2014.5.21 Berlin
maher shalal hash baz 21/05/2014 Berlin
1
スクリーンにジョン・ケージ4’33”という表題が投影されカウントが始まる
ステージには誰もいない
一秒後に、客席から9.1.1.3.1.1秒ごとにノイン、アインス、アインス、ドライ(このrの発音が難しい)、アインス、アインスという呟きが聞こえる
4分33秒で17回目の呟きのサイクルが終わり、終了
2
「塩ヶ森」のタイトルが映し出される
演奏者は客席から裏を通ってステージに移動し、「塩ヶ森」の演奏を始める
スクリーンは演奏風景に切り替わる
4小節目の2泊目にリズムが遅延する箇所があり、それに合わせてプロジェクターの投光部にガラスコップ等の素材を当てて映像を歪ませ、あたかも演奏者たちが水没したように見せる。5分ほど繰り返して終了
3
「conductor(s) Dirigenten」
演奏者たちはステージに坐っている。一人の演奏者が立ち上がり、インタビュアーが福島第一原発から自宅までの距離を訊く。その演奏者の指揮の下で全員による短い即興演奏が為される。複数立ち上がることもある。演奏は立ち行かない。すべての演奏者が指揮者を経験して終了。
4
「遺書 a will 」
遺灰を公衆便所に棄ててくれ、という歌
5
「安倍ちゃん」
安倍総理の「the situation is completely under control」のループに合わせて「私の体は日本のようだ」という歌詞が唱われる
6
「揺れ戻しに」
7
「fridays」
8
「去年の秋」
9
「エチオピア」
クラフトワークヴァージョン
おしまい