tori kudo

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定型2014

定型2014

 

頭内裂け雪崩れて今朝は夕陽かな

日浅くして朝日ならまだここに

頭蓋ならまだここにあり百周年

蒲団から身をのばして見る御来光

「今年は最後の年だと思います。」

「今年は最後の年だと思います。」とメールありぬ2014

初夢は手足の折れた蟹がぴょんぴょん

初夢は破滅湯に爪生ゆメメメ

かにかくに 擬音はこひし はめつ湯の 蛙のしたを 蟹のながるる

親戚がナブッコを歌ったビデオが流れている誰も観てない

黒楽は恋の裏返しの宇宙

四日かぁ カラスの半分は女

四日スか カラスの半分は女

四日です カラスの半分は女

四日過ぐ カラスの半分は女

四日(季語) カラスの半分は女

その美は過渡期としての2013に於てはまだ儚かった

舌を噛んで目を覚ますほねがずれて

小さく なった 顔が 晩年

あなたは自分のツィートが世に投ぜられた爆弾だと思ってるみたいだけど、そうだとしたら不発弾ね

舌を噛んで目を覚ますほ ねが ずれ て

柿浮かぶ冬陽の比重定まりぬ

柿浮かぶ西日の比重定まりぬ

柿浮かぶ西日の比重定め居り

柿浮かぶ西日の比重定め得ず

柿浮かぶ西日の比重を定めよ

柿浮かぶ西日の比重に誤差あり

柿浮かぶ 西日に比重なんてない

柿浮かぶ西日を吸って吐いている

柿浮かぶ重い西日を吸って吐く

柿浮かぶ 西日を吸って吐けぬ

動揺に日はまた落ちる Ma Mere l’Oye

なァ年に一回ぐらい俺とお前と休みが土日かぶるやんか、

書き初めに失敗したらどこかで星がひとつ爆発して消えた

碧梧桐字は上手いのになに考 えとんねん

なさけが 尽きる までは 生きると

嘘ついて 二度食べることになり 太る かな

人格者にさせられてしまう主役

玄関を開けるとすぐに子供が炬燵で勉強している部屋だ

なにも考えないで運転しているからいつかかならず事故する

「児童虐待防止啓発オレンジリボン活動」を描いたバス

お湯が溢れるので減してから入る

心と知が閉じ込められている 愚痴

バッテリー毀れたきみの完璧だけどマネキンのような返信

枯れ蔓の影の写りしカーテンの筆の運びを密かに妬む

荊棘を「おどろ」と読ませてミカ書あり

くーねるまるた読み酒でカップ麺「十六夜吟社」と呟く明るさ

夕焼けは見えない海の形して海指す方に横たはりをり

201 4のため20 13を 早く終わらせ ようとしている

去年の終わらせ方を探して2014をまだ始められない

本当の終わらせ方を探して2014を始められない

終わらない去年に今年が始まらず

ガラケーは終わりの季語かみ使いは天の四方の風を押さえて

終はりには用ゐられたる象徴のアニソンに似てシニフェ嘔吐す

終りに肉薄しつつあるのに乖離してゆく耐えられない軽さ

蛇にまだ足のある頃我が兄は裸で草に仰臥して居り

兄は言う メタを 壇に 向けるな 弟

妹コントロール弟うとうと

定型 やめて 行くぜ アモルファ

詩型 作って 何が 悪い

「美は 私が 決めます」と 利休も映画で言っていたぜ

上の句も 下の句も なくてもいける 中野区

形式など出来てからきめりゃあいい

葉もなくて切れとか言うな切れ字虫

メタをやめた蛇は居なくて

きみの燃えかすは天に落ちて

廃墟にて 線にもあらず ひかりたるかな

発見のせせこましい眼俳句かな

命を削って消してく文字数

問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい(川北天華)という作者の気持ちを述べよ

文系に欠けているのはロマンです

理系に欠けているのは知識の芯

俳人はもうすぐ死にます被爆して根岸の里に侘び住まへども

美は私が決めますと利休が言う

終わらせようとすることだけに馴れて

冬晴れや腹に溜まった不味い飯

モーター自体は滅多に壊れないと言われ工具を眺めている

2014に終わるのではない14が削られていくだけだ

終わりが来ないのではない終わりを自分で引き延ばしているだけだ

今日も終わらせようとして日暮れる

生きてまだ明日の猶予にのみ暮れる

初春は2013年が2014年を食い尽くし往く

さくねんに食ひ尽くされて今年(こぞ)の春

終わりより数えし春の定まらず

終わりの季語は季語の終わりかそれは春の終わりか秋の終わりか

季語終わる時を見立てて庭見かな

定型は終わりの貝殻音の海

いつから耐え忍び始めるのかおれ

精神の形もとめてソナタありどちら様もご苦労様です

尿道に結石ありと聞きしかば成猫用の餌を与へたり

被爆した人がホームで途中下車前途無効を吐いているいま

孤独とは自分の中を狐のように駆け回る良心のこと

さみしさは けつねうどんを食べると治るよ

瓜二つのけものが居りぬ狐狐と鳴く

「寒くて起きられぬ」てふ句はなかつた

完全に写メの代わりだなこれは #吐い句

写メのごと徹底吟前ガン見即

轢かれた赤のティンクトゥーラか

コリコリし てて人によっ て違う・・・ 何のトラウマが あるっていうの

字を打って 送ったらほん とにのって いるすごいなあ インターネット

おばさんが二人立っている 無時間

赤黄男食へばポッケに小銭チャラチャラ法隆寺

おみかぎりガン蟲文庫御無沙汰ね

生徒等のまだ来ておらぬ教室で「美手帳」の字我には小さし

卒制は価格設定忘れがち松山デザイン専門学校

事故で終わらせる終わりまでの猶予期間 先の大戦のように

保険の効かない事故のように終わる

猶予期間断ち切る事故の清しさは開戦のようであってはならぬ

ようやく死ねると思う事故の清しさ

「入力できない文字が含まれています」顔文字をコピペできない

ぼくのガラ携ではきみの顔文字をコピペしようとしてもできない

生活は世界に勝つか以下仮説下位活性化厳つい快活

一瞬の清しさ敗戦処理のストレス

ジャンジャン横丁のモクレンて珈琲屋おいしいらしい行きますか

早く死にたいのにこの渋滞

高知の鍋ラーメンを出していた小さき屋台の消え失せており

石鎚はなほ遠きにありてアンナプルナの如く輝きゐたり

横断歩道で待ちゐしをんな我を見てゐたり睨むがごとくに

保険屋と丁丁発止帰宅後に「胞子文学」届きてゐたり

細胞文学選はありやなしや

今の斜め下に切り込んで引き戻された場所の低く煌めく

今の斜め下に切り込まれ引き戻された場所の低く煌めく

初めて目を開けた時見た灰色空は今の空ではなかった

空と海 名付けた時の発音は何

身体表現性障害てふ病名あり冬蚊帳を吊りたり

すれ違っ たよブリザック 履かせてス ーパーチャージャー の穴開けてた

カタツムリ絶滅しかかっているか

カタツムリ誰がリムったか

カタツムリ絶滅間近語り継ぐ誰がリムったナメクジは居る

歌にしか聞こえないのにラップかな

口の中噛んで玉みたいなのやだ

がっついてるとおもわれるから

総ゆる地層で歌え粘土ら

口中の玉が割れたよ血を吐いた

壊れかけのiPhoneのような暮らし続けているから壊れてしまう

壊れかけのiPhoneのような命

あたゝかき便座に坐る山頭火

あたゝかき便座に坐れ山頭火

あたゝかき便座に坐れ御中虫

ドトールでかつじのみほす戦かな

信号むしす松山のラーメン甘き

ジュンク堂出でてみる月夕白しやさしくすれば女はよろこぶ

ワゴン車のサイドは踏まずワンセグの音声のみが聞こえてゐたる

無法者も普通に道路を走らざるを得ずと思へば可笑しき

今晩はお鍋ですとメールあり米なしでどうするんやしばらく

全地層で土等は歌へ収縮率の違ひのまゝに焼かれて

冬薔薇白に打たれて叫びをり季語は季節か挑戦状か

勝手に季語にされて苦しむ被造物の叫びを主題とします

名前で呼ばれたけりゃ群れるなカラス

吹き寄せが表現される二重季語

私の吹き寄せられて二重季語

猫にだけ暖房電気敷毛布

これ、貰ったやつ。焼き物屋同士って友情が芽生えるんだよね

蜜柑への平仮名の礼を言はれたり甘くてすっごくおいしいょ<#HEART>

冬薔薇季語に打たれて叫びをり

日高屋や日高山脈やヒグマや

私は今日から明日にかけて雨です

よぎしゃのおとがきけるきょりにすんでる

つぶやきがたまにきこえるくらいのガラ携

きみたちは出汁の魚粉で被爆する一応定型で言っておく

とうとう凍死うとうとうと

橇にヒグマのマグがひっそり

外食する伊吹山が屋久島のように海に浮かんでいる夢

倫理リンリン自転車通す

襤褸ランランデモ隊通す

論理ロンリー自転車パンク

ルンバルンルンバルーン破裂

全地層活性化して関揺れる

まだ上手く剥けないその子のゆで玉子が月の裏側みたいだね

代車に坐る時のような ある種

代車は黒でswiftってんだけど

金の重たさに盆地が沈みをる

金の重たさに沈む盆地を死の重たさに変へ詠んでやつてる

死に面せざれば歌詠んでやんない

死に面さずんば歌を詠む能はず

季語の死に面せざれば吟じ難し

夕方に季語季語言うをとこ かな

季語季語言うて語気ぶり嫌ふ

風呂場からいまさ聞こゆる「追い焚きを始めます」てふ声のかなしも

シーバは脂っこいからね高齢猫用サイエンスダイエット

「新しき歌よ生まれよ」「大根擂って」

天の音楽修正せよ多くの水多くの雷の音に

菜箸やおれのつくつたビルがある

菜箸やおれのつくつたうたがある

バシリカの低さに似たるくじらかな

窓なくばチェンバーもなしへちま水

わたしはあなたを季語と定めず

1 冬薔薇(ふゆさうび)季語に打たれて叫びをり

2 命はらはら冬薔薇姫バラバラ命 T.T

3

死ぬ時期

を決められずば

らばらなの

4

であなたはわたしを季語と定めず

5 雪薔薇に季語季語と言ふをとこ かな

6 季語季語言ふて語気振り嫌ひ

7 冬薔薇したる辺野古へんなこね

8 装備したくてさんごのはらに

9 変の子の 産後の腹にも れんく巻き

10 シマいくぜおれはおれはいくぜ

11「おれはいくぜいくぜおれは」ってチョビの

12 コミックのSキモー犬じゃん

13 沖縄の 犬が星見た#自由律

14 きみの燃えかすは天に落ちて

15 ゆきやんで晴れたら散った冬薔薇

16 そろそろさいごの美に殉ぜよ

17 殉ぜよててぜよぜよ言ふな高知かおまへは

18 ぜよぜよ言ふて永遠の0

19 零戦にひこうき雲の二十歳かな

20 銃を持って平和とか言うな

21 突っ込んでボケてもひとり#自由律

22 連句と見せる独吟もあり

23 あたゝかき便座に坐れ山頭火

1 電波節デンデンパンパデンパンパ

2 起きて煌々寝て煌々

3 しくしくワーカホリックラーメンのかほり

4 西に東に雲の通ひ路

5 煌々の中起きられぬ寒広がり

6 信楽焼の狸厠に立てず

7 事物剥ぎ

つかさ居ぬ間に河川巻くかな

8 モンポウ沁みるかはたれの鐘

9 伏流水河原に吹き出で反乱す

10 氾濫したゝる「陛下への思い」

11 「やいやいやい」すっくと立った小便男

12 蚯蚓にかけて腫れた草剪

13 ゑでぃちゃん八咫鏡(やたのかがみ)でヤッホのほとり

14 蟹玉ちゃうの 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

15 契約の箱は絶えたり草は凪ぎ

16 不在の祠に賽銭投げて

17 同盟!?

シリアに驚くアッシリア

18 女真が語る言語の思い出

19 新しき歌のわかれに古き嘘

20 井戸がなくてもここに住め

21 金無くて避難できない人ばかり

22 俺もないけど心配するな

23 渚にて

見ろよ青空白い雲

24 きれいな汚染魚扱うでんでん

25 農道に尿(しと)する入道田中眠

26 ヨークシャー訛りの福島に似る

27 墓なくて最近野毛に行ってない

28 週の半ばで振り出しに戻る

29 朝ネカフェ出て来る顔がホリエモン

30 田園に死すの兄貴役とか?

31 あそう人間ブルドーザーみたいな

32 嫌いなタイプですよねそれは

33 店の暖房機械が爆発した TT

34 二の句を守らぬおまへが悪い

35 二の句が継げないことばかり TT

1 気がつくと一速になってるswift

2 お前も誰かの代車のくせに

3 ハンドルにへんな遊びが付いている

4 お前の遊びが詩だというのか

5 道曇る代車なので勝手が分からぬ

6 車にフェルトセンスはありや

7 池があるちょっととまってやすもう

8 ゴルフボールが沢山浮いてる

9 学校の昼の休憩終わりらし

10 鴨の軌跡がつつと二筋

俳句は目に見える物事に重きを置きすぎているからだめです

電気毛 布なしだと 六時間 で目が覚めるん だなとわかった

<片男波>の<フリマ>では

<冬のせいか><土地のせいか><拾ってきた物>や<破れた本>を<暗い顔つき>で<高く売っている店ばかり>でした

片男波音波(かたをなみおとなみ)の冬フリマかな

片男波音波の愛フリマかな

片男波狂暴な愛フリマかな

片男波凶暴な愛 フリマ ワシ

フリマにて音波を買ふ片男波

片男波音波(おんぱ)共謀フリマかな

片男波やさしさうな店で買ふ

片男波拾った物を売るフリマ

片男波破れた本を売るフリマ

片男波暗い顔して売るフリマ

片男波冬のせいか土地のせいか

片男波相撲取りつゝ夜が明ける

朝日にマグの取っ手のぐんにゃり

朝日にマグの取っ手ぐんにゃり

冬の陽ざ しがありがたい としかとりあえ ず言うことがない

今日は冬の陽射しさえない魚の骨 TT

北風に向かって帰る義歯ガタガタ音 TT

γ線で透けてるだけ。肉はある

ガタガタ音は脳があるから聴こえるのか チェ TT

ねばねばなので義歯アップ音

ネヴァギヴアップといつもいってるのは口先音 TT

口先に息吹き入れてエスキモー

牙アップしたアザラシの肉

ビーフジャーキーすら噛めない歯になった お前は戦争いったら最初に死ぬと父がいい TT

ほーみーふぉーみーさーみー

戦場にホーミーの地層はありや

完成し ない理由は 述べぬ子ら 松山デザイン 専門学校

青黒くなった空 月はそのままに

木か 月かと 首傾げ手擦る TT

なくした 水に おれが ひびわれ

月の 顔して 帰るか 月に

エアコンて止まるとき気が抜けてまたそこから徐々に盛り上がってく

マーキームーンのカラオケ長し

とびまわる 病み猫の尾を 追いかけて 背中のくぼに 針を刺す冬 MS

30万の自殺未遂者追いかけて刺す針もなく睦月過ぎ

死にゆくひとに薔薇を送り死者として冬を歌う MS

花殺しても棘を活かぜず

薔薇から死の棘を抜く MS

薔薇の棘抜き地蔵にリルケ

はらわたの 愉しみ較べ てゐるいま

携帯を口に入れたるをとこかな

下手な絵のやうに背中が痛い

いいね!って、、俳句分かるのDavid なんならきみも作ってみたら

隠すべき地層はフリーズプリーズ

さらけ出すまでにもっていけない

さらけだされている凍ってしかも

外食にはサランラップ持っていく

伊予甘送る頃はいつも金無い

それより大事の美なきが如く救急車通してやってる車ら

林檎の礼を蜜柑で返せり

月見えず おれはまだ生まれてもいない

パーカーがギターを弾き水仙咲く

明日香川から米が届くと聞いて十日ぶりだと喜んでいる

終に灯油を買うか まだ悩んでる

おれは仕事をしなかった血豆吐く

尾崎一雄の短編て「昼の憩い」が永遠に続くみたいだ

分子として揺れるなら個体でも気体でもなく液体がいいな

分子として揺れるのなら氷でも蒸気でもなく水がいいです

殆どの言説はデマだと思う日 ただ日本語だというだけで

日本語とは工作員がネットでわたしが使う言語ですこと

カール・ブラウが傍受したのはすごい

つぶれる店に共通した店主の

日本語をだうしてやるかと二番出汁

はいと出てきたネパール人の腕に kill me love to die と刺青

田母神の東京発音できない

ちょっとくるしすぎるよあきななみだは

旧かな間違い

日本語を何うしてやるかと二番出汁

米と引き換えに器をあげました

放射能に♪汚れ汚れて傷ついて

羽虫の音が空耳のサヨナラ

ボーンテールの少女の両尾

朝霧の汚染に耐えてカレーかな

嫌な朝だわそうね寒いわ

骨溶けてラジオと景色が会ってない

死んだ物語と思っていたでしょう

動かせぬ骨格は言葉の星座

逃れのための筋書を貼る

洪水などなかった風に古層かな

逃げおおせているキツネ語りて

逃げおおせた骨の血が乾いている

黄金律の裏を感光

小さい銀河に始祖鳥の刺繍が

ものごとは打止めのやうにしてをはる

体の暖房全部切って

咳をするのでひとり

咳をしてもひとりになれない

咳をしてもふとり

咳をしないでもふとり

咳で揺れてブレスユー

咳をしてもしなくてもひとりとか言いそう

咳とひとりとどういう関係なのか

咳はふつうひとり

咳してひとりでいいじゃないか

咳をしても自由

自由に咳してください

ひとりをしても咳

せきがえをしてもひとり

咳止めのナガヱ錠で顔が黄色くなって死んだひとりで

咳をしないでもエフェドリン

咳をしても精神的なものと言われた

咳をして蝉の抜け殻を飲んだ

咳をして定型になるへちま水

咳をしてもヒトラー

自由律にしても咳

咳をしても広大な空間を占有しているおれがいる

咳をしても豪華なワンルームにひとり

咳をしても富裕層のおれはウィルスで人口を削減したい

墓のうらに廻るデューク東郷のうらに廻って墓に居るわれ

第二頚椎治した背骨がどさり

寝たきりの恐竜みたいだね

そごうマートに「ラ王」が来るらしい

風邪が治れば行けたのにねえ

点滴の逆さの青空

犬の聲がして暫くして止んだ

白いカレンダーの裏をするりと

朝日に見合った痛さがない

耳が痛いとかあり得ないでしょ普通 こうやって死んでいくのかな

点滴液「ラピアクタ」芥がラピュタで結局タミフル、みたいな

夕ぐれへ最後にはぐれた鳥がぴよ

山崎が「パーフェクトデイ」を誤訳して蒔いたものを刈り取っている

明日からちゃんとしようと思ってるのに電気敷毛布を切れない

スゲー面白い夢見た お前が出てきた 短歌みたいなコードだった emphasizing pleasure emphasizing treasure とか歌ってんの

みんないいなあ死んで

新月らしい雲の裏から「新月や女を撲る夢ばかり」

空は幕を閉じた月も見えない雲の裏側はDVらしい

幕を閉じた空新月は見えない雲の裏側DVらしい

死にたがる心の果てに何がある心の果てに何があるのか

死にたがる心の果てに何がある心の果てに何かあるのか

死にたがる心の果てに何かある心の果てに何があるのか

葡萄の原液の発酵する音だけが聞こえている夜の部屋

俺を食う虫居て春の寝床哉

きみ、携帯一時間進んでる。体温はぼくより一度高い

日ノ出町墓参りこの前行ったあたりの草のてらっとしてた

羽毛布団に定型は毟られる

カブ乗って遅刻遅刻咥えた蕪ピンクの朝焼け空が浅漬け

強調された快楽メロディーを伴って定型で進むコード

僕の暦は一月遅れで

週末のサックスがひたすら言及されるのを待っている

タブレットはタブローの窓となった

the concubines てふガールズバンド

蛸の研?究をしている?夢を見た

紅梅を接写する義務があるのか

ホフマンはでんでんみたいなものだった?

目が覚めて何も変わっていないないまぜお好みミックスそば付き

薔薇の名がエドワード・シザーハンド

近所にコメ?ダが出来てるシ?ロノワール

今日また札無くなって硬貨ばかりとなりましたこんにちわコモン

立春も恐ろしく懐寒き

椿祭春は冬の季語なりや

起きて寝て目まぐるしくも入れ換わる夢と携帯だけの世界か

朝一でやることが出勤であるような死体寝ない人たちの

コンビニの季節の外にある季節

万葉の母音でさえ失われているのにまして神のみ名など

可哀想な俳句野郎に玉雪

同音の重複は寧ろ歓ぶ

マックで 若禿げの頭に雪きらり

帰れなくなりそうな雪店の外

マックでコーヒー コンビニの?おでんであ?と22円?もある 生きたい?

暖かくただで居られる場所がない

暖かくしかもただで居られる場所

日本酒はあんまり辛口ってのも考えものだな燗のときは

今日みたいな寒い日ぼくはもう寝る

カップ皿いちいち理由がある角度

夜行性なのに飼い主に合わせてくれるだなんてやさしい猫だな

アートとかチラシとか遠い世界であるみんなよくお金があるな

あまりに寒いので部屋を出てコンビニのトイレに坐っている朝

全く利他的な黒もあるが三つ以上考えられないので

空っぽの部屋に七人の小人

実作者アカのヨタ話は要らぬ

雪解けに忘れる丹田

北土居の民家の中に件の店が やっとわかって坐って飲んだ

評判の悪い長回しに本音のあったりする商業映画

雪の日の封切雪の日の選挙

投票の美に 美への死票

体の入口に石入れて滝の手前で滝の広さを危惧す

朝陽射す自分の家の門の前女は雪を足で蹴りをり

投票率追って車中で固まっている

牡蠣開けるナイフ毎年増えてゆく私は今日は酒は呑まない

痛む目を押開いて聞くきみは夢の中ではいつもカチューシャ

書を落ち着かせている夜を風揺する

「しゅっけつをとる」 椿 顔上げる 雪

吹雪の音だけ明るくなって朝

あの雪は政府が降らせたのだ、ネットでは常識だよ。と言う俺

君らがいくら盛り上がっても世界はもう分断されているのだ

ぼくらがいくら盛り上がっても世界はもう分断されているのだ

寒さの裾野が広がった田園最短距離で仕事に向かう

蓮見の評が気になり3月号の群像立ち読みする2月

石原は対談した奴とはダチになるタイプ。町田、良かったな

訳言っても訳言っても青い誤訳

squirrels’ quarrel×5 squirrels’ quarrel×7 squirrels’ quarrel×5

新季語「灯油難民」使え俳句よ

死ねよシネフィル

この頃は人を殺してgoodmanでピアノを弾く夢ばかり見る

淫行と幽霊を許容する映画に名前を出すわけないでしょ

映画館色とりどりに貼られた〈倫理〉ソドムでスタアになってどうする

音楽も現像液に浸されて作品となり死んでゆくのか

ネタバレと言うより妬みをバラしてるだけではないか死ねよシネフィル

タフなスタッフ あたふたと 防戦しつつ 進みゆく

間に合わなくなる ことばかり 魔に遭わなくなる 言葉狩り

自衛隊フェンス沿いの空き缶がカラカラ

金魚鉢の中に中心があり、そこから出てくるものたちはみな左右反対である

川沿いの黄色いアパートが失敗している

寒くなくても 寒さが深い 嫌な裾野の ように東京

音楽も映画も超えてとめどないメルキゼデクのような楽団

要害の神攻め寄せて栗毬

葬式!?馬鹿もおやすみおやすみ言へ

トリミングされ失はれたるなにかしら渋谷から乗るなにかしら線

朝起きてまず思うのは大雪に閉じ込められた血縁のこと

なにかしらなにかしらないいいのかしらなにかしら線に乗るゎゥチらゎ

ベーコンはうすうく切られ焼き場行きいきのあぶらを噛み締めるおれ

ベーコンの薄く切られて焼かれたるいきのあぶらを噛み締めてをり

書いたのが わたしだなどと いうことは 取るにもたらな い問題よね

高所恐怖症なので四階まで下りてそこから椅子のまま飛び下りた

嬉々として敵側を演じるのは電波か

すい子さん! すいとんでもきんとんでもなんでも良い

ものを考えようとすると携帯の電磁波に殺られる気がする

知事戦後の気持ちはよく分かるよ蔦木君お兄さんならどうしたかな

シラウメノ・ド・ベルジュラックとなりけり

白梅の朝発酵は終わりけり

終わったと見えて冬の発酵止まず

終わったと見せて冬の発酵止まず

願わくば花の下にてわれ飲まむあの如月の望月の頃

「爻」という字が予測変換に出て来るそれだけでもぞくぞくする

餓死まであと何日か数えながら2014 2月も終わり

 

突然死五首

ギラギラ心筋梗塞安西マリア強風の中ゴミだしに

強風の中ゴミ出しにわたしは必ず突然死する

ギラギラ涙の太陽ギラギラわたしもたぶん突然死する

涙の太陽ギラギラギラギラわたしもたぶん突然死する

涙の太陽の中ゴミ出しにわたしもたぶん突然死する

 

光の裏側が飲食店の厨房みたいだったらいやだな

 

また来ん春三句

また来ん春と人は云う言い廻す

言い倒す言い投げる咲けて敗れる

田母神珈琲萩原汚染水

 

古楽を録音するとき私は誰の欲望を生きているのか

 

3.11 十句

小ラーメン食べてる3.11

飯粒にナメクジ3.11

青空雪崩て昼に3.11

なにもかわれなかった3.11

定位置から見てもだめ3.11

とうとう晴れたままで3.11

何に利用してる3.11を

3.11と9.11

3.11五月蝿い反転地

北の王プーチン3.11

 

避難所三首

たちのぼる呼気はほころびはがれゆく親密おとしながらのびゆくわたしの木

うみにもぐってひろいあげられたさいふくらげを腕に這わせて語気はきだすしまい

ひかりのながさの折られてんじゃういんの顔して映るガラスにひなんじょは失調してゐる

 

ムスカリ二句

ムスカリ

イスクラ

産業

似たる

 

むずがる子に娘借りますムズいスカ

 

<亡びる人たち>の中で

<安心し>ている<滅ぼされ>る<部屋>

で<安心し>ている

その原因は

どこにあるのか

 

ようこそ小さな娘よ

<色><とりどり>の<嘘の谷>へ

 

心臓が揺れて南海トラウマ自身

 

伊方<いかったいかったいかしかたこがない><いやな>

< ゆれ>だった<いや>も

<ふつう>もないが

<いやな><ゆれ>だった<いやな><ゆれ>

 

自分地震で自身が揺れる

自信なくして花粉症

 

デレク・ベイリー対ベクレ・デイリー

 

手をヒラヒラさせて常に踊り常に仲間と爆笑すること

<最後まで>

 

無花果七句

無花果の枝の切られて口白き

無花果の切られた枝の口白き

無花果の切られし枝は口白し

無花果の枝を切られし白き口

枝切られ無花果の口白き 哉

無花果の枝の切り口みな白く

枝を切られた無花果の白い切り口は春を叫んではいない

 

ボーメ係数 十三首一句

帰り道温泉寄るの我慢して「ワル猫特集」コンビニで買う

友達のバンド・・下手泣き系だった。。下手な畸型と言う人は言え

根は犬派なのに猫派の振りをする人が最近多い気がする

共通の感覚という伸びやかな短歌を短歌にするための嘘

カップ麺、毒。蕁麻疹出たヤバい

あれも不味そうだったな前電車で氷結飲んでる奴がいたけど

いつまでも続く訳ないじゃんこんなジャンクフードがジャージ着てさあ

よしこれでやめようでもいま世の中はどうなっているんだろうねえ

いつかきみが現れてすべてのあくをあらわにするような気がするよ

でもいまはまだ犬に吠えつかれながら夜道を歩いているだけだ

家の中から咳が聞こえる夜は死に洩れているぼくもぼくらも

湯に浸かりながら毒素が出ないかな洩れ出した死のボーメ係数

お目当ての人が電話に出ないから湯に洩れ出したあたしのいのち

「追い焚きをします」てふアナウンスありガンガン炊いて早く飽きてね

 

花冷え八首二句

月末はまだ咲いてないかしらねえ

一雨毎に春になるのかしらねえ井の頭なのかしらねええ

花冷えの頃は寒いのに寒くないと思い込んでるから寒い

寒さとは落差の中に、寒さの外に於てしか存在しない

ラカンなら「寒さは存在しない」と言うかもしれないそれが花冷え

フロイトがハイデガーと合体しラカンとハンナを生んだんだろな

haga pukupuku gyo

shawatzs keepee

donaqyna lee

うちふぁなば

ともいいおんざ

けあんせむ

あべぴらふあす

あるたいいとも

東京で面白おかしく飲んでたら一年くらいで死んじゃうだろうな

米軍の避難の動きを見ていれば人口地震は予測できます

 

春一首六句

心筋梗塞バスターミナルラブ

斑猫(ハンミョウ)は死に絶え道は行き曇り

象徴界押韻したら春寒し

万能感に打ちひしがれて朝の

せかせかした遍路が顔を歪めて

バック成功してダンプのドヤ顔

 

バタやんがオッス!闇!とか声かける

おやすみ言えるぎりぎりの闇

 

ツバメ一句二首

ツバメが来た日は

カラスも騒ぐ

これから家を

物色します

 

春分にツバメは来たり池の端

春分に来るツバメたち池の端うちはネコがいるから来てもらえない

 

揚雲雀八句

揚雲雀嫌な夢に声枯れて

揚雲雀嫌な夢に声嗄れて

揚雲雀嫌な夢に声涸らして

揚雲雀嫌な夢に声ゆ涸れて

揚雲雀やな夢見たか声涸れて

揚雲雀動静 3月23日

揚雲雀は声涸らしたりはしない

水面には白鳥型とTカップ型

 

交換価値三首

やりとりの剰余としてのウィルスの交換価値としてあなたと猫

やきとりの剰余としての「中!」の交換価値として蕗とやりとり

やりとりの剰余としてのウィルスの交換価値として春風邪あらめ

 

 

形なき剰余は無形文化財

国宝級ばかり作って貧窮し

 

春なかばももにあんずに あとは無し

嬢よ嬢よと目にいれた風邪

 

春来たりなば冬遠からじマジで

呆れた虫もネタモルフォーゼ

 

永遠に咲かぬ桜を花見かな

 

連句巻き歌仙に赤線最後にはきっとぼくこそがオンリーワン

 

ブーギーバッ

シェーキーラッ

死はここに

メメント大森

メメント大盛り

 

花輪は出て行った。杖に花が咲いた。せん越が芽生えた。 <谷村新司>と<EXSILE>に

 

家族さえ敵に回して食べないことで自分を応援している

自分さえ敵に回して食べないことで家族を応援している

 

面の皮剥がして人類にお早う

 

大三角一首八句

屋根瓦の色彩に苛立たぬように春の町をすり抜けてく

揚雲雀が引き伸ばす私の三角形の頂点

揚雲雀が作る大三角形

揚雲雀の大三角形の下

上層で鳴る揚雲雀のオルガン

揚雲雀に大円錐は末広がる

揚雲雀の大円錐に雨の透下

雨を昇る揚雲雀の大三角

揚雲雀裾野広げる不二の山

 

bot出の和歌者のくせに生息

 

訪れる音ずれ意味を持たせる鳥のおとづれ

 

才と芸

次の女と書いて「姿」

 

曇り色宇宙の裏側表側

花曇り宇宙の裏側表側

 

情けない。鰈の目玉?県庁の所在地として大津と岐阜は!

 

かまどねこの事務員は午後泣き出す

 

ゆるキャラを近江の人とどうしようか

 

おそろしい春!残酷な季節!かな

 

骨の傘空より白くはない桜

 

ホッピーチャンポンで新しい中身

 

初めて中!と注文出来た日

 

開花二首五句

花が咲くと暗くなる桜の幹

咲くと暗くなる桜の花以外

咲くと暗くなる桜の幹と枝

落日の少し戻りて山の端

夜桜は凝っとしているかに見える

 

儲けても借金返したら終わり

みごとなしだれや

撮っとこか

いや

 

撮ってもなあ

永遠に生きる資格はない

<ソフトヤンキーなんとちがうか>

呟くのんは<儂の><勝手>や

 

 

ゼカリヤの馬

三色のスオウ

かな

 

呆気なく散る日に窯を急ぐ かな

呆気なく散る日に窯を焚き急ぐ

呆気なく散る日に窯を焚き急ぎ

 

ぼくはお金を使って生きることにした

スエヒロは恫喝で暮らすことにした

スエヒロはソフトヤンキーになることにした

 

ゆく春一首二十一句

桜散る

散る散る散る散

る散る散る

 

式場は游ぐ冷たい熱帯魚

交通整理してる葬儀屋の前

前のアルトの後ろ向きの子供と

とんがり山のどれもめでたい

日常は見えないゴジラを見おろして

西日本定食べてる労働者

春ゆくや噛まずに食べてる昼御飯

春ゆくや松山平野は甘い飯

恐らくは伊方の春も過ぎ行けり

食べるべきではなかった春は行けり

咲くべきではなかった花に風強き

 

吸い上げる

ストロンチウム

ストローで

 

作業員ボコボコにして日向ぼこ

雲速し椿は長く咲きにけり

軒下は連なり居りぬ陽を分けて

明るさは黒犬の寝そべる辺り

子連れで来たので番茶出す花吹雪

今夜の月のバナナはおいしそうね

さくらチル チルチルチルチル チ ミチル

散るからだ どうせあたしの血はピンク

 

音楽なしで

高速に

乗るとみるみる

引き剥がれてく

 

「豚太郎」を出ると<メタリック・オレンジ>が<横に停まっていた>。<びっこを引いた子が><戻って来た>から<雨>だったが窓を下ろして<おんなじ車やな>、と言うと<眼を大きくして><頷いた>。

 

彦根一首七句

島々は霧に浮かべり

左側

 

対岸は火事となつて居りぬ

たまゆらの甘美音楽のはごろも

偶像に過度の長閑やヒノヒカリ

行く春をヒコニャンとかと惜しみける

夢に病んで旅は春野をかけ廻る

行く春はヒコニャンとかと惜しみけり

「国内産です」という何の意味もない表示見つつ食べて居りぬ

 

乾き一首三句

春のビール夜空の濁った渇き

月朧春に濁らぬものありや

たとえば体の中の拒否に出来ない種類のアドレスの発泡

桜が済むと青や紫が増え

 

葉桜一首五句

貰ったCDのように放って置かれた春は叫ぶ 葉桜

独語する気の触れた男の湯がかゝる

独語する男は携帯を持たされている

独語する俺がしやべつてゐる

遮断機が俺の屋根に当たる

Jpopが俺の屋根に当たる

 

蜻蛉の羽の風力発電の揺れは木星に吸収される

固く一方に寄せられた板は片方では塵紙になって吹かれてゆく

防御シールドは攻撃を流れ星とオーロラにしてかわしてゆく

葉桜の季節に水を汚しては浄化する

肉はゆるキャラの曲線を画く

 

葉桜の空に季節は青く沈んで水を汚しては浄化し

「葉桜の季節に君を想うということ」という本を想い出すこと

 

十字架は棒杭とでも訳すべき全て集めて紙に変えたい

半月が太ってくると「マグダラのマリアが妻」とか出てくるわけよ

〈反日〉は嘗ては最もうつくしい言葉だったダニエ ル的には

片付けた部屋にネトウヨの悪霊

排気音頭蓋を走る夜更けの言葉

偶像は全て元素に解体したい

奴等が拝んでいる物がある朝消えてたら小気味いいだろうな

それが国宝とかになってても消しちゃっていいのかなまあいいや

拝んだ物全てがトイレットペーパーに換わる機械を持ってる

偶像を全てティッシュに代えたい だって普段使うものでしょう

ティッシュはやはり贅沢か南方じゃおしりは指で拭いてたからね

敵の只中を呟きながら行け

反日富士日記さんをフォローした

みずくさの青鷺の骨軽からむ

アオサギの軽き骨水草に立ち

水草に立つアオサギの軽き骨

数えると六色くらいで描けそうな山

みずくさに立つ青鷺の骨軽し

六色くらいで描けそうな山

 

手からポロリと携帯落ちてご就寝

夢の中の銭湯でいつも隣に居る人と夢の中で今日初めて話した

それから反日のイベントでラーメン作っていた

ダラスバイヤーズクラブはカウボーイT-REXだった

楽隊のうさぎは超リアルヤマハ中学生日記だったが浜松餃子は出てこなかった

音楽室の歴代楽聖なつい

鉄屑ひろいの物語は雪とオペルとワーゲンと煙草と生木の薪と

一度飲んだ酒は何だったのか透明な

映画とは畢竟先延ばしにされてゆく確定申告の春の宙吊り

宙吊りにされ先延ばしされ映画

 

水はひたすら下へ下へ川へ湖へ引っ掛かりつつ下へ

 

鳥たちがわたしの肉を食べにくる

繁華街の屋上の幼稚園が肌色、青みがかった灰色、赤が勝った朱色に塗られている

雨の夜だしきっと残すがビールでも飲もうかと呟いてみる

がやっぱり立ったままワイン飲んでる

 

トリスタンとイゾルデは歯が起きましたから梨の花ですエアコン

遠い音一昨日といい老い?と問い

 

公園の麦酒は哀し同色の藤と八重とが共に咲きたり

 

命日や何か落ちたり隠れ家に

命日や満月落ちて音立てり

命日や満月かさと落ちにけり

命日や鳥叫び何か落としたり

命日や羽虫楕円に光をり

命日や音を立てずに朽葉降り

羽虫らは法則性もて凝集す

日を浴びて羽虫らの魂光りをり

子供らの黄色い帽子も光りをり

表札に「区長」と書かれて植木あり

 

わたしはあの星から来ましたなどと言ってみる

かっぱの自殺

 

今夜の月はメダルのようでというのはトム・ヴァーラインのソロで

翌夕も月赤く

ピノノワ野郎も自殺

擁壁の上に満月

満月に雲なき空の濁りたる

満月に雲なき空も濁りたる

最期の夜は月の顔が変わって

最期の夜月は昔の月ならず

満月に白濁する夜空を飲み

白湯の空満月を浴びて飲む

 

オリンピックの開会式で「踊るポンポコリン」を足踏みオルガンで弾いている夢

 

帰属意識と知人を排除した表現をここで試しています

 

矢沢(と綾小路)のなか卯賛美はソフトヤンキーの被曝死を加速させる

 

実るほど頭を上げる麦穂かな

欠ける月わたしは漁に行ってくる

 

立派な歌人や俳人たちは「死にたい」とかは呟かないらしい

 

太り月死を身籠るや鳥の腹

山は愈々藤色の終わりだな

 

僕の部屋からは月が東から西へ渡っていくのが見えます

 

僕は月と話すのが好きです

詩を殺す女の椎茸の赤い

西の空に遠ざかる独り善がり

 

「希望が持てないからと戦わなければ不戦敗です」

「君だけ連れて引っ越したんだよ」

偶然字数が合ったら定型

肺は月市 肉ムーンマーケット

癌は商品の山が病垂れ

タヒさんが下敷き翳して雨の中

口犬 口包口孝 口玄

 

hard rain

of white

rises

earthquake

falls

on to us

 

初夏の割れ目には墓場ヒョロムラサキ

 

呟きは

<呟き>についての<呟き>

として<アカウントの><外で>、

<外>に<於てしか><存在>しない。

<アカウント>は<存><在>しない。

 

ツイートには基本的に<RTしか存在しない>。<現存在は他者の欲望を生きている>からだ。

 

きみの多すぎる固有名たちが朝の岸辺に打ち上げられている

 

藤と八重二首三句

八重の花びらに吹かれている

藤棚の下八重に吹かれている

藤棚の下八重に吹かれている日

藤棚の下八重に吹かれて熊蜂の音幾筋か流れてをり

藤棚の八重に吹かれて熊蜂の音幾筋か流れてをりぬ

 

バスドラのダブルキックを手に入れたので貧乏ゆすりしてみるか

傾いて周る回る丸明るい と虫たちの通奏高音

虫たちの通奏高音傾いて周る回る丸明るいと

今頃の朝が一番寒いです

 

もしお金があったらいいワインを買いたいだけよと唄うケイス・ブルーム

 

<色彩療法>の<整体>は、<色>の<波長>を使った、<謂わば><光の鍼><みたいな><考え方>で、<ゲーテ以来>の<色彩論>の<極北>だと思います。

 

今治はかなしい

 

<脳と皮膚は一緒に生成されるので経絡で繋が>っている

<皮膚>は<脳>と同じ

<皮膚に触るとは脳>に触ること

<心を守るとは皮膚>を守ること

 

ドイツの都々逸どー言う集いついついどついて同意ツイート

 

被験者と

しての地球に

触る助手

と助手のオーリ

ングをテスト<する整体師が必要なのだ。つまり民主主義単体ではなく、あと2つ人間以外の主体が要るのだ。>

 

小説をab産後と読み解きぬ

 

田舎二首

家内行かないかな内科なかなか無いかな七階かな階下かな

仲いいなイカ貝買いな家内泣かないかなかなかな哭かないかな

 

再発行出来るものと出来ぬもの

 

メタには絶望が似合う

 

必敗の歴史 霞んで枯れエリカ

Awesome小寒

山から小僧がとんできた

 

よく寝た夜落ちている書きかけの朝

 

入道てふ訳でもなくて天暑き

 

君のため夏は終わりと叫びをる拡声装置としての野のゆり

 

似た節でかなかなを待つ虫の有り

似た節でかなかなを待つ草の虫

 

ひぐらしの哭く間だけ黙祷す

ひぐらしの哭く間だけ項垂れて

 

しいんとして子音のうるさい