tori kudo

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◎2016.2

終止形の変遷とは時代が見栄を切る時のためらい傷の深さに拠る乎

つぐみとつぼみはDm-57とDdimくらい違う

ヘンリー八世 フランソワ一世 サンドール レセルカーダ オルティス変奏論

で後期ルネサンスの地図を作れ 「ロック史」

ハルナ富士ミヤケ榛名さん湯川ハルナを思い出していますか

うつわわれ

うつわれ

うつわれわれ

上のステージに行かせないための無意識の音韻化が起こっているとき身体は

何に堪えられないというのか

話したかったことが見つからないまま見つからなかったことを話す

おなじみのつまらない曲が流れるのを阻止する

脳内の飲み屋のようなものがあってそこで流れている

わすれた曲のことを話そう

疚しさは街の夜空の白い雲

おれ、サニーが飛んでる最後のシーンのところで片目づつ泣いたけどな

ジャヌカンの草よ花よで泣けてきた

測量の男は辻に佇み斜線上の春に眉を顰める

鼻腔の奥から頭蓋の内側に拡がってゆく我が死のにおい

 

           

人浚いの唄    浚いはわざとです

 

スコップで花起こし      花起こしは いかんせんです

投げ出された球根 

蜘蛛形の磁界            蜘蛛形は蜘蛛型で 地球の磁場です

春分点歳差の喧嘩独楽     またひとつ傷を増やして喧嘩独楽

紙ナプキン捩ったバレリーナ  紙捩りバレリーナは近所のコメダのレジにあります

苦しくて 苦しくて      苦しくて は女々しくてのメロデイで

横道にフチ子みたいに腰掛け  横道じゃない 黄道のつもりでした

逆さに捲れた和服          和服捲れはフチ子グッズの別府ヴァージョンです

大根おろしと山芋の         大根おろしと山芋は近所の「そば吉」の田舎そばです

酸化

アルカリだけでいい

灰を混ぜなさい          灰を混ぜるはいま切って干した芋を植える季節だからです

畝は高く            畝はもっと高く、はおおかみこどもの菅原文太です

もっと高く

梅の花病院仲間のアカとシロ

בוקר טוב

「ミスりんご青森」来てりんごくばり

星空を取り込んだ布団ひゃっこい

 

土也

ジュリアンソレル覚えてる

あいまいさに埋められているのは詩型を逸脱した死者の尊厳、か。

あー♪わたしは駐車場

生まれてからずっとがっかりさせられ続けているなと思い返す

金柑はこぼれて空き家の裏庭に

空家の裏には必ず金柑

目付き悪くなって帰ってきた

書割りの中

見えない線をなぞるだけ

 

次元というよりやさしさの度合いが高いということ Is55:7ー9

かにかくに擬音はこひし寝起きでも枕の下をヲルガン流る

朝イチは 今でも 「みながわ たつおです」

アドリブやカデンツァとして即興を強いるのではなく、このギエルミみたく最初にやっちまったらどうだろうか。まあ似たことはシェシズでもやるけど、ああいうんじゃなくて、あくまでも演奏者目線で。それは逆に続く曲への理解を前提するから演奏者に他人の曲に対する責任を持たせることにもなる。

多面体にカットするほど光って大きく見える心が石なら

七折にピンクの梅の咲き初めて山羊も顔出す上の方から

直線は折れに折れて山越えたり

池の端桜は不気味に待っている

水面が車の窓に反射してもう咲いたように見える桜

すれ違う外人が春だねと手を広げてみせる多摩の山道

おちこちに交通量調査佇めり申し込んどけあ良かったに

集落はあれど電波は来ておらずそんなことは分かってますよだ

安山岩の切通はコンクリで固める必要が無かった

雪残す道に赤系の地衣類

日の当たる山見え当たらぬ山見え

何事も無かつたやうにふもと かな

レールモントフとLGBT

Hateful eight てただのだじゃれじゃないですか

儂大阪と思われて末丗やな

今からデルヘンだよ

ゆとれひと

ドキドキ

ヘンデルは暗いロンドンの芝に合う

のっけから背骨が水撒きホースになったみたい

ラルゴだよわたしのアマルゴ

ハムステッドで夏に聴いた

知り合いのリヤガーデンのシェッドを作っていたとき

も流していた

バスーンがロリンズぽい愉悦

ぽこぽこした愉悦

そうかこの人はしあわせだったんだ

いいなあ

朝どこかで化粧前の女が猫と聴いているヘンデル

合唱隊は音程が下がり調子な人が多く、全員二番手のトッポいラッパーみたいなヘロヘロ声

きんちょうなくもりあがるというのはいいことだ

たしかに多国籍

舌足らずな声がする

きっと髪はフラッパーで

いいとこどり協奏曲だって?確かに三番の出だしは二番と同じ

イイトコ鳥

イイトコ鳥どこ?と言い

またラルゴきた

ラルゴのたびに泣かすなんてほんと天才だ

ベースユニゾンなんて要らないと思ってたけどそうじゃないんだ

八分音符に細分化してユニゾンにすればいいんだ

ト調終わり

エステル

昨日アタリヤとかいってなかったっけ?

まあアタリヤなんて悪役だから

ギンバイカでいいんだけど

オルガンで聴くエスデル、か

いまモルデカイ来たりしたの?

ちょっと音がクモルデカイ

青い煉瓦が見える

あ、虐殺の報

アハシュエロス王が扇子を投げたのでエスデルちゃんが宴会でお酌してる

ハマンが唾を飲み込む音

知ってる?ハマンはサムエルが殺したアマレクの王アガグの子孫。

大団円まで至らず宴会で終わっちゃった

短すぎるよ

ヘンデルはユダヤ人のことどう思ってたのかな

ハヌッカとか知ってたかな

聴衆のレベルに合わせること

逆ピグミーのルート音設定は考えが似ている

つまりある種利他的な動機

音楽のスタイルを自分で決めるのではなく聴衆に合わせること

ルート音を自分の体調に合わせるのではなく部屋の環境に合わせること

踏切に風は突っ立ち棒は揺れ

み使いのグーグルアースでひとしきり

久保田君とあと誰かと知らない家に入って布団を出して寝ている。ヤバイから先に出ようとすると、ちょうど来客と警官と入れ違いになり普通を装う。隙間のような狭い坂を降りてバスを待っていると地震が起きて家がぺしゃんこになり、それどころではなくなったことでヤバくなくなる。

うどんが腐るように字に腐臭あり

自分が主人公ではなく、潰された戦場の死体のひとつだと思ってごらん。

死体でも風邪引くのかはいああ寒い

金なくて寒くてしかも死体 哉

ヘンデルは宅配のピザに似ている。

言語のように郵便的に届けられるが、紙よりクランチーでチーズィーである。

廃墟の瓦礫を流れるヘンデルかバッハどちらがいいと思うか

まっとうな文脈に置かれた「アンセム」

焼き鳥を串から外すのが邪道とか言ってる輩は「劇団食い」の事情を知らないんだな

シティバンクつぶれてカード使えなくなったのでもう新幹線も飛行機も高速も乗れなくなった。グッドマンとかハーネスとかビッチーズブリューとか誘われてるけど現金ないから逆立ちしても行けないんだ。次は下通って難波屋に行くけどそれは宝塚の実家の世話で行くからオマケみたいなものだ。投げ銭だし。

九ちゃんて室町!?

ミキシング室が寒くて足台に乗って首の後ろにエアコン当ててるけど全然暖まらない。大風邪ひきそう

寒いけど暖房切った

川崎長太郎はこの状態で着込んで書いたのだ

7時台の着崩れした音楽地震くるぞ

踊っているのではない。地震で死体が揺れているのだ。

唄っているのではない。空の胴体を風が吹き抜けているだけだ。

歩いているのではない。自転する床を逆走しているだけだ。

寝ているのではない。円の接線になっているだけだ。

死んでいるのではない。まだ生きたこともないのだ。

 

The sky is brilliant today, isn’t it?

Such a fine day comes

only once or twice

throughout the year

even we are sadder

 

ハープ協奏曲

みbそらそふぁれそふぁみbそふぁみbれ

たしかにロックじゃないポップスだ

○○協奏曲といってもマイク立てるわけではない。ソロのとき外が沈黙するのだ。

シバの女王が登場しました

孔雀が見えます

ユニフォームセンスいいねと言っています

お話を聞いています

どうやってガチョウは空を飛ぶ気になったか

あら終わっちゃった

朝がふくぶくしく、か

ガめラざウるス系

なぜ文体だけで黒人だと声が聴こえるのか

なぜ彼の汗や願望や焦りまで海を越えて匂いのように伝わってくるのか

言葉とは言葉にならないものを伝えるツールで、文体はその工具箱なのではないか。

ディスチャージ世代

興味をなくしたはとのように去ってゆく

ガム噛む顎のドライバーとすれ違う

家の近くから海が見えます

我田ブルース誰かアップしないかな 持ってないんだ昔の音源

本格的に耳が聞こえなくなってきた

もう時間がない

角スコの音は聴こえる

ヘンデルみたいなジュヌスを持ちたい

耳が鳴る

あっという間に棒の雲がバラける

ハロゲートの女にオーストラリアの話題振ってどうしようってんだ

重力波のトレンド、地域によって濃淡。インドはさすがに入っている。

(なんか季語)+借金だけはしたくない  #俳句

おぐらあん+今村昌平「にあんちゃん」

9時台は「こんなところに日本人」

Eテレは11時台にサイコパス

日が伸びた分だけ罪の長さ かな

日の伸びた分だけ我の罪長き

まだ帰りたくなくて街を流している高校生じゃあるまいし

音楽はジャンルではなくて横断するsorryのアフォーダンスだと言うとラジオ番組みたいだがそれをひとつのバンドでやると僕になる

決意など述べてどうなる耳が鳴る

しんやびんヰヤホンでききゐしゆゑか母 耳とほくなりにけるかも

「私」を「私(ひそか)に」と読ませて芥川

預金額はゼロなのに月々2千円の口座手数料を引かれることになった。払いたくなる額ではないから解約することになるが、移動費の翌月決済が出来なくなる。金利引き下げで活動を断念するバンドマンが居ることを日銀は覚えていてほしい。調子のいい奴以外はこうして没落することになる。

ETCカード使えないので今から下を通って兵庫に向かうが米を分けてもらいたくて香川の知り合いの精米所に寄って行く。シリコンカーバイドの爆発釉の鉢と引き換えである。焼き物が完全に通貨となっている。もう蜜柑送ったから倉敷は寄らない。

死ぬ前にもう一つトレンドみておこう

エゴサーチアンドデストロイ

梅には永遠がないのがいい

ソメイヨシノの永遠は嘘だと知ってる

サラ地に敷く真砂土のような片のつけ方

ひっそり籍入れリア充の笑み斜め上山の向こう側見ながら

ギターはギター以外の音を聴くために弾かれなければならない

ギターは現体制下ではもはや楽器ではなく言語であるからだ。

言語は言語のために役立ててはならない。

ただフラメンコのギターにはI’m sorryがない。

価値の横断を阻むものが辺境である。

言語は纏われる。

纏う身体は消されることによって仕事を果たす。

その謙遜は血に至るまでの抵抗の蓄積のみによって光輪となる。

雨に濡れチョッキの男サービスエリアのトイレに入りて出でたり

フラメンコの手拍子が雨と交ざる

事故の路上には菓子がちらばつてゐし

聞いてなかった雨のはげしい

許されて大木のあり田のはざま

じこのろじやうにくゎしのちらばつてゐし

難波屋みんな酒も飲まず真面目だったよ

1500円もらったので所持金が1504円になったよ

空殺のもうそう寒ぶ垢熱湯よ

小山さんの映像はケントリッジや石田尚志のアニメ史に対してローカルな飲料会社の自販機のように大阪の道端に垂直に立っていた

似た感触のものは最近ではパレドキョートの中山晃子と内橋和久だったよってに尚更大阪感

大阪は進化しようという気はさらさらない。バー深化に再び行き着くことだけしか考えてない。

深化しか考えてないサイケが一定数居るなら、横断のアフォーダンスとも近い動きでやっていける。マヘルは東京にはもう呼ばれないだろうからいいかもしれない。一定の割合で存在する層は大都市でしか見える形にならない。その層の割合が奇跡的に歪な地方都市が文化的と呼ばれるのだろう。

季語から句を発想するやつらは王道ロック野郎と同じだ。俺が季語なんだ。わかったか。チャンチャン

エピソードⅦ 王道ロック野郎の逆襲

高校の時、「おたく、辞書引きながら詩作ってるでしょ」と言われて落ち込んだことがある。

いや、でもおれは言葉を造ったよ、例えば「空殺」

王道ロック野郎とフォーク野郎の逆襲とその空殺   #クープラン

麻里

咲く前の桜

一足お先に、ですか

春の海集めてまはる金はあるのか

それにつけても悪口を言うやつは金のリンゴを知っていても銀の額縁を知らない。

咲く前の桜で山がモファット訳

咲く前にぼふぁっとするからIPA

情報を繋げることを知性と言うなら、消化のみの反知性さえ食傷気味にさせようとしているように見える。

礼子は「キムタクはやってない」と断言したがこちらは5万の赤字の補填をどうするかでそれどころではない。

イチゴ直売所の「いちご」という字のみ赤き

少なくとも後期ルネサンスは建築様式の変化によるチェンバー/タブローがキーワードで、近代の所謂美術や音楽と呼ばれるものはフランドルで生まれた、と考えていたのですが、渦中に入ると反って分からなくなります。翻って現在地確認も同じことでしょうけれど。

 

仕事に行くと嘘ついて出たがガソリン代なくて動けないから昼まで近所に潜んでる。

 

花の根元にあやめは網目、杜若は白い筋、菖蒲は黄色がある

骨になった猪の蹄なかなか崩れないまま

困窮するconcubine

土橋駅越えゆきしかば「カラオケ喫茶やすらぎ」 の前を通れり

ボルドー?ならグラーヴで

明け方は凍結するか冬決するか

集まりを押し上げる力のためには

本当は人の代わりに

土地を考え続けなければならなかったのだ

 

ばらばらと削ぎおとされる鎧に場所は痩せ

押し上げる力のためには

本当は 人の代わりに

土地を考え続けなければならなかったのだ

 

この前中原君に話したらコスモスまだ見てないんだ、て言ってたが、あれを遺作にして死んだと知ってショックだろうな あの汚さがルネサンスなんだ

 

自分をアーカイブできない

死んだのにフォローしたままされたまま家族も知らぬ場所で生きてる

ナイーブ被曝

内部美白

等々

バッテリー減る速度より早いのか遅いのか分からない生と死

問題は言葉以外のところにあるのだから言葉に反応しても無駄です

暗いキッチンでパンとワインだけの夕食鉄道員みたいね

 

感性の化け物に騙されるな

泣いたって無駄だ

単純化の様式には罠がある

魂と心を混同したまま

農耕に裏切られて死ね

最後の潤いが消え

干魃は三年続く

情愛豊かな女が子を煮る時が来る

貧乏は貧乏は

冷たく薄汚いものを下から立ち上らせる

善玉菌は絶える

人は立ったまま腐り崩れ落ちる

 

せいぜい堅手を焼け

雨漏でもいい

棘に苔が生え

石耳の汚い湿地に倒れ込め

そこにはすでに鳥葬の骸骨が居る

なんて平たい肋骨

ゴミを捨てたい

そうでもしないと釣り合いが取れない

何の焼燔なのか

そして脳天にヒールの踵が落ちてきて

それで死ぬのだ

石耳の汚い空地で

 

 

 

ヤクザが四人喫茶店に溜まっている

頻繁に店員にクレームをつけながら

頻繁に電話をかけながら

3時過ぎなのにおはようございますと言う

一人は禁煙している

吸わせようとしても許してくださいよと低い声で抗う

取調室の様子を話している

爪楊枝を四人分注文した

ああ暇だと一人が言う

 

 

東京は全体が東京ドームのように見え

その中で抒情やヤサグレがあるだけで

脳をやられているのに気づかないまま一緒に浮き沈みして

 

東京湾を挟む腿は痩せ衰えていき

缶詰に穴を開けて灯すローソクといった避難グッズに歓び

白内障の瞳で海鳴りと勘違いした耳鳴りを生々しいと褒め称す

 

設計図は自分に属さない自分のある部分の可視化としてある

設計図は目的ではなく、停止である

設計図は破棄されるべき夢である

設計図に基づいた欲望が完成した瞬間から時間がまた動き出す

設計図は未来のアーカイブ化に向かうように見えるが実は過去の裏返しである

燃えるゴミボックス前で肉丼を立ったまま食べ男は去りぬ

ガタリ弾き

どうしてるかな

あなざみみくり

 

吐く息が白くなくなったら起きる

 

馬鈴薯植える

ネットで買い物だけはしなかった、と墓石には彫っておいてくれ 

自転車屋さんはパンク修理をなるべくただでしてくれようとする 

公園は恩賜としてありやなしや初ムスカリの声ぞ生えゆく

七折は山の上まで梅の花

七折梅祭り梅酒を買う金もなく入園料もなくイタドリの塩漬け200円を求めて帰る寒い今年は梅酒を大量に作ろうと決意する

シェフェールの倫理の横断が結局どのジャンルにおいても一番強い箴言的な光を持つ。写真然り。文芸然り。思ったことを勇気を出してはっきり言っていいんだよ、内容はともあれそれは邪悪だ、と。言論の自由など遥か下の世界だ。自由のために言葉を出すのではない。言葉の中に自由も含まれているのだ。

寒い下のする世界だそれは #さ行でわかるリア充度

これはわたしが宅録したブサイクなテザイクのサイケです、みたいな

テザイク(手細工)手先の器用な人で、それを本職とする職人ではない人の細工。「これは身が手細工に致いた」これは私が手ずから作った。(日葡辞書)

6階のベランダの戸が開いていて外を見たまま動かぬ人影

 

流行りというけれどあまり流行ってないことが実は今じゃないかな

ていうか流行りはいまを欠いている

流行りは今を断念したところで成立している

求められているいまを殺して場所取りをしているのが流行りと呼ばれるものだ

添い寝する時代など無くなっているのに。

ドゥルーズ風に言えば営業機械だ

ていうかいまはすべてが流行りだ、とも言える。ジジェク風に言えば。

 

いまものすごいロマぽいC#来た #バロック温泉の楽しみ

貴族オペラ アルタクセルス王を歌うセネジーノはクイーンの節回し

トンネル行く男を抜き去りたれば背後で突如奇声発せり

いつもいく深夜喫茶はいつもマル4かモンクが流れている

マルに比べれば渋谷さんなどはアクセルに布団敷いて踏んでるみたいだ。脳に脱脂綿詰めても血や涙くらいは滲むだろうけど、頭蓋には直には響かない。悠治さんはそこらへんは分かってるだろうけど、血も涙もない。魂には肉だけではなく頭蓋も血も含まれるのだ。霊はみな持っている。それは分かっている

モンクは頭蓋に響かせようとするが、アクセルの位置をたまに間違えている。クラッチとブレーキは既成のポピュラーを選ぶことにつながる。ハイオクではないにしろ、

そこで曇る。マニュアル車の時代の話だが。

エレピは誰が弾いても頭蓋ぽくなるから、オートマ車のずるさがある。坂道発進をごまかして生きているやつらが多すぎる。ハープシコードは頭蓋を引っ掻く。エマニエルバッハのチェンバロとピアノのための二重協奏曲はとても興味深い。昔から二つのタイプは居たのだ。あとはドアーズのチェンバロ。

抗いようのないものを変えようとしても無駄だ。芸術における大衆性の問題はただ個人の愛の資質による。分析しても無駄だ。それにしてもロックは本質的にポップであり、或いは批評性としてのポップを含む。例えば彦坂さんは自足し、ロック史を自覚していない。

ロック史を自覚していないと時事に踏み込む。政変や金融を網羅しようとするのは世代的にポピュラーとロックの区別がないからだ。ロック史はポップを相手にすることにより、世界と断絶出来る。それがいまの愛の定義だ。

物事を動かしているように見えるのは彼や彼女、元カレや元カノの低次元のプライドだけだ。それらは本質と何の関係もない。その分析と対策をアートだと言っている間は業界には何の進展もないだろう。ましてやそれを断罪してみせる鴨長明の立ち位置など、ゴミのような所業である。

最前線はいつも中世である。原発の廃墟の設定のSFがいつもそうであるように、それは黙示的である。

そこに「異例の大声」が響き渡る。それが真のハードロックアルバムではない、という保証はない。そう思って作る。

ヘビメタがあんなにも幅を効かせていたのは、あれは、それだけそこに真の「異例の大声」の余地があったからだ。だからサタンの不動産屋が先に買い占めたのだ。

下らぬ言葉を削って夜となる

アーカイヴなしのまとめに入ってる

自分以外を数列化して

冬瓜をくり抜いた器のスープがあると聞いてたまらなくなる

明け方にやっと帰って来た猫が家の遠くで水を飲む音

上向いたアルゲリッチのポスター部屋に貼ってたもう焼けた家で

朝バロックが終わってクラシックが始まるけど聴けるのはうちそとが結びついている彼女くらいだ

明け方なにかあったらしくねこのにゃんつーが目を合わせなくなった

近視のジムモリソンみたいに人をじーっと見つめるねこだったのに

ねこでも罪悪感を感じるのだろうか

子供がグレた親みたいな心境である

ものを忘れて守っている外側

カラスの光り物拾って口の中砂利だらけの夕方

頭に巻きしタヲルで湯に行きしかば種子らのおほく付着してをり

黄昏はひかり収めて空はいまフロントガラスに付着を始めり

神殿を清めるためにエリヤが遣わされる、というマラキ書の預言を輪廻と誤解したシュタイナーに騙されたまま、エンデは自分の伽藍を形作ってしまった。

イエスに弟子たちがはっきりと、例えば質問しています。「このバプテスマのヨハネは前世では誰だったのですか」。するとイエスは答えて、「エリヤだったのだ」と言う。つまり転生は全く論じられなかったわけですが、全く自明のことだったのです。 ミヒャエル・エンデ『闇の考古学』

転生は自明だったのではない。死後は無になることが自明だったので、転生はラザロのような寓話として語られたのだ。

仏教にも転生はあります。ユダヤ教神秘主義のカバラにもあって、そこではギルグルと呼ばれています。転生はいたるところに存在している。あらゆる時代において周知の事実だったのです。 ミヒャエル・エンデ『闇の考古学』

てやあしのゆびさきがいたくなるほどの寒さ てふ予報の表現 #短歌

ハロー注意報ターミネーターの星

Cadillac, fur coat, champagne 哉

堀江モータースてふ映畫走らせ

 

曇った青空に観光ガイドの声で皿ヶ嶺のひらたい稜線 #俳句

旗の黄色くて弁当 円引き

コンビニの壁ごと速成の造作

農機具に塗られた鮮やかな塗料

銀に銅を混ぜた濁りの右折 #俳句

錆びていない部分はみどりのトタン

あーアタマ痛い春が蠢いて

曇った青空に頭蓋がぎしぎし

ギザギザの山に唇舐める余裕なく

黄色がイエローすぎる標識

ヒースローの作業服のようにスレた国のイエローが山の中にある

場にスレた黄が小春の反対

のギザギザの山

トンネルで一時中断する国々の春

終点は曇った青空の頭痛山

小刻みに咳しながら駆け抜ける肺色の人生

黄は矢印を伴い

三人の老婆は路肩をゆく

黄は停止を伴い

オレンジの初夏まで待つ

 

久万で木下さんの鉛筆

彼は肩を描けない太陽人間段階のまま細部に行ったのだ

州之内さんは顔の宇宙と形容したが、切り取られたら美大の石膏デッサンの暗さと同質だろう

数えられないから惚けるだろう

眼だけ輝かせて哀しい

神内さん神戸の瓶の時以来だからずいぶん久しぶり

脳梗塞夜

定食屋のあの平たい湯呑の形はとにかくテーブルの上でひっくり返さないためと気付く。

あとは脇役が皿物を見下ろさないように。

蒟蒻を千切って鍋に捨てるのは怒りがきっと体に来るから

 

目を瞑って歩く夜道は

色んな人の声色で

開いても閉じても真っ暗で

寝ても覚めても同じこと

目を瞑って歩く夜道は

パトカーなどともすれ違い

上にも下にも寝場所はなく

パジャマも上着も同じこと

目を瞑って歩く夜道を

十歩歩けば目を開けて

歌わせたものに歌われて

車道も歩道も同じこと

 

GF#eEdef#Ef#bbdDDDD

 詩が目を瞑って一人歩きを

米軍の両方主格副詞の「は」ヒトは殺してネコは救出 

金と引き換えに木は枯れ草にも蛎殻のような朝の年輪

(自分の心が他所から流れついて來る)摘んだ手で甕に入れたる苦蓬

脳梗塞夜?No!拘束の嘘こくな

(天の川ねむりの四肢の獅子となり 加藤郁乎「球體感覺」)オヤジと戦い銀河に死せり

untrained layman spouting health recommendations

Do not say Yo! say Ho!  おお、言う勿れ。ステファヌ・マラルメ 

池の土手焼く男らやキャップ帽

長閑さは汚染で消えて春霞

来る度に猪骨の位地は変はりたり

清原は意志が弱いから啄木みたいに歌してれば良いのに

シャブ打って気が大きくなってツイートとかしてればいいのに僕みたいに

歌を打たれて死ねばいいのに

 

自分が撮った自分がリアル銃殺される映画を見た。

整理する時間は与えられず、伝言は聞き流され、いきなり撃って卑怯だった。声を振り絞って犀に伝言を頼もうとしたが声が出なくなってきたしどうせ聞かれないだろうと思いながら死んだ。

死が問題なのではない。どの層で死んだかだ。ヴァラエティー番組を観ながら突然死んだのか、人に囲まれ入滅したのか、悔しくて堪らないまま銃殺されたのか。霊感の層で死ぬ確率は低い。それはそうと雨が降っている。最後の寒気。「それにしても寒いね」と言いながら僕は死ぬ。

夢を映画と言い替える

たまに撃たれておくといいよ。準備になるし、撃たれる人の気持ちも分かるし。

吹き寄せられ浮かぶ入江の鴨の尾の白と黒のみ寒さ免れ

白梅は間近に見れば雑な花色含ませて筆振れば良し

春の雪命はまあまあ明るかり

春の雪空はまあまあ明るかり

春の雪

笠井さんは神を知らない。