1965-1966
すみれ
う す い い ろ の
と、こ い む ら さ
き の と、き ょ う
だ い み た い な
す み れ だ ね。
4月9日

いけ
山 に の ぼ っ て
い っ た ら、い け
を み つ け た 。
れ ん げ も、す み
れ も、つ つ じ も、
さ い て る。
い け の ふ ち に
お り た ら お た
ま じ ゃ く し が、
い っ ぱ い、い っ
ぱ い、お よ い で
た 。 こ こ は
もう、 み ん な
春 に な っ ち ゃっ
た ね。
4月9日

(あめ ん ぼう)
あ め ん ぼ う は
な み が き たって
へ い き で う か
ん で る。
あ め ん ぼ う は
く も の な か ま
か な。
4月9日

れんげ
ぼ く と っ て も い い
こ と わ か っ た ん だ
れ ん げ の 花 は
小 さ い ま め の 花 が
あ つ ま っ て さ い
て る ん だ よ 。

四月十一日はれ
パ パ と ま ま と 三 人 で
山 の い け に い き ま し た。
お た ま じ ゃ く し を と り
ま し た 。 三 人 で い け の
ふ ち に ね こ ろ ん で、と っ
た お た ま じ ゃ く し を、
な が め ま し た 。 さ く ら
が さ い て い ま し た 。
つ く し と わ ら び を み つ
け ま し た。

えんそく
え ん そ く に い っ て、み つ
け た よ。
も も の 花、ま め の 花、な の
花、み ん な き れ い だ っ た よ。
く さ で ふ え を つ く っ た
ん だ よ
く ち ぶ え み た い に な る
ん だ よ
四月二十二日

きんぎょ
おたまじゃくしと
あそんていたきん
きょが、ゆうべはじっ
としていました。
けさみるとしんで
いました。おたまじゃ
くしがあつまって
きんぎょのおばちゃん
おきろおきろって、
つついていました。

あり
ぼくが にわをみていると、
ありがいる。
その中に
ーぴきだけ
あたまが大きくて、
からだが小さいありがいる。

大きくなったら
ぽくが 大きくなったら
とべ中ぐらいのまきばを
つくって うまを百とう
と、|うしを百とう|、ひつ
じを百とうかう。まいあ
さ うまにのってまきば
をはしる。それでもピア
ノはじょうずになって、
おんがく会にでられるよ
うになりたい。しごとが
すんだら ゆっくりひい
てみんなにきかせます。

一月五日(火)はれ
きょう、みるくをの
んでいたら、けい
すけくんが、こう
りをもってきて、ひ
のなかにすてて
いました。ぼくが
いって、こうりを
とりにいくま
えに、けいすけ
くん をさそってい
き ました。ちょっと
こうりをとってかえ
りました。しばら
く あそんでいた
ら、こうりがとけて、
みずになってしまって
いました。

ピアニスト
てれびの中のおじいさんが、ながいながいゆび
でピアノをひいている。大きな手。大きなはな。
せなかもまるまっている。じょうずにおとを
だして大きいおと小さいおとをよく
ならしている。きれいなおと。きれいなす
たっかっと。もじゃもじゃのかみ ぼくは あんな
おじいさんに
な り たい。
フリードリッヒ, ビューラー 12.12

ぼくのヒヤシンス
九月にうえた、
ヒアシンスのきゅうこんから花がさいた。
ぼくの ヒアシンスは
ももいろだ。
ももいろの かたまりみたい。
水を とりかえるとき、
ねを ぼきぽきおっちゃったから、
二本しかない。
それでも、きれいに さいた。
ぼくの へやの中は、
ヒアシンスのにおいでいっぱいだ。
ラッパすいせん
二年まえにうえた、ラッパすいせんが、きょう、さいた。
もう、はるなのにさいた。花の中かららっぱのような
だいだいいろの花がつきでていた。
三月二十三日 水よう日

サフラン
がっこうからかえってみ
ると うえきばちの サフ
ランがさいていました。ぼ
くは大いそぎで水をかけて
やりました。サフランは、
「ありがとう。」といってい
るようでした。ぼくは、サ
フランがあんまりきれいな
ので中をそっとのぞいてみ
ました。その中にへびのし
たみたいなものがにゅっと
つきでていました。ばくは、
おもわず「ぱちっ。」と目を
つぶりました。でもすぐに、
「ぱちっ。」と目をあけました。
そしてへびのしたみたい
なものを一本ぬきました。

いぬ
がっこうのかえりに
いぬを みた。
うさぎのような
いぬだ。
とちゅうで
くんくんと
じめんにはなを
つけた 。
ぼくは
お て
かしくなっ
とんでかえった。

しゃぼんだま
ばくは、しゃぽんだまをつくってけいすけくんととばしま
した。けいすけくんはがっこうで つくった しゃぼんだま
を ふこうとしましたが グリセリンをいっぱいいれすぎた
のでどろどろになっていました。ぼくも、まえかがくについ
ていた グリセリンを いれすぎて どろどろになったのを、
思いだしました。どろどろのせっけん水をすてるとき、中の
グリセリンのかたまりが、とろっとおちてそのあとにのこり
のせっけん水がながれでました。そうかんがえおもったとき、
けいすけくんは、せっけん水を つくってしまっていました。
それで、ぼくが 「しゃぽんだまでなにをしよう。」というと
けいすけくんが「ふくらましやいこをしよう。」といって ば
くが「どこで。」というと、けいすけくんが「外。」といいまし
た。そしてまた「外でせんと思い出がない。」といいました。
ぼくはほんとうはわらいたかったのですが、がまんしました。
それからぼくは ふくらましやいこをしました。ぼくは、が
っこうで もらった いちばんよくふくらむ ストローをえ
らんで ふきました。けいすけくんは、かがくのふろくのさ
きに らっぱをつけたのでふきました。一かいめはぼくのか
ちで 三かい四かいといってとうとうどうてんになりました。
つぎにしゃぼんだまの中に しゃぼんだまを入れるあそびを
しました。けいすけくんが 大きい しゃぼんだまをつくる
と ぼくがその中に 小さいしゃぽんだまをつくりました。
すると、大きいしゃぼんだまの中に小さいしゃほんだまがふ
わりふわりうかんで たいあたりして 外にでようとして、
とうとう大きいしゃぼんだまの外がわにでました。ぼくとけ
いすけくんは、おもしろいのでもう二へんして さいごに
しゃぽんだまをわるあそびをしました。はじめにぽくがしゃ
ほんだまをわってけいすけくんがしゃぱんだまをふきました。
けいすけくんは十二わってぼくは二十わりました。でも二か
いめけいすけくんが二十三わってばくが十九なのでどうてん
になりました。そしてまたふくらましやいこをしていえにか
えりました。


りょうへいかのおむかえ
きょうは、てんのうへいかとこうどうへいかが、ぼくたち
の 町に いらっしゃるので、おむかえを する日です。中
学校まで いくので すごく つかれました。やっと つい
たのですが、なかなか、おみえになりません。
手と足が だるくなってきました。そして、つかれてきま
した。とうとう
「フー」
といって、すわりこんでしまいました。高いところを ヘ
リコプターが ぜん速力で とんでいます。だんだん 小さ
くなって みえなくなりました。やっとりようへいかが お
みえになりました。はじめに、白ばいが ゆっくりと とお
っていきました。そのあと、だいぶとおくから、 りょうへ
いかが のって おいでる おくるまが ゆっくり きまし
た。まっ黒く、大がたの じょうようしゃです。
こうごうへいかさまは、ちゃいろいけがわの ふくを き
て おいでになりました。あとから あとから 黒い さっ
そうの じどうしゃが、ゆっくり ゆっくりとおっていきま
した。ぼくたちは、はたをふりまわして、
「ばんざあい。」
と大ごえで いいました。いったん学校にかえっておべんとうをたべてから、
また おかえりを おみおくりにいきました。

けむし
ひろふみちゃんが やすんだので りょうこ ちゃんと
たからものを もって おみまいに いきました。とちゅう
で けむしをみつけ ました ぼくは けむしを つかんで
はっぱに のせて おみまいにもっていくことにしました。
ひろふみちゃんの おかあさんが きもちが わるいといっ
たので けむしはあげずににほんのうえんのちゅうしゃをし
てやろう と いってはりがねで さしました。けむしは
まるくなり ました。きのはにのせて川に ながしてあ
そび ました。ゆうがた パパにはなすと けむしは さ
すのもいるから
あんまりいじったら
いけないよといいました。

虫とり
きょうは、日ようびです。けいすけくんと、あみを もっ
て 虫とりに いきました。しじみちょうを 二ひきと
じゃのめちょうを一ぴき つかまえました。
ちょうを ぼけっとに
しまって 大きなどんぐりをひろいました。どんぐりをひろ
っていると、けいすけくんの おじいさんがきて とってや
ろう といって たくさんとってくれました。
そしてけいすけくんのおじいさんは こんど じぶんの ど
んぐりのきを きるから ーしょうぐ らい あげるからな
といって かえって いきました。そして 山へのぼって
いくと へんな ふだが かきのきに ぶるさがって い
ました。ぽくは、 こわくなって はしって かえりま
した。かえってきて
ぽけっとを さぐってみたら
ちょうは、いませんでした。

かわいいすずめのちゅんすけ
ばくは、がっこうで、すずめを、手づかみで、とった。ぼく
は、心の中ですごく うれしく思った。
ぼくは、いばった。すずめをみせびらせながら、
大いばりであるいた。すずめは、まだこどもだから
うまくとべない。りょうとちゃんが、すずめを入れるかごを
くれた。りょうこちゃんは、すずめがみたいのでついてきた。
うちにつくと おかあさんが、たべものをつくってくれた。
すずめは、小さなくちをあけて、たべた。すごいくいしんば
うで、
すごくたべる。たべると、「ちゅんちゅん。」と、ないた。
りょうとちゃんは、かえった。けいすけくんと、けいじくん
がきた。けいじくんは早くかえった。けいすけくんもけいじ
くんも、
すずめをもっている。でもけいすけくんのすずめは、
よわっている。ぼくのすずめは、ごはんをたべたら
げんきになって、まだ「ちゅんちゅん。」とないている。
けいすけくんも、かえった。ぼくは、このすずめに、
「ちゅんすけ」と、なまえをつけた。よるになっても、
すずめの「ちゅんすけ」は、「ちゅんちゅん。」とないている。
四月十六日 土
あとがき
たくさんの ものを みたけれど
すこししかかけなかった
とべには ない りんごの木の
しゃしんも とりたかった。
