◎2014.4
咲くと暗くなる桜の花以外
咲くと暗くなる桜の幹と枝
落日の少し戻りて山の端
夜桜は凝っとしているかに見える
枝垂れ桜
儲けても借金返したら終わり
みごとなしだれや
撮っとこか
いや
撮ってもなあ
お前に永遠に生きる資格はない
ソフトヤンキーなんとちがうか
呟くのんは儂の勝手や
さくらチル チルチルチルチル チ ミチル
雨で布団ごとすべての持ち物が流されて行く。 追いかけるが他人の断片しかない。
音楽なしで
高速に
乗るとみるみる
桜
雨 引き剥がれてく
「豚太郎」を出るとメタリック・オレンジ が横に停まっていた。びっこを引いた 子が戻って来たから雨だったが窓を下 ろしておんなじ車やな、と言うと眼を大 きくして頷いた。
脳には人を盲目にさせる働きがあります。先入観があるために、目の前にあるものが分からなかったりします。
知力とはカテゴリーを連結させる能力だと思います。ひとつのカテゴリーを深い感受性をもって深めていても、それだけで終わっていると、仮説で構成される諸科学の中に盲目のまま放り出されることになります。
1950年代と今とを比べると、変化は明らかなのに、人々は、世界は変わっていないと言います。それは、人々の「現在」に対する態度が変わっていないからです。
宮沢賢治の「四月の山男」から、収容所体験における「現在」が理解できます。山男は丸薬にされて閉じ込められてしまった情況を直ちに受け入れ、犯人に同情したり、隣の囚人と「蛸がやはり一番旨い」などと会話したりするのです。
山男の境遇は劇的に変化しているのに、彼の「現在」に対する態度は、まるで「世界は変わっていない」かのようです。
ではどんな存立平面に立てばいいでしょうか。それは要するに、諸カテゴリーに「別腹は無い」ということです。民俗学の諸成果と「冷たい熱帯魚」、十戒と人種差別、一見遠いものが隣接していることが、盲目にされないための秘訣なのだと思います。
盲目にさせる脳の働きは、本来身の守りとなるように設計されたものです。非常時に特に女性に見られる現実的な生活感覚は、明らかに絶望的な状況を受け入れて生きるために必要な脳の作用です。
ハイデガーは山男のように執拗に「投げ入れられている」と言います。放下されたところから始まる哲学の無力は、天災と人災を区別できない点にあります。
地上が誰に支配されているのかということに関する正確な知識がないために進化論の頭のままハイデガーから陰謀論に雪崩れたりするのでしょう。
世界が終わるということと、戦争体験を語る世代が過ぎ去りつつあることには年代学的に密接な関連性があると考えます。 普通、語られた体験をリアルなものとして継承できるのは親子二代までだからです。20世紀の世代が過ぎ去るとき、世界も終わるからです。
それでも明日リンゴの木を植える、といった生活感は身の守りにはなりますが、存在の解決にはなりません。 原因を知らず盲目のままリンゴの木を植えることも出来るからです。
カテゴリー群が統合失調した化け物であってはなりません。各部が組み合わさって体になるのです。切り捨てられようとした部位にのみ本質があります。それが自分自身だからです。
少年よ寓意に目覚めよ
道を準備する者に触れたらすぐに邪魔が入るだろう
死体のあるところには鳥が群がっているだろう
橋本君サックスソロのためのコメント
人それぞれに音色は抗いようもなく決められており、あとは獲得された音色を生きることになる。その変更はインナーチャイルドと折り合いをつけようとするトラウマ治療より難しい。獲得させられたその音色は総合的な現在だからだ。そうした情景を無視した流れが、いわれを問わぬ大阪の泥なのだ。大阪は原理的な質問を問わぬところに結構される色たちの果てだからだ。そこでは芸能的な間合いは悲劇性をもたない。だからこれは、ゴシックなきルネサンスの限界である。呼吸は徳永英明と同じである。同じ空気を吸うのであれば。それは地続きではないにせよ、繊細さを含めた空間を共有してしまう。言語の翻訳としての言語を使ったダンス、が詩であり音であるならば、サティのよう に逃げおおせることができるか、が主題となる。場所に依拠してそれはなされようとする。場所のカデンツァとしての形式は西洋の帰結であった。そしてそれさえも、大阪は飲み込む。いや、果たしてそうなのか?そうは聴こえないフレーズもあるにはある。その部分に顔のない個性がある。顔が吹いているのか、楽器としての身体が吹きならされているのか、ということかもしれない。服を着ているのだ。なにもかもが。大阪では。色彩療法としてのボディーぺインティングのように、隣接する二本の黒い炭素棒は通電されて発熱し、紫外線を抜いた発光をコントロールし、さまざまな色としての場所の患部に照射するのだ。音色とはその炭素棒の種類にほかならないし、音の実とはここではニヒリズムの相貌を捨 てた温度効果の謂にほかならない。花の色が紫外線から生殖を保護するためにあるように、これは色の変換装置としての大坂のサックスの花なのだろう。それが枯れるところまで進んで行けるだろうか。それとも動物的であるために、音色の顔を変えるだろうか。将来のなさを共有することで、そうした場所の移動もなされてゆくのであろう。
見えない偶像に馴らされて、見える悪霊に無警戒になっている
「国内産です」という何の意味もない表示見つつ食べて居りぬ
ゼカリヤの馬
三色のスオウ
かな
呆気なく散る日に窯を急ぐ かな
呆気なく散る日に窯を焚き急ぐ
呆気なく散る日に窯を焚き急ぎ
桜散る
散る散る散る散
る散る散る
式場は游ぐ冷たい熱帯魚
交通整理してる葬儀屋の前
前のアルトの後ろ向きの子供と
とんがり山のどれもめでたい
日常は見えないゴジラを見おろして
西日本定食べてる労働者
春ゆくや噛まずに食べてる昼御飯
春ゆくや松山平野は甘い飯
恐らくは伊方の春も過ぎ行けり
食べるべきではなかった春は行けり
咲くべきではなかった花に風強き
吸い上げる
ストロンチウム
ストローで
作業員ボコボコにして日向ぼこ
雲速し椿は長く咲きにけり
軒下は連なり居りぬ陽を分けて
明るさは黒犬の寝そべる辺り
子連れで来たので番茶出す花吹雪
今夜の月のバナナはおいしそうね
散るからだ どうせあたしの血はピンク
春のビール夜空の濁った渇き
「しすせそ」抜かすさぬき親父
たとえば体の中の拒否に出来ない種類のアドレスの発泡
貰ったCDのように放って置かれた春は叫ぶ 葉桜
彦根
島々は霧に浮かべり
左側
行く春をヒコニャンとかと惜しみけり
月朧春に濁らぬものありや
対岸は火事となつて居りぬ
たまゆらの甘美音楽のはごろも
偶像に過度の長閑やヒノヒカリ
夢に病んで旅は春野をかけ廻る
春のビール夜空の濁った渇き
春に濁らぬものありや
桜が済むと青や紫が増え
種インカは葉を出したがスギナの林に埋もれていたのでスギナを伐採してインカの周りに積みウカマウ万歳と唱えた。
という訳でワールドイズコインタウンはソフトヤンキーではなかったという訳だ。聴いたよ。
今日の南海トラフグ地震はトラフと言うよりトラウマを意識している。南海ホークウィンドとは関係ありません。 手をヒラヒラさせて常に踊り常に仲間と爆笑すること 最後まで
「葉桜の季節に君を想うということ」という本を想い出すこと
蜻蛉の羽の風力発電の揺れは木星に吸収される
固く一方に寄せられた板は片方では塵紙になって吹かれてゆく
防御シールドは攻撃を流れ星とオーロラにしてかわしてゆく
葉桜の季節に水を汚しては浄化する
肉はゆるキャラの曲線を画く
独語する男が携帯を持たされている
独語する気の触れた男の湯がかゝる
独語する男は携帯を持たされている
独語する俺がしやべつてゐる
遮断機が俺の屋根に当たる
Jpopが俺の屋根に当たる
片付けた部屋にネトウヨの悪霊
排気音頭蓋を走る夜更けの言葉
十字架は棒杭とでも訳すべき全て集めて紙に変えたい
半月が太ってくると「マグダラのマリアが妻」とか出てくるわけよ
〈反日〉は嘗ては最もうつくしい言葉だったダニエル的には
偶像は全て元素に解体したい
奴等が拝んでいる物がある朝消えてたら小気味いいだろうな
それが国宝とかになってても消しちゃっていいのかなまあいいや
拝んだ物全てがトイレットペーパーに換わる機械を持ってる
偶像を全てティッシュに代えたい だって普段使うものでしょう
ティッシュはやはり贅沢か南方じゃおしりは指で拭いてたからね
敵の只中を呟きながら行け
反日富士日記さんをフォローした
みずくさの青鷺の骨軽からむ
アオサギの軽き骨水草に立ち
水草に立つアオサギの軽き
数えると六色くらいで描けそうな山
みずくさに立つ青鷺の骨軽し
六色くらいで描けそうな山
映画とは畢竟先延ばしにされてゆく確定申告の春の宙吊り
宙吊りにされ先延ばしされ映画
水はひたすら下へ下へ川へ湖へ引っ掛かりつつ下へ
鳥たちがわたしの肉を食べにくる
遠い音一昨日といい老い?と問い
繁華街の屋上の幼稚園が肌色、青みがかった灰色、赤が勝った朱色に塗られている
雨の夜だしきっと残すがビールでも飲もうかと呟いてみる
がやっぱり立ったままワイン飲んでる
公園の麦酒は哀し同色の藤と八重とが共に咲きたり
As you know, I have been trying to check all cdrs before sending you them but I have not been able to do it for years.
I try to find the cause of it. I do have my desk in my room. but it does not work at all. I dare say I have no desk to work.
only bed is there in my room. I am just sleeping in my room once entering there. I need my “true” desk to do something.
I have plenty of time but I can not do anything. long been half-hearted. therefore, please wait for a while.
I will do prepare everything. no, everything is a wrong word. it sounds a kind of mental disease.
I will decide what to do and let you know asap no, asap is not proper. anyway, soon.
命日や何か落ちたり隠れ家に
命日や満月落ちて音立てり
命日や満月かさと落ちにけり
命日や鳥叫び何か落としたり
命日や羽虫楕円に光をり
命日や音を立てずに朽葉降り
羽虫らは法則性もて凝集す
日を浴びて羽虫らの魂光りをり
子供らの黄色い帽子も光りをり
表札に「区長」と書かれて植木あり
between two evenings
いくつかの受信拒否を伴う
透明な円が石鎚から昇ると
愛想笑いはしないと誓った月は
撮影さえ拒否して円から外れ
地球を半周して地中海東岸に戻る
途中、茶髪のアヤちゃんを拾い
チューブから絞り出す黄色を塗った
焼かれた満月、焦げた男らしさ
捩れたチューリップ と 麦の穂
着飾った夕と夕の間
手話のウルトラマンのイヤリングの
内実を支える対角線が
牡牛のように藁を食べる
黄色が満ちてゆく
満月が壊れたのだ
内実を補強する鳶の足場の鎹が
山の回りに張り巡らされる
秘密基地からサンダーバード二号が飛び立つ
あなたは本当にみどりだったのか?
切に望んでいることの表れではないのか
「あなたにそこに居てほしい」
衣ずれのパーマネントヘアーがパンから逃げる
暗い黒い血がワインから逃げる
追われないまま逃げ続ける
焦げた満月の内部のつっかえ棒として子らの串
春は本当にみどりだったのか?
最後に残された質問は聞かない
震える
二つの夕方の間に
わたしはあの星から来ましたなどと言ってみる
かっぱの自殺
今夜の月はメダルのようでというのはトム・ヴァーラインのソロで
翌夕も月赤くピノノワ野郎も自殺
擁壁の上に満月
満月に雲なき空の濁りたる
満月に雲なき空も濁りたる
最期の夜は月の顔が変わって
最期の夜月は昔の月ならず
満月に白濁する夜空を飲み
白湯の空満月を浴びて飲む
実るほど頭を上げる麦穂かな
欠ける月わたしは漁に行ってくる
立派な歌人や俳人たちは「死にたい」とかは呟かないらしい
元気だった頃
元気だった頃
闇は僕を怯えさせなかった
ストロンチウムの一粒が這入って
罪はようやく形になった
きみには鳥が来てくれたが
僕には月が来てくれたのだ
僕の部屋からは寝ながら月が東から西へ渡っていくのが見えます
僕は月と話すのが好きです
詩を殺す女の椎茸の赤い
西の空に遠ざかる独り善がり
「希望が持てないからと戦わなければ不戦敗です」
「君だけ連れて引っ越したんだよ」
偶然字数が合ったら定型
肺は月市 肉ムーンマーケット
癌は商品の山が病垂れ
タヒさんが下敷き翳して雨の中
口犬 口包口孝 口玄
hard rain
of white
rises
earthquake
falls
on to us
そろそろ言い訳も尽きて
そろそろ言い訳も尽きて
あきらめきった人生の
それにつけてもデザインの多様
ひかりの実を刈り
七日目の畝を歩み
携帯を見ていない間だけ
少し見る花
初夏の割れ目には墓場ヒョロムラサキ
きみの多すぎる固有名たちが朝の岸辺に打ち上げられている
八重の花びらに吹かれている
藤棚の下八重に吹かれている
藤棚の八重に吹かれて熊蜂の音幾筋か流れてをりぬ
傾いて周る回る丸明るい
と虫たちの通奏高音
今頃の朝が一番寒いです
一人になったら
一人になったら
背広を買う
光の多すぎる空は撮らない
一人になったら
柿の新芽を毟る
虫は恐れない
却って友とする
一人になったら
家賃を払いたくない
酒は飲まないと思う
読みが外れたね
戦人の姿勢で
島をスライスする
25万を水没させる前に
電話してくれればいいのに
油絵具のような生乾きの粘土が哭く
奇跡を見て変わらない
肌着色の人格
腰の砕けた鴨の緑金
死にかけの女が着飾っている
腰砕けの安息は
積極的な姿勢を保てない
胎児に関して
調子よく合わせた話をするように
くだけた話はしないように
一人になったら
歌う
一人になったら
嵌め込まれた子供を忘れる
矢のように尖った肩の
ビラを配られ
クリミア1914
金があったらいいワインを買いたいだけだ
今治はかなしい
地球の平和ではなく宇宙の平和
小説をab産後と読み解きぬ
被験者としての地球に触る助手と助手のオーリングをテストする整体師が必要なのだ。つまり民主主義単体ではなく、あと2つ人間以外の主体が要るのだ。
see exodus20