tori kudo

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本当は刺したくなかったムカデ

 

本当は刺したくなかったムカデ

暑くなってきました。ムカデの百八(ももはち)は風通しのよいほとんど乾きかけた飯台布中の中でうっとりしていました。

ところがいきなり奥さんに布巾ごと持ち上げられ、雲に奥さんの前の上を逃げていきましたが、旦那さんの、「刺すから気をつけるよ」という声にむかついて急に足の力が抜け、振

り落とされるままにガムテープで床に貼り付けられてしまいました。床はひんやりして、それほど悪くありませんでした。百人は人を刺さなくてよかったなあと思いながらそこでますのように三日三晩生き、その後テープごと生ゴミに捨てられました。

生ゴミに捨てられた百人は奥さんのエコ志向により他の生ゴミと共に土に戻され、その後粘着力の弱まったテープから開放され、旦那さんに対する復讐に生きようとないました。毎日

百八本の足でスクワットと?立て伏せを繰り返しました。

ある日旦那さんが鎌を持って結構場の付近の草を刈りに来ました。草の中で待ち伏せしていた百人を見ると旦那さんは「や、またムカデ。ムカデは殺すに限る」と言いながら草ごと切り払おうとを振り下ろしました。百人は真っ二つになったかに見えました