2013.8
8月3日
ひとつ、手がかりを求めている。弦が弾かれる音は聞こえた。奴は蝉になる。きっと。ぼくらは繭のようにあちこちに蹲っている。
子供に女装させていたな。一日一回は思い出すよ。誰の骨だったかは覚えてない。丁度良いからきみに語る。
豪雨と干魃の中で、嫉妬のない地方に湯引きされ脱鉄された夏。
単なる知識化と体の不調に逃げ込んでいる
蛹を切ってやろうとする行為
5年かかる
カミングアウトが強依存に
現家族は安全な場所ではない
独占欲から全ての傷をさらけ出す
人はハンモックの結び目として
enpowerment
黙って聞いて拍手する
コントロールの反対
本来なら熱気包になる筈の
かなかなの、わたしのための移動
プロフィールが書けない理由はトラウマ史ではないから
歴史の記述の記述はまず感謝その後怒り
河口に渡る橋がない
ジェノグラムの作成
縁切りとか自殺の
サバイバル・グループ
第二層で血が吹き出す
否認のエネルギーの放出の後に見えてくる
怒りの対象になった場合
自分の後ろ姿が見えたら声をかける
全ての本の背を剃刀で切った
機能不全的なインナーペアレントを手離す
親はひたすら残念だ
鈍磨や否認は完了している
拒食
プロセス嗜癖と過食
対等
どぶねずみ
ウディー・アレン
認知療法的に自尊心を上げていく人
3号機夢の個室の延長はどなたに電話すればいいのか
けろよんはちょっと黙っててくれないかかなかなの声をこれから聴くから
音を信じず音に振れる
8.4
三津
発酵栓を使ったザイローズの演奏
8月5日
裂けトマトみたいと笑われた
見つけてもらえぬどてカボチャ
豪雨と日照の繰り返し
夢は夜開く
漏れる茶碗と馬鹿にされ
買い叩かれて儲けなし
放射能なら漏らすのか
夢は夜開く
音色が変わって楽しいか
楽器が弾けるドヤ顔に
いつまで歯向かうマイナーの
夢は夜開く
1から10まで数えれば
素数は2357で
友愛数など遥か先
夢は夜開く
15,16,17と
お盆で切符高かった
個展出来るのはそんな時期ばかり
夢は夜開く
8月6日
I hereby protest that Facebook has removed the anti-TPP posters of the Liberal Democratic Party uploaded by users.
もうすぐかなかなが哭くので待っている
鳥は遣わされるが、かなかなは運ばれてくる
8月7日
8.7-11
西荻FALL
exhibition漏れかっこいい
最後の詩行はあとからあとから舐めとられてゆく
詩は場所であり哲学は場所の言い換えである
存在とは場所が舐めとられてゆくことであり
蛇は塵を舐める者である
詩の雑誌とは舐めとられた場所の幻影にしがみつく者たちの尻尾の羅列であり
ダンスとはまだのたうちまわっている、肛門を含んで切り取られた尻尾であり、
愛とはやがて動かなくなるその尻尾に降る無情な雨であり
僕とは御堂筋線である
8.8
ラストワルツ
w/aya
日暮れひぐらし ひぐれに哭く
8.9
鹿沼
ジョン・ブッチャー
John saids Kanuma is a dipressed town.
「the bookstore」という演奏をする
8.10
fall
8月11日
鹿沼
どの家にも濡れそぼった犬が繋がれないまゝ尻尾を振っていた
道はサンダルを汚し
窪溜まりの毬栗はうずたかく
空き家の便意は限界に達して
水路は韮色の熱を流されていた
8.12
ハーネス
8月13日
大阪で飴屋家の劇を見る
「作り話のように思い出す」
ベルクなど行ったところでなんになる
マリエレギャルソン懐かしいな
どこにいるかというとザネッティでモレッティ
イタリアのテクノは何を引き継いだか
イグザイルとか亡命ではなく ブルジョワの空気を肺に纏った避難民を受け入れたのだ
シャツがボーダーでスカートが縦のストライプ
洗濯女と洗濯板女のオペラ
道は幅ではなくt数で決まる ちなみにここは14.0t
14.0t の女が通ったらこの道は終わりだ
「作り話のように思い出す」*
サブウェイ・セクト的なスタディ 白髪の 東京
日を経た者のスローン
凡ての転送を遮断し
痰もへちまもない
*飴屋法水
レッドブルがまだなかった頃、わたしはエヴィアンを飲みながら屋上でおしっこをしていた
人差し指でガラスの海を撫でる前は親指で愛に楔を打ち込んでいた
「ひっくり返ったらもうダメっしょ」と若いカップルが言い捨てていくのを摘まんで街路樹に掛け、「もうひと頑張りしてくれい」と念じて鳴くのを待った。
宇宙が出来る前からわたしはあなたの懐刀だった
8月14日
8.14‐15
高知県美でバレエに参画する
100年目の春の祭典La Commémoration centennale du “sacre du printemps
+大木裕之, 実験君, etc
DJ1913「世界の終わりに美に殉じる」
DJ1913「世界の終わりに美に殉じる」
ストラヴィンスキー「春の祭典」、ドビュッシー「Jeux」、シェーンベルク「幸福な手」、スクリャービン「ピアノソナタ9、10」、プロコフィエフ「ピアノコンツェルト2」「春の祭典」から始まる「サウンド・アート」の歴史は今年で100年目なのだ。
8月15日
君のため夏は終わりと叫びおる拡声装置としての野の百合
「逝去」じゃねえだろ ションベン野郎 8月16日 学校は楽しい
夜の河童 上手く言えましたね
縛られた胴と左腕
少なくとも二階建てで
鏡板に朱の塗料
あなたを知ろうとしなかった
骨を擦り筋を引き裂く
私たちは絶滅の帚に逆らっては何も行えません
ただ絶滅の帚のためにしか行えないのです
8月18日
まずこれら(倉地飴屋)が与えられたものだということに常に立ち戻らなくてはならない
与えられたものをこなすのは演出家の仕事である。演出家なら原発推進でも原発反体でも一度請け負ったらそれをゼロ地点に引き上げ或いは引き下げて作品化するだろう。
ブランショが言うように、不在の不在としてのエクリを、顔と名前を消去することによって作品化するのだ。
われわれを引き合わせたのは「御縁」か「資本」か「友愛」か。「作品」はそれを問わない。
「作品」は「音楽」であってはならず、「演劇」であってもならない。それは「演出」でなければならない。
その徒労の全ては「音楽」を救うためになされる。
鶯谷では二つの詩の場所が、上野では二つの演劇が、同時に存在することになるだろう。二つの「集積」を繋ぐものは、政治意識による上層の感情ではなく「世界の終わり」の事実性以外にないだろう。
「春の祭典」から始まる「サウンド・アート」の歴史は今年で100年目なのだ。
8月20日 札幌はどんな感じですか。夏ですか。 @weird_meddle 8月21日
「まぶしい の反対語ってなんなんだろね」 家内は腰が治らずまだ買い物に行けません スイカ半分でも持てない このまま車椅子になったら家を空けることはできなくなるかも 保険も入ってないし 明日はいつでも「グラサン通して目に馴染む」
シェーッ!残暑ザンショ? @kayo_makino electronics, erect/ronics, Pithecanthropus erectus,ピテカンやインクの頃は思い出すだに吐き気がする、エレクト。 それは雅楽では夏が半音上ずり冬が半音漏れ落ちた選択です。アトミック・サイトのガイガー・カウンター付きのギターはF#だった気がします。@tsukasaxt_x 8月22日
山の大洲はひと夏の
碧の川に蔭落とす
首を垂れたひまわりの
重い田舎のシャンソンに
切通しを行くパラソルも
影の黒さに身を落とす @kayo_makino めんどくせーなとか言って たのに ありがとう
Lilith said my true name was “Kayoi” san.
8月23日
曇り空の下で自由になりなにがしかの方策を練る
出産の知らせのようなある種の
お慶び
そして水溜まりを踏む
8月24日
伊方再稼働させたら刺す ほら書きましたよ 捕まえてくださいな
娘さん四つだっけ 可愛い盛りだよな
なツ 何が言いたいんだツ
別にイ
白竜原発編また始まったけど何があったんだ
シノギになると踏んだのか
盂蘭盆奴隷と紫
atonementであるべき日の玉音の
野菜に刺さるベクトルの
ひとり残った家族の
戦地に赴く娘の
金持ちではあるが
atonementであるべき日の紫
はみ出したシャツの子供
を煮る
この道の石垣は炎の照り返しに染まり
見つかった落書きが法そのものであるような
暗紅色を遠近法によって薄めていく
寄り添う太った脇役の夫婦の輪郭が
艱難に稜線を与える
罪の奴隷になるには努力は要らなかったし
義については自由だった
夏 お題でしか動けない頭に玉音を浴びせる
atonement 火を焚くことも憚られるのか、
どの窯もひっそりしている
そして貴女は倦怠を知る
崩れ
崩れに
ずれ込む
斜面にある
石の板の
自分を読書する
斜面にある
後ろ前のワンピースが
こちらを向いているかのように
彫られた線を 読んだ
偽預言者の真剣な芝居のように
もう忘れよう
部屋に紛れ込んだ生き物のこと
強固に凝り固まったものに対する変革には
化学変化が必要なので
8月25日
いちめんに速く流れて隙間なくなんともさびしい曇り空
海洋汚染の賠償金を払わなくてもよい方法。有り余るプルトニウムを使って原爆を作り、他国に売り、日本を攻撃してもら う。どちらにせよ同じ廃墟になるのだから 被害者面した方が安らかに死ねるだろう。
石棺で覆えないなら、屋台で囲う。人間串 カツ 汚染水に二度づけお断り などと看板を出せば、あまりのアホらしさに放射能が逃げていってくれないだろうか
8月26日
言論の有事 有事の女神 有事の眼鏡現人 神 北京現人神
楽譜百景
ポアンカレ予想 ぽわん彼襲う ボンカレーよそう
同じ虫を追って聞いていると、虫も疲れる んだなと分かる。65主体を3拍子に乗せ ていたのが、4が混ざるようになった。そ れを反省してまた6をやりだしたが間が開 いてきた。
28日は寝ながらトランスをやろうと思うん だけど、虫を混ぜるのもいいな。基本 ××××GGGGGBbでクランプスみたいだ。
シリアにもこの虫いるかな
シリアにもマーチン・レブはいるかな
花火職人は原爆作りたいかな キノコ雲で 夜空を彩りたいとか
カリフラワーには原爆願望ないかな 野菜 としてベクレてもいいからムクムクしたい とか
カリフラワー頭のレジデンツがこっちを指 刺す(ママ)
ビル・ゲイツが世界人口を減らそうとしているらしいじゃないか!と電話しようとして勢い込んで「ビル・ウェルズが」と言ってしまった。
民主主義の実相とは、共に通訳不可能な平等性を要請しつつ、同じ身振りでもって破局的な等価性を告発することである。ジャン=リュック・ナンシー
「私」はいまや添付ファイルで誤送信され てくる。かつては配達されず彷徨っていたのだが!
複数形で破局を思考するとは「前夜」に身を置くこと。 もはや「生きている」のではなく破局によって「死んでいるのではない」と言うべき。(ギュンター・アンダース)
破局の等価性とは要するに人間には自治能力がないという意味 作用と反作用の間にはもはや関わりや関係などはなくなる
8月27日
朝からさワグナー鳥スタンガンいぞいで田んぼいざ除去、鍬、鎌、
タタ 人人 良良 タタ タタタタ タタタ タ タタタタ タタ 人人 人人人人 人人人 人 人人人人 人人 良良 良良良良 良良良 良 良良良良 良良
シリアとは!!!をなくしたアッシリア
ローマに犯られるゼノビアみたいな
空港に
行く車のテ
レビで初
めてあまちゃん観たら三島だった
8.28
ゴロゴロナイト@道後 町屋
寝ながら演奏できる楽器を持ってきてください
今流れてるジャズドラムださい。アクセント全部逆にしてやりたい。
国内の「安全」と「安全じゃない」の声の切実さのバランスで、対外的に綱渡りしていこうとしているのだとしたら、日本人は全体で「役者やのう」ということになる。
満身創痍工夫
日本に於ては素朴さなどあり得ない。演奏 とは血に至るまで抵抗したことのない人々 の劇場で、見世物になるということ。
8月29日
くさはらをバイオリンをひきながらはしっているやつがいて、よくみたらおれだった。
タカアンドトシリア「欧米か。」
ダンゴムシに心はあるのか (PHPサイエン ス・ワールド新書): 森山 徹 @suzukimikikosun
(財布を落として)
財布を落として
削ぎ落とされていく時間の脂肪
黙示の骨格という岩が顕れる
私達は礼儀正しくあわてふためく
人のことを考える
特に声の響きを
脳内を横書きの文字が流れてゆく
私達はこのようにしてうっかり命を落とす
だろう
凝固する白濁
鷲掴みの秒針
どこか負の大陸での 安堵
動物的なものが影を潜める
そして
ひかりのように立つ
背中を摩る
引き出しの多い
背中を摩る
努力が重複するのを避け
漂う軟骨
(財布を落として)
財布を落として
削ぎ落とされていく時間の脂肪
黙示の骨格という岩が顕れる
私達は礼儀正しくあわてふためく
人のことを考える
特に声の響きを
脳内を横書きの文字が流れてゆく
私達はこのようにしてうっかり命を落とすだろう
凝固する白濁
鷲掴みの秒針
どこか負の大陸での 安堵
動物的なものが影を潜める
そして
ひかりのように立つ
背中を摩る
引き出しの多い
背中を摩る
努力が重複するのを避け
漂う軟骨
8月30日
思いの内部被爆は心の外部被爆。それは魂 の被爆。
つみのゆるし ゆみのつるし 探りがたきは王の道
zoneB phase3
俺の作った酒以外は単なる至酔飲料
きみの燃えかすは空に落ちて
8.31
jam“a decade of uramado”
灰野敬二 工藤冬里 高橋幾郎 竹田賢一 西村卓也 久下惠生 中尾勘二 山崎春美 後飯塚僚 3c123 高橋朝 森川誠一郎 穂高亜希子 田尾創樹 大谷直樹 ミック 長谷川真子 NON 原マスミ