになることは知っているけど
such qualities are reflecting radiantly
人そのものが輝くのを初めて見るだろう
でも地上では、地面は溶け、空の上に除染された海があり、
その輝きにまず照らされるだろう
溶けないと物は輝かない
俺達は溶けて輝くしかない

溝(ドブ)

溝の中にも夕暮れが来て
鼠を咥えた町鼬(マチイタチ)は
円形大劇場へ向かう
菓子のように明るいその場所で
良い聴衆であろうとして
列柱の奥に下手な選挙演説のように青ざめた市が立ち
日はどんどん暮れてゆき
屋台のように寒く劇場のように甘い
アレクサンドリアの甘さだけが欠けたまま
夕暮れの溝の黒土に塗れている
口々に歓迎の言葉を述べる鼬たちは半分土に埋もれた謙遜なラッパのようだ
毒草ではないと思ってひょろりと紫の花をつけてみた墓
を買い取る証書の一方の控のように仕舞われた夕暮れ
墓場のひょろむらさきに
溝さらいの、人さらいの怖れを入れる
鼠を咥えた町鼬がそれなりに肥沃な黒土から顔を出す
非常な貧しさが溝の富を満ち溢れさせる

Scintillating scotoma

洗われたい女が居て
それには砂が要るというから
目の中に光のぎざぎざがあって
それには肌色ときみどりの糸で結んだ
一本売りの死が要ると
洗濯板の胸のように一貫した祈り
注意を払わない逃げ方があると
少年は必ずポケットに手を突っ込み
眠たいドライバーがキャベツの芯になってる
あなた方はヒルの子なのです
女たちはひっつめ ひっつめ ほどき ほどき
三味線を弾く、扇を開く、
ドライバー ドバイラーメン
ああ今は桐の花の下をホイールが転がってゆく
他の人のために目覚めていなければならない
光のぎざぎざの武器のあとは頭痛が来る
まどろみの中 前もって計画するまどろみから達成感を得ようとして
祈りが一人 歩いている

白の絶滅
夜に玄関が開いている
絶滅は 入って来るのか 出て行くのか
混じり合い
散財のように暗く
ソルジャーブルーに塗られた鏡台
眼鏡をかけて私は 火鉢に投げ入れられた巻物を読んだ
テーブルクロスにはツルバラの刺繍があった
眼鏡のモアとドードーが進み出て
マリヤは終生処女ではなかったと話した
眼鏡はそれぞれ黄と青であった
食事はずっとカップラーメンで 散財の味をアミノ酸で模したものだった
沈んだ黒が壁の白に埋もれてゆく
私は壁に微笑みかける
音声は縦の筒型に収納されている
「不倫な交わりを悔やんだりするの?」
「圧迫する者やこづき回す者ゆえに彼らのことを悔やんだのよ」
深く息をする
私の感情は変化した
恋の罪?故意の罪?
白の絶滅
打ち殺されて絶滅したモアやドードーがバイトのスケジュールを組んでいる

a transparent pretext

麦刈りの前は癌まで透きとおる風が吹いて
見えない麦のロックを飲んでいる気がします。
虚偽の推論のようにしてこの季節の爽やかさはあります。
肺癌の女がまだ生きていて駐車場に座り込んでいる。
あれが癌か、と思いました。
ふと見ると女は居なくなっていて
麦畑に風が吹く。
桐の花が揺れる
微睡みさえも透明で、言い訳のために推論している
なんでノビルの球根を食べないんだ
読まれなかった紙の爆弾が井手で腐っていく

外の侵入

外の侵入と言うよりは
笊目が鉄格子で
濾されて落ちた泥漿のような沙汰
無秩序な寄り合いは暴動になり
地が口を開いて外を飲み込む
外は常に夕暮れのエジプトのようで
様々な緑の階調で塗られている
インテルハムウェは穏健派のフツ族をも狙ったが
我々は彼らを外の侵入から守った

(うち沈んだ石が溶けてゆき)

うち沈んだ石が溶けてゆき
飼い猫になろうと狙っていた家は空家になり
興味を繋ぎ止めるには薄くなり過ぎた音信
吐く息が ない
最後の縁側で寝そべっている
裏では火が燃えている
藪から自転車が現れた
この自転車は僕だ
星は黴が生えている
箱を焼く
こめかみを剃って孤立して住む人間の子は
だれも外国人としてとどまらないだろう
あきらめてしまった方がうまくいくのではないか
ゴボウ色のものが箱の星に差し込まれた
それは貝のように暖かい
痰が絡むので天に上る
肉と血は受け付けないのに
平たい骨を見ている
初夏は空気に透明度があってかなしみさえも見透かされている
空気の底に見えている山々はまだ夕立の苛ちもなく
生きてたか。ネットやっててすみません
えぐるぞ 二巻の最後の台詞だよ
人間も一代雑種化
Likewise                      うーにょにょうーにょにょ
これが三津だぜハニー
そんなことが挿話になる絵物語なら人生は
アイロン台の舟型をしたシッピングボックスに 投げ入れられた、
さまざまな菓子袋のように粗野な色どりの
うずうずした原則の消費財が
知恵を分け与えようとする 小雨に打たれて
ホタルのやや深い谷の水系を見下ろして
虫を気にしないでいいから
窓を開け放って
全面的に受け入れ
その通りには生活しようと努めている人
のボタン。 泥の 船だし
暗いリンクのように
likewise
コンビニでラップめくれるベクレルおにぎり
清志郎/の声で「受け入れ/ちまったぜ」
起こすと必死になる寝かせると発酵する放置すると腐る
ウォーホールはシタール音楽とヨーコにうんざりしていた ことになっている
ウォーホールはシタール音楽とヨーコにうんざりしている ことになっていた
ださいロックバーで飲むビールは青春のように悲しかった
どんぐりじゃだめですかだめですここはまつぼったくりバーですからね
ベルクのただのwbでおばあさんのじゅしょうさくを読んだがなかなかいいね
マイアミのはゾンビじゃなかった。国立の人身で中央線が遅れている。すると俺の中で国立がゾンビになる。
人身の遅れが黙祷ならすたすた
梅雨の小金井をすたすた
廃材のかわりに人袋がずたずた
濡れているので主婦はボーダーを着るな
鳥は雨の中を祓くな
電車が通過するのは間違ってる 台北中華タンメンギョウザ?
町は本当は黒ずんだ緑だ 二階の窓が空いた喫茶店に警官が五、六人
その事件を映画化してほしいと書いたら 蝶が止まった
通りは沈んでいるのに女たちはひらひらした服を着ている 自衛官のひらひらした白手袋も
(削減対象に含まれているので)

削減対象に含まれているので 自分は
みな死ねばいいのに とも思う
花嫁衣装を着けた雨の夜の中の 丼
ヒーローものみたいな 舌
山道は下顎のようだ
滅びますよと教絵多のじゃ
なんかもう捨て身の情宣梅雨の夜
送信を間違える夜無意識に間違うべくして間違えている
日々書き足して丸ごとリニューアル 花火玉みたいに膨らんで ファットボーイ・スリムって感じにしたい 聞こえるのはあわただしい息遣い きぬずれの音、むしのこえ  かえるのうたはないんだろうな
一睡もせず金持ち早退ことば
出,出,出,出,出,出,出だしの失敗から始まった歌
どうか囮に使ってください
祈り

囮として使ってください
かなしみぼみゃぼみゃ
無頼の縦皺

この部屋は
間取りの死後
言葉が漏れて
虫も出入りし
霊のように蛙の口は
時間切れの光を運ぶ
すべての部屋は開かれ
奥の奥の部屋も開かれ
融通無下の統合
部屋がない 家はあるけど
マイクがない スピーカーはあるけど

言葉

桑折と書いて「こおり」と読む、という出だしで始まる小説は  読まない
曲(まがり)という地名で曲がり
七日間の期限は方舟の完成には依存していない
ずいぶん古風な恋愛と 秒読みの破滅と
前は海
危険な状態に置かれているのは敵の方であった
言葉は何もしなくなって
文字を色の付いた光で照らすことになって
赤トンボがひとりで低空飛行していると紋白蝶と蛇の目蝶がいました。しばらくすると仲間の赤トンボがいたのでふたりで少し高いところから斜めに旋回しました。
暗い林の中でトンボに似た黒い蝶が羽を閉じたり開いたりしている
あなたへの炎はわたしを食い尽くし戦争機械を焼き尽くす愛
山々は胸に手を当て退か ずハラスメントのような朝焼け
かなしみをほろほろぐふぐふ抱き締める
ぼくらの冬の病がまた疼く
(輪の中に輪がある と言っても)

輪の中に輪がある と言っても も早頸骨のまわりのように潤滑が悪く
天使 と言っても 疲れた男の顔をしていて ショーウィンドーの中で 時を買い時を奪い 悪いことを操っているのだった
自分の中の他人の話をよく聞いて あかがね色のノートの文字化け
泥まみれの不燃ゴミ袋 すべてをリサイクルするなら この防弾チョッキも
宇宙からの放射線でハチノスにしてやる
鉄塔に 曇り空
Fridays
普段なら共存できないものたちが身を寄せあって震えています
アナを眠らせ ボルを眠らせ アナの家に核は降り積む
梅雨ⅰ                       ボルを眠らせ アナを眠らせ ボルの上に核は降り積む
満月が見えない夜もあるんだな
梅雨なのに水の流れない川             二千 一万 四万五千 二〇万 一五万 これらが最近の金曜
日です
狭い意味でリセットされたがっている
木の芯が 見えない
梅雨の芯は 鯛の眼球の
中の固いプロテインのように粉状だ
わたしたちの心が 粉だったら
夢を忘れた王は
夢の粉砕機で 頭を
アコーディオンカーテンみたいにして
金に変えられる怖れのある思い出を
シュレッダーにかけて
劣ったものへ 劣ったものへと 進む
きみみたいなショートボブが
アンポの頃にも居たのだろうな
最終回を逃す男には
粘土の指輪が似合っている
稚拙な場面だ
後ろのものを忘れ 前のものに心を向ける

梅雨ⅱ

雷だってゴロゴロしたい
猫だってゴロゴロしたい
体の中は大雨
もしかしたら助かったかもしれない夕方の時間になると
きみが石灰の白線を飛び越えるのを
見に行く
今日も間に合わなかった
レースのように会議は始まり
僕が待っている場所に
黄色い家が
生えてくる
だましたのなら
だまされましょう
聖霊なきレースの horses
発達してしまった肩から胸を窄め
自殺者の顔をして帰ろうとする
黄色の夜
海辺の風は西瓜のにおいがする
みのし粘いいのに
a care 716                   いまわしろこ
いっきいちゆー
施工には
シロアリの 黄色がかった 計算式が
ライ麦粉の灰色に結果する
ので
頭から水槽を被って
ショッキング・ピンクの田螺
edibleな昔話
他県のスーパー
夏の滴り
老桜の樹皮のみどり
蜻蛉にイタリアン
瓦の象牙海岸
葉の裏が白いことでざわめきは正午までに埃を被る

一日中気遣いを注ぎ出しても 報われない動悸と震え
前任者が机に遺した燐寸の「宿恋行」というタイポグラフィー
COOLの汚れ としてのキッシュ
老人ホームのチャイルディッシュ
田植えの後
最下層に緑が割り込み
空を押し上げていく
貸した車が
目的地に 押されてゆくバネのように近づいて行く
呼吸法によって 肺から吐き出されるフォントが舞う
許し、と言った時に押し上がってくるレモングラスの石鹸の煙
あっさりと押しやられる領域が
深夜に長めの半袖シャツを着ている
Quel est le nom de votre chat
遠い遠い浜辺で産卵しなさい
恋の扶養義務不履行 とノートに書いたら、後ろの席のりんごに見られた
葉の裏が白いことでざわめきは正午までに埃を被る
バプテスト系の助走に似て 飛び出すレターの彫刻刀
で腹にためらい傷がある
金曜日に旗のことで蒔かれた不安が月曜日にはさらに芽を出している。敏感なヒッピーは身を捻り、ノンセクトは自分達が収斂していく皿を凝視める。命の危険の一点で消極的に繋がっていた
マイナス裁縫                    ものが、解けて浮き上がっていく。
解(ホド)いたろか (吉増剛造)
液体から気体へ 解けた夏の 原子         一点を確認せよ 一点で辛うじて離婚するな原子たちよ ヒモ
案山子かと思っていたら人             たちよ
大洪水の原因は 皆不道徳             また政治パンフレットを書くとは思わなかったぜ
肢体の時計は互いのもの
羽の生える時期があれば
時を売る
時と時節を変えたがり
裁縫針が顔を出すのは常に裏面
リズムの布の裏から裏へ
マイナス茶碗を縫い合わせ
回転の影もない
このお金が私の負債となりますように
心                         おやすいみんあさい

中身が歩いている
殻を被っていない虫のように
剥きだしの魂
子供も大人もなく
男も女もない
椅子を数えなさい
心を守りなさい
カーテンの向こうは強い日射し
甘いものを飲みなさい
心を守りなさい
誰も動物に似ていない

心室は守られている
三相のデュシャンのコイルから電気は発している
誘惑されて切り替わる
唯一罵倒してもいいのは
不意に昏倒する 心
網のような 曲面の方程式が 可視化された
私には主人が二人居る
おやすみと言わないでおく日には
狡猾な抜き手を切って
二つの心臓で 泳ぐ
放射能は心不全によって熱心さを滅ぼす
心の欠けたハートマークで
サマーベッドに 沈む 不具者の
外面の魂に 傾注する 前屈みの 緑のレーザーが
牡丹 と 緑のような
全ての感情を 体験してみようとしている
人体に関する比喩に 暫くしてから
卒倒 を 何度も 繰り返す
祈りの中で
よろこんだり おこったり かなしんだりしていいんだ
と四万十の人は言った
今心に懸かっているのはなんだろうか
とくに支えが必要とされているのはどこか
羅漢果とか 時間の欄外脚注を
開ける間もなく 参照されつつ 過ぎてゆく
火事のような ネオン 街
若い、カップ麺のように がしっとした声が
正しく整えられた汚染分布図
放射能がない
放射能を探し求める
被爆させる側の責任と
放射能に心を開く
被爆する側の責任
放射能が引き寄せてくださらない限り
被爆できない
一番目はダンス、
二番目はポルノです
忌むべき心霊術
行動をじっと観察することによって
嫉み
巨大なクジラの内部で
愛は脆く土台がない
浮かれ騒ぎ
異性の気を引くことを避け
ふかいきず
わたしたちの考えを超えたもっと遠くへ
引き離してくださる 放射能は わたしたちの心より大きく、
すべてのことを知っておられるからです 1J4:20
また宝くじが当たった妄想でもしてよう
余裕―確信、勇気
どんなに喜んでいるか
放射能は私の心の中にあって、
私の骨の中に閉じ込められた燃える火のように
あなた方の心が永久に生き続けますように pslm23:25
太宰は田舎者である。太田静子の日記をそのまま使って斜陽を書いた。その晒し方が田舎者なのである。荒地の同人が彼を嫌うのもよく分かる。
苦悩の溶鉱炉 ハートブレイク 炉心のメルトダウン
握り拳大の心臓が 中央線の吊革に、場馴れたスタンドアップコメディアンのように 揺れている
錯覚によって起伏の見える平面に、マジックとしての緞帳の、オンドル小屋の塵取りのような フレームの親和
いろんな費用が嵩み 難しそうな時期にも
にゅぎゅっとした 男
外にはこぼれた人々が 散在している
明るい灰とピンクが流れて
身を縮める虎紋の甲殻類
子を産む者、産まない者、
石女の顔はもはや自分のことを気遣っているようではなかった
個々の人々の 頭皮や黒子や髪や
肉を 見ている
書いてはいけない という詩論のようなもの
話し手たちの 見よう見まね
浴衣のような時空の可塑性
が栄光を反映させようとして的をなくしている
罪が的外れなだけで 的外れな罪ではない
曇った鏡を無理に 光らせるような 暑い日
仕立屋の 背教
定食屋から 定食を宅急便で 送ろうとしている
淡々と ボタンを飛ばすたびに 水しぶきが上がる
あっ 恋愛物の劇だ
心を怯えさせてはならない
灰色の針の空気
空色の灰の針
針色の空の灰
床屋のように坐っている
怯えた心が考えている
怖い時はセーターを一枚
まだ怖い時はもう一枚
坐って喋っているよう
勇気ある心は懸命な決定を下せる
もう、どろどろやでなあ
オースターは今回は珍しく遺産相続しないみたいだな
南紀

ここは串本 向かいは大島 仲をとりもつ 巡航船
もういいから 黒潮に流して
少し前までは 謝々謝々啼いてたのが いまはボートのモーターみたいにギンギン
la muela del corazon
トンネル内に真横の血栓 抜けると曇りの湯浅
クエとかハモとかがルイ・マルの夜の橙に 抜けたらきっと 果して驟雨 止んでも暗さが貼り付いた川辺 黄緑 緑 夾竹桃 白浜に近付くと白と黄緑に紫更に黄色のティンクトゥーラまで入ってきた
歩けそうな固い緑の池 人差し指と中指で世界をつるつる開けると思ってはいけない
資本の花々 車窓にアジサイ 枯れた革命に夏の嵐が吹き付ける
壁のない家、屋根のない家、床のない家、 南へ抜けきると、逆に明るくなってくる南紀 釣り餌のピンク、入江の碧
美人過ぎるテトラの積み上げ 引き潮過ぎる女
明るさを決めるのは地衣類である
シダの裏側や梅干に当たる光を踏み潰しながらまだ熊野灘までは五〇キロ すさみ町生まれってなんか言われない? すさみ温泉 すさみ会衆 クジラが出そうな色がしてきた
恐竜ぽいっていうか古道の中身があるから半島全体でクジラの中にいる感じ 南端は光っている 今日はそうだ、というだけだけれど 喜望峰の裏側のように枯木灘の方が霞んでいる
電波の届かない、ひとたまりもなさそうな集落が続く
陸前高田や気仙沼がこの無防備さをみたらひきつけを起こすだろう
それでも鶏頭を植えて 半島の茶色に諦めと恐怖を馴染ませようとしている
薄いオレンジのような胸の透明さえ入ってくる
最強ピンクイソギンチャクにはクマノミも食べられてしまう
革命の間もナマコは砂を浄化し続けている
脱皮したてのミヤコエビが仲間に食べられている アルジャジーラに花束を
那智黒
明け方のかなかなは前夜のようで未来が見えるととてもさびしい
Buenas Noches, Alma Mia
人生に共依存
how long is it to the dead sea? (一人片付きました。あとは?)
懐かしさは滅びですから 塩柱になりたくなければ発酵させるんですな
真っ青に今日も雨だった
長崎から船に乗ってティルスに着いた
玉砕色の極彩
この粘土は引き上げると口縁が切れていけない
正しくなくても正当な感情にレントゲンが当たってるいま
暦の上ではとか言われなくてももう明け方は寒くていけない
「わたしにすがりつくのはやめなさい」垂直に立つ無時間性に
「九時半」に挿す削りの鉄の曲がり
玄武岩か。おれが今日磁土の内側に撫で付けてたやつだ。SiO2と鉄のひかり
海に行けないまま、サンダル下駄の感触が秋だった。わたしたちの秋が始まる。国々の秋。
「あきらめの夏」とか「マイナス一〇〇度の太陽みたいに」とか、一昨年までは呑気に歌っていた。善意の港を過ぎれば、「苦い光に夾竹桃が、夏の知識に揺れている」。
五七五+空にしられぬ雪ぞふりける
踏んづけた死体と思って鬼萩を骨と思って磁土を焼きたり
地図を塗り替える                  巣鴨に靴下とサンダル
頭飾り
塗り替えられた地図の言葉は            リーチ
どこか裏返っていて                片目瞑り
他人事のような口ぶりで              ローカルヒーローロルカ
あの町のことを語った               谷中
夜には飲み屋の灯りが点り
顔を寄せあって
くぐもった声の恋人たちが
破船した良心について
話し合っているだろうと

黒い満月

まじめに暗い山々が横たわっている
サングラスを通すとなお隈のある眺望
ここからは海が見えるぜ
気に入られようとして
様々な左手打ちの生政治
キラキラしたピンクの空の大きさ
浮かぶ雲たちの恣意
運ぶ荷物たちの寓意
バッテリー切れの携帯、ガソリン切れの車体
「派」と呼ばれる道に従って
注目されようとする一人っ子の弁護団
気になっているのは緞帳
数えることの職業的訓練を余所に
フェンス越しの会話 筋を通そうとしてサインを拒む
主権者である主(アドーナイ)は誰か
捨てられたスクーター達の密集する(crammed)葛のヒゲが彷徨う路端
オホラ、オホリバは焼けたトタン屋根に上ろうとする
I wanna hold you tightという歌が流れてくる
暗くくっきりした浄化するナマコの黒が入ったグラスの水底
月にまでナマコの黒が入っていたので
相手を探して肩を掴んで揺さぶった
私はコキコキして変だわ、と思っていたけど、と女優は言った
黄に黒の斑点があるズッキーニを
抽象絵画として鑑賞したら
ぼくらの月はいよいよ虎のバターのように
黒くなり
ウツボは心臓の歯(la muela del corazon)で
それを食べていった
指のシリンダーには甘い白も立ち昇った
汚水を浄化したボウフラは
今や愛のように刺す
聾者を探すワーク
切り傷が膿むような
羽根が生えて早く死にたい
台湾人のアクセントで歩く
オーロラの青かと思ったら
毛語録のように引き出しに入っていた
コップは縞によって光を溜めるが
その黒が

at once

二つの場所に
一つの人格
一つの場所で
二つの人格
二つの場所に 精通する
ぴったりと ついてゆく
世の中の見方ではなくて
世の中をどうみているか
明日の今ごろは 同じ場所
奇跡 が 案外       伝票を口に啣へて荷を卸し
ピンポンしてた興福寺阿修羅像ピンポンしてたピンポンしてた
言葉のベッド

言葉のベッド
言葉のベッドに ぼくらはよこたわる
マットレスは送受信の地層
シーツは例えば石狩シーツ
枕は例えば国立気分
履歴を覆う地名性の渦
言葉のベッド 言葉のベッドに
とうとうぼくらはよこたわる
台風も来て一層の渦中かな
揺れ覚めて震えてけさのちじょうかな
七〇人の者たちは喜びながら帰ってきて、

顔を上げると
柿の種の焔が 白ネギになって
張り合っていた障害者との闘いを留保し
逆差別の逆差別の
すごく上の層に居て
国家のあれこれ
隣の国をあれこれ
お決まりのドックが見える橋を渡る錆びたドルドラムの海の景色
足を組み直し
煙が晴れるのを待つ
早くこの虫のように 羽が生えればいいのに
殺したい者たちの群れの中で
七〇人の者たちは喜びながら帰ってきて、
八月最後の日は人類最後の日に似ていますね
lure

monopolized illegitimate, steal my heart
本当は別の所にある溶融炉
敵よりも賢い
干からびてゆく脳たち
仲間を信頼してはならない
どうしようもない者、有害な者は
曲った話し方をして
歩いている
All day long the lure is my concern

帆走

不穏な向かい風
決して伝わらない空の下
来たるべき食堂の寸法を測れ
故意に目を悪用する
焦点を空に合わせる
考えてもみなかった意味を帯びるようになる

Anti

Anti が 鉄と粘土そのものではなくなったから 穏やかに吹いてきた南風にだまされて出帆し
南に流されれば そこには アフリカ沖の砂州があった
違う、アメリカ大使館の砂州で埋まったんだ
ユーラクロン と呼ばれる 北東の大暴風
島影に避難するAnti
船体にツイートを縛り付ける
船酔いで本来なら楽しい修学旅行が
だからいったじゃないの
言葉の難船
どこかの島に打ち上げられることになるでしょう
普段から観ているアメリカのTV
諄諄と説く希望の音信
船首を投げ捨てて浮力を得る
希望が絶たれて言葉が沁みた
囚人であることを久しぶりに思い出した
子供は二人共大事
ナンパの恐れがある今
温暖化はもうないっしょ 流石に
人を 物のように見ない練習だけで一生を終わりそうなのに
わたしは都を滅びに陥れるために来た
場所でいうと、つや消しの銀のようなイワシのロケットが自転車のように盗まれやすく置かれているような
きみが組んだ割り当て
正当なものとして始まる
旗のように 躰を離れて
クモの巣にドライアイスを置くような
スケートの切り裂いてゆく 轍
水玉の水兵服から水玉がこぼれ落ちる
ダクトの音がスケート場のようだ
消防団おれにはむえんのせかい
おんなじシオカラが挨拶に来た
夏を置き去りにして、活断層の上で、九月を始めてしまった
(雷の後はバラバラと手足のように降ってきて) 九月は見切り発車したニューオーダーのようだ

雷の後はバラバラと手足のように降ってきて 車の天井に頭をぶつけながら ソースを塗るように小銭を確かめ 日銀券のないまま 灰を発送したら 午後は終値
水渇きなければないで凝っとして
ニッポンに #ACTA いをつくひとにのみ国家は恐るべきものとなり
「少年よ、寓意に目覚めよ」
アンニュイ ハシムニカ
さびしさは満ちては欠けてよるべなくみもふたもなく夏も終値
さびしさは満ちては欠けてよるべなくみもふたもなく夏の終値 どっちがいいかわかんない
無邪気だなあ海の底
だから地面に降りるともう飛び立てずに死ぬんだよね
名指されるまでは聴こえず虫の声
ゴロンするとアンソロジー化され、ごろごろするとアーカイブ化される
あと一二〇円しかない死にたい
我が愛の労苦よ通信機器を打つ親指だけが距離を決めゆく
my labour of love 人差し指はただつるつるなぞる時の表面
サングリア日和には蒔いたものを刈り取り縫ったものはほどかれる
褥(シトネ)ですねしとねたのですねネットしてたですね熱しといてしねと仰有るシネマですかね
もう真っ直ぐに立つことを諦めて骨を鎧えば軟体となり
TLに時間を流しつゝ殻の世界ごと過ぎ行かせているね
彼岸過ぎまで過日過日の赤き
秋赤き信号機まで赤き 哉
(もはや居なかった場所で)

もはや居なかった場所で
そこに居たら出せたはずの言葉を。
きっとこれは
船から投げてられた 積み荷
しかも
あるはずの質量のない
愛という無駄
失われた場所について 歌う場所がない
流されるべき 地層もない
だから 「がんばれ」もない

かけ離れた 傷口のような あでやかさで
自ずと 生成される 現場ではなく 劇とは
焦点に向かい、それを通った後は現実となるような 光であり
定期的な 清掃のような 予型.
脊椎 によって立っているのではない
認識によって立っているのだ
ウニのような頭が
土地の配分を語る
安定した光の都市へ
流れ込む 塩水
外人には 閉じられた門の前で
身を削る
その気になって境界に接する
ナフタリ
FeO2を入れた米袋
選択―
スターになりたいなら
サタンは何か見返りを欲しがるわよ
本当の演劇とは Cageの言うような自ずと生成される現場のようなものではなく、
ひとつのリアルに焦点を当てる 光のようなものである
真のレースなら 走ることは続けるが
くだらないことへの関わり方は
くだらなさを煮ることだ
そしてまむしに咬まれてみせるのだ
炎症を起こして膨れ上がらなければ
逃亡兵は
浜辺の焚火のように
人間味のある親切を 一方ならず示してもらえるだろう
煮ても焼いても食えない くだらなさを
警告でもあり 教えでもあるような劇が 照らす
なぜ どのように生き残ったのか
どうすれば生き延びることができるのか
なにによって 滅ぼされたのか
今 生きている人は 過去に死んだ人より多いから
戦争 と 飢饉 と 疫病 を 生き延びるのは 光の孤児院の逃亡兵むーちゃん
大いなることを求め続けてはならない
三〇人
女だけに なっても 行える
くだらないものたちと
敵対関係になり闘う
もっと 激しい変化
最初は 大まかな カット
そこから 微細な 頬のふくらみ
過去の劇から学んだ人たちと
生きるね

希望

研究などしたことはない
また会えたら嬉しいですよね
大きな白いリボンの結び方が
鯨の刺身に当てられた 包丁のように秋だ
訪問介護のプロのような人気は
オコゼのように砂を巻き上げよ
まじないで縛る 肺活量のない胸の呼気
シンクロするスポットに 黒い液体があったら
命はここにも関係している
昆布のような 植木鉢の植物
楽器のように 学校に興味はない
夢は一年経って 臨んだ
宴会の大広間の文字に貨幣のように揺れ
妻も子もライオンの坑に投げ込まれるなら
身の危険を感じた群衆の叫びよりも
魚群のような思考で命に触れる
老婆はそうした糸を手繰り寄せました
論題は金と赤の理解に焦点を合わせることだったので
稲穂と彼岸花からだけでもそれは分かりました
勝れた希望があることは知っています
なんで焼そばが初号機、覚醒なんだよ
往く金を近江の人と惜しみけり
松山城の裏でガソリンが切れる
俳句と舞踏だけだ、いま出来るのは
せめて氷が欲しいぬるい雨には
仕舞シテぜんブスられてステラれてテラスすてらばい すたーlieと
九・二三

祈れない自覚の方が 祈りより大事だということだってあるのだ
生まれたらすぐ墓に向かって歩き始める
みんなの道と呼ばれるものの上を
生じていることは知っていても
なぜ生じているかは誰も知らない
時間をそばに引き寄せるのは間違い
brazen conduct
ページをめくると青白い光
FAMILYの中心に乱反射と放射がある
薄い下敷きだ
ゴミ屋敷のまま神殿になる椅子
自問点として
説教
不和は関心の現れ
ぼたん色のソースをぬぐいさる
物理的にはいるんだけれども
羊を置いて走っていった
筆箱がぽんと音がした ような 気がした
evoke a laugh
いつか捕まる
上ばかり見る
下ばかり見る
ハスの葉からこぼれ落ちる
魚はぶつからない
乗せただけでは止まらない
脳に留める ホプリサステ
意味を悟るとは王国でなくなる物を置かないこと

ワナビー

プロフィールは役に立たない
人は豹変するからだ
背広の上に乗った顔がにこやかに話している
行動するとは 市民として行動するという意味
再婚
気付いて背骨を伸ばすと
暴れるから射殺しろと言う
脳は陽の当たらない枝のナスのようだ
多く配布された
振り付けは ワナビー

脱走

金木犀が死を際立たせるこんな夕方は
線路脇のちまちました植木を頼りに進んで行けたが
空きアパートの安心感だけがやがて沈んでいく
病院から逃げ出した俺が 正門のところで白衣に囲まれている
目覚めると朝陽を浴びる岩盤に脳がペースト状に塗られて
サタンのデザインを知らないわけではない
月桃が畑を囲むwallなら私たちを囲むのは何
白い曼珠沙華は開花のプロセスが違うから、あれはきっと別の宇宙人だ。
なまものと打って生物せいぶつと打っていたみをわケアって言葉を痛めてオウwhen
正岡子規 @shikikoji 陵や何と思ふて曼珠沙花 明治二七年
@shikikoji 陵(みささぎ)は彼岸花より曼珠沙華
良心 an unsound conscience

瀬戸内海は蟻がたかるくらいに熔けていて
押しやって破船
その言葉を避けるために行動する
動物は本能に
人間は原則に
原則とは提供される基本的な事実
不健全な良心に
決まりではなく事実が示されていく
二本足で立っているのが不思議だ
眠りは原則を手放す
主権のゆえに
墓には良心と書いてある
お蔭で聖霊も疲れる
どんなひとになるべきかではなく
ワルイ ヨクボウ ネブカイ ヘンケン ウズヲマク
汚れていると感じ いちじくの
機能してないあきの月
どこにいるのか とくりかえし
誰があなたが裸であると告げたのか
写真集「明日と今日」
呵責を覆い隠して成功しなかった
わたしの墓ではない
わたしが墓だったのだ
と気付いて
機能してないあきの暮
病棟でセリーヌの乱暴な冒頭にまるごと導入されるが如き
悲しみぽっ かり と言うなら ポカリでも 飲みな」と返す 殴る ワキツレ
月を数えること 「金子のは 仕舞歩きよ」の「仕舞」を 思い出せずに ミックに電話

月を数えることを 混ぜ合わせた夜は
映写のように 静かに揺れる
三日月がゼノビアを 半月がティベリウスを照らす
すべての速度は異なっていて
会話は軌道上の接触事故のように
幻想の痛みを 知らせる
家から出ない ウグイスと金魚は
今日は合体して俯いている
ばらばらに存在するものについて
糸を巡らす
その糸の角度が 月を数え
場を照らしている
哺乳類的な祭りも月を数えようとして
侵入の演技を繰り返す
映写のように スケジュールを脅かす
興味がないのは月を数えていたから?
別の種類の団子に変わる前に
三日月の切先で 目を引っ掻く
興味がないのは月を数えているから?
満月はパンフレットを配り
ヒットラーの髭のような 味の 団子の輪郭が
道に落ちている真理のように
石につぶされた声を発している
月は刈り込まれた首筋を見ている
インターホンの画面に数えられた月が立っている
再び巡る月の像を覚えて
飛んでゆくボタン
パーマの陰から月が覗く
太字で書かれた予定日を見下ろし
街路という街路を結びつける
やんちゃな三人の老人が栗を拾っている
節のようにイネ科は進み、
月はリエゾンとアンシェヌマンとエリジオンによって進み
言葉はコロケーションとコノテーションにより進み、
昆虫はパラグラフのように進む
無患子や乗るのは特急こうのとり
未亡人死にそうもなし晴れる 哉
きっとそっちも「いつにもまして」
こっちは鶴橋桃谷寺田町
すでにいか焼剣吉を過ぎ
空飛ぶベッドがここにも
登山列車が出来たので

御殿山で 元気そうだねと云われ
自分に属していない道を てんでに トーマス顔の 登山列車
瓶の中のニカニカしたライオンの顔の
あぶくが潰れてはじける原則の打ち込み によって歩む
濁った清さ の朝
仮名手本
「本当ね、どうなるんでしょうね」とは決して云わない ということ
固いキャラメルの顔で
spearheaded illicit power of riches make it clear by demeanor that you are simply not available
毛皮から服を作り
鉄を打ち
糸を縒り ヒトはもうこりゴリラ
富士そばの紅生姜天しか食べていない
杭に囲まれた青々とした地所を覗き込むと胸焼けのような朝焼け
行こう、行こう、火の山へ
「世間様」という艶歌がかかっている
現在地確認 お前らにゃあわかるめえ

現在地確認
香水屋街
匂いのないものが追いかけてくる
どこに逃げても同じなら
位置情報をオフにしたってしょうがない
岩の裂け目に隠れても
衝撃は来る
阿吽にでも行こうかな
現在地確認
地続きの被災地
最初の嘘がクリアーだったから 言葉は 自分を濁すことができない
最後まで悪は透明で
安全宣言を繰り返す

徘徊老人

どこから始まるのか、道は言葉のように続いていて、川沿いのどこに この散文化の契機があったのかはわからない。ただ川のこちら側は部落であり、家を建て 子供の自転車が倒され 会釈して犬と共に避ける この道路上の全てに森がせり出して来ていて、その緩衝地帯を町がプロジェクトとして 子供の為の植林を行ったまま 草の中に放置され、錆びた重機と川床の石が すぐ暮れる山蔭に色を失っていく。皆 若くして結婚する。逃れられないから逃れている。逃れられるなら逃れないであろう。子供の自転車が倒されている家で。
網膜は軌道を計算する。ドリップする手は試行する。軽トラも拡張された器官として 川沿いの風景に表情を伝達していくが、やがて橋を渡る。道と言葉は結婚生活のように終わりを告げる。中天からパブリックなアナウンスが流される。失われた老人の特徴、服の色。老人にとって 道は言葉と同時に失われている。見えない大会に集合し言葉を聞きに行くようにして 徘徊する。震えないラッパの音が聞こえると衣を整え、震えるラッパの音が聞こえると歩き出す。三内村の忠霊塔は四七人の戦死者を祀るとされるモニュメントであり、ニュルンベルグの閲兵場で見下ろした角度で部落の森を見下ろしている。村の姓から幾人かづつが失われたが、老人はもう姓を捨てて、発見された時は ラッパの音が震えていたので、モザンビークに行こうとしていた。彼の網膜が、弾道を計算し 足が 思考し、鼓膜が 忠誠を示したのだ。
おい、風呂を入れておいてくれないか。寒くて、さむくて、死にそうなんだ。
二日酔いをごまかして生きてきたけど、そろそろ限界みたいだ。
かあちゃん、そろそろ帰ろうか。
体に酒入れて朝の血はやまりぬ暖まりたし殻の割れても
冬 Who are you

冬 Who are you
浮遊するface
you saw 富裕層
冬 Who are you
ユーフラテス油送管
湯布院に輸送
冬 Who are you
不安な指
風葬ユビュ王
be with you
デモ暗し暮らし苦らしでも食うらし
灯台デモクラシ
「祝いの島」

ロボットの富士額やこめかみは
千年の間に私達の顔がどうなるかを示している
そこへ抜ける海底トンネルは信じられないと
手を挙げている夢
人間に対するおそれやおののきを
ある程度取り除かないと
乗船前のソーセージ一袋の値段のような気忙しさで
国を返す
誰に対してもすべてのものとなるために
その金属に地の輝きはあるのか
熱ではなく薬品による表面の苦しみの溶解
われわれもまた腐蝕しているのか磨かれているのか
判然としない処置を受けながら
兎に角一〇〇〇年の秋を進行させているのだ
小宮山上等兵は死んでもラッパを放しませんでした
曲がった時空におけるクラインゴルノン方程式
甲板にて

その島には船着き場はなかった。ライオンが寝ているように見えた。陸は所有される。そのような島は沢山あった。ライオンは所有される。陸は吠えている。
所有されることに関して、昔の本にこうある。島々はわたしのものである、と。日が射す。国旗は激しくはためく。赤は見え隠れする。航跡の白を撮る者はいない。

(水すましになりすました玉砕色のカリスマが)

水すましになりすました玉砕色のカリスマが
住まわせたルビーを欲しい人にあげている
空を干すのはその様な時だ
叫ばなくても酒はあるいた
夜の空空いっぱいの黒い花
どこをどうして上野の柳、鯉に吸わせるあぶく銭
池は不忍土壺に填まるダッシュダッシュと門の鬼
わしはふたまたみつまたこうぞ、手習い終えて筆を拭き
くちなし爆弾落とされて沢蟹姉妹仁王立ち
三件回ってハムカツ比べ噛まれてむかつく御徒町
霊柩車さえ白く塗り日比谷が転がす石つぶて
なにをペラペラ三丁目じんじんするのは世界堂
酒のためなら娘も売るとヨエルて人が書いている
青空に剃刀入れて
活用は雄鶏オンドルおんどりゃあ
花々はあたしはこうだあたしはこうだ
ああそうですかああそうですか
傾いた電柱空に数学者
コスモスが冬にそっぽを向いている
ミカン畑の緑の陰にルソーが描いた葉が見える
都々逸を田舎で唸る避難組
崎陽軒本店ビルに毎週はとても無理だと浜デート
入れ墨を外で待たせて󾭅温泉
立冬や乳癌検診さわやか号
様様半月誰何型の西瓜はカウンターから昇りたつのや
あれと思って後ろを向いてなんだ そこに いるのか なんだ
生らぬ無花果 オリーブ わたし なんだ 真夜中なんだ 起きたら
怪物撃って星座になってかかる費用は自分持ち
星座を撃って怪物になっておやすみなさい憎むべきおれ
よりよいせいふにおさめられたい? けんりょく と 発音できるかちゃんとおれたちに
酒のためには子供も捨てて一日ずらす決行日 欠航便に託つけて 空いた時間に 試食腹 今日も枯野の すすきはら
縞馬がひとり離れて森のなか
絶壁はマンガのように海に落つ
母ちゃんがね、父ちゃんは「はいまわるつばさのないイナゴ」だって
朝、ボーナストラックというバンド名がおもいつかれ暗澹となる。
それでも今日が続くならわたしゃ今日など要らないわ
物言わぬ駝獣が物を言い、バラムの歩みを妨げた。
希望の場所を持てないのだからすべての表現はバラム化する。
祝福せよ希望の国を。
話があると言われて向かう川を下れば出合橋
この辺りは防空壕が散見される
「来ちゃいなよ」てふ男の声に邪気ありて
タラップ踏んでグラサンかけて「ここが松山?何もないわね」
羽をむしらないで生のまま食べだした。
ファミマでコーエンのハレルヤがかかっている。
生で憎い雲の夜空
夜の畦道光りもなくて溶けて解(ホド)けてジンビーム
なんだかんだで途方に暮れて飲まなきゃいいのに缶ビール
(数珠つなぎの時間が玉を押し出し)

数珠つなぎの時間が玉を押し出し
トロッコを飛ばす
朝毎に新しくされるのに、
今日は終わりに至らなかった
生まれる前から知られていたら
わたしは生まれたくなかったかもしれない
顔は鉄板のように磨いた
着ぐるみを脱ぎ捨て
動物としての言葉がバラム化する
おいはぎに着ぐるみ剥がされ剰余消え
リトルネロ

思いに留めるとは 時間を早めること
時間を早めるとは 辛抱すること
辛抱するとは 見倣うこと
わたしがいない
暴風に揺れる桐の枝葉
そして突然 限りが満ちて
子が妊娠して母を産む
早い雨と遅い雨
収穫の反復と差異
待つことは 次の種を蒔くこと
(そのzuccaのジャケットには)
そのzuccaのジャケットにはポケットがなく、ものを紛失する一切の責任を他の衣服に押し付けていた。
トイレを開けると女が化粧していた。建物の裏手に回り壁に凭れると室外機が壁全体を震動させているのが分かった。
きょうは「あなたの顔見て目が濡れた」という藤圭子のフレーズ
がリフレインしている
いや、facebotter かな tumbletter かな facevernotebook かな さらけ出す場所を間違えて 高円寺のロータリーではらわた出しちゃってさ 八百屋帰りのおばさんの買い物かごの横で
ああ、戦争前夜のように気持ちがいい。黒いドブ川の澄んだ上澄みのようだ。
(声を 聞かない)

声を 聞かない
切石で建てはしたが
ライオンから逃げ熊から逃げ、壁に手を置き安堵した途端に蛇に咬まれる

考案した楽器の音に合わせて即吟するのを 聞かない
顔が大きいのか体が小さいのか
飲んで飲み干し、まるでいなかったかのようになる
種の複製はなされない
飛蝗が眼に跳んで来て困る
今年のボジョレーは中絶の味
ビオはその前の味
岡山

忘れられたアーケードのように暗く続くので 引き返す代わりの裏道の灯りに さらに狭められた命を引き摺り 何の駅に戻れると 誰の家に戻れると 半月を孕ませ 天蓋を滲ませ 女等はさんざめき 閉店し始め暮れる途方の
やっとまた夜景が見え始めた
見えている間に、急いで事を済ませなければ
パスワード

地震は大したことではなかった
誰が侵入したのかが問題なのであった
離れているように命令されていた
何の命のためのパスワードか
誓いをもって踏み込む不幸
論争を終わらせるあらゆる論争の終わり
爪切らなきゃ
本気で死のうと思う

D.O.A.

今日ととなえられる限り
到着時既に屍の犬を追うが
かたくなになることのないようになさいと
今日もし言われたら
山の上でしゃこを追う
一つとは限らない
剣は魂と霊を
外側から見るこの屍体と内側から見るこの屍体を分けるまでに刺し通し
しかも罪がない
と言われ
ひまわり畑に貢献する一輪
うなだれたうなじのかたさ
第一の地位を占めたがって
到着時既に死亡
山の上でしゃこを追う
一つとは限らない

(未だに神聖な独身は長女のように声から老いて)

未だに神聖な独身は長女のように声から老いて世が世ならば というような声から老いて 古風なストールが飲酒運転 海に落とされ 流れ着く橋梁工事 黒血川と読めてビビる 関ヶ原のオバデヤ 山岳は 海からの苦い風を運び 老人は艦隊と瓢箪の思い出を自慢気に語る
あなたが怒りに燃えたのは正しいことか 暗い顔で愛を語る実演 一〇年経って女の子たちはすっかりおばさんになった これだけ近くに居るのにジェルソミーナは泣く あなたが怒りに燃えたのは正しいことか これだけ近くに居るのにジェルソミーナが泣く
未だに神聖な独身は長女のように声から老いて 世が世ならば というような声から老いて
今井、死んだなあ
次郎さん、青空だ
きみがいま駅から家に向かうには月ぐらいしかみるものがない
×きみがいま駅から家に向かうなら月ぐらいしかみるものがない
コンビニのゴミの容器はせりだして歩道に口を開けているから
満月に身重な海月コンビニのゴミ箱の中に捨てられている
sin gets 新月 man gets 満月
罪が取得新月 の男が得る満月
反影月蝕 というのか
冬ざれや毎朝便利な欠茶碗
大野開発 彼らは蛇のように塵をなめる。mic7:17

二時過ぎから立花な銭湯の前に人が集まっている。二時半に皆雪崩れ込む。刺青の背中が並び、イーッヒッヒッと笑い合う声が響く。
枝松の交差点に、同じ色の車が続く。「すれっからし」の空爆色だ。
道路の脇を線路が走る。遮断機の音のみで、電車は見えない。風景に柿の皮のような空気感が混入してくる。久米だ。
ラブホを過ぎると辺りは白くなる。永遠に続くかに見えた商業区は眼球の露光にもう少しの間耐えるだろう。
不相応なマンションなどあるにはあるが、あとは被爆街道を睡魔が上って行く。オオノ開発とはその一瞬の隙間に撃ち込まれたひとつの楔なのだ。
十六夜 地下道いっぱいに羽が生えて死にたい

霊が虫のように心を食い尽くしていく夜
満月は視点を変換出来ずに
せろせろとくぐもった一本調子の朗読を行おうとしていたので
日和雨師走風神雷神図
遅蒔きながら小さいコスモスを田に咲かせて
人の気も知らないで、てシャンソンあるね
頸椎の整体でナミがもう一週間薬のんでない。ナミには希望があるから体内物質が手打ちうどんみたいに出てくるんだろ
舞子が言葉を押し固めて作った菓子は葬式のような寒菊型で 京都の冬はそれを溶かして飲んでいるのであった
チョコの脂身みたいね
十三的非決定へ
蝶墜ちて大音響の更年期
ビリケンも届かぬ彼方のアーケード
幸せになれよと境界性人格障害偲べど詮無き
霜降りトースと言うはまれにして今じゃ普通のサ店ばかりで
ねむり姫という飲み屋
野良犬にお握りやれば風強き
どこまで遡って書くことが出来るか

わたしはどこまで遡れるか
七日目の始まりまで?
頭の中で何人殺した?
背広よ
ファラオのネコはカルケミシュで負け
極悪な王エホヤキムは死んだろばのように城壁の外に投げ捨てられた
衣を引き裂かずに 外部の書物を燃やした
直ちに影響は及ぼさない書物を
未来とは今余地を残すこと
中身の詰まった声たち
ロジェストヴェンスキーとなごやかに会談した東郷
乃木大将は殉死した
確信に満ちた声たち
王族としてスオウの桃色のように反発し
百十五日目に四つ、スオウの白色のように立った
飲んでも酔わない
着ても暖まらない
農婦の口から
変化とはある言語への変化である
「そして、働け」
東からリンゴは送られてくる
哲学は限界を反映委する
いくらおいしくても毒の入った水なんか
毒は母の上にあるのか
太っている ワンピース
書の形は完璧だ 反った後ろ髪
レザーからペイズリーのにおい
つま先のような豚
短大の顎のしたたり
すごおい関係
ヒントはここにあるの
おいてけぼりの目にかかる髪
だれかなあ?
バス停のように
結婚しないな
母の上に枇杷のような毒の首が乗る
シャイニイブーツオブレザーが
カレンダーの桝目を埋めるように
自民党
念を押す語尾のような山の形
ミカ 寒い
戦闘態勢に入った二つの個体
ADHD と言われた死にたい

突き当たらせている

突き当たらせていたのだ
難しすぎることのように見えるが
人を携えてくる今日このごろ
聞いている者たちよ
家畜への報酬もなかった
種によって受け継がせることによってのみ
呪いとなった分 祝福となる
寒さという拷問を予測する
好奇心の罰だった
シベリアに伸びてゆく鍋のような活気
それはわたしのものではなかった
千切れた風のように
何か悪いものを入れたのではなく
すべてのものを互いに突き当たらせていただけなのだ
広場はそこで遊ぶ男の子や女の子で満ちるだろう
最後の王は前髪を伸ばした
広場にわるいものを入れたのではなく
すべてのものを互いに突き当たらせていたのだ
いつか広場はそこで遊ぶ男の子や女の子で満ちることになるだろう
同盟して反抗するか、服従するか迫られている
服従か反抗か
うす黄緑の開いた空におきざりにされた春
裏返すと機械のように蠢いていた
いくつかのまとまった明かりがiPhoneを使って再び消されてゆく
褒めることによって据えられた人々が夕方家に居る
そのことに気付かなかった
うどんのように日は暮れて
この話題について日ごろよく考えておられるのですね

壁に掛かった三号のフレームには

銅色の遅刻は
白い夜道を麺棒で引き伸ばした
炎の絵が見えた
轢かれた猫を跨ぐように
両岸に道は走った
ホワイトイエローとスノーホワイトの見えない看板が
山林に点在する
今迄の 全ての色が
ホテルの壁の絵には入っていて
大きな字で書かれた筋書きを拡げ
編まれた体の形を読む
たばこ うそ ぬすみ
やっとできた相続分は わたし
白身が青いゆで卵
足を組んだ先にピンクの下敷きが捲れ上げる玄関口
歌うために書く
絵のために書く
字のために書く
書くと書けばメタ
書かないと書けばアート
書くなと書けば詩ではなくなる
終わりが来たのだ
黄緑の光
額が光る
・・

漢詩

今迄も眠い時はあっただろうに
招いておいて
という字を途中まで書いた
使金復使金 看花還看花
女が鼾かいて寝ちゃだめだよ
無造作に床に落とされているコードの
ジャンクションのような意味
という線を描こうとした 「太陽の光で全てが見えぬ」
大阪は倫理の消えた沼にして川へ入るも入らぬもなし
砥部焼の乳の色なす骨壺に飢えと被爆と共に活けたり
どうしようもなくふるえているだけのコート忘れた 体の死に票
残波岬で残飯見ればヤギの中身に人の殻
圏外の山奥に居ても
のぞみに過ぎ去られながら米原のこだまのホームで薇糖飲んでる
人を愛する歌は多けれど愛さぬ歌をつとめて作る
人を愛する歌は多けれど愛さぬ歌は歌と言えるか
人を愛する歌は多けれど愛さぬ歌も歌としてあり
人を愛する歌は多けれど愛さぬ歌を歌として書く
昔みたいに希望の歌を歌ってよ 美空ひばり「裏窓」
酒を買い酒を買いまた酒を買いこだまはひかりに先を越されて
あと一年遊ぶと決めて冬の青空ヘヴィーに突き合わせてる
ベローチェのBGMは

新宿は鮫のようにかなしい
上映されない映画のように
欠損の中に暫し雨がふるえて
飲食のように世界は寒い
錠剤のカプセルに閉じ込められたストリングス
しろがねの衾の岡辺
真綿のように脳幹を締め付ける
送電線のように髪の毛は編まれて
晴れても雨です
触毛は被爆の暗号を探し
歌唱は偽りの内臓を曝す
矢筒を背負った後ろ姿を見失い
抗うシナプスは脇道でどん詰まり
貼られた宣伝の裏など捲ってみるが
フォントは傷付いたDNAの領土化には至らず
却って鼻輪の三つ編み男を殖やした
年末ジャンボの呼び込みに自分も年末ジャンボを買ったか訊いてみた
ビリケンは間違っていると思う
しんじゅくえんまぎょえ
やーさんちょうつよめ
よっつや やっつよ
あ みっけ かさか
かみがきすせー
こいかつどじうまぎえー うう きょと
しんじゅくえんまぎょえ。 やーさんちょうつよめ。 よっつや やっつよ。 あ みっけ かさか。 かみがきすせー。 こいかつどじうまぎえー。 うう きょと。
太陽に心はくもり、死にたいように女は晴れて
ゆりかごみたいな半月
ひとりひとりに野の草木を与える者に
雨の不渡り
路地
駅前には店がなかった。年の瀬だというのにどの家も片付けが済んで、もう正月のようだった。墓川は、一人で町を汚しているような気になって、図式的な考え方の中で自分が消耗していくのがわかった。
駅前に戻って周辺図を見た。北は下を指していた。
街道沿いの店は早々と閉店して民家に変わったからシャッター街の寒さはなかった。その代わりに犇めき合うキュービックな暗さがあった。
その暗さの奥に自分の部屋があるのだと仮定してみる。そこでは固定されたなだらかな山脈が胸郭を上下させている。
いつの間にかトンネルが出来ていて、風穴から吹き出すような向こう側の町の冷気が、あり得たかもしれないその部屋を襲う。
この町に来た理由さえ忘れさせるような冷気だった。
たおやかとは言い難い間近な峰からも吹き下ろして来る寒風があった。
山の向こうにも町がある、という事実は恐ろしい。町単位で人々が暮らすようになったら俺は消滅する、と墓川は思う。
山の向こうに町がある、山の向こうに町がある、と口ずさみながら墓川は一本の路地に入った。
「ここにわたしが住んでいる」
という啓示に似た声がして、振りさけみれば、貧乏が鉢植えのように並んでいる一棟の上階の廂から睥睨するカラスが墓川の頭頂を狙っているのだった。
この町でこのカラスに狙われている、という意識が墓川を不快にした時、名を呼ばれた。二階の廂から実在が降って来て、たおやかな峰が上下するのが分かった。
「靴を脱いで。」
分けられた場所だから、炭もないのに焔が上がっていた。
「家族の味ですね。」
「焼けば焼くほど冷たくなるわよ。」
「この町は、平気でそれを道に投げ捨てるから好きです。」
「海なのに陸(おか)。」
青線コロニアルとでも呼ぶしかない朽ちた手摺に、出口のないトンネルから邪風が吹き付けるのを、
「懐手、」
と撥弦の切れが、飲ませる、飲ませないの話になった。
そうやって白い墓にの相手をして飲む、飲まないの供え物を盗んでは、無、と穿たれていると、宮子はまた誰にも言えない話を聞かされるのか、と思う。
巨きな鳥が尾いてきた夜の話をすれば、この白い墓はきっと娘のことを歌う、と算段する宮子を、墓川が、
「きみはこの町で生まれた。」
と覆い被せると、致命性の渦が立ち昇った。
F#ABbAD EbD
F#ABbAD EbD
地名的なターミナル・ラブがαβυσσος(アビュッソス)から立ち昇ったのだ。
宮子の目の前の祈れない白い墓が、子供ののように毒の釉薬を作り、鼻腔の奥の終わりのにおいを悲しんでいる。
「障害のある人は居らず、山頂まで稲が実っているというのに、何の力が足りなかったというのか。」
「二種類の種を蒔いたからよ」
「毒薬を通してしか永遠が見えないのか」
「脱法釉薬でしょ」
トラウマに向き合う旅はすべて無駄なのだ。
「悪魔が入れた記憶の種を、きみは食べたのか。」
「あなたに力があるとしたら、それは私に対する影響力だけです。」
炭もないのに燃えているのが水だったら。
墓川は正しい川を遡って行く自殺者への憧憬に向かう脳をだまして、宮子の末広がりの裾の唐桟のチャンネルに眼を合わせた。
ああ速い、高速道路。
宮子は夢を見ている。フロントガラスに叩き付けられるのは水の燃える音だ。
この町の色は、と墓川は考える。
夕暮れの雲が鮫であリ続けることを許さない。
エリカが見えますほのぼのと
不意の擦弦に心臓を雑巾で拭く夜行の、北欧のブギーがマジックアワーの田面を渡る。鷺のように。
切符は持っていた。このまま駅に歩いて行く自分を墓川は見た。存在の途中下車、存在の見切り発車。馴染み抜いた情趣の隙間から野蛮なデュエットが漏れ出る小径を、影が追い付く。
雲の道行き。と宮子が言う。宵の軍歌の雲の道行き。私はちゃんと花びらを降らせた。いつまでも夜になれないあなたの体に。いつまでも朝になれないあなたの思想に。
それは色ではない、臭いなのだ、と墓川は思う。ティンクトゥーラを横断してもそれは一つの平面に過ぎない。
匂いをにおい、と書く詩人のことを墓川は思った。過ぎ去った喜びはまだ来ないかなしみ、まだ来ない喜びは過ぎ去ったかなしみ、などという遊び言葉を工夫し続け、妻子を捨てて死んだ。
山の端が花札のように黒い。
蜘蛛の巣を払うように野道を進んだ。
道を挟んだ糸電話を夢見た。
異星人に会ったら学者がまず訊きたいのは「神は居るか」らしいが、恥ずかしくないのだろうか。
駅まで尾けて来ると思っていた巨きな白い鳥が消えた。代わりにトリさん、どこに行ったんでしょうねえ、と烏が胸元で反り返った。
力はカリフラワーの形をしているけれども、と宮子が言った。
雪山の麓では不発弾ね。
白も黒も舌の力に過ぎない。
あの太陽光パネルの影は紫に見える、と墓川は反論した。われわれはまだ見かけの色に投げ出されている。
道行きはひらがなのように川の両岸にわかれた。いつか、左岸で泣き崩れたことがあった。
盆栽の野道の糸電話は、切り立った護岸では何故か思い点かなかった。犬を連れた奥さんのモチーフが、この町で生まれた高校生の宮子の姓を襲った。
「墓川さん、」右岸から鳥がその旧姓の声で呼びかけた。白か黒かはわからなかった。「墓川さん、」鳥がもう一度今の姓で呼びかけた。白か黒かはわからなかった。
そのまま駅まで、四十年間彷徨った。

宮子が墓川と年越し蕎麦の蕎麦湯を色紙に書いていると、醤油の寒さが脳を溶かした。
この時期、ひとりぼっちの胸の人たちは北ホテルにいる。背中の人たちは?とテレビが教える。
かなかなは旧姓に属するか。それがすべてであるなら宮子の銚子は白鷺のディスパッチとなる。そうでないなら
かなかなに姓はないのだ。白い夜明けに、忠節な娘が幽霊のように立っている泰山木の庭先で、亡くした者の思い出のためにいつか泣く。
墓川は死のうと思っていた。無意識は口答えしなかった。代わりに大量のノルアドレナリンを放出するだけだった。墓川の思考は、墓川ではなかった。
宮子の全ての白血球は身構えた。そのために町は泡立った。
白濁したキノコ雲が毒に溶けて、思考に命令する墓川に、体は騙された振りをする。
宮子がこの町のDIVA であるなら、その言葉は球体のスナックの内側に貼り付く。
それを外側から見て唄うのか、認知カラオケが手招きしている。
いつもの夢の町で解けて浮いていると、目が覚めた。鳩を祀れば八幡なり、と宮子が詠いながら踞って集めているのは山々の印章である。
頭蓋が前にずれて涎だけが垂直であるような蹲り方で、正月なのに蝿が出た、と謡う稽古の一団に、縁側の墓川が瑠璃鶲を逃がした。
それはベエルゼブブの線に違いない。道を隔てた糸電話に巣食っているのは。 ラリーもしたし、と次の宿場に手向ける印章のように蝿と瑠璃が際立つ。
街に食い込んで運河があった。安寧は、宮子にとっての川の場所なので、その上を墓川の屋形船が行くことはない。
時間に距離を加えることが出来るか、
寿命に一キュビト、寿命に一キュビト、と宮子がアドバルーンに書かれた文字を読み上げている傍らで、墓川がATMのデポジットを目減りさせている。とうとう駅前に戻って来たのだ。
墓川は娘の歌を歌わなかった。代わりに歌ったのは個室の歌だった。二十四時間営業のミステリーはハードボイルドなカエルの合唱だけだった、と眼を開けた墓川が言った。
その声はあなたではないから安心しなさい。と蛾のように窘める宮子に、青い電流が走った。
轢かれて死んだ宮子は青い毛皮を着て、まだ生きているD.O.A. のヒロインのようだった。
まだ夜は明けていなかった。もう正月だというのに。蜜蜂の代わりに蛆が涌いていた。
墓川の弾丸列車は、集団就職の詰襟を乗せて丸刈りの脳の外側を進んだ。
宮子が点になった時、をとこの詠める、
あしひきの山の煙りを下りて舞うながながしよの肉の書板
あなたの固いケーキね、発酵せずに腐ったみたいよ。それを真名と言うのなら、不発弾どころか核のゴミね。と点が言った。
きみは星になどならない、とはどならない墓川は、越冬闘争の正しい蜜に覆われる。
自分より大きい者にとって汚れとは、と墓川は想像する。自分より大きい者になり過ぎて、自分が偶像になっている。墓川はそのことで自分を中傷する。
墓川が、貧しさを強く意識しながら、心を煮ている。巷の上手で。新言語と共に新言語の鍋も導入されたからだ。
鍋の理由を問われて、二つの手、二つの足、二つの目をつけてゲヘナに行くよりは、不具の身で命に入るほうが良いからです、と答えている。
「ああ、五臓六腑に沁みわたるわ」「あんたの五臓六腑は、鍋の中やないかい」「楽園になったら海のそばに家を建てて」「海のそばに家を建てて」「毎日夕陽を見る」
北ホテルから”New World”に至る分けられた道、それは道を行く者のための道であり、いずれはソースに溶かされる愚か者がそこをうろつくことはない。路肩にはライオンが、参道の真中には神のふりをする者が、天に通ずる楼閣と題された鍋の乱れに向かって、冷やし飴の言語を辿る。
墓川が塔の上から演説する。
この震災で、人々は「背骨の人」と「胸の人」とに分かれました。「背骨の人」は”日本ガンバレ”或いは”頑張るな”という方向に行きますが、「胸の人」はひとりぼっちです。
外人居留者として被災し、外人居留者として外人居留者のコミュニティーからも疎外され、外人居留者としても勿論、日本からも疎外され乍ら何を表現できるか。そのことのために読むべき本は果たしてこの町の本屋にあるでしょうか。
わたしは本屋で立ち尽くすひとりぼっちの思想です。身体性の(アルトー)、ハプニングの(ダダカン)、やさしさの(マルクス)、餓死自殺の(尾形)、やってしまったことから始まる不可能な領域への、同労者のいない、残された僅かな時のための。
「復活について考えるのは良いことです。」といつの間にか復活した点子か言った。
それで墓川の爪は点子の二の腕の肉に食い込んだ。シャンプーはDOVE かな。八幡神社さん、
それには答えず、八幡点子は向日葵の中に立つ砂糖黍のように反り返って囁いた。この町の王も烏です。
アースダイバー的には、この川の泥の中でぼくらはかつて結婚していたね。
生野の道の遠ければいて駒したれ近く変動、と点子が返すと、神聖さの道にサフランが咲いた。
泥の中で食らわんか豌が結婚し蛭子が生まれた。それが烏になった。あなたの額の×印。わたしの本当の名前はアミ、
と言いかけて点子は口を噤んだ。
何故わたしの名を訊くのか。それは恐るべきものであるのに!と墓川が気を利かして謙遜を投げると忍耐が光った。あ、花火。
ドヤの南京虫から聞いた話だけど、昔、スマミとホヌミという男女アイドルDUO が居た。別れてからホヌミは女性力士大会で優勝したが、スマミは会おうとしなかった。
ホヌミの声が高く澄んでつるつるしていたから、浮気していることが分かった。
それで花火を観に行ったのね。
そうだ、それで売り上げを誤魔化した。墓川の財布はぱんぱんに膨らんだ。小便だらけの湖に、ポケットを裏返し、チェリーの葉を振り撒くと、鳥が啼いた。
砂州に楼閣を建て、橋を継いで料亭にしているのを、与えられた町の義務であるかのように、供与の豚に与(アヅカ)らせ、人の脂肪を灯している。
だからそれは長岡でもガイ・フォークスでもデュッセルのヤパンナハトでもなく、ガザの火花だったのだ。
閃光は串カツ「松葉」の油の中に走っていた。
北京の露地の側溝の油を掬い集め、子らは松葉形の三本足を歯で削いだ。肉を削ぐことは巨人に対してではなく、セム同朋への中傷として空に上った。
社交
雨瀟瀟
暗い冒頭
痴情の楽園
枯れた山水
人が疎ら
ナチツドイス
明日をだます
(赤金色の遅刻は) 赤金色の布張り
横にすごい強い人がいる
赤金色の遅刻は だますことさえ貶められて
白い夜道を麺棒で引き伸ばした その業は貴重になった
炎の絵が見え 水門から
轢かれた猫を跨ぐように 注ぎ出されるのは
両岸に道は走った 洪水か祝福か
ホワイトイエローと白の見えない看板が 家康の墓にゲーテの玉砂利を見た
山林に点在する

つつぬけ

末端は冷えて
真中は熱く
タイツのように行き止まり
固い雪山のギザギザ
じりじり越える停止線
末端よ かなしみべろべろ
暖まることで 単音の信号をキープしたまま弾く
つつぬけになれ 死にたいと思いながら鴨を切り裂いている
端末よ 女 男 女 氷 阿佐ヶ谷駅
寸胴のようにつつぬけになれ よなかにしなやかあさにはれやかひるにおだやかゆうがたにゆ
may pouring rain fall inside of this pipe. るやか
あけがたにあざやか
アル出っ腹ン 尻臼
ああああよがふけるがヨガにふける
おやすみなさむい
寂しい果実は剥かれないまま布団のなかで皮を着替えて
寂しい果実はナイフを差し出す溶け出す代わりに凍ってる
南蛮紫 赤ん坊の方が見兼ねて母親の乳房に命じ、 奇跡により母乳が出
るようにさせている、 という夢。
みぞれ状の受け身の着地に 徐々に
形作られてゆく
眼鏡を外して
子供を抱き抱えても
夜の雪は写らない
夜明け前には凍る歌
荷台の車椅子がカラカラ回る
高速では約束の事故が起きるだろう
自慢せよ
absentを穴とする心の欺き
彼は本当にこれらのことを話したのか
右の目をみなえぐり取るという条件で
楽して儲ける
きみのその紫は南蛮を受容したころの寺院のそれのようだ
ぼくは靴を履き直す
きみのブーツは茶色い
光が目の裏を横切る
写らない雪のように
石をパンに変える
ボーダーを試し
心臓を与え
なんでも出来るという夢想に耽る
もう無理なのに

かけ離れた 傷口のような あでやかさで

Manasseh 、 מְנַשֶּׁה (men-ash-sheh’)
わたしの舌がわたしの頭の中にある
秘められた自分におけるわたし
布に光が当たっている
緋に吸収される
その日は気温を象捨する

最後の日々に定型は
頸椎の矯正のように捩れを伝え
搔き上げる髪も骨だと知って
大半は改善できると教わるが
検分は時を変え場を変え
骨格モデルに触る手付きで
「もういいよう もういいよう」
と哀願するのであった
光は照らして調べる訳だが
回転する轆轤の上でそれは
粘土に対する権限を示す
形作られることに対してどう反応するか
手は泥漿で濡れ
口縁は引き上げられた泥漿の柔らかい波に覆われる
土の背骨よ
可塑であることの真髄を知れ
口縁の波を歩いて渡る信仰
土は労働力調査の後、 サンドイッチのために徴兵された国民である
つっと立ち上がる口のような身体
声のトーンはアルカリ土類金を示し続ける
王の専制と搾取のやわらかさ
ロバのように埋められ捨てられる
それが服装だったのか
首を通す衣服の物としての正しさのように
王はやわらかさのうちに連れ去られた
甘える声は羊の白さ
社交やダンスはその白さに覆われる
ターンテーブルの羊毛
チュビチュビというしんみりした和装の口先
逆戻りする轆轤上の解放
表面的に埋め合わせ、危険が去ると以前の土に戻ったのだ
発芽を待つ種粒が
言葉のように宿っている
野菜なのに木のように成長し
鳥たちが宿り場を見付ける筈だった
疑いに負けた土は
遅れて来た女のように一瞬にして理解する
アヒルのように
ラッパを吹くように
遅い時間に
夜明けの湖で
土の舟は沈む
以前には悟ることが出来なかった
気になることは放っておきなさい
息子が齢をとってゆくように
夜明けの水浪が立つ
いたちが横切る塀を見ながら
星で首を吊る
赤ペンで手を入れられた人生の本(book of life)
ページを開くと抑揚という部分
音の響きを変えてゆく
書くためではなく朗読するための人生
青ざめたタコと蛾のような毛糸の対話
演技はその背後に山の暗さを背負う
孵化する敵意が山の端がら昇る
もうすぐまた感情の満月
山の地図を見ながら眠る土
薄荷の葉が混じっているかもしれない
腐葉土を成型するような死のゲネプロ
呼吸法では治らぬ人格
二つのネックレスの列なりのようなブルネットが
同緯度同縮尺を突き合わせている
口が開き 歯が見える
口を閉じると別の口紅の唇が開く
ひろやかな場所へ 装身具は直列しようとする
移動して井戸を掘るのは平和のためであった
割れた石の中に結晶が見出される
服飾を通してそれを見ようとしている
肩はぶつかり合うものだと
移動する箱型のトロッコの年数
膝や首を楽にすることは夜の青に消えた
地図の三角地帯は迫り出すものによって黒ずんで
ぼんやりした明かりが移動する肩の後ろの壁に
胸の痛みが抜けてゆく
それは循環の話であるのに
箱の中の毛玉のように動いてはいない
困った顔の犬が
薄紫の主人に向かっている
抽象的な質問に
箱の中の赤紫の毛玉はごろごろ動く
マスクをした人は針山になる
転がる毛玉が切れて
黄色い部屋に入ってゆく
トラックに椅子を並べたりして
平日は振り落とされるのではないか
漁師は
休日に陸に網を拡げる
欲望のバイキングとしての
土色の背広を着た人は
自分の土の場所をひとりで回る話
蚯蚓には冷たい個人の土
益という字を凝視める
凍結はしないだろう今夜は
近所の土に会ってこようか
旗の影のような三角地帯の
鯖の缶詰のような小さな光
やわらかさという土の中へは
誰よりも音を延ばそうとして
まだ知らないバイキングの白い旗の中の赤

彼女に戻って来た平和

投げた平和はブーメランのように戻ってくるとき
バリアーを通り抜ける
ドレッシングを選び
声が笊に落ちると
癌以外の命は削ぎ落とされていったのだ

食卓の暗号

モンモリナイト
雲母の多い繊維質の土の
崩折れる鴨のような声が
芯を掃除する
砂あらしの中移動していて
長期間いなかった
川まで旅費はどうしたのだろう
帰りは帯をしないで
足を組み直して
食卓を暗号にする
食卓の中身は少女言葉の暗号
紅梅が先に膨らんできた
紅梅色に事務的に春は膨らんできた
少女言葉の昔
中身は
食卓の中身は少女言葉の暗号
ぼやけた影と光が
理解できなくても 従うとは
中身は
食卓の中身は紅梅色の事務服の少女言葉の
暗号

the whole obligation of man

思い通りにならない
ことではなく
虐殺でもなく
空色が入ってきた
全員一致の知恵
復活はない
ことではなく
自分を裁く能力を人に使うでもなく
エラーから美喜と名付けて
忍耐で覆ってもらっていた
軍資金はその真珠ひとつ

成功の尺が明らかになってくる
成功した人などいない
“refuse to bear arms against their fellow man
それが人のつとめの全て(the whole obligation of man)”
裂けた紙に字が書かれていたが
声と文字が書き写されていただけで
父の詩句の垂直の突出ではなかった
ごみ(the refuse) くず(the offscouring)
顔の描き方が違うだけで
対応の仕方はコントロールできる
ぼーふら汚い                   零下四〇度Cの室内でデッサンしていた。凍傷で手足の溶けた猫
切っ先                      が哭いたので外に出したが別の猫に食べられてしまった。目が覚
めると舌の奥を噛んでいた。
València

グラフィティの紫に国は醋えたコンキスタの面影を遺し
線路沿いの薄の群生の狭まりの向こうに一瞬サグラダ・ファミリア
日本製の青空の下にあり得ないオレンジと紫
ちちゅうかい
鯖の背のようにくろく錆びて明るい
帰化の果てにこの土は何をするつもりなのか
光る葉肉は恐竜のようで
樹々はブドウの低木に至まで全員バンザイをしている
スペインとは紫のリゾーム
コロニアルに再領土化された気候が宇和島駅のように寒い
ここは寒いアフリカなのだ
プラットホームが大地と等高
抉られるものがないまま鉄路が銃撃の地平にある
春は薔薇科の木々のブロッサムに散在するのみで
秋に向かうのか春に向かうのか季節は分からない
アフリカはいま、数艘の舟が近くに寄ってきて見守る中、腰履きのジーンズの下着を見せて寝ている
toragona少し大きな街だと石とコンクリの不安が募る
ほらやっぱりサーカスのように河原者の集落
油送管たちは何故思い出したように上り下りするのか
尺取虫のように塗られて
侵入のグラフィティと分け入り方が同じで
あるようなオリーブたち
このままアラムブラの寂寥に或いは流れてゆくのか
統一国家のいわれのように
いまのところ南へ下る車窓の右の山はすべて兀山であり左の海沿いは別荘なのにコロニアルがない
この国のすれっからしの部分はすべてポンドで出来ている
超特急もあるにはあるのだが
海のマッテラという町にはみ使いのように飛び去ってゆくばかり
西部劇には黒すぎる海と山と空のみどりの
仏領にはオレンジが苦い瓦の
漁村がないことからくる木陰の刃物
岩山を分け入って内陸をゆくとみかんとぶどうの
窯もありそうな丘陵の
トルッサという駅で
スウィッチ・バックしてイスラムが入って来る
逆走の不安の中を
みかんの中を
牛のような汽笛の中を
説明のないまま
リヴァースするしろい西部劇
ぶどうがなくなり一面アーモンドかオリーブ、JASCOやSATYのない地方都市という柿の木に似た舞踏
水は無さそうだ
みかんの土にグラフィティ
赤い山

the artist

横たわる青のfuturo
落ち目の俳優も糸杉のように突っ立つ
破産した後の青から始めよ
青に横たわれ
女房に先立たれよ
大暴落の中
青に先立たれよ
これでもかというくらいに先立たれよ
青の遺品を整理せよ
すべてのフィルムを燃やして走り出せ!
ところが終わりにフィルムは巻き戻される
補色のようにして結末はミカンの中を走る
いくつの愛に支えられて
タップを踏むのか

house carpenter*

死の山というのは本当にあるのだ
あの平たい低い丘を見ていると
水のあるところに町は出来る
いわれのない町
*trad
“Well met, well met, my own true love,
well met, well met,” cried he.
“I’ve just returned from the salt, salt sea
all for the love of thee.”

“What hills, what hills are those, my love,
that rise so fair and high?”
“Those are the hills of heaven, my love,
but not for you and I.”
“And what hills, what hills are those, my love,
those hills so dark and low?”
“Those are the hills of hell, my love,
where you and I must go.”

France

語尾の地域性が散乱から整合に至り
国境はないまでも
緑の量としての牧農に噎せる遠景
ミルクの鬱
グラフィティだけが駅を繋いでゆく
荒れた植生の
尖端の冷えの中を
見たこともない醜い川を超えると
フランスだ

Juniperus phoenicia*

荒れ野に一本だけ立っている裸の、はぎ取られた木
自分の
かつての拡がりを垣間見る重唱のなかで
ひとりでいることがひとりでいないこと
ひとりでいないことがひとりの木であること
良いものが訪れてもそれを見ない、はぎ取られた木であること
ただひとりで坐ることがひとりでいないこと
むしろ犀のようにひとりで歩むことがみんなの道であること
周囲と異なる者として目立つことを厭わないなら
水のほとりに植えられた木のようになる
外から見たら枯れている木
自分は 荒野のねずの木(カアローエール)
良いものが訪れてもそれを見ない、裸の木であること
この女のした事も彼女の記念として語られるだろう
彼は群衆と見分けがつかなかった
朗読者のオルガンが見えた
一発で分かった
扉に書かれた字が消去できなかった
* [ヘ語,アローエール,またはアルアール] アラビア語のアルアルは,この木が恐らくフェニキアビャクシン(Juniperus phoenicia)であろうと同定するのに助けとなる。

Russians русские russkiye

突き当たり折れ曲がる朝の川の連続
金を捨てる 間違った箱
ロシア語に チョコが混じる
間違いに パプリカをまぶして
転がる 肉団子の紙の
悪意のような 気管
Rue de 紙吹雪の鐘
とともに 直角に突き当たり 折れ曲がる
言葉の川
押し出される神経
鐘より長く続く祈り
眼窩のロシア
空耳だけの 川は下って
less than zero に ちょこっと坐る
体がコートを着ている 鐘の街路を離れて 煮られるべきため息の中に
やすやすと攻撃されるプロバガンダ
そうして、地球を鷲掴みにされているのだ
ADAM

風景は変わらないように思えた。
陽は温暖に降り注ぎ、風に花々散っていた。 ー「ゆきてかへらぬ」中原中也
風景は変わらないように思えた。
(反文化闘争)
一種の清々しささえあった
死は 始まったのだな、と思った
味は変哲なかった
女を叱ったのはつい先刻だったが、随分前のことのように感じた
どんな子が生まれるだろうか
途切れ途切れの線が見える
暗い
灰と黒だ
大切な事を暫くじっくり考える
ラスベガス
全能の知恵
脳にピンで留める
何度やり直しても全能はうまくいかない
パチンコ屋の光の洞窟
夢の場所でアイドリング
思考のガソリンはなくなる
線の拡大 線は穴
覗く目が見えはじめる
思い続ける思考を自分がかなしむ
繭が光る
つながっているから海
つながっていないから島
胸襟を開き
求め続けてはならない
線は流れる
邪悪な者が平安でいる
危うく滑る淵まで
大いなるところに
居ながらにして
つながっていないのが 島
地下駐車場 の外車
卵型に内向きに張り付く 髪
白いかおと黒い髪の数秒
空(カラ)の頭の中
を思い起こすことはできない
どうせ原因はなくならないんだから
くよくよ思わないほうが勝ちでしょう
黄金の鉢に種を入れない
扉は感覚機能 外からは開けられない
朝のバイキングは
正しい食卓ではなかった
東北に 歩いて行った
(一二歳の質問は尋問反論だった)
風景は変わらないように
見えた
虐待されている人を思いに留める まだ肉体だから
もう滅びるらしいよ
思いに留めるとは早めること
思いの腰に帯を締め
並んだ撫肩
自分の文化
思いの安定
沈没する船の特等席か救命ボートか
自分の文化
時節
達することができないほど高いものではない
頭を削られた
「神秘性を剥奪せよ」などと書くのはブログのツイッター化か
終わりにもスパムを受信するままに雪崩れて今朝は二〇一三
フォローゼロフォロワーゼロでしかも鍵サーバー神が秘かに見ている
フォローゼロフォロワーゼロでしかも鍵霊者達しか見てはいなくて
死神が手紙の線量測定し実験台にされているだけ
フォローゼロフォロワーゼロでしかも鍵壜はながれるインダス川に
「第二頚椎カイロアジャスト一句四首」
未遂までして扉の春立たせる
首吊りは最高の矯正かもね頭と体が真っ直ぐつながる
胎児の背骨は最初S字型で生まれてからは∫型になる
生きているとはS字型であること引き伸ばされて伸びきれば死
直線の希望が死であるような朝背骨を抱いて丸まっている
新宿駅で家を落とし、取りに行こうとするが辿り着けない、という夢
松屋で。

拡散する断念が腹に収まり最悪の肉をのたりのたりと盛るバイト一日目の茶席のスピード
夢で通い直し夢でまた行かなくなった高校
衝動の茶席に土曜は溶かされ

脳の詰まった頭たちが
水の底にそよいで
干からびた手も
泡のように立ち昇り
萎みはじめた月を 脹らませている
抱かれた赤子だけがこちらを向き
郁子の種のように並ぶ中身の
従順
優柔不断の王よ
縦縞や横縞の命
大気汚染が語尾を引き延ばす
自転車の吃りに巻き上げられた十年
縞のある動物たちが宝の在処を知らせる
白い髪 黒い髪後ろ向きの春の

うれしさはジャムのようにはみ出て
殺人に鈍感にならせる
目は灯りになり
amiry cistern泥の水溜め
に沈みはじめた

living without law

今日でおしまいと言うとき
見えないものが蜘蛛の巣を張り
瞬時に飯場の二階に伝わる
その卵型のうつくしさのゆえに決意は腐敗し
律法なしで生きる
律法なしで生きるとは
足場を組む鳶たちに混ざって
携帯が使えないこと
飯場の二階で高笑いが響く
群青に視界が狭まり
猫背の背広が行き交う
死んだ者が教える無駄な推論
浅い肺が押し出す言葉
死ねば 解放される
燃え尽きなかった隕石のみがトラウマを背負って到達する
おいてけぼりにされた レッスン
体の中の不活発な部分に対する 健全な恐れ と 自然な幸せ
白髪の 過ぎ去り行く
銀河
今日でおしまいにしようというとき
見えないものが蜘蛛の巣を張り
瞬時にそれは飯場の二階に伝わる
その卵型のうつくしさのゆえに決意は腐敗し
明日は律法なしで生きる
Where do I want you to take me?
two diverging path
睡魔                       facing a fork-in-the-road decision
merging is diverging
寝ながら向かう車から               Where do I want you to take me?
黄昏の青、電柱の黒                merging is diverging
気配を殺して                   Face a fork-in-the-road decision
化け物の巣へ
ばれないように ばれないように
医学用語としての激痛
経営方針は変わっただろうか
わたしは何をしたのか
という者はいない
先を争う馬のように
みんなの道を戻ってゆく
ドブの中のあでやかなあざけり
この時刻に
目覚めているのは簡単なことではなかった
鼻孔の息を殺す
ひしゃげた梅の香
稲妻のような釉薬の掛かり具合
ここでも 顔の僕たちが
にちゃっとひしゃげて真理に貼り付いている
彼はもう花粉のガリラヤに行った
嫉妬する金髪
このような時に休んで眠っている
セーターを改造した袋物
もう充分です
時刻は着ました
立ちなさい
行きましょう
女が講演している
夜の黒に黄色が混じる
眠ってしまうと
事態だけが進行する
眠って
世界を進ませる
***********************
人の体は眠くなるように出来ていて
酒を飲むと寝てしまう。
悲しみと疲れに酒も入って
眠ってしまうと
事態だけが進行する
体が眠ってしまうと
事態だけが進行する
眠ってしまうと
進んでしまう世界
眠り込んで
事態を進ませる
埒外の安逸
まだ生きているかのような
話し方
理不尽な世界に ガタガタのおれ

滅ぼされるおれがFAm
滅ぼされる国でBbAmonC
安心してるFAm
滅ぼされるからBbB7monE-5/A-5+57
町に行けばFAm
たこ焼き食べてBbC6
携帯持ってFAm
どこへゆくBbBm-57911/A+5-7
眠り込んでEm7911F79B7
事態を進ませるEm7911F79B7
埒外の安逸Em7911F79B+57
まだ生きているかのようなEm7911F79B7
話し方Em7911F79B7
理不尽な世界にEm7911F79B7
ガタガタのおれEm7911F79B+57
生き残れないおれがFAm
生き残れない国でBbAmonC
安心してるFAm
生き残れないからBbB7monE-5/A-5+57
町に行けばFAm
たこ焼き食べてBbC6
携帯持ってFAm
どこへゆくBbBm-57911/A+5-7
被爆した国でFAm
被爆したおれがBbAmonC
安心してるFAm
被爆したからBbB7monE-5/A-5+57
町に行けばFAm
たこ焼き食べてBbC6
携帯持ってFAm
どこへゆくBbBm-57911/A+5-7
亡びる人たちの中で安心している
滅ぼされる部屋で安心しているその原因はどこにあるのか

Memorial

いつもの場所にいるのに
白のショールを羽織って
若手議員の春駒が
マナーモードの野原に立つ
認識
遺伝性の罪が拡がった野に
菜の種類を数え
人間の親を持たない二人が
酵母無しの頭痛
メロン色の月が
マナーモードに震える
見事な生花
一九八〇回目のキャンティのアロマ
金魚鉢の尾型の沈澱
家の者たちがどのように行動すべきかを知ってもらうため
闇はコーラの黒
あー自殺したい

人体

腐った歪の
雛形のない楽器の背
そういえば
あなたの青はちりばめられている
わたしの嘘の上にあなたの青はちりばめられている
同じ指を怪我して
僕だけ内出血しているのはそのためだ
煮るための部位に切り分ける
頬と尾と
眉毛の抜け落ちる頁の地表が捲れ上がり
下にあるものが上になる
ああきっとみっともない人体
池に被さる枝
水面に映る
象のようなものが詩句に現れると
私たちは絶対に似ていない

偏頭痛

肉を転がしている
慣れ親しんだサイコロ型の死臭
頭蓋を揺らせぬ視野の狭窄
断言の小気味良さに包丁を入れる
気胞を含んだ羊羹に似た発酵体
塗れている
伸びすぎた髪の
カマボコ板上の両断のshotsが
声に規定されてゆく
肥満体に魂が刺さって
ただ涙をたれ
物が二重にしか見えなくなる
バタ臭い表情の洋物アニメ
肉を転がしては
マスクに死臭

叙景

蛍光黄緑の死の
片頭痛は花見
奇声を発する度に間髪を入れず何十年も叱り続けて来た
欄干から 落上
縁取られた文字に水が溜まっている
奇声を発する度に間髪を入れず叱っている
何を言っているのだろう
シューとかシャーしか聞こえない
とても長い手
が固有名の喜びに震える
最後はみんな屋上で笑ってほしい

今日からだね
今日でなくてもよかった
いつでも今日は今日でなくてもよかった
今日で終わりにしなかった
先延ばしにしていたからこそ生きてこれたのだ
今日と唱えられる日の続くかぎり
今日は胃の中に閉じ込められている
先延ばしにされていく
今日と唱えられる日の続くかぎり
障害のある子供を叱り続ける
蛍光キミドリの死の
片頭痛は花見
奇声を発する度に間髪を入れず何十年も叱り続けて来た
欄干 から 落上
縁取られた文字に水が溜まっている
奇声を発する度に間髪を入れず叱っている
何を言っているのだろう
シューとかシャーしか聞こえない
とても長い手
今日でなくてもよかった
いつでも今日は今日でなくてもよかった
今日で終わりにしなかった
バック駐車し続ける
今日許されないことは
ずっと続いてゆく
ずっと許されない今日が続いてゆく
減ってゆく者と増し加わってゆく者が交差した
明らかに体つきの違う人種の子供
今日でなくてもよかった
いつでも今日は今日でなくてもよかった
今日で終わりにしなかった

突風

中間地帯が無くなって
上下に貼り付く言葉
貼り付くようになったのは
重力より大きい力
重力より大きな力に吸われて
零度のカマクラを作る
雨どいが光る
ぎりぎりの写真
足早なそこびかり
そこびかりするまあたらしい安物の靴
埋め込まれた地面の
動画
地面に埋め込まれた地面の動画
浅く腰掛け
空洞をなぞれ
コウモリは空洞をなぞれ
白い気道の壁
に書かれた文字
石と間違えて
名が生き続けた
骨壷の中に保存されていた文字
抜け落ちた頁に気づく 夏まで
自分であることをやめない子供
タラゴナで
夏まで自分であることをやめない子供
北朝鮮に貼り付く
北朝鮮が食堂に貼り付く
ライトで照らすと
北朝鮮が食堂に貼り付く
深刻な脅威となったことは一度もない
反語のチンピラ
反語の白いチンピラ
山吹の黄の濃さ
から抜けてゆく道
突風

たましい

はやさとおそさの中に
ひっかかりが見え
あかるくくらい
表情に気付くが
ひっかかりは
靴の汚れを拭きながら
整頓されが夜をひた走り
着いたらすぐに
行程のあかるさは早送りされ
励ますつもりの白の忠告は
受け入れられない
何よりも自分の
明度と彩度が
ひっかかった管の中で
体重を測っている
どんぐりの髪型が蛍光灯に光って
おもさとかるさの間のどこかで
喉声の刃をちらつかせる
そばに居ること
には色はない
そのおもさに喜びと悲しみはない
体の中心線の
正面に立つウルトラマン
柔軟であるかどうか測定できない
黒い頭数を数える男達
心臓は数えているのか
死ぬ前に二度呼びかけよう
頭蓋に響く波長で
父と呼ばれた時のように
中心線がわずかにぶれて
特撮が去り
リップクリームを忘れ
太っているのにかるい「すずめ五羽」君が立つ
「髪の毛」君が母音になろうとして
部屋に広がってゆこうとするが
支配者のアルパカの目つきの
ようなアンダースローで
勘違いにもおもさはなかった
イントネーションに結び目が作られ
外反母趾の革靴が広がる
教科書が光速で変わってゆく
人類はカナンの兄弟ですか
灰色のシマリスなのか
ウルトラマンなのか
準備して待っていた
虫の模様のようにも見える
ほんとうにきょうだいですか
茶とピンクさえ灰に覆われ
灰は黒いリボンを結ぶ
花粉と歯の骨の父
手の指の節、爪の母
爪が書物に押し立てられるときの白に
おもさが落ちてくる
揃えられた革靴が二足光って
そして光をわずかに残しながら去って行った
余韻のみがおもい
グラインダーの紐の先のつくる壁の影がおもい
つっかえていたのはマイクのコードの中のどこかだった
マイクはひまわりのようにこちらを向く
わずかに脳梗塞のにおいがした
ウルトラマンに父が居たら
それはぶれて光っている
動物達は出てゆく 豚やリス
髭の濃そうな横顔
ずっとぶれたまま励まし続ける
動物だから
ファゴットと同じことだ
髪の毛はばさばさとおもい
同じ顔しか描けなかったのなら動物だ
ゆるさの中にひっかかってゆくこと
その交通費を負担するんだ
全体は部分から生じる
部分のひっかかりにすぎない
光ることではなく曇ることか
リアルな食事招待の脳梗塞の前兆
声が動物的であること
石の花弁の奥がちらつく明るさ
耳のつき方が自分を埒外に置く
きみたちは美しい一族だな
モノクロのカフェオレのコートの上に
耳たち
ばくぜんととらえる死刑判決
定食声
どうぶつの官舎
しまもようといってもストライプの隊員服
採用だ
孫の世話や親の介護を声に出す
晴れやかな目つきが脳の内部で光っている
ふてくされていることがけんそんであるような晴れ間に
デザインは変わってゆく
モノクロのコートがカラーに変わって
わたしのひっかかりは管のサイズに収まる
その後は死後のようなハウリングノイズだけだ
明るい室内に明度を合わせられない ダークマター
犬の散歩声
最後は人間のボコーダー
ヨナの明度と彩度で閉じられる
あ、青だ、停まらなきゃ
ハナミズキは桜が終わり八重桜が終わってもまだ花見をしようとしたひとが花にされてしまったのです
(黒い花といっても)

黒い花といっても
明度の系列ではない 専心の彩度によって黒
@p-なのだ
趣味で船を作ったのではない
プライベートもパブリックもない認知の黒に至ったのだ
ウルの下水は脂が詰まっていた
発掘される環七の白
天パーの人種の項
ジャンルが項垂れている
アオリスト時制の虐殺の夢が黄色い
そのまま床にばらまかれたA4コピーの中で
溺れて行く音
のみが子音である
豊穣と戦争を司る
イシュタル神社
殺人と同等の
オレンジではない
黄色だ
バビロン マルティチュード
パーム油の菓子

金沢

宦官は暗い葡萄色の街に佇み
出身校の制服を見ている
人生は彼の考えていたとおりになっていないが
彼は幸福だ
もっとも賑やかなブロックのようにきょうの時間は区切られている
マイクが拾う子供の声
Eテレのような有意義さで
失われてゆく人生
裏はただ背面であって
アンダーグラウンドではなかった
裏には遊びがなかった
裏の蟹は漆器に盛られた
表で遊びのない顔つき
焼成されて縮んだ土のようだ
平時に戻ると
宦官のインプロヴィゼーションが再開される
宦官の幸福のようにして
先細りの闇に泳ぐ
九四年といえばツチ族とフツ族の
先細りの闇で漁をする
屋台のようなにこやかさで
街が切り取られ
魚を載せる俎板状の土が焼かれるために切り取られる
こわい顔の少女たちが昔からある店の前を過ぎてゆく
昔からある店の入り口は額を光らせて
裏なのに表にされている
ばらばらの長い髪は
明日は何を着て生きていこうかと
先細りする闇の明るさの中
裏を表として過ぎてゆく
耳を出した横顔が
冷たさの予報の中に蹲っている
キャンディーではなく和菓子であるような子供の唄声
携帯の電源を切って集中して聞く
海底の鐘
イベントは
顔の片方が光るばかり
人を殺しているので刑事さんが追いかけてくる
酔っぱらって田んぼに落ちた

マルティチュードにおける非在のコモンの オレンジ

平和や希望が風化させられたのなら
悲しみも風化させられるはずだ
言葉がすりきれる負のコモンを利用して
ぼくらは発電する
いろが言葉で出来ているのなら
心は言葉を燃やして
発光する
炭素棒に感情を集め
炉心溶解する
愛の一号機
愛の二号機
死んだ言葉たち
花火になって
中天から降り注げ

牧者のコンテクスト

官僚の声が球体をなぞっている
震えながら撫で回す地球
柔軟さのかまくらの雪見大福は原発事故で移動
仮設住宅で聞く人生の目的
東京の空気の震えが地表を伝わる
動物的な生物の絵
バナナ型に黄緑と黄が剝ける
ウグイス色の団子に変わる
永遠の官僚声
浅く腰掛け、栄光をとらえる
光とは重さのこと
互い同士からの重さを受け入れているだけで光を求めていない
都会の光の重さ
蛍光緑の芝の恐怖
がっかりおきあがらせる
ぶら下がる太い根が揺れて
悪魔と全く同じ欲望
大脳辺縁系はどちらの声を選ぶか
江戸紫にオレンジ
摩耗した石の牧者
眠りを覚ますネオリベ声
cipher noise
世話が必要な
羊の牧野
水疱の表面積
街には抹茶色の丸い擦ガラスのデザイン
someone touched me (luke8:46)
イエスは牧者ではなかった
呻きを聞くのは人ではない
霊において呻いた見取り図を描く
イラストレーションとしての

みなさんどうしておられるかと Is41:10-13
牧者のコンテクスト
官僚声を切るための見事なイラスト
血を流す女のことを分からなかった子の裂け目
呪いながら難破を忍耐というのは忍耐ではない
さまざまな試練とは何か
黄色・ラッカーの板
忍耐に限度はない
地上では滅ぼすものはない

三津

海の荒野の宣告に収縮する能
一章を割いて気遣う草食の顎
鍵穴型の空の外、家、畑。
ジオラマの段丘が哀れを誘う
暗い胚芽の巨大なサンドイッチが
街路の一区画に積み上げられている
帽子の下の家のような茶色い顔
路地に天蓋を渡せば夢の町になる
波が洗う木板の一階
教室の腰高の蘭鋳
折られた新聞紙の午後の
明度の落ちた空
縫い合わされた傷の文字
いい質問だ
ぼくらは許される
太陽と月と星に恥辱のしるし
くだらない声に怒り
弁当の魚のようあ親密に泣く
茶屋じみた陰影
そらが昏くなつてきますよしの川
或る転向(a turnaround)

大抵は国家とか馬鹿にしているものに殺されるから
情感を後戻りして
忘れて過ぎ去るファイルを復活させる
人を失った時に役立つ
今のことしか考えない態度へ
虎皮の虎が
地味な写真のように白茶けて蹲っている
虎は自由を理解する必要があった
Floundering

山の金

腰高の間合いを取れず
喰われた小判鮫
ゴールドラッシュの空撃をなぞる
走路につく
白い影
字に血が滲む

醪(モロミ) to the morrow

黄色い苦悩を漬け込んで
醤(ヒシオ)の町のロータリーに
経緯は物陰を探して
赤い目を光らせる
やさしい矯正が南口を覆った
次の日になって
罪は僅かながら発酵して
軒先の店を構え
痛みを調理する

書店の多さ
コーナーにとぐろを巻く装飾的な雲
ショーウィンドーには綿
没頭するディスプレイデザイナー
腹さえも優美なライン
水気の多い写真が選ばれた
元は新幹線色だったのに
醪の中に漬け込まれた心
黄色い延命は
次の日になって
追いつかれる
醪 to the morrow
黄色い苦悩を通り越して
地球暦では次の日になって
追いつかれる

着飾ったクラゲの襟
もうあまりさびしくないみたいだね関東でまだ恋など出来るの
「死にたい」が「死ねばいいのに」に変わった。偽の謙遜だったみたいね
ブルーハーツクライ六波羅特別突然の雨三着やんか
これで誰もいなくなった裁かれるまで生きていくだけだねあとは
やばい越前だ
紫の土だった
あやめ野郎
シャッターマン
漏れる器
基調色が指を切断するに至る午前
山々の会合
代車の午後
わたしたちの時は・・*

期限付きの貧乏が写真を見返している
「大いなること」を捨てた凝り固まった顔の夕暮れ
乾かぬ土のにちゃにちゃ立ったまま過ぎた
ごまかしのための時間
高架の下から裏側の時間の流れを見上げながら
単語集の夢をエメラルドの水に埋めた
enjoyという滑稽さ
すくい上げては掘ってゆく川床
わたしたちの時はいつもそこにある
*わたしの定めの時はまだ来ていませんが,あなた方の時はいつもそこにあります。(J七:六)

収穫は過ぎ、夏は終わった。しかしこのわたしたちは救われなかった!

手遅れなのは分かっていたが
排土を使って人を作った
背景の細かい仕事の
梅雨ではあるが
言葉は何一つ思い出せない
灰色の親切

ぷつんと寝る
主語のない人
妄想に紅海を奪われた
声の響きから排斥の遺伝子を聞き取ろうとしている
描きかけの月の顔

写真

谷は緑や赤に色相を変えられ
実際の色は落とし込まれている
空気が空の色にならないように航走する気遣い
すべては既に知っていたことだから
木球を足元に転がし
肌の色がペットボトルから路上に流れて
気持ちを言い表そうとしている
各々の道とその実によって与えよ
眼鏡の視界さえ球に牛耳られた
弓を射る者の引き絞る頁の上で
夕暮れは誇張された心だ
眼鏡は入り江
さみしい国道沿いの夕闇
山の端はわたしたちの頭を噛む
光はイモムシのように静かに横たわる
こんな時だけきみは連絡するのか
おれさまたち、きみたち、あなた方が
夜と同じ暗さのガソリンで航走するのを見送って
色とりどりの紙テープの端を握りしめている
カモメは白い
落ちたツバメの子に押し寄せる紙テープの嵐
胸にパトカーが近づいてくる
魚とかパンとか以上に愛していますか と
島々の影は叫ぶ
ぼやけた写真家には分からない言葉で
過剰適応はもうすぐ終わるノートのように明度を上げる
足の太い添乗員がノイズカットされてトランスパラントな光の底に沈んでいる
膝を揃えた灰色
見せられない写真がまだ赫い空に昇ってゆく
四つの目と共に
赤が省かれた枠の連なり
田畑が見通せる坂の途中にスポットがあるのか
汚染瓦礫を積んだトラックの出入りする駐車場のあたり
苔はがっかりした緑だ

初夏

それでもいくつか浮かんできた泡の
実を結ぶ無活動
見えない痛みが見える希望
癌に生を掌握され
手を入れられた曲
聞こえる白髪と見えない想念
言い間違えられた歌詞
間違っていた松島
指でなぞりながら読まない海
目を閉じて刈らない草
古い理解はビニールハウスに当たる最新の日の光のようだ
見えない目の痛みが見える希望
七〇年という横たわるリアル
最終頁に呼びかける初夏
四角に刈られたツツジの植え込みがケーキのようだ
最終頁も何も変わらなかった
日々

美と傷

二つの悪が一つになって雲が輝く
心が捲られ蚊は却って侵入する
蜘蛛は粘り強く洗車に耐え
深き谷の黴菌の谷を往く半袖
傷を負って変色する
クロノスの空に緋が侵入する
それでも十二ヶ月の木は生え
空中の権威が色相をずらしても
空はデフォルトに設定を戻して
戸を開け放つと魚が入ってくる
単語群はアクサンのペダルを踏む
流し撮りにより変型したカイロス
まともに見る顔の
風呂敷を敷いて並べるのは
目に湛えるもの
わたしは写真の中のあたたかな雲のようにはがんばれないのです
サウンドカーの首が鳴り目の裏にも赤が侵入する

マレイ・ペライア

顔文字の 人が 水切りの 最初の 着水の ような タッチで 水と石の 境目を 縫ってゆく 妄想と覚醒 甘さと苦さの 境目を 縫ってゆく

ライン

刈り込まれた初夏
横顔の海中
メリケン粉の白
ドレスの階調
抜かれた巻貝
パンチのショベル
石灰に地衣類
差し出す醤油差し
セリの中に吊るされた背
トルコ靴の反り
胞衣を縛り
横顔のラインは枕カバーが覆い
花柄のブラウスは星団のように重い上掛けが覆う

熱中症

熱中症が食い尽くしてゆく
ミディアムとしてのボディーに
夕暮れの水を注ぐ
泥の上の
選挙権は得体の知れない樹木
バッテリーを入れ直してはコツッと閉める
尾を切られる羊
コツッコツッと
澄ました樹海に落ちる
アスペの痙攣
色とりどりの肉を逃げ
車に戻るバタン
今宵の青は意味を成さない
骨は曲がり
特別な注意を向けられた川の干上がり
どうか、と願われている夕方
料理する婦人たちのボウルの耳
鈍く光るステンの
冷たいストレートなデザインに
羊の尾の熱が反射する
カスケード
棚引く行雲は絵画的に巻きおこり
小動物たちは夕闇の穴に潜む
犬的な表情で気遣う
髪を逆立てたヘルニアの頭陀袋
追放される陶片の夜の
仕事は明るく噛み砕かれたウェハースのいくつかの層のまま
蛍光灯に照らされている
ブルーシート上のケーブルマイクは
安弁当の記憶を投げ出す
どさっ
ヘルニアは髪を逆立てて叫ぶ
池にしゃあしゃあと放出する
汚染水の詰まった袋としての人体
食い尽くされた
熱中
串刺しにして焼かれる故意の罪
部位による名称
冷えた脂灰の夕暮れ
仮歌と思わず辞世のアニソン
奉還町果てまで来れば逆戻り
枝豆の収穫の合間にロルカの練習
それは、趣味で選ぶことではないのだ、あの日以降。
太郎を眠らせ二郎の上に油増し増し
健康であることが僕の責務です。たとえ滅ぼされるまでのことだとしても。
だから内側からチャックを閉めます。
ここは田舎だなあ
農作業はそんなものではないです
虫だらけだし
散歩中も羽虫が顔に当たりまくる
カエルはノイズというジャンルを無効にします
とにかく生きねば
本も大体出揃った感じだし
いよいよ終わりですね
顔とはひとつの政治なんだってね
政治に引導渡してやる
自分で自分の顔を殴って死んだF君みたいにね
顔とはひとつの不利な証言である
水田は夜の鏡 星を映して
死ぬ時は私が仰向かんことを
結構狭い トルコあたりで移動を置き換えると
いちばん不幸な歌手はイルカ
早く見限ってくれ
石鎚は偉大だ
アンナプルナだ
麓には白い炭酸泉
行く手には大砂塵
マンションの明かり
サンダルに挟まった小石
テールランプの赤、犬の経立
モノレールのように音は尾を引く
畦道の黒
まなこ荒れ
窓のある家はすべて顔に見える
abさんご的リアルだ所詮
信号の三色だけだここは
黒い水と
飛ばしすぎだ すべてのautomobile
植物が照らされて困っている
もっと排ガス出してみろよ昔みたいに
二四時間営業も照らされている
すべて照らされた空地は月面である
ファミレスには医大生がたむろして
沢の水は出っぱなし
バナーは染め抜かれ
急なUターンを助長する
空から見たベルト地帯からパチスロ屋のスカイビーム
コンビニの潰れた理由はことごとく外れて
電柱はキリコがデルヴォーかで揉める
産院は夜も明かりを灯し
六本目の指を切り落としている
バッテリーが切れたので終わります
遠く夜汽車が行く 不安だらけの蜜柑の皮を剥き電球を顕にしたらそれが目玉になった一八号棟四〇二号室の 内部を外から見ている自閉症の座っていた 遊具 夜汽車とカエルの大合唱の遠近法的な田んぼのスコアが存立平面 天井から真結びにされてから下に垂れ煌々と演技してみせている ダイオードの青のフェイクとしての団欒 光はだらんと 身体はどてっと 床に墜つ ロゼを砂袋に 涙は裂けた皮袋に るすといーつつツイートする 帝王切開という誤訳の上に成り立っている 生一輪挿しの上で萎れたバレリーナ 心残りは麺屋ジョニーの「二郎インスパイア」 ヤンキーは低能と思われたくない でも助詞のガ音は許せない性質 ハンバーグロゼロゼ9 飯場とハンバート 、梅の土用干しはいつにしましょう ブタ野郎
冷たい熱帯に悲しき熱帯魚 面白半分て雑誌があったんだけど、小さく half seriousて書いてあってさ アルパートンだよインド街は シン族の白と金
《なつみかん》
みつかんないみっかかんなんかなつかみないかみんないかん
なつみかんつみかなんかつみなんかつみなんかみつなんか
なつみかんみなかつんみんなかつみなかつみんなかつかな
なつみかんかみつなんつかみんなつかみみみつかみみんなみなつかみ
なつみかんつなみかんかんみんなつんみん かんなつかんなんかみかん
下卑た理想がトマトのようで スマートな現実はキュウリのようだ トマトとキュウリでサラダになって 日本の「ひとつだけ多すぎる朝」は名古屋辺りの”無理矢理モーニング”のように食べさせられている 生政治だけがダイエットしている祭では誰もがあおみどりの冷やしキュウリを食べる。串刺しにされたのは自分だと知らずに。香具師の運び入れる段ボールのキュウリのように団扇の浴衣や甚平たちはぎっしり詰まった「人」に過ぎない。「個人」は条文から削除されみどりも青ざめるのだ。
resiliency
マルティチュードがオレンジ一色でなければならないなどと誰が決めたのか。マルティチュードとは、”‼”マークを多用した断続するひとりぼっちの文体であるのに。酵母の死骸を見せられているようなものだ‼ それではコンビニの至酔飲料と同じだ 発酵中のマルティチュードを掬え
演出家と編集者は残された唯一のすきま産業です。表現の責任を負うことなく、表現のゼロ地点への夜逃げを請け負います。選挙で変動が起きたと言えばそこだ。だから左右線対象の顔勢は表現と演出を同時に行う。
表現手段を持たずに参入するとゴロになる。そして今やゴロしか機能しない道行きとなった。
噛み癖のあるペットの飼い主の愛のねじれ解消
堺に来ている
不機嫌なおばちゃんに味があると思って接していたら最後までだうだうだうと不機嫌だった、みたいな呉須と藁灰釉の土物みたいな冷房とレイコーとおばちゃん
満月的な区切りと徴兵拒否という自殺願望が明滅しあっている 久しぶりに酵母の死んだ酒を呑んでいるからだろう 酵母の死んだ酒はすべて憂国と名付けられ それにしてもでかい月だねのどか君
わたしが目に沁みる
ダンス公演「見舞」ってどう?
蝉増えてジミンジミンジミンジンミン
つけびしてジミンジミンに田舎者
雛形の後に原型が流れた
通りすぎるこの山間の町に生まれたんだぜI were
結局どうするの?と思いながら雲と山の写真が撮れなくなっている。
走馬灯もアーカイブ化が完了したのだ。
ライトを消し忘れた車たちが追い抜いてゆく
書道甲子園とは空に発ガン性の煙を吐く煙突の筆で青春と書くこと
魔法の粉は無かった 棺の無いまま拡散するのは僕ではなかった 再臨世界は爆発だ 淡々と選挙に行こうが行かないで騒ごうが バラを植えようが太郎や共産を貶そうが 風邪に気を付けて葛根湯を飲もうが心筋梗塞後のリハビリ中風呂前にビール四本飲もうが カーレースや恋をしようが軍務を全うしようが脱走して家に戻ろうが 平然と同じ爆発が漏れかっこいい夏を包む 最後の政府が自民で良かった 最後まで人の所為にして死ねる 十三にも気の弱いおっちゃんは居てはったし
殺されるほうが何かと楽やいてこましたるわと言われればやられてこましたるわと答える 飯が天です、というキムジハの一節を絶叫した大造は、ならば喰いたいものは土、 石、鉄、と付け加えた 私たちが元気だったのは稽古場の立地にそんな町工場的な幻想が残っていたからだ その後「元気だった頃」という曲を作って NHKで一回だけ演奏した。演奏できたのは過去形の元気が無害だったからだろう。
紫ともピンクともつかぬモオブの社 ED治療「立花クリニック」の近く
おむつを持ってトイレに入ったがペーパー一ロール使って自滅していた
演説がラップに変わったように 話は切れ目なく祈りに変わった だからその裾野の歌は光に変われ
JJCale死んだぜ三谷
気がつくと石棺の夢想をしていて、型枠の鉄筋とかジョイントをどうするかとかコンクリ流し込みの方法について考えている。 最終的にはそこが小富士になるのだ。天山は人造の山だ。天辺に神社があり航空写真で見ると前方後円の地形を辿れる。飛び地のような玄武岩風化物のみで出来た自然の山などない。地層のない山などないのだ。石棺の小富士のように。ぼたぼたとフクシマに生コンが落ちる 昭和よボタ山の寓意に目覚めよ 石灰岩層は肩凝りがない体質だと言い張る男のようだ。かれには地層がない。ダイムストアとライムストーン・ミステリー 水養生の終わり ブルーシートの存立平面田の汚染はショッキング・ピンクのフジツボの形をしている マーチという墓場。 墓場でマーチ、ではないのだ。コンクリの小富士の周りで君が代行進曲を流せ リックフェラーリとハードロックフェラー
夢の中          遠くから見る四国のエステル
とはいえど延       Rip cream
長時間          にいにいぜみさまあ
を過ぎた夢を       人は過ぎ去り行く自分の世代の中で生きるものでありその幸福
人は生きねば       も葛藤も最期の美の拠り所もそれに規定されてゆく#風立ちぬ
‶魔の山”のサナトリウムの‶ゾルゲ”氏も一瞬だけが永遠でしたね
箱なし男

朝のベッドに知られている
わたしに鳥が鳴き止む
灌がれる悪戯さえ塞き止められて
反芻する未遂の船出
思わず今日に漕ぎ着く

(ひとつ、手がかりを求めている)

ひとつ、手がかりを求めている。弦が弾かれる音は聞こえた。奴は蝉になる。きっと。ぼくらは繭のようにあちこちに蹲っている。
子供に女装させていたな。一日一回は思い出すよ。誰の骨だったかは覚えてない。丁度良いからきみに語る。豪雨と干魃の中で、嫉妬のない地方に湯引きされ脱鉄された夏。

(単なる知識化と体の不調に逃げ込んでいる)

単なる知識化と体の不調に逃げ込んでいる
蛹を切ってやろうとする行為
五年かかる
カミングアウトが強依存に
現家族は安全な場所ではない
独占欲から全ての傷をさらけ出す
人はハンモックの結び目として
enpowerment
黙って聞いて拍手する
コントロールの反対
本来なら熱気包になる筈の
かなかなの、わたしのための移動
プロフィールが書けない理由はトラウマ史ではないから
歴史の記述の記述はまず感謝その後怒り
河口に渡る橋がない
ジェノグラムの作成
縁切りとか自殺の
サバイバル・グループ
第二層で血が吹き出す
否認のエネルギーの放出の後に見えてくる
怒りの対象になった場合
自分の後ろ姿が見えたら声をかける
全ての本の背を剃刀で切った
機能不全的なインナーペアレントを手離す
親はひたすら残念だ
鈍磨や否認は完了している
拒食
プロセス嗜癖と過食
対等 裂けトマトみたいと笑われた
どぶねずみ 見つけてもらえぬどてカボチャ
ウディー・アレン 豪雨と日照の繰り返し
認知療法的に自尊心を上げていく人
夢は夜開く
漏れる茶碗と馬鹿にされ
買い叩かれて儲けなし
放射能なら漏らすのか
夢は夜開く
音色が変わって楽しいか
楽器が弾けるドヤ顔に
いつまで歯向かうマイナーの
夢は夜開く
一から十まで数えれば
素数は二三五七で
友愛数など遥か先
夢は夜開く
十五十六十七と
お盆で切符高かった
個展出来るのはそんな時期ばかり
夢は夜開く
三号機夢の個室の延長はどなたに電話すればいいのか
けろよんはちょっと黙っててくれないかかなかなの声をこれから聴くから
音を信じず音に振れる
もうすぐかなかなが哭くので待っている
(最後の詩行は) 鳥は遣わされるが、かなかなは運ばれてくる
漏れかっこいい
最後の詩行はあとからあとから舐めとられてゆく
詩は場所であり哲学は場所の言い換えである
存在とは場所が舐めとられてゆくことであり
蛇は塵を舐める者である
詩の雑誌とは舐めとられた場所の幻影にしがみつく者たちの尻尾の羅列であり
ダンスとはまだのたうちまわっている、肛門を含んで切り取られた尻尾であり、
愛とはやがて動かなくなるその尻尾に降る無情な雨であり
僕とは御堂筋線である

鹿沼

どの家にも濡れそぼった犬が繋がれないまゝ尻尾を振っていた
道はサンダルを汚し
窪溜まりの毬栗はうずたかく
空き家の便意は限界に達して
水路は韮色の熱を流されていた
ベルクなど行ったところでなんになる
マリエレギャルソン懐かしいな
どこにいるかというとザネッティでモレッティ
イタリアのテクノは何を引き継いだか
イグザイルとか亡命ではなく ブルジョワの空気を肺に纏った避難民を受け入れたのだ
シャツがボーダーでスカートが縦のストライプ
洗濯女と洗濯板女のオペラ
道は幅ではなくt数で決まる ちなみにここは一四・〇t
一四・〇t の女が通ったらこの道は終わりだ
「作り話のように思い出す」*
サブウェイ・セクト的なスタディ 白髪の 東京
日を経た者のスローン
凡ての転送を遮断し
痰もへちまもない
*飴屋法水

渋谷
学校は楽しい
レッドブルがまだなかった頃、わたしはエヴィアンを飲みながら
夜の河童 上手く言えましたね 屋上でおしっこをしていた
縛られた胴と左腕
少なくとも二階建てで 人差し指でガラスの海を撫でる前は親指で愛に楔を打ち込んで
鏡板に朱の塗料 いた
あなたを知ろうとしなかった
骨を擦り筋を引き裂く 宇宙が出来る前からわたしはあなたの懐刀だった
私たちは絶滅の帚に逆らっては何も行えません 「まぶしい の反対語ってなんなんだろね」 家内は腰が治らずま
ただ絶滅の帚のためにしか行えないのです だ買い物に行けません スイカ半分でも持てない このまま車椅
子になったら家を空けることはできなくなるかも 保険も入ってないし 明日はいつでも「グラサン通して目に馴染む」
山の大洲はひと夏の
碧の川に蔭落とす
首を垂れたひまわりの
重い田舎のシャンソンに
切通しを行くパラソルも
影の黒さに身を落とす
Lilith said my true name was “Kayoi” san.
(曇り空の下で自由になりなにがしかの方策を練る)

曇り空の下で自由になりなにがしかの方策を練る
出産の知らせのようなある種の
お慶び
そして水溜まりを踏む

盂蘭盆奴隷と紫

atonementであるべき日の玉音の
野菜に刺さるベクトルの
ひとり残った家族の
戦地に赴く娘の
金持ちではあるが
atonementであるべき日の紫
はみ出したシャツの子供
を煮る
この道の石垣は炎の照り返しに染まり
見つかった落書きが法そのものであるような
暗紅色を遠近法によって薄めていく
寄り添う太った脇役の夫婦の輪郭が
艱難に稜線を与える
罪の奴隷になるには努力は要らなかったし
義については自由だった
夏 お題でしか動けない頭に玉音を浴びせる
atonement 火を焚くことも憚られるのか、
どの窯もひっそりしている
そして貴女は倦怠を知る

崩れ

崩れに
ずれ込む
斜面にある
石の板の
自分を読書する

斜面にある
後ろ前のワンピースが
こちらを向いているかのように
彫られた線を 読んだ
偽預言者の真剣な芝居のように

もう忘れよう
部屋に紛れ込んだ生き物のこと
強固に凝り固まったものに対する変革には
化学変化が必要なので
いちめんに速く流れて隙間なくなんともさびしい曇り空
言論の有事 有事の女神 有事の眼鏡現人 神 北京現人神
楽譜百景
ポアンカレ予想 ぽわん彼襲う ボンカレーよそう
朝からさワグナー鳥スタンガンいぞいで田んぼいざ除去、鍬、鎌、
シリアとは!!!をなくしたアッシリア
ローマに犯られるゼノビアみたいな
(財布を落として) 満身創痍工夫
財布を落として くさはらをバイオリンをひきながらはしっているやつがいて、よ
削ぎ落とされていく時間の脂肪 くみたらおれだった。
黙示の骨格という岩が顕れる
私達は礼儀正しくあわてふためく
人のことを考える
特に声の響きを
脳内を横書きの文字が流れてゆく
私達はこのようにしてうっかり命を落とすだろう
凝固する白濁
鷲掴みの秒針
どこか負の大陸での 安堵
動物的なものが影を潜める
そして
ひかりのように立つ
背中を摩る
引き出しの多い
背中を摩る
努力が重複するのを避け
漂う軟骨 思いの内部被爆は心の外部被爆。それは魂の被爆。
つみのゆるし ゆみのつるし
探りがたきは王の道
俺の作った酒以外は単なる至酔飲料
きみの燃えかすは空に落ちて
山が 横たわっています
乱暴な絵筆が空に×印を付け
日の暮れは向こうに投げ出され転がってゆく絨毯に追い付かぬ昼の歯を浮かせます
太陽の冷製、月のポワレ
ビルは人が落下するために建てられる
「あれ喫茶店かしら」「美容院だよ」 「小降りになったわね」「目だ!台風の目 だ!」
秋雨や昭和は遠くなりにけり
淫行 秋風や昭和は遠くナラメヤモ
菅野さん、また若返って走れるようになるんやで
水が干上がるという
散文のどしゃ降り
背骨のないものにも整体を施す
旋律
聞き間違えて進んでゆく黄色や
刈り取られるツルムラサキ
路面電車の行く先はどこも同じ
淘汰された限界点
打ち殺される者はここまで及び、地の肥やしのようになる
人間は肥料になるのだ諸君
不活発な発泡が言葉を盗み取っている やば豚
rock n role
私の体は日本みたいだ
前は舐めても味しなかった秋が鬱屈した溝胡瓜に澱んでいる
トリカブトを嘗めてみたんだけど
血痰が出るばかりで
夜半酔わね「世は余話ね」余は弱音哉
月明かり薙ぎ倒された田面を過ぎ
彼岸花は夏の蕁麻疹か
キモーい マジむり
まんまるだあ
パウロになって愛が多用されるようになるのは愛がないから、というより愛の流通経路が問題になってきたから 愛の労苦が搾取されるのではない。剰余を解体するのが愛の問屋だ。
月は煌々と夜を航る
祈ると折ると字は似ているね一斤二斤と数えるのかな 体
線量計五文字と気付き歌になり易きと思う我ならなくに
生きねばとか言ってるけど本能だからあたりまえじゃんねー
思い出し
風しけた夜
の窓に当
たる思い出し風しけた夜
秋味や空を味わう余裕なく
岩はレゴリスの部分で混ざり合う
私たちの 社交のように
或る役者         憎しみによって確認するものは愛と言うより煙草に似ている
「思い出し 風」しけた夜 の窓に当たる 「思い出し 風」しけた夜
役を貰った
冷静なふりをして殺される役
シナリオを貰った
「似合う人」の役だ
「似合う人」は「似合わない人」によって構成された空間に填まり
ぶちまける中身もなく
挿絵のように登場する
「似合わない人」の顔は
永遠に埋め合わせられ続ける
欠損の裏返しとしての幸い
みな同じなのに
どうしてこうも違うのか
こんなに近いのに
入れない
回転する剣に
不意に口の辺りが歪んだ
涙の出ない顔が歪んだ
調節出来ない体温のブレザーの中でわたしは
凝っとしている
さむあつくあつさむい
面と向かった体温
単純な黒い線に割り振って
響かない水底の鐘
ペーパーナイフ或はクリオネ型の足の下の 水
目を向けたら沈み始める
いい野菜が少なくなった

当日まで一緒に成長させておきなさい
灰色の絵の 黒い本
季節の中で歯ぎしりする
皿のデザインは大きさに関する話
顔が大きくて撫で肩
えっ結果ではなくて動機なの?
空気を征服する
撫で肩の小人
集団虐殺と 嘘

硬い黄金町
青い熱
組んだ足の逃走線
が湾岸に下る
許すべき理由はあるか
不当につけ入れられるままにすることと
許すことを勘違いしていないか

power from nowhere

色の力だけで恒惑を亘る
霞棚引く地元の
言葉で立つ山の木や
靜まる湖に下る同じ火
日の当たるまぶしい山が
働けど働けど
削り落とされる文字
地層の皮の味わい方の
間違い
青い鉄の引き戸の
蝶番
一九五七年の力
自分を固定したから
罪そのものの力が自分を欺く
一九五七にねじ込んで
はじめてだ
希望者がいない

考え続けないで
力を及ぼす
湯に馴染む
場所がない女の
距離
錆色の浸透から乳白の浸透へ
黒色の浸透から無職東名の
空が笑うと恐ろしい
夜の青空
トルストイの復活など読むことはないと思っていた
カチューシャが露天に馴染むなどということは!

女は薬に向かって歩いている
コンビニじたいが薬のように光っている
腕に貼り付く蜘蛛の糸を剥がしながら
連載の終わった恋を目に入れ
最後の小銭を使い果たせないまま
汚染水で流し込む憎しみ
憎しみはbotのように流れてきては
アララト山に漂着した
溺れるノア
とカフカは書いたが
女のboatは沈めないまま
ローソンファミマを放浪し
デポジット足り得ないポイントだけが溜まっていった
エンジンのかからない車の中でも
雨だけは避けられた
雨の音だけを聴いて
オリーブの枝を咥えた鳩が空を刺すのを待った
夜の青空に
オリーブの枝を咥えた鳩が空を刺すのを待った
無理な言葉を待った
ティッシュで言葉をかんだ
雨が止んだのでまた外に出た
虫の声は何も刺さなかった
ただ陰影だけは
月もないのにはっきりしていた
人間の街灯で
街灯には虫がたかっていた
女は連鎖の最初たらんと欲した
例えばオキアミ
憎しみは最終捕食者に蓄積されて行くから
たとえば貝殻には
カルシウムと間違えられたセシウムが蓄積
される
女は貝の足のように自足したかった
「食べられてもいい人」
と教師が言った
はいと手を上げた
それが女の青春だった
来ぬ人を何処で待たう
空豆の殻が一斉に鳴る
あの夏の日の夕暮れまで
灯りの落ちたラーメン屋の前で
夜は
犬のように蹲る
星のない夜
と書いた青春の遺書のように
出版されてゆく嗚咽
踏み外し
転げ落ちる畦道
飲み屋もないのに
稲田というシャッター街を転げ落ちる
ずぶぬれて犬ころ
という句を思い出している
電柱は吐き気で突っ立つ
最後の薬を飲む女
急に陰影が遠ざかる
遠ざかる親密
虫は近い
それでも
膜がある
投げ捨てる
放火
街灯の蛍光はホタルのようで
蛍光灯とはよく言ったものだと感心する
それほど白く点々と
道は続いている
よちよち歩き
畑のシートは白い
白線の内側に下がって下さい
下下と漢字が続いたので
ゲゲゲ
ですね
今日も沢山捨てました
にゃあとお迎え
腹撫でる
夜明け
明るい霧から棒杭が突き出ている
色とりどりの動物に背中を踏まれ
穴の外に寝ていたのだった
親は躊躇せず跨いでいったが
子供はいくつかの足跡を残した
生命の重さに覗き込まれて
球体は筒になり
突っ立ったのだ
朝の秋
隣家のスエコさんが落ち着いた消防隊員のような声でうちのネコをかまっている
刈られた池の斜面を撫ぜると
終わりに伸びる草たちが
抗いながら諦めている
絶望の空に
白い円盤を描き入れて
画竜点睛とする

レインボー
雨の弓は
引き絞られぬまま消える
レインボー
方舟から出ると
壮大な非戦の沃野が
初めての色を帯びて
見渡す限り
人は居なくて
降り立つわたしは矢
虹の弦に番(つが)えて
時間を飛ばす
花の色は致死的な紫外線から生殖過程を守るためにあるというのだが、紫外線も殺菌のために用いられるのだから、なべて光の波長や虹の色には意味と目的があると言える。盲目の人は色を指で感じることが出来 る。患部に色紙を貼る色彩療法や日露戦争以来の光線療法が敷衍している所以である。
光線療法の機械は鬼太郎のおやじの目玉のような形をしている。タイムマシーンにも見える。それを額に当てると「三つ目が通る」を思い出す。体温が上がるのはいいことだ。
ボードレールが「散文詩」で赴こうとした場所は、おそらくその光たちを製造する機械のある部屋だった。それは詩の場所を結ぶ地下鉄の層にあった。
車屋は新車の光に満ちて
旧車の光に満ちて
生ごみを載せて輝く
メタリックオレンジの光にも満ちて
その落差に
胸がずれてゆく
ずれて揺すられ
ラジオからは邦楽
新しいとは改めるということ
やり直すとは捨てること
幸福とはあきらめること
運動とは続けること
評価とは馬鹿にされること
個人とは自由の幅のこと
新聞は
そう読めた
ものを燃やす場所を探して
街を行く
路線変更できない黄色い教習車に付いて行くと
思わず散文の場所に至る
絶句
赤い警棒の光の先
地面の下に土の叫び
川は唯一のわれわれの涙であると
下る河原の
ソノリティー
三味(しゃみ)の細さの
めでたけれ
洗車してないマドリードレッドが曇天を映している
無視される格安航空のように
便宜の図られぬ
名刺のない人種が
一夜干しの胸を拡げて語りそうな
町のいくつかに入ってしまう
受刑者の就職を受け入れる
右折レーンの
開かれた濁り
セザンヌが
竹原の忠の海港近くのプリン屋の
紫にオレンジの掠れた看板を思い出している
道行く人も時物もプリクラの画像変換のようにかれの筆にあって掠れ
命の根が腹に下って
叫び出す山陽
瓦たち
同じ海に対して
同じ緑に対して
毛利は長曽我部に叫ぶ
黒より深いオレンジと
伊勢が新たまり
われわれは契約の箱を
ベザレルの流儀で更新する
残像のパラダイス
保守がここまで変えてしまった世界         希望を保つのは難しい 絶望を保つのはもっと難しい
空は月のようだった。浜辺で撮る写真には飽き飽きで 鳥肉にオレンジジュースを入れたら行列ができている 水陸両用の家 フラスコの夢 三角錐 君のためにある歌は歌われたことがないメルロー。朝昼晩と立って食べた。俺にはもう何にもない。おやすみ。未来と過去ばかりで現在がない 近さと遠さばかりで力がない 唇と指ばかりでうたがない 曙と黄昏ばかりで春がない ブルックリンは最終出口ばかりで入口がない 親指から力が出て、心は空になる 連れ込み旅館ばかりで東京には親指がない 空いた部屋に七つの悪霊 きみの攻撃的な省略と誤字 きみの唇 きみの耳 着きましたけどめまいするので座っています 正しいバニー 羽 暗い青いださいです 面倒くさいエピソードはあるよ まっすぐに歩けない 点だからね すばやくね えいごえごいすと はやくなるのはいいよパンクで バックもかそくすればいいだけだ 主語天使 おぎました お早うございます。 罪悪感でおぎした おはよう つるばらの家 ガーベナ・アルヘンチーナ 一dec 星座は貧困の象徴 アップタウンからハーレムに二人組の女の子に拉致された あなた、なに座? 愛してるでもわたしの父は警察官なの あなたはこのまま永遠に生きます ウラジオストクのナロードニキのデカブリストの青年男女達の写真を見てその集まりが憧れでした honey,of honest 満潮 ビスケットとか 萎びた無花果とか ボタンとか 電球とか 匂い消しゴムとか 脱皮した皮とか という絵本を昨日みた のまど君 ていうの かわいいので食べてしまいたいというほどの意味です きみの輪切りの無意識が言語で構成されており 言語に潮時があるなら 無意識にも潮時があるということだ 輪切り 天的な点滴 地的な天敵 angelinheavysyrup 車で海に来ています 最近は大抵朝まで眠れません too clear are words and your night 髪の毛を抜く時、抵抗なく指の間を通る髪はひらがな、よじっているうちにだまになって引き抜きたくなるのが漢字 男の人には 興味ないんだ 去年三日断食したら体が浮き上がりそうだったよ 孵化と脱皮の写真集を見ていた 西の空にでっかいハーフムーン 三重からは まだ見えないだろう outside the hospital people ride autmobils hello windows 目玉舐めたら移るかな 目が洗われるような出来事がきっとあります xxおはよう xxのパーツおはよう 涙袋 リアリティーが優先されるとこういうことに        空がやけに青いよxx きみはいつでもwill have been 言ったことはみな本当になる 未来完了時制の 肉の肉骨の骨 これが人類最初の詩なんだ ぼくが誤解すると星が一つ爆発してしまう お前らの祭りなど絶対に認めない 自爆テロしかない 「Sweet Janeとはなんだったのか」
ロロロ ロ ア ひとと 光りの棒が らせん描く視書へ射した 水の葉たたきに埋まっている みつけ て 水仙の群れもまわりつまれた標立ててこの (イヲ)は還ってくる ロロリホー ロロリ
ーロロロ うたう口になってぼくが踏む口になって散り ねむる(イヲ)を連れて径をまたきこし ア やわらかい杖は曲がる こすり あわせて笑う ここえて不途 ロ ロ 音になり生まれてつたう
「ひとまずほっとしました、ときみが言った。根分けされて馴染みのある川を過ぎたところ、あの建物には気心の知れた輩が住んでいた。木立の撓る音をつなげた耳でひろっている。台風のあと、風にもがれたか みが流れる橋の欄干に三体は立ち尽くし濁流をみた。ああ春が来たようだ、
ひとまずほっとしました。みあわせ、互いに罵声を投げかけた。」
「遅れて来た私は抜殻のことを考えている、スカラベの声も見捨てた。灰は歩いている。枯れかけたこころを枕へ横たえると底のあたりから、ほそい蔓の草が延びはじめていた。私も殺すと伝えたい。そうあろうとする一束の火と、歩くあなたの足。ただ軽やかに延べられるまま旋律は抜け、
どんなに同伴したくとも、できないと吐くちから。返信は、言語を用い刻んでいけよ。夏の早朝、生まれた場所を見送った私たちは、てからてを辿り、吹きだまりのある小さな台所で、真紅の熟れた円い珠を水に浮かべている。私の記憶などない。
そのひとも正座したひろい卓袱台のうえで、赤茶けた紙の姿で舞っている。」
ぼくらの母はみえなく落ちた葉の背骨をひとしく悲しみ、沈む光りがうごきだす空径のようだった。延びやかに放たれる影ぼうしを生きものの環が追いかけるから、樹も蕾へ囁き歌がはじまった、
ロンドだ! そう、きみは石灰の線とともにうねり束となる運動を涯てなくつづけ、 光りのおもさと釣りあっている。」
のぼるひとはのぼるトリノメモをほらる
のぼるひとはのぼるトリノメモをほらる
のぼるひとはのぼるトリノメモをほらっていた。和音のある 純正律の万年筆で一生分の手紙を書き絞るとまたほらるをする
こしつのるかりてと ひとがのぼるほらるなかにいるのだろう
この星はデカブリストの瓦礫一応空気はあるようですけど
どんな膜で仕切ると身体なのか外にはたたかい内にはおそれ
ゆるキャラに四国は詩語足り得るか訊く
ギャグでもなく擬態語も使わずダンスであ
ること 何かの翻訳であるような 意味のダンス
としての めちゃくちゃな文法の 言葉 の練習
おはつるこ
おはつる
きなぺしてみて
になべしてみへ
おはつる
おはつるこ
子会社
ざあ貝たら阿寒 ぞとざむ びとひと
ざんま降り
ほろ阿ねる
ゴア蒟蒻べろ臓 物集頭へ さいこいさかこいさか めいさい 排上る蒟蒻 ぎりおとし黒ゴヤ おれんじゴアグラインド 変形円柱 数式なしの変形 数式なしの 変

ふとまみゆる おきひざあがる放出と欠けて 終わりの放入と満ちて 芯を傷つけ直方に拭き 芯を傷つけ直方に吹き上げり
ふとんまみえるころびたいおん計 光かり ひ直視で死んだ虫はいなひかりらからはらを待つ arrow field へ乾燥機かけいく そがし ノニ茶
野中パウロ
た狂シアラ野中 さいちなくらい屋野中 はがならとんのふ野中 わしたの まるるの野中
ただあ まのど音を聴いえてシアラがするぎるのを 待らさっていゆく根土を そらわかる野中 さくもは引き伸ばされた野中 さあがおうさお往して
ヘイヤとばされルカ ともおって五くらい時にめがためさめたど けれまだとさばされテナントくなくて猫ガオ野中のでうえてねのるのよにゃあ 電車まもともっての風の海離れ場慣れの子島のこうゆうことってどうゆうこと?ヘイヤ!の骨湯がレテる
デカ風邪で ヘイヤno honey じかにかんじんてるうん ベッカムは 肌じんじんくるうん
トンフーな以蔵 トルマルクると たあなあにいあいあたなくさびしびくとなるかにラナイカナイ
残存カフェ
シャンソンの
切っ先
にがどりみ
うすとやま
どりみとり
ねあおなお
ばなはむら
しろなけつ
ちつちつし
そんしゃんそんしゃん うすこひけい つるどろまと
わぎひい
てんだけどね ってんだけど ずぐじゅう てんだけどね
つりしだ つりしだるいみど つりてんぐう さぎしろっ ぷねたち だんごだんご すてんはい ざしくグレー はいさぎ もグレー おくとー けいとー む ありぬべし
かくしかく にがあおちゃ だるなあお きいたかわら
かりひかり まうどしろかーて まつぼのと
しどろん ロンドだ どんろんのゆうじ あうゎスカ
せんパイ ぜらうどひ ぜろどんひる ひまるひるのドローン
よこたはるやまねしゃか 日が射す あんなてやねわらが もこり をするあしを やれつうな にはかに かきくもり ふらわかり ふらかわり
ゆうほどじぶりにおゆほなったよっちゃんとほふけそうだほらゆう
闇黒遅れ進むパイ生地ネオン後尾ねとり急ぐ削ぐネット
罪の微光と歩む微香の蒲団の裏表のように 夜昼
星巡りの歌みたいだね散らばっても名付けられた過去は残って
ことば曳く星の光の長すぎて短歌を切って 俳句になって
無愛想なウェイターのここで書け最後の冬場震え昇る入って来る蠅の使い鷺の使い
ちぎれ雲 空のアポストロフィー 殲滅のカタストロフィー 場所なしの移動 四輪の駆動 蛞蝓に乾かぬ歳月 震え登る川上の臨月 隣る空の饒舌 地球裏で唸る新月 刻々と迫る最後の冬場 ありすぎて踏み外す足場 消えた引用 縋る恩情 サマー変わり秋にくらう泥 塵舐めて見上げる 秋のヘビ
毒入りシロップ エンドロールは被爆のテロップ ロックンロールも自爆のストリップ 拡散する復讐くぱぁ 大舞台次はないオファー 大分はいつもノーギャラso far 九四国フェリーも休止 いつか見た雲の残滓 岬の裏も昔は斬新 秋味買って 包丁買って 冬物語買って 包丁捨てて 刻々と迫る最後の冬場 くぱぁと飲んで 大久保でクッパ
携帯のカレンダーを進めれば三〇年後までいできたりぬ
携帯の三〇年後のカレンダーを見るはげにおそろしきかな
カレンダー永遠に在り十三夜
カレンダーを連れて夜道を行く影
影を連れて夜道を行くカレンダー
カレンダー永遠に在り夜道寒
さむザムザ氏の散歩 肉の不渡り 蟻は門渡り むざむざと 有象無象に 虫も風邪ひくのか 風邪が虫を轢くのかトラックの語尾が 積載量積めるだけスメルジャコフだけ生まれてすみません オートザム ザムの語源は?
体温欺き 北の風向き コエンザイムで 存在 無罪 無残やな 寒空the moonも残務処理
寒空the moonも残務処理
カレンダー永遠に在り夜寒 かな
(子供が増えてきたが)  雨戸しめ 子ども抱けば 昨日より寒くない かな

子供が増えてきたが
デフォルトの演技のようにそれらの声は成長過程を演じ
見事な戒めの子らは
信頼を武器に
塚を作った
円錐の
文字が読まれて
質問は
考慮された
では今、
妨害電波によるノイズの挟まる蒲のマイクは成長したが
夢想に気取られ
収容所に
送るプロジェクトはどうした
座ったまま空を飛び
金を儲けた
岩の斜面に
イントネーションが逆さ
ちらと見るだけで生暖かい涙が湧く
昼とは
スポットライトの当たった地球が
論点の時間切れを生きていること
昼とは
フェイクの甲羅の絵が描いてあった 恐怖
まぢかの痘痕に遠くなる
キャンパスに 光を当てた
同時に複数進行する光たちに混ぜ合わされた時間
消えたアカウントに果たせなかった約束の白い墓標が立つ
指で摘まんで唇を作って
援助物質と手の短い死者のためのモオブ       演歌白 にやあかい まちにオレンジ 明かるい雨雲の裏で月はき
っと白魚 きびしいだろう橋を渡る 夢も通いか無法松 秋の調子に笛を吹け 秋の調子の笛を吹け
可愛哀い
おさみびしやまへいゆく
灰が沈んで相対的に色が浮かぶから 水泳する車に 耳栓して ツイートを消していった じゃないとほら
じゃないとほら 溢れかえって肉にありつく 水の中のraptureが浮き上がってしまう じゃないとほら
ニヤすみおやミス流浪の旅路 ふようおはらい酵母の潔癖
連載マンガから逃げ出して千島列島を北上し
一%の富裕層をザクセンハウゼンに閉じ込めた
鼓舞し研ぎあう刃物たちの誉め言葉
魅力ないメールの丘に網目をかけて
やっと動き出すバンドネオンの指
ほだされさぶらうあたごのうらに いないひとよのひとしぐれ みだれさきつるなにわのなさけ ひともしごろにわきいづる
あまいうどんのまつやまの ほけんのきかぬ やまいだれ 伊台のおかのごうていに ほうこうせしもむすめごは マークボランにくびったけ マークボランに首猛夫
あさまでのんだかえりみち しろいスーツもうすよごれ むねの鷄頭しゃべりだし くずれ土塀にぶっこんだ 池干しの亀のお礼とて いちまんりょうかりゅうぐうか おるたなてぃぶをせまらるる
ひとにはいえぬおいだきの ひはごうごうとうねるなり ひばちにされたわるものは ひとよふたよとゆであがる
よがをならってきこうもやって つぶれたほねのちょうちんは ひばくにたえておどるなり ひばくにたえておどるなり
とうへんぼく たいへんぼく たいさんぼく だいとうりょう
「娘核種」とはげにおそろしきものなり。 いみ亡き国の定型は こと葉のセシウム吸い上げて むすめ核種をはきだして おどる稲穂はぽんぽこりん
ジャック・ブレルが降ってきて物語のように街は遠い
翼のない歌は次々に落ちてきて路面を濡らす
ムスリムの同胞たちよ!
報われぬ雨に歌え
魂の汚水槽よ溢れよ
信号で停まると赤が虫の目になって光る
新しき星に降りたる飛行士は「こんな地平で歌えるのか」と
うちつける原子の雨を transformさせ なにゆえ女郎となったのか 胸に慚愧の涙をひねり出し 空見上げ 私も空に溶けたいと
(長い雨なのに明るい)              嘘をつきつき 蜘蛛のように 吐き出した糸で 真白き雲を 織る
のです。
長い雨なのに明るい
破綻した文体を求めて生きていることがわかる
熱の性質に従って設計された幸福
わたしたちの移動
一切の考えをとりこにして進む
窯出しも 見当違いの色が出て 見当違いの言われよう
さっきよりthan than降り 明るい暗黒 楽しい憎しみ 冴えた眠気 満腹感いっぱいの飢餓 焦る鈍さ 調子のいい疲れ 静かな騒音 冷たい発熱 わたしのあなた
いつなにが 一致するというのですか
カビリアの夜

ヘッドライトに照らされた若者がカビリアの夜を歩いている
照らされた数人の若者はカビリアの夜を歩いている
ヘッドライトに照らされた数人の若者はカビリアの夜を歩いている
同じ頃ナメクジが床を這っている
彼らにとっては丁度いい季節
ミラノの恋人の許へ這っていく
また濡れたことのない滑稽な雨が降ってきた
雨が雨として濡れる時は来ない
咳はいつも最初の咳だけれども
湯は十分に熱い
だが湯は湯を湯として温められたことがない
暖まらないものを囲い込んで
夜は夜を脱北させてゆく
罠を仕掛けられたのは湯か夜か
その擦り合わせだけが熱を発している
湯に浸かったことのない肩は言う
わたしは災いです
腰湯を信じたわたしがばかでした
繋がっている有機体だなんて誰が言ったのでしょう
ひとつの部分が痛めば全身が痛むなどと       昔盗んだパトカーで放置されたままになっている部屋に行こう
としている 夢が張り裂けそうで心臓が痛い
バケットの賞味期限は数時間 夜を越したらフレンチトーストにするか鳥にやるしかない 売られた直後からバケットは爆弾のように抱えられ 渡る夜の最中に爆発する
素朴な人々は居なくなった バケットの自爆テロを担っていたのはそのような人々である
眼底が海底なら何が分かる 地球の毛細管 水の中でなお赤い叫び ぼくの目を覗き込んで 傷ついた魚が温泉と思ってじっとしている辺り
作業のにせもの                   なんて明るい朝の日和雨 月桃の畑を揺らし 濡れた路面を光ら
せて
作業のにせもの                  アシカの証 泣かせる背中 折しもお尻も
と砂を積んだトラックが喋りかける         地球は住所変更したらしい 届かなくなった
鉄枠を組んだ旧橋を渡り
ゴイサギの子供は仕事場へ向かう
働くふり 食べるふり 給料を貰うふりして一ヶ月
冬支度に膨らむはずの 語彙詐欺
猶予期間は生の凍結
それでも生きていると言い張るゴイサギの子供
仲間は既に渡って行ったのも知らず
そもそも 詩の場所の変更を知らず

色まで見分ける指先で
おさまるわけない台風を
さわる手つきに見とれれば
雨蕭蕭と厳かに
我が手の業を濡らしたり
雨のピアノは硬い粒
骨まで濡れる水滴に
弦の擦れる音さえも
湿潤たらんと瑞々し
不機嫌は主題になり得ずにシートに沈んで詩の場所に接触しよ
(道を示されると思って)              うとしている
値段の貼られた中古車のようにもう往き馴れた道を生身の手足
道を示されると思って               が光る
道を作った者に訊きたいと思ったが         左回りのランドアバウトに入る時の共同体の歯触り
道を歩いている者に道を訊くと
左利きのギターを持った者に自己紹介される
彼は区別されるために指し示されるものを
区別するために指し示す
道を歩く者に連なっている者は
道を歩いている
道を作った者に訊くことを示した者 の連なり    直訴
手紙の代わりにナイフを渡す
ナイフの代わりに手紙を渡す
ナイフに書かれた手紙を渡す
手紙に書かれたナイフを渡す
体の中に手紙が這入る
ナイフの中の手紙が這入る
死刑囚Bの六一二悲しさに追い付けずとんだとばっちり
時事に動くは自侍ならずジジと疑義
O君
確信犯的な番号変更のccの中に
絞られた彼の現在の交友が見え
そこに無い彼女の
一時頻繁だったアドレス変更のマナーだけ引き継いだ彼のいまの
寒い京都も見えた
bccのない彼の
いまの京都が見えた
家で木股展
人が果ての実
すべて見えるものは見えないものに、考えられるものは考えられないものに付着しているのだ、とノヴァーリスは言う。その通りだ、と僕は思う。
誰よりも黒い帳になって覆い被さっていたい
被爆は死んだ 被爆が殺されたので 金の無い白人 陰謀論者 スパイ 自由人も男奴隷も女奴隷も ムラートもアルビノもモスキートもみな共に「死ぬまで生きる」と言いくるめられている そうやって引きずりおろされ矮小化された被爆が組織に復讐しているのだ
「死ぬまで生きる」が哲学なら生物はみな哲学者だ
それが「生きねば」の正体だ
生きられないと思ったからホタルをガン見したのではなかったか?
生きられないと思ったからデモに行ったのではなかったか
絶望のマルティチュードは生きられないという一点で見えない隣人の手を握ったのではなかったか
明るい反原発などないのだ 被爆は死んだ。被爆が殺されたので、「生きねば」と言いくるめられているのか。言葉の矮小化の先には絶対が控えている。死の矮小化、無化は矢の時間の必然であるが、矮小化への正当な糾弾はしかし絶対の似姿でしかない被爆という現実に対してのみなのである。
絶対の似姿から絶対への橋渡しが、すがろうとした希望であった。それほど被爆は「絶対」に似ていたのだ。ジャンヌ・ダルクが国家を見誤ったように、きみは官邸前のジャンヌ・ダルクになれなかったね
被爆は言葉として殺され「生きねば」と言いくるめられているいま
目が覚めたら死んだ灰が白い
寒い夜明けを乗り切るためには
赤い炭を埋めておけるだけの灰が必要
愛をいつでも取り出せるような
一晩分の死が必要
愛はエンジェル・トランペットのようにだらしなく垂れ て い  る
荒井淳一とはテキストをテキスタイルと読み替えたひとつの文体であった。テキストを織るのが歌という衣服であった。そしてカオリナイトを糸と考えるのが陶芸の文体でなければならないだろう。
ダミ声と共に生きつる鷺ひとり夜更けに鳴きつ飛んでゆくかも
二物所与無くダミ声と共に鷺ひとり夜更けに渡りゆくかも
(目の前のガラスを割ることを考えた)       原発も反原発も死んだ。言葉として殺されたので私達は単純に死
ぬまで生きるだけだ。夏から生きねばと言いくるめられてきては
目の前のガラスを割ることを考えた         いるが、それが哲学なら生物は皆哲学者だ。原発はニーチェが殺
音楽の中だったらそうしていただろう        し、反原発は小泉が殺したのだ。
「音楽の中だったら」
大きな滝があった
体温の低い景観が
主題ごとに再び見えるようになっていった
体温の低い大きな滝が
主題ごとに再び見えてきたのだ
目を覚ますと鼠が
米粒を並べていた
音楽の中だった
くるしくてくるくるまわってまっているくるまでまるくしくしくくるまで
風車

回転する剣のように風景の奥を塞ぐ
突進するでもなく寛ごうとするでもなくドンキのビルは
臣民が居るから王国が在るのか
王国が在るから臣民が居るのか
野山の入口を塞ぐ風車に
蝿を止まらせるままにして

(ずっとマスクをしはじめたら)

ずっとマスクをしはじめたら
もうフェローシップは足を組み
髪の分け目から空気の厳しさの段差を作っている
台湾の落ち着きも限界がある
折れた室温の身なりも
男の人のためではなく
天使たちのために覆いを着けましょう
空想の虐殺の意志力は

空想の虐殺の意志力は
筋肉に似て
液体の肢体は
半径二〇km以内に
ロックフェラーを押し込める
裸で 犬猫のなかに
セメントのカルメル山頂で
路面が光る
ラザロの家族のために泣く
日本脱出出来ず 皇帝ダリアも皇帝ダリア飼育係りも
銅像とは知多だか渥美だかで知り合った

銅像とは知多だか渥美だかで知り合った
死も経た板金の輝きは
カラーと灰が交互に入れ替わり
知らない名も多く呼ばれた
画面には抜けがあった
声は震えた
震えるだけの声の政治を
実演してみせよう
脈絡のなさが導入され 物語は
公堂書簡のように進む
貞潔さの告発はまずカレーに溶け
容易く伝わる呟きは
試練を喜ぶ声に溶けない
告白は 灰の銅像に
溶けない味を塗る
弟にそう言われた
草も肉となり
高低のない声に
✕脚のツバメが飛ぶ
言葉の山を 砂で覆い消し
そこに話語で書く
膝を揃えた葉肉の
金属音の選択
砂丘の意思の伝達
居てはいけない
光の出歯
その本は                     大きな葛がフェンスを過って
俺と同じくらいの齢の奴らがでかい顔をして世界に喰われていくのを俺はやさしく眺めている。

(今日四時には日本が折れる音を聞く)
今日四時には日本が折れる音を聞く
秋田と鳥取あたりを握って東京湾あたりを支点に膝を乗せ
腰の曲がった本州の背骨を逆向きに
ボキッ
と折った音
昨日、「奴を殺せ。それが政治の本質だ。」という埴谷さんの言葉を、太田昌国さんが国会前でツイートしてた。堪らず沸き起こった、という感じで。
確かに金星と三日月が近くに見える
頭が透明なデメニギスの目のように見えるのは臭覚であって実際の目は操縦席の下の緑色の円盤である
諸君はリヴァイアサンを見たのだ。阿倍の顔をした鯨のようなものを。「譲渡」したものが膨らんだ怪物を。
行蔵は我に存す。
速報DHMOの人が飲んでいるのは苦い部分である。甘柿は日本では渋柿の変種であり、甘さとは渋さの一部分である。ひとのあつまりとは醂さなくては渋くて食べられないものなのだ。金の林檎と一緒に密閉しておけば、言葉は銀のフレームを纏うだろう。被爆
持ち越して       した柿たち、林檎たちであっても。
しまった持ち越し
てしまった
捨てりゃあいいか
捨てりゃあいいよ
きみの燃えかすは空に落ちて今日は河原に犬の死骸がないね
夜の白い雲の写真が撮れたら僕は何も言うことがないな
突然の雨に雷か今夜は満月どころのさわぎじゃないね
最初から後日談であるような最後から二番目の日々を棲む
ココナッツ殻は痛点を探して寝返りをうつ眠れやしないさ
なみなみとヒッグス粒子を湛えおり反ココナッツ殻の宇宙は
痛みとは重さのことかココナッツ(殻に逃げたい/マイマイカブリの)Webのつめたさ
今日からは全ての罪の背後には共謀している私が居ます
こちらはあ めで見えないけ どすばるは 天辺あたり にいるのでしょう
同行は果て迄続くナビの声
甘さとは渋さの領野の一部分
墓川雪夫は山川蝉夫です
おやすみの余波のおはよう夜半の余話
ばと言葉とこ男とおんなばとこ
ミルフィーユカサヴェテス寒ウンディーネ
ウンディーネ仏オンディーヌ彼は波
ピラ不幸粒ちらつく冷凍原
おピラフなリプでチンす寝落ちtter
マラウィ        差別した!ブラフ熱してピラフ冷え

煉瓦の眼鏡橋を一台の自転車で渡る夫婦
訪問先の木立や山影は日本のようだ マラウィ
煉瓦のアーチは型枠で作らせたのだろうか
白人が
夥しい煉瓦が使われている
自転車の後ろには妻が乗っている 汚
どうやって青いYシャツを手に入れたのだろう
ネクタイは流行に従って短い黒人
土の村で叫びが上がり 汚れ
木立や山影はカレンダーに記入される
積み込みを仕切る人はうす赤い半袖を着ているくすんだ謙遜
奴隷とは言われなくなって王となる
TVを観ている 将来の女王の
椎茸の影が落ちている 時間
まだ古い法律について話している
水に血が混じり 顔を歪めるなよ
原動力となる空席 消極の色の冠
陸の孤島は本会議場
凄みのある毛糸帽 と 動物
植え込みの葉の放物線
髪が薄く貼り付いたら不幸
胴から首が突き出ている
玉蜀黍の髪を付けて雛壇に二体並ぶ
クリスマス イエス 誕生日 お呪い
ねえ、お二階行っていい?
フィリピンに 寄付をするための 金
フード垂れ縦縞と横縞の重なれリ
障害者 滅ぼそうとした 政府 かな
かわいいなー 扉を開けてあげましょう
楽譜を棄てられて 冬
コピー機にノイズが混じる蛍光灯過去も自分を予習して来る
税金が上がって暮らしは大変に
自分が考えることを一般の方も考えているだろうと
天候は不順ですが醒めた野菜でも頑張っている
平和になることは夢に過ぎないと今年もいろいろ
十大ニュースの缶を開け空を凝らす
耳が生えた人たち 唱う
暗黙の了解のように就寝の挨拶は交わされなかった
今からはどなたの罪の背後にも共謀者として私が居ます
悪行の報いとしての苦悩に何の栄光があるというのか
明星に頭を押鋲される夜きみは悪夢は観ないのですか
タブレット欲しいなんてぶたれっと
師走野や人は多くは住まざりき
◎師走野に人は多くは住まざりき
師走野に人や多くを住まざりき
自我罰破壊し墓石にジガバチ
自分で自分のフォローを外す
シビリアン凍れて今朝はシベリアン
(失くした場所で 怯えながら弾く)

失くした場所で 怯えながら弾く
起きた瞬間に明かりを消して寝る
本当に起きた 外は明るいが 反山頭火的な脳内
悩みの母音を聴いている
死ぬ他に展望はなし戸を渡る
立ち尽くしたまま歩き回る
あさのひかりだけで繋がっている
○永遠に明けぬままこの暗い雨
永遠に明けぬこのまま暗い雨
短日や赤い隙間に赤い事故
正確に切り取る稜線雪の愛
途中下車前途無効を鳩ぽっぽ
赤色はペンキのように冬に落ち
○居酒屋のメニューに探している空
居酒屋のメニューで探している空
途中下車前途無効と鳩ぽっぽ
星空を取り込んだ布団ひゃっこい
終わると楽だと思う気がもうすぐ
俳句甲子園に出るというので朱鱗洞を貸したらそのままに
目は生より大事と言わんばかりに
発見の遅れた今朝が来ている
赤い月は携帯に写らない?ではそれだけを見てればいいのに
正確に切り取る稜線雪の愛
と吟じて雨の裾野を視る
繋がらないネカフェみたいに遠い夜結局好きに歌えということ
マン喫でカフェモカとか松山の甘いうどんに馴れちまった俺
赤色はペンキのように冬に落ち
家々の汚れに それに 慣れぬ寒さに
この赤さは枯れ葉剤だ
山頭火どころの騒ぎじゃねーよこの土手
本日の珈琲 ブレンドされた 今日ってこんな感じだったのか
五番線踵を返して東京にきっぱり顔を向ける仕草の
幸福の大きさは期待できないけど角度だけは期待できる
時計を見ると必ず四時四四分を指しているのは何故
冬の夜の根本に花は閉じぬまま昔話のように黄色い
お前らの買い得た音の総額しか聞こえないdjmix
理想像のみだれからきたか過度の罪の意識が自分の主人
全て言います全て言います全てのすべり台が消えたとしても
霙の夜を急いで居場所がない
霙の夜を急ぐ
霙の夜に居場所がない
暴動のノイズを吹き入れて道後湯玉音頭に切れを与える
霙の夜に道後に切れを置く乎
霙の夜に道後を切る
霙の夜の道後に切れ
寒い 盗み喰いをする
一通り盗み喰いする寒さかな
少彦名(スクナヒコナ)は真暫寝哉(ましましいねたるかも)
天下一品寄って並食って出る
信号はみな赤deserve月々し
霙混じりは下手なバンドの如し
信号はみな赤deserve月々し下手なバンドに霙が混じる
霙混じりやめて雨メタ諦め
霙混じり未曾有の雨に橋渡し明日あたし滴るシタール
〈野分かな〉脱走自由の収容所
〈枯野かな〉脱走自由の収容所
ここはどこ 脱走自由の収容所
出汁取るや脱走自由の収容所
肉煮込む脱走自由の収容所
肋取り脱走自由の収容所
切り分ける脱走自由の収容所
ナイフ入れ脱走自由の収容所
脱走自由の収容所で尚もローストチキン切り分けるおれ
脱走自由の収容所まだ棲み付いている弓なりの列島
被爆して脱走自由の収容所
「被爆なし」脱走自由の収容所
ロストチキンも渡りをするか別の脱走自由の収容所へ
国内産酷な拡散コックさん脱走自由の収容所
死刑囚脱走自由の収容所
風立ちて脱走自由の収容所
路上の雲の如く雪はひた走りて軈て色を失ひたり
雪のため渋滞を行く軽トラに蜜柑のシトラが積まれていたり
石鎚は影だに見えず新居浜の晴れ間に白は押し入りつあり
雪の名は替り変りて今強き日さへ差しても舞を収めず
「国産」が意味をなさない店の〈一杯ごとに豆を挽く〉自販機
ナビは到着時刻を予言するが蓋然性を数値とするな
白ビールの密度で空はとりなみの雪の密度を増しつ濁れる
草枯れて燃え易さうな斜面 かな
雪雲のあたたかきところで家絶えり
太陽らしきものの仄見ゆゆきぐもり
夕暮れて水気は多しぼたん雪
祭日に取り込まれると北ホテル
放り投げ(スプレーした)歌を潜(くぐ)る
祭日に取り込まれると北ホテルで徳永英明が放り出し(スプレーし)た歌を潜(くぐ)ることになる
頭内裂け雪崩れて今朝は夕陽かな
日浅くして朝日ならまだここに
頭蓋ならまだここにあり百周年
蒲団から身をのばして見る御来光
「今年は最後の年だと思います。」
「今年は最後の年だと思います。」とメールありぬ二〇一四
初夢は手足の折れた蟹がぴょんぴょん
初夢は破滅湯に爪生ゆメメメ
かにかくに 擬音はこひし はめつ湯の 蛙の したを 蟹のながるる
親戚がナブッコを歌ったビデオが流れている誰も観てない
手の影は階段に焼き付き

手の影は階段に焼き付き
作業じたいは永遠に続く
メンテナンスの必要な消費材はない
宇宙はワックスの濁りのように拡がっている
本棚の裏から覗く視点で
引き出された本の隙間から知が人の顔を見、
写真を千切って並べている
コンピューターも置かれている
二〇一四を閲覧せよ
紫芋の形をしたマウスで
削除される名前の横に
水晶の川が流れている
映画では攻撃してくる
泣けない喜び
腰が痛いので踊っている
平和よりも貞潔さが大事と
死んだ者たちにも伝えた
「αとω」と「最初と最後」とは違う
「私は弾(はじ)く」という者に弾かれる
既に署名した
カニ歩きの男よ
団地を跨いで聳える女
背靠れという仮設
赤いアリの軍隊
気絶という逸脱
知識で全能感の首を取る
そんなことをしてる場合じゃないだろ工藤
花を惜し
んでる場合ぢゃ
ないだらう

混乱した理想像に依存され罪悪感が主人となった

理想像の混乱によって過度の罪悪感が自分の主人となった
さそりに似た権威が与えられた
三分の一が殺されても悔い改めず
前の体のままでギリシャ語のおもてなしとか言ってる
いなくなった あいつ
今頃は東京かな
心得ていなければならない
●●のまま
使い途のない額を考え
かもしれないと考えてくれる
だけでいい
腰痛を治す手捌き
黒楽は恋の裏返しの宇宙
四日かぁ カラスの半分は女
四日スか カラスの半分は女
四日です カラスの半分は女
四日過ぐ カラスの半分は女
四日(季語)カラスの半分は女
舌を噛んで目を覚ますほ ねが ずれ て
柿浮かぶ冬陽の比重定まりぬ
柿浮かぶ西日の比重定まりぬ
柿浮かぶ西日の比重定め居り
柿浮かぶ西日の比重定め得ず
柿浮かぶ西日の比重を定めよ
柿浮かぶ西日の比重に誤差あり
柿浮かぶ 西日に比重なんてない
柿浮かぶ西日を吸って吐いている
柿浮かぶ重い西日を吸って吐く
柿浮かぶ 西日を吸って吐けぬ
動揺に日はまた落ちる Ma Mere l’Oye
その美は過渡期としての二〇一三に於てはまだ儚かった
舌を噛んで目を覚ますほ ねが ずれ て
小さく
なった
顔が
晩年
なァ年に一回ぐらい俺とお前と休みが土日かぶるやんか、
書き初めに失敗したらどこかで星がひとつ爆発して消えた
碧梧桐字は上手いのになに考えとんねん
なさけが 尽きる までは 生きると
嘘ついて 二度食べることになり 太る かな
人格者にさせられてしまう主役
玄関を開けるとすぐに子供が炬燵で勉強している部屋だ
なにも考えないで運転しているからいつかかならず事故する
「児童虐待防止啓発オレンジリボン活動」を描いたバス
お湯が溢れるので減してから入る
心と知が閉じ込められている 愚痴
バッテリー毀れたきみの完璧だけどマネキンのような返信
枯れ蔓の影の写りしカーテンの筆の運びを密かに妬む
荊棘を「おどろ」と読ませてミカ書あり
くーねるまるた読み酒でカップ麺「十六夜吟社」と呟く明るさ
夕焼けは見えない海の形して海指す方に横たはりをり
二〇一
四のため二〇
一三を
早く終わらせ
ようとしている
去年の終わらせ方を探して二〇一四をまだ始められない
本当の終わらせ方を探して二〇一四を始められない
終わらない去年に今年が始まらず
ガラケーは終わりの季語かみ使いは天の四方の風を押さえて
終はりには用ゐられたる象徴のアニソンに似てシニフェ嘔吐す
終りに肉薄しつつあるのに乖離してゆく耐えられない軽さ
蛇にまだ足のある頃我が兄は裸で草に仰臥して居り
兄は言う
メタを
壇に
向けるな

妹コントロール弟うとうと
定型 やめて 行くぜ アモルファ
詩型 作って 何が 悪い
「美は 私が 決めます」と 利休も映画で言っていたぜ
メタをやめた蛇は居なくて
きみの燃えかすは天に落ちて
上の句も
下の句も
なくてもいける
中野区
形式など出来てからきめりゃあいい
葉もなくて切れとか言うな切れ字虫
廃墟にて
線にもあらず
ひかりたるかな
発見のせせこましい眼俳句かな
発見のせせこましい眼俳句かな 命を削って消してく文字数
美は私が決めますと利休が言う
終わらせようとすることだけに馴れて
冬晴れや腹に溜まった不味い飯
俳人はもうすぐ死にます被爆して根岸の里に侘び住まへども
モーター自体は滅多に壊れないと言われ工具を眺めている
二〇一四に終わるのではない一四が削られていくだけだ
終わりが来ないのではない終わりを自分で引き延ばしているだけだ
今日も終わらせようとして日暮れる
生きてまだ明日の猶予にのみ暮れる
初春は二〇一三年が二〇一四年を食い尽くし往く
さくねんに食ひ尽くされて今年(こぞ)の春
終わりより数えし春の定まらず
終わりの季語は季語の終わりかそれは春の終わりか秋の終わりか
季語終わる時を見立てて庭見かな
定型は終わりの貝殻音の海
いつから耐え忍び始めるのかおれ
精神の形もとめてソナタありどちら様もご苦労様です
尿道に結石ありと聞きしかば成猫用の餌を与へたり
被爆から
逃げなかったか
ら死ぬのか
逃げられなかっ
たから死ぬのか
さみしさは
けつねうどんを食べると治るよ
被爆した人がホームで途中下車前途無効を吐いているいま
孤独とは自分の中を狐のように駆け回る良心のこと
瓜二つのけものが居りぬ狐狐と鳴く
「寒くて起きられぬ」てふ句はなかつた
完全に写メの代わりだなこれは
写メのごと徹底吟前ガン見即
轢かれた赤のティンクトゥーラか
おばさんが二人立っている 無時間
赤黄男食へばポッケに小銭チャラチャラ法隆寺
コリコリし
てて人によっ
て違う・・・
何のトラウマが
あるっていうの
字を打って
送ったらほん
とにのって
いるすごいなあ
インターネット
生徒等のまだ来ておらぬ教室で「美手帳」の字我には小さし
卒制は価格設定忘れがち松山デザイン専門学校
事故で終わらせる終わりまでの猶予期間 先の大戦のように
保険の効かない事故のように終わる
猶予期間断ち切る事故の清しさは開戦のようであってはならぬ
ようやく死ねると思う事故の清しさ
一瞬の清しさ敗戦処理のストレス
早く死にたいのにこの渋滞
「入力できない文字が含まれています」顔文字をコピペできない
ぼくのガラ携ではきみの顔文字をコピペしようとしてもできない
生活は世界に勝つか以下仮説下位活性化厳つい快活
ジャンジャン横丁のモクレンて珈琲屋おいしいらしい行きますか
高知の鍋ラーメンを出していた小さき屋台の消え失せており
石鎚はなほ遠きにありてアンナプルナの如く輝きゐたり
横断歩道で待ちゐしをんな我を見てゐたり睨むがごとくに
保険屋と丁丁発止帰宅後に「胞子文学」届きてゐたり
今の斜め下に切り込んで引き戻された場所の低く煌めく
今の斜め下に切り込まれ引き戻された場所の低く煌めく
初めて目を開けた時見た灰色空は今の空ではなかった
身体表現性障害てふ病名あり冬蚊帳を吊りたり
すれ違っ
たよブリザック
履かせてス
ーパーチャージャー
の穴開けてた
カタツムリ絶滅しかかっているか
カタツムリ誰がリムったか
カタツムリ絶滅間近語り継ぐ誰がリムったナメクジは居る
(グレーのむづかしさの中で)

グレーのむづかしさの中で
蛹は言葉を溶かし
ほんとうの白は光のない黒に近く
メタモルフォーゼする蛹はその領域いっぱいを行き来する
ドラッグさせる色相の旅
非とされた薬物
目を閉じて手を挙げ
破滅したことは何度もあった
あいつはペテロのような人だったかもしれない
細胞文学選はありやなしや
空と海
名付けた時の発音は何
歌にしか聞こえないのにラップかな
口の中噛んで玉みたいなのやだ
がっついてるとおもわれるから
総ゆる地層で歌え粘土ら
口中の玉が割れたよ血を吐いた
壊れかけのiPhoneのような暮らし続けているから壊れてしまう
壊れかけのiPhoneのような命
あたゝかき便座に坐る山頭火
あたゝかき便座に坐れ山頭火
あたゝかき便座に坐れ御中虫
ドトールでかつじのみほす戦かな
信号むしす松山のラーメン甘き
名前で呼ばれたけりゃ群れるなカラス
吹き寄せが表現される二重季語
私の吹き寄せられて二重季語
猫にだけ暖房電気敷毛布
冬薔薇季語に打たれて叫びをり
日高屋や日高山脈やヒグマや
私は今日から明日にかけて雨です
よぎしゃのおとがきけるきょりにすんでる
つぶやきがたまにきこえるくらいのガラ携
ジュンク堂出でてみる月夕白しやさしくすれば女はよろこぶ
ワゴン車のサイドは踏まずワンセグの音声のみが聞こえてゐたる
無法者も普通に道路を走らざるを得ずと思へば可笑しき
今晩はお鍋ですとメールあり米なしでどうするんやしばらく
全地層で土等は歌へ収縮率の違ひのまゝに焼かれて
冬薔薇白に打たれて叫びをり季語は季節か挑戦状か
勝手に季語にされて苦しむ被造物の叫びを主題とします
これ、貰ったやつ。焼き物屋同士って友情が芽生えるんだよね
蜜柑への平仮名の礼を言はれたり甘くてすっごくおいしいょ
きみたちは出汁の魚粉で被爆する一応定型で言っておく
とうとう凍死うとうとうと
橇にヒグマのマグがひっそり
外食する伊吹山が屋久島のように海に浮かんでいる夢
倫理リンリン自転車通す
襤褸ランランデモ隊通す
論理ロンリー自転車パンク
ルンバルンルンバルーン破裂
代車に坐る時のような ある種
代車は黒でswiftってんだけど
全地層活性化して関揺れる
金の重たさに盆地が沈みをる
金の重たさに沈む盆地を死の重たさに変へ詠んでやつてる
死に面せざれば歌詠んでやんない
死に面さずんば歌を詠む能はず
季語の死に面せざれば吟じ難し
夕方に季語季語言うをとこ かな
季語季語言うて語気ぶり嫌ふ
「新しき歌よ生まれよ」「大根擂って」
風呂場からいまさ聞こゆる「追い焚きを始めます」てふ声のかなしも
シーバは脂っこいからね高齢猫用サイエンスダイエット
お れ の つ く つ た ビ ル が あ る
菜 箸 や
お れ の つ く つ た ビ ル が あ る
バシリカの低さに似たるくじらかな
窓なくばチェンバーもなしへちま水
わたしはあなたを季語と定めず
冬薔薇(ふゆさうび)季語に打たれて叫びをり
<片男波(かたおなみ)>の<フリマ>では<冬のせいか><土地のせいか><拾ってきた物>や<破れた本>を<暗い顔つき>で<高く売っている店ばかり>でした
片男波音波(おとなみ)の冬フリマかな
片男波音波の愛フリマかな
片男波狂暴な愛フリマかな
片男波凶暴な愛 フリマ ワシ
フリマにて音波を買ふ片男波
片男波音波(おんぱ)共謀フリマかな
片男波やさしさうな店で買ふ
片男波拾った物を売るフリマ
片男波破れた本を売るフリマ
片男波暗い顔して売るフリマ
片男波冬のせいか土地のせいか
片男波相撲取りつゝ夜が明ける
棘(おどろ)           朝日にマグの取っ手のぐんにゃり
朝日にマグの取っ手ぐんにゃり
一線は赤で引かれ    旅行鞄選んでレジまですでに引き摺る
襟巻は解かれず
閉められた部屋の無価値の実
を幼児言葉
一例として性的堕落・人種の優越性
メタリックオレンジの事故の責任を持たない
都会、例えば東京でもいいんですけど
ああ 差別された差別された
寝ることは老化を遅くしたりはしない
イントネーションのぶれだけに限定された戦い
早起きしすぎてまだ夜一一時
入口の黄色はスナックのように光って
餅は膨らみ
韻を無視し弓を引き絞る
伸び始めの坊主頭の猶予の立呑み
汚れのない黄が強まる彩度
皆まだコートを脱がない
龍は優勢になれず 地上では
投げ落とされた 渇望が
織り混ぜられているだけだ
マイカとアイザイヤがダブって
首を反らせるだけの整体
肺病で透ける油彩の肌色に傷
緑をぼかした暗い牧羊
洗剤の空の青
ねずみ講的なピンクと朱のダルな混合
朗読が終わるまでに開けられなければ死
鉄砲持ってるのに嘘言うな
めっちゃにっちゃにちゃしたクイーン
破壊的な風を放つ統合失調週末崩壊体験
Deerマスメディア
同帝国の死期
バビロンと言う時のパンクのドヤ顔の
石灰質の孔がゆるふわ
互いに近づく兵士たち               天の音楽は多くの水の音、大きな雷鳴のようなもの
龍を見て結束しているのか             自分で弾くたて琴に合わせてうたう歌い手たちのような声
天の音楽修正せよ多くの水多くの雷の音に
死ぬ時期
を決められずば
らばらなの
であなたはわたしを季語と定めず
1 気がつくと一速になってるswift
2 お前も誰かの代車のくせに
3 ハンドルにへんな遊びが付いている
4 お前の遊びが詩だというのか
5 道曇る代車なので勝手が分からぬ
6 車にフェルトセンスはありや
7 池があるちょっととまってやすもう
8 ゴルフボールが沢山浮いてる
9 学校の昼の休憩終わりらし
10 鴨の軌跡がつつと二筋
俳句は目に見える物事に重きを置きすぎているからだめです
月の出を見るドイツ・ロマン派

何にでもなれるという者に なるかならぬか 月は答えず
月の代わりに 声は答えて 薄いマッチ箱の 中の 声は答えて
万年青や笹の葉、質の美はぼうっと緑で
光の代わりの 回転もない光の代わりの
地層とは菓子のようで
幾重にも重ね焼きした悦びの月光に照らされた
〝月光″に印画された 簡単な岡の
狐や狸や鼬やハクビシンや猪らは月光を浴び
月光を浴び 睦月の冷たい 月光を浴び
絶食の蜥蜴は仮死の眠りに冷え 老婆の声は 坂の小径を駆け上る
駅員のような青年の 吃りの祈りが(五人の内一人だけ残った)
今吃りで祈れない青年が(背骨はずれていない)
松脂や漆は甘そうに溶けてはみ出し
すげ替えられたカマキリの首の青年の妻の
同じく和三盆を溶かした声は
ディスコ・クイーンを沈んだ森の広場に佇ませる
称号の幾つかを反芻せよ
何にでもなる 何にでもなる
その称号の幾つか
羊の汚れた尾の
海老天のような羊の
汚れた尾の
がしっとした練り物のような重さの
資格 を考慮される地の陰の
林の奥の道の向こうからの広がり
過去に向いても、将来に向いても、とこしえである(今ではない)
今ではない永遠。とこしえ の独特の型
絶対追求しても分からない分野が
アニメのロボットのような型をしてマッチ箱に入っている。
ところがそれを見たら死んでしまうだろう
死顔は光っているだろう。それがはるかに現実だ。
朽ちるのは干し柿ではなく 枝に繋がったままの熟した実だ。
あらゆる皺の背後に隠されていない見える辻褄。
どう見えるかではない、誰が見ているかだ。
風とか電波、思考など あまりにはっきり見えるものについて。あまりにはっきり見える、
見えないもの       レイヴンが礼にくれたる光り物
はらわたの
愉しみ較べ
てゐるいま
携帯を口に入れたるをとこかな
下手な絵のやうに背中が痛い
電気毛
布なしだと
六時間
で目が覚めるん
だなとわかった
冬の陽ざ
しがありがたい
としかとりあえ
ず言うことがない
完成し ない理由は 述べぬ子ら 松山デザイン 専門学校
いいね!って、、俳句分かるのDavid なんならきみも作ってみたら
隠すべき地層はフリーズプリーズ
さらけ出すまでにもっていけない
さらけだされている凍ってしかも
外食にはサランラップ持っていく
伊予甘送る頃はいつも金無い
それより大事の美なきが如く救急車通してやってる車ら
林檎の礼を蜜柑で返せり
月見えず おれはまだ生まれてもいない
パーカーがギターを弾き水仙咲く
明日香川から米が届くと聞いて十日ぶりだと喜んでいる
終に灯油を買うかまだ悩んでる
おれは仕事をしなかった血豆吐く
尾崎一雄の短編て「昼の憩い」が永遠に続くみたいだ
分子として揺れるなら個体でも気体でもなく液体がいいな
分子として揺れるのなら氷でも蒸気でもなく水がいいです
殆どの言説はデマだと思う日 ただ日本語だというだけで
日本語とは工作員がネットでわたしが使う言語ですこと
カール・ブラウが傍受したのはすごい
はいと出てきたネパール人の腕に kill me love to die と刺青
土も温泉も被爆して悲しい悲しささえも被爆していて
つぶれる店に共通した店主の
日本語を何うしてやるかと二番出汁
田母神の東京発音できない
ちょっとくるしすぎるよあきななみだは
放射能に♪汚れ汚れて傷ついて
羽虫の音が空耳のサヨナラ
ボーンテールの少女の両尾
朝霧の汚染に耐えてカレーかな
嫌な朝だわそうね寒いわ
骨溶けてラジオと景色が会ってない
死んだ物語と思っていたでしょう
神は人でなしと書いていたら、太るから地下鉄には乗らないと言
(文字が寄り添いせり上がることで白冠する)     った、
歌うには、急な嘘が必要で春に誘われたパンがなくなりました。
文字が寄り添いせり上がることで白冠する      なくすのと捨てるのは違うといいます。
ひとつになろうとする単語ら
語群らは草鞋虫のように集合しようとする
雪の山に見えるそれは塔であったか
アニメイトされたリス達の横顔
樹々の裏から裏へ移動する日本語の団栗
石の切断面が白い繊維のよう
小蛸の顔をした男の顔の足は鬚のようだ
神は人でないなら人でなし と書いてしまって
また書いてしまえる 骨の溶ける寒さに
振り当てる フィリステア パレスチナ
動かせぬ骨格は言葉の星座
逃れのための筋書を貼る
洪水などなかった風に古層かな
逃げおおせているキツネ語りて
逃げおおせた骨の血が乾いている
黄金律の裏を感光
墓のうらに廻るデューク東郷のうらに廻って墓に居るわれ
小さい銀河に始祖鳥の刺繍が
ものごとは打止めのやうにしてをはる
体の暖房全部切って
点滴の逆さの青空
咳をするのでひとり
咳をしてもひとりになれない
咳をしてもふとり
咳をしないでもふとり
咳で揺れてブレスユー
咳をしてもしなくてもひとりとか言いそう
咳とひとりとどういう関係なのか
咳はふつうひとり
咳してひとりでいいじゃないか
咳をしても自由
自由に咳してください
ひとりをしても咳
せきがえをしてもひとり
咳止めのナガヱ錠で顔が黄色くなって死んだひとりで
咳をしないでもエフェドリン
咳をしても精神的なものと言われた
咳をして蝉の抜け殻を飲んだ
咳をして定型になるへちま水
咳をしてもヒトラー
自由律にしても咳
咳をしても広大な空間を占有しているおれがいる
咳をしても豪華なワンルームにひとり
咳をしても富裕層のおれはウィルスで人口を削減したい
第二頚椎治した背骨がどさり
寝たきりの恐竜みたいだね
そごうマートに「ラ王」が来るらしい
風邪が治れば行けたのにねえ
犬の聲がして暫くして止んだ
白いカレンダーの裏をするりと
朝日に見合った痛さがない
耳が痛いとかあり得ないでしょ普通 こうやって死んでいくのかな
点滴液「ラピアクタ」芥がラピュタで結局タミフル、みたいな
夕ぐれへ最後にはぐれた鳥がぴよ
山崎が「パーフェクトデイ」を誤訳して蒔いたものを刈り取っている
明日からちゃんとしようと思ってるのに電気敷毛布を切れない
新月らしい雲の裏から「新月や女を撲る夢ばかり」
空は幕を閉じた月も見えない雲の裏側はDVらしい
幕を閉じた空新月は見えない雲の裏側DVらしい
死にたがる心の果てに何がある心の果てに何があるのか
死にたがる心の果てに何がある心の果てに何かあるのか
死にたがる心の果てに何かある心の果てに何があるのか
葡萄の原液の発酵する音だけが聞こえている夜の部屋
俺を食う虫居て春の寝床哉
きみ、携帯一時間進んでる。体温はぼくより一度高い
日ノ出町墓参りこの前行ったあたりの草のてらっとしてた
羽毛布団に定型は毟られる
カブ乗って遅刻遅刻咥えた蕪ピンクの朝焼け空が浅漬け
強調された快楽メロディーを伴って定型で進むコード
僕の暦は一月遅れで
週末のサックスがひたすら言及されるのを待っている
タブレットはタブローの窓となった
the concubines てふガールズバンド
蛸の研
究をしている
夢を見た
紅梅を接写する義務があるのか ホフマンはでんでんみたいなものだった?
目が覚めて何も変わっていないないまぜお好みミックスそば付き
薔薇の名がエドワード・シザーハンド
近所にコメ
ダが出来てるシ
ロノワール
今日また札無くなって硬貨ばかりとなりましたこんにちわコモン
立春も恐ろしく懐寒き
椿祭春は冬の季語なりや
起きて寝て目まぐるしくも入れ換わる夢と携帯だけの世界か
朝一でやることが出勤であるような死体寝ない人たちの
コンビニの季節の外にある季節
万葉の母音でさえ失われているのにまして神のみ名など
可哀想な俳句野郎に玉雪
同音の重複は寧ろ歓ぶ
マックで 若禿げの頭に雪きらり
帰れなくなりそうな雪店の外
マックでコーヒー コンビニの
おでんであ
と二二円
もある 生きたい
暖かくただで居られる場所がない
暖かくしかもただで居られる場所
日本酒はあんまり辛口ってのも考えものだな燗のときは
今日みたいな寒い日ぼくはもう寝る
(霊者の用語で語らずに)

霊者の用語で語らずに
見えるものになぞらえて
棒読みの日々の安心の中
知り合う〇と一と二者
板に付いてしまった棒読みの
安全神話のマスクの内側を
すり抜ける子音たち
天幕布に造られた女の声に
井戸とラクダがおびき寄せられる
報道ステーション
カップ皿いちいち理由がある角度
夜行性なのに飼い主に合わせてくれるだなんてやさしい猫だな
アートとかチラシとか遠い世界であるみんなよくお金があるな
あまりに寒いので部屋を出てコンビニのトイレに坐っている朝
ヘルパーに「おまえが盗んだんだろう」
メモっているのを見たら一mmにも満たない字で手帳にみっしり
顔が溶けた人、口があかないからなにいってるかわからないんだ。
薬を売るために病気を作ったというのは本当なんですね
全く利他的な黒もあるが三つ以上考えられないので
空っぽの部屋に七人の小人
実作者アカのヨタ話は要らぬ
雪解けに忘れる丹田
北土居の民家の中に件の店が やっとわかって坐って飲んだ
評判の悪い長回しに本音のあったりする商業映画
雪の日の封切雪の日の選挙
投票の美に
美への死票
体の入口に石入れて滝の手前で滝の広さを危惧す
朝陽射す自分の家の門の前女は雪を足で蹴りをり
投票率追って車中で固まっている
お前らにとってかっこわるいものが俺にはかっこいいものなんだ
牡蠣開けるナイフ毎年増えてゆく私は今日は酒は呑まない
痛む目を押開いて聞くきみは夢の中ではいつもカチューシャ
書を落ち着かせている夜を風揺する
「しゅっけつをとる」 椿 顔上げる 雪
吹雪の音だけ明るくなって朝
あの雪は政府が降らせたのだ、ネットでは常識だよ。と言う俺
君らがいくら盛り上がっても世界はもう分断されているのだ
ぼくらがいくら盛り上がっても世界はもう分断されているのだ
寒さの裾野が広がった田園最短距離で仕事に向かう
蓮見の評が気になり三月号の群像立ち読みする二月
あの映画は<楽団だけが><アカデミー賞もの >で、あとの部分は<そのパラフレーズに過ぎない>、とか誰か書いてくんないかな
墓川が幸せでありますように
訳言っても訳言っても青い誤訳
squirrels’ quarrel×五 squirrels’ quarrel×七 squirrels’ quarrel×五
新季語「灯油難民」使え俳句よ
死ねよシネフィル
この頃は人を殺してgoodmanでピアノを弾く夢ばかり見る
淫行と幽霊を許容する映画に名前を出すわけないでしょ
映画館色とりどりに貼られた〈倫理〉
ソドムでスタアになってどうする
音楽も現像液に浸されて作品となり死んでゆくのか
ネタバレと言うより妬みをバラしてるだけではないか死ねよシネフィル
タフなスタッフ
あたふたと
防戦しつつ
進みゆく
間に合わなくなる
ことばかり
(突然無防備の田園に)  魔に遭わなくなる
言葉狩り
突然無防備の田園に
大雑把な予言があったとしても
ポエキュロス さまざまな色に合わせた
尖鋭な語が
不作の段丘にあふれる
昼にも夜にも属さないあざけり
林檎から固定された炎
引き続き順調に
強調された快楽
メロディーを伴って
定型で進むコード
の道をイメージする   自衛隊フェンス沿いの空き缶がカラカラ
金魚鉢の中に中心があり、そこから出てくるものたちはみな左右反対である
川沿いの黄色いアパートが失敗している
寒くなくても
寒さが深い
嫌な裾野の
ように東京
頭痛           あまりに金がないので

ネクタイを忘れた気まずさも
行政区分としての部落の広がりも
手数料を奪われてゆくが
光かがやくぼくの顔が恥をかくことはあろう筈がなく
頭痛など あってはならなかった
マンドレイクと引き換えに借りきった悦び で線を引くだけでも
眼を描くだけで 悦びで
絵を描くはしための
塗り残しは
絵を描くはしための
塗り残しは
FF AbBbAbFEb       遊ぶ金が欲しかったと供述し
音楽も映画も超えてとめどないメルキゼデクのような楽団
要害の神攻め寄せて栗毬
トリミング
失はれたる
なにかしら
渋谷から乗る
なにかしら線
トリミングされ失はれたるなにかしら渋谷から乗るなにかしら線
朝起きてまず思うのは大雪に閉じ込められた血縁のこと
なにかしらなにかしらないいいのかしらなにかしら線に乗るゎゥチらゎ
ベーコンはうすうく切られ焼き場行きいきのあぶらを噛み締めるおれ
ベーコンの薄く切られて焼かれたるいきのあぶらを噛み締めてをり
(ちょっとした)     書いたのが
わたしだなどと
体の軸         いうことは
肉に射した旗に     取るにもたらな
放られる矢の      い問題よね
尾翼に纏わり付く
反省
平坦な場所に立てず
木に上ってしまうとは
ちょっとした楽しみは
とりのふくらみだったが
猿になってしまった以上
〝ちょっとした″は終焉した
木に上るというより
山頂と言うべきであろう
かれの今の〝ちょっとした″は
道中などない
翼を付けた三人が
揃ってレインコートを着ようとしている朝には
負傷兵の声は上ずり                鞆の津はすれ違える道がない
わたしたちは大いに喜んだ             どこかに抜ける道がない
いいなあ 早く羽が生えたい             店仕舞いしようとしているテキ屋の大杉栄に道を訊いたらそこ
そこ親切
ミュージアムへの道行きまでアトム書房に司会されているようで。
テキ屋のtextは。矢で。敵のストは。やで。
アトムのボトム
後は頼む、と。
嬉々として敵側を演じるのは電波か
ザ・スートンズ
すい子さん!
すいとんでもきんとんでもなんでも良い
ものを考えようとすると携帯の電磁波に殺られる気がする
知事戦後の気持ちはよく分かるよ蔦木君お兄さんならどうしたかな
シラウメノ・ド・ベルジュラックとなりけり
白梅の朝発酵は終わりけり
終わったと見えて冬の発酵止まず
終わったと見せて冬の発酵止まず
願わくば花の下にてわれ飲まむあの如月の 望月の頃
「爻」という字が予測変換に出て来るそれだけでもぞくぞくする
餓死まであと何日か数えながら二〇一四 二月も終わり
「主体が言語に関わるとき、メタ言語は存在しない」、というラ
(とってかわるものではありませんけれども)     カンの言葉は、「唇の清くない者」の口に当てられた「大文字の
他者」の燃える炭火のようだ。
とってかわるものではありませんけれども
そしきしてみましょう
くにたちえきにたっていたとき
うちこえきでみおくったとき
あかとしろをまちがえたこと
おまえらもあいさつせんかととおりすぎ
すとれんじふるうつ
かたがきのとれたふしゅうのたつにく
こうふされたきみょうなおしえのとりどりのはこびさる
バラムえきから二万四千人が
やわたはまこうへ
せめるべきことをいくつか
たべさせた
わたくしどもの
かわいさときよさ
ぼうりょくこういによってたのものをたおす
あまりにつごうわるいのでねむってしまった
あやういがけにおいやられたっている
ディエルメーネウオー 十分に解き明かす*
対象の
鏡を見て大文字の意志に合わせる
Zep1:8 異国の装い
かつて畑からすっぽ抜けたカプセルのトリップは
宇宙の畑が耕されなくなったこの冬の終わりの時期に
明らかなウィルスとなった
高所恐怖症なので四階まで下りて、そこから椅子のまま飛び下りた、と
何かの会頭が 白髪の
鮫の口先で 樽の中の澱の上で
固まっていると ぺしぺしと
ペシャぺさ
染みた赤
逃げて山のお猿になった
翻訳 発行 活動
おきてを守らないときの愛
顔を受け取らない裁判
誰でも招く時間の使い方が賢い
自分のためには力を使わなかった
働きつづける
*ディエルメーネウオーは、ヘルメーネウオ ー(神の使者、使節と見なされるヘルメスから)の強意形、ふつう言語の翻訳に関して用いられるが、十分に解き明かすという意味も含まれる
奠前獻樂 (你是我的花朵)
先送りする欲望と資本主義
アンダーグラウンド自