tori kudo

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70’s

1973
3月  t-rex 20th century boy
7月 lou reed berlin

1974 
1969 velvet underground live with lou reed

1975
9月  brian eno another green world

1976
maxis Kansas city
詩集
彼女は赤十字に務めている

赤い灯青い灯道頓堀の

どこの大学ですか
ひとりじゃ小さな手
今何をしてるんですか
なにも出来ないけど
日赤に務めてるんですか
それでもみんなの手があつまれば

きっとできる 何かできる

赤い灯青い灯道頓堀の

ひとりじゃ小さな手
働いてるんですか
なにもできないけど
バイトしてるんですか
それでもみんなの力を合わせれば

きっとできる 何か出来る

ノンキな父さん

轟先生
嫁を見つけに行くんだ
マス夫さん
俺の子供だと嘘はつけないよ
ショージ君
三日以内待ってやる

おしめりどんたく

夜明けの空に
・・・・・・カメラ屋
二人を乗せたゴンドラが
・・・・・・・・・・・うどん屋
波に揺れながら
・・・・・・・パチンコ屋
進んでゆきます
・・・・銀天街はさびしいなあ

おしめりどんたく
生ゴムひきのばしたなあ
サックス吹くかい
敏感な一週間を出来るだけ快適に
ミスティブルーな十六歳
ロープウェー街はかなしいなあ

川崎・カワサキ・ひとりきり

人の声をしゃべれる鳥が
昔の人の何前を呼んだ
オターケサーン

ラジカルミキとギリギリゴム巻きヒコーキ

哀愁のボレロ
小雨そぼ降る街角に
図書券を落とす誰か
誰か俺と結婚してくれ
夜のハミガキ宣言しろ
ゴムをギリギリ巻いて
スキー場で飛ばすんだ
もっと歌よう曲やれ
もっと
とりかえすんだ!
パチンコで失くした四百円を
お前が商大なんて
訊かなくたって知ってるよ
それより俺は
俺は誰かの鉄砲玉
ラジカルミキの玩具で手先
彼女の欲するケン玉を
持っている振りしていそいで買いにゆく

詩集
ラジカルなミキ

Plain children

味のついてない子ども
まだおはじきでフルーツパーラー
マンゴーを食べるぼくたちの前で
プレーンソーダにプレーンヨーグルト
知らずに飲んであたりを見回し
紳士のように威厳をつくろう

味のついてない子ども

タルタルソースに紛れ込んだおはじき
菓汁を浴びてノケゾリ返り
炭酸と乳酸菌を浴びてノタウチ回る
それでもプレーン・チュルドレン
あの娘はまだ駅の階段附近をうろうろしているとでもいうのか

ケンタッキー・フライドチキン

デイリークイーンの暗さに比べて
そのなんと明るいことか
”さあて死ぬかと
その前にケンタッキーフライドチキンを食べ”
そんな自殺未遂が似合っている
六年待って六年待って
六年待って死ねないなんて
そんな恋にも似合っている

ケンタッキーフライドチキン
思わせぶりな伝言板のように
瀬戸内晴美の小説のように
地方の深夜放送のように
地方のデイリークイーンの帽子のような
君に送ろう
日の丸前奏曲と
ケンタッキーフライドチキン

卵になるなら君は黄身僕は自身で抱いてやる

ーギブ・アンド・テーク ですなあ
ー言葉はあたしのものよ
ーさんまなんか殺しちゃえ
ーチョッコレート・ショッコレイト
ーチョコレイトはポ・パ・イ

ざんぎり頭を叩いて見れば文明開花の音がする

ー括約筋に挿入致せば戦後派右翼の音がする
ースクエアダンスにモーションかけりゃ資本主義の良いところだと商売人が
ー黒竦めはもう飽きた。だが寝るのには早すぎる・・そんな貴方の
ーチェスターバル!

美しい青い空ーーーーーーーー五月

便所へ入ればウンコブチブチ
指ではじかれた蛾ははじかれてもはじかれてもまた立ち直って助走しはじめる
私はとびでた肛門の括約筋に助数詞を与えたくない
ポリという高分子化合物に亢奮して逆らう僕の五月
美しい青い空だ

小梅ちゃん

公武合体運動の
新たな犠牲者となった
小梅ちゃんは
京の五条の橋の下で
うんこ漏らしてピーピーピー

五月のリクエスト

おだてておだてて
おだてまくって十六才

おちぶれておちぶれて
おちぶれかえる十七才

のけぞってのけぞって
のけぞりかえる十八才

砥部の
ひとりぼっちの十代、ウッディを愛する男
の子ちゃんのリクエスト
一位 ベイシティローラーズの青春に捧げるメロディ
二位 バスター素敵なサンディ
三位 クィーン 手を取りあって
 でしたァ

キースジャレット

JAZZの雑誌などにはよくキースが大嫌いだと対談が載っているので
感動して聞けなくなってしまった
深夜のDJが文句があるなら名前を書いておくれなどと一枚の投書をめぐって三十分もねちねちやっているので
もうその番組は嫌になってしまった
女の人が吉祥寺と早稲田は嫌いだというので
もう吉祥寺に下宿して早稲田へは行けない
ポリーニとカラヤンがけなされれば
口を合わせて同調するが
肖像画に間違って髭を描いてしまったので
仕方なく髭を生やすことにしたなどと
寺山修司もいっている
アンデンティティの確立などと
プレイボーイでもいっていたよ
それでも山下洋輔はキースのこと
あの人は弾けるよね、言うことないんじゃないのと認めていたよ
そういう心の広さは
本質的に自信があるから言えることであって
などと使い古された意見も出たし
いまはただレコード針の雑音が気になるよ
などと逃げることは出来ないんだぜ

 

詩集
はじめのソネット

ブルースソナタのための一断面

油の沁みたハサミもあるし
半年前の三センチ四方の顔写真もあるし
これで俺に出来ないことといったら
月に足跡をつけて帰るぐらいのことさ

アメリカは
いま極度の貧困と不況に喘いでいる
酒の滲んだ麵麭もあるし
砂漠化したシューに滲み込む

だから今は
エンジンの音を庭の雨のように聞きながら
眠るがいい

明日のことは、
まだ誰もわからないのだから
丁度今滲み出る汗のように

1
最も重い刑を与えろ
裸にして畑の中へ放り込んでやれ
アリのキスする女の子の
何という頬の白さだ
ロッキーで蠅は死に
女子高生に握られたロッキンオンが
ボウイの手に。シャドウボクシングが乱立し
ロキシーにボトル1本空けられる暮し
葡萄球菌や富士山や
舞踏病や八重山群島
それらにまつわるコレラ禍とロッキードに
ぼくは待つ
畳の上のジェット機に、
エアゾールのフィクサチーフ、エリオールのロゼに
さまざまの運航をこらしめた倅を


コークハイも醒めやらぬ頭に
ハーモニカ吹きは深夜番組を娶るれば
ただならぬ場末の排気音に
浮かび上がった夜の蛾がライトの中で方角を教える
さしつさされつセッタも履いて
わりといい娘だったな、と
売れないスナックの前で
いつの間にか交通整理をしている
お前にはいつから来たと
山並ハイツか鴨川団地か
いつから来たかと尋ねている
おれの牛に
夜の蛾ひとひら 握られて
夜火事の空や煙に霞む


お茶わんくらいの大きさの
おざしきくらいのあざらしの
佐々木マキが言ったよ
ウォルラス ワルラス 
ロドリゲス
 
おざしき小唄を讃めていた
さらしの錦見えていた
あざらしにしき にしめてた
にしきへびさえ わかぬまに

楽章のはじまりにもってきた
あの単声の唸り声にも似て
お前も腹が強かった

そうだお前は
京都の斎でやっていた・・・
DUOのドラムス、ズックの坊主
 

わかってはいるんだろうが
この賭けはもらったぜ
俺の今夜の
花見酒

わかってはいるんだろうが
風見鶏
今夜のお前は
崖の上
 
吹く風に希求せよ
安けきみなに
月見草
 
ぼくの石垣にも
夏あれと
風が舞う夜に

5
よるべかな
よるべかな
よるべとられて
夕月夜
 
俺も同じ間違いを
犯そうとしているのではなかったか
ペンギンが1羽
電線に止まるあたりに

夏草に
よるべとられて
夕日かな
 
夕日かな
夕日かな
早く捨てっちまえ

6
朝顔の湯帽子
青い朝顔
黒髪の
紅い口唇をひらき

多桂子に云った
もうすぐ冷たい風が吹く
待つんだ
けしてしあんくれーるのマッチ箱になるんじゃない

もう少ししたら氷の巨大な羽根が盆地の出口に羽撃く
待つんだよ
ドローシア、ジュークボックスが泣いてるぜ。
 
振り返れば瀧ろ月夜
土手のクリーク状の水たまりは
ライトを浴びて真っ黒に見える

7
いっぺんじゃ気がつかない
すこしづつ
毎日すこしづつ
綺麗になっていく

ぼくらのニューウェイブが
どうなってゆくのかは知らないけれど
ある階段に達したミュージャンが
必ずGetting betterをうたうように

きみのクラッシュも
必ずキレイに為って見せるね
手に職をもって

さがすのは無理じゃない
ただ何も燃えてはいない
彼らは不潔ではない


公園のベンチで
ヨッちゃん 君に頭が下がるのは
みどりのソフトクリームのせいでなく
ヨッちゃん君の腕の脂肪さ

さがしたぜどことなく
緑のトニック
俺のサンジカリズム
刃のない安全カミソリ

それなのに
なぜかかわいい
メジャーの降下
それなのに
なぜかかなしい
今日子のライオン


サワラジの
ミュート湾に
あの日の
セン抜き

ウガンダの
カボソ湾に
あなたの
ためイキ

死んだふりしたって駄目
あなたのことは全部分かっているんだから
それも急に

急に分かってしまったんだ
すっかり親しくなってしまった咳をひとつ
濡れた着物をおしあててみる

10
そうだ彼女のために
蚊取り線香をひとつ
持って行ってやろう
バラバラになってしまったから

鏡の中に僕が写る
まるでボンドを使ったことのない
洗濯機の中の一円玉のように
ひっそり音を立て乍ら

まるでメンソレータムのように
もってってやろう
彼女きっと喜こぶぞ

ぼくが落としたとてつもなく巨大なお菓子を見るアリのように
ぼくは笑った
アリの頭が撃てといった

1977
1月  david bowie low
2月  bryan ferry in your mind 
television marquee moon
3月  iggy pop the idiot
8月  iggy pop lust for life
9月  richard hell & the voidoids blank generation
11月 throbbing gristle second annual report
10月 sex pistols never mind the bollocks
12月 suicide suicide

1978
1978年5月28日にs-kenスタジオがオープンする前にパンクは終わっていた。ラピスはフリクションを止めていたしexit b9のジーンは「海」で退潮期に入っていた。そういう訳で僕は福生のチッキンシャックの「東京ロッカーズ」のギグの帰りに同じ青梅線に乗った二人の女の子に「つまんねーなー」とバンド話を持ち掛けたのだった。二人共やるやると盛り上がったが、一人は西武線なので拝島で、もう一人は国分寺で降りてしまったので話はそのままになっていた。宮川いづみの紹介で、蔦木兄の椎名町消しゴム画廊で7月9日にやらせてもらえることになったので、拝島で降りた方とブラックプールで知り合った角谷を誘った。これが自分名義の最初のコンサートだった。宮川いづみは壁に発信機を沢山付けて小さな音が鳴っている、というような展示だった。オルガンで「壁」という曲をやったが、僕にはまだ自分がなかった。
7.11 worst noise dance to death@下北沢五番街
7.13 tori kudo~satie(cold pieces)/worst noise dance to death/佐藤隆史・三浦崇史リアルインプロヴィゼーション/second suicide/sex/吉沢元治・板橋克郎duo/足立正生「銀河系」上映@minor “modern pops free music “78”
7月13日にマイナーで最初のコンサートを企画した。シルクで大きなポスターを作って、ほら貝とかブラックプールに貼ってもらった。木股さんが「銀河系」を映写してくれた。吉沢さんたちは一回り上の世代らしくニコニコ笑いながら演奏していた。僕はサティーを弾いた。
7.-8. worst noise dance to death, sex@六本木 s-ken studio “blow up tokyo rockers”
8.31 deu/worst noise dance to death@minor
deuというのはdevoが人気が出てきたからだと思うが、高木さんたちの“evolution ensemble unity”のパロディだった。なんとかギターで一人でやれるようにと、「ハートに火をつけて」みたいな出だしが延々と繰り返される、という曲を作った。「goddamn」というファンジンの「東京ロッカーズ詩集」に載っているが、全く“社会的”ではなく、watch とlook at とどう違うんだろうと悩んだ末両方使ったりしているのが可笑しい。

watch the DNA

僕らは唯一の友達だった でも
僕が体育館の裏を逆に廻ったんで
僕のDNAがねじれてしまったのさ

Look at the DNA・・・
君は僕のことをよく分かってくれた
でも僕のDNAの中に黒い斑点があると云ったとき
君は離れていったのさ

Watch the DNA!
僕らはよく分かり合えた世界一の友達った
僕のDNAのことも君は分かってた
でも もう 終わりのさ

Look at the DNA!
etc
9.8 worst noise dance to death@吉祥寺 羅宇屋 “all night freak anthology of progressive and free music”
この頃はジュネのコルグのms10というシンセを適当に使っていたのではないかと思う。
僕は「エフェドリン」という曲を提供した記憶がある。
9.23 worst noise dance to death@羅宇屋
9.24 worst noise dance to death/ヒカシュー/8½/plastics@新宿ライヒ館モレノ “パンクロック 日本の場合” 仲田修子企画
この頃高円寺のnonの部屋に行き、ベースに勧誘した記憶がある。
あと、吉祥寺駅構内のカレー屋でバイトしていた女の人を見て直観的にドラムに勧誘したらボーイズボーイズのドラムだったという記憶がある。
その後s-ken studioでmarsとかをいち早く紹介していたファンジン「ロッキンドール」を通して知っていたさちほさんと初めて会ったり、ボーイズボーイズの人たちとは縁があって、ニューヨークでも泊めてもらったりした。
ロックマガジン10月号に間章の文章が載る
10.1 @minor “factory #1″performance with bow instruments
初めて即興でヴァイオリンを弾いたら三浦さんに褒められたのを憶えている。
10.22 worst noise dance to death@s-ken studio
この頃もうジュネは抜けて、いなかったんじゃないかと思う。
10.28 @minor “minor free sounds workshop #1” part1〈マイナー・ワークショップ・オーケストラ タイムによってコントロールされるフリーインプロビゼーション>(direc-三浦崇史): 三浦,本間隆一,小宮一雄,白沢悦郎, 佐藤隆史,河本きの,工藤冬里,大木公一 part2〈持続音と繰り返しによる音楽の再検討(direc-佐藤):佐藤,大木,河本,工藤,白石民夫
11月 no new York
11月 ロックマガジンの11月号に間章のロートレアモンとマークボランに関する文章が載る
11.4 worst noise dance to death@明大1号館中庭ステージ “free music space”
11.11 w/reiko etc@minor “FACTORY #2”
12.17 w/reiko etc @minor “event=accident7711 off”
12.23 worst noise dance to death@新宿 ライヒ館モレノ “パンクロック=日本の場合!”
12.30 @minor“free sounds workshop vol3”
12月 ロックマガジンの12月号に間章のout to lunchが載る

1979
2月ロックマガジンに間章のルーリード論、スーサイドとdoll by dollが載る
2.10 noise@minor
2.12 first noise@minor “うごめく・けはい・きず
2.16 @minor “うごめく・けはい・きず
2.18 @minor “うごめく・けはい・きず
2.23 @minor “うごめく・けはい・きず
2.25 @minor “うごめく・けはい・きず
2.26 noise@minor
3月 the only ones “even serpents shine”
   Doll by doll “remember” 
3.2 @minor “うごめく・けはい・きず
3.3 @minor “うごめく・けはい・きず
3.4 @minor “うごめく・けはい・きず
3.9 @minor “うごめく・けはい・きず
3.10 @minor “うごめく・けはい・きず
3.16 @minor “うごめく・けはい・きず
3.17 @minor “うごめく・けはい・きず “火地風水企画 フリーインプロヴィゼーションを中心に”
3.18 @minor “うごめく・けはい・きず”
3.20 @minor “うごめく・けはい・きず
3.24 w/ss,bide,etc@minor “うごめく・けはい・きず”
3.25 @minor “うごめく・けはい・きず”
3.30 @minor “うごめく・けはい・きず”
4.20
うごめく・けはい・きず を終ってみて
僕は万引きして捕まってコンサートに遅れたために全員からクビにされたINUのギタリストのひそみにならって うごめくけはいきず を早く遠ざけたかった。僕がひとりで10万円くらい払ったのも、僕の悪さの代償としてはちょうどよい程度だった、と今となっては思うのである。
 ひとりでやっていて、脳裏を駆けめぐったのはいつも芥(全共闘B)の敵対よりも孤立、歩行よりも舞踏、結局血の出る行為主体としての空間存在、といった馬鹿げた言葉だけであった、今となっては少し古びた感じがする! (5.1amalgam no3)
4.30 noise/tokyo/no sellers@minor “vinyl”
5.12 イミテーション・ファクトリー/三浦崇史voice workshop@minor“吉祥寺遊会”
noise@吉祥寺武蔵野ビリヤード
5.26 @minor “free sounds workshop no8” part2(臼井弘行 direc)〈既成楽器、ならびに創作の楽器よる strings workshop〉:臼井/三浦/大木公一/佐藤隆史/工藤 part4(direct 工藤)楽理音以外の高音と心臓の鼓動のリズムの循環器系に与える影響についての経験〉:白石民夫/松本順正/工藤
6月  joy division “unknown pleasures”
6.20 @minor
6.24 w/tamio shiraishi, bide@kid ilac hall“flying baby festival”
w/bide,koichiro watanabe, toshiharu @minor
6.30 @minor “free sounds workshop no9”part2 8keyboards improvisational composition
8.4 @minor
8.21 @minor
8.28-9.2 noise@shinjuku loft “drive to 80′”
9.15 女歌手ワーグナーを歌う/noise/bide+machizo/tamio shiraishi/fishitsusha@新宿京王地下 ”スター劇場”
9.29 noise@minor”boysboys with many female rockers”
11月  the raincoats
11.4 @minor “剰余価値分解工場”
12.15 noise/lapis@新宿歌舞伎町一番街マイアミ向いゲームセンター地下東京ロカビリークラブ
12.23 noise@大阪芸術センター “new picnic time”
12. machinguntango 工藤vo.p 菅波ゆり子vln, vo 小沢靖 b 佐藤cello 白石sax ヤタスミ cla